JP2011154291A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】中間転写ベルト20上に各色のトナー像からなる複数の位置ずれ補正用パターンPを形成するパターン形成手段30と、中間転写ベルト20上に形成された各色の位置ずれ補正用パターンPの位置関係を検出するパターン検出手段40と、パターン検出手段40により検出された各色の位置ずれ補正用パターンPの位置関係に基づいて、各色間の位置ずれを補正する位置ずれ補正手段50と、を備え、パターン形成手段30は、各感光体ドラム11の表面に位置ずれ補正用パターンPのトナー像を形成するにあたり、その形成タイミングを、各感光体ドラム11の回転むらの位相において平均速度を示す位置Aに合わせる。
【選択図】図7
Description
例えば、特許文献1には、このようなカラータンデム方式を採用した画像形成装置において、感光体ドラム等の機械部品の寸法誤差や取付け誤差に起因して発生する各色間の位置ずれ(色ずれ)を防止するための位置ずれ補正処理に関する技術が開示されている。
このような位置ずれ補正処理によれば、感光体ドラム等の機械部品の寸法誤差や取付け誤差が存在しても、各色の位置ずれ補正用パターンの位置関係に基づいて、各感光体ドラムのトナー像形成開始位置等を調整することにより、各色間の位置ずれを小さくできる。
また、パターン検出ステップでは、光学センサなどを用いて各色の位置ずれ補正用パターンの間隔を検出する。
ここで、各色の位置ずれ補正用パターンの間隔が基準値aと一致すれば、各色間に位置ずれはないと判定されるが、各色の位置ずれ補正用パターンの間隔が基準値aと一致しない場合は、各色間に位置ずれがあると判定し、そのずれ量に応じた位置補正が行われる。
感光体ドラムの回転むらは、駆動モータの回転変動や、駆動モータの駆動力を伝達する伝達ギヤ列で発生するピッチむら、ギヤの偏心回転による速度変動あるいは感光体ドラム自体の偏心回転による速度変動等に起因して発生するものであって、正弦波のような周期性を持ち、その位相においては、感光体ドラムの平均速度に対して速く回転する部分と、遅く回転する部分が交互に現れる。
従って、位置ずれ補正用パターンを形成する際には、感光体ドラムの回転むらによって位置ずれ補正用パターンの形成幅が変化するので、パターン検出ステップにおける位置ずれ補正用パターンの位置検出精度が低下し、位置ずれ補正ステップの補正精度に影響を及ぼす。
このため、位置ずれ補正処理に時間がかかるとともに、多くのトナーを消費し、ランニングコストを上昇させるという問題があった。
なお、以下に示す実施形態では、本発明を適用する画像形成装置として、カラータンデム方式を採用したレーザカラープリンタを例示して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置100は、画像形成ユニット10M、10C、10Y、10Bと、中間転写ベルト(中間転写体)20と、駆動ローラ21、従動ローラ22と、1次転写ローラ23M、23C、23Y、23Bと、2次転写ローラ24と、用紙カセット25と、給紙ローラ26と、定着器27と、排紙ローラ28とを備えて構成されている。
各画像形成ユニット10M、10C、10Y、10Bは、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各処理によって、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4色のトナー像を中間転写ベルト20に順次転写(1次転写)する。
以下、これら画像形成ユニット10M、10C、10Y、10Bの詳細な構成について説明するが、各ユニットは使用する現像剤(トナー)の色が異なるだけで主要な構成は同一であるため、代表的に画像形成ユニット10Mを用いて説明する。
感光体ドラム11Mは、図中のX軸方向(主走査方向)を回転軸とする円筒形状の静電潜像担持体であり、中間転写ベルト20を挟持した状態で1次転写ローラ23Mと対向するように、図示の回転方向に回転自在に設置されている。
帯電器12Mは、感光体ドラム11Mの回転軸方向(つまりX軸方向)に沿って延在しており、感光体ドラム11Mの表面に向かってプラスに帯電した電荷を放出することにより、感光体ドラム11Mの表面を一様に帯電させる(帯電処理)。
