JP2011158469A - フォースゲージおよびロードセル - Google Patents

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Abstract

【課題】計測棒の力に比例した実移動以上の移動距離を人が体感的に実感できるフォースゲージを提供する。
【解決手段】筐体2に固定されたロードセル3と、ロードセル3に固定されたスライド軸受4と、スライド軸受4に直線往復移動自在に支持案内される計測棒7と、計測棒7の直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段10とからなり、引張力あるいは圧縮力に比例した計測棒7の実移動以上の移動距離を操作する人が体感的に実感できるとともに、表示部12の数字表示の間隔も遅くなり、体感している操作移動距離と数字表示がかみ合ったものとして認識できるフォースゲージを実現する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮力と引張力の両力あるいはいずれか一方を測定できるフォースゲージおよびロードセルに関する。
従来、圧縮力(押し圧力)と引張力を測定できるフォースゲージとして、筐体に固定されたロードセルと、このロードセルの着圧部に直接固定された計測棒とを備え、該計測棒に加えられた押し圧力ないし引張力からなる力(荷重、負荷)が前記ロードセルにじかに加わり、それによってロードセルのひずみゲージの電気抵抗値(電気抵抗値以外に磁気値、静電容量値などがある)が変化し、この電気抵抗値の変化を電圧で測定して測定値(一般的にはN(ニュートン)や質量(kg))を演算し、該測定値をデジタル表示部に数字表示するものが知られている。(例えば、特開2004−301695号公報、株式会社エー・アンド・デイの「デジタルフォースゲージAD-4932A-50N」、アイコーエンジニアリング株式会社の「デジタル・プッシュプル・ゲージMODEL-RX/2257」、株式会社イマダの「デジタルフォースゲージZP/Z2」、日本電産シンポ株式会社の「デジタルフォースゲージFGP」)
特開2004−301695号公報
(1)上述した従来技術は、ロードセルのねじ穴からなる力かけ部位に雄ねじを有する計測棒が該ねじを螺合し直接固定されているもので、ロードセルと計測棒の一体型構造(直付け構造)のものである。よって、計測棒を被測定物に押し当てるないし引っ張っても、計測棒の移動は微細で移動が無いに等しく、計測棒の移動を人は視覚的にも手動体感的にも感じることができないものであった。このため、特に装置を手に持って計測棒を被測定物に押し当てるないし引っ張るという手動測定を行う場合、体感的にどのくらい押せばよいのかないし引っ張ればよいのかわからない、力を入れすぎて装置を破損させるのではないかと不安になる、などの操作し難さと装置破損不安を使用者に与えてしまうものであった。これは計測棒の移動が殆ど無い、計測棒の移動を測定者は感じることができないことによるものである。
(2)また、許容負荷以上の負荷がかかっても該許容負荷以上かかっているかどうか人の感覚では全くわからないものであるので、許容負荷になる前に警報音やLED点滅などによって警告をしなければならないとともに、ロードセルの定格許容負荷(安全荷重)が200パーセントである場合、該定格許容負荷200パーセントよりはるかに手前の110パーセントを超えると警報音などによる警告を発する安全荷重監視警告装置を必要とするものであったため、ロードセルの感度を実質半分におとしてしまうという欠点を有するものである。
(3)また、例えばS字型(四角形の筐体に対抗するように2本の溝が設けられている、例えば図6に示すような形態)のロードセルにあっては、溝の一方面にねじ棒を設けてあって、力が加わって溝幅が縮小した場合には該ねじ棒に溝の他方面が当って、それ以上の力が加わってもそれ以上ひずみゲージに変形が生じないようにしているが、ロードセル本体そのものへの力の加わりが解消されるわけではなく、大きな力の場合にはその力はロードセルに直接加わり、結果該ロードセルを破損させてしまうと言う危険を有する欠点を有するものであった。
(4)また、ロードセルと計測棒が直付け一体型構造であるため、微弱な振動を極めて俊敏にロードセルが検出してしまうという欠点を有するものであった。
(5)また、測定値をリアルタイムで数字表示するデジタル表示部を有しているのであるが、計測棒の移動が殆ど無い状態での測定値の俊敏且つ変化量の大きな高速な数字変化表示となってしまい、かつ、微弱な振動を極めて俊敏であるため人がその数字変化速度について行けない、数字表示と荷重かけ操作とが全く不一致である感覚になってしまうという欠点を有するものであった。
(6)計測棒がロードセルにねじ込みなどにより直接固定された構造であるので、計測棒が傾いた状態で力が加わった場合には、ロードセルと計測棒と取り付け部分(取り付け根本)にそれを曲げ折ろうとするモーメントが働くので取り付け根本部分が曲がり折れるなどの危険があり、とくに計測棒が長いものになるとその携行はいっそう顕著になるという欠点を有するものであった。
本発明は以上のような従来技術の欠点に鑑み、計測棒に加えられた力がロードセル(力の大きさを電気信号に変える変換器)に加わり、該力によって前記ロードセルの変化の測定値を演算し、演算した該測定値を表示部に表示するフォースゲージにおいて、計測棒に加わる力によっては破損し難いフォースケージを提供することを目的としている。
また、計測棒に加えられた力がロードセル(力の大きさを電気信号に変える変換器)に加わり、該力によって前記ロードセルの変化の測定値を演算し、演算した該測定値を表示部に表示するフォースゲージにおいて、計測棒に加わる力によっては破損し難いとともに、計測棒に加えられた力に比例した実移動以上の移動距離を人が体感的に実感できるフォースゲージを提供することを目的としている。
また、計測棒に加えられた力によって変化するひずみゲージを有するロードセルにおいて、計測棒に加わる力によっては破損し難いロードセルを提供することを目的としている。
また、計測棒に加えられた力によって変化するひずみゲージを有するロードセルにおいて、計測棒に加わる力によっては破損し難いとともに、計測棒が加えられる前記力に比例した該計測棒の実移動以上の移動距離を人が体感的に実感することを可能とするロードセル(力の大きさを電気信号に変える変換器)を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は次のような構成としている。
<請求項1記載の発明>
筐体と、
