JP2011159494A - 照度センサー付き照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】照度センサーの出力に基づいてから比較器へ供給される入力電圧の電圧値又は基準電圧を変更することによって、比較的明るい状態で点灯させ、かつ点灯照度と消灯照度の差(ヒステリシス)を比較的広くできる照度センサー付き照明器具を提供することである。
【解決手段】照度センサー付き照明器具は、半導体型照度センサーPSと、該照度センサーの光電流を変換する電流電圧変換部10と、変換電圧を入力電圧として、基準電圧と比較し、2値電圧信号を出力する比較部20と、前記比較部からの2値電圧信号に基づいて、光源を点灯又は消灯させる点灯回路部40と、前記光源の点灯時と消灯時とで前記基準電圧又は前記入力電圧を、前記2値電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更して、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上の差(ヒステリシス)を付与する切換部30と、を具備したものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、照度センサー付き照明器具に係り、特に点灯照度と消灯照度に差(ヒステリシス)を有する、照度センサー付き照明器具に関するものである。
照度センサーを用いた照明器具は、外光(周辺)の明るさが暗くなる時にある照度で点灯し、外光の明るさが暗闇状態から明るくなるある照度で消灯するように、点灯及び消灯が自動的に制御される。しかし、照度センサーが照明器具内に一体的に設けられた、照度センサー内蔵の照明器具では、光源と照度センサーが距離的に近くに配置される関係で、点灯時に自己の光によって、一瞬消灯し、再び点灯する現象が発生し、点灯時の一瞬間は不安定な状態となるため、照度センサー周辺に自己の光の影響を受けないように、遮断物を配置している。
昨今、光源にLEDが採用され、照明器具の構造が一変し、また環境に優しい商品が要求され、照度センサーも環境上、カドミュウムを使用せずにフォトダイオードと増幅回路とをIC化した照度センサーが主流となってきている。
LEDの点灯時の光源の強さから照度センサーヘの影響が大きく、自己の光による影響を抑えるため、点灯時の照度センサー感度の比較的低い5Lx近辺に点灯照度を設定している照明器具が多い。なお、外光の明るさ(照度)をLxとし、その照度における照度センサーの出力電流をiとすると、感度はdi/dLxと表すことができる(図3参照)。
以下に点灯時の照度(点灯照度)と消灯時の照度(消灯照度)とに差(ヒステリシス特性)を有する照明器具の従来例を説明する。
従来例の照度センサーAは、例えば図8に示すように、所定の電圧を出力する定電圧回路1と、外光の明るさに応じた光電流を発生するフォトダイオードPDと、前記光電流を電圧に変換し、適宜設定可能な増幅率で増幅する変換増幅部2と、変換増幅部2から出力される増幅電圧Vinを基準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じた2値の出力電圧信号Voutを出力することで外部のトライアックQ(図示略)を開閉制御して、照明負荷Lp(図示略)への給電状態と給電停止状態とを切り換える比較部3とを備えている。
変換増幅部2は、入力端間にフォトダイオードPDが接続された電圧変換及び増幅用のオペアンプOPと、オペアンプOPの反転入力端と出力端の間に接続される負帰還用の可変抵抗VR1とを備え、可変抵抗VR1の抵抗値を適宜設定することによって、光電流が変換された電圧を前記抵抗値に応じた増幅率で増幅し増幅電圧Vinを出力する。このように光電流を電圧に変換する負帰還回路として構成された変換増幅部2は、外光の明るさに対する増幅電圧Vinにおいて直線特性を備えている。
比較部3は、定電圧回路1の出力電圧を分圧する抵抗R12,R13の直列回路と、反転入力端にオペアンプOPの出力端が接続され、非反転入力端に抵抗R12,R13の接続点が接続されたコンパレータCMPと、コンパレータCMPの非反転入力端と出力端の間に接続される抵抗R14とを備えている。
上述のような照度センサーAでは、フォトダイオードPDが外光を受けると、外光の明るさに応じた光電流を発生し、変換増幅部2が前記光電流を上述のように電圧変換および増幅して増幅電圧Vinを出力し、そして比較部3が、コンパレータCMPで増幅電圧Vinを、抵抗R12,R13により定電圧回路1の出力電圧が分圧された基準電圧Vrefと比較し、比較結果に応じて出力端からHレベル又はLレベルの出力電圧信号Voutを出力する。例えば、増幅電圧Vinが基準電圧Vrefよりも大きければ、比較部3からLレベルの出力電圧信号Voutが出力され、逆に増幅電圧Vinが基準電圧Vrefよりも小さければ、Hレベルの出力電圧信号Voutが出力される。これにより、自動点滅する照明器具は、外光の明るさに応じて照度センサーAから出力される出力電圧信号Voutによって、出力電圧信号VoutがHレベルであればトライアックQをオンして照明負荷Lpを点灯させ、出力電圧信号VoutがLレベルであればトライアックQをオフして照明負荷Lpを消灯させる。