この露光器13Mは、レーザ光源から出射されるレーザ光を、ポリゴンモータを回転駆動することで感光体ドラム11Mの主走査方向に沿って走査することにより、感光体ドラム11Mの表面における所定の位置のプラス電荷を消去し、マゼンタ画像に対応する静電潜像を形成する(露光処理)。
そして、このように感光体ドラム11Mの表面に形成されたトナー像は、感光体ドラム11Mと1次転写ローラ23Mとの間をM軸方向に移動する中間転写ベルト20上に転写される(1次転写処理)。
具体的には、1次転写ローラ23Mに所定の転写電圧が印加され、中間転写ベルト20をマイナスに帯電させることにより、感光体ドラム11Mの表面に形成されたトナー像を中間転写ベルト20上に転写させる。
同様に、画像形成ユニット10Yは、感光体ドラム11Y、帯電器12Y、露光器13Y、現像器14Yから構成されており、感光体ドラム11Yの表面に形成されたイエロー画像に対応するトナー像は、感光体ドラム11Yと1次転写ローラ23Yとの間をY軸方向に移動する中間転写ベルト20上に転写される。
同様に、画像形成ユニット10Bは、感光体ドラム11B、帯電器12B、露光器13B、現像器14Bから構成されており、感光体ドラム11Bの表面に形成されたブラック画像に対応するトナー像は、感光体ドラム11Bと1次転写ローラ23Bとの間をY軸方向に移動する中間転写ベルト20上に転写される。
この中間転写ベルト20は、駆動ローラ21の回転によってY軸方向(副走査方向)に移動するものであり、その移動速度と画像形成ユニット10M、10C、10Y、10Bによる画像形成速度(現像処理が完了するまでの速度)とは、中間転写ベルト20上にトナー像が順次転写されて重ね合わされる際に色ずれが発生しないように同期制御されている。
このような2次転写処理によってトナー像が形成された用紙29は定着器27に搬送される。
そして、以上のような処理工程を経てフルカラー画像が形成された用紙29は、排紙ローラ28によって画像形成装置100本体外部に排紙される。
また、図3は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、位置ずれ補正処理に際して中間転写体上に形成する位置ずれ補正用パターンの例を示す説明図である。
カラータンデム方式を採用した画像形成装置100においては、感光体ドラム11等の機械部品の寸法誤差や取付け誤差に起因して発生する各色間の位置ずれ(色ずれ)を防止するために位置ずれ補正処理が行われる。
本実施形態の画像形成装置100は、図2に示すように、位置ずれ補正処理を行うための構成として、パターン形成手段30、パターン検出手段40及び位置ずれ補正手段50を備えている。
この位置ずれ補正用パターンPは、所定形状で所定の大きさに形成されるようになっており、本実施形態では、図3に示すように、中間転写ベルト20の移動方向に対して直交方向又は傾斜方向に沿う所定幅(基準値b)の長方形パターンからなり、パターン形成時には、中間転写ベルト20の移動方向において各色の位置ずれ補正用パターンPが所定の間隔(基準値a)をあけて平行に並ぶように画像形成制御がなされる。
具体的には、例えば中間転写ベルト20に形成された位置ずれ補正用パターンPに光を照射する発光素子と、その反射光を受光する受光素子を備え、受光素子の出力レベル(受光レベル)に基づいて、補正用パターンPの位置を検出する光学センサを用いることができる。
具体的には、例えば各色の位置ずれ補正用パターンPの位置関係に基づいて、各感光体ドラム11のトナー像形成開始位置等を調整することにより、各色間の位置ずれを小さくする位置ずれ補正処理を実行する。
上記のような位置ずれ補正処理においては、各感光体ドラム11の回転むらに起因し、位置ずれ補正の精度が低下する可能性がある。
感光体ドラム11の回転むらは、駆動モータの回転変動や、駆動モータの駆動力を伝達する伝達ギヤ列で発生するピッチむら、ギヤの偏心回転による速度変動、あるいは感光体ドラム11自体の偏心回転による速度変動等に起因して発生する。
