JP2011149377A - 容量制御弁 - Google Patents

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太田  雅樹
Masakazu Murase
正和 村瀬
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Jun Yamazaki
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Abstract

【課題】容量可変型圧縮機の吐出容量をより精度よく制御可能な容量制御弁を提供する。
【解決手段】本発明の容量制御弁は、容量可変型圧縮機の吐出室5bとクランク室9とを接続する通路4f、4e、4b、4dに弁座VSと弁体VBとが設けられ、PWM制御によって弁座VSと弁体VBとの間で通路4f、4e、4b、4dの開度を変更してクランク室9の圧力を変更しうる。弁座VSと弁体VBとの間には、通路4f、4e、4b、4dの開度が小さい時に弁座VSと弁体VBとの衝突により発生する、弁座VSと弁体VBとの反発を抑制する制振手段としての制振部材22が備えられている。
【選択図】図2

Description

本発明は容量制御弁に関する。
従来、特許文献1に開示された容量制御弁が知られている。この容量制御弁は、容量可変型圧縮機の吐出室とクランク室とを接続する通路に弁座と弁体とが設けられ、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって弁座と弁体との間で通路の開度を変更する。この容量制御弁は、吸振合金からなるスナップリング等を介して容量可変型圧縮機のハウジングに組み付けられる。
こうして得られる容量可変型圧縮機は、吐出室とクランク室とを接続する通路の開度がPWM制御によって変更可能である。このため、この容量可変型圧縮機が車両の空調装置に採用されれば、例えば、車両の加速時にPWM制御によって通路の開度を大きくすれば、吐出室内の高圧の冷媒ガスがクランク室に供給され易くなり、吐出容量が小さくなる。逆に、車両の定速時にPWM制御によって通路の開度を小さくすれば、吐出室内の高圧の冷媒ガスがクランク室に供給され難くなり、吐出容量が大きくなる。こうして、この容量可変型圧縮機では、車速等に応じて吐出容量が適宜変更され得ることとなる。この間、この容量可変型圧縮機はPWM制御の入力信号、特に400〜500Hzの入力信号によって容量制御弁が微振動を生じるが、この微振動は吸振合金からなるスナップリング等によって抑制され、長期に亘って高い静粛性を発揮可能である。
特開2007−71114号公報
しかし、上記従来の容量制御弁は、容量可変型圧縮機のハウジングとの間に吸振合金からなるスナップリング等を有しているだけであり、静粛性の点では一応の満足は得られ得るものの、吐出容量を精度よく制御し難いという問題がある。
すなわち、この容量制御弁においては、PWM制御の入力信号が容量可変型圧縮機のハウジングには伝達し難いものの、弁座と弁体との間には依然として伝達する。このため、通路の開度が小さい時には、弁座と弁体との相対距離が小さいため、弁座と弁体とが無数に衝突し、衝突後には、弁座と弁体との反発によって開度がより大きくなることから、開度が安定しない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、容量可変型圧縮機の吐出容量をより精度よく制御可能な容量制御弁を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の容量制御弁は、容量可変型圧縮機の吐出室とクランク室とを接続する通路、又は該容量可変型圧縮機の該クランク室と吸入室とを接続する通路に弁座と弁体とが設けられ、PWM制御によって該弁座と該弁体との間で該通路の開度を変更して該クランク室の圧力を変更し得る容量制御弁において、
前記弁座と前記弁体との間には、前記通路の開度が小さい時に該弁座と該弁体との衝突により発生する、該弁座と該弁体との反発を抑制する制振手段が備えられていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の容量制御弁では、通路の開度が小さい時において、制振手段が弁座と弁体との衝突により発生する、弁座と弁体との反発を抑制することから、通路の開度が安定する。
したがって、この容量制御弁によれば、容量可変型圧縮機の吐出容量をより精度よく制御することが可能である。
制振手段としては、防振合金、ゴムやばねを用いた部材、積層鋼板等を採用することができる。弁座と弁体との間に防振合金等からなる制振部材を設けてもよく、弁座及び弁体の少なくとも一方を防振合金等で構成してもよい。
防振合金は、内部の分子摩擦によって振動エネルギーを熱に変換して振動を吸収する。また、防振合金は、温度依存の小さい振動吸収特性を有し、高い減衰能を持つ。しかも、防振合金は、形状自由度が大きい上に耐久性に優れている。このため、弁座を防振合金で構成すれば、弁体側から伝達する振動を弁座で吸収することが可能になる。防振合金としては、(1)Fe−Cr−Al、Fe−Cr−Al−Mn、Fe−Cr−Mo、Co−Ni、Fe−Cr等の強磁性型の防振合金、(2)複合型のAl−Zn防振合金、(3)Mn−Cu、Cu−Mn−Al等の転移型の防振合金、(4)Cu−Zn−Al、Cu−Al−Ni、Ni−Ti等の双晶型の防振合金を採用することができる。