この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、
このロードセルに固定されたスライド軸受と、
このスライド軸受に直線移動自在に支持案内された前記力が加えられる計測棒と、
この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
前記計測棒に加えられた前記力による前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、
前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージである。
「付勢手段」には、圧縮コイルばね、引張コイルばね、湾曲ばね、波ばね、膜ばね、発条などの渦巻きばね、エアばね、弾性ゴム、弾性合成樹脂など多様なものを含むものである。
「ロードセルに固定されたスライド軸受」とは、ロードセルに直接固定された形態、ロードセルに他の部材を介して固定された形態、ロードセル内に一体的に設けられた形態などを含むものである。
<請求項2記載の発明>
筐体と、
この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、
このロードセルに固定されたスライド軸受と、
このスライド軸受に直線往復移動自在に支持案内されるとともに、該スライド軸受の一方の側に突出された部位を被測定物計測側とし、該スライド軸受の他方の側に突出した部位を付勢支持側としてなる計測棒と、
前記スライド軸受側に設けられた軸受側付勢手段固定部と、
前記計測棒の前記付勢支持側に設けられた計測棒側付勢手段固定部と、
前記スライド軸受に前記計測棒を通した状態で前記軸受側付勢手段固定部に一方の側を固定し且つ前記計測棒側付勢手段固定部に他方の側を固定された、前記計測棒の前記直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
前記計測棒に作用した前記引張力ないし圧縮力によって生じた前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、
前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージである。
「スライド軸受側に設けられた軸受側付勢手段固定部」とは、スライド軸受に直接的に固定された形態、スライド軸受と一体化された例えば筐体などに固定された、スライド軸受に間接的な固定された形態を技術的範疇に含むものである。
<請求項3記載の発明>
付勢手段が圧縮コイルばねであり、この圧縮コイルばねに計測棒が通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなることを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のフォースゲージである。
<請求項4記載の発明>
計測棒側に止め部を設け、筐体側に前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーを設け、前記止め部が前記移動止めストッパーに当ることによって付勢手段の付勢力がロードセルの荷重許容範囲を超えないようにしたことを特徴とする請求項4のいずれか1項に記載のフォースゲージである。
「筐体側に・・・設け」とは、筐体に直接設けた形態、筐体に固定された他の部材(例えば電子基板)に設けた形態を含むものである。
<請求項5記載の発明>
計測棒の一方向の実移動距離が略3mm〜20mmであることを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項に記載のフォースゲージである。
<請求項6記載の発明>
ロードセルの前部あるいは後部に軸受固定部が立ち上げ形態であるいは立ち下げ形態で設けられ、前記軸受固定部にスライド軸受が前記ロードセルの上方あるいは下方に位置されるように設けられてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォースゲージである。
<請求項7記載の発明>
加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、
このロードセル本体に直接的に固定された、あるいは該ロードセル本体に他の部材を介して間接的に固定状態とされた、計測棒を直線往復移動自在に支持してなるスライド軸受とを備えてなることを特徴とするロードセル。
<請求項8記載の発明>
筐体と、この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、このロードセル本体に固定されたスライド軸受と、このスライド軸受に直線移動自在に支持案内された前記力が加えられる計測棒と、この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、前記計測棒に設けた止め部と、前記付勢手段の付勢力が前記ロードセル本体の荷重許容範囲を超えないように前記計測棒の移動を止めるために前記筐体側に設けた、前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーとからなることを特徴とするロードセルである。
「筐体側に設けた」とは、筐体に直接設けた形態、筐体に固定された他の部材に設けた形態を含むものである。
<請求項9記載の発明>
計測棒の直線移動を直線往復移動とし、前記直線往復移動である引張力移動および圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段である圧縮コイルバネを設け、前記圧縮コイルばねに前記計測棒が移動自在に通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなるとともに、前記計測棒の前記直線往復移動動作が常に前記圧縮コイルばねによる付勢力がかかった直線往復付勢移動動作であることを特徴とする請求項7、8のいずれか1項に記載のロードセルである。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
<請求項1記載の発明の効果>
筐体と、
この筐体内に固定された、加えられた力(荷重)の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、このロードセルに固定されたスライド軸受と、このスライド軸受に直線往復移動自在に支持案内された前記力(荷重)が加えられる計測棒と、この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、前記計測棒に加えられた前記力(荷重)による前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージであるので、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
