JP2011160534A - リニア同期モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コアユニットを容易に製造でき、しかも、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできるリニア同期モータを提供することにある。
【解決手段】 導磁性材料により形成され且つ軸を中心としてコアユニット25の周囲を囲むフレーム部材39を備える。フレーム部材39により、複数の磁極部31,33,35を磁気的に連結するヨークを構成する。フレーム部材39をコアユニット25にねじ止めされる第1の分割フレーム部材61Aと第2の分割フレーム部材61Bとによって構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、可動子が固定子に対して直線運動するリニア同期モータに関するものである。
特開2001−286122号公報には、固定子と該固定子に対して直線運動する可動子とを有するリニア同期モータが示されている。可動子は、軸線方向に往復移動する軸と、該直動軸に固定された複数の永久磁石からなる永久磁石列とを備えている。固定子は、可動子の周囲を囲むように巻線導体が環状に巻かれて形成された複数の巻線と、該複数の巻線を受け入れるスロットが形成されたコアユニットとを備えている。コアユニットは、切削加工により形成された複数のコア分割体が軸線方向に組み合わされて構成されている。このリニア同期モータでは、複数のコア分割体を組み合わせて、ヨークを備えたコアユニットを構成している。しかしながら組み合わせた結果としてヨークを構成すると、コア分割体の形状が複雑になって、製造コストが高くなる問題があった。また切削加工によりコア分割体を形成すると、渦電流の発生により、効率が悪くなる問題があった。
渦電流による損失を考えると、コアユニットは、複数の磁極部とヨークとを別々に形成して、複数の磁極部を、複数枚の磁性鋼板を積層して構成するのが好ましい。
特開2001−286122号公報
しかしながら、磁極部とヨークとを別々に形成した場合でも、リニア同期モータの重量は従来と殆ど変わることがなく、製造コストも下げることはできない。
本発明の目的は、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできるリニア同期モータを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記目的に加えて、固定子に対して可動子を往復移動自在に支持するスライド軸受に潤滑油を注入することが容易なリニア同期モータを提供することにある。
本発明が対象とするリニア同期モータは、第1のアセンブリと第2のアセンブリを具備している。第1のアセンブリは、軸及び該軸に取付けられた複数の永久磁石からなる1以上の永久磁石列を備えている。第2のアセンブリは、複数の巻線とコアユニットとを備えている。複数の巻線は、巻線導体が環状に巻かれて形成され、軸の軸線方向に所定の間隔をあけて配置され且つ軸の周囲を囲むように配置されている。コアユニットは、複数枚の磁性鋼板を積層して構成されて永久磁石ユニットの永久磁石列と所定の間隙を介して対向する磁極面を有し且つ軸の周囲を囲むように軸と同心的に配置される複数の磁極部、及び複数の磁極部を磁気的に連結するヨークを有している。隣接する2つの磁極部間に1つの巻線が配置されるスペースを形成するように複数の磁極部が軸線方向に間隔をあけて配置されている。そして第1及び第2のアセンブリの一方が可動子として用いられ、第1及び第2のアセンブリの他方が固定子として用いられる。本発明では、導磁性材料により形成され且つ軸を中心としてコアユニットの周囲を囲むフレーム部材を備えている。そして、複数の磁極部とフレーム部材とが磁気的に連結されて、フレーム部材がヨークを構成している。フレーム部材とは、カバー部材に相当するものである。なおフレーム部材は、ヨークとして機能すればよく、コアユニットの周囲全体を囲む構造でも、また一部を囲む(コアユニットの一部を囲まない)構造であってもよい。また、「フレーム部材がヨークを構成している」とは、フレーム部材全体がヨークを構成する場合と、フレーム部材の一部がヨークを構成する場合の両方を含むものである。また、複数の磁極部の全部が複数枚の磁性鋼板を積層して構成されていてもよく、複数の磁極部の一部が複数枚の磁性鋼板を積層して構成されていてもよい。
本発明のように、コアユニットの周囲を囲むフレーム部材が複数の磁極部を磁気的に連結するヨークとして機能すると、従来のように、重量の重いヨーク専用部品を用いる必要がない。そのため、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできる。
軸と平行に配置され、コアユニットを軸線方向と平行な方向に貫通し且つコアユニットに固定された少なくとも1本のスライド軸を第2のアセンブリに設けることができる。この場合には、少なくとも一本のスライド軸の両端部をスライド可能に支持する少なくとも1組のスライド軸受を第1のアセンブリに設ける。なお、ここでいう「スライド軸受」とは、スライド軸をコアユニット(被支持部)に対して軸線方向に往復移動可能に支持するリニアガイド等の軸受である。このようにすれば、スライド軸がスライド軸受を介して第1のアセンブリ(固定子)にスライド可能に支持される。そのため、スライド軸と一緒に第2のアセンブリがスライドする。なお、スライドするスライド軸を直接的にリニア同期モータの出力軸として用いてもよい。
上記のように構成した場合、少なくとも一組のスライド軸受のそれぞれのスライド軸受と永久磁石列を備えた軸の端部とを、一組の連結部材によって連結することができる。このようにすれば、スライド軸受を、第1のアセンブリ(固定子)の軸に支持させることができる。また、スライド軸受を連結部材に設けることにより、スライド軸受を第1のアセンブリの外部に配置することができる。そのため、スライド軸受に容易に潤滑油を注入することができる。
筒形状を有するように軸を構成した場合、軸の中空の内部には、複数の巻線を冷却する水等の冷却媒体が流れているように構成することができる。なお、軸の中空の内部には、直接的に冷却媒体が流してもよいし、軸の中空の内部に冷却管を配置し、この冷却管の中に冷却媒体が流してもよい。このようにすれば、軸を利用して容易に複数の巻線を冷却することができる。
