JP2011151522A - 撮影装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】音声認識のためにマイクを新たに加えることなく、音声認識を確実に実行できる撮影装置を提供する。
【解決手段】撮影レンズ104と、撮影レンズ104が形成した像から画像データを取得するための撮像素子106と、撮像素子106が取得した画像データに基づいて像を表示するモニタ118と、音声を検出するマイクロフォン120と、記録された音声データを再生するスピーカ132と、音声再生のためにスピーカ132を駆動するスピーカ駆動アンプ128と、音声検出のためにスピーカの出力を検出するマイクアンプB130と、撮影装置を制御するシステムコントローラ100とを有し、システムコントローラ100は、再生動作に際してスピーカ駆動アンプ128を制御して音声データをスピーカ132から発音させ、再生動作以外の動作に際してマイクアンプB130の出力に基づき音声の認識を行い所定の動作を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】撮影レンズ104と、撮影レンズ104が形成した像から画像データを取得するための撮像素子106と、撮像素子106が取得した画像データに基づいて像を表示するモニタ118と、音声を検出するマイクロフォン120と、記録された音声データを再生するスピーカ132と、音声再生のためにスピーカ132を駆動するスピーカ駆動アンプ128と、音声検出のためにスピーカの出力を検出するマイクアンプB130と、撮影装置を制御するシステムコントローラ100とを有し、システムコントローラ100は、再生動作に際してスピーカ駆動アンプ128を制御して音声データをスピーカ132から発音させ、再生動作以外の動作に際してマイクアンプB130の出力に基づき音声の認識を行い所定の動作を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、撮影装置に関し、詳しくは、ユーザの音声を認識し、この認識された音声に基づいて動作する音声操作可能な撮影装置に関する。
従来より、音声によって撮影装置の制御を行うようにした撮影装置は種々提案されている。例えば、特許文献1には、音声を入力する音声入力手段、入力された音声を認識する音声認識手段、および認識結果に対応する制御内容に基づいてカメラの機能を制御する制御手段を有し、カメラを操作する際に音声入力手段を介して音声を入力し、入力された音声を音声認識手段により認識し、認識結果に基づいて制御手段によってカメラの機能を制御するカメラが開示されている。このカメラでは、絞り、シャッタ速度、動作モードの設定等、カメラの機能をユーザの音声によって自由に設定することができる。
また、デジタルカメラ等の撮影装置では、静止画撮影に加えて動画撮影も撮影可能な機種が増えてきている。動画撮影にあたっては、動画像と共に音声も記録するのが一般的であり、このため、これらの撮影装置は、撮影装置本体の前面(撮影レンズが配置されている側)に、マクロフォン(以下、マイクと略称する)が配置されている。
ユーザの音声によって撮影装置の機能を制御する場合、ユーザの音声入力用のマイクは、撮影装置の背面側(撮影レンズの配置されている面に対して反対側)に配置することが望ましい。動画撮影機能を有する撮影装置に、音声認識によってカメラ制御を行うようにするためには、撮影装置の前面側と背面側にそれぞれマイクが必要となり、前後で2つのマイクを配置することとなる。しかし、音声認識機能を追加するために、撮影装置の背面側にマイクを追加することは、撮影装置が大型化してしまい好ましくない。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、音声認識のためにマイクを新たに加えることなく、音声認識を確実に実行できる撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため第1の発明に係わる撮影装置は、ユーザの音声を認識すると共に、この認識された音声に基づいて音声操作可能な撮影装置において、撮影レンズと、上記撮影レンズが形成した像から画像データを取得するための撮像部と、上記撮像部が取得した画像データに基づいて上記像を表示するモニタと、音声を検出するマイクロフォンと、記録された音声データを再生するスピーカと、音声再生のために上記スピーカを駆動する再生回路と、音声検出のために上記スピーカの出力を検出する検出回路と、撮影装置を制御するコントローラとを有し、上記コントローラは、再生動作に際して上記再生回路を制御して上記音声データを上記スピーカから発音させ、この再生動作以外の動作に際して上記検出回路の出力に基づき音声の認識を行い所定の動作を行う。
