JP2011156305A - パッティングアシストシステム - Google Patents

パッティングアシストシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2011156305A
JP2011156305A JP2010022663A JP2010022663A JP2011156305A JP 2011156305 A JP2011156305 A JP 2011156305A JP 2010022663 A JP2010022663 A JP 2010022663A JP 2010022663 A JP2010022663 A JP 2010022663A JP 2011156305 A JP2011156305 A JP 2011156305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
putting
golf ball
marker
unit
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010022663A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Tanaka
弘之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nix Inc
Original Assignee
Nix Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nix Inc filed Critical Nix Inc
Priority to JP2010022663A priority Critical patent/JP2011156305A/ja
Publication of JP2011156305A publication Critical patent/JP2011156305A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】ゴルフのグリーンにおいて、ゴルフボールをカップに入るように打つ方向を含む情報を使用者に提供する装置を提供する。
【解決手段】マーカー10は、ゴルフのグリーン上のゴルフボール200の位置をマークするために使用される。ゴルフボール200のマーク位置で且つカップ100に対して所定の方向に向けて置いた状態で、水平面に対する傾き度合いを検出する検出部を備える。傾き度合いに基づいて、ゴルフボール200を打つ方向であるパッティング方向を算出する第1制御部を備える。パッティング方向を図示する第1表示部を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ゴルフのグリーンにおけるパッティングアシストシステムに関する。
特許文献1のように、ゴルフのグリーンにおけるゴルフボール近傍の傾斜状態を表示する装置が提案されている。
特開2001−149517号公報
しかし、傾斜状態を見て、ゴルフボールを打つ方向を考えるのは容易ではない。
したがって本発明の目的は、ゴルフのグリーンにおいて、ゴルフボールをカップに入るように打つ方向を含む情報を使用者に提供する装置を提供することである。
本発明に係るマーカーは、ゴルフのグリーン上のゴルフボールの位置をマークするために使用され、ゴルフボールのマーク位置で且つカップに対して所定の方向に向けて置いた状態で、水平面に対する傾き度合いを検出する検出部と、傾き度合いに基づいて、ゴルフボールを打つ方向であるパッティング方向を算出する第1制御部と、パッティング方向を図示する第1表示部とを備える。
使用者は、大凡のゴルフボールを打つ方向(パッティング方向)を知ることにより、パッティングの成功率を高める(パット数を少なくする)ことが可能になる。
好ましくは、マーカーがグリーンと接触する面積を広くするために、マーカーの本体部分に収納可能で且つ、本体部分から突出可能な脚部を更に備える。
脚部が本体部分から突出することにより、マーカーがグリーンと接触する面積を広くすることが可能になり、正確にグリーンのマーカーが接触する部分の平面の水平面に対する傾き度合いを検出することが可能になる。
また、脚部は、使用時以外は、本体部分に収納可能であるし、使用時も脚が突出した状態であるため、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、パッティング方向の計算に必要な情報を入手することが出来る。