フレーム部材は、コアユニットにねじ止めされる複数の分割フレーム部材によって構成することができる。このようにすれば、複数の分割フレーム部材を取り付けることにより、コアユニットの周囲にフレーム部材を容易に配置できる。
複数の分割フレーム部材は、コアユニットの外周面と当接する第1の種類の分割フレーム部材と、2つの第1の種類の分割フレーム部材の突き合わせ部に跨って配置されて2つの第1の種類の分割フレーム部材と一緒にコアユニットにねじ止めされる第2の種類の分割フレーム部材とから構成することができる。このようにすれば、第2の種類の分割フレーム部材が、2つの第1の種類の分割フレーム部材の突き合わせ部に跨って配置されるため、突き合わせ部に形成される隙間の存在によりフレーム部材の磁気抵抗が大きくなることを防止できる。
複数の磁極部は、少なくとも一つの被連結部分を備え、複数の磁極部は、少なくとも一つの被連結部分が軸に沿って並んで少なくとも一つの被連結部分列を構成するように配置することができる。この場合、前述の少なくとも1本のスライド軸を被連結部分列を構成する複数の被連結部分を貫通して配置することができる。このようにすれば、スライド軸を用いて、複数の磁極部を位置決めして連結することができる。
複数の磁極部は、軸線方向の両端に位置する一対の端部磁極部と、一対の端部磁極部の間に位置する1以上の中間磁極部とから構成することができる。この場合、フレーム部材は、一対の端部磁極部にねじ止めすればよい。このようにすれば、フレーム部材をコアユニットに簡単に取り付けることができる。
フレーム部材と複数の巻線との間には、絶縁モールド樹脂からなるモールド部を形成してもよい。
本発明のリニア同期モータの実施の形態の一例の正面図である。 図1に示すリニア同期モータの左側面図である。 図1に示すリニア同期モータの右側面図である。 (A)〜(C)は、図1に示すリニア同期モータに用いるボビンの平面図、正面図及び右側面図である。 図1に示すリニア同期モータに用いる出力側端部磁極部の平面図である。 図1に示すリニア同期モータに用いる反出力側端部磁極部の平面図である。 図1に示すリニア同期モータに用いる中間磁極部の平面図である。 (A)〜(C)は、図1に示すリニア同期モータに用いる第1の分割フレーム部材の正面図、右側面図及び背面図である。 (A)〜(C)は、図1に示すリニア同期モータに用いる第2の分割フレーム部材の正面図、右側面図及び背面図である。 本発明のリニア同期モータの他の実施の形態の正面図である。 図10に示すリニア同期モータの左側面図である。 図10に示すリニア同期モータの右側面図である。 図10に示すリニア同期モータに用いる中間磁極部の平面図である。 (A)及び(B)は、図10に示すリニア同期モータに用いる筒体の左側面図及び正面図である。 (A)〜(C)は、図10に示すリニア同期モータに用いる第1の種類の第1の分割フレーム部材の正面図、右側面図及び背面図である。 (A)〜(C)は、図10に示すリニア同期モータに用いる第1の種類の第2の分割フレーム部材の正面図、右側面図及び背面図である。 図10に示すリニア同期モータに用いる第2の種類の第1の分割フレーム部材の正面図である。 図10に示すリニア同期モータに用いる第2の種類の第2の分割フレーム部材の正面図である。
以下、本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。図1〜図3は、本発明のリニア同期モータの実施の形態の一例の正面図、左側面図及び右側面図である。なお、図1は、軸5の軸線を中心に90°の角度範囲で一部を破断した状態で示している。図1に示すように、本例のリニア同期モータは、固定子として用いられる第1のアセンブリ1と、可動子として用いられる第2のアセンブリ3とを有している。第1のアセンブリ1は、軸5と、永久磁石列7と、第1及び第2の連結部材9A,9Bと、第1〜第4のスライド軸受11A,11B,11C,11Dと被検出用永久磁石13とを有している。軸5は、磁性材料からなる細長い円筒形を有している。永久磁石列7は、軸5の外周に嵌合されて軸5の軸線方向に並ぶ8個の円環状の永久磁石17により構成されている。8個の永久磁石17は、軸5の径方向の外面にN極が現れるように着磁された4個の円環状の永久磁石と、S極が現れるよう着磁された4個の円環状の永久磁石を有している。そして8個の永久磁石17は、N極とS極とが軸線方向に交互に並ぶように配置されている。本例では、1つの永久磁石17は、円弧状の6個の永久磁石片が軸5の周方向に並ぶように配置されて構成されている。永久磁石片は、接着剤を介して軸5に固定している。なお、永久磁石は、本例のように軸5の外周に直接的に取り付けてもよいし、間接的に取り付けてもよい。例えば、軸5の外周に磁石取付部を固定し、該磁石取付部に永久磁石列(複数の永久磁石)を固定することもできる。
第1の連結部材9Aは、アルミニウムからなり、図2に示すように、中央部に4本の螺子15によって軸5の一方の端部が連結されている。また、第1の連結部材9Aの両端部には、螺子18により第1及び第3のスライド軸受11A,11Cのそれぞれが取り付けられている。これにより、第1及び第3のスライド軸受11A,11Cと軸5の一方の端部とは、第1の連結部材9Aによって連結されている。第2の連結部材9Bもアルミニウムからなり、図3に示すように、中央部に4本の螺子19によって軸5の他方の端部が連結されている。また、第2の連結部材9Bの両端部には、螺子21により第2及び第4のスライド軸受11B,11Dのそれぞれが取り付けられている。これにより、第2及び第4のスライド軸受11B,11Dと軸5の他方の端部とは、第2の連結部材9Bによって連結されている。
