JP2011158641A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011158641A JP2011158641A JP2010019123A JP2010019123A JP2011158641A JP 2011158641 A JP2011158641 A JP 2011158641A JP 2010019123 A JP2010019123 A JP 2010019123A JP 2010019123 A JP2010019123 A JP 2010019123A JP 2011158641 A JP2011158641 A JP 2011158641A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- transfer
- static elimination
- image forming
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
【課題】画像形成装置において、除電ランプの制御の効率を高める。
【解決手段】プリンタ部200において、除電ランプ44は、転写後の感光ドラム21に用紙搬送路Fを介して除電光を照射する装置であり、感光ドラム21との間に用紙が無い場合の用紙無し状態と、感光ドラム21との間に用紙が有る場合の用紙有り状態とがある。プリンタコントローラ12は、画像形成条件に基づいて、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプ44の光量を同一とする第1制御、または用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプ44の光量を小さくする第2制御を選択する。
【選択図】図4
【解決手段】プリンタ部200において、除電ランプ44は、転写後の感光ドラム21に用紙搬送路Fを介して除電光を照射する装置であり、感光ドラム21との間に用紙が無い場合の用紙無し状態と、感光ドラム21との間に用紙が有る場合の用紙有り状態とがある。プリンタコントローラ12は、画像形成条件に基づいて、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプ44の光量を同一とする第1制御、または用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプ44の光量を小さくする第2制御を選択する。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成装置、特に、除電ランプが用紙搬送路を挟んで感光体を除電するように配置されている画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、主構成要素として、感光体と、現像器と、転写器と、定着器とを有している。現像器がトナーを感光体ドラムに供給すれば、トナーは、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像に吸着させられ、その結果、静電潜像がトナー顕像として現像される。以後、転写器がトナー顕像を記録紙上に転写して、さらに定着器が加熱・加圧によってトナー顕像を記録紙上に定着させる。
画像形成装置は、さらに、感光体を除電するための除電ランプを有している。除電ランプは、除電光を感光体に照射することで、感光体の状態を初期化する。
除電ランプが用紙の通過経路越しに感光ドラムの表面に除電光を照射するように配置された画像形成装置が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2を参照。)。そのような装置では、除電光の照射光路中に記録紙が介在している状態と介在していない状態とが生じる。そのため、除電ランプの光量が一定であれば、記録紙が介在していない場合に除電効果が高くなりすぎる。
特許文献1に記載の装置は、記録紙が介在している場合に除電ランプの発光量を大きくして、記録紙が介在してない場合は除電ランプの発光量を小さくするという制御を行っている。それによって、記録紙が介在していない場合でも除電効果が過剰になりにくい。
特許文献2に記載の装置は、記録紙が介在していない場合に、動作状況に応じて除電ランプの発光量を変化させるという制御を行っている。それによって、記録紙が介在していない場合でも除電効果が過剰になりにくい。
特許文献2に記載の装置は、記録紙が介在していない場合に、動作状況に応じて除電ランプの発光量を変化させるという制御を行っている。それによって、記録紙が介在していない場合でも除電効果が過剰になりにくい。
特許文献1に記載の装置では、用紙の有無によって除電ランプの発光量を必ず変更するので、効果の割には制御が煩雑である。
特許文献2に記載の装置では、用紙が介在していない場合は必ず動作状況に応じて光量を変更するので、効果の割には制御が煩雑である。
特許文献2に記載の装置では、用紙が介在していない場合は必ず動作状況に応じて光量を変更するので、効果の割には制御が煩雑である。
本発明の課題は、画像形成装置において、除電ランプの制御の効率を高めることにある。
画像形成装置は、感光体と、帯電器と、露光器と、現像器と、転写器と、除電ランプと、制御部とを備えている。帯電器は、感光体を帯電する。露光器は、感光体に静電潜像を形成する。現像器は、感光体上の静電潜像を現像する。転写器は、現像された像を用紙に転写する。除電ランプは、転写後の感光体に用紙搬送路を挟んで除電光を照射する装置であり、感光体との間に用紙が無い用紙無し状態と、感光体との間に用紙が有る用紙有り状態とがある。制御部は、画像形成条件に基づいて、用紙無し状態と用紙有り状態とで除電ランプの光量を同一とする第1制御、または用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量を小さくする第2制御を選択する。
画像形成条件とは、画像形成を行うときに利用可能な条件であり、機器の動作状況および環境条件(例えば、温度、湿度)を含む。
