JP2011161574A - 眼鏡レンズの製造方法 - Google Patents

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【課題】仕上がり精度を向上させること。
【解決手段】セミフィニッシュレンズを加工して眼鏡レンズ本体を形成する加工工程と、眼鏡レンズ本体のレンズ面の幾何中心を回転中心として眼鏡レンズ本体を回転させつつ、レンズ面を研磨する研磨工程とを含む。
【選択図】図10

Description

本発明は、眼鏡レンズの製造方法に関する。
眼鏡レンズは、例えばセミフィニッシュレンズと呼ばれる半製品レンズを加工することで形成される。セミフィニッシュレンズの加工工程では、例えば保持部材によって凸面を保持しつつセミフィニッシュレンズを回転させ、例えば円形や楕円形、俵形など眼鏡フレームの形状に近似した形状に切削加工する。下記特許文献には、眼鏡レンズの製造方法に関する技術の一例が開示されている。
上記のような加工によって得られる眼鏡レンズは、仕上げとして被加工面に研磨処理が施される。この研磨工程では、上記保持部材によって眼鏡レンズを保持しつつ眼鏡レンズを回転させながら研磨する。セミフィニッシュレンズの加工工程から眼鏡レンズの研磨工程までは、例えばセミフィニッシュレンズの凸面側を上記保持部材によって保持したままとし、加工された眼鏡レンズに対して続けて研磨処理を行うようにしている。
従来、切削加工の簡便性の観点から、例えばセミフィニッシュレンズの幾何中心となる位置に眼鏡レンズの光学中心が位置するように眼鏡レンズの範囲を設定するようにしていた。しかしながら、この場合、眼鏡レンズの範囲がセミフィニッシュレンズの幾何中心に対して偏った状態で配置されることになるため、セミフィニッシュレンズの未使用部分が多くなり、加工時の無駄も多かった。しかも、セミフィニッシュレンズを大きく形成すると凸面の曲率もその分大きくなるため、眼鏡レンズが厚くしかも重く形成される場合があった。
これに対して、近年では、セミフィニッシュレンズの効率的な利用及び眼鏡レンズの薄型化・軽量化の観点から、セミフィニッシュレンズを小型化する技術が提案されている。例えば眼鏡レンズの範囲をセミフィニッシュレンズの中央部に設定する手法などが挙げられる。この場合、眼鏡レンズの範囲がセミフィニッシュレンズの幾何中心に対して径方向にバランス良く配置されるため、セミフィニッシュレンズの径をできるだけ小さく設定することができる。例えば、眼鏡レンズの範囲に加工時のマージンを加えた大きさとしてセミフィニッシュレンズを形成することができる。このようなセミフィニッシュレンズを切削加工する場合、従来と同様、眼鏡レンズの光学中心となる位置を回転中心に一致させてセミフィニッシュレンズを回転させて加工を行っていた。
特許第3845954号公報
しかしながら、上記手法では、加工後の眼鏡レンズは、当該眼鏡レンズの光学中心と保持部材の回転中心とが一致した状態で保持されることになる。つまり、眼鏡レンズの幾何中心は保持部材の回転中心からずれていることになる。この保持状態のまま眼鏡レンズを回転させると、眼鏡レンズが偏心回転するため、研磨時の眼鏡レンズの回転のバランスが悪くなってしまう。このため、眼鏡レンズの回転中心及びその近傍に比べて周辺部が十分に研磨されない可能性がある。
上記のような事情に鑑み、本発明は、仕上がり精度を向上させることが可能な眼鏡レンズの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の態様に従えば、セミフィニッシュレンズを加工して眼鏡レンズ本体を形成する加工工程と、眼鏡レンズ本体のレンズ面の幾何中心を回転中心として眼鏡レンズ本体を回転させつつ、レンズ面を研磨する研磨工程とを含む眼鏡レンズの製造方法が提供される。
