JP2011162893A - 帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】着用時の外観に優れながらも非着用時にはコンパクトに収納して持ち運ぶことのできるキャップ型の帽子を提供する。
【解決手段】クラウン1の下縁から前方に突出して庇2を設けた帽子において、平面視半円状のポケット形成用生地3を庇2の上面に重ねて、庇2の先端縁とポケット形成用生地3の先端縁とを互いに縫着して、庇2の上面側にポケットPを形成する。庇2の一方の側縁近傍には、先端部に固着部4を有するベルト5の基端部を縫着し、庇2の他方の側縁近傍には、固着部4を固着するための被固着部6を設ける。クラウン1は、折畳み可能な素材で形成するとともに、庇2は、弾性を有する素材で形成する。帽子の非着用時には、ポケット形成用生地3を庇2の下面側へひっくり返して庇2の下面側にポケットPを形成し、ポケットPの内部にクラウン1を折畳んで収納できるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明は、クラウンと庇とを備えたキャップ型の帽子に関する。
クラウンと庇を備えたキャップ型の帽子は、外で作業を行う際やスポーツを行う際だけでなく、普段着としても着用されており、様々な場面で着用されるようになっている。しかし、キャップ型の帽子は、下手に折畳むとクラウンや庇に見苦しい折目や皺が形成されるため、脱いだときには、そのままの形態で持ち歩かなければならず、邪魔になりやすかった。このような実状に鑑みてか、これまでには、非着用時にコンパクトに収容できるようにした帽子が提案されている。
例えば、クラウン外面の前側にファスナー付のポケットを設けた帽子が提案されている(例えば特許文献1)。また、クラウン内面の前側や後側にポケットを設けた帽子も提案されている(例えば特許文献2)。これらの帽子はいずれも、非着用時には、クラウンの余った部分や庇を前記ポケットの内部に収納し、帽子をコンパクトにすることができるものとなっている。
しかし、特許文献1の帽子のように、クラウン外面にポケットが設けられた帽子は、ポケットが目立ちすぎて、見た目が悪くなるおそれがある。加えて、帽子の着用時と非着用時(収納時)とで、庇の形状が殆ど変わらないため、必ずしもコンパクトに収納できるものとはなっていない。これに対し、引用文献2の帽子のように、クラウン内面にポケットが設けられた帽子は、ポケットが目立つことはないものの、クラウンだけでなく庇までも折畳むことができるような柔らかい素材で形成しなければならない。したがって、庇がある程度の硬さを有する帽子には採用することができない。
また、これまでには、帽子をコンパクトに収納することを目的としたものではないものの、庇にポケットを設けた帽子も提案されている。例えば、特許文献3では、眼鏡を入れるためのポケットを庇の上側に設けた帽子が提案されており、特許文献4では、入漁権などを入れるためのポケットを庇の上側に設けた帽子が提案されている。しかし、これらの帽子におけるポケットはいずれも、眼鏡のレンズ部や、紙片など、厚さのない薄いものしか入れることができなかった。
というのも、キャップ型の帽子の庇は、通常、正面から見た場合にその中央部が上側に凸となるように湾曲した形態をしていることに加えて、ポケットを形成する生地(ポケット形成用生地)が突っ張った状態となっている。このため、庇の上側に設けたポケットに厚さのあるものを入れると、それによって庇の中央部が下側に押され、庇の湾曲形状が反転して下側に凸となるなど、庇の形態が崩れるおそれがあった。
キャップ型の帽子において、庇の上側に設けたポケットに厚さのあるものを入れても庇の湾曲形状が崩れないようにするためには、ポケット形成用生地の横幅を庇の横幅よりも大きくし、ポケット形成用生地が庇の上面側で余るようにする必要があるが、この場合には、帽子の外観が悪くなるという欠点がある。加えて、ポケット形成用生地を余らせることによって、厚みのあるものはポケットに入れることができるものの、紙片などの薄いものをポケットに入れると、ポケットから落ちるおそれがある。また仮に、折畳んだクラウンをそのポケットに収納しても、帽子の着用時と非着用時(収納時)とで、庇の形状が殆ど変わらないため、コンパクトに収納できるとは言いにくい。