その一方で、位置ずれ補正用パターンPの位置検出は、位置ずれ補正用パターンPの中心位置を基準として行われる。これは、位置検出用の光学センサが実質的に位置ずれ補正用パターンPの濃度を検出しており、濃度のピーク位置から位置ずれ補正用パターンPの位置を特定しているためである。
その結果、感光体ドラム11の回転むらによって位置ずれ補正用パターンPの位置検出精度が低下し、位置ずれ補正の精度に影響を及ぼす。
この図に示すように、本発明の実施形態に係る画像形成装置100のパターン形成手段30は、各感光体ドラム11の表面に位置ずれ補正用パターンPのトナー像を形成するにあたり、その形成タイミングを、各感光体ドラム11の回転むらの位相において平均速度を示す位置Aに合わせる。例えば、位置A’は、回転むらの位相において極大値を示すピーク位置Bから1/4周期経過した位置として容易に特定できる。
しかも、特許文献1のように、同一の位置ずれ補正用パターンを複数回繰り返し状に形成する必要がないので、位置ずれ補正処理に必要な時間を短縮するとともに、位置ずれ補正処理におけるトナー消費量を削減できる。
位相制御手段31は、例えば、各感光体ドラム11間の位相差を検出する位相差検出手段31aと、各感光体ドラム11間の位相差が、各感光体ドラム11の配置間隔d及び位置ずれ補正用パターンPの形成間隔aに基づいて特定される所定の位相差となるように、各感光体ドラム11間の位相差を調整する位相差調整手段31bとで構成することができる。このようにすると、位置ずれ補正用パターンPを形成する際に各感光体ドラム11の位相調整が不要になるので、位置ずれ補正処理に必要な時間を短縮することができる。
図6は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、各感光体ドラム間の位相差の調整例を示す説明図、図7は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、各感光体ドラムの回転むらの位相と位置ずれ補正用パターンとの関係を示す説明図である。
図6は、位置ずれ補正用パターンPの基準間隔をa[mm]、各感光体ドラム11間の距離をd[mm]、プロセス線速(中間転写ベルト移動速度、感光体ドラム表面速度)をv[mm/s]とし、感光体ドラム11の回転周期の等倍(又は整数倍)の周期をもつ方形波を基準として各感光体ドラム11間の位相差を調整する場合を示している。
次に、感光体ドラム11Cの位相を、その極大値を示す位置Bが、感光体ドラム11Mの極大値を示す位置Bに対して、(d−a)/v[s]だけ周期がずれた位置にくるように調整する。
また、感光体ドラム11Yや感光体ドラム11Bも同様に、その極大値を示す位置Bが、感光体ドラム11Mの極大値を示す位置Bに対して、それぞれ、2(d−a)/v[s]、3(d−a)/v[s]だけ周期がずれた位置にくるように調整する。
このようにすることで、各感光体ドラム11の位相を位置ずれ補正用パターンPの間隔分ずらし、位置ずれ補正用パターンPを形成する時の位相の位置を平均値を示す位置Aに合わせることができる。
また、感光体ドラム11Cは、感光体ドラム11Mのパターン形成タイミングから(d−a)/v[s]経過後に位置ずれ補正用パターンPcを形成する。
感光体ドラム11Y、感光体ドラム11Bも同様に、感光体ドラム11Mのパターン形成タイミングからそれぞれ、2(d−a)/v[s]、3(d−a)/v[s]経過後に位置ずれ補正用パターンPy、Pbを形成するようにする。
図8は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、感光体ドラムの位相調整に必要な制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、前記各部を制御する制御ユニットとして、画像形成制御部60と駆動制御部70とを独立的に備えている。
駆動制御部70は、主に、各感光体ドラム11を回転駆動させる制御ユニットである。
そして、本実施形態の画像形成制御部60は、上述した位相調整を行うために、感光体ドラム11の回転周期の等倍(又は整数倍)の周期を持つ方形波を生成し、該方形波を駆動制御部70に出力する機能を備える。
ここで、各感光体ドラム11の位相の極大値を示す位置Bは、各感光体ドラム11の回転速度をリアルタイムに測定し、該測定値の中から特定することが可能である。
