JP2011150123A - 現像装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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栄司 丹村
Takahisa Nakaue
隆久 中植
Ikuo Makie
郁雄 牧江
Koji Kuramasu
浩二 倉増
Masatake Hayashi
昌毅 林
Yoshihiro Yamagishi
義弘 山岸
Kenichi Tamaoki
賢一 玉置
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Abstract

【課題】現像剤を現像ローラ上から確実に剥ぎ取り、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像装置14は、固定磁石体25の対向する磁極S1とともに形成する磁界によって、現像ローラ27上のトナー量を規制した現像剤層領域Hを形成する規制部材35と、現像ローラ回転方向に対して規制部材35の上流側で現像ローラ27上の現像に供されないトナーを剥ぎ取る磁界発生部材50とを備える。磁界発生部材50は、現像剤層領域Hの長手方向の両端部側に対向する磁界発生端部52m、52nと、各磁界発生端部52m、52nに長手方向で挟まれた磁界発生中央部52pとを有し、この磁界発生端部52m、52nの現像ローラ27表面との間隔Kmは、磁界発生中央部52pの現像ローラ27表面との間隔Kpより小さい。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に関するものである。
画像形成装置においては、感光体上に形成した潜像を、現像装置により現像してトナー像として可視化することを行っている。このような現像装置の一つとして、小型で低コストである磁性一成分現像剤を用いた現像装置が実用化されている。この現像装置は、トナー担持体たる現像スリーブの内部に複数の磁極を有する固定磁石体を設け、更に現像スリーブ上のトナー量を規制する規制部材を設けて、規制部材と現像スリーブとの間で所定量のトナー薄層を現像スリーブ上に担持させている。
上記のような現像装置において、現像スリーブ上のトナー薄層を均一なものにするために、特許文献1には下記のような現像装置が開示されている。
特許文献1の現像装置において、規制部材は、現像スリーブと所定の間隔を隔てて設けられ、磁性材料からなる板状のブレードと磁石とを有する。この磁石の現像スリーブへの対向側の磁極は、現像スリーブ内の固定磁石体の対向磁極と同極性からなり、現像スリーブ回転方向に対してブレードの上流側に取り付けられている。そして磁石の磁力によって、ブレードの先端部は磁石と逆極性に磁化される。このような構成において、帯電されたトナーが現像スリーブに付着した状態で搬送され、規制部材のブレード先端部によって層厚を規制されて薄くなる。ここでは、ブレード先端部と現像スリーブ間には、固定磁石体と磁石によって磁界が形成されており、更に、ブレード先端部と磁石間にも磁界が形成されているから、これらの磁界によって、トナーはほぼ均一な状態でブレード先端部と現像スリーブとの間を通って、現像スリーブ上にトナー薄層が形成されることになる。
しかしながら、上述の先行技術では、規制部材の磁石及び現像スリーブ内の固定磁石体は、それらの長手方向において端部側の磁力が中央部側に比べると小さくなりがちであり、これによって、規制部材と現像スリーブ間では長手方向の中央部側に比べて端部側で磁界が低下するおそれがある。端部側で磁界が低下すると、端部側のトナー規制力が低下する。現像スリーブ上のトナー帯電量は、現像スリーブの回転とともに上昇し、トナー帯電量が上昇すると、トナーが現像スリーブに強く付着するとともにトナー間で強く吸着することになる。これによって、繰り返し現像を行なうと、トナーが規制部材と現像スリーブ間を通過する時に、長手方向の中央部側では所定のトナー層厚になっていても、端部側ではトナー規制力が弱いためトナー層厚が大きくなり、トナー層の乱れが発生しやすくなる。このようなトナーの層乱れが顕著に現れて、トナー層厚の偏りがある状態で感光体にトナーが供給されると、感光体上で良好なトナー像が形成されないという問題があった。
そこで、上記のトナーの層乱れを解消するために、特許文献2では、磁石からなる磁界発生部材が設けられ、磁界発生部材は、規制部材よりも現像スリーブの回転方向上流側で、現像スリーブ内の固定磁石体の磁極間部に対向する位置に設けられ、この位置でトナーの磁気ブラシを形成するようになっている。この構成において、現像後にも現像スリーブ上に残存するトナーは、磁気ブラシによって現像スリーブ上から剥ぎ取られる。そして再度、現像スリーブ上にトナーが担持され、担持されたトナーは規制部材側に搬送される。
特開2003−167426号公報(段落[0040]〜[0046]、第3図) 特開平9−34267号公報(段落[0028]、[0033]〜[0035]、第1図)
しかしながら、上述の特許文献2において、端部側の大きな層厚のトナー層を現像スリーブ上から十分に剥ぎ取るためには、磁界発生部材の磁力を大きくするか、または磁界発生部材と現像スリーブ表面との隙間を小さくする必要がある。このように、磁力を強くするか、または隙間を小さくすると、端部側のトナーを現像スリーブ上から剥ぎ取ることができるが、中央部側ではトナー層厚が比較的に小さく、トナー層厚が長手方向に偏っているので、トナーが磁界発生部材と現像スリーブとの隙間を通過する時に、トナーがストレスを受けて劣化し、またはトナーが凝集して現像スリーブ表面を傷つけ、更に縦筋の異常画像が発生するという問題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現像剤を現像ローラ上から確実に剥ぎ取り、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる現像装置及びそれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体に対向した現像領域に現像剤を供給し、周方向に複数の磁極を有する固定磁石体を内蔵する現像ローラと、前記固定磁石体の対向する磁極とともに形成する磁界によって、前記現像ローラ上の現像剤の量を規制した現像剤層領域を形成する規制部材と、現像ローラ回転方向に対して前記規制部材の上流側で前記現像ローラ上の現像に供されない現像剤を剥ぎ取る磁界発生部材とを備える現像装置において、前記磁界発生部材は、前記現像剤層領域の長手方向の両端部側に対向する磁界発生端部と、前記各磁界発生端部に長手方向で挟まれた磁界発生中央部とを有し、前記磁界発生端部と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴としている。
この構成によれば、現像剤層領域の現像剤の層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ表面に現像剤が残存しても、中央部側と端部側の現像剤は、磁界発生部材と現像ローラ表面との間隔に応じた夫々の磁界によって剥ぎ取られる。つまり、現像剤層領域の中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じて現像剤は剥ぎ取られる。