特開平08−027612号公報 特表2001−518578号公報 実登第3059842号公報 特開2000−170024号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、着用時の外観に優れながらも、非着用時には、コンパクトに収納して持ち運ぶことのできるキャップ型の帽子を提供するものである。また、非着用時(収納時)に、庇の湾曲形状が崩れることのない、形態安定性に優れた帽子を提供することも本発明の目的である。さらに、着用時には、紙片などの薄いものを好適に入れることのできる帽子を提供することも本発明の目的である。
上記課題は、着用者の頭部を覆うためのクラウンと、クラウンの下縁から前方に突出して設けられた平面視三日月状の庇とを備えた帽子であって、平面視半円状のポケット形成用生地が庇の上面に重ねられて、庇における円弧状の先端縁とポケット形成用生地における円弧状の先端縁とが互いに縫着されて、庇の上面側にポケットが形成され、先端部に固着部を有するベルトの基端部が庇における一方の側縁近傍に縫着されて、庇における他方の側縁近傍に前記固着部を固着するための被固着部が設けられ、クラウンが、折畳み可能な素材で形成されて、庇が弾性を有する素材で形成され、非着用時には、ポケット形成用生地を庇の下面側へひっくり返して庇の下面側にポケットを形成し、該ポケットの内部にクラウンを折畳んで収納し、前記固着部と前記被固着部とを互いに固着することにより、庇の一方の側縁と他方の側縁とが重なるように庇を折り曲げることにより、コンパクトにできるようにしたことを特徴とする帽子を提供することによって解決される。
この帽子は、庇と一体感のあるデザインのポケットを備えたものとなっており、着用時と非着用時とでポケットの位置を切替え、非着用時にはそのポケットにクラウンを折畳んで収納することができるものとなっている。
以上のように、本発明によって、着用時の外観に優れながらも、非着用時には、コンパクトに収納して持ち運ぶことのできるキャップ型の帽子を提供することが可能になる。また、非着用時(収納時)に、庇の湾曲形状が崩れることのない、形態安定性に優れた帽子を提供することも可能になる。さらに、着用時には、紙片などの薄いものを好適に入れることのできる帽子を提供することも可能になる。
ポケットが庇の上側にあるときの本発明の帽子を上方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の上側にあるときの本発明の帽子を下方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の上側にあるときの本発明の帽子を前方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の上側にあるときの本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。 ポケットを庇の上側から下側にひっくり返しているときの本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の下側にあるときの本発明の帽子を上方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の下側にあるときの本発明の帽子を下方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の下側にあるときの本発明の帽子を前方から見た状態を示した図である。 ポケットが庇の下側にあるときの本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。 庇の下側に形成されたポケットにクラウンを収納したときの本発明の帽子を示した図である。 図10における庇を丸めてその両端部を互いに重ね合わせたときの本発明の帽子を示した図である。
1.本発明の帽子の概要
本発明の帽子の好適な実施態様について、図面を用いてより具体的に説明する。図1は、ポケットPが庇2の上側にあるとき(着用時)の本発明の帽子を上方から見た状態を示した図である。図2は、ポケットPが庇2の上側にあるとき(着用時)の本発明の帽子を下方から見た状態を示した図である。図3は、ポケットPが庇2の上側にあるとき(着用時)の本発明の帽子を前方から見た状態を示した図である。図4は、ポケットPが庇2の上側にあるとき(着用時)の本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。
