JP2011152055A - コンバイン - Google Patents

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Abstract

【課題】脱穀装置の一側方に、刈取穀稈を搬送するためのフィードチェンが開放可能に設けられているコンバインにおいて、フィードチェンを閉止させる際に、脱穀装置とフィードチェンとの総力伝達系の連結(芯合せ)を簡単にできるようにする。
【解決手段】脱穀装置の動力伝達系から脱穀装置の後部にあるカップリング部材291を介して、フィードチェン6の終端側に位置する駆動スプロケット276に動力伝達するように構成する。フィードチェン6の回動縦軸282は、駆動スプロケット276の近傍で且つ脱穀装置の外側方に離れて位置させる。平面視において回動縦軸282を通ってフィードチェン6の長手方向に延びる仮想直線Sに跨るように、カップリング部材291を位置させる。
【選択図】図9

Description

本願発明は、刈り取られた穀稈を脱穀して、脱穀物から精粒を選別・収集するコンバインに関するものである。
従来、コンバインは、エンジンが搭載された走行機体と、前記走行機体を支持する左右の走行部としての走行クローラ等と、操縦ハンドル及び運転座席を有する運転部と、圃場の未刈り穀稈を刈り取る刈取装置と、刈り取った穀稈を搬送するフィードチェンと、フィードチェンにて搬送される穀稈を脱穀する脱穀装置とを備えており、圃場の未刈り穀稈を連続的に刈り取って脱穀し、穀粒を収集するように構成されている。この種のコンバインにおいては、フィードチェンを脱穀装置の外側方に向けて開放可能に構成し、脱穀装置におけるフィードチェン周りを開放させることによって、脱穀装置内のメンテナンスを容易にする技術が公知になっている(特許文献1等参照)。
特開平10−304746号公報
特許文献1の構成では、フィードチェンの駆動スプロケットが始端側に位置している一方、フィードチェンの回動縦軸が終端側に位置している。そして、エンジンからの動力が伝達される機体側の動力伝達軸に、駆動スプロケットの駆動軸を係脱可能に構成し、動力伝達軸からこれに係合した駆動軸に動力伝達することによって、フィードチェンを駆動させている。このように駆動スプロケット(駆動軸)とフィードチェンの回動縦軸との間の前後距離が離れていることから、機体側の動力伝達軸とフィードチェン側の駆動軸との間である程度の芯ズレが生じ易い。このため、フィードチェンを閉止させるたびに芯合せ作業をせざるを得ず、作業性の点で改善の余地があった。また、動力伝達軸と駆動軸とを無理に係合させれば、破損したりや動力伝達不能になったりするという懸念もあった。
そこで、本願発明は、上記のような現状を改善したコンバインを提供することを技術的課題とするものである。
請求項1の発明は、脱穀装置の一側方に、刈取穀稈を搬送するためのフィードチェンが開放可能に設けられているコンバインであって、前記脱穀装置の動力伝達系から前記脱穀装置の後部にあるカップリング部材を介して、前記フィードチェンの終端側に位置する駆動スプロケットに動力伝達するように構成されており、前記フィードチェンの回動縦軸は、前記駆動スプロケットの近傍で且つ前記脱穀装置の外側方に離れて位置しており、平面視において前記回動縦軸を通って前記フィードチェンの長手方向に延びる直線に跨るように、前記カップリング部材が位置しているというものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載したコンバインにおいて、前記駆動スプロケットのスプロケット軸を回転可能に軸支するように外側面側に配置された軸支板を、前記フィードチェンと共に開閉回動するチェンフレーム体に取り付けることによって、前記駆動スプロケットが前記フィードチェンと共に開閉回動するように構成されており、前記軸支板を、側面視で前記駆動スプロケットの前後に跨って延出させているというものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載したコンバインにおいて、前記軸支板が前高後低状に傾斜して配置されているというものである。