ところで、自動点滅する照明器具は、一般的に、外光の明るさに応じて照明負荷Lpを点灯させる点灯照度よりも、消灯させる消灯照度が大きくなるように構成されている。一般に、消灯照度と点灯照度の照度差はヒステリシスと呼ばれ、自動点滅する照明器具では、短時間に点滅する誤動作を防止するために適切なヒステリシスを保つ必要がある。これは、雲の流れなどによる太陽光のゆらぎ、車のヘッドライトなどの閃光、自己に備えられた照明負荷Lpからの光、周囲に配置された他の照明器具からの侵入光などの外乱光が照度センサーAに入射することにより、照明器具が短時間で点滅するといった誤動作を防止するためである。
そこで、上記従来の照度センサーAでは、外乱光に対する誤動作を防止するために、抵抗R14をコンパレータCMPに接続することで、変換増幅部2の増幅電圧Vinに対する閾値にヒステリシスが付与されている。
ところで、照度センサーには図8に示したようにフォトダイオードの光電流を電圧に変換して増幅する電圧増幅型の照度センサーのほかに、フォトダイオードの光電流をそのまま増幅して出力する電流増幅型の照度センサーがある。
電流増幅型の照度センサーはフォトダイオードと電流増幅回路を1チップに集積化した製品として既に市場に流通している。
上記の図8に示した従来例は、電圧増幅型の照度センサーを用いたものであった。なお、図8に示すフォトダイオードPD及び変換増幅部2は電圧増幅型の照度センサーを構成している。従って、図8の従来例は、抵抗R14による正帰還で得られるヒステリシス特性では照明器具に適用するには不充分であった。
また、足元照明のように、比較的低い5Lx近辺に点灯照度を設定している照明器具では、消灯照度も比較的低い照度に設定しておく必要から、点灯照度と消灯照度の差(ヒステリシス)も比較的狭く抑えているのが現状である。
特開2002−250660号公報 特開2002−250659号公報
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、電流増幅型の照度センサーを用い、比較的明るい状態で点灯させ、点灯照度と消灯照度の差(ヒステリシス)を比較的広くしておくことが可能な照度センサー付き照明器具を提供することを目的としている。
本発明による照度センサー付き照明器具は、外光の明るさに応じた光電流を発生する電流増幅型の半導体型照度センサーと、前記半導体型照度センサーに直列に接続されて、前記光電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、前記電流電圧変換部からの変換された電圧を入力電圧とし該入力電圧を、閾値となる基準電圧と比較し、比較結果を示す2値の電圧信号を出力する比較部と、光源と該光源に直列接続したスイッチ素子とを備え、前記比較部から出力される前記2値の電圧信号に基づいて前記スイッチ素子をオン又はオフさせることによって、前記光源を点灯又は消灯させる点灯回路部と、前記光源の点灯時と消灯時とで前記比較部へ入力する前記入力電圧又は前記基準電圧を、前記比較部から出力される前記2値の電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上のヒステリシスを付与する切換部とを具備したものである。
本発明によれば、電流増幅型の照度センサーを用い、比較的明るい状態で点灯させ、点灯照度と消灯照度の差(ヒステリシス)を比較的広くしておくことが可能な照度センサー付き照明器具を提供することができる。
本発明の第1の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図。 図1における電流増幅型の照度センサーの構成の一例を示す図。 電流増幅型の照度センサーにおける、外光の明るさ(照度)に対する出力電流特性を示す図。 本発明の第2の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図。 本発明の第3の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図。 図5に用いられるダイオードの特性を示す図。 本発明の第4の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図。 従来例の電圧増幅型の照度センサーの構成の一例を示す回略図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態の照度センサー付き照明器具を示し、図2は図1に用いられる電流増幅型の照度センサーの構成の一例を示し、図3は照度センサーに関する、外光照度に対する出力電流特性を示している。
