JP2011160130A - スタンドおよびこれを備えたテレビジョン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力を用いない簡素な構成により、使用者が一人で容易にチルト角度を変更することが可能なスタンドおよびテレビジョン装置を提供する。
【解決手段】アーム30の脚部31を、シャフト20を中心として回動可能とし、この脚部31から屈曲して設けた胴部32に下部ネジ孔32Aおよび上部ネジ孔32Bを設けると共に本体部を固定する。ホルダー40の下部41をベースプレート10上に設置し、この下部41から第1角度θ1=0度で立設した中部42に下部ネジ孔32Aに対応する第1ネジ孔42Aを設け、中部42の上端から第2角度=5度で設けた上部43に上部ネジ孔32Bに対応する第2ネジ孔43Aを設ける。アーム30の脚部31の回動により、アーム30の胴部32をホルダーの中部42または上部43のいずれかに当接させて固定し、胴部32に固定した本体部のチルト角度を切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、薄型テレビジョン装置に好適なスタンドおよびこのスタンドを備えたテレビジョン装置に関する。
近年、液晶,プラズマ,有機EL(Electroluminescence)などのフラットパネル表示装置を用いた薄型テレビジョン装置が、テレビジョン装置の主流になりつつある。このような薄型テレビジョン装置には、平板状の表示部本体をスタンドにより支持するモデルが多い(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−234581号公報(図33)
薄型テレビジョンの普及が進む中で、スタンドには、本体を横方向回転させるスイーベル機構や、本体を縦方向(上下方向)に首振り動作させるチルト機構などをつけることが求められている。従来の一般的なチルト機構は、ヒンジと呼ばれる組み上げられた部品を使用し、摩擦力によってその角度を維持する構成となっていた。しかし、このようなヒンジ機構の使用は小型モデルに止まっており、大型モデルではチルト機構がついていなかった。その理由は、使用者が一人でチルト角度を変更するのが難しいこと、大型モデルでは本体が重くなり、強度が必要となるので、部品構成が複雑となること、モーターなどの動力を使用するとコストが増大してしまうこと、などであった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、動力を用いない簡素な構成により、使用者が一人で容易にチルト角度を変更することが可能なスタンドおよびテレビジョン装置を提供することにある。
本発明によるスタンドは、以下の(A)〜(D)の構成要素を備えたものである。
(A)底面部および底面部から上方に突出した一対の軸受部を有する基礎部材
(B)一対の軸受部の間に架設された軸部材
(C)軸部材により一対の軸受部に対して回動可能に固定された脚部、および脚部から屈曲して設けられると共に下部ネジ孔および上部ネジ孔を有し、支持対象物に固定される胴部を有する腕部材
(D)底面部の上に設けられた下部、下部から第1角度で立設されると共に下部ネジ孔に対応する第1ネジ孔を有する中部、および中部の上端から第2角度で設けられると共に上部ネジ孔に対応する第2ネジ孔が設けられた上部を有する受け部材
本発明によるテレビジョン装置は、画像表示のための平板状の本体部および本体部を支持対象物とするスタンドを備え、スタンドは、上記本発明のスタンドにより構成されたものである。
本発明のスタンドまたは本発明のテレビジョン装置では、腕部材の脚部が軸部材を中心として回動することにより、この脚部から屈曲して設けられた胴部の傾斜角度が変化し、受け部材の中部または上部のいずれかに当接する。腕部材の胴部が受け部材の中部に当接する場合には、下部ネジ孔と第1ネジ孔とを用いて腕部材の胴部を第1角度に固定することが可能となる。一方、腕部材の胴部が受け部材の上部に当接する場合には、上部ネジ孔と第2ネジ孔とを用いて腕部材の胴部を第2角度に固定することが可能となる。これにより、腕部材の胴部に固定された支持対象物としての本体部の傾斜角度が変更される。