図1に示すように、第2のアセンブリ3は、6個の巻線23A〜23Fとコアユニット25とを有している。6個の巻線23A〜23Fは、巻線導体が環状に巻かれて形成され、軸5の軸線方向に間隔をあけて配置され且つ軸5の周囲を囲むように配置されている。6個の巻線23A〜23Fには、電気角で120°ずつ位相がずれた3相の励磁電流(U,V,W)が流れている。具体的には、6個の巻線23A〜23Fには、U相,−U相,−V相,V相,W相,−W相の励磁電流がそれぞれ流れている。巻線23A〜23Fは、図4(A)〜(C)に示すボビン27にそれぞれ収納されている。ボビン27は、巻線23A〜23Fと後述する磁極部(31,33,35)とを絶縁する絶縁合成樹脂材料により形成されている。ボビン27は、中央部に軸5が貫通する筒部27aと、筒部27aの両端に一体に設けられて軸5の軸線方向と直交する方向に延びる一対の鍔部27bとを有している。一対の鍔部27bの一方の鍔部には、巻線(23A〜23F)の巻始めの引き出し線をボビン27の鍔部27bの径方向外側に引き出すように径方向に延びる溝部27cが形成されている。そして、一方の鍔部27bには、溝部27cが内部に形成され且つ他方の鍔部27bから離れる方向に膨出する膨出部27dが一体に形成されている。膨出部27d内には、溝部27cから引き出された巻き始めの引き出し線が収納されている。巻線23A〜23Fを内部に収納したボビン27は、後述する5個の中間磁極部35が位置決め固定された後に、隣り合う2つの磁極部(31,33,35)間に挿入できる形状及び寸法を有している。
図1に示すように、コアユニット25は、ブラケットブッシュ29と、出力側端部磁極部31と、反出力側磁極部33と、5個の中間磁極部35とを有している。ブラケットブッシュ29は、非磁性のアルミ等に切削加工が施されて形成されている。ブラケットブッシュ29は、環状を有しており、出力側端部磁極部31の凹部41cに嵌合されている。ブラケットブッシュ29の中央部には、軸5が貫通する貫通孔29aが形成されている。
出力側端部磁極部31は、図5に示すように、輪郭がほぼ矩形状の本体部41と、図5の紙面において本体部41の上下方向に位置する一対の被連結部分43とを有しており、所定の厚みの磁性鋼材に切削加工が施されて形成されている。本体部41の中央部には、軸5が貫通する貫通孔41aが形成されている。このため、一対の被連結部分43は、軸5を中心にして対向することになる。そして、貫通孔41aの内周壁面が、永久磁石列7と所定の間隙を介して対向する磁極面41bを構成している。磁極面41bは、隣接する中間磁極部35から軸線方向に離れるに従って永久磁石列7との間の間隙寸法が大きくなるように構成されている(図1)。また、本体部41のブラケットブッシュ29側の面には、ブラケットブッシュ29を嵌合して取り付ける凹部41cが形成されている。一対の被連結部分43の中央には、後述する第1及び第2のスライド軸37A,37Bがそれぞれ嵌合する貫通孔43aが形成されている。一対の被連結部分43には、螺子45により第1及び第2のスライド軸37A,37Bがそれぞれ固定されている(図1)。
反出力側端部磁極部33は、図6に示すように、輪郭がほぼ矩形状の本体部47と、図6の紙面において本体部47の上下方向に位置する一対の被連結部分49とを有しており、所定の厚みの磁性鋼材に切削加工が施されて形成されている。図1に示すように、本体部47の中央部には、軸5が貫通する貫通孔47aが形成されている。このため、一対の被連結部分49は、軸5を中心にして対向することになる。そして、貫通孔47aの内周壁面が、永久磁石列7と所定の間隙を介して対向する磁極面47bを構成している。磁極面47bは、隣接する中間磁極部35から軸線方向に離れるに従って永久磁石列7との間の間隙寸法が大きくなるように構成されている(図1)。また、図6に示すように、本体部47には、複数の巻線23A〜23Fのリード線が束になって構成されるリード線束が貫通する貫通孔47cが形成されている。また、図1に示すように、反出力側端部磁極部33の外面には、ホール素子51が固定されている。軸5には、ホール素子51と対向するように被検出用永久磁石13が設けられている。そして、ホール素子51と被検出用永久磁石13とにより、磁極検出が行われる。一対の被連結部分49の中央には、第1及び第2のスライド軸37A,37Bがそれぞれ嵌合する貫通孔49aが形成されている。一対の被連結部分49には、螺子52により第1及び第2のスライド軸37A,37Bがそれぞれ固定されている(図1)。
5個の中間磁極部35は、図7に示すように、輪郭が矩形状の本体部53と、図7の紙面において本体部53の上下方向に位置する一対の被連結部分55とを有している。中間磁極部35は、それぞれ複数枚の磁性鋼板が軸5の軸線方向に積層されて構成されている。図1に示すように、5個の中間磁極部35は、出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33との間に軸線方向に並んで配置されている。本体部53の中央部には、軸5が貫通する貫通孔53aが形成されている。このため、一対の被連結部分55は、軸5を中心にして対向することになる。そして、貫通孔53aの内周面は、永久磁石列7と所定の間隙を介して対向する磁極面を構成している。本体部53の隅には、樹脂と共にリード線が貫通するリード線貫通孔53bが形成されている。貫通孔53aとリード線貫通孔53bとの間にはボビン27の膨出部27dが嵌合されるボビン嵌合溝53cが形成されている。ボビン嵌合溝53cは、リード線貫通孔53bと連通している。第1の一対の被連結部分55の中央には、第1及び第2のスライド軸37A,37Bがそれぞれ嵌合する貫通孔55aが形成されている。
本例では、図1に示すように、出力側端部磁極部31と5個の中間磁極部35と反出力側端部磁極部33とは、隣接する2つの磁極部(31,33,35)の間に1つの巻線(23A〜23F)が配置されるスペースを形成するように軸線方向に間隔をあけて配置されている。そして、本例では、出力側端部磁極部31と、反出力側磁極部33と、5個の中間磁極部35とから軸5の周囲を囲むように軸5と同心的に配置される複数の磁極部が構成されている。また、出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33とから複数の磁極部の軸線方向の両端に位置する一対の端部磁極部が構成されている。また、5個の中間磁極部35が複数の磁極部(31,33,35)の主要部を構成している。
ブラケットブッシュ29と出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33と5個の中間磁極部35と6個の巻線23A〜23Fとが組み合わされた状態で、出力側端部磁極部31の一対の被連結部分43と、反出力側磁極部33の一対の被連結部分49と、5個の中間磁極部35の一対の被連結部分55とが軸5に沿って並んで一対の被連結部分列57が構成される(図1)。一対の被連結部分列57をそれぞれ構成する一対の被連結部分(43,49,55)は、第1及び第2のスライド軸37A,37Bによってそれぞれ貫通されている。
