JP2011163045A - 車庫 - Google Patents

車庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2011163045A
JP2011163045A JP2010028927A JP2010028927A JP2011163045A JP 2011163045 A JP2011163045 A JP 2011163045A JP 2010028927 A JP2010028927 A JP 2010028927A JP 2010028927 A JP2010028927 A JP 2010028927A JP 2011163045 A JP2011163045 A JP 2011163045A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric vehicle
frame
bus bar
cable
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010028927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5462651B2 (ja
Inventor
Koichi Yamamoto
康一 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2010028927A priority Critical patent/JP5462651B2/ja
Publication of JP2011163045A publication Critical patent/JP2011163045A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462651B2 publication Critical patent/JP5462651B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Abstract

【課題】電動車両に対して充電する際に、ケーブルの取り回し性を向上することができるとともに、防水性を高め安全に充電することが可能な車庫を提供する。
【解決手段】外部電源からの電力により充電され、蓄電装置を搭載した電動車両が停車する車庫20であって、平面視略矩形の前記電動車両の駐車スペース21と、駐車スペースにおける電動車両の前後方向の少なくとも一辺の両端に配される一対の支柱22,23と、一対の支柱の間を連結するように配設されるフレーム25と、を備え、フレームは、中空形状に形成されるとともに、底面または側面には電動車両の前後方向に沿って開口部が形成されており、フレームの内部における上方には外部電源からの電流が通流するバスバー28が、電動車両の前後方向に沿って配設され、バスバーに接触することで電動車両に対して給電可能に構成された給電アーム31が、開口部に沿って移動可能に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動車両用の車庫に関するものである。
従来から、モータを駆動源とする電気自動車が知られている。この種のモータを駆動源とする自動車においては、一般的に、バッテリに蓄電された電力によってモータを駆動させるため、バッテリの電力が無くなったときにはモータを駆動することができなくなり、自動車が自走できなくなってしまう。したがって、バッテリには常に電力を蓄電しておく必要がある。
ところで、バッテリに電力を充電するには、相当の時間を要するため、電気自動車のバッテリに充電する方法としては、自宅の車庫などに充電装置を設置し、電気自動車を使用していない時間帯に、電気自動車を車庫に駐車して充電する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−57229号公報
しかしながら、特許文献1のような従来の車庫では、車種によって充電口位置が異なるため、ケーブルの長さを長く設定する必要があり、その結果、ケーブルの重量が重くなり、充電時の取り回し性が悪いという問題がある。また、急速充電をすることを考慮すると、ケーブルを太くする必要があるため、さらにケーブルの重量が増大し、充電時の取り回し性が悪いという問題がある。また、ケーブルは地面を這い回されてしまうため、擦れや水溜りへの浸入などを考慮してケーブルを被覆などで保護しなければならないという問題がある。さらに、ケーブルがタイヤに踏み潰される可能性があるため、ケーブルの強度を確保しなければならないという問題がある。そして、ケーブルは自動巻き取り機などを用いることで煩雑化を防止することができるが、ケーブルを引き出す際に地面を這い回されたケーブルを触ることにより利用者の手が汚れるという問題がある。