本発明のスタンド、または本発明のテレビジョン装置によれば、腕部材の脚部を、軸部材を中心として回動可能とし、この脚部から屈曲して設けた胴部に下部ネジ孔および上部ネジ孔を設けると共に支持対象物としての本体部を固定する一方、受け部材の下部を基礎部材の上に設置し、この下部から第1角度で立設した中部に下部ネジ孔に対応する第1ネジ孔を設け、中部から第2角度で設けた上部に上部ネジ孔に対応する第2ネジ孔を設けるようにしたので、腕部材の脚部の回動により、腕部材の胴部を受け部材の中部または上部のいずれかに当接させて固定し、腕部材の胴部に固定した支持対象物としての本体部の傾斜角度を切り替えることが可能となる。よって、動力を用いることなく、使用者が一人で容易に本体部のチルト角度を変更することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るテレビジョン装置の外観を表す斜視図である。 図1に示したスタンドの全体構成を表す斜視図である。 図2に示したホルダーを背面側から見た斜視図である。 図2に示したアームの胴部が0度にある場合の斜視図である。 図2に示したアームの胴部が5度にある場合の斜視図である。 図2に示したアームの胴部のダボおよびホルダーの上部の孔を説明するための斜視図である。 0度から5度に変更する際のスタンドの動きを説明するための図である。 5度から0度に変更する際のスタンドの動きを説明するための図である。 本体部の傾斜角度を0度から5度に変更した場合の本体部下端の移動量を従来と比較して表す図である。 従来のチルト機構において本体部の傾斜角度を0度から5度に変更した場合の本体部全体の移動の様子を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るテレビジョン装置の外観を表したものである。このテレビジョン装置1は、画像表示のための平板状の本体部2をスタンド3により支持して棚や台などの水平面に載置するようにした据置型の薄型テレビジョン装置である。
本体部2は、液晶,プラズマ,有機EL,無機EL,エレクトロデポジションもしくエレクトロクロミックなどの表示素子を用いた平板状の表示パネル2Aを、樹脂または金属などよりなる筐体2Bに収容したものである。使用者は筐体2Bの前面の開口2Cから表示パネル2Aに表示された画像を視ることが可能となっている。
スタンド3は、本体部2を立てた状態、すなわち表示パネル2Aを使用者側に向けた状態で、本体部2の背面から下方にかけて支持する立設装置であり、例えば、樹脂または金属などよりなる逆T字状の外装部材3Aに収容されている。このスタンド3は、例えば、本体部2を矢印R1方向に横方向回転させるスイーベル動作と、本体部2を矢印R2方向に縦方向(上下方向)に首振りさせるチルト動作とを可能にするものであるが、以下ではスイーベル動作R1については省略し、主としてチルト動作R2について説明する。
図2は、図1に示したスタンド3の外装部材3Aを取り外して、内部構成を表したものである。スタンド3は、上述した本体部2のチルト動作R2を可能とするものであり、例えば、ベースプレート(基礎部材)10にシャフト(軸部材)20によりL字形のアーム(腕部材)30が回動可能に固定され、アーム30の背面がホルダー(受け部材)40で支えられた構成を有している。これにより、このテレビジョン装置1では、動力を用いない簡素な構成のスタンド3により、使用者が一人で容易にチルト角度を変更することが可能となっている。
ベースプレート10は、スタンド3の底面をなす部品、すなわちスタンド3の土台となるものであり、例えば、長辺の二つの角を切り取った略矩形・平板状の底面部11を有している。底面部11の表面には、シャフト20,アーム30およびホルダー40等の各種部品またはプリント配線基板などを配設するための配設部が凹凸により区画され、適宜ネジ孔が設けられている。
この底面部11には、上方に突出した一対の軸受部12が設けられている。この軸受部12は、例えば、底面部11に矩形の三辺をなす形状の切れ目を入れ、その部分を上方に折り曲げることにより形成されたものである。
シャフト20は、一対の軸受部12の間に架け渡され、本体部2のチルト動作R2の回転中心においてベースプレート10とアーム30とを関係づける円筒状部品である。
アーム30は、支持対象物としての本体部2を固定するための部品であると共に、ベースプレート10およびシャフト20を介して本体部2のチルト動作R2を行うものである。アーム30は、例えば、底面部11の表面に対してほぼ水平な一対(2本)の脚部31と、この脚部31から上方に屈曲した胴部32とを有している。