この装置では、第1制御では、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプの光量を同一としている。一方、第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体の表面電位が必要以上に低下しにくく、その結果、画像の濃度ムラが生じにくい。このように、除電ランプの光量を変化させない制御と除電ランプの光量を変化させる制御とを必要に応じて選択することで、除電ランプの光量を常に変化させることを行っていない。以上の結果、除電ランプの制御の効率が高くなる。
画像形成条件とは、画像形成を行うときに利用可能な条件であり、機器の動作状況および環境条件(例えば、温度、湿度)を含む。
この装置では、第1制御では、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプの光量を同一としている。一方、第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体の表面電位が必要以上に低下しにくく、その結果、画像の濃度ムラが生じにくい。このように、除電ランプの光量を変化させない制御と除電ランプの光量を変化させる制御とを必要に応じて選択することで、除電ランプの光量を常に変化させることを行っていない。以上の結果、除電ランプの制御の効率が高くなる。
転写器は転写ローラであり、制御部は、感光体と転写ローラとの間で用紙への転写が行われていないときの転写ローラの電圧または電流に基づいて、画像形成条件を判断してもよい。
転写ローラの電圧または電流は、例えば温度または/および湿度といった画像形成条件を表している。例えば、転写ローラを定電圧制御する場合、低温低湿環境では転写ローラに流入する電流が減少するので、制御部は、転写流入電流を画像形成条件として判断する。転写流入電流が閾値未満であれば、低温低湿環境であると判断されて、第2制御が選択される。第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体が過剰に除電されにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光体の表面電位が低くなっているので、特に有効である。
転写ローラの電圧または電流は、例えば温度または/および湿度といった画像形成条件を表している。例えば、転写ローラを定電圧制御する場合、低温低湿環境では転写ローラに流入する電流が減少するので、制御部は、転写流入電流を画像形成条件として判断する。転写流入電流が閾値未満であれば、低温低湿環境であると判断されて、第2制御が選択される。第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体が過剰に除電されにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光体の表面電位が低くなっているので、特に有効である。
帯電器はコロナチャージャであり、制御部は、コロナチャージャへ印加される帯電電圧または帯電電流に基づいて、画像形成条件を判断してもよい。
コロナチャージャに印加される帯電電圧または帯電電流は、例えば温度または/および湿度といった画像形成条件を表している。例えばコロナチャージャを定電流制御する場合に、コロナチャージャから感光体へ印加される帯電電圧が閾値未満であれば、第2制御が選択される。第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体が過剰に除電されにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光体の表面電位が低くなっているので、特に有効である。
コロナチャージャに印加される帯電電圧または帯電電流は、例えば温度または/および湿度といった画像形成条件を表している。例えばコロナチャージャを定電流制御する場合に、コロナチャージャから感光体へ印加される帯電電圧が閾値未満であれば、第2制御が選択される。第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプの光量が小さくされるので、感光体が過剰に除電されにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光体の表面電位が低くなっているので、特に有効である。
本発明に係る画像形成装置では、除電ランプの制御効率が高くなる。
(1)ファクシミリ装置
図1を用いて、本発明に係る一実施形態としての画像形成装置を有するファクシミリ装置100を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置を有するファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置100は、ファクシミリ機能とコピー機能を併有する複合機として構成されている。
図1を用いて、本発明に係る一実施形態としての画像形成装置を有するファクシミリ装置100を説明する。図1は本発明の一実施形態に係る画像形成装置を有するファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。ファクシミリ装置100は、ファクシミリ機能とコピー機能を併有する複合機として構成されている。
ファクシミリ装置100は、MPU1と、NCU(Network Control Unit)2と、MODEM3と、ROM4と、RAM5と、画像メモリ6と、CODEC(Coder−Decordr)7とを備えている。ファクシミリ装置100は、さらに、操作部8と、スキャナ9と、プリンタインターフェース10と、プリンタコントローラ12とを備えている。