このように、従来の車庫では、ケーブルの取り回し性が悪く、かつ、ケーブルの被覆が損傷することによる漏電の発生など安全性にも問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、電動車両に対して充電する際に、ケーブルの取り回し性を向上することができるとともに、防水性を高め安全に充電することが可能な車庫を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、外部電源からの電力により充電され、走行用の電力を蓄電する蓄電装置(例えば、実施形態におけるバッテリ13)を搭載した電動車両(例えば、実施形態における電気自動車10)が停車する車庫(例えば、実施形態における車庫20)であって、平面視略矩形の前記電動車両の駐車スペース(例えば、実施形態における駐車スペース21)と、該駐車スペースにおける前記電動車両の前後方向の少なくとも一辺の両端に配される一対の支柱(例えば、実施形態における支柱22,23)と、該一対の支柱の間を連結するように配設されるフレーム(例えば、実施形態におけるフレーム25,125)と、を備え、該フレームは、中空形状に形成されるとともに、底面(例えば、実施形態における底部36)または側面(例えば、実施形態における側面134)には前記電動車両の前後方向に沿って開口部(例えば、実施形態における開口部30,130)が形成されており、前記フレームの内部における上方には前記外部電源からの電流が通流するバスバー(例えば、実施形態におけるバスバー28)が、前記電動車両の前後方向に沿って配設され、前記バスバーに接触することで前記電動車両に対して給電可能に構成された給電アーム(例えば、実施形態における給電アーム31)が、前記開口部に沿って移動可能に設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載した発明は、前記フレームの内部には、一方の側面(例えば、実施形態における一方の側面42)から略水平方向に延出する突起部(例えば、実施形態における第2突起44)が他方の側面(例えば、実施形態における他方の側面43)と所定の間隔(例えば、実施形態における空間40)を空けて形成されており、前記バスバーは、前記フレーム内部における前記突起部の上方に、かつ、前記突起部と垂直方向にラップするように配設され、前記給電アームは、一端を前記バスバーに接触させ、前記突起部を迂回させて前記所定の間隔を介して前記開口部より前記フレームの外部へ導出されていることを特徴としている。
請求項3に記載した発明は、前記フレーム内部における底面(例えば、実施形態における底面47)が、前記開口部に向かって下り勾配に傾斜していることを特徴としている。
請求項4に記載した発明は、前記突起部における前記バスバーが配された側の面(例えば、実施形態における上面44a)は、前記所定の間隔に向かって下り勾配に傾斜していることを特徴としている。
請求項1に記載した発明によれば、フレームに取り付けられた給電アームを電動車両の前後方向に移動させることができるため、給電アームに設けられるケーブルの長さを長くする必要がない。したがって、電動車両に対して充電する際に、ケーブルの取り回し性を向上することができる。
また、フレームの内部における上方にバスバーを配して、フレームの底面または側面に開口部が形成されているため、フレームの内部に結露が発生しても、バスバーに影響を及ぼすことなくスムーズにフレーム外へ結露水を排出することができる。したがって、フレーム内の防水性能を高めることができ、安全に充電作業を行うことができる。
請求項2に記載した発明によれば、フレームの内部に形成された突起部により、開口部からバスバーを直接臨むことができない。したがって、バスバーの防水性能をさらに高めることができ、より安全に充電作業を行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、フレームの内部に生じた結露水などをスムーズに開口部から排出することができる。
請求項4に記載した発明によれば、バスバー付近に生じた結露水などをスムーズに開口部側へと導くことができる。
本発明の実施形態における電気自動車の概略構成図(側面図)である。 本発明の実施形態における車庫の概略構成図(斜視図)である。 本発明の実施形態におけるフレーム内の断面図である。 本発明の実施形態における給電アームの回動軸周辺の部分断面図である。 図4の断面図における充電時の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態における車庫の別の態様を示す概略構成図である。 図6の場合におけるフレーム内の断面図である。 本発明の実施形態における車庫のさらに別の態様を示す概略構成図である。
次に、本発明の実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。なお、本実施形態では電動車両として電気自動車を用いて説明する。
(電気自動車)
図1は電気自動車の概略構成図である。図1に示すように、電気自動車10は、駆動モータ12と、該駆動モータ12に電力を供給するために車両の床下一面に配されたバッテリ13と、電気自動車10の走行を制御する制御ユニット14と、を備えている。
また、車両側部には、バッテリ13の残量が少なくなったときに、外部電源から電力を充電するために、充電コネクタが接続される充電口15が設けられている。
上記のように構成された電気自動車10は、通常はバッテリ13に電力が充電された状態で駆動モータ12に対して電力を供給することにより自走することができる。しかしながら、バッテリ13の残量が無くなった場合は、電気自動車10は自走することができなくなる。
このように、電気自動車10のバッテリ13の残量が少なくなったときには充電を行う。本実施形態において、電気自動車10のバッテリ13に対して充電を行うことができる車庫20の構造について説明する。
