JP2011158961A - 文字入力装置 - Google Patents

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大輔 辻西
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Abstract

【課題】文字入力に応じて表示される予測変換候補の表示スペースを有効に利用し、また、予測変換候補の選択を容易にして、ユーザにとって使い易い文字入力装置を提供する。
【解決手段】文字入力装置1は、文字または文字列に対応付けて予測変換候補を辞書登録した辞書DB5と、文字または文字列を入力する文字入力キー21と、入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を辞書DB5から抽出する予測変換候補抽出部4と、抽出された予測変換候補を表示すると共に、表示した予測変換候補の中からユーザにより選択された予測変換候補を文字入力キー21により入力された文字または文字列の入力確定文字として表示する表示部6とを備える。辞書DB5は、辞書DB5に辞書登録された予測変換候補に、予測変換候補と異なる入力確定文字を対応付けて登録し、表示部6は、辞書DB5の登録内容に基づいて、予測変換候補と入力確定文字とで異なる表示を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、文字入力装置に関し、より詳細には、入力中の文字列の変換候補を予測し、その予測変換候補を選択可能に表示する機能を備えた文字入力装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)だけではなく、テレビジョン装置や、携帯電話機,PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末などの機器において、文字入力を行うケースが多くなってきている。このような文字入力を行う機能を備えた装置の中には、入力中の文字列の変換候補を予測し、その予測変換候補を表示できるようにしたものがある。ユーザは、これらの予測変換候補の中から、所望の予測変換候補を選択することで、文字入力を簡単に行えるようにしている。
図16は、文字入力装置による一般的な文字予測入力方法について説明するための図で、図中、100は文字入力装置の文字入力画面を示す。この文字入力画面100は、入力エリア101、予測変換候補表示エリア102を備える。この例では、「カナダ」という文字を入力する場合について説明する。まず、ユーザが、入力エリア101に対して、「カナダ」の一部である“か”を入力すると、文字入力装置は、“か”から始まる複数の単語を予測変換候補として、予測変換候補表示エリア102に表示する。そして、ユーザが、この予測変換候補表示エリア102に表示された複数の予測変換候補の中から、カーソル103を移動させて、所望の予測変換候補(ここではカナダ)を選択する。
そして、文字入力装置は、上記により、予測変換候補(カナダ)にカーソル103が当たり選択された状態で、さらに、ユーザ操作により決定キーが押下された場合、この予測変換候補(カナダ)を入力確定文字として入力エリア101に表示する。このように従来の方法では、予測変換候補と入力確定文字とが同じであるため、選択された予測変換候補がそのまま入力確定文字として反映される。
また、例えば、特許文献1には、現在入力中の文字列の後続文字列候補を予測・表示し、ユーザが表示された後続文字列候補の中から所望の後続文字列候補を選択することで、全ての文字列を入力することなく、目的の文字列を入力可能とした文字入力装置が記載されている。この文字入力装置は、ユーザが文字情報を入力する文字キー群と、ユーザが候補選択をする選択キーと、既に入力された文字列を格納するデータベースと、入力された文字列に後続可能な文字列を予測する予測部と、文字キー群などから入力された文字情報を処理する処理部と、予測部により得られた後続可能な文字列をユーザに呈示するディスプレイとを備えて構成される。
特開平9−114817号公報
しかしながら、一般に、文字入力に応じて表示される予測変換候補の表示スペースは限られているため、長い文字列の予測変換候補を表示すると、一度に表示可能な変換候補の個数が減少してしまうという問題がある。また、ある入力文字に対して、電子メールアドレスやURL(Uniform Resource Locator)などを予測変換候補とすることも考えられるが、これらの電子メールアドレスやURLは分かり難く、覚え難いものが多い。このため、予測変換候補として、電子メールアドレスやURLを単純に表示したとしても、どの変換候補を選択すればよいかユーザが迷ってしまうという問題もある。