MPU1は、ROM4に記憶されたプログラムに従い、ファクシミリ装置100を構成する各部を制御する。NCU2は、電話回線網(PSTN)との接続を制御するとともに、相手先の電話番号(ファクシミリ番号を含む)に対応したダイヤル信号を送出する機能、および着信を検出するための機能を備えている。MODEM3は、ITU(国際電気通信連合)−T勧告T.30に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.17、V.27ter、V.29等に従った送信データの変調および受信データの復調を行う。MODEM3は、これらに加えてV.34に従った送信データの変調および受信データの復調を行ってもよい。
ROM4は、ファクシミリ装置100全体を制御するためのプログラムを記憶する。RAM5は、データ等を一時的に記憶する。画像メモリ6は、受信画像データおよびスキャナ9で読み取った画像データを一時的に記憶する。CODEC7は、読み取った画像データを送信するためにMH、MR、MMR方式等により符号化(エンコード)し、受信画像データを復号(デコード)する。
操作部8は、ユーザがファクシミリ送信・受信、プリント等の指示などをするためのものであり、テンキー、ワンタッチキー、スタートキー、その他のキーで構成される。スキャナ9は、コピーまたはファクシミリ送信するときに原稿の画像データを読み取る。プリンタインターフェース10は、パソコンからのプリント指令、データを受けて、プリンタコントローラ12に送る。
プリンタコントローラ12は、MPU1と同様のコンピュータであり、プリンタ部200(図2)を制御する。プリンタコントローラ12は、ROMおよびRAMからなるメモリ12aを有する。
(2)プリンタ部
図2を用いて、プリンタ部200について説明する。図2は、ファクシミリ装置のプリンタ部の構成を示すブロック図である。
図2を用いて、プリンタ部200について説明する。図2は、ファクシミリ装置のプリンタ部の構成を示すブロック図である。
プリンタ部200は、本発明の画像形成装置の一例であって、受信画像データまたはスキャナ9が読み取った画像データを用紙上に印字する。
プリンタ部200は、感光体として外周面に光導電膜を有する感光ドラム21を有している。感光ドラム21は、メインモータ41によって回転駆動される。
プリンタ部200は、感光体として外周面に光導電膜を有する感光ドラム21を有している。感光ドラム21は、メインモータ41によって回転駆動される。
感光ドラム21の周囲に、帯電器22が配置されている。この実施形態では、帯電器22は、スコロトロンチャージャである。帯電器22に、帯電電圧印加回路23により所定の正の帯電電圧HVCが印加される。正の帯電電圧HVCが印加された帯電器22によって、感光ドラム21の外周面が約に一様に帯電される。なお、帯電器としては、感光ドラム21表面に接触状態で帯電させる帯電ブラシ、スポンジローラ、ソリッドローラなどの帯電ローラであってもよい。
感光ドラム21の周囲で帯電器22の下流側に、露光手段としてのLSU(Laser Scan Unit)24が配置される。LSU24においては、画像情報が入力され、これに応答してレーザ発振源が出力したスキャンレーザ光をポリゴンモータ(図示せず)により回転するポリゴンミラー(図示せず)が散らすことで、感光ドラム21の外周面に画像情報に対応した静電潜像を形成する。なお、LSUに代えて、LEDプリントヘッドを使用することもできる。
感光ドラム21の周囲で帯電器22の下流側には、現像器300が配置されている。現像器300は、供給ローラ25、現像ローラ26、ブレード27により構成される。供給ローラ25は、正帯電性のトナーを入れたトナーケースから、トナーを帯電させつつ現像ローラ26に供給する。供給ローラ25には、現像電圧印加回路28により所定の供給電圧が印加される。現像ローラ26は、供給ローラ25と感光ドラム21に接触し、感光ドラム21との間に現像ニップ部を形成する。現像ローラ26には、現像電圧印加回路28により所定の現像電圧が印加される。
ブレード27は、現像ローラ26の外周面に弾性的に接触し、現像ローラ26の外周面に付着したトナーの層厚を均一にする。ブレード27には、現像電圧印加回路28により所定のバイアス電圧が印加される。
感光ドラム21の周囲で現像器300の下流側には、転写器400が配置されている。転写器400は、転写ローラ29から構成されている。転写ローラ29は、用紙搬送路Fを挟んで感光ドラム21の外周面と転写ニップ部を形成するように配置され、メインモータ41により回転される。転写ローラ29には転写電圧印加回路30により、転写電圧HVTが印加される。なお、この実施形態では、転写電圧印加回路30は定電圧制御を行う。
転写電圧印加回路30と転写ローラ29との間には、電流値検出回路51が設けられている。電流値検出回路51は、転写ローラ29への流入電流値を検出する。
転写電圧印加回路30と転写ローラ29との間には、電流値検出回路51が設けられている。電流値検出回路51は、転写ローラ29への流入電流値を検出する。
用紙搬送路Fの転写ニップ部よりも用紙送り出し側には、定着器500が配置されている。定着器500は、ヒータランプ31aを有する加熱ローラ31およびプレスローラ33で構成される。加熱ローラ31のヒータランプ31aは、ヒータ駆動回路32により、加熱ローラ31の外周面が所定の温度となるように加熱する。加熱ローラ31とプレスローラ33は、転写処理後の用紙を加熱加圧することによりトナー画像を用紙上に定着させる。なお、定着器500の温度を検出するために、温度センサ34が設けられている。
一方、感光ドラム21の周囲に沿って帯電器22と転写ローラ29との間に自軸回りに回転するローラ35を設けており、ローラ35には拡散電圧印加回路35aにより所定の拡散電圧が印加される。
また、用紙搬送路Fに沿って、ピックアップローラ36、給紙センサ37、レジストローラ38、排紙センサ39、排紙ローラ91を備えている。ピックアップローラ36は、給紙カセットより用紙を1枚ずつピックアップする。レジストローラ38は、用紙の先端を整合させて転写ニップ部に送る。給紙センサ37は、給紙カセットよりピックアップされた用紙または反転搬送路(図示せず)から搬送されてきた用紙を検出する。排紙センサ39は、転写・定着により記録された用紙が搬出される場合に用紙を検出する。排紙ローラ91は、記録済み用紙を排紙トレイに排出する。