但し、予め測定した各感光体ドラム11の回転速度データと、各感光体ドラム11の回転位置との関係をROMなどのメモリに格納しておき、ROMから読み出される回転速度データから極大値を示す位置Bを特定することもでき、処理の迅速化・簡素化等の観点からは、各感光体ドラム11の回転速度データを事前に測定・記憶しておくこが好ましい。
以下にこのような位置Bの検出方法に必要な構成を示す。
図10は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、感光体ドラムの回転速度制御に必要な構成を示すブロック図である。
また、図11は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置において、位相調整に適用する回転速度制御の一例を示す説明図である。
これらの図に示すように、本実施形態の感光体ドラム11の周辺には、感光体ドラム11を回転駆動させる駆動モータ81と、感光体ドラム11の回転位置を検出するロータリエンコーダ82と、感光体ドラム11の回転基準位置を検出する基準位置検出センサ83と、感光体ドラム11の位置−速度データが格納されるROM84とが設けられている。
ロータリエンコーダ82は、モータ出力軸又はドラム軸の回転位置検出に基づいて、感光体ドラム11の回転位置を検出する。
ROM84には、予め測定した各感光体ドラム11の回転速度データと、各感光体ドラム11の回転位置との関係が格納される。
以上のような構成により、感光体ドラム11の回転位置検出に基づいて、感光体ドラム11の回転速度データを随時読み出し、極大値となる位相の位置Bを特定することが可能になる。
各感光体ドラム11間の位相差調整は、位相差dθ(目標位相差−現位相差)に応じた各感光体ドラム11の独立的な回転速度制御に基づいて行われる。
例えば、定速回転制御されている各感光体ドラム11の位相差を調整するには、図11に示すように、位相差dθがプラス(位相進み)の場合は、位相差dθが半分になるまで感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で減速させ、その後に一定加速度で元の速度まで増速させる。
また、位相差dθがマイナス(位相遅れ)の場合は、位相差dθが半分になるまで感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で増速させ、その後に一定加速度で元の速度まで減速させる。
このような回転速度制御を用いた位相調整の処理手順を以下に示す。
同図に示す位相調整では、まず、各感光体ドラム11の目標位相差(方形波基準)に対する現在の位相差dθを検出する(S100)。
具体的には、感光体ドラム11Mの目標位相差を0とすると、感光体ドラム11Cの目標位相差は、(d−a)/v[s]、感光体ドラム11Yの目標位相差は、2(d−a)/v[s]、感光体ドラム11Bの目標位相差は、3(d−a)/v[s]であり、これらの目標位相差に対する各感光体ドラム11の位相の時間的なずれ幅を検出する。
位相差が進んでいると判断した場合は、感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で減速させる等減速制御を実行しつつ(S102)、現位相差が初期位相差dθの1/2以下になったか否かを判断する(S103)。
現位相差が初期位相差dθの1/2以下になったと判断したら、感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で増速させる等加速制御を実行する(S104)。
次いで、現速度が初期速度V0に到達したか否かを判断する(S105)。
そして、現速度が初期速度V0に到達したと判断したら、感光体ドラム11を一定速度で回転させる定常速度制御に移行する(S106)。
位相差が遅れていないと判断した場合は、そのまま定常速度制御に移行するが(S106)、位相差が遅れていると判断した場合は、感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で増速させる等加速制御を実行しつつ(S108)、現位相差が初期位相差dθの1/2以下になったか否かを判断する(S109)。