本発明によれば、処方面の仕上がり精度を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る眼鏡レンズの構成を示す平面図。 図1におけるA−A断面に沿った構成を示す図。 セミフィニッシュレンズの構成を示す平面図。 図3におけるB−B断面に沿った構成を示す図。 セミフィニッシュレンズの製造過程を示す工程図。 同、工程図。 眼鏡レンズの製造過程(加工工程)を示す工程図。 眼鏡レンズの製造過程(研磨工程)を示す工程図。 眼鏡レンズの製造過程(研磨工程)を示す工程図。 眼鏡レンズの製造過程(研磨工程)を示す工程図。 眼鏡レンズの他の製造過程を示す工程図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る眼鏡レンズの構成を示す図である。図2は、図1のA−A断面に沿った形状を示す図である。
図1及び図2に示すように、眼鏡レンズGLは、平面視で例えば所定の眼鏡フレームF(図1参照)の形状に近似する形状に形成されたレンズである。本実施形態では、例えば俵形に形成された眼鏡レンズGLを用いる場合を例に挙げて説明する。勿論、他の形状(例えば、円形や楕円形、ひし形など)に形成された眼鏡レンズGLを用いても構わない。
眼鏡レンズGLには、左眼用と右眼用とがあり、左右対称となる以外は同様の構成を有することから、これらをまとめて説明するものとする。本実施形態では、眼鏡レンズGLとして、例えば装用者の左眼に装用される眼鏡レンズを例に挙げて説明する。図1及び図2では、例えば図中右側を鼻側とし、図中左側を耳側としている。図1に示す眼鏡レンズGLの形状は一例に過ぎず、他の形状としても構わない。
眼鏡レンズGLは、例えばプラスチックやガラスなどによって形成されている。眼鏡レンズGLは、例えば凸面に形成された凸レンズ面Laと、例えば凹面に形成された凹レンズ面Lbとを有している。凸レンズ面Laは、例えば累進面、球面、非球面などに形成されている。凹レンズ面Lbは、例えば装用者の処方データに応じた形状に形成されている。
眼鏡レンズGLは、所定の光学中心Pを有している。光学中心Pは、装用者のフィッティングポイントに一致する位置に形成されている。フィッティングポイントは、眼鏡レンズGLを装用したときの装用者の瞳位置(アイポイント)である。当該アイポイントは、装用者が水平視した状態でのレンズ上の視線位置のことである。また、眼鏡レンズGLには、幾何中心Qが設定される。幾何中心Qは、例えば眼鏡レンズGLの凸レンズ面La及び凹レンズ面Lbのうち装用状態での左右方向の中央位置にそれぞれ設定される。
図3は、本実施形態に係るセミフィニッシュレンズの構成を示す図である。図4は、図3におけるB−B断面に沿った形状を示す図である。
図3に示すように、セミフィニッシュレンズ1は、平面視で円形に形成されたレンズである。このセミフィニッシュレンズ1を加工することにより、眼鏡レンズGLが製造されることになる。したがって、セミフィニッシュレンズ1は、眼鏡レンズGLと同一の材料、例えばプラスチックやガラスなどによって形成されている。セミフィニッシュレンズ1は、中心Oが幾何中心となっている。セミフィニッシュレンズ1の幾何中心Oは、例えば眼鏡レンズGLの光学中心Pとなる位置に対してずれた位置に設けられることになる。
本実施形態の構成においては、図3及び図4に示すように、眼鏡レンズGLとなる範囲がセミフィニッシュレンズ1のほぼ中央部に設定されている。このため、眼鏡レンズGLの範囲は、セミフィニッシュレンズ1の幾何中心Oに対して径方向にバランス良く配置されることになる。
図4に示すように、セミフィニッシュレンズ1は、凸面2及び凹面3を有している。凸面2は、例えば加入度に応じて予め累進面、球面又は非球面に形成された面である。セミフィニッシュレンズ1から眼鏡レンズGLを製造した場合、凸面2の一部は眼鏡レンズGLの凸レンズ面Laとなる。セミフィニッシュレンズ1は、凸面2に例えばフィルム部材FL(図7等参照)が貼り付けられた構成であっても構わない。この構成により、凸面2が保護されることとなる。一方、凹面3は、眼鏡レンズGLを製造する際に、当該装用者の処方データに応じて加工される面である。凹面3は、例えば滑らかな状態に仕上げ加工されている。