第2の発明に係わる撮影装置は、上記第1の発明において、上記マイクロフォンは上記撮影装置の本体の前面に配置され、上記スピーカは上記撮影装置の本体の背面に配置される。
第3の発明に係わる撮影装置は、上記第1の発明において、音声を所定のフォーマットに変換し、上記コントローラに出力する音声コーデック回路と、上記マイクロフォンおよび上記検出回路から出力される音声信号のいずれかを選択して上記音声コーデック回路に切り換える音声入力切替回路と、を更に有する。
第4の発明に係わる撮影装置は、撮影レンズが形成した像から画像データを取得するための撮像部と、上記撮像部が取得した画像データを記録する記録部と、撮影装置の背面に配置され、上記記録部に記録された画像データの再生時に、記録された音声データを再生するスピーカと、上記撮像部による撮影時に、上記スピーカから出力される音声信号を検出する検出回路と、を有する。
第4の発明に係わる撮影装置は、撮影レンズが形成した像から画像データを取得するための撮像部と、上記撮像部が取得した画像データを記録する記録部と、撮影装置の背面に配置され、上記記録部に記録された画像データの再生時に、記録された音声データを再生するスピーカと、上記撮像部による撮影時に、上記スピーカから出力される音声信号を検出する検出回路と、を有する。
本発明によれば、音声認識のためにマイクを新たに加えることなく、音声認識を確実に実行できる撮影装置を提供することができる。
以下、図面に従って本発明を適用した電子カメラを用いて好ましい実施形態について説明する。本発明の好ましい一実施形態に係わる電子カメラは、デジタルカメラであり、撮像部を有し、この撮像部によって被写体像を画像データに変換し、この変換された画像データに基づいて、被写体像を本体の背面に配置した表示部にライブビュー表示する。撮影者はライブビュー表示を観察することにより、構図やシャッタチャンスを決定する。レリーズ操作時には、画像データが記録媒体に記録される。記録媒体に記録された画像データは、再生モードを選択すると、表示部に再生表示することができる。
図1は、本実施形態に係わる電子カメラ1の主として電気的構成を示すブロック図である。システムコントローラ100は、フラッシュROM110に格納されているプログラム従って電子カメラ1の各種動作の処理を行うCPUおよび画像処理回路(不図示)を有する。また、システムコントローラ100は、音声の記録・再生・認識に関連する動作を実行する音声記録制御部100a、音声認識を行う音声認識部100b、および音声の再生制御を行う音声再生制御部100cを有する。なお、音声記録制御部100a、音声認識部100b、音声再生制御部100cは、ハードで構成してもよく、またプログラムによってソフトウエア的に構成してもよい。
音声記録制御部100aは、音声コーデック回路126を制御し、マイク120からの音声信号を所定の音声データに変換し、記録メディア114に記録する。音声認識部100bは、スピーカ132からの出力される音声信号に基づいて、ユーザの発したカメラ動作を指示する言葉を認識し、認識結果を出力する。音声再生制御部100cは、記録メディア114に記録された音声ファイルを読み出し、音声コーデック回路126を制御し、音声ファイルの再生処理を行う。
システムコントローラ100には、カメラ操作スイッチ102、フォーカス/ズーム機構105、撮像素子IF回路108、フラッシュROM110、SDRAM112、記録メディア114、モニタ駆動回路116、音声入力切替回路124、音声コーデック回路126、スピーカ駆動アンプ128、マイクアンプB130、マイクアンプA122、が接続されている。
撮影レンズ104は、被写体光束を集光し、被写体像を撮像素子106の受光面に結像させる。フォーカス/ズーム機構105は、撮影レンズ104を構成する光学系の一部あるいは全体を駆動し、焦点調節動作と焦点距離変更動作を行うための機構である。
