JP2011154779A - ディスク装置、演算方法及びオフセット制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ディスク装置は、ディスク媒体に対してデータを書き込むライトヘッド及びディスク媒体からデータを読み出すリードヘッドが分離して設けられ、ライトヘッドがトレースするトラックとリードヘッドがトレースするトラックとの間にオフセットが存在する磁気ヘッド(101)と、測定用信号をディスク媒体に書込み、リードヘッドをディスク媒体の半径方向に移動しつつ測定用信号を読み出し、読出し信号のレベルに基づいてオフセットの実測値を求める測定手段(111)と、ライトヘッドとリードヘッドとの間隔の設計値と、該設計値に基づいて計算したオフセットの設計値と、オフセットの実測値とに基づいて、ライトヘッドとリードヘッドとの間隔の推定値を求める演算手段(111)とを具備する。
【選択図】図1
Description
ディスクドライブの製造工程において、オフセット値の計算に必要なパラメータ(各トラック毎のギャップ間隔Gとスキュー角θ)をメモリに予め格納している(段落0033参照)。
測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルに基づいて前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの半径方向の位置ずれを示すオフセットの実測値を求めることと、
前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔の設計値と、前記設計値に基づいて計算した前記オフセットの設計値と、前記オフセットの実測値とに基づいて、前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値を求めることと、
を具備する演算方法が提供される。
測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルに基づいて前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの半径方向の位置ずれを示すオフセットの実測値を求めることと、
前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔の設計値と、前記設計値に基づいて計算した前記オフセットの設計値と、前記オフセットの実測値とに基づいて、前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値を求めることと、
前記アクチュエータの回転中心と前記磁気ヘッドの中心点とを結ぶ線と円弧状のトラックの接線とのなすスキュー角と、前記間隔となる値とに基づいてオフセットを求めることと、
前記オフセットに基づいてリード時のリードヘッドの位置決めを行うことと、
を具備するオフセット制御方法が提供される。
図1は、本実施形態に関するディスクドライブ100の構成を説明するためのブロック図である。
RWoffset=RWgap×sin(θskew) (4)
(4)式から、ギャップRWgapとオフセットRWoffsetとは比例関係にあることが分かる。なお、(4)式のオフセットは絶対値であり、上述したように、内周側のトラックについてはライトヘッドの方がリードヘッドよりも内周側に位置し、外周側のトラックについてはライトヘッドの方がリードヘッドよりも外周側に位置する。スキュー角は既知である。そのため、(4)式からギャップの設計値RWgap0に対するオフセットRWoffset0を求め、あるトラックにおけるオフセットの実測値をRWoffsetとすると、ギャップRWgapの推定値は次のように求めることができる。
パラメータLhm、Lhs、φは既知である。このため、ギャップRWgapの推定のために、以下のパラメータが必要である。
偏心量δは、ヘッド毎に内周押し付けによってシリンダアドレスを測定し、TPIから算出することができる。このようにヘッド毎に偏心量を算出することにより、スタックズレ分が解消される。また、半径位置rはTPIから算出することができる。
RWオフセット値からRWヘッド間距離を推定し推定値をDOC補正値に加えることで、よりヘッド毎に最適化された制御が可能となり、エラーレートが改善する。
Claims (9)
- リードヘッドとライトヘッドとが分離して設けられる磁気ヘッドと、
測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルに基づいて前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの半径方向の位置ずれを示すオフセットの実測値を求める測定手段と、
前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔の設計値と、前記設計値に基づいて計算した前記オフセットの設計値と、前記オフセットの実測値とに基づいて、前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値を求める演算手段と、
を具備するディスク装置。 - 前記演算手段は、前記オフセットの設計値と前記オフセットの実測値との比と、前記間隔の設計値とに基づいて、前記間隔となる値を求めることを特徴とする請求項1記載のディスク装置。
- 前記測定手段はディスク媒体の内周側と外周側の2トラックについて前記オフセットの実測値を求め、該2つの実測値の平均値を求めることを特徴とする請求項1または請求項2記載のディスク装置。
- 前記測定手段は前記リードヘッドを所定のトラックへ位置決めして前記ライトヘッドを介して前記測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルの極大値が得られるリードヘッドの位置に基づいて前記オフセットの実測値を求めることを特徴とする請求項3記載のディスク装置。
- リードヘッドとライトヘッドとが分離して設けられる磁気ヘッドを具備するディスク装置の前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値の演算方法であって、
測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルに基づいて前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの半径方向の位置ずれを示すオフセットの実測値を求めることと、
前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔の設計値と、前記設計値に基づいて計算した前記オフセットの設計値と、前記オフセットの実測値とに基づいて、前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値を求めることと、
を具備する演算方法。 - 前記間隔となる値を求めることは、前記オフセットの設計値と前記オフセットの実測値との比と、前記間隔の設計値とに基づいて、前記間隔となる値を求めることを特徴とする請求項5記載の演算方法。
- 前記実測値を求めることはディスク媒体の内周側と外周側の2トラックについて前記オフセットの実測値を求め、該2つの実測値の平均値を求めることを特徴とする請求項5または請求項6記載の演算方法。
- 前記実測値を求めることは前記リードヘッドを所定のトラックへ位置決めして前記ライトヘッドを介して前記測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルの極大値が得られるリードヘッドの位置に基づいて前記オフセットの実測値を求めることを特徴とする請求項7記載の演算方法。
- リードヘッドとライトヘッドとが分離して設けられる磁気ヘッドと、前記磁気ヘッドを保持するロータリ型のアクチュエータとを具備するディスク装置のオフセット制御方法であって、
測定用信号をディスク媒体に書込み、前記リードヘッドをディスク媒体の半径方向の複数の位置に移動して該複数の位置ごとの測定用信号を読み出し、該読出した測定用信号のレベルに基づいて前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの半径方向の位置ずれを示すオフセットの実測値を求めることと、
前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔の設計値と、前記設計値に基づいて計算した前記オフセットの設計値と、前記オフセットの実測値とに基づいて、前記ライトヘッドと前記リードヘッドとの間隔となる値を求めることと、
前記アクチュエータの回転中心と前記磁気ヘッドの中心点とを結ぶ線と円弧状のトラックの接線とのなすスキュー角と、前記間隔となる値とに基づいてオフセットを求めることと、
前記オフセットに基づいてリード時のリードヘッドの位置決めを行うことと、
を具備するオフセット制御方法。
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JP2005216378A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Toshiba Corp | ディスク記憶装置及びヘッド位置決め制御方法 |
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