プリンタ部200は、さらに、除電ランプ44を有している。除電ランプ44は、LEDアレイのような光源ランプと、光源ランプからの光を効率よく利用するための光学系とから構成されている。除電ランプ44は、用紙搬送路Fにおいて転写ローラ29と加熱ローラ31との間に配置されている。より具体的には、除電ランプ44は、用紙搬送路Fを挟んで感光ドラム21の表面に除電光を照射するように配置されている。
(3)プリンタ部の動作
(3−1)用紙搬送動作
図2を用いて、プリンタ部200における用紙搬送動作を説明する。給紙クラッチPFCLがオンされると、用紙は、ピックアップローラ36によって給紙カセット(図示せず)から用紙搬送路Fに向けて搬送される。用紙は、やがて、給紙センサ37によって検出される。レジストトクラッチ(図示せず)がオンされると、用紙は、レジストローラ38によって挟持されて転写ニップ部に向けて搬送される。用紙は、やがて転写ニップ部に挟持され、転写ニップ部で感光ドラム21上のトナー像が転写される。用紙に転写されたトナー像は、定着器500によって定着される。用紙は、やがて、排紙センサ39によって検出される。そして、用紙は排紙ローラ91によって排出される。
(3−1)用紙搬送動作
図2を用いて、プリンタ部200における用紙搬送動作を説明する。給紙クラッチPFCLがオンされると、用紙は、ピックアップローラ36によって給紙カセット(図示せず)から用紙搬送路Fに向けて搬送される。用紙は、やがて、給紙センサ37によって検出される。レジストトクラッチ(図示せず)がオンされると、用紙は、レジストローラ38によって挟持されて転写ニップ部に向けて搬送される。用紙は、やがて転写ニップ部に挟持され、転写ニップ部で感光ドラム21上のトナー像が転写される。用紙に転写されたトナー像は、定着器500によって定着される。用紙は、やがて、排紙センサ39によって検出される。そして、用紙は排紙ローラ91によって排出される。
(3−2)プリンタ部の処理動作
図3および図4を用いて、本実施形態のプリンタ部の処理動作を説明する。図3は、第1制御におけるファクシミリ装置の各部波形を示すタイムチャートである。図4は、第2制御におけるファクシミリ装置の各部波形を示すタイムチャートである。なお、図3および図4のタイムチャートでは、メインモータ41(RX MOT)、給紙クラッチ(PFCL)、帯電電圧(HVC)、現像電圧(HVB)、転写電圧(HVT)、除電ランプ44(ERL)を示すが、その他の各部の波形は省略してある。
図3および図4を用いて、本実施形態のプリンタ部の処理動作を説明する。図3は、第1制御におけるファクシミリ装置の各部波形を示すタイムチャートである。図4は、第2制御におけるファクシミリ装置の各部波形を示すタイムチャートである。なお、図3および図4のタイムチャートでは、メインモータ41(RX MOT)、給紙クラッチ(PFCL)、帯電電圧(HVC)、現像電圧(HVB)、転写電圧(HVT)、除電ランプ44(ERL)を示すが、その他の各部の波形は省略してある。
図3と図4では、除電ランプ44(ERL)の波形のみが異なる。そこで、最初に共通の動作を一括して説明して、次に除電ランプ44(ERL)の波形について説明する。なお、以下の動作ではプリンタコントローラ12からの指令によって各回路は動作しているが、説明の簡便化のためにプリンタコントローラ12の記載は省略されている。
(3−2−1)共通波形
(a)ウォーミングアップ処理動作
図3および図4において電源がオンされる(時刻t0)と、イニシャライズ処理が実行され、次に、ヒータ駆動回路32がヒータランプ31aへの通電を開始する。
(a)ウォーミングアップ処理動作
図3および図4において電源がオンされる(時刻t0)と、イニシャライズ処理が実行され、次に、ヒータ駆動回路32がヒータランプ31aへの通電を開始する。
定着器温度が第1温度に達する(時刻t1)と、メインモータ41の駆動が開始され、それにより感光ドラム21、転写ローラ29、現像ローラ26、供給ローラ25およびローラ35がそれぞれ回転させられる。また、同時に、LSU24のポリゴンモータ(図示せず)の駆動が開始され、それによりポリゴンミラー(図示せず)が回転させられる。
時刻t1からわずかに遅れた時刻に、帯電電圧印加回路23が、帯電器22に帯電電圧HVCとして正電圧を印加する。この処理によって感光ドラム21表面が均一に帯電される。また、所定時間経過後(帯電したドラム表面が現像器まで到達するまでの時間)、現像電圧印加回路28が、現像器300に現像電圧HVBを印加する。
帯電電圧HVCおよび現像電圧HVBが印加されてからわずかに後の時刻に、先に帯電された感光ドラム21の領域が転写ニップ部に到達する。このときに、転写電圧印加回路30が、転写電圧HVTとして、トナー像の転写処理時に転写ローラ29に印加する転写電圧(負極性)とは逆極性の正の転写電圧を印加する。この処理は、転写ローラ29に付着した残存トナーを感光ドラム21に戻すために、所定時間に行われる。その後、転写電圧印加回路30は、転写電圧HVTをオフ(無印加)にして、次に、転写ローラ29に転写処理時の転写電圧(負極性)と同極性で、感光ドラム21表面を帯電させるに十分な強さの転写電圧HVTを転写ローラ29に印加する。この処理によって、転写ニップ部において転写ローラ29に付着している逆チャージの残存トナーが、感光ドラム21側に戻る。その後、この帯電領域が感光ドラム21とローラ35との当接部まで移動すれば、当接部においてローラ35に捕捉されているトナーが、感光ドラム21側に戻る。
定着器温度が第2温度に到達したとき(時刻t2)に、ヒータ駆動回路32の制御モードが定着器温度を第2温度に維持するモード、すなわち待機モードに切り替えられ、メインモータ41への通電が停止される。
これに伴い、帯電電圧印加回路23がオフされ、さらに現像電圧印加回路28がオフされる。また、メインモータ41への通電が停止されると同時に、転写電圧印加回路30もオフされる。