脚部31は、シャフト20により一対の軸受部12に対して回動可能に固定されており、脚部31の回動に伴って胴部32の鉛直方向に対する傾斜角度が変化するようになっている。脚部31の下辺31Aは、胴部32の傾斜角度が最大になった場合(後述する第2角度θ2となった場合)に後述するホルダー40の下部41に接触し、それ以外の場合にはホルダー40の下部41とは離間している。
胴部32は、2本の脚部31の間を連結する平坦な板状であり、例えば、脚部31の下辺31Aに対して(90度+胴部32の最大傾斜角度、すなわち90度+後述する第2角度θ2)の角度で屈曲して設けられている。胴部32の両側には一対の翼部33が設けられており、この翼部33に支持対象物としての本体部2の筐体2Bの背面が固定されている。翼部33は胴部32に対して平行に設けられているので、胴部32の傾斜角度と本体部2の傾斜角度は等しくなる。なお、本体部2の大きさや重量によっては必ずしも翼部33を設ける必要はなく、胴部32に直接本体部2の筐体2Bの裏面を固定してもよい。
図3は、ホルダー40を背面側から視た構成を表したものである。ホルダー40は、アーム30を固定してスタンド3全体に強度を持たせるための部品である。ホルダー40は、下部41において底面部11に接しており、この下部41から中部42が第1角度θ1、例えば鉛直方向(0度)で立設されている。更に、中部42の上端からは、上部43が第2角度θ2、例えば鉛直方向から5度傾斜した角度で設けられている。なお、下部41は後述するように底面部11に完全に固定されてはおらず、底面部11上を水平方向に往復移動可能となっている。
また、ホルダー40は、中部42の背面側に突出する補助固定部44を有し、この補助固定部44において底面部11にビス44Aにより固定されていることが好ましい。ビス固定を増やすことにより、更に強度を向上させることが可能となるからである。特に、デザイン的な制約でアーム30やホルダー40の幅が狭くなり、十分な強度を持たせることが難しい場合、あるいは、より確実な固定が必要な場合などに有利である。
これらベースプレート10,アーム30およびホルダー40は、スタンド3に、重量のある大型の本体部2を支持するに十分な強度を持たせるため、例えば厚みが1.5〜2.0mm程度であり、鉄により構成されていることが望ましい。また、スタンド3の強度は、アーム30の胴部32を支えるホルダー40の面積および本体部2を固定する翼部33の面積を十分に大きくすること、補助固定部44など多数のネジ固定箇所を設けることのほか、後述するホルダー40の中部42の座42B,ホルダー40の下部41の第1凸部41A,ベースプレート10の底面部11の第2凸部11A,および脚部31の下辺31Aの耳片31Dなどによっても担保されている。
図4は、アーム30の胴部32が第1角度θ1=0度にある場合の、ベースプレート10、シャフト20,アーム30およびホルダー40の位置関係を表したものである。アーム30の胴部32には、下部ネジ孔32Aおよび上部ネジ孔32Bが設けられている。ホルダー40の中部42には、下部ネジ孔32Aに対応する第1ネジ孔42Aが設けられている。ホルダー40の上部43には、上部ネジ孔32Bに対応する第2ネジ孔43Aが設けられている。
アーム30の胴部32が第1角度θ1=0度にある場合には、アーム30の胴部32はホルダー40の中部42に当接し、ベースプレート10に対して垂直になっている。このとき、脚部31の下辺31Aとホルダー40の下部41とは離間し、両者の間に隙間が生じている。
この状態で、下部ネジ孔32Aと第1ネジ孔42Aとを用いてアーム30の胴部32をホルダー40の中部42にネジ50で固定することにより、十分な強度を持った状態でアーム30の胴部32を第1角度θ1=0度に固定することが可能となる。これにより、胴部32に固定された本体部2も、第1角度θ1=0度に固定される。
また、ホルダー40の中部42は、アーム30の胴部32が第1角度θ1=0度にある場合にアーム30の胴部32の下端を載せる階段状の座42Bを有することが好ましい。より確実な強度を持たせることが可能となるからである。
更に、ホルダー40の下部41は、アーム30の胴部32が第1角度θ1=0度にある場合に脚部31の下辺31Aを載せる第1凸部41Aを有し、ベースプレート10の底面部11は、アーム30の胴部32が第1角度θ1=0度にある場合に脚部31の下辺31Aを載せる第2凸部11Aを有することが好ましい。このように、アーム30を、ホルダー40の中部42の座42B,ホルダー40の下部41の第1凸部41A,およびベースプレート10の底面部11の第2凸部11Aの三箇所で支持することにより、更に確実な強度を持たせることが可能となる。なお、アーム30は、必要に応じて、脚部31の下辺に第1凹部31Bおよび第2凹部31Cを有していてもよい。