照度センサー付き照明器具は、電流増幅型の半導体型照度センサー(以下、単に照度センサーという)PSと、電流電圧変換部10と、点灯回路部40と、比較部20と、切換部30と、を備えている。
照度センサーPSは、外光の明るさに応じた光電流を発生する。
照度センサーPSは、図2に示すように、フォトダイオードPDと、電流増幅回路IAMPと、内部保護抵抗Riとを有し、IC化されている。
図2においては、直流電源ラインに対して、内部保護抵抗Ri、フォトダイオードPD、及び電流増幅回路IAMPが直列に接続され、電流増幅回路IAMPには内部保護抵抗Ri(例えば150Ω)を介して直流電圧Vccが供給されると同時に内部保護抵抗Riを介してフォトダイオードPDのカソードに直流電圧Vccが供給され、外光がフォトダイオードPDに入ることによって光電流が発生する。フォトダイオードPDで発生した光電流はそのアノードから出力された後直ぐに電流増幅回路IAMPに供給され、電流増幅回路IAMPで約30000倍増幅して出力される。そして、電流増幅回路IAMPの出力電流は後述の負荷抵抗VR1に供給される。
負荷抵抗VR1には、前記照度センサーPSからの出力電流に応じた電圧が発生する。負荷抵抗VR1に発生した電圧は比較器CMPの−端子に供給される。負荷抵抗VR1は電流電圧変換部10を構成する。照度センサーPSの内部インピーダンスは負荷抵抗VR1の値に比べて非常に大きい。
電圧増幅型の照度センサーに比べて電流増幅型の照度センサーの利点は、フォトダイオードは照度に対し電流が増減するので、電流増幅の方が照度との対応が分かり易いと言える。
電流電圧変換部10は、半導体型照度センサーPSに直列に接続された抵抗回路例えば可変抵抗VR1で構成され、照度センサーPSから出力される光電流を入力し電圧に変換する。なお、電流電圧変換部10は、照度センサーPSの光電流のばらつきを調整可能にするために可変抵抗で構成されている。
比較部20は、比較器CMPと、閾値としての基準電圧を与える基準電圧生成部21とを有し、電流電圧変換部10からの変換された電圧を入力電圧として比較器CMPの一方の−入力端子に入力し、閾値を与える基準電圧を比較器CMPのもう一方の+入力端子に入力し、両入力端子の電圧を比較し、比較結果を示す2値の電圧信号(ハイレベル,ローレベル)を出力する。前記基準電圧生成部21は、電源電圧Vccの電源ラインと接地ラインGNDとの間に抵抗R2と抵抗R3を直列接続して構成され、直流電源からの直流電圧Vccを抵抗分割することによって基準電圧を生成する。
点灯回路部40は、光源としての例えばLED光源41と、このLED光源41に直列接続したスイッチ素子である例えばサイリスタSCRとを備え、比較部20から出力される前記2値の電圧信号に基づいて前記サイリスタSCRをオン又はオフさせることによって、前記LED光源41を点灯又は消灯させる。、
切換部30は、前記基準電圧生成部21に並列的(又は直列的)に接続され、前記LED光源41の点灯時と消灯時とで前記比較部20へ入力する前記基準電圧を、前記比較部20から出力される前記2値の電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上のヒステリシスを付与する。
前記切換部30は、前記基準電圧生成部21を抵抗R2及び抵抗R3の直列回路で構成した場合に、例えば一方の抵抗R2に対して並列的(又は直列的)に所定値以上のもう1つの抵抗R8を、点灯時と消灯時とで前記比較部20からの前記2値の電圧信号に応じて接続または非接続することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度との間に所定幅以上のヒステリシスを付与する。図1の構成では、抵抗R2に対して抵抗R8を並列に接続または非接続するためのにスイッチ素子として、抵抗R8にトランジスタQを直列接続し、ベースに前記比較部20からの2値の電圧信号を入力している。
照度センサーPSの負荷は可変抵抗VR1でその摺動可変端子は比較器CMPの一端子に接続され同+端子には抵抗R2と抵抗R3とで電源電圧Vccを分割した電位が閾値(基準電位)として供給される。抵抗R2の並列抵抗R8はトランジスタQのコレクタに接続され、同エミッタは比較器CMPの+端子に接続される。
