JP2011152227A - Mri装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検体の状態を把握することができるMRI装置を提供する。
【解決手段】被検体Pに対して磁場を発生する架台10と、架台10で発生した磁場内の被検体P近傍に配置され、被検体PへのRF波の照射に応じて磁気共鳴信号を検出する受信コイル31と、受信コイル31が配置された被検体Pから磁気共鳴信号周波数帯域以外の音声信号及び映像信号を検出する検出部40と、受信コイル31からの信号を収集する受信部52とを備え、受信部52で受信コイル31からのコイル信号に検出部40より検出され信号が重畳された重畳信号から音声周波数帯域及び映像周波数帯域の信号を分離し、分離した信号に基づいて被検体Pの状態を知らせるための顔の映像及び音声を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明はMRI装置に係り、特に、被検体の状態を知らせるMRI装置に関する。
MRI(Magnetic・Resonance・Imaging)装置は、磁場を発生する架台に設けた開口部内に被検体を送り込んでMRI撮像が行われる。この撮像では、磁場内の被検体にRF(Radio Frequency)波を照射して水素原子核スピンを励起し、この励起により水素原子核から放出されるRF波を高周波コイルで受信して磁気共鳴信号を検出する。そして、検出した磁気共鳴信号に基づいて画像データを生成する。このように、被検体に対して無侵襲で骨や空気による影響を受けることなく画像データを得ることができるため、今日の画像診断の分野では不可欠なものとなっている。
ところで、架台は強力な磁場を発生するため漏洩を防ぐシールドルーム内に配設され、シールドルームに隣接された操作ルームから操作が行われる。そして、シールドルーム内に設けられたカメラやマイクを用いて操作ルームからMRI撮像が行われる被検体の状態を顔の表情や音声から監視することができるMRIシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−102203号公報
しかしながら、カメラはシールドルーム内の壁面や架台の開口部内壁に配置されるため、磁気共鳴信号を検出する高周波コイルが被検体の例えば頭部に配置されると、被検体の顔の表情を捉えることができない問題がある。また、マイクは架台の開口部近傍や開口部内壁に配置されるため、高周波コイルが被検体の頭部に配置されると、高周波コイル内にこもって被検体からの音声を捉えることができない問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、被検体の状態を把握することができるMRI装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のMRI装置は、被検体に対して磁場を発生する磁場発生手段と、前記磁場発生手段により発生した磁場内の前記被検体近傍に配置され、前記被検体へのRF波の照射に応じて磁気共鳴信号を検出する高周波コイルと、前記高周波コイルが配置された前記被検体から前記磁気共鳴信号周波数帯域以外の信号を検出する検出手段と、前記高周波コイルからの信号を収集して、その信号に重畳される前記検出手段により検出された信号を分離する受信手段と、前記受信手段により分離された信号に基づいて、前記被検体の状態を知らせるためのデータを出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、被検体からの磁気共鳴信号周波数帯域以外の信号を検出する検出部を設けることにより、被検体の状態を把握することができる。
本発明の実施例に係るMRI装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施例に係る検出部の構成の一例を示すブロック図。 本発明の実施例に係る検出部の配置の一例を示す図。 本発明の実施例に係る重畳信号の周波数と出力値の関係の一例を示す図。 本発明の実施例に係るMR信号を含む信号の周波数と出力値の関係の一例を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明によるMRI装置の実施例を、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例に係るMRI装置の構成を示したブロック図である。このMRI装置100は、被検体Pが移動可能に載置される寝台80と、寝台80上に載置された被検体Pに対して磁場を発生してMRI撮像を行うための架台10と、この架台10に磁場を発生させるための電力を供給する電源部20と、被検体Pに水素原子核を励起させるためのパルス状のRF波を照射する高周波コイルである送信コイル30とを備えている。