コアユニット25に固定された第1及び第2のスライド軸37A,37Bは、ステンレスにより成形されており、円筒形を有している。円筒形の第1及び第2のスライド軸37A,37Bの中空の内部には、必要に応じて巻線23A〜23Fを冷却する冷却媒体(水)を流すことができる。そして、第1及び第2のスライド軸37A,37Bは、コアユニット25を軸5の軸線方向と平行な方向に貫通して、出力側端部磁極部31及び反出力側端部磁極部33から軸線方向の両側に突出している。第1のスライド軸37Aの両端は、第1及び第2のスライド軸受11A,11Bにそれぞれ嵌合されている。また、第2のスライド軸37Bの両端は、第3及び第4のスライド軸受11C,11Dに嵌合されている。このため、第1のスライド軸37Aは一組のスライド軸受(第1及び第2のスライド軸受11A,11B)により、スライド可能に支持されており、第2のスライド軸37Bは他の一組のスライド軸受(第3及び第4のスライド軸受11C,11D)により、スライド可能に支持されている。この支持構造により、第1のアセンブリ1の軸5は、コアユニット25の中心の貫通孔(41a,47a等)の中心に位置決めされる。また、第2のスライド軸37Bには、コイルバネ59が嵌合されている。コイルバネ59は、第2のスライド軸37Bに嵌合された状態で、コアユニット25と第2の連結部材9Bとの間に配置されている。コイルバネ59は、コアユニット25が第2の連結部材9Bに近づいたときに、コアユニット25を第2の連結部材9Bから離す方向の付勢力を蓄勢する。このため、コアユニット25が上下方向に往復移動するようにリニア同期モータを配置した場合には、第2の連結部材9Bを下方に位置させることにより、コイルバネ59の付勢力によって、コアユニット25が第2の連結部材9B側に落下するのを防止することができる。なお、第1のスライド軸37Aにおいても、コアユニット25と第2の連結部材9Bとの間にコイルバネを配置できるのは勿論である。
コアユニット25の外周には、フレーム部材39が配置されている。フレーム部材39は、相互に間隔を開けて配置された第1の分割フレーム部材61Aと第2の分割フレーム部材61Bとを有している。第1及び第2の分割フレーム部材61A,61Bは、いずれも厚み寸法2mmの導磁性材料により形成されている。第1の分割フレーム部材61Aは、図8(A)〜(C)に示すように、図1〜図3のそれぞれに向かって上方に位置するコアユニット25の出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33との間の上半部の大部分を覆っている。なお、図8(A)〜(C)は、第1の分割フレーム部材61Aの正面図、右側面図及び背面図である。第1の分割フレーム部材61Aは、複数の磁極部(31,33,35)の本体部(41,47,53)の半部と当接する一対の側部63と、一対の側部63を連結し、一対の被連結部分(43,49,55)の一方の被連結部分に当接する連結部65とを有している。一対の側部63の縁部には、4つの貫通孔63aがそれぞれ形成されている。そして、第1の分割フレーム部材61Aは、貫通孔63aを貫通して、出力側端部磁極部31の螺子孔31a(図5)及び反出力側磁極部33の螺子孔33a(図6)に螺合する螺子67(図2,図3)により、出力側端部磁極部31及び反出力側磁極部33にねじ止めされている。これにより、第1の分割フレーム部材61Aは、出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33と5個の中間磁極部35とを磁気的に連結している。
第2の分割フレーム部材61Bも第1の分割フレーム部材61Aと同じ構造を有している。第2の分割フレーム部材61Bは、図9(A)〜(C)に示すように、図1〜図3のそれぞれに向かって下方に位置するコアユニット25の出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33との間の下半部の大部分を覆っている。なお、図9(A)〜(C)は、第2の分割フレーム部材61Bの正面図、右側面図及び背面図である。第2の分割フレーム部材61Bは、複数の磁極部(31,33,35)の本体部(41,47,53)の半部と当接する一対の側部69と、一対の側部69を連結し、一対の被連結部分(43,49,55)の他方の被連結部分に当接する連結部71とを有している。一対の側部69の縁部には、4つの貫通孔69aがそれぞれ形成されている。そして、第2の分割フレーム部材61Bは、貫通孔69aを貫通して、出力側端部磁極部31の螺子孔31b(図5)及び反出力側磁極部33の螺子孔33b(図6)に螺合する螺子73(図1〜図3)により、出力側端部磁極部31及び反出力側磁極部33にねじ止めされている。これにより、第2の分割フレーム部材61Bも出力側端部磁極部31と反出力側磁極部33と5個の中間磁極部35とを磁気的に連結している。以上の構成により、第1の分割フレーム部材61Aと第2の分割フレーム部材61Bとからなるフレーム部材39は、軸5を中心としてコアユニット25の周囲を囲んで、複数の磁極部(31,33,35)と磁気的に連結されたヨークを構成している。図2及び図3に示すように、第1の分割フレーム部材61Aと第2の分割フレーム部材61Bとの間には、軸5が延びる方向に延びる一対の空隙部G1,G2が形成されている。また、第1の分割フレーム部材61A及び第2の分割フレーム部材61Bと巻線23A〜23Fとの間には、絶縁モールド樹脂からなるモールド部75(図1)が形成されている。本例では、第1の分割フレーム部材61A及び第2の分割フレーム部材61Bをコアユニット25に取り付けた状態で第1の分割フレーム部材61A及び第2の分割フレーム部材61B内に絶縁モールド樹脂を充填している。そのため、絶縁モールド樹脂を充填する際に、モールド成形金型を簡略化できる。一対の空隙部G1,G2の一方の空隙部G1は、第2のアセンブリ3を製造する際に絶縁モールド樹脂を充填する注入口を構成している。一対の空隙部G1,G2の他方の空隙部G2は、絶縁モールド樹脂を充填する際の空気抜け口を構成している。
本例のリニア同期モータでは、第2のアセンブリ3のコアユニット25が第1のアセンブリ1の軸5に対して軸線方向に移動すると、第1のスライド軸37Aが第1及び第2のスライド軸受11A,11Bにスライドし、第2のスライド軸37Bが第3及び第4のスライド軸受11C,11Dにスライドする。