本発明に係るゴルフのパッティングアシストシステムは、ゴルフのグリーン上のゴルフボールの位置をマークするために使用され、ゴルフボールのマーク位置で且つカップに対して所定の方向に向けて置いた状態で、水平面に対する傾き度合いを検出する検出部と、傾き度合いに基づいて、ゴルフボールを打つ方向であるパッティング方向を算出する第1制御部と、パッティング方向を図示する第1表示部と、傾き度合いに関する第1情報を送信する第1通信部とを有するマーカーと、第1情報を受信する第2通信部と、所定の傾斜面において所定の力でゴルフボールを打った時のゴルフボールの移動距離に関する第2情報と、マーカーまたはゴルフボールからカップまでの直線距離に関する第3情報とに基づいて、所定の力に対して、パッティング方向に向けてゴルフボールを打つ強さであるパッティング強さを算出する第2制御部と、パッティング強さを表示する第2表示部とを有する計算部とを備える。
使用者は、大凡のゴルフボールを打つ方向(パッティング方向)や打つ強さ(パッティング強さ)を知ることにより、パッティングの成功率を高める(パット数を少なくする)ことが可能になる。
好ましくは、第2制御部は、使用者の歩幅と、該移動距離を歩幅で歩いた時の歩数とに基づいて、第2情報を算出し、該歩幅と、該直線距離を該歩幅で歩いた時の歩数とに基づいて、第3情報を算出する。
ゴルフボールとカップとの間の直線距離など、距離に関する情報は、使用者が実際にその間を歩いた時の歩数に基づいて算出するため、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、パッティング強さの計算に必要な情報を入手することが出来る。
また、好ましくは、検出部は、湿度に関する情報を取得し、第2制御部は、該湿度に関する情報に基づいて、パッティング強さを修正する。
以上のように本発明によれば、ゴルフのグリーンにおいて、ゴルフボールをカップに入るように打つ方向を含む情報を使用者に提供する装置を提供することができる。
本実施形態におけるパッティングアシストシステムの各部を示すブロック図である。 第1〜第4脚部を開いた状態のマーカーを上(z方向)から見た図である。 マーカーをゴルフボールの近くに置いた状態を上(z方向)から見た図である。 計算部の表示状態を示す図である。 マーカー、ゴルフボール、カップの位置関係を上(z方向)から見た図である。 マーカー、ゴルフボール、水平面の位置関係を、横(y方向)から見た図である。
以下、本実施形態におけるパッティングアシストシステムの構成について、図を用いて説明する。本実施形態に係るパッティングアシストシステムは、マーカー10、及び計算部20を備える(図1参照)。なお、方向を説明するために、マーカー10の上面における左右方向をx方向、上下方向をy方向、マーカー10の上面に垂直な鉛直方向をz方向として説明する。
マーカー10は、第1操作部11a、第2操作部11b、第1制御部12、第1電源部13、検出部14、第1〜第4脚部15a〜15d、第1表示部17、及び第1通信部19を有する。マーカー10は、略薄型円柱形状を有し、ゴルフのグリーン上のゴルフボール200の位置をマークするために使用される通常のマーカーに、第1操作部11a、第2操作部11b、第1制御部12、第1電源部13、検出部14、第1〜第4脚部15a〜15d、第1表示部17、及び第1通信部19が内蔵されたものである。
なお、マーカー10の上面は、マーカー10が水平面に置かれた時に、該水平面に平行になる。また、通常のマーカーは、向きを考慮せずにゴルフボール200の近傍(マーク位置)に置くだけで良いが、本実施形態におけるマーカー10は、カップに入れるためにゴルフボール200を打つ方向(パッティング方向)を特定するため、該マーク位置で且つカップ100に対して所定の方向に向けて置く必要がある。ここでは、所定の方向として、マーカー10の第1基準点P1(図2の「前」と記載された部分)と第2基準点P2(図の「後」と記載された部分)とを結ぶ第1直線L1(y方向と平行)上であって、第1基準点P1側にカップ100が位置するように、マーカー10を該マーク位置に置く。
計算部20は、第3操作部21、第2制御部22、第2電源部23、記録部24、第2表示部27、及び第2通信部29を有する。計算部20は、通常の腕時計(または懐中時計)に、第3操作部21、第2制御部22、第2電源部23、記録部24、第2表示部27、及び第2通信部29が内蔵されたものである。