図2に示すように、車庫20は、平面視略矩形状の電気自動車10の駐車スペース21と、駐車スペース21における電気自動車10の前後方向の少なくとも一辺の両端に配される一対の支柱22,23と、一対の支柱22,23の間を連結するように配設されるフレーム25と、を備えている。また、駐車スペース21の直近には電気自動車10のバッテリ13に電力を供給するための充電器26が設けられており、充電器26から延出されるケーブル27はフレーム25の内部に配されたバスバー28(図3参照)に電気的に接続されている。なお、バスバー28は、充電器26ではなく、家庭用コンセント29へ接続されるように構成してもよい。
また、図2、図3に示すように、フレーム25には、長手方向(電気自動車10の前後方向)に沿って開口部30が形成されており、給電アーム31が開口部30に沿って移動可能に取り付けられている。また、給電アーム31の先端には充電コネクタ32が取り付けられている。この充電コネクタ32に接続されたケーブル33は給電アーム31内に設けられたリールドラム35(図4参照)に巻回されており、充電コネクタ32を所望の位置(電気自動車10の充電口15)に移動させることができるとともに、未使用時には給電アーム31側に収納保持させることができるようになっている。
また、フレーム25は例えば金属で形成された中空部材であり、一対の支柱22,23の間に架け渡されている。さらに、開口部30はフレーム25の底部36に長手方向に沿って形成されており、開口部30に沿って給電アーム31が移動できるように構成されている。また、フレーム25の内周面37を覆うように絶縁部材38が設けられている。絶縁部材38の上面39には、鉛直下方に向かって第1突起41が形成されており、一方の側面42には略水平方向に他方の側面43に向かって第2突起44が形成されている。また、絶縁部材38の底部45には、フレーム25の開口部30に対応した位置に同様に開口部46が形成されている。ここで、開口部46から絶縁部材38の内部を見ると、第1突起41は第2突起44により見えない位置に形成されている。また、絶縁部材38の底面47は、開口部46に向かって下り勾配になるように傾斜している。さらに、第2突起44におけるバスバー28が配された側の上面44aは、第2突起44の先端と他方の側面43との間に形成された空間(所定の間隔)40に向かって下り勾配に傾斜している。
この第1突起41の両側面には、バスバー28の正極48および負極49がそれぞれ配されている。したがって、バスバー28は第2突起44と垂直方向にラップするように配設されており、例えば開口部30からフレーム25の内部に水が浸入してもバスバー28に水が直接かかるのを防止することができる。
また、フレーム25の内部には、バスバー28の正極48および負極49に対向するように正極接点50および負極接点51が設けられている。この正極接点50は正極側アーム部材52に取り付けられており、負極接点51は負極側アーム部材53に取り付けられている。つまり、正極側アーム部材52および負極側アーム部材53は、給電アーム31の構成部材である。正極48と正極接点50および負極49と負極接点51は、それぞれ未使用時(充電していないとき)には離間しており、使用時(充電時)には当接して通電されるように構成されている。
正極側アーム部材52は、正面視略L字状に形成されており、鉛直部54と水平部55とを有している。鉛直部54に正極接点50が取り付けられている。また、水平部55には後述する回動部材57の回動棒58が連結されている。さらに、水平部55における負極側アーム部材53との対向面には付勢部材59が設けられている。この付勢部材59により、未使用時は負極側アーム部材53を正極側アーム部材52から離間させる方向に付勢している。
負極側アーム部材53は、負極接点51が取り付けられる第1鉛直部60と、第1鉛直部60から正極側アーム部材52の水平部55の方向に向かって延設される第1水平部61と、第1鉛直部60の下端から略水平方向に向かって延設される第2水平部62と、第2水平部62から鉛直下方に向かって延設される第2鉛直部63と、を有している。
負極側アーム部材53の第2水平部62の底面64にはベアリング65が適宜設けられており、負極側アーム部材53はベアリング65を介して絶縁部材38の底面47上に配設されている。つまり、負極側アーム部材53(および正極側アーム部材52)はフレーム25の内部を長手方向に移動可能に構成されている。
また、負極側アーム部材53の第1水平部61には、回動部材57の回動棒58を挿通させるための貫通孔67が形成されている。貫通孔67は回動棒58を回動させるために回動棒58の外形よりも大きく形成されている。
回動部材57は、正極側アーム部材52を回動させるための回動棒58と、回動棒58の回動中心となる回動軸部68と、回動棒58を回動させるための引張ケーブル70が取り付けられる板部69と、を有している。
回動棒58は正面視L字状に形成された棒状部材であり、負極側アーム部材53の貫通孔67を挿通するとともに、先端側が正極側アーム部材52に螺合などにより連結されている。回動棒58は負極側アーム部材53の貫通孔67から露出した部分でL字状に折り曲げられており、その端部に回動軸部68が設けられている。回動軸部68は負極側アーム部材53の第1鉛直部60の側面71に略当接するように配されている。そして、回動軸部68から略水平方向で負極側アーム部材53から離間する方向に板部69が延設されている。
板部69には引張ケーブル70の一端が取り付けられており、この引張ケーブル70は開口部30からフレーム25の外部へ延出され、利用者が他端を引っ張ることにより、バスバー28の正極48と正極接点50および負極49と負極接点51とをそれぞれ当接させることができるように構成されている。