請求項1の発明によれば、脱穀装置の一側方に、刈取穀稈を搬送するためのフィードチェンが開放可能に設けられているコンバインであって、前記脱穀装置の動力伝達系から前記脱穀装置の後部にあるカップリング部材を介して、前記フィードチェンの終端側に位置する駆動スプロケットに動力伝達するように構成されており、前記フィードチェンの回動縦軸は、前記駆動スプロケットの近傍で且つ前記脱穀装置の外側方に離れて位置しており、平面視において前記回動縦軸を通って前記フィードチェンの長手方向に延びる直線に跨るように、前記カップリング部材が位置しているから、前記回動縦軸回りの前記フィードチェンの側方回動にて前記脱穀装置の一側部を容易に開放でき、前記脱穀装置内の保守点検や受け網交換等の作業性が向上する。前記駆動スプロケットを前記フィードチェン側に組み込んだ状態で、前記フィードチェンを前記脱穀装置の一側方に回動させるので、前記フィードチェンへの動力伝達系(前記カップリング部材)の分離連結操作が簡単である。
特に、前記フィードチェンの回動縦軸は、前記駆動スプロケットの近傍で且つ前記脱穀装置の外側方に離れて位置しており、平面視において前記回動縦軸を通って前記フィードチェンの長手方向に延びる直線に跨るように、前記カップリング部材が位置しているから、前記脱穀装置(前記カップリング部材)に対する前記フィードチェンの組付け精度のバラツキを吸収し易く、前記フィードチェンを閉じる際に、前記フィードチェンと前記脱穀装置との動力伝達系の連結(前記カップリング部材の連結・芯合せ)をスムーズに行える。このため、前記脱穀装置(前記カップリング部材)に対する前記フィードチェンの組付け精度を極端に高める(シビアに調整する)必要がなく、コスト低減及び生産性向上を図れるという効果を奏する。
請求項2の発明によると、請求項1に記載したコンバインにおいて、前記駆動スプロケットのスプロケット軸を回転可能に軸支するように外側面側に配置された軸支板を、前記フィードチェンと共に開閉回動するチェンフレーム体に取り付けることによって、前記駆動スプロケットが前記フィードチェンと共に開閉回動するように構成されており、前記軸支板を、側面視で前記駆動スプロケットの前後に跨って延出させているから、前記駆動スプロケットの外側面側は、前後に長い前記軸支板にて覆われることになる。このため、前記駆動スプロケットや前記フィードチェンに、脱穀後の排藁やハカマ等が巻き付くのを効果的に防止できるという効果を奏する。
請求項3の発明によると、請求項2に記載したコンバインにおいて、前記軸支板が前高後低状に傾斜して配置されているから、前記フィードチェンにて送られてきた排藁が前記軸支板に引っ掛かり難くなる。従って、前記軸支板付近(前記フィードチェンの搬送最後部付近)での藁詰まりを抑制できるという効果を奏する。
4条刈り用のコンバインの左側面図である。 コンバインの平面図である。 脱穀装置の左側面断面図である。 コンバインの動力伝達系統図である。 穀物選別機構の動力伝達系を示す側面説明図である。 フィードチェンの支持構造を示す左側面説明図である。 フィードチェンの拡大平面図である。 フィードチェンの搬送終端側の拡大側面説明図 フィードチェンの搬送終端側の拡大平面断面図 前ロック部材の拡大平面図である。 前ロック部材の拡大正面図である。 フィードチェンの搬送終端側の拡大斜視説明図 フィードチェンを開いた状態の斜視説明図である。
以下に、本願発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、走行機体1の前進方向に向かって左側を単に左側と称し、同じく前進方向に向かって右側を単に右側と称する。
(1).コンバインの全体構造
まず、主に図1及び図2を参照しながら、コンバインの全体構造について説明する。図1及び図2に示す如く、実施形態のコンバインは、左右一対の走行クローラ2(走行部)にて支持された走行機体1を備えている。走行機体1の前部には、穀稈を刈取る4条刈り用の刈取装置3が、単動式の昇降用油圧シリンダ4によって刈取回動支点軸4a回りに昇降調節可能に装着されている。走行機体1には、フィードチェン6を有する脱穀装置5と、脱穀後の穀粒を貯留するグレンタンク7とが横並び状に搭載されている。なお、脱穀装置5が走行機体1の前進方向に向かって左側に配置され、グレンタンク7が走行機体1の前進方向に向かって右側に配置されている(図2参照)。
グレンタンク7の後方から上方にかけてグレンタンク7内の穀粒を機体外部に排出する排出オーガ8が配設されている。排出オーガ8の縦オーガ8aを中心として、グレンタンク7の前部を機体側方へ回動できるように構成されている。グレンタンク7の前方で走行機体1の右側前部には、運転部10が設けられている。運転部10には、オペレータが搭乗するステップ10a、運転座席10b、操向ハンドル10cや各種の操作レバーやスイッチ等を備えた操作装置を配置している。走行機体1における運転座席10bの下方の箇所には、動力源としてのエンジン20が配置されている。エンジン20の前方で且つ両走行クローラ2の間には、エンジン20からの動力を適宜変速して両走行クローラ2に伝達するためのミッションケース19が配置されている。