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、文字入力に応じて表示される予測変換候補の表示スペースを有効に利用し、また、予測変換候補の選択を容易にして、ユーザにとって使い易い文字入力装置を提供すること、を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、文字または文字列に対応付けて予測変換候補を辞書登録した辞書データベースと、文字または文字列を入力する文字入力手段と、該入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を前記辞書データベースから抽出する予測変換候補抽出手段と、該抽出された予測変換候補を表示すると共に、該表示した予測変換候補の中からユーザにより選択された予測変換候補を前記文字入力手段により入力された文字または文字列の入力確定文字として表示する表示手段とを備えた文字入力装置であって、前記辞書データベースは、該辞書データベースに辞書登録された予測変換候補に、該予測変換候補と異なる入力確定文字を対応付けて登録し、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、予測変換候補と入力確定文字とで異なる表示を行うことを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記入力確定文字と異なる予測変換候補の表示形態は、前記表示手段により表示される他の予測変換候補の表示形態と異なっていることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記表示手段により予測変換候補が表示された状態で、前記入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、前記表示手段は、前記選択された予測変換候補の近傍に前記入力確定文字あるいは該入力確定文字を示唆する文字列を表示することを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記入力確定文字と異なる予測変換候補の文字数は、前記入力確定文字の文字数よりも少ないことを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、前記入力確定文字は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかであり、前記入力確定文字と異なる予測変換候補は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかを示唆する文字列であることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1の技術手段において、前記辞書データベースは、前記入力確定文字と異なる予測変換候補に、さらに前記入力確定文字の属性を対応付けて辞書登録していることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第6の技術手段において、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記入力確定文字と異なる予測変換候補を、該入力確定文字の属性と共に表示することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第6の技術手段において、前記表示手段により予測変換候補が表示された状態で、前記入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記選択された予測変換候補の近傍に前記入力確定文字の属性を表示することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第6の技術手段において、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記入力確定文字と異なる予測変換候補毎に、該入力確定文字の全ての属性を表示することを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第6〜第9のいずれか1の技術手段において、前記入力確定文字の属性として、該入力確定文字を示唆する文字列を表示することを特徴としたものである。
第11の技術手段は、第10の技術手段において、前記入力確定文字は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかであることを特徴としたものである。
本発明によれば、文字入力に応じて表示される予測変換候補とその入力確定文字とを異ならせ、予測変換候補に略語等を使用することにより、予測変換候補の表示スペースを有効に利用することができ、また、予測変換候補を分かりやすい表示にすることにより、予測変換候補の選択が容易になるため、ユーザにとって使い易い文字入力を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る文字入力装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の文字入力装置による文字入力方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の第1の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部の文字入力画面を示す。 図3における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る文字入力画面の他の例について示す図である。 