現位相差が初期位相差dθの1/2以下になったと判断したら、感光体ドラム11の回転速度を一定加速度で減速させる等減速制御を実行する(S110)。
次いで、現速度が初期速度V0に到達したか否かを判断する(S111)。
そして、現速度が初期速度V0に到達したと判断したら、感光体ドラム11を一定速度で回転させる定常速度制御に移行する(S106)。
以上により各感光体ドラム11間の位相差調整は処理が完了する。
しかも、特許文献1に示すように、同一の位置ずれ補正用パターンを複数回繰り返し状に形成する必要がないので、位置ずれ補正処理の所要時間を短縮できるだけでなく、位置ずれ補正処理におけるトナー消費量を削減することができる。
これにより、位置ずれ補正用パターンPを形成する際に各感光体ドラム11の位相調整が不要となり、位置ずれ補正処理の所要時間を短縮することができる。
これにより、補正用パターンPの形成タイミングを、各感光体ドラム11の回転むらの位相において平均速度を示す位置Aに正確に合わせることができる。
20 中間転写ベルト
30 パターン形成手段
31 位相制御手段
31a 位相差検出手段
31b 位相差調整手段
40 パターン検出手段
50 位置ずれ補正手段
100 画像形成装置
P 位置ずれ補正用パターン
Claims (5)
- 回転駆動される各色の感光体ドラムを中間転写体の移動経路に沿って配置し、各感光体ドラムの表面に各色のトナー像を形成するとともに、各感光体ドラムの表面に形成した各色のトナー像を前記中間転写体上に順次重ね合わせ状に転写してカラー画像を形成する画像形成装置であって、
前記中間転写体上に各色のトナー像からなる複数の位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成手段と、
前記中間転写体上に形成された各色の位置ずれ補正用パターンの位置関係を検出するパターン検出手段と、
前記パターン検出手段により検出された各色の位置ずれ補正用パターンの位置関係に基づいて各色間の位置ずれを補正する位置ずれ補正手段と、を備え、
前記パターン形成手段は、
各感光体ドラムの表面に位置ずれ補正用パターンのトナー像を形成するにあたり、その形成タイミングを、各感光体ドラムの回転むらの位相において平均速度を示す位置に合わせることを特徴とする画像形成装置。 - 前記位相において平均速度を示す位置は、前記位相において極大値を示す位置から1/4周期経過した位置とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記パターン形成手段は、各感光体ドラムの表面に位置ずれ補正用パターンのトナー像を形成するタイミングと、各感光体ドラムの前記位相において平均速度を示す位置とが合うように、各感光体ドラム間の位相差をあらかじめ調整する位相制御手段を備える請求項1又は2記載の画像形成装置。
- 前記位相制御手段は、
各感光体ドラム間の位相差を検出する位相差検出手段と、
各感光体ドラム間の位相差が、各感光体ドラムの配置間隔及び位置ずれ補正用パターンの形成間隔に基づいて特定される所定の位相差となるように、各感光体ドラム間の位相差を調整する位相差調整手段と、を備える請求項3記載の画像形成装置。 - 回転駆動される各色の感光体ドラムを中間転写体の移動経路に沿って配置し、各感光体ドラムの表面に各色のトナー像を形成するとともに、各感光体ドラムの表面に形成した各色のトナー像を前記中間転写体上に順次重ね合わせ状に転写してカラー画像を形成する画像形成方法であって、
前記中間転写体上に各色のトナー像からなる複数の位置ずれ補正用パターンを形成するパターン形成ステップと、
前記中間転写体上に形成された各色の位置ずれ補正用パターンの位置関係を検出するパターン検出ステップと、
前記パターン検出ステップにより検出された各色の位置ずれ補正用パターンの位置関係に基づいて各色間の位置ずれを補正する補正ステップと、を備え、
前記パターン形成ステップは、
各感光体ドラムの表面に位置ずれ補正用パターンのトナー像を形成するにあたり、その形成タイミングを、各感光体ドラムの回転むらの位相において平均速度を示す位置に合わせることを特徴とする画像形成方法。
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