トランジスタQのベースは比較器CMPの出力端子に接続された抵抗R9に接続される。また、比較器CMPの出力端子は抵抗R10を介し更にゲート抵抗R6を介してサイリスタSCRのゲートに接続され、同アノードは複数のLEDが直列接続されたLED光源41のカソードに接続されている。LED光源41のアノードは電流制限抵抗R5を介して電源電圧Vddの直流電源に接続される。サイリスタSCRのカソードは接地ラインGNDに接続される。
一例として、R2=0.7R3、R8=0.4R3とし、電源電圧Vcc=E(V)(但し(V)は電圧単位のボルトを意味する、以下同様)とした場合、照度センサーPSの図3に示す特性から15Lx近辺では30μA程度の出力電流が流れ、可変抵抗VR1の両端の電位は30×10−6VR1(V)となる。比較器CMPの基準電位はE×R3(R2+R3)≒0.6R3・E(V)なのでこの照度では比較器CMPの−端子は0.6R3・E(V)を摺動可変端子で分割した電位となり、この近辺でそのCMP出力はHレベルとなる。その結果、サイリスタSCRが導通してLED光源41は点灯状態となる。この時、トランジスタQも導通するので抵抗R2と抵抗R8は並列接続となり、合成抵抗は0.4R3・R3(R3+0.4R3)≒0.29R3となり、比較器CMPの基準電位は0.78R3・E (V)に上昇する。つまり、トランジスタQが導通したことによって比較器CMPの+端子の基準電位は0.6R3・E(V)が0.78R3・E (V)に上昇し、外光の明るさが暗くなる状態では比較器CMPの出力はHレベルを維持し、LED光源41は点灯状態を維持することになる。ここで、外光の明るさが徐々に明るくなっていく状態について考えると、LED光源41が消灯するためには、外光の明るさが比較器CMPの−端子の電位が0.78R3・E (V)を超える電位に達する明るさとなることが必要となる。この電位0.78R3・E (V)に準じる照度センサーPSの出力電流はVR1=0.6R3・Eで30×10−6(A)(但し(A)は電流単位のアンペアを意味する、以下同様)なので、0.78R3・E÷VR1≒40μAとなる。図3に示す照度センサーPSの出力電流が40μAになる照度は22Lx近辺となる。従って、LED光源41が消灯するには外光が22Lx以上の明るさになった時である。この実施形態のように点灯照度が15Lxで、消灯照度が22Lxとすると、7Lxの差が生じることからLED光源41が一旦点灯したとき、LED光源自らの光によって照度センサーPSの出力電流が急激に上昇して比較器CMPがLレベルとなりLED光源41が一瞬オフするという不具合を、この一瞬消灯時の22Lxを超えない22Lx以下(即ち照度センサーPSの出力電流を40μA以下)に抑えれば、LED点灯時の不安定性は解消
可能となる。
この実施形態の場合は、比較器CMPの閾値(基準電位)をその出力レベルに応じて抵抗R2に並列抵抗R8を接続又は非接続することで変更することによって、点灯照度と消灯照度に必要な差(ヒステリシス)を確保できるようにする。
この場合、比較器CMPの基準値(閾値)を変えればビステリシス幅を任意に変更可能である。比較器CMPの基準電圧を決定する抵抗R2,R3,R8を精度の高い1%許容差品を採用すれば、点灯照度及び消灯照度のバラツキを少なくしヒステリシス幅を精度良くすることが可能である。
上述の第1の実施形態は、通常の足元照明用の照度センサー付きの照明器具のように足元が見える程度の5Lx付近に点灯照度があるものとは異なり、もう少し明るい15Lx付近に点灯照度を設定することが可能となる。具体的には、ほぼ暗闇状態(例えば5Lx)で点灯する常夜灯型の照明器具ではなく、比較的明るい状態(例えば15Lx)で点灯させ、さらに明るい状態(例えば22Lx)で消灯させることが可能である。
[第2の実施形態]
図4は本発明の第2の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図である。本実施形態は、照度センサーPSから比較器CMPへ供給される入力電圧を可変とする実施形態を示している。
図4に示す照度センサー付き照明器具は、電流増幅型の照度センサーPSと、電流電圧変換部10と、比較部20と、切換部30Aと、点灯回路部40と、を備えている。これらの各部は、電源電圧Vcc又はVddと接地電位GNDライン間に構成されている。
電源電圧Vccラインと接地電位GNDライン間には、照度センサーPSと切換部30Aと電流電圧変換部10とが直列的に接続され、また両ライン間には比較部20も設けられている。一方、電源電圧Vddラインと接地電位GNDライン間には、点灯回路部40が設けられている。
照度センサーPSは、図2に示したようにフォトダイオードPDと電流増幅回路IAMPと内部保護抵抗Riとを備え、外光(周辺)の明るさに応じた光電流を発生し、該光電流を負荷となる電流電圧変換部10及びこれに直列接続した切換部30Aに出力する。