(1)ロードセルに力を加える計測棒と該ロードセルとの関係の間に、該ロードセルに一体化されたスライド軸受を設け該スライド軸受に計測棒をスライド自在且つ付勢手段による付勢移動としたことにより、(計測棒に加わった力)=(スライド軸受と計測棒の間の摩擦)+(付勢手段の付勢力)となり、計測棒に加わった力(荷重)は100パーセント確実にロードセルに加わるフォースゲージを実現するので、スライド軸受と計測棒の間の摩擦および付勢手段の付勢力を厳格に均一にしなくても計測棒に加わった力(荷重)は正確にロードセルに加えられるので、計測棒とスライド軸とを付勢手段を有するロードセルの制作が容易に行うことができるとう効果を奏する。
(2)計測棒がロードセルに固定されたスライド軸受に直線移動自在に支持案内されるとともに、付勢手段によって前記計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の移動が、付勢力が加わった付勢力移動とされているので、手に持って操作するフォースゲージにあっては次のような操作感となる。
フォースゲージを手に持ち計測棒を測定物に当て押して行く(圧縮力移動)と、手の押さえ込む力を強くするに従ってフォースゲージは測定物側に移動して行く。その際、付勢手段による付勢力が加わりかつ移動が進につれてその付勢力が強くなって行くので、操作者にはフォースゲージが移動した実移動距離以上の移動距離を体感的に実感される。
これは、押さえ込む力に比例して強くなる付勢手段の反発付勢力によって該押さえ込む力を吸収しながら計測棒の移動が行われるので、計測棒の少ない移動距離(実移動距離)よりも長い距離が進んだような感覚になるからであると考えられる。例えば、計測棒の移動距離が3mm〜20mm程度であっても、計測棒の移動距離が長くなるに伴って付勢力による反発力が強くなるので、使用者には加える力が強くなることが距離の長さに錯覚され、よって実移動距離よりも長い距離を移動させた感覚になるのではないかと考えられる。このことは、引っ張って行く(引張力移動)についても同様のことがいえるものである。
すなわち、本発明は引張力あるいは圧縮力に比例した計測棒の実移動以上の移動距離を人が体感的に実感できるという効果を奏するものである。
(3)前記(1)、(2)によって、表示部の数字表示の間隔も遅くなり、体感している操作移動距離と数字表示がかみ合ったものとして認識できるフォースゲージを実現するという効果を奏する。
(4)前記(1)、(2)によって、フォースゲージにかける力の加減が容易に行えるようになるという効果を奏するので、不本意な過度な力を加えてロードセルを破損させることが起こり難いフォースゲージを実現するので、使用者に操作安心感を与え安心して操作できる使用し易いフォースゲージを実現するものである。
(5)計測棒の引張方向および圧縮方向あるいは一方の最大移動距離と付勢手段の引張付勢力および圧縮付勢力あるいは一方を、ロードセルの定格許容負荷値と略同じあるいは僅かに少ない負荷値にできるという効果を奏する。
これにより、従来のロードセルと同じロードセルの使用であっても、ロードセルの感度を実質向上させたものを実現するという効果を奏する。
(6)計測棒がスライド軸受に支持されてスライドするものであるので、計測棒に傾いた状態で力が加わっても計測棒はスライド軸受でのスライド動作によって計測棒を曲げ折ろうとする力を逃がすので、長い計測棒でも安全に使用できる。
<請求項2記載の発明の効果>
筐体と、
この筐体内に固定された、加えられた力(荷重)の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、
このロードセルに固定されたスライド軸受と、
このスライド軸受に直線往復移動自在に支持案内されるとともに、該スライド軸受の一方の側に突出された部位を被測定物計測側とし、該スライド軸受の他方の側に突出した部位を付勢支持側としてなる計測棒と、
前記スライド軸受側に設けられた軸受側付勢手段固定部と、
前記計測棒の前記付勢支持側に設けられた計測棒側付勢手段固定部と、
前記スライド軸受に前記計測棒を通した状態で前記軸受側付勢手段固定部に一方の側を固定し且つ前記計測棒側付勢手段固定部に他方の側を固定された、前記計測棒の前記直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
前記計測棒に作用した前記引張力ないし圧縮力によって生じた前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、
前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージであるので、このような構成としても請求項1記載の発明と同様な効果を奏する。
<請求項3記載の発明の効果>
付勢手段が圧縮コイルばねであり、この圧縮コイルばねに計測棒が通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなることを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のフォースゲージであるので、請求項1、2のいずれか1項に記載の発明の効果に加えて次に述べるような効果を奏する。
すなわち、計測棒が圧縮コイルばねに通された形態であるので、シンプルで容積をとらないコンパクトな形態を実現するという効果を奏する。
<請求項4記載の発明の効果>
計測棒側に止め部を設け、筐体側に前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーを設け、前記止め部が前記移動止めストッパーに当ることによって付勢手段の付勢力がロードセルの荷重許容範囲を超えないようにしたことを特徴とする請求項4のいずれか1項に記載のフォースゲージであるので、請求項1、2、3のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
移動止めストッパーに止め部が当った状態では、付勢手段の伸縮は止められそれ以上の伸縮はしない状態である止められ力状態となる。すなわち止められ力以上の力が計測棒に加わっても、ロードセルには止められ力以上の力が加わることがなく、それ以上の過重は移動止めストッパーにかかるので、不用意な強い過重によってロードセルの破損が生じないフォースゲージを実現するという効果を奏する。