これに伴い、帯電電圧印加回路23がオフされ、さらに現像電圧印加回路28がオフされる。また、メインモータ41への通電が停止されると同時に、転写電圧印加回路30もオフされる。
(b)待機動作
待機モードでは、ヒータ駆動回路32が、定着器の温度を第3温度で維持するようにヒータランプ31aへの通電制御を開始する。また、ポリゴンモータ(図示せず)の停止制御が開始される。
待機モードでは、ヒータ駆動回路32が、定着器の温度を第3温度で維持するようにヒータランプ31aへの通電制御を開始する。また、ポリゴンモータ(図示せず)の停止制御が開始される。
(c)印字動作
待機モードで制御中に、2枚の印字要求を示す印字信号が入ると(時刻t3)、定着器500の温度を第4温度に向けて昇温する制御が開始される。
待機モードで制御中に、2枚の印字要求を示す印字信号が入ると(時刻t3)、定着器500の温度を第4温度に向けて昇温する制御が開始される。
第4温度に達すれば、LSU24のポリゴンモータ(図示せず)がオンされて、それによりポリゴンミラー(図示せず)の回転が開始させられる。また時刻t4で、メインモータ41がオンされて感光ドラム21、転写ローラ29、現像ローラ26、供給ローラ25およびローラ35の回転が開始させられる。
時刻t4以降は、帯電電圧印加回路23が正の帯電電圧HVCを帯電器22に対して印加しており、現像電圧印加回路28が現像電圧HVBとして正極性の電圧を現像器300に対して印加している。したがって、帯電器22によって均一に帯電した感光ドラム21表面に、LSU24によって静電潜像が形成され、この静電潜像が現像ローラ26から供給されたトナーによって現像される。転写ニップ部で、トナー像が、転写電圧HVTとして負の電圧が印加された転写ローラ29によって用紙に転写される。
2枚の印字が終了すれば、転写電圧印加回路30がオフとされ、その後、転写電圧HVTとして転写処理時とは逆極性の正の電圧が印加される。この正の強電圧の印加期間に、転写ローラ29に残存する正規チャージの残存トナーが、感光ドラム21上に戻される。このようにして、転写ローラ29のクリーニング処理が行われる。
最後に、メインモータ41の回転が停止させられ、さらに、帯電器22、現像ローラ26、ローラ35に印加されている各種電圧をオフとする。その後、制御モードが上述した待機モードに切り替えられる。
(3−2−2)除電ランプの動作
本実施形態では、電流値検出回路51が、転写電圧印加回路30によって転写ローラ29に電圧が印加されるときに転写ローラ29に流入する転写流入電流を検出して、検出された電流値をプリンタコントローラ12に送る。プリンタコントローラ12は、メモリ12aに予め設定している制御条件のデータを用いて、プリンタ部200のおかれている環境条件を検知し、その環境条件に基づいて除電ランプ44の点灯制御を行う。
本実施形態では、電流値検出回路51が、転写電圧印加回路30によって転写ローラ29に電圧が印加されるときに転写ローラ29に流入する転写流入電流を検出して、検出された電流値をプリンタコントローラ12に送る。プリンタコントローラ12は、メモリ12aに予め設定している制御条件のデータを用いて、プリンタ部200のおかれている環境条件を検知し、その環境条件に基づいて除電ランプ44の点灯制御を行う。
図5を用いて、環境条件と転写流入電流I(μA)との関係を説明する。図5は、環境条件と転写流入電流との関係を示すグラフである。図から明らかなように、高温高湿環境では、転写ローラ29に流れる電流は大きくなり、低温低湿環境では転写ローラ29に流れる電流は小さくなっている。
図6を用いて、環境条件を判定する動作について説明する。図6は、環境条件を判定する動作を示すフローチャートである。図に示された閾値Ithは、予め設定されており、その情報はメモリ12aに格納されている。
ステップS1では、プリンタコントローラ12は、転写流入電圧検出するための所定の条件が満たされるタイミングを待つ。このタイミングの条件としては、感光ドラム21と転写ローラ29との間で転写動作が行われていないことが必要である。例えば、ウォーミングアップ動作時、用紙への画像形成動作の直前、または画像形成動作中の用紙と用紙との間(紙間)、待機動作中(ウォーミングアップ後の待機中、または一連の用紙への画像形成が終了した後の待機中)である。
ステップS2では、プリンタコントローラ12は、転写電圧印加回路30に転写ローラ29に対して試験電圧を印加させる。
ステップS3では、プリンタコントローラ12は、電流値検出回路51から検出された電流の値を取得して、それを閾値Ithと比較する。検出電流値が閾値Ith未満の場合はプロセスはステップS4に移行して、検出電流値が閾値Ith以上の場合はプロセスはステップS5に移行する。
ステップS4では、プリンタコントローラ12は、第2制御を選択して、設定情報をメモリ12aに保存する。
ステップS5では、プリンタコントローラ12は、第1制御を選択して、設定情報をメモリ12aに保存する。
ステップS2では、プリンタコントローラ12は、転写電圧印加回路30に転写ローラ29に対して試験電圧を印加させる。
ステップS3では、プリンタコントローラ12は、電流値検出回路51から検出された電流の値を取得して、それを閾値Ithと比較する。検出電流値が閾値Ith未満の場合はプロセスはステップS4に移行して、検出電流値が閾値Ith以上の場合はプロセスはステップS5に移行する。
ステップS4では、プリンタコントローラ12は、第2制御を選択して、設定情報をメモリ12aに保存する。
ステップS5では、プリンタコントローラ12は、第1制御を選択して、設定情報をメモリ12aに保存する。
(3−3)除電ランプの点灯の制御
本発明の実施形態では、第1環境状態と第2環境状態とによって、プリンタコントローラ12が、除電ランプ44の制御方法として、異なる制御方法を選択する。
本発明の実施形態では、第1環境状態と第2環境状態とによって、プリンタコントローラ12が、除電ランプ44の制御方法として、異なる制御方法を選択する。