照度センサーPSから出力される電流は負荷抵抗の値に殆ど影響されず外光の照度のみに応じた光電流となる。これは照度センサーPSの内部インピーダンスが負荷抵抗の値に比べて非常に大きいためである。なお、電流電圧変換部10は、照度センサーPSから出力される光電流のばらつきを調整可能にするために可変抵抗で構成されている。
電流電圧変換部10は、例えば可変抵抗VR1のような抵抗回路で構成され、照度センサーPSの出力端に切換部30Aを介して直列に接続され、照度センサーPSからの光電流を電圧に変換して比較器CMPの−端子に供給している。切換部30Aを構成するスイッチ素子としてのトランジスタQのオフ又はオンによって抵抗R1が可変抵抗VR1に直列に接続されたり又は非接続(短絡)され、照度センサーPSの負荷抵抗が段階的に変更し得るようになっている。
比較部20は、電流電圧変換部10及び切換部30Aで変換された電圧を入力電圧とし該入力電圧を、閾値となる基準電圧と比較し、比較結果を示す2値の電圧信号を出力する。比較部20は、基準電圧を一方の+端子に入力し、照度センサーPSの出力端から供給される入力電圧をもう一方の−端子に入力する比較器CMPと、直流電源からの直流電圧Vccを2つの直列接続した抵抗R2と抵抗R3によって分圧して基準電圧を生成する基準電圧生成部21とで構成されている。
切換部30Aは、電流電圧変換部10に直列接続して設けられ、後述のLED光源41の点灯時と消灯時とで比較部20の−端子に入力する入力電圧を、比較部20から出力される2値の電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度との間に所定幅以上の差(ヒステリシス)を付与する機能を有している。
切換部30は、具体的には、照度センサーPSと電流電圧変換部10との間に直列に接続して設けられ、照度センサーPSの出力電流が供給される。切換部30は、電流電圧変換部10に直列に接続された抵抗R1と、この抵抗R1に並列に接続されるトランジスタで構成されるスイッチ素子Qとを備え、切換部30と電流電圧変換部10との接続点に生成する電圧(比較部20の一方の端子に入力する入力電圧)を、比較部20から出力される前述の2値の電圧信号に応じて切り換える機能を有している。図4の構成では、比較部20から出力される前述の2値の電圧信号は抵抗R4を介してトランジスタQのベースに供給されている。
点灯回路部40は、複数のLEDを直列接続したLED光源41と、該LED光源41に直列に接続したスイッチ素子としてのサイリスタSCRと、該スイッチ素子SCRのゲートに接続したゲート抵抗R6と、電流制限抵抗R5とを備え、比較部20から出力される前述の2値の電圧信号を、サイリスタSCRのゲートに供給し、2値の電圧信号のHレベル又はLレベルに応じてサイリスタSCRをオン又はオフさせることによって、LED光源41に供給される直流電源からの直流電流をオン又はオフしてLED光源41を点灯又は消灯する。
次に、第2の実施形態の動作を図4を参照して説明する。
照度センサーPSの負荷は抵抗R1と可変抵抗VR1でありトランジスタQはオフして抵抗R1と可変抵抗VR1が直列に接続した状態では、外光が十分明るいと、照度センサーPSの出力電流が増加して、照度センサーPSの出力端の電位は抵抗R1と可変抵抗VR1の直列抵抗回路による電圧降下分(照度センサーPSの光電流×(R1+VR1))となり、比較器CMPの−端子入力電圧は+端子入力(基準電圧)より高い電圧(この−端子入力電圧を比較器CMPの消灯時の入力電圧と言う)に設定され、比較器CMPの出力はLレベルとなるのでトランジスタQはオフ状態を維持する。このとき、サイリスタSCRがオフしており、LED光源41は消灯状態となっている。この状態では、(比較器CMPの−端子入力電圧)>(比較器CMPの+端子入力(基準電圧)) の関係がある。
今、外光が暗くなり、照度センサーPSの出力電流が低下し、所定値以下の電流まで低下すると、抵抗R1と可変抵抗VR1の直列抵抗回路の両端の電圧が低下し、比較器CMPの−端子入力電圧が+端子入力(基準電圧)より低くなり、比較器CMPの出力がLレベルからHレベルに反転し、トランジスタQがオフからオンして、照度センサーPSの負荷抵抗が可変抵抗VR1のみとなる。このように抵抗R1の両端が短絡しても照度センサーPSの出力電流はほぼ外光の照度のみによって決まる電流が出力される。これにより、比較器CMPの−端子には、照度センサーPSの出力端の電位として可変抵抗VR1の電圧降下によって設定された電圧が印加されるので、−端子入力電圧は+端子入力電圧レベルより低い電圧(この−端子入力電圧を比較器CMPの点灯時の入力電圧と言う)に設定され、比較器CMPの出力がHレベルにされて、サイリスタSCRがオンし、LED光源41が点灯状態となる。この状態では、(比較器CMPの+端子入力(基準電圧))>(比較器CMPの−端子入力電圧) の関係がある。