撮像素子106は、撮影レンズ104の光軸上に配置され、撮影レンズ104が形成した被写体像を光電変換し、電気信号に変換する光電変換デバイスであり、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等によって構成される。撮影素子IF(Interface)回路108は、撮像素子106から出力される電気信号をデジタル信号に変換するAD変換回路、このデジタル信号を画像データとしてシステムコントローラ100に転送する転送回路、システムコントローラ100の制御に従い撮像素子108に駆動信号を供給する駆動回路等から構成される。
モニタ118は、液晶表示素子、有機EL表示素子、プラズマ表示素子等から構成され、被写体像をリアルタイムでライブビュー表示を行い、また再生画像、カメラ設定情報等を表示する。モニタ駆動回路116は、システムコントローラ100とモニタ118の間に接続され、システムコントローラ100からの指示に基づいて、モニタ118を駆動し、上述の画像や表示を行わせる。
カメラ操作スイッチ102は、ユーザが各種動作を電子カメラ1に指示するための操作スイッチ類である。これらのスイッチとして、例えば、電源スイッチ102a、レリーズスイッチ102b、ズームスイッチ102c、モード設定スイッチ102dが含まれる。電源スイッチ102aは、電子カメラ1の起動と停止を指示するスイッチである。レリーズスイッチ102bは、撮影動作の開始を指示するスイッチであり、レリーズ釦に連動する。ズームスイッチ102cは、撮影レンズ104の焦点距離の変更を指示するスイッチである。モード設定スイッチ102dは、撮影モードと再生モードを選択するスイッチである。
フラッシュROM110は、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリであり、システムコントローラ100の内部に配置されたCPUの動作を示すファームウエア(プログラムコード)の格納手段として使用される。また、フラッシュROM110は、外部メモリ(記録メディア114)が装着されていない場合に、撮影画像や音声ファイルを一時的に記憶する記憶デバイスとしても使用される。
SDRAM(Dynamic Random Access Memory)112は、揮発性のメモリであり、カメラ動作の処理過程において、データを一時的に記憶する記憶用デバイスとして使用される。記録メディア114は、ユーザが電子カメラ1から取り外すことが可能な記録デバイスであり、不揮発性メモリによって構成されたメモリカード、小型のHDD等である。この記録メディア114には、画像ファイル、音声ファイル等のデータが記録される。
音声コーデック回路126は、音声認識時には、マイク120およびスピーカ132から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、さらに例えばMP3等の所定のフォーマットこの変換し、この変換したデジタル信号をシステムコントローラ100の音声認識部100bに出力する。また、音声コーデック回路126は、音声再生時には、システムコントローラ100の音声再生制御部100cが記録メディア114から読み出した音声ファイルをデコードし、このデコードした信号をアナログ信号に変換して出力する。さらに、音声記録時には、音声信号をデジタル信号に変換し、変換後にエンコードを行い、このエンコードした信号をシステムコントローラ100の音声記録制御部100aに出力する。
マイク120は、音声を音声アナログ信号に変換する音声記録用のマイクである。マイクアンプA122は、システムコントローラ100からの指示に従い、マイク120から音声アナログ信号を入力し、増幅するアンプである。音声入力切替回路128は、システムコントローラ100からの指示に従って、マイクアンプA122からの音声アナログ信号と、マイクアンプB130からの音声アナログ信号の何れかを選択し、音声コーデック回路126に出力する。
スピーカ132は、音声再生時には、発音素子、すなわち電気信号を音声に変換するトラスデューサとして機能し、音声認識時には、マイク、すなわち音声を電気信号に変換するトランスデューサとして機能する。マイクアンプB130は、音声認識時にスピーカ132からアナログ音声信号を入力し、このアナログ音声信号を増幅し、音声入力切替回路124に出力する。スピーカ駆動アンプ128は、音声再生時にシステムコントローラ100からの指示に従って、音声コーデック回路126から出力されるアナログ音声信号を増幅し、スピーカ132に出力する。