次に、図3及び図4に示すセミフィニッシュレンズ1を形成し、当該セミフィニッシュレンズ1を加工することで図1及び図2に示す眼鏡レンズGLを製造する製造工程を説明する。
セミフィニッシュレンズ1を形成する際には、まず図5(a)に示すように、例えばガラスなどを用いて形成された上型71及び下型72をガスケット70で固定する。上型71は例えばセミフィニッシュレンズ1の凹面3に対応する凸部71aを有しており、下型72は例えばセミフィニッシュレンズ1の凸面2に対応する凹部72aを有している。
次に、図5(b)に示すように、当該ガスケット70、上型71及び下型72によって囲まれる空間にモノマーMを注入する。モノマーMは、例えばジエチレングリコールビスアリルカーボネート等のような熱重合性樹脂を含む。その後、図5(c)に示すように、上記空間に注入されたモノマーMをガスケット70ごと加熱装置75内に配置し、加熱処理を行うことで当該モノマーMを重合させて硬化させる。
モノマーMを硬化させた後、図6(a)に示すようにガスケット70、上型71及び下型72を取り外すことで、レンズ体10が形成される。この状態から、図6(b)に示すように、レンズ体10を加熱装置76内に配置し、当該レンズ体10に対して所定の加熱温度でアニールを行う。アニールの後、例えば検査などを行い、図6(c)に示すように、上記凸面2及び凹面3を有するセミフィニッシュレンズ1が生成される。
次に、セミフィニッシュレンズ1を加工する工程(加工工程)に移る。
加工工程では、まず図7(a)に示すように、セミフィニッシュレンズ1の凸面2にフィルム部材FLを貼り付けた後、当該セミフィニッシュレンズ1を支持具4の支持部12に固定させる。このとき、例えばセミフィニッシュレンズ1のうち眼鏡レンズGLの光学中心Pとなる位置を支持部12の回転中心Rに一致させるようにする。この場合、セミフィニッシュレンズ1が支持部12に対してやや傾いた状態で取り付けられることになる。セミフィニッシュレンズ1に固定された支持部12は、例えば不図示の研削装置(例えば、旋盤機構など)に取り付けられる。
この状態から、回転中心Rを中心軸として支持部12(セミフィニッシュレンズ1)を回転させつつ、セミフィニッシュレンズ1に対して研削加工(ジェネレーティング)を行う。この研削工程では、セミフィニッシュレンズ1を例えば旋盤加工などによって研削することにより、図7(b)に示すように、例えば俵形の眼鏡レンズ本体GBが形成される。セミフィニッシュレンズ1を切削する際には、例えば度数や累進焦点、非球面の状態などを調整しつつ研削する。
切削加工が行われた直後の眼鏡レンズ本体GBは、例えば旋盤加工が施された被加工面である凹レンズ面Lbに微小な凹凸などが形成されている場合がある。これに対して、凹レンズ面Lbの仕上げとして、凹レンズ面Lbを研磨する工程(研磨工程)を行う。研磨工程を行う際、まず眼鏡レンズ本体GBを保持したままの状態になっている支持具4を回転機構5に取り付ける。
図8は、支持具4を回転機構5に取り付けた状態を示す側断面図である。図9は、同状態の平面図である。
図8及び図9に示すように、回転機構5は、例えば回転テーブル50、軸部材51及びガイド部材52を有している。回転テーブル50は、例えば接続部13を着脱可能に固定させる不図示の固定機構を有している。軸部材51は、不図示のモータなどの駆動源に接続されており、当該モータの回転力を回転テーブル50に伝達する。ガイド部材52は、回転テーブル50上に配置されており、接続部13を案内する。
本実施形態では、支持具4を回転機構5に取り付ける際、まず接続部13をガイド部材52に装着させ、ガイド部材52の延在方向に沿って支持具4の位置を調整する。このとき、回転テーブル50(軸部材51)の回転中心R´と、眼鏡レンズ本体GBの幾何中心Qとが一致するように支持具4の位置を調整する。支持具4の位置を調整した後、例えば不図示の固定機構を用いて接続部13を回転テーブル50に固定させる。