本例のリニア同期モータによれば、コアユニット25の周囲を囲むフレーム部材39が複数の磁極部(31,33,35)を磁気的に連結するヨークとして機能している。そのため、従来のように、重量の重いヨーク専用部品を用いる必要がない。その結果、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできる。また、第1及び第2のスライド軸37A,37Bを出力軸として用いることができる。
なお、上記では、2本のスライド軸(第1及び第2のスライド軸37A,37B)を用いた例を示したが、スライド軸は、1本または3本以上であっても構わない。
また、上記では、永久磁石列を備える第1のアセンブリ1を固定子として用い、複数の巻線を備える第2のアセンブリ3を可動子として用いたが、永久磁石列を備える第1のアセンブリ1を可動子として用い、複数の巻線を備える第2のアセンブリ3を固定子として用いても構わない。永久磁石列を備える第1のアセンブリ1を可動子として用いた場合は可動子の重量を軽くできる。
図10〜図12は、本発明のリニア同期モータの他の実施の形態の正面図、左側面図及び右側面図である。なお、図10は、軸105の軸線を中心に90°の角度範囲で一部を破断した状態で示している。図10に示すように、本例のリニア同期モータは、可動子として用いられる第1のアセンブリ101と、固定子として用いられる第2のアセンブリ103とを有している。第1のアセンブリ101は、軸105と、永久磁石列107と、第1及び第2のガイド軸109A,109Bと、第1及び第2の連結部材111A,111Bと、被検出用永久磁石113とを有している。軸105は、磁性材料からなる細長い円筒形を有しており、軸線方向に往復移動する。永久磁石列107は、軸105の外周に嵌合されて軸105の軸線方向に並ぶ8個の円環状の永久磁石115により構成されている。8個の永久磁石115は、軸105の径方向の外面にN極が現れるように着磁された4個の円環状の永久磁石と、S極が現れるよう着磁された4個の円環状の永久磁石を有している。そして8個の永久磁石115は、N極とS極とが軸線方向に交互に並ぶように配置されている。本例では、1つの永久磁石115は、円弧状の6個の永久磁石片が軸105の周方向に並ぶように配置されて構成されている。永久磁石片は、接着剤を介して軸105に固定している。
第1及び第2のガイド軸109A,109Bは、ステンレスからなり、細長い円柱形を有している。第1及び第2のガイド軸109A,109Bは、軸105と平行に延びるように配置され、第1及び第2の連結部材111A,111Bを介して軸105に連結されている。第1及び第2のガイド軸109A,109Bは、後述する一対の筒体139内に配置されたスライド軸受161によってスライド可能にそれぞれ支持されている。この支持構造により、第1のアセンブリ101の軸105は、第2のアセンブリ103の中心に位置決めされる。また、第2のガイド軸109Bには、コイルバネ110が嵌合されている。コイルバネ110は、第2のガイド軸109Bに嵌合された状態で、後述するコアユニット127と第2の連結部材111Bとの間に配置されている。コイルバネ110は、第2の連結部材111Bがコアユニット127に近づいたときに、第2の連結部材111Bをコアユニット127から離す方向の付勢力を蓄勢する。このため、軸105が上下方向に往復移動するようにリニア同期モータを配置した場合には、第2の連結部材111Bを上方に位置させることにより、コイルバネ110の付勢力によって、第2の連結部材111Bがコアユニット127側に落下するのを防止することができる。なお、第1の連結部材111Aにおいても、コアユニット127と第2の連結部材111Bとの間にコイルバネを配置できるのは勿論である。
第1の連結部材111Aは、アルミニウムからなり、図11に示すように、中央部に4本の螺子117によって軸105の一方の端部が連結されている。また、第1の連結部材111Aの両端部には、螺子119により第1及び第2のガイド軸109A,109Bのそれぞれの一方の端部が連結されている。第2の連結部材111Bもアルミニウムからなり、図12に示すように、中央部に4本の螺子121によって軸105の他方の端部が連結されている。また、第2の連結部材111Bの両端部には、螺子123により第1及び第2のガイド軸109A,109Bのそれぞれの他方の端部が連結されている。これにより、第1及び第2のガイド軸109A,109Bと軸105とは、第1及び第2の連結部材111A,111Bによって連結されている。
第2のアセンブリ103は、6個の巻線125A〜125Fとコアユニット127とを有している。6個の巻線125A〜125Fは、巻線導体が環状に巻かれて形成され、軸105の軸線方向に間隔をあけて配置され且つ軸105の周囲を囲むように配置されている。6個の巻線125A〜125Fには、電気角で120°ずつ位相がずれた3相の励磁電流(U,V,W)が流れている。具体的には、6個の巻線125A〜125Fには、U相,−U相,−V相,V相,W相,−W相の励磁電流がそれぞれ流れている。巻線125A〜125Fは、図4(A)〜(C)に示すボビン27と同じようなボビン129にそれぞれ収納されている。
コアユニット127は、エンドブラケット131と、出力側端部磁極部133と、反出力側磁極部135と、5個の中間磁極部137とを有している。エンドブラケット131は、非磁性のアルミ等に切削加工が施されて形成されている。図10に示すように、エンドブラケット131の中央部には、軸105が貫通する貫通孔131aが形成されている。また、エンドブラケット131の両端部には、第1及び第2のガイド軸109A,109Bがそれぞれ貫通する貫通孔131bが形成されている。
出力側端部磁極部133は、中央に位置する本体部141と、本体部141の上下方向に位置する一対の被連結部分143(図10において、下方の被連結部分143は、フレーム部材163に覆われている)とを有しており、所定の厚みの磁性鋼材に切削加工が施されて形成されている。本体部141の中央部には、軸105が貫通する貫通孔141aが形成されている。このため、一対の被連結部分143は、軸105を中心にして対向している。そして、貫通孔141aの内周壁面が磁極面141bを構成している。磁極面141bは、隣接する中間磁極部137から軸線方向に離れるに従って永久磁石列107との間の間隙寸法が大きくなるように構成されている。一対の被連結部分143の中央には、一対の筒体139がそれぞれ貫通する貫通孔143aが形成されている。