図5における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部の文字入力画面を示す。 図7における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部の文字入力画面を示す。 図9における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の他の例について示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の変形例について示す図である。 図12における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の他の変形例について示す図である。 図14における文字表示を行うための辞書DBの構成例を示す図である。 文字入力装置による一般的な文字予測入力方法について説明するための図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の文字入力装置に係る好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る文字入力装置の構成例を示すブロック図で、図中、1は文字入力装置を示す。この文字入力装置1は、操作入力部2、通信部3、予測変換候補抽出部4、辞書データベース(辞書DB)5、表示部6、及び制御部7を備える。
操作入力部2は、文字キー,数字キー,記号キー,その他の改行キーや削除キーなどを含む文字入力キー21と、カーソルを移動させて予測変換候補を選択する選択キー22と、選択キー22で選択した予測変換候補を入力確定文字として決定する決定キー23とを備えて構成される。この文字入力キー21は、文字または文字列を入力する本発明の文字入力手段に相当する。
通信部3は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワークに接続するための通信インタフェースである。これにより、文字入力装置1は、例えば、インターネット上のWebサーバから提供される辞書データ等を取得することができる。
辞書DB5は、文字または文字列に対応付けて予測変換候補を辞書登録したもので、文字入力装置1の記憶部に記憶されている。予測変換候補抽出部4は、本発明の予測変換候補抽出手段に相当し、文字入力キー21により入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を辞書DB5から抽出する。表示部6は、本発明の表示手段に相当し、辞書DB5から抽出された予測変換候補を表示すると共に、表示した予測変換候補の中からユーザにより選択された予測変換候補を、文字入力キー21により入力された文字または文字列の入力確定文字として表示する。
また、制御部7は、文字入力装置1の動作を制御するためのCPUやメモリなどで構成されており、文字入力装置1を構成する各部(操作入力部2、通信部3、予測変換候補抽出部4、辞書DB5、表示部6)を制御する。
図2は、本発明の文字入力装置1による文字入力方法の一例を説明するためのフロー図である。本例では図1に示す文字入力装置1の構成に基づいて説明するものとする。まず、ユーザが文字入力キー21を操作して、表示部6の入力エリアに文字または文字列を入力する(ステップS1)。予測変換候補抽出部4は、入力エリアに入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を辞書DB5から抽出し、抽出した予測変換候補を表示部6の予測変換候補表示エリアに表示する(ステップS2)。
次に、ユーザは、カーソルキーなどの選択キー22を操作して、予測変換候補表示エリアに表示されている予測変換候補の中から、所望の予測変換候補を選択し(ステップS3)、いずれかの予測変換候補にカーソルが当たり選択された状態で、制御部7は、ユーザにより決定キー23が押下されたか否かを判定する(ステップS4)。そして、ステップS4において、制御部7は、決定キー23が押下されたと判定した場合(YESの場合)、表示部6は、入力エリアに、決定キー23で決定した予測変換候補を入力確定文字として表示する(ステップS5)。また、ステップS4において、制御部7は、決定キー23が押下されないと判定した場合(NOの場合)、ステップS3に戻り、予測変換候補の選択待ち状態に移行する。
本発明の主たる特徴部分は、文字入力に応じて表示される予測変換候補の表示スペースを有効に利用し、また、予測変換候補の選択を容易にして、ユーザの文字入力における使い易さを向上させることにある。このための構成として、辞書DB5は、辞書DB5に辞書登録された予測変換候補に、予測変換候補と異なる入力確定文字を対応付けて登録し、表示部6は、辞書DB5の登録内容に基づいて、予測変換候補と入力確定文字とで異なる表示を行う。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部6の文字入力画面を示す。この文字入力画面には、文字または文字列を入力する入力エリア8と、入力エリア8に入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を選択可能に表示する予測変換候補表示エリア9と、予測変換候補表示エリア9内で予測変換候補を選択するためのカーソル10とが表示される。