ホルダー40の下部41は、長孔41Bおよびこの長孔41Bに挿通されたガイド用突起41Cにより、ベースプレート10の底面部11に対して長孔41Bの長手方向に往復移動可能に固定されている。また、ホルダー40の下部41は所望の位置でカシメ等の方法によりベースプレート10の底面部11に固定可能となっている。これにより、ホルダー40は、アーム30の回動変位に対応して底面部11上で水平移動すると共に、所望の位置および角度でアーム30を確実に支えることが可能となっている。
図5は、アーム30の胴部32が第2角度θ2=5度にある場合の、ベースプレート10、シャフト20,アーム30およびホルダー40の位置関係を表したものである。
アーム30の胴部32が第2角度θ2=5度にある場合には、アーム30の胴部32はホルダー40の上部43に当接し、ベースプレート10に対して85度の角度を持った状態となっている。このとき、脚部31の下辺31Aはホルダー40の下部41に接触している。
この状態で、上部ネジ孔32Bと第2ネジ孔43Aとを用いてアーム30の胴部32をホルダー40の上部43にネジ50で固定することにより、十分な強度を持った状態でアーム30の胴部32を第2角度θ2=5度に固定することが可能となる。これにより、胴部32に固定された本体部2も、第2角度θ2=5度に固定される。
更に、アーム30は、脚部31の下辺31Aから側方に突出した耳片31Dを有し、この耳片31Dは、アーム30の胴部32が第2角度θ2=5度にある場合にホルダー40の下部41に面接触することが好ましい。脚部31の下辺31Aのみでホルダー40の下部41に線接触する場合に比べて、より確実な強度を持たせることが可能となるからである。
図6は、アーム30の胴部32が第2角度θ2=5度にある場合にアーム30およびホルダー40を背面側から見た構成を表したものである。アーム30の胴部32は、上部ネジ孔32A近傍にダボ32Cを有し、ホルダー40の上部43は、アーム30の胴部32が第2角度θ2=5度にある場合にダボ32Cが嵌まり込む孔43Bを有することが好ましい。使用者がチルト作業を行う際に、角度が決まったことを使用者が確認しやすくなり、操作感の向上が可能となる。また、必要に応じてダボ32Cおよび孔43Bのサイズを設定することにより、アーム30のがたつきを規制し、本体部2のチルト角度の安定性を高めることも可能となる。ダボ32Cおよび孔43Bは、例えば、上部ネジ孔32Aと同じ高さ位置に、上部ネジ孔32Aに関して対称な位置に(例えば、両側に)同数ずつ(例えば、一つずつ)設けられていることが望ましい。
また、ホルダー40の背面には、第1ネジ孔42Aの近傍および第2ネジ孔43Aの近傍に、本体部2のチルト角度を指示するイラスト等のマーク42C,43Cが設けられていることが望ましい。これにより、使用者の利便性、操作の効率などを向上させることが可能となる。
このテレビジョン装置1では、例えば次のようにして本体部2のチルト動作R2を行うことができる。
図7は、アーム30の胴部32を第1角度θ1=0度から第2角度θ2=5度に変更する際のスタンド3の動きを表したものである。まず、図7(A)に示したように、アーム30の胴部32を第1角度θ1=0度にした状態で、(1)ネジ50を外す。次いで、(2)アーム30の胴部32を押さえる。続いて、(3)ホルダー40を矢印A1方向(紙面の右方向)に移動させる。
これにより、図7(B)に示したように、(4)アーム30が第2角度θ2=5度の位置に移動し、アーム30の胴部32がホルダー40の上部43に当接する。そののち、(5)ネジ50を締めて、アーム30の胴部32をホルダー40の上部43に固定する。これにより、胴部32に固定された本体部2も、第2角度θ2=5度に固定される。
図8は、アーム30の胴部32を第2角度θ2=5度から第1角度θ1=0度に変更する際のスタンド3の動きを表したものである。まず、図8(A)に示したように、アーム30の胴部32を第2角度θ2=5度にした状態で、(1)ネジ50を外す。次いで、(2)アーム30の胴部32を矢印A2方向(紙面の左方向)に押す。続いて、(3)ホルダー40を矢印A3方向(紙面の左方向)に移動させる。