しかるに、移動止めストッパーと止め部の機能は、計測棒の移動距離が例えば0.1mm以下、0.1mm、0.2mmなど僅かな移動距離に規制されたものにおいても、止められ力以上の力が計測棒に加わってもロードセルには止められ力以上の力が加わることがなく(計測棒の移動距離が短くした場合は、それに比例して付勢手段の付勢力を強いものにする)、よって、計測棒の移動距離が微細なものにあっても不用意な強い力によるロードセルの破損を確実に防止することができるフォースゲージを実現するものである。
<請求項5記載の発明の効果>
計測棒の一方向の実移動距離が略3mm〜20mmであることを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項に記載のフォースゲージであるので、請求項1、2、3、4のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、手に持って被測定物に押し付ける、引っ張るという操作感が行いやすい、違和感が少ないものにできるという効果を奏する。
<請求項6記載の発明の効果>
ロードセルの前部あるいは後部に軸受固定部が立ち上げ形態であるいは立ち下げ形態で設けられ、前記軸受固定部にスライド軸受が前記ロードセルの上方あるいは下方に位置されるように設けられてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォースゲージであるので、このような構成としても請求項1〜5のいずれか1項に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、次に述べるような効果を奏する。
すなわち、ロードセルとスライド軸受が上下方向のいずれかで重なり形態となるので、前後方向の長さを節約できる、特にロードセルを筐体の前部側に設ける形態にあってはロードセルを筐体前部内壁に近接させた形態を実現するという効果を奏する。
<請求項7記載の発明の効果>
加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、
このロードセル本体に直接的に固定された、あるいは該ロードセル本体に他の部材を介して間接的に固定状態とされた、計測棒を直線往復移動自在に支持してなるスライド軸受とを備えてなることを特徴とするロードセルであるので次に述べるような効果を奏する。
すなわち、
本発明のロードセルを使用した、例えば、計測棒と圧縮コイルばねを用意し、計測棒を得スライド軸受に通した状態にし、計測棒を圧縮コイルばねを通した形態として、圧縮コイルばねの一方をスライド軸受側に固定し他方を計測棒側に固定し、計測棒に圧縮コイルばねの付勢力が常時かかった直線往復付勢移動動作を実現する用に組立たものを、筐体に収納することによって、前記請求項1〜6に記載にあるようなフォースゲージを実現することができるという効果を奏する。
<請求項8記載の発明の効果>
筐体と、この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、このロードセル本体に固定されたスライド軸受と、このスライド軸受に直線移動自在に支持案内された前記力が加えられる計測棒と、この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、前記計測棒に設けた止め部と、前記付勢手段の付勢力が前記ロードセル本体の荷重許容範囲を超えないように前記計測棒の移動を止めるために前記筐体側に設けた、前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーとからなることを特徴とするロードセルであるであるので、次に述べるような効果を奏するものである。
すなわち、
(1)ロードセル本体に力を加える計測棒と該ロードセル本体との関係の間に、該ロードセル本体に一体化されたスライド軸受を設け該スライド軸受に計測棒をスライド自在且つ付勢手段による付勢移動としたことにより、(計測棒に加わった力)=(スライド軸受と計測棒の間の摩擦)+(付勢手段の付勢力)となり、計測棒に加わった力は100パーセント確実にロードセル本体に加わるロードセルを実現する、よって、スライド軸受と計測棒の間の摩擦および付勢手段の付勢力を厳格に均一にしなくても計測棒に加わった力は正確にロードセルに加えられるので、計測棒とスライド軸と付勢手段とロードセル本体とを一体化したロードセルの制作が容易に行えるとう効果を奏する。
(2)主にロードセルを荷重測定器に取り付けるあるいはロードセルを手に持った使用形態で、該ロードセルを外部装置であるデジタル表示計や計測用アンプに接続しての使用を可能とするものである。
手に持っての操作感は前記<請求項1の発明の効果>の(2)と同様である。
(3)前記(1)、(2)によって、接続されたデジタル表示計や計測用アンプの表示部の数字表示の間隔も遅くなり、体感している操作移動距離と数字表示がかみ合ったものとして認識できるという効果を奏する。
(4)前記(1)、(2)、(3)によって、ロードセル本体にかける力の加減が容易に行えるようになるという効果を奏するので、不本意な過度な力を加えてロードセル本体を破損させることが起こり難いロードセルを実現すので、使用者に操作安心感を与えた使用し易いロードセルを実現するものである。
(5)計測棒の引張方向および圧縮方向あるいは一方の最大移動距離と付勢手段の引張付勢力および圧縮付勢力あるいは一方を、ロードセルの定格許容負荷値と略同じあるいは僅かに少ない負荷値にできるという効果を奏する。
これにより、同じロードセル本体であるなら、従来技術よりロードセル本体の感度を実質向上させることができる。
(6)計測棒がスライド軸受に支持されてスライドするものであるので、計測棒に傾いた状態で力が加わっても計測棒はスライド軸受でのスライド動作によって計測棒を曲げ折ろうとする力を逃がすので、長い計測棒でも安全に使用できる。
(7)筐体側の移動止めストッパーに計測棒側の止め部が当った状態では、付勢手段の伸縮は止められそれ以上の伸縮はしない状態である止められ力状態となる。すなわち、止められ力状態以上の力が計測棒に加わっても、ロードセル本体には止められ力以上の力が加わることがなく、それ以上の過重は移動止めストッパーにかかるというものであるから、不用意な強い過重によってロードセル本体の破損が生じないロードセルを実現するという効果を奏する。