次に、例えば図10に示すように、眼鏡レンズ本体GBの凹レンズ面Lbに研磨部材PFを配置する。本実施形態では、研磨部材PFは、例えばスポンジ状に形成されており、外部からの圧力によって変形可能に設けられている。研磨部材PFは、例えば凹レンズ面Lbの全面を覆うように形成されている。
研磨部材PFを配置した後、回転中心R´を中心軸として回転テーブル50を回転させる。ここでは、例えば100rpm〜1000rpmの範囲で適宜回転テーブル50を回転させる。この回転数は、例えば研磨部材PFの材質や形状、凹レンズ面Lbの被覆範囲などに応じて設定される。このように回転中心R´を中心軸として回転テーブル50を回転させることにより、眼鏡レンズ本体GBが幾何中心Qを中心として回転することになる。
眼鏡レンズ本体GBを回転させた後、研磨機構6の冶具60を用いて研磨部材PFを凹レンズ面Lb側に押圧する。この動作により、例えば凹レンズ面Lbと研磨部材PFとの間に所定の摩擦力が生じ、当該摩擦力によって凹レンズ面Lbが研磨される。また、冶具60によって押圧された部分以外の部分においても、凹レンズ面Lbと研磨部材PFとの間に摩擦力が生じるため、凹レンズ面Lbの全体に亘って研磨されることになる。
また、本実施形態では研磨機構6には不図示の駆動機構が設けられており、当該駆動機構によって冶具60を可動範囲L1の間で適宜移動させながら上記動作を行う。このときの冶具60の移動速度としては、例えば100〜2000mm/minの範囲に設定することができる。この移動速度は、回転テーブル50の回転数と同様、例えば研磨部材PFの材質や形状、凹レンズ面Lbの被覆範囲などに応じて設定される。
また、冶具60の可動範囲L1は、例えば凹レンズ面Lbの左右方向の一方の端部(図10では例えば左側端部)から凹レンズ面Lbの幾何中心Qまでの範囲に設定されている。したがって、冶具60は、凹レンズ面Lb上に配置された研磨部材PFのうち半分の領域を移動することができるようになっている。
研磨工程では眼鏡レンズ本体GB及び研磨部材PFを回転させながら行うため、上記のように冶具60の可動範囲を設定することで、実質的には研磨部材PFのほぼ全領域が冶具60によって押圧されることとなる。したがって、研磨部材PFに満遍なく圧力が加えられることとなり、凹レンズ面Lbがより均一に研磨されることになる。
なお、冶具60の非可動範囲L2に他の冶具(例えば冶具60と同一の構成を有する冶具など)を配置し、2つの冶具を用いて研磨を行うようにしても構わない。以上の工程を経て、眼鏡レンズGLを得ることができる。なお、上記回転機構5及び研磨機構6として、例えばオスカー式研磨装置などを用いることが可能である。
以上のように、本実施形態によれば、セミフィニッシュレンズ1を加工して眼鏡レンズ本体GBを形成する加工工程と、眼鏡レンズ本体GBの凹レンズ面Lbの幾何中心Qを回転中心として眼鏡レンズ本体GBを回転させつつ、凹レンズ面Lbを研磨する研磨工程とを含むため、凹レンズ面Lbの全体が均一に研磨されることとなる。これにより、凹レンズ面Lbのうち回転中心から離れた部分の研磨性の低下を防ぐことができるため、凹レンズ面Lbの仕上がり精度を向上させることができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。
例えば、乱視を矯正する眼鏡レンズGLに対して研磨工程を行う場合、図11に示すように、眼鏡レンズ本体GBの回転中心と眼鏡レンズ本体GBの幾何中心Qとを一致させつつ、眼鏡レンズ本体GBの乱視軸Sの方向と回転テーブル50の回転軸R´の方向とが平行になるように、眼鏡レンズGBを配置させることが好ましい。これにより、眼鏡レンズ本体GBの偏心長手方向と眼鏡レンズ本体GBの回転方向とを対応させることができるため、より高精度に仕上げ工程を行うことができる。