ユーザは、例えば、「ドリームス・○ム・トゥルー」という文字列を入力するために、最初の文字“ど”を入力エリア8に入力する。そして、文字入力装置1は、この文字入力に応じて、予測変換候補表示エリア9に、“ど”を含む複数の予測変換候補を表示させる。この際、文字入力装置1は、予測変換候補表示エリア9に、「ドリームス・○ム・トゥルー」の略語である「ドリ○ム」を表示させる。そして、ユーザがこの「ドリ○ム」にカーソル10を移動させて選択し、決定キー23を押下して確定すると、入力エリア8に、「ドリ○ム」の正式名称であり、ユーザが文字入力したい「ドリームス・○ム・トゥルー」を表示させる。
上記において、予測変換候補表示エリア9の表示スペースは限られているため、予測変換候補表示エリア9に、入力確定文字と異なる予測変換候補を表示させることで、表示スペースを有効に利用することができる。より具体的には、入力確定文字と異なる予測変換候補の文字数を、入力確定文字の文字数よりも少なくする。本例の場合、入力確定文字が「ドリームス・○ム・トゥルー」の13文字であり、予測変換候補が「ドリ○ム」の4文字であるため、予測変換候補表示エリア9に差し引き9文字分の表示スペースを確保することができる。また、よく知られている略語などを予測変換候補とすることで、ユーザは候補選択時に迷うことがなく、スムーズな文字入力を行うことができる。
図4は、図3における文字表示を行うための辞書DB5の構成例を示す図である。辞書DB5は、入力文字、予測変換候補、入力確定文字をそれぞれ対応付けて登録している。本例の場合、入力文字“ど”に対して、予測変換候補「ドリ○ム」、入力確定文字「ドリームス・○ム・トゥルー」が対応付けされている。本発明は、「ドリームス・○ム・トゥルー」などのように比較的長い文字列を入力する場合に有効である。つまり、予測変換候補表示エリア9には、文字数の少ない略語などを表示させ、入力確定後に、入力エリア8に、文字数の多い正式名称などを表示させるため、予測変換候補の表示スペースを有効に利用することができる。
ここで、上記のような入力文字と略語と正式名称との対応関係を示す辞書セットを予め辞書DB5に登録しておく必要があるが、この辞書セットは、例えば、ユーザ自身が登録してもよいし、あるいは、ネットワーク上で提供されるWebサービス等から取得するようにしてもよい。なお、ネットワークへのアクセスは通信部3により行うことができる。
また、図3に示した予測変換候補表示エリア9において、入力確定文字と異なる予測変換候補の表示形態は、他の予測変換候補の表示形態と異なるようにしてもよい。図3の例では、予測変換候補の「ドリ○ム」の表示形態は、その他の予測変換候補である「ドラ○エ」、「ドリーム」、「ドラマ」、「ドラ○モン」、「ドラゴン」の表示形態と異なっている。具体的には、例えば、特定のマークを付与する、色を変える、フォントを変える、太字にする、斜体にする、下線を引く、などの各種の形態が考えられる。これにより、ユーザは予測変換候補の選択時に、「ドリームス・○ム・トゥルー」を文字入力するために、どの予測変換候補を選択すべきか容易に見分けることができる。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る文字入力画面の他の例について示す図である。本例の場合、予測変換候補の「ドリ○ム」に3つの入力確定文字が対応付けられている。すなわち、図6に示すように、辞書DB5には、予測変換候補「ドリ○ム1」と入力確定文字「ドリームス・○ム・トゥルー」、予測変換候補「ドリ○ム2」と入力確定文字「ドリ○ム」、予測変換候補「ドリ○ム3」と入力確定文字「DREAMS・XX・TRUE」がそれぞれ対応付けられている。この中で、予測変換候補「ドリ○ム2」は、略語である「ドリ○ム」がそのまま入力確定文字となる。
ここで、予測変換候補表示エリア9に予測変換候補が表示された状態で、入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、予測変換候補の近傍に入力確定文字あるいは入力確定文字を示唆するための文字列を表示するようにしてもよい。図5の例では、予測変換候補「ドリ○ム1」にカーソル10が当たって選択されているため、この「ドリ○ム1」に対応付けられている入力確定文字「ドリームス・○ム・トゥルー」を、「ドリ○ム1」の近傍にポップアップ表示している。なお、「ドリ○ム2」の場合には、入力確定文字「ドリ○ム」をポップアップ表示するが、略語「ドリ○ム」がそのまま入力確定文字となるため、ポップアップ表示しなくてもよい。
上記例では、ポップアップ表示するのは入力確定文字そのものとしているが、入力確定文字を示唆する文字列をポップアップ表示してもよい。なお、この入力確定文字を示唆する文字列は、入力確定文字の特徴が分かるようなものであればよい。例えば、「ドリ○ム1」の場合には、入力確定文字を示唆する文字列として、「正式名称(カタカナ)」をポップアップ表示する。これにより、ユーザは、「ドリ○ム1」を選択すると、カタカナの正式名称が入力確定文字として反映されることを認識することができる。また、「ドリ○ム2」の場合には、入力確定文字を示唆する文字列として、「無変換」をポップアップ表示するか、あるいは、略語「ドリ○ム」がそのまま入力確定文字となるため、ポップアップ表示しなくてもよい。また、「ドリ○ム3」の場合には、入力確定文字を示唆する文字列として、「正式名称(アルファベット)」をポップアップ表示する。