具体的には、第1制御では、除電ランプ44は、用紙が除電ランプ44と感光ドラム21との間を通過しているか否かにかかわらず、常に点灯されて除電光を感光ドラム21に照射している。したがって、図3では、除電ランプ44(ERL)は、メインモータ41と同期してオンオフされている。
また、第2制御では、除電ランプ44は、用紙が除電ランプ44と感光ドラム21との間を通過していない場合は消灯されており、用紙が除電ランプ44と感光ドラム21との間を通過している場合は点灯される。したがって、図4では、除電ランプ44は、メインモータ41がオンしてもオフ状態を続けており、用紙が除電ランプ44と感光ドラム21との間を通過するときのみオンされる。
(3−4)実施形態の効果
以上をまとめて説明すると、第1制御では、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプ44の光量が同一とされている。その理由は、感光ドラム21の表面電位が十分に高い場合は、用紙無し状態で除電ランプの光量を下げなくても特に問題がないからである。以上の結果、除電ランプの光量を常に変化させる必要が無くなって、除電ランプの制御の効率が高くなる。一方、第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプ44の光量が小さくされるので、感光ドラム21の過剰除電が生じにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光ドラム21の表面電位が低くなっているので、有効である。この結果、画像の濃度ムラが生じにくい。
このように、必要に応じて除電ランプ44の光量を変化させない第1制御または除電ランプ44の光量を変換させる第2制御を選択することで、除電ランプ44の光量を常に変化させる必要が無くなる。以上の結果、除電ランプ44の制御の効率が高くなる。
以上をまとめて説明すると、第1制御では、用紙有り状態と用紙無し状態とで除電ランプ44の光量が同一とされている。その理由は、感光ドラム21の表面電位が十分に高い場合は、用紙無し状態で除電ランプの光量を下げなくても特に問題がないからである。以上の結果、除電ランプの光量を常に変化させる必要が無くなって、除電ランプの制御の効率が高くなる。一方、第2制御では、用紙無し状態において用紙有り状態より除電ランプ44の光量が小さくされるので、感光ドラム21の過剰除電が生じにくい。この効果は、例えば低温低湿状態においては感光ドラム21の表面電位が低くなっているので、有効である。この結果、画像の濃度ムラが生じにくい。
このように、必要に応じて除電ランプ44の光量を変化させない第1制御または除電ランプ44の光量を変換させる第2制御を選択することで、除電ランプ44の光量を常に変化させる必要が無くなる。以上の結果、除電ランプ44の制御の効率が高くなる。
(3-5)変形例
前記実施形態では、第2制御において除電ランプは用紙の有無でオンオフを行っていたが、除電ランプの光量が用紙無し状態において用紙有り状態より小さくなってさえすればよい。したがって、用紙無し状態において除電ランプの光量はオフではなく所定の値であってもよい。
前記実施形態では、第2制御において除電ランプは用紙の有無でオンオフを行っていたが、除電ランプの光量が用紙無し状態において用紙有り状態より小さくなってさえすればよい。したがって、用紙無し状態において除電ランプの光量はオフではなく所定の値であってもよい。
前記実施形態では、転写流入電流の閾値は1つであったが、閾値は複数設定されてもよい、その場合は、環境条件も2以上に設定でき、それに対応させて制御の種類も複数設定できる。
前記実施形態では、環境条件を推定するためのデータとして転写ローラの転写流入電流値を用いたが、定電流制御の場合は転写ローラに印加される電圧を用いてもよい。この場合は、印加される電圧が閾値未満であれば例えば高温高湿の第1環境状態であると判断され、印加される電圧が閾値以上であれば例えば低温低湿の第2環境状態であると判断される。
前記実施形態では画像形成条件として(低温低湿−常温常湿−高温高湿)のように温度と湿度をセットにした環境条件を設定したが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、温度と湿度の一方が高くて他方が低い状態を環境条件の一つとして設定してもよい。さらに、温度と湿度以外の環境条件を画像形成条件としてもよい。
(4)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、環境条件を推定するための検出値を転写ローラの電流値または電圧値としたが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、他の装置の電流値または電圧値によって環境条件を推定してもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
前記実施形態では、環境条件を推定するための検出値を転写ローラの電流値または電圧値としたが、本発明はそのような実施形態に限定されない。例えば、他の装置の電流値または電圧値によって環境条件を推定してもよい。
例えば、帯電器を定電流制御する場合に、帯電器から感光ドラムに印加される帯電電圧を測定し、それに基づいて環境条件を推定してもよい。電圧検出回路(図示せず)は周知の技術であるので、ここでは説明を省略する。
図7を用いて、感光ドラムの帯電電位(絶対値)と感光ドラムに作用する帯電電圧Vとの関係を説明する。
図7を用いて、感光ドラムの帯電電位(絶対値)と感光ドラムに作用する帯電電圧Vとの関係を説明する。
図から明らかなように、感光ドラムの帯電電位(絶対値)が高くなるにつれて帯電電圧Vが低くなっていく。帯電電圧Vが低くなる理由としては低温低湿状態になっていることが考えられ、それとは反対に、帯電電圧Vが高くなる理由としては高温高湿状態になっていることが考えられる。このようにして、感光ドラムに印加される帯電電圧Vによって、環境条件を把握することができる。