また、負極側アーム部材53の第2鉛直部63は、フレーム25の開口部30から外部へ延設されているが、その端部において第2鉛直部63に対して回動可能な可動アーム72が連結されている。つまり、第2鉛直部63と可動アーム72とは回動軸73を介して連結されている。
さらに、可動アーム72の先端側には充電コネクタ32が配されている。充電コネクタ32と正極接点50および負極接点51との間には、ケーブル74,75がそれぞれ配設されており、充電コネクタ32を電気自動車10の充電口15に接続することにより電気自動車10のバッテリ13に電力を充電することができるようになっている。
ここで、充電コネクタ32は、可動アーム72に対して引っ張ることによりケーブル33(74,75)の長さを調節することができる。したがって、車種によって充電口15の位置が異なっても、スムーズに充電口15に充電コネクタ32を接続させることができる。また、未使用時にはケーブル33(74,75)を可動アーム72内に収容することで、未使用時にケーブル33(74,75)が露出して被覆が損傷したりするのを防止することができる。
次に、ケーブル33(74,75)の長さ調節機構の構成について説明する。
図4に示すように、第2鉛直部63および可動アーム72はともに中空形状に形成されており、回動軸73の外周に沿うようにケーブル33(74,75)が巻回されたリールドラム35が配設されている。なお、未使用時には、回動軸73の外周に沿うように配されたリールドラム35にケーブル74,75が巻きつけられた状態で保持されている。
また、回動軸73の軸方向一端側にはギア77とバネ78が配されている。ギア77は、上述した引張ケーブル70を引っ張ることにより、直近に設けられたストッパ79と噛合するように構成され、回動軸73(リールドラム35)の回転を規制することができる。つまり、ケーブル74,75の露出長さを規制することができる。また、バネ78は、充電終了後などにギア77とストッパ79との噛合を解除すると、回動軸73(リールドラム35)がケーブル74,75を巻き戻す方向に回転するように付勢力を有している。
リールドラム35の軸方向両端部にはそれぞれフランジ80,81が形成されており、フランジ80の外周縁に沿って正極ケーブル通電部82が形成され、フランジ81の外周縁に沿って負極ケーブル通電部83が形成されている。
また、回動軸73におけるリールドラム35に対向する外周面に切欠部84が形成されている。また、リールドラム35の軸部85から切欠部84に向かって突起86が形成されている。さらに、切欠部84内には付勢部材87が配されている。この付勢部材87は、自身が伸びる方向に付勢力を有している。本実施形態では、切欠部84内に突起86と付勢部材87が配されており、通常は正面視でリールドラム35が左側に位置するように構成されている。
さらに、正極ケーブル通電部82を挟み込むように正極通電部88が設けられており、正極ケーブル通電部82と正極通電部88とが当接離反するように構成されている。この正極ケーブル通電部82と正極通電部88とが当接離反する構成について説明する。なお、負極ケーブル通電部83と負極通電部89とが当接離反する構造は、正極側と同一であるため、説明を省略する。
正極通電部88は、フランジ80を挟んで両側に正極ケーブル通電部82と対向するように配されている。一方の正極通電部88aは給電アーム31に対して可動する第1部材91に取り付けられており、他方の正極接点88bは給電アーム31に固定された第2部材92に取り付けられている。
そして、第1部材91には、引張ケーブル70を引っ張ることにより軸方向に沿って可動する第1可動アーム部材93が連結されている。なお、第2部材92には第1可動アーム部材93が挿通される貫通孔94が形成されている。また、第1可動アーム部材93は、第2部材92に形成された回動軸95を介して第2可動アーム部材96に連結されている。さらに、第2可動アーム部材96は、第3可動アーム部材97に回動軸98を介して連結され、第3可動アーム部材97は、引張ケーブル70に連結されている。
また、第3可動アーム部材97は、回動軸99を介して第4可動アーム部材100に連結しており、負極ケーブル通電部83と負極通電部89とを当接離反させることができるように構成されている。さらに、第4可動アーム部材100の先端にはストッパ79が連結されており、引張ケーブル70を引っ張ることにより、ストッパ79がギア77と噛合して回動軸73の動きを規制するように構成されている。
さらに、正極接点50と正極通電部88との間にはケーブル101が連結されており、負極接点51と負極通電部89との間にはケーブル102が連結されている(図3参照)。
このように構成されたケーブル33(74,75)の長さ調節機構の動きを説明する。
まず、電気自動車10のバッテリ13に充電を行う際に、充電コネクタ32を充電口15まで移動させる。その際、充電コネクタ32を引っ張ると、リールドラム35に巻き回されたケーブル33(74,75)が引き出され、容易に充電コネクタ32を充電口15まで移動させることができる。
続いて、充電コネクタ32が充電口15に接続された状態で、ケーブル33が巻き戻されないようにケーブル33を固定する。まず、引張ケーブル70を利用者が引っ張る。すると、図5に示すように、引張ケーブル70に連結された第1〜第4可動アーム部材がそれぞれ可動し、第4可動アーム部材100の先端に設けられたストッパ79がギア77に噛合する。すると、回動軸73の回動が規制されるため、ケーブル33の長さが固定される。