しかるに、移動止めストッパーと止め部の機能は、計測棒の移動距離が例えば0.1mm、0.2mm、0.1mm以下など僅かな移動距離に規制されたものにおいても、止められ力状態以上の力が計測棒に加わってもロードセル本体には止められ力以上の力が加わることがなく(ロードセル本体の定格許容値が同じである場合にあって、計測棒の移動距離が短くした場合は、それに比例して付勢手段の付勢力を強いものにする)、よって、計測棒の移動距離が微細なものにあっても不用意な強い力によるロードセル本体の破損を確実に防止することができるロードセルを実現するものである。
<請求項9記載の発明の効果>
計測棒の直線移動を直線往復移動とし、前記直線往復移動である引張力移動および圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段である圧縮コイルバネを設け、前記圧縮コイルばねに前記計測棒が移動自在に通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなるとともに、前記計測棒の前記直線往復移動動作が常に前記圧縮コイルばねによる付勢力がかかった直線往復付勢移動動作であることを特徴とする請求項7、8のいずれか1項に記載のロードセルであるので、請求項7、8のいずれか1項に記載の発明の効果と同様な効果を奏するとともに、次にのべるような効果を奏する。
すなわち、
計測棒が圧縮コイルばねに通された形態であるので、シンプルで容積をとらないコンパクトな形態を実現しているので、これを筐体に収納したコンパクトなフォースゲージなどの計測装置を実現するという効果を奏する。
本発明の実施例1の平面図。 本発明の実施例1の側面図。 本発明の実施例1の圧縮移動させた状態の側面図。 本発明の実施例1の各構成部品の正面図および側面図等。 本発明の実施例1のスライド軸受の平面図、正面図、背面図、側面図および正面図中央縦断面図。 本発明の実施例1の軸受定部を設けたロードセルの正面図、平面図および側面図。 本発明の実施例1の計測棒の圧縮移動動作と引張移動動作を示す側面図。 本発明の実施例1の制御を示すブロック図。 本発明の実施例2を示す側面図および平面図。 本発明の実施例3を示す側面図および平面図。 本発明の実施例4を示す平面図。 本発明の実施例5を示す平面図。 本発明の実施例6を示す圧縮コイルばねを分けた状態のフォースゲージ本体の側面図、斜視図および正面図。 本発明の実施例6を示す部分断面図および動作状態部分断面図。
以下、本発明の最良の実施の形態であるところの実施例について説明する。但し、本発明の技術的範囲をそれらのみに限定するものではない。また、後述する実施例の説明にあたって前述した実施例で述べた構成と同じ構成には同じ符号を付しその説明を省略する。
図1〜図8に示す本発明の実施例1において1はフォースゲージであって、このフォースゲージ1は筐体2と、この筐体2内に固定されたロードセル3(ロードセル本体27の起歪体26にひずみゲージ23を4箇所に有する)と、このロードセル3に固定されたスライド軸受4と、このスライド軸受4に直線往復移動自在に支持案内されるとともに、該スライド軸受4の一方の側(図では前方側)に突出された部位を被測定物計測側5とし、該スライド軸受4の他方の側(図では後方側)に突出した部位を付勢支持側6としてなる丸棒形態(角棒でもよい)の計測棒7(計測軸)と、前記スライド軸受4の前記他方側(図では後方側)に設けられた鍔形態の軸受側付勢手段固定部8と、前記計測棒7の前記付勢支持側6に設けられた2枚鍔形態の計測棒側付勢手段固定部9と、前記計測棒7を通した状態で前記軸受側付勢手段固定部8に一方の側(図では前側)を固定し且つ前記計測棒側付勢手段固定部9に他方の側(図では後方側)を固定し、荷重ゼロ状態ではコイル線間に間隔を開けた荷重ゼロ形態(図1、図2の状態)とされ、前記計測棒7の前記直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった直線往復付勢移動動作とする圧縮コイルばねからなる付勢手段10と、被測定物計測側5の圧縮(押し圧)ないし引っ張りの力が前記ロードセル3に加わることによって変化するひずみゲージ23のひずみ(変化量)がもたらす電気的変化を検出し、該電気的変化から測定値(測定単位N(ニュートン)、質量kg)を演算する制御部11と、前記測定値を略リアルタイムで数字表示する有機LED、液晶などからなる表示部12と、電池部13、操作設定ボタンを有する操作設定部14とからなっている。
基板15にはUSB端子16が設けられ、パソコンなどと接続して計測データの出力ができるとともに、電源供給式となっており電池部13のリチュームイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池などの充電式電池に充電できるようになっている。
このような構成によって、引張力あるいは圧縮力に比例した計測棒7の実移動以上の移動距離を操作する人が体感的に実感できるとともに、表示部12の数字表示の間隔も遅くなり、体感している操作移動距離と数字表示がかみ合ったものとして認識できるフォースゲージを実現している。
計測棒7の移動距離はこれと言った範囲には限定されないが、手に持って操作するものであるなら1mm以上であればよいが、その操作性から3mm〜40mm程度が好ましいと思われるが、それらに限定されるものではなく、100mm以上、400mm以上、それ以上のものも考えられ、それは構造、仕様、測定対象、規模、測定目的などによって、好ましい移動距離は異なってくるものである。
ロードセル3、スライド軸受4、計測棒7、付勢手段10とでフォースゲージ本体45を形成している。
また、フォースゲージ本体45あるいはロードセル本体27、スライド軸受4とからなる形態をロードセルと定義することもできる。
計測棒7[図4にあって、側面図(a)および平面図(b)]は、被測定物計測側5の部位は雄ねじが螺刻されたアタッチメント取付部(前記雄ねじに螺合する雌ねじが螺刻されていて、例えば図7のフックアタッチメント15など。その他のアタッチメントとして圧縮円盤、円錐型、ノミ型、延長ロッドなどがある。)となっていて、後方側には計測棒側付勢手段固定部9を固定するためのピン孔18が設けられ、後尾には雌ねじ19が螺刻されている。
ピント孔20および計測棒7を通す計測棒通し孔21を有する計測棒側付勢手段固定部9[図4にあって、正面図(c)および平面図(d)]は計測棒7を通して、スプリングピン22をピン孔20およびピン孔18に挿入して該計測棒7に固定されている。
計測棒7の後尾にはねじ通し孔24を有する円板形態の止め部25[図4にあって、側面図(f)および正面図(g)]がボルト26を雌ねじ19に螺合して固定されていて、基板15には、止め部25の前後移動距離を規制する該止め部25が当たる前移動止めストッパー34、34と後移動止めストッパー35、35が設けられている。前移動止めストッパー34、34部位と後移動止めストッパー35、35部位には接触感知センサ(図示せず)が設けられ、止め部25が接触するとブザー44を鳴らし警告灯45を点滅させて警告するようになっている。