本発明の帽子は、図1〜4に示すように、着用者の頭部を覆うためのクラウン1と、クラウン1の下縁から前方に突出して設けられた平面視三日月状の庇2とを備えたものとなっている。庇2の上面には、平面視半円状のポケット形成用生地3が重ねられている。庇2における円弧状の先端縁とポケット形成用生地3における円弧状の先端縁は、互いに縫着されており(図1における曲線ABC)、庇2の上面側にポケットPが形成された状態となっている。ポケット形成用生地3の基端縁(図1における曲線ADC)は、庇2に対して縫着されていないため、ポケットPは、その基端側(クラウン1を向く側)が開放された状態となっている。帽子の着用時において、庇2の上面側に形成されたポケットPには、その基端側から物を入れることができるようになっている。
庇2における一方の側縁(本実施態様の帽子においては、着用者から見て左側となる縁部)近傍には、その先端部に固着部4を有するベルト5の基端部が縫着されており、庇2における他方の側縁(本実施態様の帽子においては、着用者から見て右側となる縁部)近傍には、固着部4に固着するための被固着部6が設けられている。
2.本発明の帽子の使用方法
この帽子は、図5に示すように、非着用時に、ポケットPに入れた指を矢印αの向きに動かすことにより、ポケット形成用生地3を庇2の下面側へひっくり返すことができるものとなっている。図5は、ポケットPを庇2の上側から下側にひっくり返しているときの本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。図6は、ポケットPが庇2の下側にあるときの本発明の帽子を上方から見た状態を示した図である。図7は、ポケットPが庇2の下側にあるときの本発明の帽子を下方から見た状態を示した図である。図8は、ポケットPが庇2の下側にあるときの本発明の帽子を前方から見た状態を示した図である。図9は、ポケットPが庇2の下側にあるときの本発明の帽子を側方から見た状態を示した図である。
庇2の下面側に形成されたポケットPには、図7の矢印βで示すように、クラウン1を収納することができるようになっている。クラウン1は、ポケットPに収納する際に、ポケットPの内部に入るように折畳まれる。図10は、庇2の下側に形成されたポケットPにクラウン1を収納したときの本発明の帽子を示した図である。本発明の帽子は、図10に示すように、非着用時においてコンパクトにすることが可能となっているが、図10の状態よりもさらにコンパクトにすることも可能である。
すなわち、庇2の下面側に形成されたポケットPにクラウン1を収納した後、さらに庇2を下面側に折り曲げ、庇2の両端部を図10の矢印γ,δで示す向きに近づけて互いに重ね合わせる。このとき、庇2が元の形状に戻らないように、庇2の一方の側縁近傍に固定されたベルト5を、矢印εで示すように、庇2の下面側から他方の側縁側に掛け回し、ベルト5の先端部に設けられた固着部4を、庇2の他方の側縁近傍に設けられた被固着部6(図8を参照)に固着する。すると、帽子は、図11に示すように、図10に示した状態よりもさらにコンパクトになる。図11は、図10における庇2を丸めてその両端部を互いに重ね合わせたときの本発明の帽子を示した図である。以上のように、本発明の帽子は、非着用時にコンパクトに収納して持ち運ぶことのできるものとなっている。
3.本発明の帽子の各部の具体的な構成
3.1 庇
続いて、本発明の帽子の各部の具体的な構成について説明する。本実施態様の帽子において、庇2は、図1〜4に示すように、庇2の概形を形成する平面視三日月状の庇芯材(図示省略)と、庇芯材の上面を覆う庇表地(図示省略)と、庇芯材の下面を覆う庇裏地(図示省略)とで形成されている。庇表地や庇裏地は、綿などの天然繊維で形成してもよいが、通常、ポリエステルなどの化学繊維で形成される。庇表地や庇裏地には、防水加工や撥水加工を施してもよい。一方、庇芯材は、庇2にある程度の剛性を付与できるものであれば特に限定されず、樹脂、布、紙など、各種の素材で形成することができるが、耐洗濯性や耐久性を考慮すると、樹脂であると好ましい。ただし、本発明の帽子は、既に述べた通り、ポケットPを庇2の上面側から下面側へひっくり返して使用することがあるため、柔軟な樹脂(弾性を有する樹脂)を採用するとより好ましい。