続いて、ケーブル33に電流が流れるように通電させる。まず、上記したように引張ケーブル70を利用者が引っ張ることにより、ケーブル33の長さが固定されるが、さらに引張ケーブル70を引っ張る。すると、第1可動アーム部材93が移動して、第1部材91が第2部材92側へ移動し、一方の正極通電部88aと正極ケーブル通電部82とが当接する。さらに、引張ケーブル70を引っ張ることにより、第1部材91がリールドラム35を押す方向に移動して、第1部材91およびリールドラム35が第2部材92に向かって移動する。なお、このとき付勢部材87の付勢力に抗して移動する。そして、正極ケーブル通電部82と他方の正極通電部88bとが当接する。なお、負極側も略同一の動きをしながら、負極ケーブル通電部83と負極通電部89とが当接する。
またさらに、図3に戻り、このように引張ケーブル70を引っ張ることにより、回動部材57の板部69が引っ張られ、回動部材57が回動軸部68を中心に回動する。すると、回動棒58および正極側アーム部材52が反時計回りに回動して、正極接点50と正極48とが当接する。さらに、引張ケーブル70を引っ張ることにより、回動部材57の回動軸部68が第1鉛直部60の側面71に当接し、負極側アーム部材53を正極側アーム部材52の方向へ押す力が発生する。すると、付勢部材59の付勢力に抗して負極側アーム部材53は正極側アーム部材52の方向へ移動し、負極接点51と負極49とが当接する。バスバー28の正極48および負極49は、充電器26に電気的に接続されているため、各ケーブルが通電状態になる。したがって、充電コネクタ32を介してバッテリ13に充電を行うことができる。なお、充電中は、この状態で引張ケーブル70を固定して、通電状態が解除されないように構成されている。
電気自動車10のバッテリ13への充電が完了すると、充電口15から充電コネクタ32を離間した後、引張ケーブル70の固定を解除する。すると、バネ78、付勢部材87および付勢部材59の付勢力によって、通電状態が解除されるとともに、ケーブル33(74,75)がリールドラム35に巻き回された状態に戻る。
つまり、本実施形態では、ケーブル33(74,75)の露出長さを調節して充電コネクタ32を所望の位置に配した後、引張ケーブル70を引っ張ってギア77の回転を規制することにより、バスバー28の接点接続およびケーブル33(74,75)の長さ調整を同時に行うことができる。
一方、充電終了後に引張ケーブル70の固定を解除すると、バスバー28の接点を解除することができるとともに、ケーブル33(74,75)を可動アーム72内に収容して充電コネクタ32を可動アーム72側に収容することができる。
本実施形態によれば、フレーム25に取り付けられた給電アーム31を電気自動車10の前後方向に沿って移動させることができるため、給電アーム31に設けられるケーブル33の長さを長くする必要がない。したがって、電気自動車10に対して充電する際に、ケーブル33の取り回し性を向上することができる。
また、フレーム25の内部における上方にバスバー28を配して、フレーム25の底部36に開口部30が形成されているため、フレーム25の内部に結露が発生しても、バスバー28に影響を及ぼすことなくスムーズにフレーム25外へ結露水を排出することができる。したがって、フレーム25内の防水性能を高めることができ、安全に充電作業を行うことができる。
また、フレーム25の内部に配された絶縁部材38の第2突起44により、開口部30からバスバー28を直接臨むことができない。したがって、バスバー28の防水性能をさらに高めることができ、より安全に充電作業を行うことができる。
さらに、フレーム25内部に配された絶縁部材38の底面47が、開口部46(開口部30)に向かって下り勾配に傾斜しているため、フレーム25の内部に生じた結露水などをスムーズに開口部46(開口部30)から排出することができる。
そして、第2突起44におけるバスバー28が配された側の上面44aが、空間40に向かって下り勾配に傾斜しているため、バスバー28付近に生じた結露水などをスムーズに開口部46(開口部30)側へと導くことができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な構造や形状などはほんの一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
例えば、本実施形態では、図2に示すように、一対の支柱22,23に架け渡されたフレームのうち上方のフレーム25に給電アーム31を配した場合の説明をしたが、図6に示すように、下方のフレーム125に給電アーム31を配して、フレーム125に沿って給電アーム31が移動できるように構成してもよい。このとき、図7に示すように、フレーム125の断面を構成すればよい。つまり、フレーム125の開口部130をフレーム125の側面134に形成し、開口部130から負極側アーム部材153の端部が突出するように構成すればよい。
また、フレーム125の内部に配された絶縁部材138の底面147を開口部130に向かって下り勾配にすることにより、フレーム125の内部に生じた結露水などをスムーズに開口部130から排出することができる。