このように、本実施形態によれば、予測変換候補と入力確定文字との表示を異ならせ、予測変換候補に略語などの短い文字列を表示することにより、予測変換候補の表示スペースを有効に利用することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部6の文字入力画面を示す。ある文字入力に対して、予測変換候補表示エリア9に、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードなどを表示させると、これらの表示は分かりにくいものが多いため、ユーザは候補選択時に迷ってしまい、スムーズな文字入力を行えないという問題があった。これに対して、ユーザにとって分かり易い予測変換候補を表示するようにし、入力確定時には、入力エリア8に、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードなどを表示することで、文字入力を簡単にできるようにしている。
図7において、ユーザが、入力エリア8に、“おと”を文字入力すると、この文字入力に応じて、予測変換候補表示エリア9に、“おと”を含む複数の予測変換候補が表示される。この例では、予測変換候補の「お父さんのメアド」に電子メールアドレスが、「お父さんのホームページ」にURLが入力確定文字としてそれぞれ対応付けられている。すなわち、図8に示すように、辞書DB5には、予測変換候補「お父さんのメアド」と入力確定文字「oyaji@hoge.com」、予測変換候補「お父さんのホームページ」と入力確定文字「http://www.oyaji.hoge.com」がそれぞれ対応付けられている。
なお、文字入力装置1が例えばPCや携帯端末などであり、ユーザ自身の電子メールアドレス、URL、住所、ID、パスワードや、家族や友人などの電子メールアドレス、URL、電話番号、住所を管理する機能(所謂アドレス帳機能)を備えている場合には、これにより、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードなどの情報を取得し、辞書DB5において予測変換候補との対応付けを行うことができる。
そして、ユーザがこの「お父さんのメアド」にカーソル10を移動させて選択し、決定キー23を押下して確定すると、入力エリア8に、入力確定文字として、「お父さんのメアド」に対応した電子メールアドレスであり、ユーザが文字入力したい「oyaji@hoge.com」を表示させる。この例の場合、予測変換候補である「お父さんのメアド」が、入力確定文字「oyaji@hoge.com」を示唆する文字列である。
本実施形態では、前述の第1の実施形態と同様に、予測変換候補と入力確定文字とが異なっているが、予測変換候補と入力確定文字の対応関係は、略語と正式名称の対応関係ではなく、上記のように、電子メールアドレスを示唆する文字列と実際の電子メールアドレスの対応関係となる。この電子メールアドレスは、URL、電話番号、住所、ID、パスワードであっても同様である。
このように、本実施形態によれば、予測変換候補が入力確定文字を示唆する分かり易い表示であるため、ユーザは候補選択時に迷うことがなく、文字入力し難い電子メールアドレスや、URL、電話番号、住所、ID、パスワードなどであっても、スムーズな文字入力を行うことができる。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態に係る文字入力方法の一例について説明するための図で、表示部6の文字入力画面を示す。また、図10は、図9における文字表示を行うための辞書DB5の構成例を示す図である。
本実施形態では、入力確定文字が電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかであり、これら電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID,パスワードを入力確定文字の属性として、辞書DB5に登録しておく。そして、表示部6は、辞書DB5の登録内容に基づいて、入力確定文字と異なる予測変換候補を表示する際に、入力確定文字の属性として、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかを示唆する文字列(例えば、メアド、ホームページなど)と共に表示する。なお、上記の属性の中に、無変換を含むようにしてもよい。
図10に示すように、辞書DB5には、予測変換候補「お父さん」に、入力確定文字の属性として、電子メールアドレス(メアド)、URL(ホームページ)、無変換が対応付けられて辞書登録されている。そして、各属性の電子メールアドレス、URL、無変換に、入力確定文字「oyaji@hoge.com」、「http://www.oyaji.hoge.com」、「お父さん」がそれぞれ対応付けられている。