また、MRI装置100は、送信コイル30からのRF波の照射に応じて磁気共鳴(MR)信号を検出する高周波コイルである被検体P近傍に配置される受信コイル31と、受信コイル31が配置された被検体PからMR周波数帯域以外の信号である例えば音声信号及び映像信号を検出する検出部40と、送信コイル30を照射駆動する駆動信号の生成及び受信コイル31で検出されたMR信号や、検出部40で検出された音声信号及び映像信号の収集を行う送受信部50とを備えている。
更に、MRI装置100は、送受信部50で収集されたMR信号に基づいて画像データを生成するデータ処理部60と、データ処理部60で生成された画像データ等を出力する出力部70と、各種コマンド等の入力を行う操作部85と、操作部85からの入力信号に基づいて、寝台80、電源部20、検出部40、送受信部50、データ処理部60、及び出力部70を制御するシステム制御部90とを備えている。
寝台80は、被検体Pが載置される天板81及びこの天板81を上下方向及び長手方向に移動可能に支持する支持台82を備えている。そして、支持台82は、被検体Pが載置された天板81を移動して、被検体Pを架台10内のMRI撮像が可能な位置へ送り込む。
架台10は、MRI撮像を行う被検体Pが送り込まれる円筒状の開口部11を有し、開口部11の外周に配置された静磁場を発生する磁石12と、開口部11と磁石12の間に配置された傾斜磁場を発生する傾斜磁場コイル13とを備えている。そして、磁石12は、例えば超伝導磁石が用いられ、開口部11内へ送り込まれた被検体Pに対して一様な静磁場を発生する。また、傾斜磁場コイル13は、磁石12が発生した静磁場に傾斜磁場を発生する。
電源部20は、システム制御部90から供給される制御信号に基づいて、架台10の磁石12に静磁場を発生させるための電力を供給する静磁場電源21と、傾斜磁場コイル13に傾斜磁場を発生させるための電力を供給する傾斜磁場電源22と、検出部40を検出駆動するための電力を供給する検出電源23とを備えている。そして、静磁場電源21は、磁石12に電力を供給する。また、傾斜磁場電源22は、MRI撮像時に傾斜磁場コイル13に電力を供給する。更に、検出電源23は、送信コイル30のRF波照射タイミングに同期して検出部40への電力の供給を停止する。
送信コイル30は、架台10の傾斜磁場コイル13の内周側に配置され、MRI撮像時に送受信部50から供給される駆動信号により所定の間隔で複数のパルス状のRF波を照射する。また、受信コイル31は、被検体PのMRI撮像部位である例えば頭部を覆うように配置され、送信コイル30からのRF波の照射に応じて被検体Pから放出されるRF波の受信によりMR信号を検出する。そして、検出したMR信号を含むコイル信号を送受信部50へ出力する。また、待機時やMRI撮像時のRF波非照射時間帯にMR信号を含まないコイル信号を送受信部50出力する。
検出部40は、受信コイル31が配置された被検体Pから音声信号及び映像信号を検出し、検出した音声信号及び映像信号を送受信部50に出力する。そして、検出部40から出力された音声信号及び映像信号は、受信コイル31から出力されたコイル信号に重畳され、重畳された重畳信号が送受信部50に出力される。
送受信部50は、基準信号発振器、変調器、電力増幅器等を有し、送信コイル30にパルス状のRF波を照射させる駆動信号を供給する送信部51と、受信コイル31からのMR信号を含む信号や重畳信号を収集して処理を行う受信部52を備えている。
受信部52は、増幅器、中間周波数変換器、位相検波器、フィルタ、A/D変換器等を備え、送信部51の送信コイル30への駆動信号の供給に応じて受信コイル31で検出されたMR信号を含むコイル信号を収集する。そして、収集したコイル信号に対して中間周波数変換、位相検波、フィルタリング等の処理、更にはA/D変換を施して分離したMR信号をデータ処理部60に出力する。
また、受信部52は、待機時、並びにMRI撮像時におけるMR信号収集以外のときに重畳信号を収集する。次いで、収集した重畳信号を増幅してA/D変換を施した後の重畳信号から検出部40で検出された音声信号及び映像信号を分離し、分離した音声信号及び映像信号をデータ処理部60に出力する。
データ処理部60は、送受信部50の受信部52から出力されたMR信号を再構成して画像データを生成し、生成した画像データを出力部70に出力する。また、送受信部50の受信部52から出力された音声信号及び映像信号を処理して出力部70に出力する。
出力部70は、データ処理部60から出力された画像データや映像信号を表示出力するCRT又は液晶パネル等を有する表示部71と、音声信号を音声出力するスピーカ72とを備えている。また、操作部85は、スイッチ、キーボード、マウス等の各種入力デバイスや表示パネルを備え、MRI撮像を行うための撮像条件の入力や、被検体Pを架台10の開口部11内に送り込むための入力などを行う。