図1及び図2に示すように、走行機体1の下面側に左右のトラックフレーム21を配置している。トラックフレーム21には、走行クローラ2にエンジン20の動力を伝える駆動スプロケット22と、走行クローラ2のテンションを維持するテンションローラ23と、走行クローラ2の接地側を接地状態に保持する複数のトラックローラ24とが設けられている。駆動スプロケット22によって走行クローラ2の前側を支持し、テンションローラ23によって走行クローラ2の後側を支持し、トラックローラ24によって走行クローラ2の接地側を支持している。
図1及び図2に示す如く、刈取装置3には、圃場の未刈り穀稈を引起す4条分の穀稈引起装置31と、圃場の未刈り穀稈の株元を切断するバリカン式の刈刃装置32と、穀稈引起装置31からフィードチェン6の前端部(送り始端側)に刈取り穀稈を搬送する穀稈搬送装置33とを備えている。エンジン20にて走行クローラ2を駆動して圃場内を移動しながら、刈取装置3を駆動して圃場の未刈り穀稈を連続的に刈り取る。この場合、穀稈引起装置31によって圃場の未刈り穀稈が引き起こされ、刈刃装置32によって未刈り穀稈の株元が切断され、穀稈引起装置31によってフィードチェン6の前端部に刈取り穀稈が搬送される。なお、穀稈引起装置31の下部前方には、圃場の未刈り穀稈を分草する4条分の分草体38aが突設されている。
脱穀装置5には、穀稈脱穀用の扱胴51と、扱胴51の下方に落下する脱穀物を選別する揺動選別盤52と、揺動選別盤52に選別風を供給する唐箕ファン53と、揺動選別盤52の後部の排塵を機外に排出する排塵ファン61とを備えている。扱胴51の下方には、扱胴51と揺動選別盤52とを区画する受け網60が張設されている。刈取装置3から穀稈搬送装置33によって搬送された穀稈の株元側はフィードチェン6に受け継がれて挟持搬送される。そして、穀稈の穂先側が脱穀装置5の扱室173(図5参照)内に搬入されて扱胴51にて脱穀される。なお、扱胴51を回転させる扱胴回転軸158(図5参照)は、フィードチェン6による穀稈の搬送方向(換言すると走行機体1の進行方向)に沿って延びている。また、扱胴51は、図11において扱胴回転軸158回りの時計方向に回転駆動するように構成されている。
図1及び図2に示す如く、フィードチェン6の後端側(送り終端側)には、排藁チェン62が配置されている。フィードチェン6の後端側から排藁チェン62に受け継がれた排藁(穀粒が脱粒された稈)は、長い状態で走行機体1の後方に排出されるか、又は脱穀装置5の後方側に設けた排藁カッタ63にて適宜長さに短く切断されたのち、走行機体1の後方下方に排出される。
揺動選別盤52の下方側には、揺動選別盤52にて選別された穀粒(一番物)を取り出す一番コンベヤ55と、穀粒、藁屑及び枝梗付き穀粒等が混在した二番物を取り出す二番コンベヤ56とが設けられている。なお、走行機体1の前進方向前側から一番コンベヤ55、二番コンベヤ56の順で、側面視において走行機体1の上面側のうち走行クローラ2の後部上方に横設されている。
揺動選別盤52は、扱胴51の下方に落下した脱穀物を、揺動選別(比重選別)するように構成している。揺動選別盤52から落下した穀粒(一番物)は、その穀粒中の粉塵が唐箕ファン53からの選別風によって除去され、一番コンベヤ55に落下する。一番コンベヤ55のうち脱穀装置5におけるグレンタンク7寄りの右側壁から外向きに突出した終端部には、上下方向に延びる揚穀筒57が連通接続されている。一番コンベヤ55から取り出された穀粒は、揚穀筒57内の揚穀コンベヤ159(図4参照)にてグレンタンク7に搬入され、グレンタンク7の内部に収集される。
揺動選別盤52は、揺動選別(比重選別)によって、枝梗付き穀粒等の二番物を二番コンベヤ56に落下させるように構成されている。二番コンベヤ56によって取り出された二番物は、還元筒58内の還元コンベヤ160(図4参照)及び再処理装置59を介して、揺動選別盤52の上面側に戻されて再選別される。また、扱胴51からの脱穀物中の藁屑及び粉塵等は、唐箕ファン53からの選別風と排塵ファン61の吸排塵作用とにより、走行機体1の後部から圃場に向けて排出される。前述した揺動選別盤52、唐箕ファン53、一番コンベヤ55、二番コンベヤ56並びに排塵ファン61等によって、穀物選別機構65(図1参照)が構成されている。
(2).脱穀装置の詳細構造