まず、マーカー10の構造について説明する。第1操作部11aは、マーカー10のON/OFF操作に使用される。第2操作部11bは、第1〜第4脚部15a〜15dの開閉操作に使用される。第1制御部12は、マーカー10の各部を制御する。第1電源部13は、バッテリーなど、マーカー10の各部に電力を供給する電力源である。なお、第1電源部13は、太陽電池などの起電力を発生させる発電装置であってもよい。
検出部14は、マーカー10の略薄型円柱形状の上面に含まれ且つ互いに直交する2方向(例えば、x方向とy方向)の重力加速度成分を検出する加速度センサを有し、該2方向の重力加速度成分を検出して、第1制御部12に出力する。
第1制御部12は、該2方向の重力加速度成分に関する情報に基づいて、マーカー10の略薄型円柱形状の上面と、水平面に対する傾き度合いを算出し、第1通信部19を介して、計算部20に出力する。また、第1制御部12は、該傾き度合いに基づいて、該マーク位置からゴルフボール200を打った場合にカップ100に入るように、パッティング方向を算出する。
具体的には、第1制御部12は、パッティングにおいてマーカー10が置かれた位置からカップ100までゴルフボール200が転がる軌跡が傾きの均一な平面上にあり、且つ該平面がマーカー10の略薄型円柱形状の上面と平行であると仮定し、該平面上でマーカー10の近傍に置かれたゴルフボール200を打った場合に、カップ100に入るために、パターでゴルフボール200を打つ方向(パッティング方向)を、該傾き度合いに基づいて算出する。
第1〜第4脚部15a〜15dは、マーカー10の略薄型円柱形状の本体部分に収納可能で且つ、使用時には該本体部分から略薄型円柱形状の上面を含む平面方向に突出可能な脚であり、第2操作部11bを操作することにより、または直接第1〜第4脚部15a〜15bを操作することにより、開閉状態が制御される。使用者は、グリーン上のゴルフボール200の近くのマーク位置であって、第1直線L1上の第1基準点P1側にカップ100が位置するように、マーカー10を置く(図3参照)。
第1〜第4脚部15a〜15dが該本体部分から突出することにより、マーカー10がグリーンと接触する面積を広くすることが可能になり、グリーンのマーカー10が接触する部分の平面とマーカー10の略薄型円柱形状の上面とが略平行な状態でマーカー10をグリーンに置くことが可能になり、正確にグリーンのマーカー10が接触する部分の平面の水平面に対する傾き度合いを検出することが可能になる。
また、第1〜第4脚部15a〜15dは、使用時以外は、本体部分に収納可能であるし、使用時も複数の脚が突出した状態であるため、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、該パッティング方向の計算に必要な情報を入手することが出来る。
第1表示部17は、第1制御部12によって算出された、パッティング方向を矢印で表示する。例えば、マーカー10の上面と水平面とが平行である場合(x方向、y方向が水平面と平行な場合)は、第1表示部17は、パッティング方向として、第2基準点P2から第1基準点P1に向けた矢印を表示する。
マーカー10の上面と水平面とが平行でない場合であっても、第2基準点P2側の上方から見て、マーカー10の上面の右側(第1操作部11a側)と左側(第2操作部12b側)が同じ高さで、マーカー10の上面の前側(第1基準点P1側)と後側(第2基準点P2側)が異なる高さの状態で、該上面が水平面に対して傾いている場合(x方向が水平面と平行で、y方向が水平面と平行でない場合)も、第1表示部17は、パッティング方向として、第2基準点P2から第1基準点P1に向けた矢印を表示する。
第2基準点P2側の上方から見て、マーカー10の上面の右側が左側よりも高い状態で、該上面が水平面に対して傾いている場合は、第1表示部17は、パッティング方向として、第2基準点P2の左側から第1基準点P1の右側に向けた矢印を表示する(図3、図5、図6参照)。第2基準点P2側の上方から見て、マーカー10の上面の右側が左側よりも低い状態で、該上面が水平面に対して傾いている場合は、第1表示部17は、パッティング方向として、第2基準点P2の右側から第1基準点P1の左側に向けた矢印を表示する。該矢印の、第1直線L1との傾きは、マーカー10の上面の右側と左側の傾き度合いに応じて変動する。