これにより、図8(B)に示したように、(4)アーム30が第1角度θ1=0度の位置に移動し、アーム30の胴部32がホルダー40の中部42に当接する。そののち、(5)ネジ50を締めて、アーム30の胴部32をホルダー40の中部42に固定する。これにより、胴部32に固定された本体部2も、第1角度θ1=0度に固定される。
このテレビジョン装置1では、アーム30の脚部31がシャフト20を中心として回動することにより、この脚部31から屈曲して設けられた胴部32の傾斜角度が変化し、ホルダー40の中部42または上部43のいずれかに当接する。アーム30の胴部32がホルダー40の中部42に当接する場合には、下部ネジ孔32Aと第1ネジ孔42Aとを用いてアーム30の胴部32を第1角度θ1=0度に固定することが可能となる。一方、アーム30の胴部32がホルダー40の上部43に当接する場合には、上部ネジ孔32Bと第2ネジ孔43Aとを用いてアーム30の胴部32を第2角度θ2=5度に固定することが可能となる。これにより、アーム30の胴部32に固定された支持対象物としての本体部2のチルト角度が第1角度θ1=0度または第2角度θ2=5度のいずれかに変更される。
図9(A)は、本体部2の傾斜角度を第1角度θ1=0度から第2角度θ2=5度に変更した場合の、本体部2の下端の移動量を調べたシミュレーション結果である。本実施の形態では、本体部2の移動量は、奥行き方向ΔD1=3mm、高さ方向ΔH1=0mmとなった。
図9(B)は、従来のヒンジ機構によるスタンド103を用いた場合に、本体部102を同様に0度から5度に傾けたときの本体部102の下端の移動量を調べたシミュレーション結果である。従来のヒンジ機構によるスタンド103では、本体部102の移動量は、奥行き方向ΔD2=9mm、高さ方向ΔH2=5.3mmとなった。
図9(A)および図9(B)から分かるように、本実施の形態では、従来のヒンジ機構を用いたスタンド103に比べて、本体部2の下端の移動量ΔD1,ΔH1が極めて小さくなっていた。これは、本実施の形態ではチルト回転中心C1を本体部2の真下におくことが可能となるからである。これに対して、従来では、図10に示したように、チルト回転中心C2は本体部102とスタンド103との接合部位となるので、本体部102の上端および下端の移動量が著しく大きくなってしまう。
このように本実施の形態では、アーム30の脚部31を、シャフト20を中心として回動可能とし、この脚部31から屈曲して設けた胴部32に下部ネジ孔32Aおよび上部ネジ孔32Bを設けると共に支持対象物としての本体部2を固定する一方、ホルダー40の下部41をベースプレート10の上に設置し、この下部41から第1角度θ1=0度で立設した中部42に下部ネジ孔32Aに対応する第1ネジ孔42Aを設け、中部42から第2角度θ2=5度で設けた上部43に上部ネジ孔32Bに対応する第2ネジ孔43Aを設けるようにしたので、アーム30の脚部31の回動により、アーム30の胴部32をホルダーの中部42または上部43のいずれかに当接させて固定し、アーム30の胴部32に固定した支持対象物としての本体部2のチルト角度を切り替えることが可能となる。よって、モーターなどの動力を用いることなく、使用者が一人で容易に本体部2のチルト角度を変更することが可能となる。
また、スタンド3は、ベースプレート10,シャフト20,アーム30およびホルダー40からなる簡素な構成を有し、部品点数が極めて少なく低コストであるにもかかわらず、十分な強度をもってチルト角度を変更することが可能となる。よって、大型テレビジョン装置のように本体部2が重くなる場合にも十分な強度が得られ、従来のヒンジ機構のような複雑な部品構成は不要となり、簡単な作業で本体部2のチルト動作R2が可能となる。また、ヒンジやモーターなどの複雑で高価な部品を用いる必要もなくなり、スタンド3の低コスト化も可能となる。
更に、チルト動作R2の回転中心C1を本体部2の真下におくことが可能となるので、本体部2の移動量を極めて小さくすることが可能となる。よって、チルト動作R2により本体部2とスタンド3とのデザイン的な調和が損なわれるおそれが小さくなる。