ところで、庇2は、図3に示すように、その中央部が上側に凸となるように湾曲して形成するのが一般的である。これは、帽子の見た目を良くするほか、遮光性の向上や、雨水が庇2の脇から垂れ落ちるようにすることなどを考慮してのものである。したがって、庇芯材も、その中央部が上側に凸となるように形成する必要がある。この場合、庇芯材は、平面視三日月状に裁断された扁平な樹脂板に折り曲げ加工を施すことにより、その中央部が上側に凸となるように形成してもよいが、折り曲げ加工の分だけ、製造工程が多くなることに加えて、折り曲げ加工では、形態安定性に優れた庇芯材を形成するのにも限界がある。このため、庇芯材は、その中央部を上側に凸とする曲がり部を射出成形時に形成した射出成形体とすると好ましい。これにより、庇芯材を、折り曲げたりしても折り目が付きにくく元の形に速やかに復帰しやすくすることが可能になる。
庇芯材を射出成形するのに使用する樹脂は、特に限定されないが、射出成形後の弾力性などを考慮すると、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、オレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、スチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPEE)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPEA)、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー(TPVC)などの熱可塑性エラストマーが例示される。なかでも、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)は優れた耐屈曲性を有しているため、本発明の帽子における庇2の庇芯材として好適に用いることができる。
3.2 ポケット形成用生地
ポケット形成用生地3の素材は、特に限定されないが、伸縮性を有するものであると好ましい。これにより、ポケット形成用生地3を庇2の上面に対してフィットさせることができるので、庇2の上面側に形成されたポケットP(図1を参照)には、紙片などの薄い物であっても、ポケットPから出ないように収納することが可能になる。もちろん、ポケット形成用生地3が伸縮性を有しているので、ある程度厚みのある物であってもポケットPに落ちないように収納することが可能になる。本実施態様の帽子において、ポケット形成用生地3は、合成繊維からなる編織物で形成しており、伸縮性と強度とに優れたものとなっている。
ポケット形成用生地3は、図3に示すように、中央部が上側に凸となるように湾曲して形成された庇2の上面とほぼ同一寸法となっており、庇2の上面側にあるときには、左右に張った状態となるようになっている。一方、ポケット形成用生地3は、図7,8に示すように、庇2の下面側にあるときには、弛んだ状態となるようになっている。このように、ポケット形成用生地3が弛んだ状態にあっては、折畳んだクラウン1など、ある程度の厚さを有する物もポケットPの内部に収容することが可能となる。
3.3 ベルト
ベルト5の基端部を縫着する場所は、庇2における側縁近傍であれば特に限定されず、ポケット形成用生地3であってもよい。しかし、ポケット形成用生地3には、上述した通り、通常は伸縮性を有する素材が採用されるため、ベルト5をポケット形成用生地3に縫着すると、その縫着部分でポケット形成用生地3が引っ張られ、ポケット形成用生地3が伸びたり破れたりするおそれがある。このため、ベルト5は、できるだけ庇2の本体に縫着すると好ましい。本実施態様の帽子においては、庇2の側縁にベルト5を縫着している。このようにすることにより、ベルト5を庇2に対してしっかりと縫着できるとともに、ポケット形成用生地3が伸びたり破れたりするのを防止することが可能になる。また、その縫着部分で縫い目が目立たないようにすることも可能になる。
3.4 固着部及び被固着部
固着部4と被固着部6は、互いに固着できるものであれば特に限定されず、スナップボタンなどであってもよいが、本実施態様の帽子においては、面ファスナーを採用している。ベルト5の基端部から先端部までの長さ(後述するようにベルト5が伸縮する場合には自然長)は、特に限定されないが、通常、1〜10cm、好ましくは、2〜5cmとされる。ベルト5は、非伸縮性の素材で形成してもよいが、ゴムのように伸縮性の素材で形成しておくと、後述するように、固着部4を被固着部6に固着して帽子を収納する際に、帽子をよりコンパクト化することができるようになる。