次に、図3を参照しながら、脱穀装置5の詳細構造について説明する。前述の通り、脱穀装置5には、扱胴51と揺動選別盤52と唐箕ファン53と排塵ファン61とを備えている。脱穀装置5における揺動選別盤52の上方に、前仕切壁174と後仕切壁175とで前後を区画された扱室173が設けられている。扱胴51は前後仕切壁174,175間に位置しており、当該両仕切壁174,175に扱胴回転軸158が回転可能に軸支されている。前仕切壁174の下方に、フィードチェン6にて刈取穀稈の穂先側が搬入される供給口176が設けられている一方、後仕切壁175の下方には、フィードチェン6にて刈取穀稈(排藁)の穂先側が搬出される排藁口177が設けられている。
扱室173内のうちフィードチェン6から遠い側(グレンタンク7側)には、扱胴51の略下半部を囲う支持枠178が取り付けられていて、当該支持枠178に受け網60が張設されている。支持枠178の前後長さは、扱室173の前後長さ、すなわち前後仕切壁174,175の配置間隔より短く設定されている。実施形態の支持枠178は、前部を前仕切壁174側に寄せ、後部を後仕切壁175側から離した状態で扱室173内に配置されている。このため、支持枠178と後仕切壁175との間には、後ろ及び下向きに開口した開口スペースが形成されていて、当該開口スペースが扱室173後部の排藁口177になっている。この場合、フィードチェン6にて挟持搬送される刈取穀稈の穂先側は、前仕切壁174の下方に位置する供給口176から扱室173内に入り、扱胴51と受け網60との間を通過して、後仕切壁175の下方に位置する排藁口177から排藁チェン62へ向けて送り出されることになる。
受け網60の下方に位置する揺動選別盤52は、脱穀装置5の外形を構成する脱穀機筐180に、揺動軸162及び前後一対のガイドレール181,182を介して、前方斜め下向きと後方斜め上向きとに往復移動可能に配置されている。エンジン20からの動力による揺動軸162の回動作用によって、揺動選別盤52は前方斜め下向き乃至後方斜め上向きに往復移動する。
揺動選別盤52には、受け網60の下方に位置するフィードパン183、フィードパン183の後方に位置するチャフシーブ184、チャフシーブ184と一番コンベヤ55との間に位置するグレンシーブ185、チャフシーブ184の後方に位置するストローラック186を備えている。チャフシーブ184の上面側のうち排藁口177の下方には、排藁板187が設けられている。排藁板187の後部側には、脱穀物を後方且つ機体中央側へ案内するための複数の篩線188が取り付けられている。
扱胴51にて脱穀され受け網60から漏れ落ちた脱穀物は、往復移動する揺動選別盤52のフィードパン183上に落下して揺動選別(比重選別)をされながら、後方のチャフシーブ184に送られる。チャフシーブ184上の脱穀物は、当該チャフシーブ184自体にて揺動選別をされると共に、唐箕ファン53から後ろ向きに流れる選別風を受ける。このような揺動選別及び風選別の相互作用により、脱穀物は穀粒と藁屑とに分離される。なお、実施形態のフィードパン183は、前部右側(グレンタンク7寄りの前部)から後部左側(フィードチェン6寄りの後部)に向けて後方斜め下向きに傾斜した板状のものである。当該傾斜面によって、扱胴51にて脱穀された脱穀物はフィードパン183上をフィードチェン6に向かって転がる(拡散する)ことになる。
チャフシーブ184及びグレンシーブ185から落下した一番物は、その中の粉塵を唐箕ファン53からの選別風にて除去しながら一番コンベヤ55の箇所に集められる。チャフシーブ184及びグレンシーブ185を通過できなかった二番物は、ストローラック186等から落下して、一番コンベヤ55の後方にある二番コンベヤ56の箇所に集められる。なお、チャフシーブ184上の比較的軽い藁屑は、排塵ファン61に吸い込まれて、その後方に形成された吸引排出口189から機外に排出される。また、チャフシーブ184上の比較的重い藁屑は、ストローラック186上を経て、揺動選別盤52の後方に形成された揺動排出口190(いわゆる三番口)から機外へ排出される。
(3).コンバインの動力伝達系
次に、図4及び図5を参照しながら、コンバインの動力伝達系について説明する。エンジン20からの動力の一方は、走行クローラ2(刈取装置3)と脱穀装置5との2方向に分岐して伝達される。エンジン20からの他の動力は排出オーガ8に向けて伝達される。エンジン20から走行クローラ2に向かう分岐動力は一旦、プーリ・ベルト伝動系を介して、ミッションケース19に伝達される。この場合、エンジン20からの分岐動力は、ミッションケース19等にて適宜変速され、ミッションケース19から左右外向きに突出した駆動出力軸151を介して左右の駆動スプロケット22に出力される。ミッションケース19には、駆動出力軸151とは別に刈取PTO軸152が突設されている。ミッションケース19から刈取PTO軸152に伝達された変速動力は、刈取クラッチ153の入り作動にて、横長の刈取回動支点軸4a(図1参照)内にある刈取入力軸154を介して、刈取装置3の各装置31〜33に伝達される。この場合、刈取装置3の各装置31〜33は、走行機体1の走行速度(車速)と同調した速度で駆動することになる。