前移動止めストッパー34、34あるいは後移動止めストッパー35、35に止め部25が当った状態では、付勢手段10の伸縮は止められそれ以上の伸縮はしない状態である止められ力状態となって、該止められ力状態以上の力が計測棒に加わっても止められ力状態は変わらない、すなわち止められ力状態以上の力が計測棒7に加わってもロードセルには止められ力の力以上の力が加わることがなく、よって不用意な強い力によるロードセルの破損を確実に防止することができる。
しかるに、前移動止めストッパー34、34、後移動止めストッパー35、35と止め部25の機能は、計測棒7の移動距離が例えば0.2mmなど僅かな移動距離においても、止められ力状態以上の力が計測棒7に加わってもロードセルには止められ力の力以上の力が加わることがなく(計測棒の移動距離が短くした場合は、それに比例して付勢手段10の付勢力を強いものにする)、よって計測棒の移動距離が微細なものにあっても不用意な強い力によるロードセルの破損を確実に防止することができるフォースゲージを実現するものである。
図4の(i)において、計測棒7に付勢手段10の他方の側を固定した計測棒側付勢手段固定部9を取り付け、後尾に止め部25を取り付けた状態の側面図を示している。
実際の組み立てにおいては、スライド軸受4と付勢手段10と計測棒側付勢手段固定部9とを一体化させたものを形成して、それを計測棒7に取り付ける。
また、計測棒7、計測棒側付勢手段固定部9および止め部25は一本の棒部材の削り出し加工により一体成形とするのもよい。
また、計測棒7を筐体2の後方に貫き突出させる形態もよい。この場合、基板15は計測棒7の上方あるいは下方に位置させ、筐体2の後部内壁面あるは該後部内壁に取り付けたスライド軸受面を後移動止めストッパー35とするのがよい。この場合、後方に突出された計測棒7部分に荷重を加え計測することも可能となる。
スライド軸受4[図5にあって、平面図、正面図、背面図、側面図および正面図縦切断断面図]は、軸受本体28にベアリングセット孔29が貫通され、このベアリングセット孔29内には計測棒7を滑り支持案内する軸受孔33を有するポリマーベアリング32が設けられ、軸受本体28の前部には左右にねじ通し孔30a、30bを有するフランジ31が設けられ、軸受本体28の後尾には軸受側付勢手段固定部9が一体的に形成された形態となっている。
ベアリング部分はポリマーベアリング以外のオイルレスベアリング(自己潤滑性軸受)、循環式リニア軸受、回転形被循環式リニア軸受などのボールベアリング、リニアガイドなど多様なものを用いることができる。
ロードセル本体27の前部の着圧部(計測棒7に加えられた力が加わるロードセル側の部位)には鋼鉄性の軸受固定部37がボルト38で固定状態に立ち上げ設けられている[図6にあって、正面図、平面図および側面図]。
軸受固定部37は、固定部本体39に計測棒7を通す計測棒通し孔42と、該計測棒通し孔42の左右に設けられたスライド軸受4をねじ止めするための、ねじ穴40a、40bとが設けられている。
スライド軸受4はボルト41をねじ穴40a、40bの螺合によって軸受固定部37に固定されている。
スライド軸受4はロードセ3の上面の上方に位置されている。但し、ロードセル3の底面の下方に位置させる形態もよい。
ロードセル3は筐体2側の持上げ固定部材17にボルト(図示せず省略)のねじ穴36、36の螺合によって堅固に固定され、底面を筐体2の内壁面から離して設置されている。
ロードセル3は、該ロードセル3に力(力=引張力、圧縮力)が加わると、その力に比例して起歪体26が変形し、その変形のひずみ(変形量)を測定するひずみゲージ(起歪体26と一体となって変形)の電気抵抗が変化し、この抵抗値の変化を電圧で測定するものを採用している。
但し、ロードセルは力の大きさを電気信号に変える変換器であり、本実施例においてロードセルはひずみゲージ式のセンサを採用しているがこれに限定されるものではなく、光、磁歪、弦振動、静電容量、インダクタンスなどをセンサとして使用したロードセルとするのもよい。
付勢手段10の取付け箇所については、計測棒7を通す形態以外に、一方を軸受固定部37あるいは筐体2に固定し他方を止め部25に固定する形態も可能であり、圧縮コイルばねを複数本とするのもよい。
また、前移動止めストッパー、後移動止めストッパーをねじ通し孔を有する形態として、筐体側にネジ止めによる固定形態し、ねじ通し孔を長くして前移動止めストッパーおよび後移動止めストッパーを移動可能あるいはいずれか一方を移動可能として、移動止めストッパーの位置を調節することができるようにするのがよい。こうすることにより、計測棒の長さと圧縮コイルばねの長さの組み合わせによって、多様な移動距離のフォースゲージを提供することができる。また、移動止めストッパーにネジ孔を設け、筐体側にネジ通し孔を設けた形態とすることによって、幅の異なる移動止めストッパーを取り付けることが可能となり、移動止めストッパーの幅、計測棒の長さと圧縮コイルばねの長さの組み合わせによって、多様な移動距離のフォースゲージを提供することができる。
フォースゲージ1の制御部11による制御を図8によって説明する。
ひずみゲージ23からの出力電圧49を増幅部50で増幅して増幅電圧51とし、増幅電圧51値から測定値を演算部52で演算して測定値53を特定し、測定値53は表示部12に数字表示されるとともに、記憶部54にデータとして記憶され、記憶部54のデータはUSB端子16によってパソコン等に保存データを出力することができる。
制御部11には警報動作指示部55が設けられ、出力電圧49、増幅電圧51の値が基準値記録部56に記録されている基準値を超えた場合には、ブザー44および警告灯45を作動させるようになっている。また、警報動作指示部55には前移動止めストッパー34、後移動止めストッパー35に止め部25が接触した場合はその接触感知するようになっていて、感知した場合には、ブザー44および警告灯45を作動させるようになっている。
図9に示す本発明の実施例2において前記実施例1と主に異なる点は、スライド軸受を軸受固定37の前後に同じだけ突出させ両側根本に軸受とは別体とした軸受側ばね固定8、8をねじ止めにより設けた形態のスライド軸受60とし、スライド軸受60の前後位置で計測棒7上に計測棒側付勢手段固定部9、9を固定し、付勢手段10、10という二つの付勢手段による計測棒7の付勢力の利いた直線往復付勢移動動作を実現した、フォースゲージ本体47を形成した点にある。
