JP2011152727A - 圧電アクチュエータの駆動装置、及び、インクジェットプリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】圧電アクチュエータを駆動するドライバIC47は、圧電アクチュエータの複数の活性部46のそれぞれに接続された複数の充電経路55、及び、複数の放電経路56と、複数の充電経路55を介して前記複数の活性部46とそれぞれ接続された充電側定電流源50と、複数の放電経路56を介して前記複数の活性部46とそれぞれ接続された放電側定電流源51と、複数の充電経路55に対してそれぞれ設けられ、対応する充電経路55を別の充電経路55と接続して両充電経路55の間で充電電流を融通し合う、複数の電流融通回路57を備えている。
【選択図】 図5
Description
前記複数の活性部のそれぞれに接続された複数の充電経路、及び、複数の放電経路と、前記複数の充電経路を介して前記複数の活性部とそれぞれ接続された充電側定電流源と、前記複数の放電経路を介して前記複数の活性部とそれぞれ接続された放電側定電流源と、前記複数の充電経路に対してそれぞれ設けられ、対応する充電経路を別の充電経路と接続して両充電経路の間で充電電流を融通し合う、複数の電流融通回路とを備えていることを特徴とするものである。
前記制御回路は、所定の活性部の充電時に、その活性部の充電経路と繋がる前記融通経路に設けられた前記第1スイッチをONにし、前記所定の活性部の放電時には、その活性部の充電経路と繋がる前記融通経路に設けられた前記第1スイッチをONにするとともに、その活性部と前記融通経路との間の前記第2スイッチをONにし、一定時間経過後に、再び前記第2スイッチをOFFにすることを特徴とするものである。
圧電層とこの圧電層に設けられた複数の第1電極及び複数の第2電極とを有し、前記複数の第1電極と前記複数の第2電極とに挟まれた圧電層部分からなりコンデンサとして作用する複数の活性部を備え、これら複数の活性部によって前記複数のノズルからそれぞれインクの液滴を噴射させる圧電アクチュエータと、前記圧電アクチュエータを駆動する前記第3〜第5の何れかの発明の駆動装置と、前記複数の活性部のそれぞれについてのリーク電流の程度を、正常レベル、第1異常レベル、及び、前記第1異常レベルよりもリーク電流が多い第2異常レベルの、少なくとも3段階で示す、リーク電流情報を記憶する記憶部を備え、
前記駆動装置の前記制御回路は、低画質印刷指令が入力されたときには、前記リーク電流情報が前記第2異常レベルである活性部についてのみ、前記電流融通回路により他の充電経路からの充電電流の融通供給を行い、前記低画質印刷指令よりも高い画質が要求される高画質印刷指令が入力されたときには、前記リーク電流情報が前記第2異常レベルである活性部だけでなく、前記第1異常レベルである活性部についても、前記電流融通回路により他の充電経路からの充電電流の融通供給を行うように制御することを特徴とするものである。
40 振動板(第2電極)
41 圧電層
42 個別電極(第1電極)
46 活性部
47 ドライバIC
50 充電側定電流源
51 放電側定電流源
52 充放電制御回路
55 充電経路
56 放電経路
57 電流融通回路
58 融通経路
73 記憶部
SW1 第1スイッチ
SW2 第2スイッチ
Claims (6)
- 圧電層とこの圧電層に設けられた複数の第1電極及び複数の第2電極を有し、前記複数の第1電極と前記複数の第2電極とに挟まれた圧電層部分からなりコンデンサとして作用する複数の活性部を備えた、圧電アクチュエータを駆動する駆動装置であって、
前記複数の活性部のそれぞれに接続された複数の充電経路、及び、複数の放電経路と、
前記複数の充電経路を介して前記複数の活性部とそれぞれ接続された充電側定電流源と、
前記複数の放電経路を介して前記複数の活性部とそれぞれ接続された放電側定電流源と、
前記複数の充電経路に対してそれぞれ設けられ、対応する充電経路を別の充電経路と接続して両充電経路の間で充電電流を融通し合う、複数の電流融通回路と、
を備えていることを特徴とする圧電アクチュエータの駆動装置。 - 前記複数の電流融通回路の各々は、
対応する充電経路を別の充電経路に繋ぐ融通経路と、前記融通経路に設けられた第1スイッチと、前記融通経路と前記活性部との間に設けられた第2スイッチとを有することを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置。 - 前記電流融通回路の前記第1スイッチと前記第2スイッチのON/OFF制御を行う制御回路を備え、
前記制御回路は、
所定の活性部の充電時に、その活性部の充電経路と繋がる前記融通経路に設けられた前記第1スイッチをONにし、
前記所定の活性部の放電時には、その活性部の充電経路と繋がる前記融通経路に設けられた前記第1スイッチをONにするとともに、その活性部と前記融通経路との間の前記第2スイッチをONにし、一定時間経過後に、再び前記第2スイッチをOFFにすることを特徴とする請求項2に記載の圧電アクチュエータの駆動装置。 - 前記制御回路には、前記複数の活性部のそれぞれについてのリーク電流の程度を示すリーク電流情報が入力され、
前記制御回路は、前記所定の活性部の充電時に、その活性部についてのリーク電流情報に基づいて、その活性部の充電経路と繋がる前記融通経路に設けられた前記第1スイッチのうち、ONにする前記第1スイッチの数を決定し、他の充電経路から融通する充電電流の量を制御することを特徴とする請求項3に記載の圧電アクチュエータの駆動装置。 - 前記充電経路を別の充電経路と接続して両充電経路の間で充電電流を融通し合うように、前記電流融通回路を制御する、制御回路を備えていることを特徴とする請求項1に記載の圧電アクチュエータの駆動装置。
- 被印刷媒体に対して複数のノズルからインクの液滴を噴射して印刷を行うインクジェットプリンタであって、
圧電層とこの圧電層に設けられた複数の第1電極及び複数の第2電極とを有し、前記複数の第1電極と前記複数の第2電極とに挟まれた圧電層部分からなりコンデンサとして作用する複数の活性部を備え、これら複数の活性部によって前記複数のノズルからそれぞれインクの液滴を噴射させる圧電アクチュエータと、
前記圧電アクチュエータを駆動する請求項3〜5の何れかに記載の駆動装置と、
前記複数の活性部のそれぞれについてのリーク電流の程度を、正常レベル、第1異常レベル、及び、前記第1異常レベルよりもリーク電流が多い第2異常レベルの、少なくとも3段階で示す、リーク電流情報を記憶する記憶部を備え、
前記駆動装置の前記制御回路は、
低画質印刷指令が入力されたときには、前記リーク電流情報が前記第2異常レベルである活性部についてのみ、前記電流融通回路により他の充電経路からの充電電流の融通供給を行い、
前記低画質印刷指令よりも高い画質が要求される高画質印刷指令が入力されたときには、前記リーク電流情報が前記第2異常レベルである活性部だけでなく、前記第1異常レベルである活性部についても、前記電流融通回路により他の充電経路からの充電電流の融通供給を行うように制御することを特徴とするインクジェットプリンタ。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019166767A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | セイコーエプソン株式会社 | プリントヘッド、液体吐出装置及び圧電素子制御回路 |
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JPH10773A (ja) * | 1996-06-18 | 1998-01-06 | Brother Ind Ltd | 圧電素子の駆動回路 |
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2010
- 2010-01-28 JP JP2010016256A patent/JP5251896B2/ja active Active
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JP7063042B2 (ja) | 2018-03-26 | 2022-05-09 | セイコーエプソン株式会社 | プリントヘッド、液体吐出装置及び圧電素子制御回路 |
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