エンジン20からの動力のうち脱穀装置5に向かう分岐動力は、脱穀クラッチ155を介して、唐箕ファン53を回転駆動させるための唐箕ファン軸156に伝達される。唐箕ファン軸156に伝達された動力の一部は、プーリ・ベルト伝動系を介して、扱胴入力軸157に伝達され、扱胴入力軸157から、扱胴回転軸158と排藁チェン62とに伝達される。
また、唐箕ファン軸156からは、プーリ・ベルト伝動系を介して、一番コンベヤ55と揚穀コンベヤ159、二番コンベヤ56と還元コンベヤ160と再処理胴161、揺動選別盤52の揺動軸162、排塵ファン61の排塵軸163、並びに排藁カッタ63にも動力伝達される。排塵軸163を経由した分岐動力は、フィードチェン軸164を介してフィードチェン6に伝達される。なお、扱胴入力軸157からの動力は、刈取装置3に一定回転力を伝達する流し込みクラッチ165を介して刈取入力軸154に伝達可能である。すなわち、ミッションケース19を経由せずに、エンジン20からの動力を刈取装置3に直接伝達することによって、車速の速い遅いに拘らず、一定の高速回転数にて刈取装置3を強制駆動させることが可能になっている。
エンジン20から排出オーガ8に向かう動力は、グレン入力ギヤ機構166及び動力継断用のオーガクラッチ167を介して、グレンタンク7内の底コンベヤ168及び排出オーガ8における縦オーガ8a内の縦コンベヤ169に伝達され、次いで、受継スクリュー170を介して、排出オーガ8における横オーガ内の排出コンベヤ171に動力伝達される。
図4及び図5を用いて、穀物選別機構65の動力伝達系をより詳しく説明する。唐箕ファン軸156に設けられた唐箕プーリ241と、一番コンベヤ55の回転軸である一番軸242に設けられた二連の一番プーリ243の一方とには、伝動上流ベルト244が巻き掛けられている。伝動上流ベルト244には、これを緊張させる第1テンションプーリ245を外側から押圧当接させている。
一番プーリ243の他方には伝動下流ベルト246が巻き掛けられている。伝動下流ベルト246は、二番コンベヤ56の回転軸である二番軸247に設けられた二番プーリ248と、二番軸247の上方にある中継軸249に固着された二連の中継プーリ250の一方と、排塵軸163の近傍にある排塵駆動軸251に設けられた二連の排塵駆動プーリ252の一方とに掛け回されている。伝動下流ベルト246のうち一番プーリ243と二番プーリ248との間には、これを緊張させる第2テンションプーリ253を外側から押圧当接させている。二連の中継プーリ250の他方と、揺動軸162に設けられた揺動プーリ254とに、揺動ベルト255が巻き掛けられている。排塵駆動プーリ252の他方と、排藁カッタ63の回転軸であるカッタ入力軸256に設けられたカッタ入力プーリ257とに、カッタ入力ベルト258が巻き掛けられている。
排塵駆動軸251は、排塵ギヤ機構259を介して排塵軸163とカウンタ軸260とに動力伝達可能に連結されている。排塵駆動軸251に伝達された回転動力は、排塵ギヤ機構259を経由して排塵軸163とカウンタ軸260とに伝達され、カウンタ軸260からフィードチェン軸164を介してフィードチェン6に伝達される。詳細は後述するが、フィードチェン軸164は、カップリング部材291を介してフィードチェン6の駆動スプロケット276に連動連結するように構成されている。
(4).フィードチェン及びその周辺の詳細構造
次に、図5〜図13を参照しながら、フィードチェン6及びその周辺の詳細構造について説明する。図6に示すように、扱室173のうち上面及び左側面上部(フィードチェン6側の側面上部)は、左右中央側の部位(グレンタンク7寄りの部位)を中心にして上下開閉回動可能な上部カバー体268にて覆われている。フィードチェン6は、脱穀装置5の一側方(左側方)に、その後部側を支点にして横方向に開閉回動可能に配置されている。上部カバー体268の左側面の内側には、フィードチェン6に上方から対峙して刈取穀稈の株元側をフィードチェン6と共に挟持する挟扼杆269が、フィードチェン6に接離するように昇降動可能に取り付けられている。刈取装置3から搬送された刈取穀稈の株元側はフィードチェン6に受け継がれ、フィードチェン6と挟扼杆269とによって後方に向けて挟持搬送される。なお、図1、図5及び図6に示すように、フィードチェン6の左側方は、着脱可能なフィードチェンカバー266にて覆われている。穀物選別機構245の左側方は、前後に分割形成されて着脱可能な選別カバー267にて覆われている。