ロードセル3は前後長さが短いものにしている。また、軸受固定部37とロードセル本体27との間にはワッシャー57が入れられ、該ワッシャー57以外の面が接触しないように離されている。
図10に示す本発明の実施例3において前記実施例1を主に異なる点は、ロードセル本体27の前部から後部に貫通する貫通孔63を形成し、この貫通孔63の前部側にポリマーベアリングからなるスライド軸受64を嵌め込み、計測棒7のロードセル本体27の前方に突出下側に計測棒側付勢手段固定部9を取り付け、ロードセル本体27の前部面に軸受側付勢手段固定部8を設け、付勢手段をU字形態の板ばねからなる付勢手段65、65とし、その端部を計測棒側付勢手段固定部9と軸受側付勢手段固定部8の端を固定したフォースゲージ本体48を形成した点にある。
付勢手段は、波形などの他のものでもよい。
図11に示す本発明の実施例4において66はロードセルであって、このロードセル66は筐体67と、この筐体67内に固定されたロードセル本体27と、このロードセル本体27の前方側に固定されたスライド軸受4と、このスライド軸受4に直線往復移動自在に支持案内されるとともに、該スライド軸受4の一方の側(図では前方側)に突出された部位を被測定物計測側5とし、該スライド軸受4の他方の側(図では後方側)に突出した部位を付勢支持側6としてなる丸棒形態(角棒でもよい)の計測棒7と、前記スライド軸受4の前記他方側(図では後方側)に設けられた鍔形態の軸受側付勢手段固定部8と、前記計測棒7の前記付勢支持側6に設けられた2枚鍔形態の計測棒側付勢手段固定部9と、前記計測棒7を通した状態で前記軸受側付勢手段固定部8に一方の側(図では前側)を固定し且つ前記計測棒側付勢手段固定部9に他方の側(図では後方側)を固定し、荷重ゼロ状態ではコイル線間に間隔を開けた荷重ゼロ形態とされ、前記計測棒7の前記直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった直線往復付勢移動動作とする圧縮コイルばねからなる付勢手段10と、計測棒7の後尾に該計測棒7と一体的に設けられた円板形態の止め部25と、筐体67側に固定された止め部25の移動距離を規制する、止め部25が当たる前移動止めストッパー34、34と、筐体67の後部内壁面からなる後移動止めストッパー35とからなっている。
コード68はデジタル表示計や計測用アンプに接続される。
ロードセル66は、手に持っての操作、荷重測定器に取り付けて操作するのが一般的である。
このような構成とロードセル66は前記実施例1のフォースゲージ1と略同様な動作、機能、効果を奏する。
また、計測棒7を筐体67の後方に貫き突出させる形態もよい。この場合、後方に突出された計測棒7部分に荷重を加え計測することも可能となる。
このロードセル66の構成は、前記実施例で述べたフォースゲージにも適用できることはいうまでもない。
図12に示す本発明の実施例5において前記実施例4と主に異なる点は、止め部25を計測棒7の後尾部とし、計測棒押し込み操作によって止め部25の当る後移動止めストッパー35を筐体67の後部内壁面とし、前移動止めストッパー34を筐体67の前部内壁面とし、引っ張り操作によって前移動止めストッパー34に当る止め部71を計測棒7に設けたロードセル72を形成した点にある。
このロードセル72の構成は、前記実施例で述べたフォースゲージにも適用できることはいうまでもない。
図13、図14に示す本発明の実施例6において前記実施例1と主に異なる点は、軸受側付勢手段固定部をコイルばねの内面が螺合する螺旋係合構造の軸受側付勢手段固定部75とし、
計測棒7の他方の側に割ピン通し孔86a、86bを設け、
止め部を、計測棒7の他方の側に割ピン通し孔76a、76bと計測棒通し孔85を有するブロック体からなるとともに、計測棒7の前記割ピン通し孔(図示せず省略)と割ピン通し孔76a、76bを合わせた状態で割ピン77a、77bによって、計測棒7の他方の側に固定された止め部78とし、
計測棒側付勢手段固定部を、止め部78と一体的に形成設けられたコイルばねの内面が螺合する螺旋係合構造の計測棒側付勢手段固定部79とし、
圧縮コイルばねからなる付勢手段を、一方に軸受側付勢手段固定部75に螺合するばね間隙間の無いないし小さい軸受側ばね螺合部80、他方に計測棒側付勢手段固定部79が螺合するばね間隙間の無いないし小さい計測棒側ばね螺合部81、軸受側螺合部80と計測棒側螺合部81の間に形成されたばね間隙間の広い部位である付勢伸縮部82とからなる付勢手段83としてなるフォースゲージ本体84を形成した点にある。
スライド軸受4は、一つのブロックを切削加工して軸受固定部37、軸受本体28、軸受側付勢手段固定部75を一体物として形成している。
図14において、フォースゲージ本体84をロードセル本体27部分を筐体87の底部にボルト(図示せず省略)によって固定する形態で、筐体87に収納してなるフォースゲージ88(フォースゲージ本体84以外の部位は省略)を形成している。
筐体87の底部内面には、該87の一部が上方にリブ状(仕切り壁状)に突出した形態で前移動止めストッパー34と後移動止めストッパー35が、筐体87の一部として該筐体87と一体的形態で設けられている。
止め部78は、前移動止めストッパー34と後移動止めストッパー35に、往復移動それぞれ6mm移動したところで当り止められるようになっている。この場合にあって、フォースゲージ88の仕様において、計測棒の移動は往復それぞれ5mmとしている。
計測棒の往復移動のそれぞれは、略3mm〜20mm程度が、人が片手に持って操作する、あるいは昇降装置にフォースゲージを取付けて手動操作する場合に、操作し易い距離である。
付勢手段83のばね力(一般的には線の太さによって変える)を変えるだけで、10N(ニュートン)、20N、50N、100N、200Nなど好みの荷重対応のフォースゲージを形成することができる。
ばね線径が異なる場合は、軸受側付勢手段固定部75および計測棒側付勢手段固定部79を、前記ばね線径に対応した螺旋係合構造のものにする。
よって、ロードセルを変えることなく、付勢手段83と、螺旋係合構造を該付勢手段83に対応した軸受側付勢手段固定部75および計測棒側付勢手段固定部79とすることによって、好みの荷重対応のフォースゲージを形成することができる。
本発明はフォースゲージおよびロードセルを製造する産業で利用される。
1:フォースゲージ、
2:筐体、
3:ロードセル、
4:スライド軸受、
5:被測定物計測側、
6:付勢支持側、
7:計測棒、
8:軸受側付勢手段固定部、
9:計測棒側付勢手段固定部、
10:付勢手段、
11:制御部、
12:表示部、
13:電池部、
14:操作設定部、
15:基板、
16:USB端子、