反出力側磁極部135は、中央に位置する本体部145と、本体部145の上下方向に位置する一対の被連結部分147(図10において、下方の被連結部分147は、フレーム部材163に覆われている)とを有しており、所定の厚みの磁性鋼材に切削加工が施されて形成されている。本体部145の中央部には、軸105が貫通する貫通孔145aが形成されている。このため、一対の被連結部分147は、軸105を中心にして対向することになる。そして、貫通孔145aの内周壁面が磁極面145bを構成している。磁極面145bは、隣接する中間磁極部137から軸線方向に離れるに従って永久磁石列107との間の間隙寸法が大きくなるように構成されている。一対の被連結部分147の中央には、第1及び第2のガイド軸109A,109Bがそれぞれ貫通する貫通孔147aが形成されている。反出力側磁極部135の外面には、ホール素子149が固定されている。軸105には、ホール素子149と対向するように被検出用永久磁石113が設けられている。そして、ホール素子149と被検出用永久磁石113とにより、磁極検出が行われる。
5個の中間磁極部137は、図13に示すように、輪郭が矩形状の本体部151と、図13の紙面において本体部151の上下方向に位置する一対の被連結部分153とを有している。中間磁極部137は、それぞれ複数枚の磁性鋼板が軸105の軸線方向に積層されて構成されている。図10に示すように、5個の中間磁極部137は、出力側端部磁極部133と反出力側磁極部135との間に軸線方向に並んで配置されている。本体部151の中央部には、軸105が貫通する貫通孔151aが形成されている。このため、一対の被連結部分153は、軸105を中心にして対向することになる。そして、貫通孔151aの内周面は、第1のアセンブリ101の永久磁石列107と所定の間隙を介して対向する磁極面を構成している。本体部151の隅には、樹脂貫通孔151bが形成されている。貫通孔151aと樹脂貫通孔151bとの間にはボビン129の膨出部[図4(A)〜(C)の符号27d参照]が嵌合されるボビン嵌合溝151cが形成されている。ボビン嵌合溝151cは、樹脂貫通孔151bと連通している。一対の被連結部分153の中央には、一対の筒体139がそれぞれ嵌合する貫通孔153aが形成されている。
本例では、図10に示すように、出力側端部磁極部133と5個の中間磁極部137と反出力側端部磁極部135とは、隣接する2つの磁極部(133,135,137)の間に1つの巻線(125A〜125F)が配置されるスペースを形成するように軸線方向に間隔をあけて配置されている。そして、本例では、出力側端部磁極部133と、反出力側磁極部135と、5個の中間磁極部137とから複数の磁極部が構成されている。また、出力側端部磁極部133と反出力側磁極部135とから複数の磁極部の軸線方向の両端に位置する一対の端部磁極部が構成されている。また、5個の中間磁極部137が複数の磁極部(133,135,137)の主要部を構成している。
エンドブラケット131と出力側端部磁極部133と反出力側磁極部135と5個の中間磁極部137と6個の巻線125A〜125Fとが組み合わされた状態で、出力側端部磁極部133の一対の被連結部分143と、反出力側磁極部135の一対の被連結部分147と、5個の中間磁極部137の一対の被連結部分153とが軸105に沿って並んで一対の被連結部分列155が構成される(図10)。一対の被連結部分列155をそれぞれ構成する一対の被連結部分(143,147,153)は、一対の筒体139によってそれぞれ接続されている。
コアユニット127に固定された一対の筒体139は、図14(A)及び(B)に示すように、いずれも磁性材料により一体に成形されており、円筒形を有している。図14(A)に示すように、一対の筒体139の両端には、螺子孔139aが4つずつ形成されている。そして、一対の筒体139は、コアユニット127を軸105の軸線方向と平行な方向に貫通しており、それぞれの両端は、エンドブラケット131と反出力側磁極部135とに当接している。また、一対の筒体139は、出力側端部磁極部133の貫通孔143aの内周面と、5個の中間磁極部137の貫通孔153aの内周面とに当接している。一対の筒体139のそれぞれの一方の端部とエンドブラケット131とは、エンドブラケット131に形成された図示しない貫通孔を貫通して筒体139の螺子孔139aに螺合する螺子157(図11)により固定されている。また、一対の筒体139のそれぞれの他方の端部と反出力側磁極部135とは、反出力側磁極部135に形成された図示しない貫通孔を貫通して筒体139の螺子孔139aに螺合する螺子159(図12)により固定されている。図10に示すように、一対の筒体139の内部には、第1及び第2のガイド軸109A,109Bをスライド可能にそれぞれ支持する2つのスライド軸受161が配置されている。
図10及び図12に示すように、コアユニット127の外周には、フレーム部材163が配置されている。フレーム部材163は、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と第2の種類の分割フレーム部材(167A,167B)とを有している。第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)は、相互に間隔を開けて配置された第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aと第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bとを含んでいる。第1の種類の第1及び第2の分割フレーム部材165A,165Bは、いずれも厚み寸法1.2mmの磁性材料により形成されており、コアユニット127の外周面と当接している。第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aは、図15(A)〜(C)に示すように、図10及び図12のそれぞれに向かって上方に位置するコアユニット127の出力側端部磁極部133と反出力側磁極部135との間の上半部の大部分を覆っている。なお、図15(A)〜(C)は、第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aの正面図、右側面図及び背面図である。第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aは、複数の磁極部(133,135,137)の本体部(141,145,151)の上半部と当接する一対の側部169A,169Bと、一対の側部169A,169Bを連結し、一対の被連結部分(143,147,153)の一方の被連結部分に当接する連結部171とを有している。一対の側部169A,169Bの一方の側部169Aの縁部には、4つの貫通孔169cが形成されている。一対の側部169A,169Bの他方の側部169Bの縁部にも4つの貫通孔169dが形成されている。