これにより、使用者は、パッティングにおいて、マーク位置からゴルフボール200を打った場合にカップ100に入れるために、ゴルフボール200を打つ方向(パッティング方向)を視認することが可能になる。
また、第1制御部12によって算出された、マーカー10の上面の水平面に対する傾き度合い(グリーンのマーカー10が接触する部分の平面の水平面に対する傾き度合い)に関する第1情報は、第1通信部19によって、計算部20の第2通信部29に送信される。第1通信部19と、第2通信部29は、Bluetooth、赤外線などの通信手段を使って、情報の送受信を行う。
第1通信部19から第2通信部29へ送信される第1情報は、第1制御部12によって算出される前の情報、すなわち、検出部14で検出された該2方向の重力加速度成分に関する情報であってもよい。この場合は、第2制御部22が、該2方向の重力加速度成分に関する情報に基づいて、マーカー10の上面の水平面に対する傾き度合い(グリーンのマーカー10が接触する部分の平面の水平面に対する傾き度合い)を算出する。また、第1情報は、第1制御部12によって算出されたゴルフボール200を打つパッティング方向に関する情報であってもよい。
第1〜第4脚部15a〜15dが開いた状態で、グリーンにおける使用者のゴルフボール200の近くであって、第1直線L1上であって、第1基準点P1側にカップ100が位置するように、マーカー10が置かれ、第1操作部11aを操作して、マーカー10がON状態にされると、検出部14による重力加速度成分の検出、第1制御部12による傾き度合い計算、パッティング方向の計算、第1表示部17によるパッティング方向の表示、及び第1通信部19による第1情報の送信が行われる。
次に、計算部20の構造について説明する。第3操作部21は、計算部20のON/OFF操作、マーカー10(またはゴルフボール200)とカップ100との間の距離に関する情報(基準歩幅、基準歩数(第1歩数)、マーカー10とカップ100との間の歩数(第2歩数))を入力するために使用される。
基準歩幅は、使用者の歩幅の長さであり、使用者の歩幅が大きく変動しない限り、一度入力すれば良く、記録部24に記録される。例えば、ラウンド前に歩いた時の歩幅の長さを測り、これを基準歩幅として入力する形態が考えられる。なお、基準歩幅は、使用者によって異なる値を入力する形態に変えて、平均的な固定値を設定する形態であってもよい。
基準歩数(第1歩数)は、使用者が、所定の傾斜面において、所定の力でゴルフボール200を打った時のゴルフボール200の移動距離を、使用者が基準歩幅で歩いたときの歩数で表したものである。
該基準歩数の算定は、ラウンド前にゴルフ場の練習用グリーンの比較的平坦な箇所(所定の傾斜面が水平面に略平行な状態)、言い換えると、ゴルフボール200が殆ど曲がらないで転がり、且つ転がる方向の傾きも殆どない箇所で行われるのが望ましい。かかる箇所で、使用者は、使用者がパターでゴルフボール200を打つ場合の所定の力で、ゴルフボール200を転がした時の、ゴルフボール200の移動距離を使用者の基準歩幅での歩数で数え、かかる第1歩数を、第3操作部21を使って計算部20に入力する。入力された第1歩数に関する情報は、記録部24に記録される。第2制御部22は、基準歩幅と第1歩数に基づいて、移動距離に関する第2情報を算出する(移動距離=基準歩幅×第1歩数)。
所定の力とは、例えば、パターの先端が使用者の一方の足の近くまで振り上げ、他方の足の近くまで振って、ゴルフボール200を打つなど、この所定の力に比べて強めに打ったり、この所定の力に比べて弱めに打ったり出来るような、使用者がパターでゴルフボール200を打つときの平均的な力であることが望ましい。比較的平坦な場所で、使用者の平均的な力(所定の力)で、使用者がパターでゴルフボール200を打った場合のゴルフボール200の移動距離が、後述するパッティング強さを算出する際の基準に用いられる。
マーカー10(またはゴルフボール200)とカップ100との間の歩数(第2歩数)は、マーカー10(またはゴルフボール200)とカップ100との間の直線距離d1を使用者の基準歩幅での歩数で数えたもので、使用者は、かかる第2歩数を、第3操作部21を使って計算部20に入力する。入力された第2歩数に関する情報は、記録部24に記録される。第2制御部22は、基準歩幅と第2歩数に基づいて、直線距離d1に関する第3情報を算出する(直線距離d1=基準歩幅×第2歩数)。