従って、消灯照度>点灯照度となり、しかも消灯照度と点灯照度との差は抵抗R1の大小によって決まる。
以上ことから、LED光源41が点灯した状態からLED光源41が消灯するには、外光の明るさがある程度以上明るくなり,照度センサーPSの出力電流が増加して、LED光源41が点灯している状態で、可変抵抗VR1の摺動可変端子の電位(=−端子入力電位)が+端子入力の基準電位を上回って比較器CMPの出力がLレベルに反転する必要がある。従って、LEDが消灯するための外光の明るさ(照度)は,点灯時の外光の明るさ(照度)より明るい状態で実現する。
以下に、図4の抵抗値の一例を示している。
照度センサーPSに抵抗R1と可変抵抗VR1が直列に接続された場合
Vcc=E(V)、R3、R2 =0.7R3・・・閥値0.6E(V)
R1 :VR1 = 1:3とする
外光照度が明るい場合・・・比較器CMP出力はLレベルでトランジスタQはオフ
PSの負荷抵抗(直列合成抵抗)=R1+VR1=4R1
外光が暗くなり15Lxの時(図3よりPS出力電流=30μA)
CMPの−端子入力電圧=30×10−6×4R1(V)
この照度(15Lx)近辺でCMPは反転する・・CMP出力はHレベルとなりLED光源=点灯、Q=オン
この負荷抵抗(出力抵抗)=VR1=3R1
15LxではCMPの−端子入力電圧=30×10−6×4R1≒0.6E
この場合、LED光源が消灯するには消灯時の電流をIμAとすると
I=0.6E÷3R1=0.6E÷[(0.6E×3)/(30×10−6×4)]
=(4/3)×30×10−6=40×10−6=40μA
この時の照度は、22L xとなる。
第2の実施形態によれば、点灯時と消灯時の照度差は抵抗R1の値で決定されるから、ヒステリシス幅は抵抗R1の値の選択により任意に設定できる。
さらに,比較器CMPの設定閾値(抵抗R2,R3の分割比で決定)を適宜に設定すれば、比較的明るい外光照度で照明器具を点灯させ消灯時の外光照度を更に高く設定し点灯照度と消灯照度の照度差を十分広く設定することが可能となる。ほぼ暗闇状態(例えば5Lx)で点灯する常夜灯型の照明器具ではなく、比較的明るい状態(例えば15Lx)で点灯させ、さらに明るい状態(例えば22Lx)で消灯させることが可能である。
従って、点灯照度が15Lxで、消灯照度が22Lxといった比較的広い幅(7Lx)のヒステリシスを持ち、かつ点灯時に自分の光で一時消灯する不具合のない照度センサー付き照明器具を実現することが可能である。
[第3の実施形態]
図5は本発明の第3の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図、図6は図5におけるダイオードの特性を示す図である。本実施形態は、照度センサーPSから比較器CMPへ供給される入力電圧を可変とする一実施形態を示している。
切換部30Bは、第1の実施形態の電流電圧変換部10を構成する抵抗回路(VR1)に対して直列に接続または非接続する所定値以上のもう1つの前記抵抗R1に代えて、少なくとも1つのダイオードを直列接続してなるダイオード回路(D1,D2,…Dn)を用いた構成とするものである。その他の構成は、図4の第2の実施形態と同様である。
図5の第3の実施形態は、具体的には、図4の第2の実施形態で示した抵抗R1に代えて、照度センサーPSの出力端と可変抵抗VR1間に複数の直列接続されたダイオード群D1,D2,…Dnを接続するものである。ダイオード群を構成する各ダイオードの順電流(IF)及び順電圧(VF)の特性は、図6に示すように、シリコンエピタキシャルプレーナ型のダイオード(例えば東芝製1SS226)では周囲温度Ta=25℃で順電流が100μA〜10μA間では順電圧が0.5V〜0.4V程度の値となる。
次に、図5の第3の実施形態の動作を説明する。
外光が明るい時は、トランジスタQはオフで、ダイオード群D1,D2,…Dnと可変抵抗VR1の直列回路の電圧レベルが上昇し、比較器CMPの基準電圧を上回ると、比較器CMPの出力がLレベル、トランジスタQがオフして直列接続されたダイオード群D1,D2,…Dnは可変抵抗VR1に直列接続されている。ここで外光が暗くなり、光電流が減少すると、ダイオード群D1,D2,…Dnと可変抵抗VR1の直列回路の電圧が基準電圧より下降し、比較器CMPの出力がLレベルからHレベルに反転すると、トランジスタQがオンし、ダイオード群D1,D2,…Dnの両端が短絡し、照度センサーPSの出力電流は可変抵抗VR1のみに流れるので比較器CMPの一端子の電位はダイオード群D1,D2,…Dnの順方向電位分だけ減衰し、比較器CMPの出力はHレベルの状態に維持される。この状態から、照明器具が消灯するときの照度は図4の第2の実施形態の場合と同様な理由でダイオード群による前記電位減衰を補う光電流の増加がなければ(即ち点灯時の照度より明るい照度でなければ)消灯できないことになる。