第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bも第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aと同じ構造を有している。図16(A)〜(C)に示すように、第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bは、図10〜図12のそれぞれに向かって下方に位置するコアユニット127の出力側端部磁極部133と反出力側磁極部135との間の下半部の大部分を覆っている。なお、図16(A)〜(C)は、第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bの正面図、右側面図及び背面図である。第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bは、複数の磁極部(133,135,137)の本体部(141,145,151)の下半部と当接する一対の側部173A,173Bと、一対の側部173A,173Bを連結し、一対の被連結部分(143,147,153)の一方の被連結部分に当接する連結部175とを有している。一対の側部173A,173Bの一方の側部173Aの縁部には、4つの貫通孔173cが形成されている。一対の側部173A,173Bの他方の側部173Bの縁部にも4つの貫通孔173dが形成されている。
図12に示すように、第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aと第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bとの間には、軸105が延びる方向に延びる一対の空隙部G11,G12が形成されている。第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と巻線125A〜125Fとの間には絶縁モールド樹脂からなるモールド部177(図10)が形成されている。本例では、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)をコアユニット127に取り付けた状態で第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)内に絶縁モールド樹脂を充填している。そのため、モールド成形金型を簡略化できる。一対の空隙部G11,G12の一方の空隙部G11は、第2のアセンブリ103を製造する際に絶縁モールド樹脂を充填する注入口を構成している。一対の空隙部G11,G12の他方の空隙部G12は、絶縁モールド樹脂を充填する際の空気抜け口を構成している。
第2の種類の分割フレーム部材(167A,167B)は、第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aと第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bとを含んでいる。図17に示すように、第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aは、矩形状を有しており、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と同様に、厚み寸法1.2mmの磁性材料により形成されている。第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aの両端部には、貫通孔167cが4つずつ形成されている。図12に示すように、第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aは、空隙部G11を覆って、2つの第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)の一方の突き合わせ部に跨って配置されている。第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aは、螺子179を用いて、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と一緒にコアユニット127の端部磁極部(133,135)にねじ止めされている。螺子179は、第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aに形成された貫通孔167c(図17)と、第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aの一方の側部169Aに形成された貫通孔169c[図15(A)]及び第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bの一方の側部173Aに形成された貫通孔173c[図16(A)]とを貫通して、端部磁極部(133,135)に形成された螺子孔に螺合されている。