図2は、電子カメラ1の外観を示し、図2(a)は正面斜視図であり、図2(b)は背面斜視図である。電子カメラ1の前面には、図2(a)に示すように、撮影レンズ104が配置され、同じ面には音声記録の際に使用されるマイク120が配置されている。また、電子カメラ1の上面には、電源スイッチ102aとレリーズスイッチ102bが配置されている。
電子カメラ1の背面には、図2(b)に示すように、モニタ118が配置され、同じ面には、再生時に使用されるスピーカ132が配置されている。このスピーカ132は、音声認識時には、マイクとしての機能を果たす。また、電子カメラ1の背面には、ズームスイッチ102cおよびモード設定スイッチ102dも配置されている。
次に、本発明の一実施形態の動作について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。このフローチャートは、フラッシュROM110に格納されているプログラムに従って、システムコントローラ100によって実行される。電源スイッチ102aが操作され、パワーオン状態になると、システムコントローラ100は動作を開始する。まず、システム起動処理を行う(S10)。ここでは、システムコントローラ100は、内部回路と周辺回路の初期設定を行う。
続いて、モード設定スイッチ102dの設定状態の検出を行い(S12)、この設定状態に基づいて動作モードが撮影モードか再生モードのいずれであるかを判定する(S14)。モード設定スイッチ102dの状態検出は、周期的に行われ、この検出結果に応じて、撮影モードか再生モードかの判定が行われる。撮影モードが設定された場合には、ステップS14からステップS16に移行し、再生モードが設定された場合には、ステップS14からステップS40に移行する。本実施形態においては、予めユーザが音声認識による操作を設定しておくと、撮影モードが設定された場合には、音声認識により、電子カメラ1が操作可能な状態になる。音声認識による操作を予め設定しておいた場合であっても、再生モードが設定された場合には、音声認識は実行されない。
ステップS14における判定の結果、撮影モードであった場合には、次に、音声認識・記録の設定を行う(S16)。ここでは、電子カメラ1の背面に配置されたスピーカ132を音声認識用のマイクとして使用するための設定を行う。すなわち、システムコントローラ100は、マイクアンプB128の動作を許可し、音声入力切替回路124に対してスピーカ132から出力される音声信号を音声コーデック回路126に出力するように設定を行う。音声コーデック回路126がデジタル変換した音声信号は、音声認識部100bに出力される。ここでの設定によって、発音素子として配置されたスピーカ132を音声検出のためのマイクとして利用することができる。
ステップS16において音声認識の設定を行うと、次に、音声認識動作を行う(S18)。ユーザの発音があると、音声認識部100bは、音声コーデック回路126が出力した音声データに基づいて、ユーザの言葉を認識し出力する。
ステップS18において音声認識動作を行うと、次に、カメラ操作指令を検出する(S20)。このステップでは、ステップS18における音声認識動作の結果に基づいて、音声認識部100bが認識した言葉にカメラの操作を示す指令が有るか否かを判定する。この判定の結果、カメラ操作を示す指令がなかった場合には、ステップS18に戻り、音声認識動作を続行する。
一方、ステップS18における判定の結果、カメラ操作を示す指令があった場合には、指令の内容に応じて、ステップS22からステップS30のいずれかに移行する。すなわち、撮影開始の指令があった場合にはステップS22に移行し、ズーミングの指令があった場合にはステップS24に移行し、メニュー操作の指令があった場合にはステップS26に移行し、電源オフの指令があった場合にはステップS28に移行し、撮影モード解除の指令があった場合にはステップS30に移行する。
ステップS20における判定の結果、撮影開始の指令であった場合には、撮影動作を開始する(S22)。このステップでは、自動焦点調節(AF)、露光、記録など一連の撮影動作を行う。画像の取得と共に音声記録動作を行う場合には、音声記録動作中にマイク120からの音声信号を音声コーデック回路126に入力しなければならない。そこで、一時的にマイクアンプA122の動作を許可し、マイクアンプA122の出力が音声コーデック回路126に入力するように、音声切替回路124を設定する。ステップS22における撮影動作を行うと、ステップS18に戻る。