以上より、感光ドラムへの帯電電圧Vに、閾値Vthを設定する。閾値Vth以上に高い電圧の場合を常温常湿または高温高湿の第1環境状態と判定して、閾値Vth未満の電圧の場合を低温低湿の第2環境状態と判定する。そして、第1環境状態の場合は除電ランプを第1制御で点灯制御して、第2環境状態の場合は除電ランプを第2制御で点灯制御する。
以上より、感光ドラムへの帯電電圧Vに、閾値Vthを設定する。閾値Vth以上に高い電圧の場合を常温常湿または高温高湿の第1環境状態と判定して、閾値Vth未満の電圧の場合を低温低湿の第2環境状態と判定する。そして、第1環境状態の場合は除電ランプを第1制御で点灯制御して、第2環境状態の場合は除電ランプを第2制御で点灯制御する。
また、帯電器を定電圧制御する場合には、帯電器から感光ドラムに印加される帯電電流を測定し、それに基づいて環境条件を推定してもよい。
低温低湿状態では帯電器からの放電量が少なくなっており、感光体ドラムの表面電位が低くなる。その場合に用紙無しの場合にも用紙有りの場合と除電ランプの光量を一定にしていると、除電効果が高くなりすぎる。そこで、帯電器の電流が閾値未満であれば、除電ランプを第2制御で点灯制御する。それとは反対に、高温高湿状態では帯電器からの放電量が大きくなっており、感光体ドラムの表面電位は十分に高くなっている。その場合に用紙無しの場合にも用紙有りの場合と同じ光量にしても除電効果が過剰にならない。そこで、帯電器の電流が閾値以上であれば、除電ランプを第1制御で点灯制御する。なお、検出対象は、帯電器に流れている帯電電流でもよいし、帯電器から感光ドラム表面に流れた帯電電流でもよい。
また、帯電電流の値を変動させる要素として、帯電器の汚れがある。コロナ放電方式では、コロナワイヤに高電圧が印加されることで、それ自身が集塵器として機能し、その表面には飛散トナー、用紙の紙粉、空気中の塵が付着する。この汚れによって、コロナワイヤの放電効率は経時的に低下する。そのためコロナワイヤへの電圧が一定であれば、感光ドラムの表面電位が低下してしまう。そこで、上記実施形態のようにコロナチャージャの帯電電流の値を検出すれば、温度または湿度以外にコロナワイヤの汚れも検出することになり、それらに基づいて除電ランプの点灯制御を行うことができる。
低温低湿状態では帯電器からの放電量が少なくなっており、感光体ドラムの表面電位が低くなる。その場合に用紙無しの場合にも用紙有りの場合と除電ランプの光量を一定にしていると、除電効果が高くなりすぎる。そこで、帯電器の電流が閾値未満であれば、除電ランプを第2制御で点灯制御する。それとは反対に、高温高湿状態では帯電器からの放電量が大きくなっており、感光体ドラムの表面電位は十分に高くなっている。その場合に用紙無しの場合にも用紙有りの場合と同じ光量にしても除電効果が過剰にならない。そこで、帯電器の電流が閾値以上であれば、除電ランプを第1制御で点灯制御する。なお、検出対象は、帯電器に流れている帯電電流でもよいし、帯電器から感光ドラム表面に流れた帯電電流でもよい。
また、帯電電流の値を変動させる要素として、帯電器の汚れがある。コロナ放電方式では、コロナワイヤに高電圧が印加されることで、それ自身が集塵器として機能し、その表面には飛散トナー、用紙の紙粉、空気中の塵が付着する。この汚れによって、コロナワイヤの放電効率は経時的に低下する。そのためコロナワイヤへの電圧が一定であれば、感光ドラムの表面電位が低下してしまう。そこで、上記実施形態のようにコロナチャージャの帯電電流の値を検出すれば、温度または湿度以外にコロナワイヤの汚れも検出することになり、それらに基づいて除電ランプの点灯制御を行うことができる。
本発明は、除電ランプが用紙通過路を挟んで感光体を除電するようになっている画像形成装置に広く適用できる。
1 MPU
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
6 画像メモリ
7 CODEC
8 操作部
9 スキャナ
10 プリンタインターフェース
12 プリンタコントローラ
12a メモリ
21 感光ドラム(感光体)
22 帯電器
23 帯電電圧印加回路
24 LSU(露光器)
25 供給ローラ
26 現像ローラ
27 ブレード
28 現像電圧印加回路
29 転写ローラ
30 転写電圧印加回路
31 加熱ローラ
31a ヒータランプ
32 ヒータ駆動回路
33 プレスローラ
34 温度センサ
35 ローラ
35a 拡散電圧印加回路
36 ピックアップローラ
37 給紙センサ
38 レジストローラ
39 排紙センサ
41 メインモータ
44 除電ランプ
51 電流値検出回路
91 排紙ローラ
100 ファクシミリ装置
200 プリンタ部
300 現像器
400 転写器
500 定着器
2 NCU
3 MODEM
4 ROM
5 RAM
6 画像メモリ
7 CODEC
8 操作部
9 スキャナ
10 プリンタインターフェース
12 プリンタコントローラ
12a メモリ
21 感光ドラム(感光体)
22 帯電器
23 帯電電圧印加回路
24 LSU(露光器)
25 供給ローラ
26 現像ローラ
27 ブレード
28 現像電圧印加回路
29 転写ローラ
30 転写電圧印加回路
31 加熱ローラ
31a ヒータランプ
32 ヒータ駆動回路
33 プレスローラ
34 温度センサ
35 ローラ
35a 拡散電圧印加回路
36 ピックアップローラ
37 給紙センサ
38 レジストローラ
39 排紙センサ
41 メインモータ
44 除電ランプ
51 電流値検出回路
91 排紙ローラ
100 ファクシミリ装置
200 プリンタ部
300 現像器
400 転写器
500 定着器
Claims (3)
- 感光体と、
前記感光体を帯電する帯電器と、
前記感光体に静電潜像を形成する露光器と、
前記感光体上の静電潜像を現像する現像器と、
現像された像を用紙に転写する転写器と、
転写後の前記感光体に用紙搬送路を挟んで除電光を照射する装置であり、前記感光体との間に用紙が無い場合の用紙無し状態と、前記感光体との間に用紙が有る場合の用紙有り状態とがある、除電ランプと、