さらに、負極側アーム部材153は、ベアリング165を介して絶縁部材138の底面147上に配されており、フレーム125内を移動可能に構成されている。また、負極側アーム部材153と絶縁部材138の側面142との間には、付勢部材156が設けられている。付勢部材156を設けることにより、正極48と正極接点50および負極49と負極接点51とを当接させて通電させる際には、負極側アーム部材153を接点接合方向に移動させることができ、通電させないときには、付勢部材156の付勢力により負極側アーム部材153を接点接合方向とは逆方向(離間する方向)に移動させることができる。なお、付勢部材156は、負極側アーム部材153に固定されていてもよいし、絶縁部材138に固定されていてもよい。ただし、絶縁部材138側に固定する場合には、フレーム125の長手方向に沿って複数の付勢部材156が配される。
また、本実施形態では、一対の支柱22,23を連結するフレーム25に給電アーム31を配した場合の説明をしたが、図8に示すように、一対の脚部122,123上に架け渡されたフレーム225に給電アーム31を配してもよい。
さらに、本実施形態では、電動車両として電気自動車(四輪車)を用いて説明したが、電動二輪車や電動カートなどにも採用することができる。
10…電気自動車(電動車両) 13…バッテリ 20…車庫 21…駐車スペース 22,23…支柱 25…フレーム 28…バスバー 30…開口部 31…給電アーム 36…底部 40…空間(所定の間隔) 42…一方の側面 43…他方の側面 44…第2突起(突起部) 44a…上面(面) 47…底面 125…フレーム 130…開口部 134…側面

Claims (4)

  1. 外部電源からの電力により充電され、走行用の電力を蓄電する蓄電装置を搭載した電動車両が停車する車庫であって、
    平面視略矩形の前記電動車両の駐車スペースと、
    該駐車スペースにおける前記電動車両の前後方向の少なくとも一辺の両端に配される一対の支柱と、
    該一対の支柱の間を連結するように配設されるフレームと、を備え、
    該フレームは、中空形状に形成されるとともに、底面または側面には前記電動車両の前後方向に沿って開口部が形成されており、
    前記フレームの内部における上方には前記外部電源からの電流が通流するバスバーが、前記電動車両の前後方向に沿って配設され、
    前記バスバーに接触することで前記電動車両に対して給電可能に構成された給電アームが、前記開口部に沿って移動可能に設けられていることを特徴とする車庫。
  2. 前記フレームの内部には、一方の側面から略水平方向に延出する突起部が他方の側面と所定の間隔を空けて形成されており、
    前記バスバーは、前記フレーム内部における前記突起部の上方に、かつ、前記突起部と垂直方向にラップするように配設され、
    前記給電アームは、一端を前記バスバーに接触させ、前記突起部を迂回させて前記所定の間隔を介して前記開口部より前記フレームの外部へ導出されていることを特徴とする請求項1に記載の車庫。
  3. 前記フレーム内部における底面が、前記開口部に向かって下り勾配に傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の車庫。
  4. 前記突起部における前記バスバーが配された側の面は、前記所定の間隔に向かって下り勾配に傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車庫。
JP2010028927A 2010-02-12 2010-02-12 車庫 Expired - Fee Related JP5462651B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028927A JP5462651B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 車庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010028927A JP5462651B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 車庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011163045A true JP2011163045A (ja) 2011-08-25
JP5462651B2 JP5462651B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=44594060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010028927A Expired - Fee Related JP5462651B2 (ja) 2010-02-12 2010-02-12 車庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5462651B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106836919A (zh) * 2017-03-14 2017-06-13 贵州蜂能科技发展有限公司 一种具有充电功能立体车库及其控制系统
CN107458263A (zh) * 2017-09-28 2017-12-12 浙江智辰能源科技有限公司 一种充电桩用防水罩