また、請求項2に記載の発明では、前記磁界発生部材は、前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体と、前記現像ローラの表面と対向する対向磁極を有し、現像ローラ回転方向に対面して前記磁性体に取り付けられる磁石とを備え、前記磁石の対向磁極は対向する固定磁石体の磁極と同極性であり、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴としている。
この構成によれば、磁性体の先端部は、磁石の対向磁極と異極性の磁極に磁化され、磁性体の先端部と磁石の対向磁極との間を通過する磁力線が形成される。また、磁性体の先端部の磁化された磁極は、固定磁石体の磁極とも異極性となり、磁性体の先端部と固定磁石体との間を通過する磁力線が形成される。このように、磁性体の先端部と現像ローラの表面では、磁力線による2つの磁路が形成され、磁力線の密度が大きくなる。この磁力線に対応した磁界は、磁性体の先端部と現像ローラ表面との間隔に応じた夫々の磁束密度となり、現像剤層領域の中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。
また、請求項3に記載の発明では、前記磁界発生部材は、前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体と、前記現像ローラの表面に対向する対向磁極を有し、現像ローラ回転方向に対面して前記磁性体に取り付けられる磁石とを備え、前記磁性体は前記現像剤層領域の長手方向の両端部まで延在し、前記磁石は前記現像剤層領域の長手方向の両端部側に対向する2箇所に配設され、前記各磁石の対向磁極は対向する固定磁石体の磁極と同極性であり、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴としている。
この構成によれば、現像剤層領域の端部側では、磁性体の先端部は、磁石の対向磁極と異極性の磁極に磁化され、磁性体の先端部と磁石の対向磁極との間を通過する磁力線が形成される。また、磁性体の先端部の磁化された磁極は、固定磁石体の磁極とも異極性となり、磁性体の先端部と固定磁石体との間を通過する磁力線が形成される。これらの磁力線による2つの磁路に対応した磁界が磁性体の先端部と現像ローラの表面に形成される。一方、現像剤層領域の中央部側では、磁性体の先端部は、固定磁石体の磁極と異極性の磁極に磁化され、磁性体の先端部と固定磁石体の磁極との磁界が磁性体の先端部と現像ローラの表面に形成される。これによって、現像剤層領域の端部側と中央部側との磁界は、中央部側では比較的に小さく、端部側では比較的に大きくなる。更に、現像剤層領域の端部側と中央部側では、磁性体の先端部と現像ローラとの間隔に応じた夫々の磁束密度となる。つまり、現像剤層領域の中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁束密度は比較的に大きくなる。従って、上記の夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。
また、請求項4に記載の発明では、前記磁性体は、前記現像ローラに対向する先端部と、前記先端部と反対側の反対面部とを有し、現像ローラ周方向における前記先端部の幅は前記反対面部より小さいことを特徴としている。この構成によれば、磁性体の反対面部の長さが大きいので、磁性体の反対面部と磁石との間を通過する多数の磁力線が形成される。
また、請求項5に記載の発明では、前記磁界発生部材は前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体からなり、前記磁性体は前記固定磁石の磁極に対向し、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴としている。
この構成によれば、磁性体の先端部は、固定磁石体の磁極と異極性の磁極に磁化され、磁性体の先端部と固定磁石体の磁極との磁界が磁性体の先端部と現像ローラの表面に形成される。この磁界の大きさは、磁性体の先端部と現像ローラ表面との間隔に応じたものとなり、現像剤層領域の中央部側の磁界は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁界は比較的大きくなり、夫々の磁界によって現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。
また、請求項6に記載の発明では、前記規制部材は、前記現像剤層領域の長手方向の両端部側に対向する端部規制部と、前記各端部規制部に長手方向で挟まれた中央規制部とを有し、前記端部規制部の磁力は前記中央規制部の磁力より大きく、前記磁界発生部材の磁界発生端部は、前記規制部材の端部規制部と、前記端部規制部と前記中央規制部の境界とに対向する現像剤層領域に対向するように形成されていることを特徴としている。
この構成によれば、規制部材によって現像剤層を形成するときに、端部規制部の磁力が中央規制部の磁力より大きいと、現像剤層領域の端部側の現像剤層厚とその中央部側の現像剤層厚に差が生じるため、現像剤層領域の端部側と中央部側との境界に現像剤層の段差が生じる。しかし、現像後、現像ローラ表面に残存する現像剤を剥ぎ取る時に、磁界発生部材の磁界発生端部が現像剤層領域上で規制部材の端部規制部と中央規制部の境界と重複するように設けられているので、磁界発生部材は現像剤層の段差を解消するように剥ぎ取る。
また、請求項7に記載の発明では、上記の構成の現像装置が搭載された画像形成装置である。
請求項1に記載の発明によれば、現像剤層領域の現像剤の層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ表面に現像剤が残存しても、中央部側と端部側の現像剤は、磁界発生部材と現像ローラ表面との間隔に応じた夫々の磁界によって確実に剥ぎ取られ、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、請求項2に記載の発明によれば、磁性体の先端部と現像ローラの表面には磁界が形成される。この磁界は、磁性体の先端部と現像ローラとの間隔に応じた夫々の磁束密度となり、現像剤層領域の中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。従って、現像剤層領域の現像剤の層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ表面に現像剤が残存しても、現像剤は確実に剥ぎ取られ、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、請求項3に記載の発明によれば、磁性体の先端部と現像ローラの表面には磁界が形成される。この磁界は、磁界発生部材の現像剤層領域の端部側と中央部側の構成と、磁性体の先端部と現像ローラ表面との間隔とに応じた夫々の磁束密度となり、現像剤層領域の中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。従って、現像剤層領域の現像剤の層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ表面に現像剤が残存しても、現像剤は確実に剥ぎ取られ、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、請求項4に記載の発明によれば、磁性体の反対面部の長さが大きいので、磁性体の反対面部と磁石との間を通過する多数の磁力線が形成される。従って、磁性体の磁力が強くなり、磁性体の先端部で効率よく磁界を発生させることができ、現像ローラの表面に付着した現像剤が確実に剥ぎ取られる。
また、請求項5に記載の発明によれば、磁性体の先端部は、固定磁石体の磁極と異極性の磁極に磁化され、磁性体の先端部と固定磁石体の磁極との磁界が磁性体の先端部と現像ローラの表面に形成される。この磁界の大きさは、磁性体の先端部と現像ローラ表面との間隔に応じたものとなり、現像剤層領域の中央部側の磁界は比較的に小さく、現像剤層領域の端部側の磁界は比較的に大きくなり、夫々の磁界によって現像後の現像ローラ表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。従って、現像剤層領域の現像剤の層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ表面に現像剤が残存しても、現像剤は確実に剥ぎ取られ、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、請求項6に記載の発明によれば、規制部材によって現像剤層を形成するときに、端部規制部の磁力が中央規制部の磁力より大きいと、現像剤層領域の端部側の現像剤層厚とその中央部側の現像剤層厚に差が生じるため、現像剤層領域の端部側と中央部側との境界に現像剤層の段差が生じる。しかし、現像後、現像ローラ表面に残存する現像剤を剥ぎ取る時に、磁界発生部材の磁界発生端部が現像剤層領域上で規制部材の端部規制部と中央規制部の境界と重複するように設けられているので、磁界発生部材は現像剤の層厚の段差を解消するように剥ぎ取る。従って、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、請求項7に記載の発明によれば、現像剤を現像ローラ上から確実に剥ぎ取り、現像ローラ上で現像剤層の乱れがなく、良好な画像が得られる現像装置を備える画像形成装置にすることができる。
本発明の第1実施形態に係る現像装置が搭載された画像形成装置の概略構成を示す図 第1実施形態に係る現像装置の概略構成を示す側面断面図 第1実施形態に係る現像装置の要部構成を示す側面断面図 第1実施形態に係る現像装置の磁界発生部材周辺の断面拡大図 第1実施形態に係る現像装置の磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図 第1実施形態に係る現像装置の磁界発生部材の、磁界発生端部周辺の側面拡大図 本発明の第2実施形態に係る現像装置の磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図 本発明の第3実施形態に係る現像装置の磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図 本発明の第4実施形態に係る現像装置の磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図
以下に本発明の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明は、この実施形態に限定されない。また発明の用途やここで示す用語等はこれに限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る現像装置が搭載された画像形成装置の概略構成を示す図である。画像形成装置1は、その下部に配設された給紙部2と、この給紙部2の側方に配設された用紙搬送部3と、この用紙搬送部3の上方に配設された画像形成部4と、この画像形成部4よりも排出側に配設された定着部5と、画像形成部4及び定着部5の上方に配設された画像読取部6とを備えている。
給紙部2は、用紙9を収容する複数の給紙カセット7を備えており、給紙ローラ8の回転動作により、複数の給紙カセット7のうち選択された給紙カセット7から用紙9を1枚ずつ確実に用紙搬送部3に送り出す。
用紙搬送部3に送られた用紙9は、用紙供給経路10を経由して画像形成部4に向けて搬送される。この画像形成部4は、電子写真プロセスによって、用紙9にトナー像を形成するものであり、図1の矢印方向に回転可能に軸支された感光体11と、この感光体11の周囲にその回転方向に沿って、帯電部12、露光部13、現像装置14、転写部15、クリーニング部16、及び除電部17を備えている。
帯電部12は、高電圧を印加される帯電ワイヤを備えており、この帯電ワイヤからのコロナ放電によって感光体11表面に所定電位を与えると、感光体11表面が一様に帯電させられる。そして、画像読取部6によって読み取られた原稿の画像データに基づく光が、露光部13により感光体11に照射されると、感光体11の表面電位が選択的に減衰され、感光体11表面に静電潜像が形成される。次いで、現像装置14が感光体11表面の静電潜像を現像し、感光体11表面にトナー像が形成される。このトナー像が転写部15によって感光体11と転写部15との間に供給された用紙9に転写される。
トナー像が転写された用紙9は、画像形成部4の用紙搬送方向の下流側に配置された定着部5に向けて搬送される。定着部5では、加熱部材18及び加圧ローラ19によって、用紙9が加熱加圧され、用紙9上にトナー像が溶融定着される。次いで、トナー像が定着された用紙9は、排出ローラ対20によって排出トレイ21上に排出される。転写部15による転写後、感光体11表面に残留しているトナーは、クリーニング部16により除去され、また感光体11表面の残留電荷は、除電部17により除去される。そして、感光体11は帯電部12によって再び帯電され、以下同様にして画像形成が行われることになる。
次に、現像装置について図2に基づいて説明する。図2は画像形成装置1に用いられる現像装置とその周辺装置の概略構成を示す側面断面図である。
現像装置14は、磁性一成分現像剤を収容する現像容器22と、この現像剤(以下、「トナー」と記すことがある)を撹拌する撹拌部材43、44と、現像ローラ27、及び規制部材35とを備えている。そしてトナータンク31は現像装置14にトナーを供給する。
撹拌部材43、44は、現像容器22内に回転可能に配設され、トナーを撹拌、循環させて、現像ローラ27に供給する。
現像ローラ27は、固定磁石体25と現像スリーブ26とを備える。現像スリーブ26は、円筒状の非磁性材からなり、撹拌部材44に隣接する位置で現像容器22に回転可能に支持される。固定磁石体25は、現像スリーブ26内に固設される永久磁石からなり、現像スリーブ26に向けて磁界を発生する。また、現像ローラ27は、現像容器22の開口から露出し、像担持体である感光体11に一定の間隔を隔てて対向している。この対向する領域は、現像スリーブ26上に担持されているトナーを感光体11に向けて供給するための現像領域Dとなっている。更に、現像スリーブ26には、トナーを感光体11に供給するために、直流に交流を重畳した現像バイアス29が印加される。
規制部材35は、現像スリーブ26表面に担持されるトナーを所定の層厚に規制するものであり、現像スリーブ26の略上方で現像スリーブ26表面との間に所定間隔を隔てて、現像容器22に取り付けられる。
現像スリーブ26内の固定磁石体25の磁力により、撹拌部材44から供給されたトナーが現像スリーブ26表面に担持される。担持されたトナーは、規制部材35により所定の層厚に規制され、現像スリーブ26の回転(図2の矢印方向の回転)により、現像領域Dに向けて搬送される。現像スリーブ26に現像バイアス29が印加されることにより、現像領域Dにおいて現像スリーブ26と感光体11との間に電位差が発生し、現像スリーブ26上のトナーは感光体11に供給され、感光体11上の静電潜像はトナー像に現像される。
次に、現像装置14の構成を図3〜図6に基づいて詳しく説明する。図3は現像装置の要部構成を示す側面断面図であり、図4は磁界発生部材周辺の断面拡大図であり、図5は磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図であり、図6は磁界発生部材の磁界発生端部周辺の側面拡大図である。
図3に示すように、現像容器22は、その容器内壁部に、トナーを収容する現像剤収容部22aと、トナーを収容するとともにトナーを感光体11に供給する現像剤供給部22pと、現像容器22の下方で現像剤収容部22aと現像剤供給部22pとの間に介在する隣接部22mとを有し、樹脂で形成される。
現像剤収容部22aには搬送路22c、22dが形成され、2つの撹拌部材43、44が仕切り部22bを挟んで搬送路22c、22d内に配設されている。撹拌部材43、44は、現像剤収容部22aに回転可能に支持される支軸と、支軸の軸方向に螺旋状に形成される羽根とを備える。トナータンク31(図2参照)から搬送路22cに供給されたトナーが撹拌部材43の回転によって撹拌され、撹拌されたトナーが仕切り部22bの両端部に設けられた開口を介して、搬送路22dへ搬送される。更に、搬送路22d内では撹拌部材44の回転によってトナーが撹拌されながら、搬送路22c、22d内を循環する。そして、撹拌されたトナーは搬送路22dから現像スリーブ26に供給される。
現像剤供給部22pには、現像スリーブ26が回転可能に配設される。現像スリーブ26はアルミニウム等の非磁性材料で円筒状に形成され、その表面粗さRzが10mμ以下に仕上げられる。現像スリーブ26内には、固定磁石体25が現像剤供給部22pに固定支持される。固定磁石体25は、S極とN極が周方向に交互に配列され、現像スリーブ26表面に向けて磁界を発生させる。
固定磁石体25の規制部材35に対向する位置には、磁極S1が配置されている。また、現像領域Dに対向する位置には磁極N2が配置され、更に、現像後の残存トナーが搬送されるトナー循環領域Tには磁極S2が配置され、更に、隣接部22mに対向する位置には磁極N1が配置されている。
規制部材35は、ステンレス鋼材等の磁性材料の板材で構成される規制ブレード36と、永久磁石であるプレート磁石37とからなる。
規制ブレード36は、現像スリーブ26の略上方で現像スリーブ26表面との間に所定間隔を隔てて、現像容器22に取り付けられる。規制ブレード36の先端部はエッジ状をなして現像スリーブ26表面に対向している。
プレート磁石37は、規制ブレード36の現像ローラ回転方向上流側に取り付けられている。プレート磁石37の現像スリーブ26との対向側端は、規制ブレード36の先端部よりも現像スリーブ26から離れており、現像スリーブ26内の固定磁石体25の磁極S1と同じS極であり、その反対側端はN極となっている。
このような構成によって、プレート磁石37の磁力によって、規制ブレード36の先端部はプレート磁石37の対向側端と逆極性(N極)に磁化される。従って、規制ブレード36の先端部と現像スリーブ26間には、固定磁石体25の磁極N1とプレート磁石37によって磁界が形成され、更に、規制ブレード36先端部とプレート磁石37間にも磁界が形成される。これらの磁界によって、トナーはほぼ均一な状態で規制ブレード36先端部と現像スリーブ26間を通って、現像スリーブ26上にトナー薄層が形成される。そして、図5に示すように、現像スリーブ26の長手方向には、固定磁石体25及び規制部材35の幅(長手方向の長さ)に対応した現像剤層領域Hでトナー層が形成されることになる。尚、図5に示す、磁界発生部材50の磁界発生端部52m、52n及び磁界発生中央部52pについては、後述する。
図3に示すように、隣接部22mは、磁界発生部材50を取り付ける面となる取り付け部22nを有する。
磁界発生部材50は、磁石51と磁性体52からなり、取り付け部22nに取り付けられると、現像スリーブ26表面に一定の間隔を隔てて対向する。そして、磁界発生部材50は、現像スリーブ26を介して固定磁石体25の磁極N1と対向し、固定磁石体25の磁極N1との間で磁界を発生させる。
次に、図4を用いて磁界発生部材の構成を詳しく説明する。前述のように、磁界発生部材50は磁石51と磁性体52からなる。
磁石51は、永久磁石であり、現像スリーブ26表面に一定の間隔を隔てて対向する。また、磁石51は、現像スリーブ26を介して固定磁石体25の磁極N1(N極)と対向する対向磁極51aと、現像スリーブ26の反対側に位置する反対磁極51bとを有する。対向磁極51aは固定磁石体25の磁極N1と同極性(N極)であり、反対磁極51bはS極となる。更に、磁石51は、断面矩形の直方体形状をなし、現像ローラ回転方向の上流側に位置する対面部51cを有する。
磁性体52は、ステンレス鋼板等の磁性材料からなり、磁石51の対面部51cに接着剤で固着されている。また、磁性体52は先端部52aと反対面部52bとを有する。先端部52aは、磁石51の対向磁極51aと略同じ間隔を隔てて現像スリーブ26表面に対向している。この間隔は現像スリーブ26表面と規制部材35(図3参照)との間隔より小さく設定されている。反対面部52bは、現像スリーブ26の略法線方向で先端部52aと反対側に位置し、磁石51の反対磁極51bの端面と同じ平面高さで形成されている。尚、この実施形態では、磁性体52は現像ローラ回転方向に対して磁石51の上流側に取り付けられることになるが、これに限らず、磁性体52は現像ローラ回転方向に対して磁石51の下流側に取り付けられてもよい。
この構成よって、磁性体52の先端部52aはS極に磁化され、また、反対面部52bはN極に磁化される。従って、磁性体52は磁石51との間で磁力線による磁路を形成し、更に、磁性体52は固定磁石体25との間で磁力線による磁路を形成することになる。
つまり、磁性体52の反対面部52bはN極に磁化されているので、磁性体52の反対面部52bと磁石51の反対磁極(S極)51bとの間を通過する磁力線が形成されるとともに、磁性体52の反対面部52bと、固定磁石体25の磁極N1に隣接する磁極(S極)との間を通過する磁力線が形成される。
また、磁性体52の反対面部52bは、現像ローラ周方向において、その幅が磁性体52の先端部52aの幅より大きく設定されている。これによって、磁性体52の反対面部52bと磁石51の反対磁極(S極)51bとの間で、多数の磁力線が形成され、また、反対面部52bと固定磁石体25の磁極(S極)との間で、多数の磁力線が形成される。
更に、磁性体52の先端部52aはS極に磁化され、また比較的に小さい幅であるので、先端部52aと磁石51の対向磁極(N極)51aとの間を通過する磁力線が集中して形成されるとともに、先端部52aと固定磁石体25の磁極N1との間を通過する磁力線が集中して形成される。このように、磁性体52の先端部52aと現像スリーブ26表面との間の狭い領域に、磁力線による2つの磁路が形成されて、磁力線の密度が大きくなる。この磁力線に対応した磁界が磁性体52の先端部52aと現像スリーブ26の表面に発生する。
更に、図6に示すように、磁界発生部材50の磁性体52は、現像スリーブ26上の現像剤層領域Hの長手方向において、対向する現像スリーブ26表面との間隔が異なる。尚、以降図6を用いて、磁界発生部材50の一端側に形成される磁界発生端部52mについて説明するが、他端側に形成される磁界発生端部52nも同様の構成であり、同様の作用効果を奏する。
つまり、現像剤層領域Hの長手方向の端部側では、磁性体52の磁界発生端部52mの先端部52aと現像スリーブ26表面との間隔Kmは、比較的に小さく設定されている。一方、現像剤層領域Hの長手方向の中央部側では、磁性体52の磁界発生中央部52pの先端部52aと現像スリーブ26表面との間隔Kpは、比較的に大きく設定されている。具体的には、間隔Kmは0.3mm、間隔Kpは0.5mmに設定されている。図示しない磁石51は磁性体52と同様の形状となっている。
従って、磁界発生部材50と現像スリーブ26表面の間隔Km、Kpに応じて、磁界発生中央部52pの先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度が異なる。磁界発生端部52m側の間隔Kmは磁界発生中央部52p側の間隔Kpに比べて小さいので、磁界発生部材50の先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度は、磁界発生端部52m側が磁界発生中央部52p側に比べて大きくなる。
このように現像剤層領域Hの長手方向の端部側と中央部側の異なる大きさの磁界に応じて、現像剤層領域Hのトナーは現像スリーブ26表面から剥ぎ取られることになる。
現像スリーブ26の周りには、図3の矢印方向(現像スリーブ26の回転方向)に沿って、順に、規制部材35、現像領域D、トナー循環領域T、及び磁界発生部材50が配置されることになる。
通常、現像ローラ27内の固定磁石体25は、端部側の磁力が中央部側に比べると小さくなり、また、規制部材35のプレート磁石37は、端部側の磁力が中央部側に比べると小さくなっていて、端部側ではトナー帯電量が上昇して、トナーが現像スリーブ26表面に強く付着する。そして、繰り返し現像を行なうと、トナーが規制部材35と現像スリーブ26間を通過する時に、長手方向の中央部側では所定のトナー層厚になっていても、端部側でトナー層厚が大きくなり、トナーの層乱れが発生する。
しかし、本実施形態では、現像後に現像スリーブ26上に残存した現像剤層領域Hの両端部側のトナーは、磁界発生部材50の磁界発生端部52m、52nと固定磁石体25の磁極N1とで形成される比較的に大きな磁界によって、現像スリーブ26表面から剥ぎ取られる。一方、現像剤層領域Hの中央部側の残存トナーは、磁界発生部材50の磁界発生中央部52pと固定磁石体25の磁極N1とで形成される比較的に小さい磁界によって、現像スリーブ26表面から剥ぎ取られる。そして、現像スリーブ26上にトナー層の乱れのない状態で、現像スリーブ26上にトナーが担持され、担持されたトナーは規制部材35により所定の層厚に規制され、現像スリーブ26表面に均一に付着したトナーが感光体11に供給される。
(第2実施形態)
次に、磁界発生部材の変形例を図6とともに図7を用いて説明する。図7は磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図である。第2実施形態では、第1実施形態における磁界発生部材50の磁石51が異なる。以降、第1実施形態と同じ部分には同一の符号を付して同じ部分の説明を省略する。
図7に示すように、磁界発生部材50の磁性体52は、第1実施形態と同様に、ステンレス板等の磁性材料からなり、現像剤層領域Hの長手方向の両端部まで延在する。また、磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52a(図6参照)と現像スリーブ26表面との間隔Kmは、比較的に小さく設定され、一方、磁界発生中央部52pの先端部52aと現像スリーブ26表面との間隔Kpは、比較的に大きく設定されている。具体的には、間隔Kmは0.3mm、間隔Kpは0.5mmに設定されている。
磁石51は、永久磁石であり、現像スリーブ26表面に一定の間隔を隔てて、固定磁石体25(図3)の磁極N1と同極性で対向する。また、磁石51は現像剤層領域Hの両端部側にのみ配設される。つまり、各磁石51は、第1実施形態の磁性体52の各磁界発生端部52m、52nに相当する範囲で配設されている。更に、磁石51は、現像ローラ回転方向に対して磁性体52の下流面で接着剤によって固着されている。尚、磁石51は現像ローラ回転方向に対して磁性体52の上流面に取り付けられてもよい。
従って、現像剤層領域Hの端部側では、第1実施形態と同様に、磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52a(図4参照)は、磁石51によって磁化され、磁性体52の先端部52aと磁石51の対向磁極51a(図4参照)との間を通過する磁力線が形成される。また、磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52aと固定磁石体25との間を通過する磁力線が形成される。この磁力線に対応した磁界が磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52aと現像スリーブ26の表面に形成される。
一方、現像剤層領域Hの中央部側では、磁性体52の磁界発生中央部52pの先端部52a(図4参照)は、固定磁石体25の磁極N1(図4参照)と異極性の磁極に磁化され、磁性体52の磁界発生中央部52pの先端部52aと固定磁石体25の磁極N1との間を通過する磁力線が形成される。この磁力線に対応した磁界が磁性体52の先端部52aと現像スリーブ26の表面に形成される。
更に、磁界発生部材50と現像スリーブ26表面の間隔Km、Kpに応じて、磁界発生部材50の先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度が異なる。磁界発生端部52m側の間隔Kmは磁界発生中央部52p側の間隔Kpに比べて小さいので、磁界発生部材50の先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度は、磁界発生端部52m側が磁界発生中央部52p側に比べて大きくなる。
このように、現像剤層領域Hの端部側と中央部側との磁界は、中央部側では比較的に小さく、端部側では比較的に大きくなり、夫々の磁界によって現像後の現像スリーブ26表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。そして、現像スリーブ26上にトナー層の乱れのない状態で、現像スリーブ26上にトナーが担持され、担持されたトナーは規制部材35により所定の層厚に規制され、現像スリーブ26表面に均一に付着したトナーが感光体11に供給される。
(第3実施形態)
次に、磁界発生部材の別の変形例を図6とともに図8を用いて説明する。図8は磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図である。第3実施形態の磁界発生部材50は、第1及び第2実施形態の磁石51を用いずに磁性体52のみで形成されているものである。第1及び第2実施形態と同じ部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、磁界発生部材50はステンレス鋼板等の磁性材料の磁性体52からなり、現像剤層領域Hの長手方向の両端部まで延在する。また、磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52a(図6参照)と現像スリーブ26表面との間隔Kmは、比較的に小さく設定され、一方、磁界発生中央部52pの先端部52aと現像スリーブ26表面との間隔Kpは、比較的に大きく設定されている。具体的には、間隔Kmは0.25mm、間隔Kpは0.5mmに設定されている。
従って、磁性体52の先端部52aは、固定磁石体25の磁極N1と異極性の磁極に磁化され、磁性体52の先端部52aと固定磁石体25の磁極N1との間を通過する磁力線が形成される。この磁力線に対応した磁界が磁性体52の先端部52aと現像スリーブ26の表面に形成される。
更に、磁界発生部材50と現像スリーブ26表面の間隔Km、Kpに応じて、磁界発生中央部52pの先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度が異なる。磁界発生端部52m側の間隔Kmは磁界発生中央部52p側の間隔Kpに比べて小さいので、磁界発生部材50の先端部52aと現像スリーブ26表面との磁束密度は、磁界発生端部52m側が磁界発生中央部52p側に比べて大きくなる。
このように、現像剤層領域Hの端部側と中央部側との磁界は、中央部側では比較的に小さく、端部側では比較的に大きくなり、夫々の磁界によって現像後の現像スリーブ26表面に残存する現像剤は剥ぎ取られる。そして、現像スリーブ26上にトナー層の乱れのない状態で、現像スリーブ26上にトナーが担持され、担持されたトナーは規制部材35により所定の層厚に規制され、現像スリーブ26表面に均一に付着したトナーが感光体11に供給される。
(第4実施形態)
図9は第4実施形態に係る磁界発生部材及び規制部材と現像ローラとの配置を示す平面図である。第4実施形態は、端部側の磁力を大きくした規制部材35に対応させて磁界発生部材50を構成したものである。第1〜第3実施形態と同じ部分には同一の符号を付して説明を省略する。
前述のように、現像ローラ27内の固定磁石体25や規制部材35のプレート磁石37は、長手方向の端部側の磁力が中央部側に比べると小さくなり、トナー層乱れが発生し易いが、これを防ぐために、図9に示すように、プレート磁石37の端部側に形成されるプレート磁石端部37m、37nの磁力は、その中央部側に形成されるプレート磁石中央部37pより大きく設定されている。
しかし、プレート磁石端部37m、37nとプレート磁石中央部37pの磁力を設定するときに、プレート磁石端部37m、37nの磁力が大きくなりすぎると、規制ブレード36の端部規制部36m、36nの磁力も、中央規制部36pの磁力より大きくなりすぎて、現像剤層領域Hの端部側のトナー層厚とその中央部側のトナー層厚に段差が生じることになる。
そこで、本実施形態の磁界発生部材50は、第1実施形態と同様に磁性部材52と磁石51からなるが、磁性部材52の磁界発生端部52m、52nの長手方向の距離Eは規制部材35の端部規制部36m、36nの長手方向の距離Fよりより長く設定されている。尚、距離E、Fはともに現像剤層領域Hの端部を基準とした長さである。
このように距離E、Fを設定することにより、現像剤層領域H上において、規制部材35の端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界は、磁性体52の磁界発生端部52m、52nと重複する。そして、磁性体52の磁界発生端部52m、52nの先端部52a(図4参照)の磁力は、磁界発生中央部52pの先端部52aの磁力に比べて大きい。これによって、現像後、現像スリーブ26表面に残存するトナーを剥ぎ取る時に、磁界発生部材50は、規制部材35の端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界部分で発生するトナー層の段差を解消するように剥ぎ取る。
尚、トナー厚の段差解消には、第2実施形態(図7参照)の磁界発生部材を適用することができる。この場合には、2つの磁石51を磁性部材52の磁界発生端部52m、52nに対向する範囲に取り付けて、現像剤層領域H上で、磁界発生端部52m、52nが規制部材35の端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界と重複するように構成することなる。また、第3実施形態(図8参照)の磁界発生部材を適用することもできる。この場合には、現像剤層領域H上で、磁性体52の磁界発生端部52m、52nが規制部材35の端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界と重複するように構成することなる。
上記実施形態によれば、現像装置14は、感光体11に対向した現像領域Dにトナーを供給し、周方向に複数の磁極を有する固定磁石体25を内蔵する現像ローラ27と、固定磁石体25の対向する磁極S1とともに形成する磁界によって、現像ローラ27上のトナー量を規制した現像剤層領域Hを形成する規制部材35と、現像ローラ回転方向に対して規制部材35の上流側で現像ローラ27上の現像に供されないトナーを剥ぎ取る磁界発生部材50とを備える。磁界発生部材50は、現像剤層領域Hの長手方向の両端部側に対向する磁界発生端部52m、52nと、各磁界発生端部52m、52nに長手方向で挟まれた磁界発生中央部52pとを有し、この磁界発生端部52m、52nと現像ローラ27表面との間隔Kmは、磁界発生中央部52pと現像ローラ27表面との間隔Kpより小さい。
この構成によると、現像剤層領域Hのトナー層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ27表面にトナーが残存しても、中央部側と端部側のトナーは、磁界発生部材50と現像ローラ27表面との間隔Km、Kpに応じた夫々の磁界によって剥ぎ取られる。つまり、現像剤層領域Hの中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域Hの端部側の磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じてトナーは確実に剥ぎ取られ、現像ローラ27上でトナー層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、上記実施形態によれば、磁界発生部材50は、現像ローラ27の表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体52と、現像ローラ27の表面と対向する対向磁極51aを有し、現像ローラ回転方向に対面して磁性体52に取り付けられる磁石51とを備える。磁石51の対向磁極51aは対向する固定磁石体25の磁極N1と同極性であり、磁界発生端部52m、52nにおける磁性体52と現像ローラ27との間隔Kmは、磁界発生中央部52pにおける磁性体52と現像ローラ27との間隔Kpより小さい。
これによって、磁性体52の先端部52aは、磁石51の対向磁極51aと異極性の磁極に磁化され、磁性体52の先端部52aと磁石51の対向磁極51aとの間を通過する磁力線が形成される。また、磁性体52の先端部52aの磁化された磁極は、固定磁石体25の磁極N1とも異極性となり、磁性体52の先端部52aと固定磁石体25との間を通過する磁力線が形成される。このように、磁性体52の先端部52aと現像ローラ27の表面では、磁力線による2つの磁路が形成され、磁力線の密度が大きくなる。この磁力線に対応した磁界は、磁性体52の先端部52aと現像ローラ27表面との間隔Km、Kpに応じた夫々の磁束密度となり、現像剤層領域Hの中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域Hの磁束密度は比較的に大きくなり、夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ27表面に残存するトナーは剥ぎ取られる。
従って、現像剤層領域Hのトナー層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ27表面にトナーが残存しても、トナーは確実に剥ぎ取られ、現像ローラ27上でトナー層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、上記実施形態によれば、磁界発生部材50は、現像ローラ27の表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体52と、現像ローラ27の表面に対向する対向磁極51aを有し、現像ローラ回転方向に対面して磁性体52に取り付けられる磁石51とを備える。磁性体52は現像剤層領域Hの長手方向の両端部まで延在し、磁石51は現像剤層領域Hの長手方向の両端部側に対向する2箇所に配設され、各磁石51の対向磁極51aは対向する固定磁石体25の磁極N1と同極性であり、磁界発生端部52m、52nにおける磁性体52と現像ローラ27表面との間隔Kmは、磁界発生中央部52pにおける磁性体52と現像ローラ27表面との間隔Kpより小さい。
これによって、現像剤層領域Hの端部側では、磁性体52の先端部52aは、磁石51の対向磁極51aと異極性の磁極に磁化され、磁性体52の先端部52aと磁石51の対向磁極51aとの間を通過する磁力線が形成される。また、磁性体52の先端部52aの磁化された磁極は、固定磁石体25の磁極N1とも異極性となり、磁性体52の先端部52aと固定磁石体25との間を通過する磁力線が形成される。これらの磁力線による2つの磁路に対応した磁界が磁性体52の先端部52aと現像ローラ27の表面に形成される。一方、現像剤層領域Hの中央部側では、磁性体52の先端部52aは、固定磁石体25の磁極N1と異極性の磁極に磁化され、磁性体52の先端部52aと固定磁石体25の磁極N1との磁界が磁性体52の先端部52aと現像ローラ27の表面に形成される。これによって、現像剤層領域Hの端部側と中央部側との磁界は、中央部側では比較的に小さく、端部では比較的に大きくなる。更に、磁性体52の先端部52aと現像ローラ27との間隔Km、Kpに応じた夫々の磁束密度となり、現像剤層領域Hの中央部側の磁束密度は比較的に小さく、現像剤層領域Hの端部側の磁束密度は比較的に大きくなる。上記の夫々の磁束密度の大きさに応じて現像後の現像ローラ27表面に残存するトナーは剥ぎ取られる。
従って、現像剤層領域Hのトナー層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ27表面にトナーが残存しても、トナーは確実に剥ぎ取られ、現像ローラ27上でトナー層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、上記実施形態によれば、磁性体52は、現像ローラ27に対向する先端部52aと、該先端部52aと反対側の反対面部52bとを有し、現像ローラ27周方向における先端部52aの幅は反対面部52bより小さい。
このように、磁性体52の反対面部52bの長さが大きいので、磁性体52の反対面部52bと磁石51との間を通過する多数の磁力線が形成される。従って、磁性体52の磁力が強くなり、磁性体52の先端部52aで効率よく磁界を発生させることができ、現像ローラ27の表面に付着したトナーが確実に剥ぎ取られる。
また、上記実施形態によれば、磁界発生部材50は現像ローラ27の表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体52からなり、磁性体52は固定磁石25の磁極N1に対向し、磁界発生端部52m、52nにおける磁性体52と現像ローラ27表面との間隔Kmは、磁界発生中央部52pにおける磁性体52と現像ローラ27表面との間隔Kpより小さい。
これによって、磁性体52の先端部52aは、固定磁石体25の磁極N1と異極性の磁極に磁化され、磁性体52の先端部52aと固定磁石体25の磁極N1との磁界が磁性体52の先端部52aと現像ローラ27の表面に形成される。この磁界の大きさは、磁性体52の先端部52aと現像ローラ27表面との間隔Km、Kpに応じたものとなり、現像剤層領域Hの中央部側の磁界は比較的に小さく、現像剤層領域Hの端部側の磁界は比較的大きくなり、夫々の磁界によって現像後の現像ローラ27表面に残存するトナーは剥ぎ取られる。
従って、現像剤層領域Hのトナー層厚が長手方向の中央部側に対して端部側で大きくなって、現像後の現像ローラ27表面にトナーが残存しても、トナーは確実に剥ぎ取られ、現像ローラ27上でトナー層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