画像形成条件に基づいて、前記用紙無し状態と前記用紙有り状態とで前記除電ランプの光量を同一とする第1制御、または前記用紙無し状態において前記用紙有り状態より前記除電ランプの光量を小さくする第2制御を選択する制御部と、
を備えた画像形成装置。 - 前記転写器は転写ローラであり、
前記制御部は、前記感光体と前記転写ローラとの間で用紙への転写が行われていないときの前記転写ローラの電圧または電流に基づいて、前記画像形成条件を判断する、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記帯電器はコロナチャージャであり、
前記制御部は、前記コロナチャージャへ印加される帯電電圧または帯電電流に基づいて、前記画像形成条件を判断する、請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019123A JP2011158641A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010019123A JP2011158641A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011158641A true JP2011158641A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44590645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010019123A Pending JP2011158641A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011158641A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119491A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010019123A patent/JP2011158641A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014119491A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Canon Inc | 画像形成装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3403057B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4863520B2 (ja) | 転写装置、画像形成装置及び転写装置の制御方法 | |
US6973275B2 (en) | Image forming device | |
JP2007193165A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002258639A (ja) | 画像形成装置 | |
US7286777B2 (en) | Image forming device with cleaning sequence process for returning toner adhered on transfer roller back to photoconductive drum | |
JP2011158641A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6135407B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3960294B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010044205A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4082045B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3931845B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005017453A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3649131B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7303715B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003270910A (ja) | 画像形成装置の制御方法 | |
JP4032772B2 (ja) | 画像形成装置および方法 | |
JP2002357931A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008164973A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10198215A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005017448A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003280299A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007206284A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5370930B2 (ja) | ヒータ装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、プログラム及び記録媒体 | |
JP2003167496A (ja) | 画像形成装置 |