以下に、図5の抵抗値及びダイオードの一例を示している。
ダイオード群D1,D2,…Dnの各ダイオードはシリコンエピタキシャルプレーナ型を採用すると、図6のデータから順電流が100μAから10μA間では順電圧が0.5Vから0.4V程度の値となるので2個直列にする。
Vcc=E(V)、R2 = 0.7R3・・・閥値0.6E(V)
外光照度が明るい場合・・・比較器CMP出力はLレベルでトランジスタQはオフ
外光が暗くなり今15Lx近辺ではPSの出力電流が30μA(図3参照)とすれば
ダイオード1個の順方向電圧は0.45V程度なので2個直列では
0.45V×2個=0.9V
VR1両端の電位=30μA×VR1
CMPの一端子入力電圧=0.9V+30μA×VR1(V)=0.6E(V)
故にこの近辺でCMPは反転する・・・CMP出力はHレベルとなりLED光源が点灯
この時QがオンするのでPSの出力電流はもっぱらVR1にのみ流れる
LED光源の消灯時の電流をIμAとすると
I・VR1=06E=0.9V+30μA・VR1からI=30μA+0.9/VR1
VR1=90KΩ近辺でI=30μA+10μA=40μA
この時の照度は、22L xとなる。
第3の実施形態では、ダイオード群のダイオード数を選択することで、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度との照度差(ヒステリシス)は広くも狭くも出来ることになる。ほぼ暗闇状態(例えば5Lx)で点灯する常夜灯型の照明器具ではなく、比較的明るい状態(例えば15Lx)で点灯させ、さらに明るい状態(例えば22Lx)で消灯させることが可能である。
[第4の実施形態]
図7は本発明の第4の実施形態の照度センサー付き照明器具を示す回路図である。この第3の実施形態は、図4の第2の実施形態では電流電圧変換部10に直列に切換部30を設けていたのに対して、電流電圧変換部10に並列に切換部30Cを設ける構成としたものである。
電流電圧変換部10に切換部30Cを並列的に接続して設け、外光に応じて切換部30Cの並列抵抗R1を非接続又は接続することにより点灯時と消灯時とで比較部20の−端子に入力する入力電圧を、比較部20から出力される2値の電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度について所定幅以上の照度差(ヒステリシス)を付与するものである。その他の構成は、図4の実施形態と同様である。
具体的には、照度センサーPSの出力端に可変抵抗VR1を直列接続し、可変抵抗VR1に並列に抵抗R1を接続し、抵抗R1はトランジスタQを介して接地ラインGNDに接続している。
なお、第4の実施形態で示した抵抗R1に代えて、前述の第3の実施形態のように、複数の直列接続されたダイオード群D1,D2,…Dnを照度センサーPSの出力端と接地ラインGND間に接続する構成としてもよい。
次に、図7の第4の実施形態の動作を説明する。
今、外光の照度が明るいと、照度センサーPSの出力電流増加により可変抵抗VR1の摺動可変端子の電圧が上昇し、比較器CMPの一端子入力が抵抗R2と抵抗R3の分割比で決定される基準電圧(閾値)より高くなり、比較器CMPの出力はLレベルとなる。この時点ではLED光源41は消灯しておりかつトランジスタQはオフ状態である。ここで、外光が暗くなれば、照度センサーPSの出力が比較器CMPの閾値以下となり、比較器CMPがLレベルからHレベルに反転する。この時点で、LED光源41は点灯し、トランジスタQがオンし、抵抗R1が可変抵抗VR1と並列接続となる。可変抵抗VR1と抵抗R1の合成抵抗値は可変抵抗VR1単体より小さくなるので照度センサーPSの出力端の電位(即ち比較器CMPの−端子入力電圧)は照明器具が点灯した時より低下するため、次に消灯するときの外光の照度は点灯時よりも明るい照度が必要とされる。このとき、点灯照度と消灯照度の照度差(ヒステリシス)は抵抗R1の値で決定される。
以下に、図7の抵抗値の一例を示している。
VR1:R1 = 1:3
Vcc=E(V)、R2 = 0.7R3、R3・・・閥値0.6E(V)
外光照度が15Lx以上ではCMP出力はLレベルでトランジスタQはオフなのでPSの出力電流はもっぱらVR1に流れる
外光が暗くなり15Lx近辺ではPSの出力電流が30μA(図3参照)なのでCMPの−端子入力電圧は
VR1×30μA=30μA・VR1(V)なのでこの近辺でCMP出力がHレベルとなりLED光源は点灯する