また、上記実施形態では、凹レンズ面Lbの全体を覆うように構成された研磨部材PFを用いることとしたが、これに限られることは無く、例えば凹レンズ面Lbのうち一部分の領域(所定の領域)を覆うように構成された研磨部材PFを用いても構わない。この場合、例えば研磨部材PFを冶具60に固定させておき、冶具60の移動に伴って研磨部材PFが移動するように構成することが好ましい。また、研磨部材PFが凹レンズ面Lbからはみ出すように設けられていても構わない。
また、上記実施形態では、加工工程と研磨工程とで支持具4の回転機構が異なる場合を例に挙げて説明したが、これに限られることは無く、例えば加工工程と研磨工程とで同一の回転機構(例えば、上記の回転機構5)によって支持具4を回転させるようにしても構わない。この場合、加工工程から研磨工程に移る間に支持具4の位置を調整するだけで済むため、時間を短縮することができる。
GL…眼鏡レンズ GB…眼鏡レンズ本体 La…凸レンズ面 Lb…凹レンズ面 O…セミフィニッシュレンズの幾何中心 P…眼鏡レンズの光学中心 Q…眼鏡レンズの幾何中心 FL…フィルム部材 PF…研磨部材 S…乱視軸 1…セミフィニッシュレンズ 4…支持具 5…回転機構 6…研磨機構 12…支持部 13…接続部 50…回転テーブル 51…軸部材 52…ガイド部材 60…冶具

Claims (8)

  1. セミフィニッシュレンズを加工して眼鏡レンズ本体を形成する加工工程と、
    前記眼鏡レンズ本体のレンズ面の幾何中心を回転中心として前記眼鏡レンズ本体を回転させつつ、前記レンズ面を研磨する研磨工程と
    を含む眼鏡レンズの製造方法。
  2. 前記幾何中心は、前記レンズ面の装用状態での前記左右方向の中央の位置である
    請求項1に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  3. 前記加工工程は、前記セミフィニッシュレンズに設けられる凹面を加工して前記レンズ面を形成することを含む
    請求項1又は請求項2に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  4. 前記研磨工程は、前記眼鏡レンズのうち一方のレンズ面のうち少なくとも一部を研磨部材で覆うと共に、前記研磨部材に対して冶具を押圧しつつ当該冶具を移動させることで前記眼鏡レンズ本体を研磨することを含む
    請求項3に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  5. 前記研磨工程は、前記研磨部材によって前記一方のレンズ面の全面を覆うことを含む
    請求項4に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  6. 前記加工工程は、保持部材によって前記セミフィニッシュレンズに設けられる凸面の一部を保持した状態で、前記セミフィニッシュレンズを回転させつつ加工することを含み、
    前記研磨工程は、前記保持部材による保持位置を維持しつつ、前記幾何中心が前記回転中心となるように前記保持部材の位置を調整することを含む
    請求項1から請求項5のうちいずれか一項に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  7. 前記加工工程は、乱視軸が含まれるように前記眼鏡レンズ本体を形成することを含み、
    前記研磨工程は、前記眼鏡レンズ本体の回転軸が前記乱視軸に一致するように前記眼鏡レンズ本体を回転させることを含む
    請求項1から請求項6のうちいずれか一項に記載の眼鏡レンズの製造方法。
  8. 前記セミフィニッシュレンズとして、光学中心が幾何中心からずれた位置に設けられたセミフィニッシュレンズが用いられる
    請求項1から請求項7のうちいずれか一項に記載の眼鏡レンズの製造方法。
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