図9の例では、ユーザが、入力エリア8に、“おと”を文字入力すると、この文字入力に応じて、予測変換候補表示エリア9に、“おと”を含む予測変換候補として、3つの「お父さん」に対して、電子メールアドレス(メアド)、URL(ホームページ)、無変換の各属性が表示される。そして、ユーザが、属性「メアド」が対応付けられた予測変換候補「お父さん」にカーソル10を移動させて選択し、決定キー23を押下して確定すると、入力エリア8に、入力確定文字として、予測変換候補「お父さん」の属性「メアド」に対応した電子メールアドレスであり、ユーザが文字入力したい「oyaji@hoge.com」を表示させる。
また、表示部6により予測変換候補が表示された状態で、入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、表示部6は、辞書DB5の登録内容に基づいて、選択された予測変換候補の近傍に入力確定文字の属性を表示するようにしてもよい。図9の例の場合、予測変換候補表示エリア9に予測変換候補が表示され、入力確定文字と異なる予測変換候補「お父さん」が選択された場合、選択された予測変換候補「お父さん」の近傍に入力確定文字の属性「メアド」をポップアップ表示する。なお、入力確定文字の属性が無変換の場合、予測変換候補「お父さん」がそのまま入力確定文字となるため、属性「無変換」を表示しなくてもよい。
図11は、本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の他の例について示す図である。図10の例と同様に、辞書DB5には、予測変換候補の「お父さん」に、入力確定文字の属性として、電子メールアドレス、URL、無変換が対応付けられている。このように、表示部6は、辞書DB5の登録内容に基づいて、入力確定文字と異なる予測変換候補「お父さん」に対して、入力確定文字の全ての属性(メアド、ホームページ、無変換)を表示するようにしてもよい。そして、ユーザが、予測変換候補「お父さん」の属性「メアド」にカーソル10を移動させて選択し、決定キー23を押下して確定すると、入力エリア8に、入力確定文字として、属性「メアド」に対応した電子メールアドレスであり、ユーザが文字入力したい「oyaji@hoge.com」を表示させる。
なお、上記例では、入力確定文字を電子メールアドレス、URLとしたが、電話番号、住所、ID、パスワードであっても同様である。
このように、本実施形態によれば、予測変換候補と共に、対応付けられた入力確定文字の属性を表示することができるため、ユーザは候補選択時に迷うことがなく、文字入力し難い電子メールアドレスや、URL、電話番号、住所、ID、パスワードなどであっても、スムーズな文字入力を行うことができる。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の変形例について示す図である。ユーザが、入力エリア8に、“ぷれ”を文字入力すると、この文字入力に応じて、予測変換候補表示エリア9に、“ぷれ”を含む予測変換候補として、2つの「プ○ステ」と、「プレゼン」、「プレジデント」、「プレミアム」が表示される。本例の場合、予測変換候補「プ○ステ」に属性が異なる2つの入力確定文字が対応付けられている。すなわち、図13に示すように、辞書DB5には、予測変換候補「プ○ステ」に対して、属性「商品名」の入力確定文字「プ○イステーション」と、属性「無変換」の「プ○ステ」とが対応付けられている。このように、表示部6は、入力確定文字と異なる予測変換候補の属性として、この入力確定文字を示唆する文字列を表示するようにしてもよい。なお、この入力確定文字を示唆する文字列は、前述したように、入力確定文字の特徴が分かるようなものであればよい。
ここで、図12に示すように、予測変換候補表示エリア9に予測変換候補が表示された状態で、入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、予測変換候補の近傍に入力確定文字の属性をポップアップ表示するようにしてもよい。図12の例では、予測変換候補「プ○ステ」にカーソル10が当たって選択されているため、この「プ○ステ」に対応付けられている入力確定文字「プ○イステーション」の属性「商品名」を、予測変換候補「プ○ステ」の近傍にポップアップ表示している。なお、属性「無変換」の「プ○ステ」の場合には、入力確定文字「プ○ステ」の属性「無変換」をポップアップ表示するが、略語「プ○ステ」がそのまま入力確定文字となるため、ポップアップ表示しなくてもよい。
図14は、本発明の第3の実施形態に係る文字入力画面の他の変形例について示す図である。ユーザが、入力エリア8に、“しゃ”を文字入力すると、この文字入力に応じて、予測変換候補表示エリア9に、“しゃ”に関連する予測変換候補として、2つの「シャープ」と、「AQUOS」、「PCI」が表示される。本例の場合、予測変換候補「シャープ」に2つの異なる属性(URL、無変換)が対応付けられている。