この時、QがオンするのでPSの出力電流はVR1とR1の並列合成抵抗に流れる
LED光源が消灯するには消灯時の電流をIμAとすると
I×0.75VR1=0.6E=30μA・VR1(V) I=40μA
この時の照度は、22L xとなる。
第4の実施形態によれば、比較器CMPの閾値は自由に設定可能なので、点灯照度を比較的明るい照度に選定することが可能であり、ヒステリシス幅も広くも狭くも設定することが容易である。ほぼ暗闇状態(例えば5Lx)で点灯する常夜灯型の照明器具ではなく、比較的明るい状態(例えば15Lx)で点灯させ、さらに明るい状態(例えば22Lx)で消灯させることが可能である。
以上述べた本発明の実施形態によれば、照度センサー付き照明器具を、(1)電流増幅型の照度センサーを使用できる、(2)必要な照度で点灯させることが可能である、(3)自光による点灯時の不安定現象を抑制できる、(4)その抑制幅は精度良く一定の幅内で自由に選択可能である、という特徴を有するセンサー付き照明器具を提供することが可能となる。
本発明の実施形態では、5Lxを点灯照度とする足元照明器具に限らず、例えば15Lxを点灯照度とし22Lxを消灯照度とするように、点灯照度を比較的明るい照度に設定可能であり、かつ消灯照度を更に高く設定して、点灯照度と消灯照度間の差(ヒステリシス)を比較的幅広く設定できる照度センサー付き照明器具を実現することが可能である。これにより、ヒステリシスを有する照度センサー付き照明器具は、これまでは寝室などの足元照明器具に限らず、住宅の玄関や廊下、例えば高齢者住宅などの常夜灯照明器具としても利用することが可能となる。
尚、以上述べた本発明の実施形態においては、光源としてLED光源を用いた照度センサー付き照明器具について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、白熱灯や蛍光灯などの他の光源を用いた照度センサー付き照明器具であってもよい。
10…電流電圧変換部
20…比較部
30…切換部
40…点灯回路部
PS…電流増幅型の照度センサー(半導体型照度センサー)
CMP…比較器
SCR…サイリスタ(LED光源のオンオフ用スイッチ素子)
Q…トランジスタ(比較器入力電圧又は基準電圧の変更用スイッチ素子)

Claims (5)

  1. 外光の明るさに応じた光電流を発生する電流増幅型の半導体型照度センサーと、
    前記半導体型照度センサーに直列に接続されて、前記光電流を電圧に変換する電流電圧変換部と、
    前記電流電圧変換部からの変換された電圧を入力電圧とし該入力電圧を、閾値となる基準電圧と比較し、比較結果を示す2値の電圧信号を出力する比較部と、
    光源と該光源に直列接続したスイッチ素子とを備え、前記比較部から出力される前記2値の電圧信号に基づいて前記スイッチ素子をオン又はオフさせることによって、前記光源を点灯又は消灯させる点灯回路部と、
    前記光源の点灯時と消灯時とで前記比較部へ入力する前記入力電圧又は前記基準電圧を、前記比較部から出力される前記2値の電圧信号に応じて所定値以上の電圧幅で変更することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上のヒステリシスを付与する切換部と、
    を具備したことを特徴とする照度センサー付き照明器具。
  2. 前記切換部は、
    前記基準電圧を電源電圧を分圧する抵抗回路によって構成した場合に、分割された一方の抵抗に対して並列又は直列に所定値以上のもう1つの抵抗を接続または非接続することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上のヒステリシスを付与することを特徴とする請求項1に記載の照度センサー付き照明器具。
  3. 前記切換部は、
    前記電流電圧変換部を抵抗回路で構成した場合に、該抵抗回路の抵抗に対して並列又は直列にもう1つの抵抗を接続または非接続することによって、点灯時の外光照度と消灯時の外光照度に所定幅以上のヒステリシスを付与することを特徴とする請求項1に記載の照度センサー付き照明器具。
  4. 前記切換部は、前記抵抗回路の抵抗に対して直列的又は並列的に接続または非接続する所定値以上の前記もう1つの抵抗に代えて、少なくとも1つのダイオードを直列接続したダイオード回路を用いる構成とすることを特徴とする請求項2又は3に記載の照度センサー付き照明器具。
  5. 前記切換部は、前記半導体型照度センサーの光電流のばらつきを調整可能とする可変抵抗に並列に接続された抵抗を接続又は非接続することを特徴とする請求項1に記載の照度センサー付き照明器具。
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