図18に示すように、第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bも第2の種類の第1の分割フレーム部材167Aと同様に、矩形状を有しており、厚み寸法1.2mmの磁性材料により形成されている。第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bの両端の縁部には、貫通孔167dが4つずつ形成されている。図12に示すように、第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bは、空隙部G12を覆って、2つの第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)の他方の突き合わせ部に跨って配置されている。第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bは、螺子181を用いて、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と一緒にコアユニット127の端部磁極部(133,135)にねじ止めされている。螺子181は、第2の種類の第2の分割フレーム部材167Bの貫通孔167d(図18)と、第1の種類の第1の分割フレーム部材165Aの他方の側部169Bに形成された貫通孔169d[図15(C)]及び第1の種類の第2の分割フレーム部材165Bの他方の側部173Bに形成された貫通孔173d[図16(C)]とを貫通して、端部磁極部(133,135)に形成された螺子孔に螺合されている。
本例では、図12に示すように、第1の種類の分割フレーム部材(165A,165B)と第2の種類の分割フレーム部材(167A,167B)とが重なる4カ所の部分OL1〜OL4が、複数の磁極部(133,135,137)を磁気的に連結する厚みのヨークを構成している。
本例のリニア同期モータでは、第1のアセンブリ101の軸105が第2のアセンブリ103のコアユニット127に対して軸線方向に移動すると、第1及び第2のガイド軸109A,109Bがスライド軸受161内をスライドする。
本例のリニア同期モータでは、フレーム部材163は、複数の磁極部(133,135,137)を貫通する一対の筒体139からなるヨーク構成体と併用してヨークとして用いている。この場合でも、磁性材料からなるヨーク構成体(一対の筒体139)の量を低減できるので、一対の筒体139の設計自由度が高くなる。また、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできる。
本発明によれば、コアユニットの周囲を囲むフレーム部材が複数の磁極部を磁気的に連結するヨークを構成しているので、従来のように、重量の重いヨーク専用部品を用いる必要がない。そのため、リニア同期モータの製造コストを下げて、リニア同期モータの重量を軽くできる。
1 第1のアセンブリ
3 第2のアセンブリ
5 軸
7 永久磁石列
9A,9B 第1及び第2の連結部材
11A,11B,11C,11D 第1〜第4のスライド軸受
23A〜23F 巻線
25 コアユニット
31 出力側端部磁極部
33 反出力側磁極部
35 中間磁極部
37A,37B 第1及び第2のスライド軸
39 フレーム部材
61A 第1の分割フレーム部材
61B 第2の分割フレーム部材
75 モールド部

Claims (9)

  1. 軸及び前記軸に取付けられた複数の永久磁石からなる1以上の永久磁石列を備えてなる第1のアセンブリと、
    巻線導体が環状に巻かれて形成され、前記軸の軸線方向に所定の間隔をあけて配置され且つ前記軸の周囲を囲むように配置された複数の巻線と、複数枚の磁性鋼板を積層して構成され前記第1のアセンブリの前記永久磁石列と所定の間隙を介して対向する磁極面を有し且つ前記軸の周囲を囲むように前記軸と同心的に配置される複数の磁極部、及び前記複数の磁極部を磁気的に連結するヨークを有し、隣接する2つの前記磁極部間に1つの前記巻線が配置されるスペースを形成するように前記複数の磁極部が前記軸線方向に間隔をあけて配置されてなるコアユニットとを備えた第2のアセンブリを具備し、
    前記第1及び第2のアセンブリの一方が可動子として用いられ、前記第1及び第2のアセンブリの他方が固定子として用いられてなるリニア同期モータであって、
    導磁性材料により形成され且つ前記軸を中心として前記コアユニットの周囲を囲むフレーム部材を備え、前記複数の磁極部と前記フレーム部材とが磁気的に連結されて、前記フレーム部材が前記ヨークを構成することを特徴とするリニア同期モータ。
  2. 前記軸と平行に配置され、前記コアユニットを前記軸線方向と平行な方向に貫通し且つ前記コアユニットに固定された少なくとも1本のスライド軸を、前記第2のアセンブリが備え、
    前記少なくとも一本のスライド軸の両端部をスライド可能に支持する少なくとも1組のスライド軸受を、前記第1のアセンブリが備えている請求項1に記載のリニア同期モータ。
  3. 前記少なくとも一組のスライド軸受のそれぞれのスライド軸受と前記軸の端部とは、一組の連結部材のそれぞれの連結部材によって連結されている請求項2に記載のリニア同期モータ。
  4. 前記軸は、筒形状を有しており、
    前記軸の中空の内部には、前記複数の巻線を冷却する冷却媒体が流れている請求項2に記載のリニア同期モータ。
  5. 前記フレーム部材は、前記コアユニットにねじ止めされる複数の分割フレーム部材によって構成されている請求項1に記載のリニア同期モータ。
  6. 前記複数の分割フレーム部材は、前記コアユニットの外周面と当接する第1の種類の分割フレーム部材と、2つの前記第1の種類の分割フレーム部材の突き合わせ部に跨って配置されて2つの前記第1の種類の分割フレーム部材と一緒に前記コアユニットにねじ止めされる第2の種類の分割フレーム部材とから構成される請求項5に記載のリニア同期モータ。
  7. 前記複数の磁極部は、少なくとも一つの被連結部分を備え、
    前記複数の磁極部は、前記少なくとも一つの被連結部分が前記軸に沿って並んで少なくとも一つの被連結部分列を構成するように配置され、
    前記少なくとも1本のスライド軸が、前記被連結部分列を構成する複数の被連結部分を貫通している請求項2に記載のリニア同期モータ。
  8. 前記複数の磁極部は、前記軸線方向の両端に位置する一対の端部磁極部と、前記一対の端部磁極部の間に位置する1以上の中間磁極部とからなり、
    前記フレーム部材は、前記一対の端部磁極部にねじ止めされている請求項5または6に記載のリニア同期モータ。
  9. 前記フレーム部材と前記複数の巻線との間には、絶縁モールド樹脂からなるモールド部が形成されている請求項1に記載のリニア同期モータ。
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