システム制御部90は、CPUや記憶回路を備え、操作部85からの入力信号に基づいて、寝台80、電源部20、検出部40、送受信部50、データ処理部60、及び出力部70の各ユニットの制御やシステム全体の制御を行なう。そして、電源部20における傾斜磁場電源22の傾斜磁場コイル13への電力供給タイミングや検出電源23の検出部40の検出を停止させるための電力供給を停止するタイミングを制御する。また、送受信部50における送信部51の送信コイル30への駆動信号を供給するタイミングや受信部52のMR信号及び重畳信号を収集するタイミングを制御する。
以下、図1乃至図5を参照して、検出部40の構成及びMRI装置100の動作の一例を説明する。図2は、検出部40の構成の一例を示す図である。また、図3は、検出部40の配置の一例を示す図である。また、図4は、重畳信号の一例を示す図である。また、図5は、MR信号を含むコイル信号の一例を示す図である。
先ず、検出部40の構成について説明する。
図2において、検出部40は、被検体Pからの音声により音声信号を検出する音声検出部41、被検体Pの例えば顔から反射した光により映像信号を検出する撮像部42、並びに音声検出部41で検出した音声信号を出力する出力端子及び撮像部42で検出した映像信号を出力する出力端子を開閉するスイッチ回路43を備えている。
音声検出部41は、例えば被検体Pの音声を光信号に変換して検出する光ファイバーマイクロフォンであり、光を発する発光ダイオード等の発光素子411と、一端より入射する発光素子411からの光を他端に伝えて出射する光ファイバ412と、被検体Pの音声による音波を受信して光信号に変換するための例えばシリコン膜からなる振動板413とを備えている。
また、音声検出部41は、光ファイバ412から出射され、一端より入射して音波による振動で反射位置が移動する振動板413で反射された光信号を他端に伝えて出射する光ファイバ414と、光ファイバ414から出射された振動板413の振動により強度が変化する光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の受光素子415と、受光素子415で変換された電気信号をアナログの音声信号に変換する信号処理部416とを備えている。そして、検出した音声信号をスイッチ回路43に出力する。
撮像部42は、例えばファイバースコープカメラであり、一端のレンズより入射する被検体Pで反射した光を他端に伝えて他端近傍で被検体Pの像を結像させる光ファイバ421と、光ファイバ421から出射して結像される光を電気信号に変換する撮像素子422と、撮像素子422で変換された電気信号をアナログの映像信号に変換する信号処理部423とを備えている。そして、検出した映像信号をスイッチ回路43に出力する。
なお、撮像部42に、発光素子及び一端より入射する発光素子からの光を他端まで伝える光ファイバを設け、光ファイバから出射される光を被検体Pに照射するように実施してもよい。
スイッチ回路43は、出力端子が受信コイル31から出力された信号を送受信部50の受信部52に伝送する磁気シールド材及び絶縁材で被覆された信号線32に接続され、システム制御部90から供給される制御信号に基づいて音声検出部41及び撮像部42の出力端子と信号線32間を開閉する。そして、MRI撮像時に受信部52が受信コイル31で検出されたMR信号を収集するタイミングに同期して音声検出部41及び撮像部42の出力端子と信号線32間を開くことにより、音声信号及び映像信号の信号線32への出力を停止する。なお、MR信号を収集するタイミングでは被検体信号が途切れることになるが、一瞬であるため人の感覚では影響のない程度である。
このように、MR信号を収集するタイミングに同期して検出部40からの音声信号及び映像信号の出力を停止することにより、受信コイル31から出力されるコイル信号に含まれる微弱なMR信号に及ぼす影響を防ぐことができる。
また、待機時及びMRI撮像時の重畳信号を収集するタイミングで音声検出部41及び撮像部42の出力端子と信号線32間を閉じることにより、受信コイル31から出力されたコイル信号に音声検出部41及び撮像部42から出力された音声信号及び映像信号が重畳されて受信部52に出力される。
次に、検出部40の配置について説明する。
図3は、図2に示した検出部40の配置の一例を示した図である。この検出部40、架台10、及び寝台80は、磁場の漏洩を防ぐシールドルーム内に配置される。そして、検出部40は、位置によって被検体Pからの信号を受信する受信端子40a、受信端子40aで受信した信号を伝送する可撓性を有するケーブル40b、ケーブル40bにより伝送された信号を検出する検出端子40cに区分される。