すなわち、図15に示すように、辞書DB5には、予測変換候補「シャープ」に対して、属性「URL」の入力確定文字「http://www.sharp.co.jp」と、属性「無変換」の入力確定文字「シャープ」とが対応付けられている。また、予測変換候補「AQUOS」に対して、属性「無変換」の入力確定文字「AQUOS」が対応付けられている。また、予測変換候補「PCI」に対して、属性「商品名」の入力確定文字「プラズマクラスター」が対応付けられている。
ここで、図14において、図12の例と同様に、予測変換候補表示エリア9に予測変換候補が表示された状態で、入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、予測変換候補の近傍に入力確定文字の属性をポップアップ表示するようにしてもよい。図14の例では、予測変換候補「PCI」にカーソル10が当たって選択されているため、この「PCI」に対応付けられている入力確定文字「プラズマクラスター」の属性「商品名」を、予測変換候補「PCI」の近傍にポップアップ表示している。
1…文字入力装置、2…操作入力部、3…通信部、4…予測変換候補抽出部、5…辞書DB、6…表示部、7…制御部、8…入力エリア、9…予測変換候補表示エリア、10…カーソル、21…文字入力キー、22…選択キー、23…決定キー。

Claims (11)

  1. 文字または文字列に対応付けて予測変換候補を辞書登録した辞書データベースと、文字または文字列を入力する文字入力手段と、該入力された文字または文字列に応じた予測変換候補を前記辞書データベースから抽出する予測変換候補抽出手段と、該抽出された予測変換候補を表示すると共に、該表示した予測変換候補の中からユーザにより選択された予測変換候補を前記文字入力手段により入力された文字または文字列の入力確定文字として表示する表示手段とを備えた文字入力装置であって、
    前記辞書データベースは、該辞書データベースに辞書登録された予測変換候補に、該予測変換候補と異なる入力確定文字を対応付けて登録し、
    前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、予測変換候補と入力確定文字とで異なる表示を行うことを特徴とする文字入力装置。
  2. 請求項1に記載の文字入力装置において、前記入力確定文字と異なる予測変換候補の表示形態は、前記表示手段により表示される他の予測変換候補の表示形態と異なっていることを特徴とする文字入力装置。
  3. 請求項1又は2に記載の文字入力装置において、前記表示手段により予測変換候補が表示された状態で、前記入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、前記表示手段は、前記選択された予測変換候補の近傍に前記入力確定文字あるいは該入力確定文字を示唆する文字列を表示することを特徴とする文字入力装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の文字入力装置において、前記入力確定文字と異なる予測変換候補の文字数は、前記入力確定文字の文字数よりも少ないことを特徴とする文字入力装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の文字入力装置において、前記入力確定文字は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかであり、前記入力確定文字と異なる予測変換候補は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかを示唆する文字列であることを特徴とする文字入力装置。
  6. 請求項1に記載の文字入力装置において、前記辞書データベースは、前記入力確定文字と異なる予測変換候補に、さらに前記入力確定文字の属性を対応付けて辞書登録していることを特徴とする文字入力装置。
  7. 請求項6に記載の文字入力装置において、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記入力確定文字と異なる予測変換候補を、該入力確定文字の属性と共に表示することを特徴とする文字入力装置。
  8. 請求項6に記載の文字入力装置において、前記表示手段により予測変換候補が表示された状態で、前記入力確定文字と異なる予測変換候補が選択された場合、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記選択された予測変換候補の近傍に前記入力確定文字の属性を表示することを特徴とする文字入力装置。
  9. 請求項6に記載の文字入力装置において、前記表示手段は、前記辞書データベースの登録内容に基づいて、前記入力確定文字と異なる予測変換候補毎に、該入力確定文字の全ての属性を表示することを特徴とする文字入力装置。
  10. 請求項6〜9のいずれか1項に記載の文字入力装置において、前記入力確定文字の属性として、該入力確定文字を示唆する文字列を表示することを特徴とする文字入力装置。
  11. 請求項10に記載の文字入力装置において、前記入力確定文字は、電子メールアドレス、URL、電話番号、住所、ID、パスワードのいずれかであることを特徴とする文字入力装置。
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