フィードチェン6は、脱穀装置5の一側方(左側方)に位置するチェンフレーム体270を備えている。チェンフレーム体270は、前後長手で後方に向けて上り勾配を形成するチェンレール271と、チェンレール271の下方に位置する前後長手の下部フレーム272と、チェンレール271及び下部フレーム272の前部側をつなぐ前部縦パイプ273と、チェンレール271及び下部フレーム272の後部側をつなぐ後部縦パイプ274とを有している。
前部縦パイプ273の上部側は、チェンレール271の長手中途部(中央より少し前側)に溶接等にて固定されている。前部縦パイプ273の下部側は、下部フレーム272の前端側に溶接等にて固定されている。後部縦パイプ274の上部側は、フィードチェン6を挟んだ左右に振り分けて配置された巻付防止用の案内板体275を介して、チェンレール271の後端側に連結されている。後部縦パイプ274の下部側は、下部フレーム272の後端側に溶接等にて固定されている。
左右の案内板体275の間に、フィードチェン軸164(図4参照)からの動力伝達にて回転可能な駆動スプロケット276が配置されている。チェンレール271の前端部には、従動スプロケット277が回転可能に軸支されている。これら両スプロケット276,277にフィードチェン6が巻き掛けられている。フィードチェン6は、図5及び図6の側面視で時計方向に周回するように構成されている。
図5〜図9及び図12に示すように、脱穀機筐180の骨組をなす後部左支柱278に、上下に延びる支持パイプ279が固着されている。支持パイプ279の上下2箇所に筐体側ステー280が設けられている。一方、後部縦パイプ274は略コ字状に折り曲げ形成されていて、後部縦パイプ274の横向き上下端側にはそれぞれ連結ステー281が固定されている。それぞれ対応するステー280,281同士を、回動縦軸としての縦向きの枢支ピン282にて枢着することによって、後部縦パイプ274(チェンフレーム体270)ひいてはフィードチェン6が横方向に開閉回動可能になっている。フィードチェン6の回動縦軸である枢支ピン282は、駆動スプロケット276の近傍で、且つ、脱穀機筐180(脱穀装置5)の外側方に離れて位置している。実施形態では、駆動スプロケット276より後方の箇所で、且つ、脱穀機筐180の左外側方に離れて位置している。なお、フィードチェン6を閉じた状態では、後部縦パイプ274の横向き上下端側が脱穀機筐180側に突出して、脱穀機筐180の左側部と後部縦パイプ274との間にスペースが形成される。当該スペースに排塵駆動プーリ252を位置させている。つまり、後部縦パイプ274は、排塵駆動プーリ252及びカッタ入力ベルト258との干渉を回避するために、略コ字状に折り曲げられている。
左右の案内板体275は、フィードチェン6の搬送下流側を跨ぐ案内基台283にボルト締結されている。右案内板体275は、側面視逆L字状の補強パイプ284に溶接等にて固定されている。補強パイプ284の後ろ向き上端側は、後部縦パイプ274の上連結ステー281に溶接等にて固定されている。補強パイプ284の下端側は、下部フレーム272の後寄りの中途部に溶接等にて固定されている。左案内板体275は、前側に位置する巻付防止板275aと、駆動スプロケット276のスプロケット軸288を回転可能に軸支する軸支板275bとに分割して構成されている。巻付防止板275aは案内基台283の左側面にボルト締結されている。軸支板275bの前部側は、案内基台283の左側面にボルト締結され、後部側は、後部縦パイプ274の上部に溶接固定された連結ブラケット285にボルト締結されている。
図5、図6、図8及び図12に示すように、左案内板体275を構成する軸支板275bは側面視で前後に跨って延出している。この場合、軸支板275bは前高後低状に傾斜している。つまり、側面視において、フィードチェン6の搬送方向と軸支板275bの上端縁とのなす角度が鈍角になっていて、フィードチェン6にて送られてきた排藁を軸支板275bに引っ掛かり難くしている。なお、連結ブラケット285とフィードチェン6の間には、その後方にある排塵駆動プーリ252への藁及びハカマ等の巻付きを防止する遮蔽板286の上部側が位置している。遮蔽板286は下部フレーム272に向けて下向きに延長している。