受信端子40aは、非磁性材料からなる音声検出部41における光ファイバ412の他端部、振動板413、及び光ファイバ414の一端部と、撮像部42における光ファイバ421の一端部とにより構成される。そして、受信コイル31に内蔵される。
ケーブル40bは、音声検出部41の光ファイバ412,414及び撮像部42の光ファイバ421により構成され、寝台80の天板81の一端近傍上に配置される受信コイル31から信号線32と共に例えば寝台80の支持台82内に亘って配線される。そして、天板81が長手方向である矢印L1方向の架台10の開口部11内へ移動可能なように、たるみをもたせて配線されている。
このように、ケーブル40bを用いることにより、微弱なMR信号が伝送される信号線32への電磁ノイズの混入を避けることができる。
検出端子40cは、磁気シールド材により被包され、音声検出部41における発光素子411、光ファイバ412の一端部、光ファイバ414の他端部、受光素子415、及び信号処理部416と、撮像部42における光ファイバ421の他端部、撮像素子422、及び信号処理部423と、スイッチ回路43とにより構成される。そして、例えば支持台82内に配置される。
このように、受信端子40aを受信コイル31内に配置すると共に検出端子40cを架台10外に配置し、受信端子40aで受信した信号をケーブル40bを介して検出端子40cに伝送することにより、検出端子40cの架台10内で発生する磁場からの影響を防ぐことが可能となり、受信コイル31内にこもる被検体Pの音声を受信して音声信号を検出すると共に、受信コイル31に覆われて隠れてしまう被検体Pの顔からの光を受信して映像信号を検出することができる。また、検出端子40cからの架台10内で発生する磁場への影響を防ぐことができる。
信号線32は、一端が受信コイル31出力端子に接続され、他端がシールドルーム外に配置される受信部52の入力端子に接続されている。また、途中で検出部40のスイッチ回路43の出力端子に接続されている。
このように、受信コイル31の出力端子と検出部40の出力端子間を信号線32で接続し、受信コイル31からのコイル信号に検出部40からの音声信号及び映像信号を重畳させて受信部52に伝送させることにより、受信コイル31と受信部52間を結ぶ第1の信号線及び検出部40と受信部52間を結ぶ第2の信号線の2つの信号線を設けた場合の第1の信号線と第2の信号線との間で生じる電磁ノイズの影響や各信号線の構成の配慮を必要とせず、各信号線の配線にかかる手間を低減することができる。
次に、MRI装置100における送受信部50及びデータ処理部60の動作の一例を説明する。
送受信部50の受信部52は、システム制御部90から供給される重畳信号を収集するタイミングを示す制御信号に基づいて、待機時及びMRI撮像時のMR信号収集タイミング以外のときに、受信コイル31から出力されたコイル信号に検出部40で検出された被検体信号が重畳された重畳信号を収集する。
図4は、重畳信号の周波数と出力値の関係の一例を示した図である。この重畳信号33には、MR周波数帯域にMR信号が含まれていないコイル信号に、MR周波数帯域よりも低い映像周波数帯域の撮像部42で検出された映像信号331、及び映像周波数帯域よりも低い音声周波数帯域の音声検出部41で検出された音声信号332が重畳されている。
受信部52は、重畳信号33から映像周波数帯域の映像信号331及び音声周波数帯域の音声信号332を分離し、分離した映像信号331及び音声信号332をデータ処理部60に出力する。
データ処理部60は、受信部52から出力された映像信号331をシールドルームに隣接する操作ルームに配設された出力部70の表示部71に表示するための表示信号に変換し、変換した表示信号を表示部71に表示出力する。また、受信部52から出力された音声信号332を出力部70のスピーカ72に音声で出力するための音声信号に変換し、変換した音声信号をスピーカ7から音声出力させる。
このように、表示部71に被検体Pの顔の映像を表示させることにより、架台10内に送り込まれた受信コイル31が配置される被検体Pの顔の表情を操作ルームから明瞭に観察することができる。また、スピーカ72から音声出力させることにより、被検体Pの音声を操作ルームから明瞭に聞き取ることができる。これにより、被検体Pの状態を容易に把握することができる。
また、受信部52はシステム制御部90から供給されるMR信号を収集するタイミングを示す制御信号に基づいて、MRI撮像時の被検体PへのRF波の照射に応じて受信コイル31から出力されるMR信号を含むコイル信号を収集する。そして収集したコイル信号からMR信号を分離してデータ処理部60に出力する。
図5は、MR信号を含むコイル信号の周波数と出力値の関係の一例を示した図である。このコイル信号34には、MR周波数帯域にMR信号341が含まれている。そして、MR信号収集時には、検出部40のスイッチ回路43が開いているので、コイル信号34には、映像周波数帯域及び音声周波数帯域に映像信号及び音声信号が重畳されていない。