第2制御部22は、計算部20の各部を制御する。第2電源部23は、バッテリーなど、計算部20の各部に電力を供給する電力源である。なお、第2電源部23は、太陽電池などの起電力を発生させる発電装置であってもよい。
第2制御部22は、第1通信部19、第2通信部29を介して、マーカー10から送られてきた第1情報と、記録部24に記録された第2情報と第3情報に基づいて、マーク位置からゴルフボール200をパッティング方向に向けて打った場合にカップ100に入れるために、ゴルフボール200を打つパッティング強さ(基準歩数を算定するときにゴルフボール200を打った所定の力に対する割合)を算出する。
具体的には、パッティングにおいてマーカー10が置かれた位置からカップ100までゴルフボール200が転がる軌跡が傾きの均一な平面上にあり、且つ該平面がマーカー10の略薄型円柱形状の上面と平行であると仮定し、該平面上でマーカー10の近傍に置かれたゴルフボール200を、所定のパッティング方向に向けて、使用者が、所定のパッティング強さでゴルフボール200をパターで打った場合に、図5の点線矢印で示す軌跡でゴルフボール200がカップ100に入るように、ゴルフボール200を打つ方向(当該所定のパッティング方向)及びゴルフボール200を打つ強さ(当該所定のパッティング強さ)が第1制御部12や第2制御部22によって算出される。
第2制御部22は、第1情報(傾き情報)、第2情報(所定の傾斜面で所定の力で売った場合の移動距離情報)、第3情報(直線距離情報)に基づいて、パッティング強さを算出する。例えば、第2制御部22は、第2情報と第3情報とを比較して、移動距離を算出する際の練習用グリーンでのパッティングに比べて強めに打つべきか弱めに打つべきか、さらにはその強さの程度を算出し、第1情報に基づいて、かかる強さの程度を補正してパッティング強さを決定する。かかる補正は、複数の傾斜面上においてパターでゴルフボール200を打った場合の軌跡と、水平面上においてパターでゴルフボール200を打った場合の軌跡とを比較し(軌跡の曲がり具合を測定し)、傾斜面の傾斜度合いと軌跡の曲がり具合との関係を示すマップを、予め記録部24に記録しておき、第1情報から、マーカー10が置かれた位置の傾き度合いに近い傾斜面に対応した曲がり具合を考慮して行う形態が考えられる。
パッティング強さは、例えば、図4のように「やや強め」など、基準歩数を算定するときに使用した所定の力に対する割合で示される。
第2表示部27は、基準歩幅を第1領域27aに、第1歩数を第2領域27bに、第2歩数を第3領域27cに、パッティング方向とパッティング強さを第4領域27dに表示する。使用者は、第4領域27dに表示された情報に基づいて、パターでゴルフボールを打つ方向(パッティング方向)と、打つ強さ(パッティング強さ)を視認することが出来る。
グリーンの傾斜が均一である可能性は低く、パッティングにおいてマーカー10が置かれた位置からカップ100までゴルフボール200が転がる軌跡が傾きの均一な平面上にある可能性は低いため、実際には、第1制御部12や第2制御部22で算出されたパッティング方向にパッティング強さでゴルフボール200を打ったとしても、一回のパッティングで、カップ100に入らないかもしれないが、使用者は、大凡のゴルフボール200を打つ方向(パッティング方向)や打つ強さ(パッティング強さ)を知ることにより、パッティングの成功率を高める(パット数を少なくする)ことが可能になる。
また、ゴルフボール200とカップ100との間の直線距離d1など、距離に関する情報は、使用者が実際にその間を歩いた時の歩数に基づいて算出するため、他のプレーヤーに違和感を覚えさせることなく、計算に必要な情報を入手することが出来る。
なお、本実施形態では、第2制御部22で算出したパッティング強さを、計算部20における第2表示部27で表示する形態を説明したが、第2通信部29、第1通信部19を介して、かかるパッティング強さを、更に第1表示部27でも表示する形態であってもよい。
また、検出部14は、2方向(例えば、x方向とy方向)の重力加速度成分を検出し、第1制御部12などが、マーカー10の傾き度合い(グリーンのマーカー10が置かれた部分の傾き度合い)や、パッティング方向やパッティング強さを算出する形態を説明したが、第1御部12などは、更に他の要素(湿度、時間、グリーンの特性)を使って、パッティング方向やパッティング強さを修正する形態であってもよい。