固着部4(ベルト5)及び被固着部6を設ける場所は、庇2の側縁近傍であれば特に限定されない。しかし、帽子の着用時に、固着部4(ベルト5)や被固着部6が目立つと、帽子の見た目が悪くなるおそれがある。したがって、固着部4(ベルト5)や被固着部6は、図1に示すように、ポケットPを庇2の上面側に形成した場合において、ポケット形成用生地3によって覆われる場所に設けると好ましい。これにより、固着部4(ベルト5)と被固着部6をポケット形成用生地3で覆って目立たなくすることができる。
また、被固着部6は、庇2の上面に面ファスナなどを縫着又は接着することによって固定されるが、この際、縫い目が庇2の下面側に現われると、帽子の見た目が悪くなるおそれがある。このため、被固着部6を庇2に縫着する場合には、庇2の下面に現われた縫い目をマークなどで覆うなどするとよい。また、庇表地と庇裏地とを袋状に縫い合わせる前に、被固着部6を庇表地に予め縫着しておくようにしてもよい。
3.5 クラウン
本実施態様の帽子において、クラウン1は、クラウン1の外面を形成するクラウン表地(図1におけるクラウン1に一致)と、クラウン1の裏面を形成するクラウン裏地7(図7を参照)と、クラウン1の内側の下縁に沿った部分の全周部に亘って設けたビン皮8(図7を参照)とで構成している。クラウン裏地7は、合成繊維の編織地からなるメッシュ素材によって形成しており、クラウン1の通気性を向上させるとともに、帽子の着用感の向上を図っている。ビン皮8は、帽子の着用者の汗を吸収するためのものとなっており、吸水性と速乾性に優れた素材で形成される。
一方、クラウン表地の素材は、折畳み可能なものであれば特に限定されない。本発明の帽子は、クラウン1を折畳むことを想定したものとなっているため、クラウン1には、それを折畳む際の目安となる折り目を予め形成するなどしてもよい。しかし、この場合には、クラウン1の折り目によって帽子の見た目が悪くなるおそれがある。したがって、クラウン1は、決まった折り目に沿って折畳むのではなく、不規則に折畳んでポケットPに収納するようにすると好ましい。ただし、クラウン1にシワが形成されると、やはり帽子の見た目が悪くなるため、クラウン1は、シワが形成されにくい素材で形成すると好ましい。このような素材としては、ポリエステルなどの合成繊維によって形成された編地などが例示される。クラウン表地には、帽子の用途などに応じて、防水加工や撥水加工を施すことができる。
4.用途
以上で説明した本発明の帽子は、その用途を特に限定されない。作業帽や、体操帽や、ランニングキャップや、ウォーキングキャップや、野球帽や、ゴルフ帽などが例示される。なかでも、脱いだり被ったりを繰り返す機会の多い帽子は、コンパクトに持ち運びできることのメリットが大きいため、本発明の帽子として好適である。本発明の帽子に係る構成は、クラウンの前方に庇が設けられたキャップ型の全ての帽子で採用することができる。
1 クラウン
2 庇
3 ポケット形成用生地
4 固着部
5 ベルト
6 被固着部
7 クラウン裏地
8 ビン皮
P ポケット

Claims (1)

  1. 着用者の頭部を覆うためのクラウンと、クラウンの下縁から前方に突出して設けられた平面視三日月状の庇とを備えた帽子であって、
    平面視半円状のポケット形成用生地が庇の上面に重ねられて、庇における円弧状の先端縁とポケット形成用生地における円弧状の先端縁とが互いに縫着されて、庇の上面側にポケットが形成され、
    先端部に固着部を有するベルトの基端部が庇における一方の側縁近傍に縫着されて、庇における他方の側縁近傍に前記固着部を固着するための被固着部が設けられ、
    クラウンが、折畳み可能な素材で形成されて、庇が弾性を有する素材で形成され、
    非着用時には、ポケット形成用生地を庇の下面側へひっくり返して庇の下面側にポケットを形成し、該ポケットの内部にクラウンを折畳んで収納し、前記固着部と前記被固着部とを互いに固着することにより、庇の一方の側縁と他方の側縁とが重なるように庇を折り曲げることにより、コンパクトにできるようにしたことを特徴とする帽子。
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