ステップS20における判定の結果、ズーミングの指令であった場合には、ズーム駆動を行う(S24)。ここでは、音声認識によって、ユーザのテレ指令やワイド指令のいずれであるかを判定し、この判定結果に応じて、ズーミング動作を行う。なお、ズームスイッチ102cのテレスイッチまたはワイドスイッチの操作状態に応じて、フォーカス/ズーム機構105によってズーミングを行うようにしてもよい。ステップS24におけるズーム駆動を行うと、ステップS18に戻る。
ステップS20における判定の結果、メニュー操作の指令であった場合には、撮影条件やモード設定等のメニュー操作を行う(S26)。このステップでは、ユーザの撮影条件やモード設定等を音声認識によって判定し、この判定結果に応じて、撮影条件やモード設定等を行う。なお、電子カメラ1の背面に配置されたモード設定スイッチ102dの操作状態を判定し、この判定結果で設定を行うようにしてもよい。ステップS26におけるメニュー操作を行うと、ステップS18に戻る。
ステップS20における判定の結果、電源オフの指令であった場合には、システム停止処理を行う(S28)。ここでは、システム所定処理を実行し、カメラの動作を停止する。
ステップS20における判定の結果、撮影モード解除の指令であった場合には、音声認識と記録の設定を解除する(S30)。ここでは、マイクアンプB130の動作と音声コーデック回路126の動作を停止させ、音声認識動作に必要な設定を解除する。音声認識・記録の設定を解除し、また撮影モードを解除すると、ステップS12に戻る。
ステップS14における判定の結果、再生モードであった場合には、次に、音声再生の設定動作を行う(S40)。撮影モードの際には、スピーカ132はマイクとして使用していたが、再生モードの際にはスピーカ(発音素子)として使用する。このため、ステップS14では、音声コーデック回路126は音声ファイルをデコードして音声信号を生成し出力する状態に設定され、またスピーカ駆動アンプ128は動作を許可される。
続いて、スイッチ状態の検出を行い(S42)、この検出結果に基づいて、スイッチ操作を判定する(S44)。ここでは、カメラ操作スイッチ102の操作状態を周期的に検出し、この検出結果に応じた処理を実行する。すなわち、スイッチ操作が検出されなかった場合には、ステップS42に戻り、スイッチ状態の検出を続行する。一方、スイッチ操作が有った場合には、そのスイッチ操作が選択操作であった場合にはステップS46に移行し、スイッチ操作が再生モード解除であった場合にはステップS50に移行し、電源オフであった場合には、前述のステップS28に移行する。
ステップS44における判定の結果、スイッチ操作がファイル選択であった場合には、次に、ファイルを選択し記録メディア114から読み出す(S46)。ここでは、スイッチ操作に応じて記録メディア114から画像ファイルや音声ファイルを選択する。ファイル選択を行うと、次に、選択されたファイルの再生を行う(S48)。ここでは、選択された画像ファイルは伸張処理後モニタ表示用の画像に変換され、モニタ118に再生表示される。また、選択された音声ファイルは、音声コーデック回路126に出力され、音声信号に変換され、スピーカ132を駆動する。ファイルの再生を行うと、ステップ42に戻る。
ステップS44における判定の結果、再生モード解除の操作であった場合には、音声再生の設定を解除する(S50)。ここでは、スピーカ駆動アンプ128の動作と、音声コーデック回路126の動作を停止し、音声再生動作に必要な設定を解除する。音声再生の設定を解除すると、ステップS12に戻る。
以上説明したように、本発明の一実施形態においては、再生動作の際にはスピーカを駆動するスピーカ駆動アンプ128等の再生回路を制御して音声ファイルに基づく音声信号スピーカ132から発音させ、一方、撮影動作の際にはスピーカ132において音声信号を検出し、この検出された音声信号に基づいて音声の認識を行うようにしている。このため、音声認識のためにマイクを新たに加えることなく、音声認識を行うことができる。
なお、本発明の一実施形態においては、再生動作以外の動作モードとして、撮影モードのみであったが、これ以外のモードを設けてもよく、その場合に、音声認識により設定等を行うようにしても勿論かまわない。また、音声認識による指令は、撮影開始、ズーム駆動、メニュー操作、電源オフ、撮影モードの解除であったが、これ以外の指令を追加してもよく、また上述の指令のいくつかを省略しても勿論かまわない。さらに、撮影時にスピーカ132によって入力した音声信号に基づいて、ユーザの電子カメラ1に対する指令を認識していたが、これに限らず、撮影中の後方の音声の収音用のマイクとして利用しても勿論かまわない。