CN108312886A (zh) * 2018-04-08 2018-07-24 陕西隆翔特来电充电科技有限公司 一种机械停车设备电源连接装置
CN108944518A (zh) * 2018-07-24 2018-12-07 芜湖彰鸿工程技术有限公司 带遮雨功能的充电桩
CN108944528A (zh) * 2018-07-24 2018-12-07 芜湖彰鸿工程技术有限公司 一种带遮雨功能充电桩结构
CN109159697A (zh) * 2018-09-17 2019-01-08 杨浩 一种新能源汽车充电装置
KR102282090B1 (ko) * 2021-02-04 2021-07-27 채종현 조립식 전기차 캐노피

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105235540B (zh) * 2015-09-30 2017-10-10 艾能特(苏州)能源技术有限公司 应用于电动公交车的大电流快速充电机
CN111146848A (zh) * 2020-03-02 2020-05-12 桐乡佳车科技股份有限公司 一种用于电动车的防水充电装置及方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249856A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toyota Motor Corp 建物

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249856A (ja) * 2008-04-02 2009-10-29 Toyota Motor Corp 建物

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106836919A (zh) * 2017-03-14 2017-06-13 贵州蜂能科技发展有限公司 一种具有充电功能立体车库及其控制系统
CN107458263A (zh) * 2017-09-28 2017-12-12 浙江智辰能源科技有限公司 一种充电桩用防水罩
CN108312886A (zh) * 2018-04-08 2018-07-24 陕西隆翔特来电充电科技有限公司 一种机械停车设备电源连接装置
CN108944518A (zh) * 2018-07-24 2018-12-07 芜湖彰鸿工程技术有限公司 带遮雨功能的充电桩
CN108944528A (zh) * 2018-07-24 2018-12-07 芜湖彰鸿工程技术有限公司 一种带遮雨功能充电桩结构
CN109159697A (zh) * 2018-09-17 2019-01-08 杨浩 一种新能源汽车充电装置
CN109159697B (zh) * 2018-09-17 2021-12-03 成都东旭智能科技有限公司 一种新能源汽车充电装置
KR102282090B1 (ko) * 2021-02-04 2021-07-27 채종현 조립식 전기차 캐노피

Also Published As

Publication number Publication date
JP5462651B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5462651B2 (ja) 車庫
JP5465644B2 (ja) 機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場
WO2011024326A1 (ja) 充電器、及び充電器の取付け構造
US9090301B2 (en) Electric motorcycle
EP2711283B1 (en) Electric bicycle
JP5728591B2 (ja) 電動車両
KR102180632B1 (ko) 교통 약자 맞춤형 전기자동차 충전장치
JP4371167B2 (ja) 車両の接続用コードの支持構造
TWI477025B (zh) 充電器
JP2010283946A (ja) 充電装置
JP2013162550A (ja) 充電ケーブル用収容装置
JP2010101082A (ja) 充電機能を備えた立体駐車装置
CN107046213A (zh) 一种带收线功能的充电枪
CN102161364A (zh) 电动二轮车
JP2011231546A (ja) 機械式立体駐車場のパレットおよびこれを備えた機械式立体駐車場
JP5609698B2 (ja) 充電装置および充電設備
JP2012166763A (ja) 電動車両
JP2012095494A (ja) 電気自動車用充電装置
JP2013150396A (ja) 車両用充電スタンド
JP5657951B2 (ja) 機械式駐車場装置
JP2018082594A (ja) 車両保護部材及び充電ケーブル接続時における車両保護構造
JP2011136598A (ja) スライドシート用のワイヤハーネスの配索構造
JP2010246317A (ja) 電気自動車の充電コード収納構造
JP2012014969A (ja) 自動車充電装置
CN220076407U (zh) 一种折叠式搬运车

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5462651

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees