JP2011150860A - 電源装置及びこれを備える車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池の電極部分の接続を信頼性を維持しつつ安価に、かつ強固に行えるようにする。
【解決手段】複数の円筒形の電池セル11を直線状に連結した複数の電池モジュール10と、電池モジュール10の両端で電池セル11の電極と電気的に接続され、該電池セル11端面に突出させたモジュール端子12と、隣接する電池モジュール10のモジュール端子12同士を接続する連結金具20と、を備える電源装置であって、連結金具20が、モジュール端子12を挿入する端子挿入部23と共に、端子挿入部23と連通して、固定ねじ30を挿入するためのねじ挿入凹部24を、それぞれ2以上開口しており、各端子挿入部23にそれぞれモジュール端子12を挿入した状態で、ねじ挿入凹部24に固定ねじ30を挿入することで、該固定ねじ30の側面が該ねじ挿入凹部24の内面を押圧して該ねじ挿入凹部24が拡開され、モジュール端子12と連結金具20とが固定されるよう構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、多数の電池セルを接続して出力電圧を高くした、ハイブリッドカー等の電動車両等に使用される電源装置及びこれを備える車両に関する。
車両などに使用される大出力の電源装置は、多数の電池セルを直列に接続して電圧を高くしている。このため、電源装置は二次電池である電池セルを直線状に連結した電池モジュールをケースに収納している(例えば特許文献1参照)。このような電源装置の一例を図28、図29および図30に示す。これらの図において、図28は電池モジュールの斜視図を、図29はケース内部の平面図を、図30は電極部分の接続構造を示す分解斜視図を、それぞれ示している。これらの図に示す電源装置は、ケース250と、複数の電池211を直線状に連結している複数の電池モジュール210と、電池モジュール210の両端に、電池端面に対して垂直に突出した出力端子230とを備えている。そして、隣接する電池モジュール210の出力端子230はバスバー220を介して止めネジ245及びナット241とによって連結されている。電池モジュール210はケース250に収納されて、出力端子230の貫通孔232を挿通した止めネジ245がケース250の凹部254に挿入されたナット241にねじ込まれて、隣接する電池モジュール210がバスバー220を介して連結されてケース250に収納されている。
特開2005−353547号公報
このような構造では、隣接する電池モジュールの電極同士を接続するために、多くのネジを要する。このため、組立に際して各ねじの締結など多くの作業時間が必要となる上、製造コスト上昇の一因となっていた。また、このようなねじ締結作業は組立手順が複雑で、自動化も容易でない。一方で、ねじの締結によらない簡単な連結構造を採用すれとなれば、接続強度が不十分となったり、接触抵抗が増したりして、信頼性が不十分となるおそれもあった。このように、組み立て作業の簡素化、コスト削減の問題と、信頼性の維持とは互いに相反する問題であって、両立させることは容易でない。
本発明は、このような問題を解決することを目的に開発されたものであり、その主な目的は、電池の電極部分の接続を安価に、かつ強固に行うことのできる電源装置及びこれを備える車両を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記の課題を解決するために、第1の側面に係る電源装置によれば、複数の円筒形の電池セル11を直線状に連結した複数の電池モジュール10と、前記電池モジュール10の両端で電池セル11の電極と電気的に接続され、該電池セル11端面に突出させたモジュール端子12と、隣接する電池モジュール10の前記モジュール端子12同士を接続する連結金具20と、を備える電源装置であって、前記連結金具20が、前記モジュール端子12を挿入する端子挿入部23と共に、前記端子挿入部23と連通して、固定ねじ30を挿入するためのねじ挿入凹部24を、それぞれ2以上開口しており、各端子挿入部23にそれぞれモジュール端子12を挿入した状態で、前記ねじ挿入凹部24に前記固定ねじ30を挿入することで、該固定ねじ30の側面が該ねじ挿入凹部24の内面を押圧して該ねじ挿入凹部24が拡開され、前記モジュール端子12と前記連結金具20とが固定されるよう構成できる。これにより、固定ねじを挿入することで簡単にモジュール端子に連結金具を固定でき、電池モジュール同士の電気接続を強固に確立できる。特に、ねじの螺合やナットの締結が不要になるため、電源装置の組み立て作業を大幅に省力化できる利点が得られる。
また、第2の側面に係る電源装置によれば、前記端子挿入部23がスリット状で、一方の面を平面状とし、他方の面をU曲させてねじ挿入凹部24を形成することができる。これにより、ねじ挿入凹部を容易に形成できる利点が得られる。
さらに、第3の側面に係る電源装置によれば、複数の円筒形の電池セル11を直線状に連結した複数の電池モジュール10と、前記電池モジュール10の両端で電池セル11の電極と電気的に接続され、該電池セル11端面に対して垂直に突出させたモジュール端子12Bと、隣接する電池モジュール10の前記モジュール端子12B同士を接続する連結金具20Bと、を備える電源装置であって、前記連結金具20Bが、部分的にU字状に折曲され、該U字状部分に固定ねじ30を挿入するためのねじ挿入凹部24を形成すると共に、前記ねじ挿入凹部24の両側に、平板状の接触片26を備えており、前記モジュール端子12Bが平板状で、2本のスリットにより第一端子片13、第二端子片14、第三端子片15に分離されてなり、前記スリットは、前記連結金具20Bを挿入できる厚さで、かつ中央に位置する第二端子片14が、前記ねじ挿入凹部24の開口部と等しい大きさに形成されており、前記スリットに、前記ねじ挿入凹部24のU字状部分の開口部分を挿入し、前記ねじ挿入凹部24を前記第二端子片14で閉鎖すると共に、該第二端子片14の両側に位置する第一端子片13及び第三端子片15を、前記接触片26と各々当接させた状態で、前記ねじ挿入凹部24に前記固定ねじ30を挿入することにより、該固定ねじ30の側面が該ねじ挿入凹部24の内面を押圧して該ねじ挿入凹部24が拡開され、前記モジュール端子12Bと前記連結金具20Bとが固定されるよう構成できる。これにより、固定ねじを挿入することで簡単にモジュール端子に連結金具を固定でき、電池モジュール同士の電気接続を強固に確立できる。特に、ねじの螺合やナットの締結が不要になるため、電源装置の組み立て作業を大幅に省力化できる利点が得られる。
さらにまた、第4の側面に係る電源装置によれば、前記連結金具20、20Bが全体の外形をコ字状とし、該コ字状を形成する平行に離間された2枚の連結片22に各々、前記ねじ挿入凹部24を設けることができる。これにより、コ字状の連結金具を2本の電池モジュールのモジュール端子の間に挿入して、これらを容易に電気接続できる。
さらにまた、第5の側面に係る電源装置によれば、前記ねじ挿入凹部24を、前記連結金具20、20Bの中央に設けることができる。これにより、ねじ挿入凹部が固定ねじの挿入によって拡開されると、該ねじ挿入凹部の両側部分が各々均等に変形されて、モジュール端子と当接される接触面積を増やして信頼性高く電気接続できる。
さらにまた、第6の側面に係る電源装置によれば、さらに前記複数の電池モジュール10を平行に並べた状態で、連結すべき電池モジュール10同士の間隔に応じて、前記連結金具20、20Bを各々位置させるように、複数の連結金具20、20Bを固定した連結ホルダ40を備えることができる。これにより、複数の電池モジュールを平行に並べた状態で、モジュール端子を突出させた端面に、連結ホルダを装着するだけで、各モジュール端子を連結金具のねじ挿入凹部にそれぞれ挿入でき、電源装置の組み立て作業の効率を大幅に改善できる。
さらにまた、第7の側面に係る電源装置によれば、前記連結ホルダ40が樹脂製であり、前記複数の連結金具20、20Bをインサート成型によって固定することができる。これにより、連結ホルダを絶縁性として安全性を高めると共に、インサート成型によって連結金具を安定的に固定できる。
さらにまた、第8の側面に係る電源装置によれば、前記モジュール端子12、12Bに前記連結ホルダ40を装着する際に、両者を固定するための連結機構を備えることができる。これにより、モジュール端子に連結ホルダを装着した状態で抜け落ちないように固定状態を維持でき、電源装置の安定性、信頼性を向上できる。
さらにまた、第9の側面に係る電源装置によれば、前記連結機構が、前記モジュール端子12、12Bの一部を段差状に切り欠いた係止部16と、前記連結ホルダ40の、前記ねじ挿入凹部24を開口させた面から突出させた係止片42とで構成され、前記モジュール端子12、12Bに前記連結ホルダ40を装着することで、前記係止片42が前記係止部16に係止されるよう設計することができる。これにより、係止片を係止部に係止する簡単な構成で、連結ホルダを安定的に固定できる。
さらにまた、第10の側面に係る電源装置によれば、前記固定ねじ30を、セルフタッピングねじ又はリベットとすることができる。これにより、固定ねじの回転による螺合、締結を不要とし、圧入することで容易に且つ短時間で固定作業を終了できる利点が得られる。
さらにまた、第11の側面に係る電源装置を備える車両は、上記の電源装置を備えることができる。
複数の電池モジュール同士を接続した組電池を示す平面図である。 電池モジュールの端面において、隣接するモジュール端子同士を実施の形態1に係る連結金具で接続する様子を示す斜視図である。 図2の連結金具の(a)側面図、(b)平面図、(c)正面図である。 図3の連結金具にモジュール端子を挿入する状態を示す(a)側面図、(b)正面図である。 図4にさらに固定ねじを挿入する状態を示す(a)側面図、(b)正面図、(c)(a)のc−c線における断面図である。 変形例に係る連結金具を用いてモジュール端子同士を接続する状態を示す斜視図である。 さらに別の変形例に係る連結金具のねじ挿入凹部を示す斜視図である。 実施の形態2に係る連結金具を用いてモジュール端子同士を接続する状態を示す斜視図である。 図8の連結金具を示す(a)側面図、(b)平面図、(c)正面図、(d)(a)のd−d線における断面図である。 図9の連結金具にモジュール端子を挿入する状態を示す(a)側面図、(b)正面図である。 図10にさらに固定ねじを挿入する状態を示す(a)側面図、(b)正面図、(c)(a)のc−c線における断面図である。 変形例に係る連結金具のねじ挿入凹部を示す斜視図である。 連結ホルダを示す(a)正面図、(b)平面図である。 組電池の端面に図13の連結ホルダを装着する状態を示す平面図である。 さらに図14の連結ホルダを固定ねじで固定する状態を示す平面図である。 図4のモジュール端子に連結ホルダを固定する連結機構を示す模式断面図である。 図10のモジュール端子に連結ホルダを固定する連結機構を示す模式断面図である。 図15の組電池を二組、連結して折り返す様子を示す平面図である。 折り返した組電池で構成される電池ユニットの端面を示す正面図である。 図19の電池ユニットを外装ケースに挿入する様子を示す側面図である。 外装ケースを示す斜視図である。 外装ケース内で冷却風が循環される様子を示す模式断面図である。 外装ケース内部を示す横断面図である。 図23のA−A線における縦断面図である。 外装ケースに樹脂を注入して内部の電池ユニットを押圧する様子を示す模式断面図である。 エンジンとモータの走行するハイブリッドカーに電源装置を搭載する例を示すブロック図である。 モータのみで走行する電気自動車に電源装置を搭載する例を示すブロック図である。 電源装置の電池モジュールの一例を示す斜視図である。 図28のケース内部を示す平面図である。 図29の電極部分の接続構造を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態は、本発明の技術思想を具体化するための電源装置及びこれを備える車両を例示するものであって、本発明は電源装置及びこれを備える車両を以下のものに特定しない。さらに、本明細書においては、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。特に実施の形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置等は特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一の部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一の部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。また、一部の実施例、実施形態において説明された内容は、他の実施例、実施形態等に利用可能なものもある。
(実施の形態1)
図1〜図7に基づいて、本発明の実施の形態1に係る電源装置として、車載用の電源装置に適用した例を説明する。これらの図において、図1は複数の電池モジュール同士を接続した組電池を示す平面図、図2は電池モジュールの端面において、隣接するモジュール端子同士を連結金具で接続する様子を示す斜視図、図3は図2の連結金具の三面図、図4は図3の連結金具にモジュール端子を挿入する状態を示す二面図、図5は図4にさらに固定ねじを挿入する状態を示す三面図、図6は変形例に係る連結金具を用いてモジュール端子同士を接続する状態を示す斜視図、図7はさらに別の変形例に係る連結金具のねじ挿入凹部を示す斜視図を、それぞれ示している。これらの図に示す電源装置は、電池モジュール10を接続した組電池2と、組電池2同士を接続した電池ユニット1と、電池ユニット1を収納する外装ケース50とを備える。
(電池モジュール10)
電池モジュール10は、図1等に示すように、複数の円筒型電池セル11を、電池セル11の外装缶を延長した長手方向に沿って接続した、直線状の棒状体である。電池セル11の端面同士は溶接などにより導電状態に固定されており、これにより電池セル11同士を直列接続している。さらに複数の電池モジュール10同士を直列に接続することで、出力電圧を高くしている。電池セル11は、ニッケル水素電池やリチウムイオン二次電池が使用される。ただ、電池には、ニッケルカドミウム二次電池等の充電できる全ての電池を使用できる。
(モジュール端子12)
電池モジュール10の端面からは、モジュール端子12を突出させている。モジュール端子12は、図2等に示すように、L字状に折曲された金属片で、電池セル11の端面からほぼ垂直に突出されている。
(連結金具20)
さらに隣接する電池モジュール10のモジュール端子12同士は、連結金具20により接続される。連結金具20は可撓性のある金属製とし、これにより固定ねじ30の挿入によって変形して、モジュール端子12と連結金具20との接触面積を増やして強固な電気接続を実現する。
(固定片21)
図2、図3に示す連結金具20は、平行に離間された2枚の連結片22同士を固定片21で連結する、コ字状の外観としている。また各連結片22には、モジュール端子12を挿入する端子挿入部23と、この端子挿入部23と連通して、固定ねじ30を挿入するためのねじ挿入凹部24を開口している。図3(b)及び(c)に示すコ字状に構成された連結片22同士の間隔すなわち固定片21の長さは、接続したい電池セル11の直径及びモジュール端子12を設ける位置に応じて設計される。すなわち、接続したい電池モジュール10同士を並べた状態で、各モジュール端子12をそれぞれ端子挿入部23に挿入できる幅に固定片21は設計される。同様に端子挿入部23の開口幅も、モジュール端子12を挿入できる大きさに設計する。
なお固定片21のコ字状の外形は、図2のように端子挿入部23を開口した側と反対側同士、すなわち固定ねじ30の進行方向側の端縁同士を連結する構成とすることで、コ字状の固定片21がL字状に折曲されたモジュール端子12又は電池セル11端面に押し当てられ、連結金具20と電池セル11との接触面積を増やして一層導電性を改善できる。このため固定片21は、電池セル11側に突出するように僅かに湾曲させてもよい。特に固定片21を湾曲させることで、離間された連結片22同士の距離を湾曲の具合によって若干調整できるため、製造公差や電池モジュール10の組み付け公差などに対応しやすくできる。一方、固定片21の位置は上記構成に限られず、例えば図6のように端子挿入部23の上端、又は下端同士を接続する形態としてもよい。この場合は、端子挿入部23の挿入方向に沿って固定片21Xで固定されているため、端子挿入部23の深さ方向に対する補強となって固定ねじ30の組み込み作業を安定的に行える利点が得られる。
(連結片22)
固定片21で離間された各連結片22には、端子挿入部23とねじ挿入凹部24を設けている。端子挿入部23はスリット状で、一方の面を略平面状とし、他方の面をU曲させてねじ挿入凹部24を形成している。これにより、金属筒を変形させて端子挿入部23とねじ挿入凹部24とを一体的に容易に形成できる利点が得られる。
(ねじ挿入凹部24)
ねじ挿入凹部24は、固定ねじ30を挿入できる大きさに形成される。好ましくは固定ねじ30の外径よりも僅かに小さい内径とする。これにより、固定ねじ30を挿入した際、ねじ挿入凹部24と、これと一体的に形成された端子挿入部23とが変形して、端子挿入部23に挿入されたモジュール端子12との間の接触面を強固にできる。また図7に示すように、ねじ挿入凹部24の側面に切り込み25を設けることで、固定ねじ30を挿入して変形しやすくしてもよい。
またねじ挿入凹部24は、好ましくは端子挿入部23のほぼ中央に設ける。これにより、ねじ挿入凹部24が固定ねじ30の挿入によって拡開されると、ねじ挿入凹部24の両側部分で端子挿入部23が各々均等に変形されて、モジュール端子12に強く当接され、電気接続の信頼性を向上できる。
(固定ねじ30)
固定ねじ30は、セルフタッピングねじやリベットが好適に利用できる。このようにねじ山を設けないねじとすることで、ねじを回転させる必要やねじのトルク管理を不要にし、圧入のみで簡単且つ容易に連結金具20を固定できる。
以上の構造の連結金具20は、図4、図5のようにしてモジュール端子12同士を固定できる。まず、図4(a)に示すように、端子挿入部23にモジュール端子12を挿入する。次に図5(a)に示すように、ねじ挿入凹部24に固定ねじ30を挿入する。このとき、図5(c)に示すようにねじ挿入凹部24の内面が固定ねじ30の側面で押圧されて変形される結果、反作用として端子挿入部23の内面がモジュール端子12側を押圧するように変形しようとする。このため、端子挿入部23内の広い面積でモジュール端子12との押圧が得られ、結果としてこれらの接触面積を増して安定した電気接続及び機械的接続を得ることができる。
(実施の形態2)
また連結金具及びモジュール端子の接続構造は、端子挿入部23をスリット状の閉鎖空間とする他、開放空間として構成することもできる。このような例を実施の形態2として、図8〜図12に基づき説明する。これらの図において、図8は実施の形態2に係る連結金具20Bを用いてモジュール端子12B同士を接続する状態を示す斜視図、図9は図8の連結金具20Bの四面図、図10は図9の連結金具20Bにモジュール端子12Bを挿入する状態を示す二面図、図11は図10にさらに固定ねじ30を挿入する状態を示す三面図を、図12はさらに別の変形例に係る連結金具20Bのねじ挿入凹部24を示す斜視図を、それぞれ示している。これらの図において、上記実施の形態1と同じ部材については、実施の形態1と同じ符号を付して詳細説明を省略する。この例では、モジュール端子12Bの形状を、実施の形態1のような一枚の平板状でなく、2本のスリットを介して3枚の第一端子片13、第二端子片14、第三端子片15に分離している。また連結金具20Bは、部分的にU字状に折曲してU字状部分に固定ねじ30を挿入するためのねじ挿入凹部24を形成する点は実施の形態1と同じであるが、スリット状の端子挿入部に代えて、ねじ挿入凹部24の両側に、略平板状の接触片26を備えている。
(連結金具20B)
この連結金具20Bは、一枚の金属板を折曲して成形できるので、実施の形態1よりも容易に製造できる利点が得られる。すなわち、図9に示すように、ストリップ状の金属板をまず、長手方向の中央が凸状となるように折曲させた後、図9(b)に示すように長手方向の両側をコ字状に折り返す。このとき、凸状部分が折り返しの妨げとならないように、折り返しの前に凸状の一部を部分的に切断しておくことが望ましい。この結果、図8に示すように、両側で離間された2枚の連結片22に、U字状のねじ挿入凹部24と、その両側の接触片26とが形成される。
(モジュール端子12B)
一方、モジュール端子12Bのスリットは、連結金具20Bを挿入できる厚さで、かつ連結金具20Bをモジュール端子12Bに挿入できる深さに形成される。このモジュール端子12B及び連結金具20Bは、図10(a)に示すように、ねじ挿入凹部24のU字状部分の開口部分をモジュール端子12Bのスリットに挿入する。このとき、図10(b)に示すように、中央の第二端子片14がねじ挿入凹部24の開口部分を閉塞するように、また第二端子片14の左右に位置する第一端子片13と第三端子片15がモジュール端子12Bの表側に位置するように、挿入される。この結果、第一端子片13及び第三端子片15と、第二端子片14とがスリットを介して連結金具20Bの表裏面に隔離される状態となる。この状態で、図11に示すように固定ねじ30をねじ挿入凹部24に挿入すると、図11(c)に示すようにねじ挿入凹部24が拡開されて変形することにより、ねじ挿入凹部24の左右に位置する接触片26が第一端子片13及び第三端子片15の裏面を押圧して、この面で面接触状態が強化され、該部分での導電性が確立され、信頼性が高められる。この構成では、連結金具20Bをより簡単な構造としつつ、確実な電気接続が得られる利点が得られる。さらに、固定片21には中央部分が凸状に突出した凸条が設けられているため、この部分が電池セル11の端面に押圧されることで、さらに電気接続が図られる副次的な効果も得られる。特にこの凸条は、連結金具20Bの製造過程で生じるため、特別な製造工程が不要で、コスト面でも有利となる。また一方で、図12に示すようにねじ挿入凹部24の側面に切り込み25を設けることで、固定ねじ30を挿入して変形しやすくしてもよいことも上記図7に示す実施の形態1と同様である。
なお上記の例では、2本の電池モジュール同士を直列接続する連結金具を説明したが、この例に限られるものでなく、例えば電池モジュールや電池セルを並列接続する目的では、3以上のモジュール端子を接続可能な連結金具を利用することもできる。このように連結金具は一種のバスバーとして利用される。
(連結ホルダ40)
さらに、以上の連結金具は、接続したい電池モジュール毎に個別に装着する他、一括で装着できるように複数の連結金具を所定の間隔で配置した連結ホルダを用意することで、このような組み立て作業を一層効率化できる。このような例を、図13〜図17に基づいて説明する。これらの図において、図13は連結ホルダ40の二面図、図14は組電池2の端面に図13の連結ホルダ40を装着する状態を示す平面図、図15はさらに図14の連結ホルダ40を固定ねじ30で固定する状態を示す平面図、図16は図4のモジュール端子12に連結ホルダ40を固定する連結機構を示す模式断面図、図17は図10のモジュール端子12Bに連結ホルダ40を固定する連結機構を示す模式断面図を、それぞれ示している。
この連結ホルダ40は、図13(a)に示すように、複数の連結金具20Bを予め所定の間隔で、所定の姿勢にて保持するように配置している。すなわち、連結すべき電池モジュール10のモジュール端子12B同士を複数の連結金具20Bで各々固定できる位置及び姿勢に、連結ホルダ40は各連結金具20Bを固定している。この例では連結ホルダ40を樹脂製とし、複数の連結金具20Bをインサート成型によって所定位置に固定している。この連結ホルダ40を用いることで、まず、図14に示すように、予め複数本の電池モジュール10を構成し、各電池モジュール10の端面を揃えるなどして連結すべきモジュール端子12Bを突出させるよう、治具などで保持する。そして、上下の両端面に連結ホルダ40をそれぞれ装着する。この状態では、図13(b)に示すように、各モジュール端子12Bが連結ホルダ40内に埋め込まれた連結金具20Bのねじ挿入凹部24に各々挿入される。さらに図15に示すように、各端面から固定ねじ30を各々挿入して固定する。この方法であれば、連結金具20Bの装着を一括して行うことができるため、非常に作業能率がよい。また連結金具20Bの位置を規定しておくことで、電池モジュール10の接続ミスも回避できる。
なお図13に示す連結ホルダ40の例では、連結金具20Bとして図8のタイプを利用しているが、図2の連結金具20を用いることも可能であることはいうまでもない。また連結ホルダ40には、後述する電池モジュール冷却用の冷却気体を供給するための冷却スリット41を開口しても良い。
(連結機構)
さらに、モジュール端子に連結金具を装着する際に、両者を固定するための連結機構を設けてもよい。例えば図16の例では、モジュール端子12の一部を段差状に切り欠いた係止部16を設ける一方、連結金具20側には、この係止部16に係止させるよう突出させた係止片42を設ける。これにより、モジュール端子に連結ホルダ40を装着した状態で抜け落ちないように固定状態を維持でき、電源装置の安定性、信頼性を向上できる。
このような連結機構は、各連結金具に設ける他、連結ホルダ40内に組み込むこともできる。例えば図17の例では、連結ホルダ40の、ねじ挿入凹部24を開口させた面から係止片42を突出させるように成形している。これによれば、連結ホルダ40をモジュール端子12Bに装着する際に、同時に係止片42を係止部16に係止させることができ、連結機構による固定作業の手間も省力化できる利点が得られる。またこのような係止片42は連結ホルダ40を樹脂成型する際に一体的に設けることで、製造コストを低減できる。
(電池ユニット1)
さらに以上のようにして得られた組電池2を複数積層して電池ユニット1を構成し、外装ケース50に挿入して電源装置を得る。この様子を、図18〜図25に基づいて説明する。これらの図において、図18は図15の組電池2を二組、連結して折り返す様子を示す平面図、図19は折り返した組電池2で構成される電池ユニット1の端面を示す正面図、図20は図19の電池ユニット1を外装ケース50に挿入する様子を示す側面図、図21は外装ケース50の斜視図、図22は外装ケース50内で冷却風が循環される様子を示す模式断面図、図23は外装ケース50内部を示す横断面図、図24は図23のA−A線における縦断面図、図25は外装ケース50に樹脂を注入して内部の電池ユニット1を押圧する様子を示す模式断面図を、それぞれ示している。
この例では、組電池2を二組積層して電池ユニット1を構成している。ここではまず、図18に示すように予め連結ホルダ40を用いてモジュール端子12Bを接続した組電池2を構成すると共に、二組の組電池2を高電圧ケーブル43で接続して、折り返すように積層して電池ユニット1を構成する。この際、図23、図24の断面図に示すように、電池モジュール10を保持するために、各組電池2は押さえバー44で下面を支持すると共に、組電池2同士を折り返して積層する際、その間に仕切り板45を介在させる。押さえバー44や仕切り板45には、電池モジュール10を保持しやすいように、電池モジュール10を保持する部分をそれぞれ凹状に形成している。これにより、各電池モジュール10は押さえバー44と仕切り板45とで狭持されて機械的に安定して保持される。またこの際、上下に位置する電池モジュール10同士を締結バンド46などで締結することも好ましい。これによって、電池モジュール10を確実に保持できる。
(外装ケース50)
積層された電池ユニット1は、図19に示すように両端面で連結ホルダ40同士が積層される。この状態で図20に示すように、電池ユニット1が外装ケース50に挿入される。この例では、外装ケース50は、側面の一方を開口した有底筒状に形成され、開口部分から電池ユニット1を挿入した後、端面板で開口部分を閉塞する。また外装ケース50の端面には、図21の斜視図に示すように、電力を取り出すための電力線引き出し部51に加え、内部の電池モジュール10を冷却するための冷却気体を循環させるよう、冷却気体の流入口52と排出口53とが開口されている。これらは、冷却気体のダクトと連結されており、図22に示すようにダクトを介して冷却空気がファンなどの送風機構によって循環される。また、すべての電池モジュールに冷却気体を供給するため、上段の組電池2と下段の組電池2との間には、冷却空気路が連通されるよう、連通開口部54を設けている。
(狭持機構)
さらに外装ケース50は、内部に収納する電池ユニット1を確実に固定するよう、外装ケース50の対向する主面58で内部の電池ユニット1を狭持する狭持機構を備えることもできる。ここでは、外装ケース50をある程度可撓性を有するポリエチレン等の樹脂で構成すると共に、図25(a)の断面図に示すように、外装ケース50の側壁55に膨張空間56を設け、かつ該膨張空間56に連通する樹脂注入口57を開口している。この膨張空間56は横方向に膨らみやすいよう、側壁55を二重状として上下を固定し、この二枚の側壁55の間に膨張空間56を画定している。この構成によって、先に外装ケース50内部に電池ユニット1を挿入した後、樹脂注入口57から発泡性樹脂を膨張空間56内に充填し硬化させる。この結果、図25(b)に示すように膨張空間56が横方向に膨張する結果、相対的に外装ケース50の主面58同士の間隔が短くなって、内側に向けて押圧される。これにより、主面58には外側から内側の力が加わって、外装ケース50の内部に収納された電池ユニット1の上下面が主面58によって狭持されて、外装ケース50内部で確実に保持される。また、電池ユニット1と外装ケース50主面58とを密着させることで、この界面での空気層の形成を低減して熱伝導性を改善でき、電池セル11で発生した熱を効率よく外部に放出できる利点も得られる。
以上の電源装置は、車載用のバッテリシステムとして利用できる。電源装置を搭載する車両としては、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカー、あるいはモータのみで走行する電気自動車等の電動車両が利用でき、これらの車両の電源として使用される。
図26に、エンジンとモータの両方で走行するハイブリッドカーに電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両HVは、車両HVを走行させるエンジン96及び走行用のモータ93と、モータ93に電力を供給するバッテリシステム100Bと、バッテリシステム100Bの電池を充電する発電機94とを備えている。バッテリシステム100Bは、DC/ACインバータ95を介してモータ93と発電機94に接続している。車両HVは、バッテリシステム100Bの電池を充放電しながらモータ93とエンジン96の両方で走行する。モータ93は、エンジン効率の悪い領域、例えば加速時や低速走行時に駆動されて車両を走行させる。モータ93は、バッテリシステム100Bから電力が供給されて駆動する。発電機94は、エンジン96で駆動され、あるいは車両にブレーキをかけるときの回生制動で駆動されて、バッテリシステム100Bの電池を充電する。
また図27に、モータのみで走行する電気自動車に電源装置を搭載する例を示す。この図に示す電源装置を搭載した車両EVは、車両EVを走行させる走行用のモータ93と、このモータ93に電力を供給するバッテリシステム100Cと、このバッテリシステム100Cの電池を充電する発電機94とを備えている。モータ93は、バッテリシステム100Cから電力が供給されて駆動する。発電機94は、車両EVを回生制動する時のエネルギーで駆動されて、バッテリシステム100Cの電池を充電する。
本発明に係る電源装置及びこれを備える車両は、EV走行モードとHEV走行モードとを切り替え可能なプラグイン式ハイブリッド電気自動車やハイブリッド式電気自動車、電気自動車等の電源装置として好適に利用できる。
1…電池ユニット
2…組電池
10…電池モジュール
11…電池セル
12、12B…モジュール端子
13…第一端子片
14…第二端子片
15…第三端子片
16…係止部
20、20B…連結金具
21、21X…固定片
22…連結片
23…端子挿入部
24…ねじ挿入凹部
25…切り込み
26…接触片
30…固定ねじ
40…連結ホルダ
41…冷却スリット
42…係止片
43…高電圧ケーブル
44…押さえバー
45…仕切り板
46…締結バンド
50…外装ケース
51…電力線引き出し部
52…流入口
53…排出口
54…連通開口部
55…側壁
56…膨張空間
57…樹脂注入口
58…主面
93…モータ;94…発電機;95…DC/ACインバータ;96…エンジン
100B、100C…バッテリシステム
210…電池モジュール;211…電池;220…バスバー
230…出力端子;232…貫通孔
241…ナット;245…止めネジ
250…ケース;254…凹部
EV、HV…車両

Claims (11)

  1. 複数の円筒形の電池セルを直線状に連結した複数の電池モジュール(10)と、
    前記電池モジュール(10)の両端で電池セルの電極と電気的に接続され、該電池セル端面に突出させたモジュール端子と、
    隣接する電池モジュール(10)の前記モジュール端子同士を接続する連結金具と、
    を備える電源装置であって、
    前記連結金具が、前記モジュール端子を挿入する端子挿入部(23)と共に、
    前記端子挿入部(23)と連通して、固定ねじ(30)を挿入するためのねじ挿入凹部(24)を、それぞれ2以上開口しており、
    各端子挿入部(23)にそれぞれモジュール端子を挿入した状態で、前記ねじ挿入凹部(24)に前記固定ねじ(30)を挿入することで、該固定ねじ(30)の側面が該ねじ挿入凹部(24)の内面を押圧して該ねじ挿入凹部(24)が拡開され、前記モジュール端子と前記連結金具とが固定されるよう構成してなることを特徴とする電源素値。
  2. 請求項1に記載の電源装置であって、
    前記端子挿入部(23)がスリット状で、一方の面を平面状とし、他方の面をU曲させてねじ挿入凹部(24)を形成してなることを特徴とする電源装置。
  3. 複数の円筒形の電池セルを直線状に連結した複数の電池モジュール(10)と、
    前記電池モジュール(10)の両端で電池セルの電極と電気的に接続され、該電池セル端面に突出させたモジュール端子と、
    隣接する電池モジュール(10)の前記モジュール端子同士を接続する連結金具と、
    を備える電源装置であって、
    前記連結金具が、
    部分的にU字状に折曲され、該U字状部分に固定ねじ(30)を挿入するためのねじ挿入凹部(24)を形成すると共に、
    前記ねじ挿入凹部(24)の両側に、平板状の接触片(26)を備えており、
    前記モジュール端子が平板状で、2本のスリットにより第一端子片(13)、第二端子片(14)、第三端子片(15)に分離されてなり、
    前記スリットは、前記連結金具を挿入できる厚さで、かつ中央に位置する第二端子片(14)が、前記ねじ挿入凹部(24)の開口部と等しい大きさに形成されており、
    前記スリットに、前記ねじ挿入凹部(24)のU字状部分の開口部分を挿入し、前記ねじ挿入凹部(24)を前記第二端子片(14)で閉鎖すると共に、該第二端子片(14)の両側に位置する第一端子片(13)及び第三端子片(15)を、前記接触片(26)と各々当接させた状態で、前記ねじ挿入凹部(24)に前記固定ねじ(30)を挿入することにより、該固定ねじ(30)の側面が該ねじ挿入凹部(24)の内面を押圧して該ねじ挿入凹部(24)が拡開され、前記モジュール端子と前記連結金具とが固定されるよう構成してなることを特徴とする電源素値。
  4. 請求項1から3のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記連結金具が全体の外形をコ字状とし、
    該コ字状を形成する平行に離間された2枚の連結片(22)に各々、前記ねじ挿入凹部(24)を設けてなることを特徴とする電源装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記ねじ挿入凹部(24)が、前記連結金具の中央に設けられてなることを特徴とする電源装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一に記載の電源装置であって、さらに、
    前記複数の電池モジュール(10)を平行に並べた状態で、連結すべき電池モジュール(10)同士の間隔に応じて、前記連結金具を各々位置させるように、複数の連結金具を固定した連結ホルダ(40)を備えてなることを特徴とする電源装置。
  7. 請求項6に記載の電源装置であって、
    前記連結ホルダ(40)が樹脂製であり、前記複数の連結金具をインサート成型によって固定してなることを特徴とする電源装置。
  8. 請求項6又は7に記載の電源装置であって、
    前記モジュール端子に前記連結ホルダ(40)を装着する際に、両者を固定するための連結機構を備えてなることを特徴とする電源装置。
  9. 請求項8に記載の電源装置であって、
    前記連結機構が、
    前記モジュール端子の一部を段差状に切り欠いた係止部(16)と、
    前記連結ホルダ(40)の、前記ねじ挿入凹部(24)を開口させた面から突出させた係止片(42)とで構成され、
    前記モジュール端子に前記連結ホルダ(40)を装着することで、前記係止片(42)が前記係止部(16)に係止されるよう設計されてなることを特徴とする電源装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一に記載の電源装置であって、
    前記固定ねじ(30)が、セルフタッピングねじ又はリベットであることを特徴とする電源装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一に記載の電源装置を備える車両。
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