例えば、検出部14が、湿度を検出し、湿度が高くなるとグリーンの芝が水気を帯びてゴルフボール200が転がりにくくなることを考慮して、検出部14が、湿度を検出し、第2制御部22が、かかる湿度に基づいて、パッティング強さを修正する(湿度が高いと強めに打つように修正し、湿度が低いと弱めに打つように修正する)形態が考えられる。これにより、更にパッティングの成功率を高める(パット数を少なくする)ことが可能になる。
また、計算部20は、第3操作部21、第2制御部22、第2電源部23、記録部24、第2表示部27、及び第2通信部29の機能を内蔵するものであれば、腕時計や懐中時計に限られるものではなく、例えば、携帯電話であってもよいし、かかるパッティングアシスト用の専用の装置であってもよい。
10 マーカー
11a、11b 第1、第2操作部
12 第1制御部
13 第1電源部
14 検出部
15a〜15d 第1〜第4脚部
17 第1表示部
19 第1通信部
20 計算部
21 第3操作部
22 第2制御部
23 第2電源部
24 記録部
27 第2表示部
29 第2通信部
L1 第1直線
d1 マーカー(またはゴルフボール)とカップとの間の直線距離

Claims (5)

  1. ゴルフのグリーン上のゴルフボールの位置をマークするために使用され、
    前記ゴルフボールのマーク位置で且つカップに対して所定の方向に向けて置いた状態で、水平面に対する傾き度合いを検出する検出部と、
    前記傾き度合いに基づいて、前記ゴルフボールを打つ方向であるパッティング方向を算出する第1制御部と、
    前記パッティング方向を図示する第1表示部とを備えたことを特徴とするマーカー。
  2. 前記マーカーがグリーンと接触する面積を広くするために、前記マーカーの本体部分に収納可能で且つ、前記本体部分から突出可能な脚部を更に備えたことを特徴とするマーカー。
  3. ゴルフのグリーン上のゴルフボールの位置をマークするために使用され、前記ゴルフボールのマーク位置で且つカップに対して所定の方向に向けて置いた状態で、水平面に対する傾き度合いを検出する検出部と、前記傾き度合いに基づいて、前記ゴルフボールを打つ方向であるパッティング方向を算出する第1制御部と、前記パッティング方向を図示する第1表示部と、前記傾き度合いに関する第1情報を送信する第1通信部とを有するマーカーと、
    前記第1情報を受信する第2通信部と、所定の傾斜面において所定の力で前記ゴルフボールを打った時の前記ゴルフボールの移動距離に関する第2情報と、前記マーカーまたは前記ゴルフボールからカップまでの直線距離に関する第3情報とに基づいて、前記所定の力に対して、前記パッティング方向に向けて前記ゴルフボールを打つ強さであるパッティング強さを算出する第2制御部と、前記パッティング強さを表示する第2表示部とを有する計算部とを備えることを特徴とするゴルフのパッティングアシストシステム。
  4. 前記第2制御部は、使用者の歩幅と、前記移動距離を前記歩幅で歩いた時の歩数とに基づいて、前記第2情報を算出し、前記歩幅と、前記直線距離を前記歩幅で歩いた時の歩数とに基づいて、前記第3情報を算出することを特徴とする請求項3に記載のパッティングアシストシステム。
  5. 前記検出部は、湿度に関する情報を取得し、
    前記第2制御部は、前記湿度に関する情報に基づいて、前記パッティング強さを修正することを特徴とする請求項3に記載のパッティングアシストシステム。
JP2010022663A 2010-02-04 2010-02-04 パッティングアシストシステム Pending JP2011156305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022663A JP2011156305A (ja) 2010-02-04 2010-02-04 パッティングアシストシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010022663A JP2011156305A (ja) 2010-02-04 2010-02-04 パッティングアシストシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011156305A true JP2011156305A (ja) 2011-08-18