図7及び図9に示すように、脱穀機筐180の左側面後部には、フィードチェン6より内側に、排塵ギヤ機構259等を内蔵する駆動ケース287が設けられている。駆動ケース286から左外向きに突出するフィードチェン軸164の突出端側には、駆動スプロケット276の軸心部に形成された係合穴289に着脱可能に嵌る係合爪部290が設けられている。スプロケット軸288は、駆動スプロケット276のうち係合穴289と反対側の左外向きに突出している。
フィードチェン6を閉じると、フィードチェン軸164の係合爪部290が駆動スプロケット276の係合穴289に相対回転不能に嵌合(連動連結)する。この状態で、フィードチェン軸164(係合爪部290)と駆動スプロケット276のスプロケット軸288とは同心状に位置する。フィードチェン軸164から駆動スプロケット276に回転動力が伝達され、フィードチェン6が図5及び図6の側面視で時計方向に周回することになる。駆動スプロケット276の係合穴289と、フィードチェン軸164の係合爪部290とが、フィードチェン軸164と駆動スプロケット276とを連動連結させるカップリング部材291を構成している。図9に詳細に示すように、平面視において枢支ピン282(回動縦軸)を通ってフィードチェン6の長手方向に延びる仮想直線Sに跨るように、カップリング部材291(係合穴289及び係合爪部290)が位置している。
図5〜図9及び図13に示すように、チェンフレーム体270の左右方向内側には、扱胴51の左側面下部を覆う扱胴側部カバー292が設けられている。扱胴側部カバー292は、刈取穀稈と干渉しないように、フィードチェン6の搬送面より下側に位置していて、フィードチェン6を閉じた状態では、扱室173の左側面下部を構成している。この場合、扱胴側部カバー292の上部側はチェンレール271に固定され、下部側は下部フレーム272に固定されている。チェンフレーム体270の左右方向内側のうち扱胴側部カバー292より後方には、フィードチェン6と駆動ケース287との間を区画する後側部仕切カバー293が設けられている。後側部仕切カバー293には、駆動スプロケット276の係合穴289に対応する挿通穴と、後述する後ロック部材311に対応する挿通穴とが空いていて(図示省略)、フィードチェン軸164の係合爪部290との嵌脱や、後ロック部材311による係脱解除操作を妨げないのは言うまでもない。フィードチェン6を脱穀装置5の左側方に開き回動する際は、扱胴側部カバー292、後側部仕切カバー293及び駆動スプロケット276等も含めて、左側方に一緒に開き回動することになる。
図7、図10及び図11に示すように、下部フレーム272の前端側に設けられた前支点台295には、前回動軸296が立設されている一方、扱室173における前仕切壁174の前面左側から突出する前支点ブラケット297には、前係止ピン298が立設されている。下部フレーム272側の前回動軸296には、扱室173側の前係止ピン298に係脱可能に引っ掛かり係合する前フックレバー299が回動可能に設けられている。前フックレバー299は、前係止ピン298に引っ掛かり係合する方向に、前引張ばね300にて常時付勢されている。フィードチェン6を閉じる際に、下部フレーム272側の前フックレバー299が扱室173側の前係止ピン298に引っ掛かり係合することによって、フィードチェン6が閉じた姿勢に維持される。前フックレバー299や前係止ピン298等が前ロック部材301を構成している。
図7〜図9に示すように、補強パイプ284の中途部に設けられた後支点台305には、後回動軸306が立設されている一方、脱穀機筐180の左側面後部のうち駆動ケース287の前方側から突出する後支点ブラケット307には、後係止ピン308が立設されている。補強パイプ284側の後回動軸306には、脱穀装置5側の後係止ピン308に係脱可能に引っ掛かり係合する後フックレバー309が回動可能に設けられている。後フックレバー309は、後係止ピン308に引っ掛かり係合する方向に、後引張ばね(図示省略)にて常時付勢されている。フィードチェン6を閉じる際に、補強パイプ284側の後フックレバー309が脱穀装置5側の後係止ピン308に引っ掛かり係合することによって、フィードチェン6が閉じた姿勢に維持される。後フックレバー309や後係止ピン308等が後ロック部材311を構成している。すなわち、フィードチェン6は、前後2箇所のロック部材301,311にて閉じた姿勢に係止維持される。