17:持上げ固定部材、
18:ピン孔、
19:雌ねじ、
20:ピント孔、
21:計測棒通し孔、
22:、スプリングピン、
23:ひずみゲージ、
24:ねじ通し孔、
25:止め部、
26:起歪体、
27:ロードセル本体、
28:軸受本体、
29:ベアリングセット孔、
30a、30b:ねじ通し孔、
31:フランジ、
32:ポリマーベアリング、
33:軸受孔、
34:前移動止めストッパー、
35:後移動止めストッパー、
36:ねじ穴、
37:軸受固定部、
38:ボルト、
39:固定部本体、
40a、40b:ねじ穴、
41:ボルト、
42:計測棒通し孔、
44:ブザー、
45:警告灯、
46:フォースゲージ本体、
47:フォースゲージ本体、
48:フォースゲージ本体、
49:出力電圧、
50:増幅部、
51:増幅電圧、
52:演算部、
53:測定値、
54:記憶部、
55:警報動作指示部、
56:基準値記録部、
57:ワッシャー、
60:スライド軸受、
63:貫通孔、
64:スライド軸受、
65:付勢手段、
66:ロードセル、
67:筐体、
68:コード、
71:止め部、
72:ロードセル、
75:軸受側付勢手段固定部、
76a、76b:割ピン通し孔、
77a、77b:割ピン、
78:止め部、
79:計測棒側付勢手段固定部、
80:軸受側螺合部、
81:計測棒側螺合部、
82:付勢伸縮部、
83:付勢手段、
84:フォースゲージ本体、
85:計測棒通し孔、
86a、86b:割ピン通し孔、
87:筐体、
88:フォースゲージ。











Claims (9)

  1. 筐体と、
    この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、
    このロードセルに固定されたスライド軸受と、
    このスライド軸受に直線移動自在に支持案内された前記力が加えられる計測棒と、
    この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
    前記計測棒に加えられた前記力による前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、
    前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージ。
  2. 筐体と、
    この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセルと、
    このロードセルに固定されたスライド軸受と、
    このスライド軸受に直線往復移動自在に支持案内されるとともに、該スライド軸受の一方の側に突出された部位を被測定物計測側とし、該スライド軸受の他方の側に突出した部位を付勢支持側としてなる計測棒と、
    前記スライド軸受側に設けられた軸受側付勢手段固定部と、
    前記計測棒の前記付勢支持側に設けられた計測棒側付勢手段固定部と、
    前記スライド軸受に前記計測棒を通した状態で前記軸受側付勢手段固定部に一方の側を固定し且つ前記計測棒側付勢手段固定部に他方の側を固定された、前記計測棒の前記直線往復移動である引張力移動と圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
    前記計測棒に作用した前記引張力ないし圧縮力によって生じた前記ロードセルの前記電気信号に基づいて測定値を演算する制御部と、
    前記測定値を数字表示する表示部とからなることを特徴とするフォースゲージ。
  3. 付勢手段が圧縮コイルばねであり、この圧縮コイルばねに計測棒が通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなることを特徴とする請求項1、2のいずれか1項に記載のフォースゲージ。
  4. 計測棒側に止め部を設け、筐体側に前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーを設け、前記止め部が前記移動止めストッパーに当ることによって付勢手段の付勢力がロードセルの荷重許容範囲を超えないようにしたことを特徴とする請求項1、2、3のいずれか1項に記載のフォースゲージ。
  5. 計測棒の一方向の実移動距離が略3mm〜20mmであることを特徴とする請求項1、2、3、4のいずれか1項に記載のフォースゲージ。
  6. ロードセルの前部あるいは後部に軸受固定部が立ち上げ形態であるいは立ち下げ形態で設けられ、前記軸受固定部にスライド軸受が前記ロードセルの上方あるいは下方に位置されるように設けられてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のフォースゲージ。
  7. 加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、
    このロードセル本体に直接的に固定された、あるいは該ロードセル本体に他の部材を介して間接的に固定状態とされた、計測棒を直線往復移動自在に支持してなるスライド軸受とを備えてなることを特徴とするロードセル。
  8. 筐体と、
    この筐体内に固定された、加えられた力の大きさを電気信号に変える変換器であるロードセル本体と、
    このロードセル本体に固定されたスライド軸受と、
    このスライド軸受に直線移動自在に支持案内された前記力が加えられる計測棒と、
    この計測棒の引張力移動および圧縮力移動あるいはいずれか一方の前記直線移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段と、
    前記計測棒に設けた止め部と、
    前記付勢手段の付勢力が前記ロードセル本体の荷重許容範囲を超えないように前記計測棒の移動を止めるために前記筐体側に設けた、前記止め部が当って前記計測棒の移動を止める移動止めストッパーとからなることを特徴とするロードセル。
  9. 計測棒の直線移動を直線往復移動とし、前記直線往復移動である引張力移動および圧縮力移動を付勢力が加わった付勢移動とする付勢手段である圧縮コイルバネを設け、前記圧縮コイルばねに前記計測棒が移動自在に通され、前記圧縮コイルばねの一方がスライド軸受に固定され、前記圧縮コイルばねの他方が計測棒側に固定されてなるとともに、前記計測棒の前記直線往復移動動作が常に前記圧縮コイルばねによる付勢力がかかった直線往復付勢移動動作であることを特徴とする請求項7、8のいずれか1項に記載のロードセル。









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