Family

ID=44588812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010022663A Pending JP2011156305A (ja) 2010-02-04 2010-02-04 パッティングアシストシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011156305A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114251A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 奥名 健二 パッティングラインの予測プログラムおよびそのプログラムを用いた装置
KR20190086336A (ko) * 2018-01-12 2019-07-22 (주)그린컴퍼스 골프공 마커 및 골프공 마커의 정보 제공 방법

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018114251A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 奥名 健二 パッティングラインの予測プログラムおよびそのプログラムを用いた装置
KR20190086336A (ko) * 2018-01-12 2019-07-22 (주)그린컴퍼스 골프공 마커 및 골프공 마커의 정보 제공 방법
KR102008394B1 (ko) * 2018-01-12 2019-10-21 (주)그린컴퍼스 골프공 마커 및 골프공 마커의 정보 제공 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11590403B2 (en) Golf GPS device with hole recognition and hole selection
US9889355B2 (en) Golf GPS device with a clip and changing user interface of the device based on clipping
JP2012065723A (ja) 歩行状態表示システム等
KR102417063B1 (ko) 거리측정기와 퍼팅측정기가 융합된 골프 보조장치
KR102265374B1 (ko) 에이밍 기능이 구비된 퍼팅정보 제공 장치
JP7280576B2 (ja) 装置およびプログラム
JP2013111206A (ja) 加速度センサ及び地磁気センサを用いて打撃前の構え姿勢を検出する携帯端末、プログラム及び方法
JP6438899B2 (ja) ゴルフ練習具
JP2011156305A (ja) パッティングアシストシステム
JP2012228388A (ja) 加速度センサを用いて打撃前の構え姿勢を検出する携帯端末、プログラム及び方法
KR101151357B1 (ko) 그린의 경사도와 거리 측정 장치 및 방법
US20210008430A1 (en) Trajectory assistance systems and methods thereof
KR101355882B1 (ko) 골프 스윙연습기 및 그에 따른 제어방법
KR102346235B1 (ko) 개인 맞춤형 운동 관리 시스템 및 방법
KR101125585B1 (ko) 퍼팅 교정장치
KR101599408B1 (ko) 골프퍼팅 연습장치
KR101121952B1 (ko) 스마트단말기를 이용한 무선통신 퍼팅연습기
KR101879206B1 (ko) 골프용 고도차 측정 단말기
KR100681313B1 (ko) 퍼팅 보조 장치
WO2017061005A1 (ja) 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム
KR102535439B1 (ko) Iot 센서를 이용한 지형 파악 시스템 및 방법
KR102485494B1 (ko) 이어폰 케이스를 이용한 골프경기 데이터 획득 시스템
KR102446359B1 (ko) 스마트 퍼터
KR101570007B1 (ko) 스윙 연습 장치
JP2014014500A (ja) ゴルフプレイ支援システム