上記の記載並びに図9から明らかなように、脱穀装置5の一側方に、刈取穀稈を搬送するためのフィードチェン6が開放可能に設けられているコンバインであって、前記脱穀装置5の動力伝達系から前記脱穀装置5の後部にあるカップリング部材291を介して、前記フィードチェン6の終端側に位置する駆動スプロケット276に動力伝達するように構成されており、前記フィードチェン6の回動縦軸282は、前記駆動スプロケット276の近傍で且つ前記脱穀装置5の外側方に離れて位置しており、平面視において前記回動縦軸282を通って前記フィードチェン6の長手方向に延びる仮想直線Sに跨るように、前記カップリング部材291が位置しているから、前記回動縦軸282回りの前記フィードチェン6の側方回動にて前記脱穀装置5の一側部を容易に開放でき、前記脱穀装置5内の保守点検や受け網60交換等の作業性が向上する。前記駆動スプロケット276を前記フィードチェン6側に組み込んだ状態で、前記フィードチェン6を前記脱穀装置5の一側方に回動させるので、前記フィードチェン6への動力伝達系(前記カップリング部材291)の分離連結操作が簡単である。
特に、前記フィードチェン6の回動縦軸282は、前記駆動スプロケット276の近傍で且つ前記脱穀装置5の外側方に離れて位置していて、平面視において前記回動縦軸282を通って前記フィードチェン6の長手方向に延びる仮想直線Sに跨るように、前記カップリング部材291が位置しているから、前記脱穀装置5(前記カップリング部材291)に対する前記フィードチェン6の組付け精度のバラツキを吸収し易く、前記フィードチェン6を閉じる際に、前記フィードチェン6と前記脱穀装置5との動力伝達系の連結(前記カップリング部材291の連結・芯合せ)をスムーズに行える。このため、前記脱穀装置5(前記カップリング部材291)に対する前記フィードチェン6の組付け精度を極端に高める(シビアに調整する)必要がなく、コスト低減及び生産性向上を図れるという効果を奏する。
また、上記の記載並びに図5、図6、図8及び図12から明らかなように、前記駆動スプロケット276のスプロケット軸288を回転可能に軸支するように外側面側に配置された軸支板275bを、前記フィードチェン6と共に開閉回動するチェンフレーム体270に取り付けることによって、前記駆動スプロケット276が前記フィードチェン6と共に開閉回動するように構成されており、前記軸支板275bを、側面視で前記駆動スプロケット276の前後に跨って延出させているから、前記駆動スプロケット276の外側面側は、前後に長い前記軸支板275bにて覆われることになる。このため、前記駆動スプロケット276や前記フィードチェン6に、脱穀後の排藁やハカマ等が巻き付くのを効果的に防止できるという効果を奏する。
更に、上記の記載並びに図5、図6、図8及び図12から明らかなように、前記軸支板275bが前高後低状に傾斜して配置されているから、前記フィードチェン6にて送られてきた排藁が前記軸支板275bに引っ掛かり難くなる。従って、前記軸支板275b付近(前記フィードチェン6の搬送最後部付近)での藁詰まりを抑制できるという効果を奏する。
なお、本願発明は、前述の実施形態に限らず、様々な態様に具体化できる。各部の構成は図示の実施形態に限定されるものではなく、本願発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
S 仮想直線
1 走行機体
5 脱穀装置
6 フィードチェン
270 チェンフレーム体
275 左右の案内板体
275b 軸支板
276 駆動スプロケット
282 枢支ピン(回動縦軸)
291 カップリング部材

Claims (3)

  1. 脱穀装置の一側方に、刈取穀稈を搬送するためのフィードチェンが開放可能に設けられているコンバインであって、
    前記脱穀装置の動力伝達系から前記脱穀装置の後部にあるカップリング部材を介して、前記フィードチェンの終端側に位置する駆動スプロケットに動力伝達するように構成されており、
    前記フィードチェンの回動縦軸は、前記駆動スプロケットの近傍で且つ前記脱穀装置の外側方に離れて位置しており、平面視において前記回動縦軸を通って前記フィードチェンの長手方向に延びる直線に跨るように、前記カップリング部材が位置している、
    コンバイン。
  2. 前記駆動スプロケットのスプロケット軸を回転可能に軸支するように外側面側に配置された軸支板を、前記フィードチェンと共に開閉回動するチェンフレーム体に取り付けることによって、前記駆動スプロケットが前記フィードチェンと共に開閉回動するように構成されており、前記軸支板を、側面視で前記駆動スプロケットの前後に跨って延出させている、
    請求項1に記載したコンバイン。
  3. 前記軸支板が前高後低状に傾斜して配置されている、
    請求項2に記載したコンバイン。
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