また、上記実施形態によれば、規制部材35は、現像剤層領域Hの長手方向の両端部側に対向する端部規制部36m、36nと、各端部規制部36m、36nに長手方向で挟まれた中央規制部36pとを有し、端部規制部36m、36nの磁力は中央規制部36pの磁力より大きく、磁界発生部材50の磁界発生端部52m、52nは、規制部材35の端部規制部36m、36nと、端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界とに対向する現像剤層領域Hに対向するように形成されている。
これによって、規制部材35によって現像剤層Hを形成するときに、端部規制部36m、36nの磁力が中央規制部36pの磁力より大きいと、現像剤層領域Hの端部側のトナー層厚とその中央部側のトナー層に段差が生じる。しかし、現像後、現像ローラ27表面に残存するトナーを剥ぎ取る時に、磁界発生部材50の磁界発生端部52m、52nが現像剤層領域H上で規制部材35の端部規制部36m、36nと中央規制部36pの境界と重複するように設けられているので、磁界発生部材50はトナー層の段差を解消するように剥ぎ取る。従って、現像ローラ27上でトナー層の乱れがなく、良好な画像が得られる。
尚、上記実施形態では、磁性体52の磁界発生端部52m、52nと磁界発生中央部52pは現像スリーブ26に対して夫々所定の間隔を有するように、それらの境界部は直角形状に形成されている構成を示したが、本発明はこれに限らず、磁界発生端部52mと磁界発生中央部52pの境界は、傾斜するように形成され、現像スリーブ26との間隔が磁界発生端部52mから磁界発生中央部52pに向けて徐々に変化するようにしてもよい。この場合には、磁界発生部材50と現像スリーブ26表面との磁束密度が境界部で徐々に変化することになるが、上記実施形態と同様の効果を奏する。
また、磁界発生部材50の磁界発生端部52m、52n側の間隔Kmが磁界発生中央部52p側の間隔Kpより小さい構成であれば、上記実施形態に限らず、磁界発生部材50が磁石51のみからなり、磁石51の対向磁極51aが現像ローラ27の固定磁石体25の磁極に対して異極性である構成にしてもよい。また、磁界発生部材50が磁石51のみからなり、磁石51の対向磁極51aが現像ローラ27の固定磁石体25の磁極に対して同極性である構成にしてもよい。更に、磁界発生部材50の磁石51を固定磁石体25の磁極Nと磁極Sとの間に配置し、磁石51の磁力を比較的に強くしておき、この磁石51の磁力によって、磁気ブラシが形成される構成にしてもよい。これらの磁界によって、現像ローラ27表面に付着したトナーを剥ぎ取るようにしても上記実施形態と同様の効果を奏する。
本発明は、電子写真方式を利用した複写機、プリンタ、ファクシミリ、それらの複合機等の画像形成装置に用いる現像装置及びそれを備えた画像形成装置に利用することができる。
1 画像形成装置
11 感光体(像担持体)
14 現像装置
22 現像容器
22a 現像剤収容部
22m 隣接部
22n 取り付け部
22p 現像剤供給部
25 固定磁石体
26 現像スリーブ
27 現像ローラ
35 規制部材
36 規制ブレード
36m、36n 端部規制部
36p 中央規制部
37 プレート磁石
37m、37n プレート磁石端部
37p プレート磁石中央部
43、44 撹拌部材
50 磁界発生部材
51 磁石
51a 対向磁極
51b 反対磁極
51c 対面部
52 磁性体
52a 先端部
52b 反対面部
52m、52n 磁界発生端部
52p 磁界発生中央部
D 現像領域
H 現像剤層領域
Km、Kp 間隔
T トナー循環領域

Claims (7)

  1. 像担持体に対向した現像領域に現像剤を供給し、周方向に複数の磁極を有する固定磁石体を内蔵する現像ローラと、前記固定磁石体の対向する磁極とともに形成する磁界によって、前記現像ローラ上の現像剤の量を規制した現像剤層領域を形成する規制部材と、現像ローラ回転方向に対して前記規制部材の上流側で前記現像ローラ上の現像に供されない現像剤を剥ぎ取る磁界発生部材とを備える現像装置において、
    前記磁界発生部材は、前記現像剤層領域の長手方向の両端部側に対向する磁界発生端部と、前記各磁界発生端部に長手方向で挟まれた磁界発生中央部とを有し、前記磁界発生端部と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴とする現像装置。
  2. 前記磁界発生部材は、前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体と、前記現像ローラの表面と対向する対向磁極を有し、現像ローラ回転方向に対面して前記磁性体に取り付けられる磁石とを備え、前記磁石の対向磁極は対向する固定磁石体の磁極と同極性であり、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記磁界発生部材は、前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体と、前記現像ローラの表面に対向する対向磁極を有し、現像ローラ回転方向に対面して前記磁性体に取り付けられる磁石とを備え、前記磁性体は前記現像剤層領域の長手方向の両端部まで延在し、前記磁石は前記現像剤層領域の長手方向の両端部側に対向する2箇所に配設され、前記各磁石の対向磁極は対向する固定磁石体の磁極と同極性であり、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 前記磁性体は、前記現像ローラに対向する先端部と、前記先端部と反対側の反対面部とを有し、現像ローラ周方向における前記先端部の幅は前記反対面部より小さいことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記磁界発生部材は前記現像ローラの表面と所定の間隔を隔てて対向する磁性体からなり、前記磁性体は前記固定磁石の磁極に対向し、前記磁界発生端部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔は、前記磁界発生中央部における前記磁性体と前記現像ローラ表面との間隔より小さいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  6. 前記規制部材は、前記現像剤層領域の長手方向の端部側に対向する端部規制部と、前記各端部規制部に長手方向で挟まれた中央規制部とを有し、前記端部規制部の磁力は前記中央規制部の磁力より大きく、
    前記磁界発生部材の磁界発生端部は、前記規制部材の端部規制部と、前記端部規制部と前記中央規制部の境界とに対向する現像剤層領域に対向するように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の現像装置が搭載された画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015022281A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 現像装置及び画像形成装置

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