データ処理部60は、受信部52から出力されたMR信号341に基づいて画像データを生成し、生成した画像データを表示部71に表示する。
以上述べた本発明の実施例によれば、検出部40を設け、検出部40の受信端子40aを受信コイル31内に配置すると共に検出端子40cを架台10外に配置し、受信端子40aで受信した被検体Pからの信号をケーブル40bを介して検出端子40cに伝送することにより、検出端子40cの架台10内で発生する磁場からの影響を防ぐことができる。また、検出端子40cからの架台10内で発生する磁場への影響を防ぐことができる。
これにより、受信コイル31内にこもる被検体Pの音声を明瞭に聞き取ることが可能となり、受信コイル31に覆われて隠れてしまう被検体Pの顔の表情を明瞭に観察することが可能となるため、被検体Pの状態を容易に把握することができる。
また、受信コイル31の出力端子と検出部40の出力端子間を信号線32で接続し、受信コイル31からのコイル信号に検出部40からの音声信号及び映像信号を重畳させて受信部52に伝送させることにより、受信コイル31と受信部52間を結ぶ第1の信号線及び検出部40と受信部52間を結ぶ第2の信号線の2つの信号線を設けた場合の第1の信号線と第2の信号線との間で生じる電磁ノイズの影響や各信号線の構成の配慮を必要とせず、各信号線の配線にかかる手間を低減することができる。
P 被検体
10 架台
11 開口部
12 磁石
13 傾斜磁場コイル
20 電源部
21 静磁場電源
22 傾斜磁場電源
23 検出電源
30 送信コイル
31 受信コイル
40 検出部
50 送受信部
51 送信部
52 受信部
60 データ処理部
70出力部
71 表示部
72 スピーカ
80 寝台
81 天板
82 支持台
85 操作部
90 システム制御部

Claims (7)

  1. 被検体に対して磁場を発生する磁場発生手段と、
    前記磁場発生手段により発生した磁場内の前記被検体近傍に配置され、前記被検体へのRF波の照射に応じて磁気共鳴信号を検出する高周波コイルと、
    前記高周波コイルが配置された前記被検体から前記磁気共鳴信号周波数帯域以外の信号を検出する検出手段と、
    前記高周波コイルからの信号を収集して、その信号に重畳される前記検出手段により検出された信号を分離する受信手段と、
    前記受信手段により分離された信号に基づいて、前記被検体の状態を知らせるためのデータを出力する出力手段とを
    備えたことを特徴とするMRI装置。
  2. 前記検出手段は、前記被検体からの音声により音声信号を検出する光ファイバーマイクロフォンを有し、
    前記出力手段は、前記受信手段により分離された音声周波数帯域の信号に基づいて前記被検体の音声を出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のMRI装置。
  3. 前記検出手段は、前記被検体の顔から反射した光により映像信号を検出するファイバースコープカメラを有し、
    前記出力手段は、前記受信手段により分離された映像周波数帯域の信号に基づいて前記被検体の顔の映像を表示出力するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のMRI装置。
  4. 前記検出手段は、前記被検体からの前記磁気共鳴信号周波数帯域以外の信号を受信する前記高周波コイルに配置された非磁性材料からなる受信端子、この受信端子で受信した信号を伝送する光ファイバ、この光ファイバにより伝送された信号を検出する前記RF波照射領域外に配置された検出端子を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のMRI装置。
  5. 前記高周波数コイルの出力端子と検出手段の出力端子間は、信号線により接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のMRI装置。
  6. 前記検出手段は、前記受信手段が前記高周波コイルにより検出された磁気共鳴信号を収集するタイミングに同期して、前記磁気共鳴信号周波数帯域以外の信号の前記受信手段への出力を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のMRI装置。
  7. 前記検出手段を検出駆動する電力を供給する電源を有し、
    前記電源は、前記被検体へのRF波照射のタイミングに同期して、前記検出手段への電力の供給を停止するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のMRI装置。
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