また、本発明の一実施形態においては、撮影のための機器として、電子カメラを用いて説明したが、電子カメラとしては、ビデオカメラ、ムービーカメラのような動画用カメラ以外でも、デジタル一眼レフカメラやコンパクトデジタルカメラでもよく、さらに、携帯電話や携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assist)、ゲーム機器等に内蔵されるカメラでも構わない。いずれにしても、録音用のマイクが配置されている撮影装置であれば、本発明を適用することができる。
本発明は、上記実施形態にそのまま限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素の幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1・・・電子カメラ、100・・・システムコントローラ、100a・・・音声記録制御部、100b・・・音声認識部、100c・・・音声再生制御部、102・・・カメラ操作スイッチ、102a・・・電源スイッチ、102b・・・レリーズスイッチ、102c・・・ズームスイッチ、102d・・・モード設定スイッチ、104・・・撮影レンズ、105・・・フォーカス/ズーム機構、106・・・撮像素子、108・・・撮像素子IF回路、110・・・フラッシュROM、112・・・SDRAM、114・・・記録メディア、116・・・モニタ駆動回路、118・・・モニタ、120・・・マイク、122・・・マイクアンプA、124・・・音声入力切替回路、126・・・音声コーデック回路、128・・・スピーカ駆動アンプ、130・・・マイクアンプB、132・・・スピーカ
Claims (4)
- ユーザの音声を認識すると共に、この認識された音声に基づいて音声操作可能な撮影装置において、
撮影レンズと、
上記撮影レンズが形成した像から画像データを取得するための撮像部と、
上記撮像部が取得した画像データに基づいて上記像を表示するモニタと、
音声を検出するマイクロフォンと、
記録された音声データを再生するスピーカと、
音声再生のために上記スピーカを駆動する再生回路と、
音声検出のために上記スピーカの出力を検出する検出回路と、
撮影装置を制御するコントローラと、
を有し、
上記コントローラは、再生動作に際して上記再生回路を制御して上記音声データを上記スピーカから発音させ、この再生動作以外の動作に際して上記検出回路の出力に基づき音声の認識を行い所定の動作を行うことを特徴とする撮影装置。 - 上記マイクロフォンは上記撮影装置の本体の前面に配置され、上記スピーカは上記撮影装置の本体の背面に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 音声を所定のフォーマットに変換し、上記コントローラに出力する音声コーデック回路と、
上記マイクロフォンおよび上記検出回路から出力される音声信号のいずれかを選択して上記音声コーデック回路に切り換える音声入力切替回路と、
を更に有することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。 - 撮影レンズが形成した像から画像データを取得するための撮像部と、
上記撮像部が取得した画像データを記録する記録部と、
撮影装置の背面に配置され、上記記録部に記録された画像データの再生時に、記録された音声データを再生するスピーカと、
上記撮像部による撮影時に、上記スピーカから出力される音声信号を検出する検出回路と、
を有することを特徴とする撮影装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010009730A JP2011151522A (ja) | 2010-01-20 | 2010-01-20 | 撮影装置 |
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KR20190027438A (ko) * | 2017-09-07 | 2019-03-15 | 케이티하이텔 주식회사 | 스피커 스탠드 |
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