加えて、各部品の公差の累積によるスタンド3の傾きを吸収して最終的な微調整を行うことにより、スタンド3のチルト角度のずれやスタンド3の傾きを最小にすることが可能となる。例えば、上記実施の形態では、本体部2のチルト角度を第1角度θ1=0度または第2角度θ2=5度のいずれかに切り替える場合について説明したが、最終的な微小なチルト角度調整は、例えば、ホルダー40の中部42の階段状の座42B、ホルダー40の下部42の第1凸部41A、ベースプレート10の底面部11の第2凸部11A、またはアーム30の脚部31の耳片31Aの高さを調整することにより行うことが可能である。このような角度の微調整は、例えば、金型の微調整により容易に行える。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、説明を簡単にするために、アーム30の胴部32を第1角度θ1=0度および第2角度θ2=5度で切り替える場合を例として説明したが、どのような角度のチルト動作R2についても同じ仕組みで実現することが可能である。
1…テレビジョン装置、2…本体部、2A…表示パネル、2B…筐体、2C…開口、3…スタンド、3A…外装部材、10…ベースプレート(基礎部材)、11…底面部、11A…第2凸部、12…軸受部、20…シャフト(軸部材)、30…アーム(腕部材)、31…脚部、31A…下辺、31D…耳片、32…胴部、32A…下部ネジ孔、32B…上部ネジ孔、32C…ダボ、33…翼部、40…ホルダー(受け部材)、41…下部、41A…第1凸部、42…中部、42A…第1ネジ孔、42B…座、42C,43C…マーク、43…上部、43A…第2ネジ孔、43B…孔、44…補助固定部、44A…ビス、R1…スイーベル動作、R2…チルト動作。

Claims (8)

  1. 底面部および前記底面部から上方に突出した一対の軸受部を有する基礎部材と、
    前記一対の軸受部の間に架設された軸部材と、
    前記軸部材により前記一対の軸受部に対して回動可能に固定された脚部、および前記脚部から屈曲して設けられると共に下部ネジ孔および上部ネジ孔を有し、支持対象物に固定される胴部を有する腕部材と、
    前記底面部の上に設けられた下部、前記下部から第1角度で立設されると共に前記下部ネジ孔に対応する第1ネジ孔を有する中部、および前記中部の上端から第2角度で設けられると共に前記上部ネジ孔に対応する第2ネジ孔が設けられた上部を有する受け部材と
    を備えたスタンド。
  2. 前記受け部材の中部は、前記腕部材の胴部が前記第1角度にある場合に前記腕部材の胴部の下端を載せる階段状の座を有する
    請求項1記載のスタンド。
  3. 前記受け部材の下部は、前記腕部材の胴部が前記第1角度にある場合に前記脚部の下辺を載せる第1凸部を有し、
    前記基礎部材の底面部は、前記腕部材の胴部が前記第1角度にある場合に前記脚部の下辺を載せる第2凸部を有する
    請求項2記載のスタンド。
  4. 前記腕部材は、前記脚部の下辺から側方に突出した耳片を有し、
    前記耳片は、前記腕部材の胴部が前記第2角度にある場合に前記受け部材の下部に面接触する
    請求項2または3記載のスタンド。
  5. 前記腕部材の胴部は、前記上部ネジ孔近傍にダボを有し、
    前記受け部材の上部は、前記腕部材の胴部が前記第2角度にある場合に前記ダボが嵌まり込む孔を有する
    請求項4記載のスタンド。
  6. 前記受け部材は、前記中部の背面側に突出すると共に前記底面部に固定された補助固定部を有する
    請求項5記載のスタンド。
  7. 前記第1角度は鉛直方向(0度)であり、前記第2角度は鉛直方向から傾斜した角度である
    請求項6記載のスタンド。
  8. 画像表示のための平板状の本体部および前記本体部を支持対象物とするスタンドを備え、
    前記スタンドは、
    底面部および前記底面部から上方に突出した一対の軸受部を有する基礎部材と、
    前記一対の軸受部の間に架設された軸部材と、
    前記軸部材により前記一対の軸受部に対して回動可能に固定された脚部、および前記脚部から屈曲して設けられると共に下部ネジ孔および上部ネジ孔が設けられ、支持対象物に固定される胴部を有する腕部材と、
    前記底面部の上に設けられた下部、前記下部から第1角度で立設されると共に前記下部ネジ孔に対応する第1ネジ孔を有する中部、および前記中部の上端から第2角度で設けられると共に前記上部ネジ孔に対応する第2ネジ孔が設けられた上部を有する受け部材と
    を備えたテレビジョン装置。
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