本発明の容量制御弁は、弁ハウジングと、この弁ハウジングに固定され、PWM制御によって励磁されるコイルと、このコイルによって軸方向に駆動されるロッドと、このロッドの先端に設けられた吸入圧検知機構と、ロッドの途中に一体に設けられた弁体とを有し得る。弁ハウジングには、ロッドが挿通される軸孔と、この軸孔から吐出室と連通する吐出ポートと、軸孔と弁座を介して連通し、弁体が設けられた弁室と、この弁室をクランク室に連通するクランクポートとが形成され得る。そして、弁室には、ロッドを挿通しつつ弁座を形成する制振部材が制振手段として設けられ得る(請求項2)。この場合、PWM制御の入力信号は、コイルに伝達され、ロッドを介して弁体に伝達されるが、制振部材によって弁座と弁体との相対振動が抑制され、通路の開度が安定する。
制振部材は軸孔に嵌合するボス部を有し得る(請求項3)。この場合、軸孔を比較的大径に形成して容量制御弁の組付けを容易にしても、ボス部の内径で開度を規定することができるため、組付けの容易性と開度の微妙な調整とを実現することが可能になる。
実施例1、2の容量制御弁を採用した容量可変型圧縮機の断面図である。 実施例1の容量制御弁の断面図である。 実施例1の容量制御弁の要部拡大断面図である。 実施例1の容量制御弁(図(A))と比較例の容量制御弁(図(B))とにおいて、弁体の時間と振幅との関係を示す模式グラフである。 実施例1の容量制御弁を採用した容量可変型圧縮機における時間と圧力と騒音との関係を示す概略のグラフである。 比較例の容量制御弁を採用した容量可変型圧縮機における時間と圧力と騒音との関係を示す概略のグラフである。 実施例2の容量制御弁の要部拡大断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1の容量制御弁2は容量可変型斜板式圧縮機に組み付けられている。この圧縮機は、シリンダブロック1に複数個のシリンダボア1aが同心円状に等角度間隔でそれぞれ平行に形成されている。シリンダブロック1は、前方に位置するフロントハウジング3と後方に位置するリヤハウジング5とに挟持され、この状態で締結されている。シリンダブロック1とフロントハウジング3とによって内部にクランク室9が形成されている。
フロントハウジング3には軸孔3aが形成され、シリンダブロック1には軸孔1bが形成されている。軸孔3a、1bには軸封装置9a及び軸受装置9b、9cを介して駆動軸11が回転可能に支承されている。フロントハウジング3には軸受装置3bを介してプーリ13が設けられており、プーリ13は駆動軸11に固定されている。プーリ13には車両のエンジンやモータによって駆動されるベルト13cが巻き掛けられている。なお、プーリ13の代わりに電磁クラッチを設けることも可能である。
クランク室9内では、駆動軸11にラグプレート15が圧入されており、ラグプレート15とフロントハウジング3との間には軸受装置9d、9eが設けられている。また、駆動軸11には斜板17が挿通されている。ラグプレート15と斜板17との間には、駆動軸11回りで傾角縮小ばね19が設けられている。また、クランク室9内では、駆動軸11にサークリップ11aが固定されており、サークリップ11aには斜板17に向かって復帰ばね21が設けられている。また、ラグプレート15と斜板17とは、斜板17を傾角変動可能に支持するリンク機構23によって接続されている。
各シリンダボア1a内にはピストン25が往復動可能に収納されている。各ピストン25と斜板17との間には前後で対をなすシュー27a、27bが設けられている。各対のシュー27a、27bによって斜板17の揺動運動が各ピストン25の往復動に変換されるようになっている。
シリンダブロック1とリヤハウジング5との間には弁ユニット29が設けられている。各シリンダボア1aはピストン25と弁ユニット29との間が圧縮室31となっている。弁ユニット29は、ピストン25が吸入行程にあるときに吸入室5a内の冷媒を圧縮室31に吸入し、ピストン25が圧縮行程にあるときに冷媒を圧縮室31内に閉じ込め、ピストン25が吐出行程にあるときに圧縮室31内の冷媒を吐出室5bに吐出するようになっている。
リヤハウジング5内には、径方向内側に位置する吸入室5aと、径方向外側に位置する環状の吐出室5bとが形成されている。クランク室9と吸入室5aとは抽気通路42によって接続されており、クランク室9と吐出室5bとは給気通路44、46によって接続されている。リヤハウジング5内には、吸入室5aと検圧通路48によって連通するとともに、給気通路44、46と連通する容量制御弁2が収納されている。
容量制御弁2では、図2に示すように、第1ハウジング4の上端に検知室4aが形成され、第1ハウジング4の下端に弁室4bが形成されている。第1ハウジング4の側面には検知室4aを外部に開く吸入ポート4cが形成されている。吸入ポート4cは検圧通路48によって吸入室5a(図1参照)に連通しており、吸入圧力Psが供給されるようになっている。検知室4a内に流量差圧を供給するように構成することも可能である。また、第1ハウジング4の上端には調整ねじ6が螺合されており、検知室4aは第1ハウジング4及び調整ねじ6によって区画されている。
第1ハウジング4の下端には筒状の固定鉄心8が固定されており、弁室4bは第1ハウジング4及び固定鉄心8によって区画されている。第1ハウジング4の側面には弁室4bを外部に開くクランクポート4dが形成されている。クランクポート4dは給気通路によってクランク室9(図1参照)に連通しており、クランク室圧力Pcが供給されるようになっている。
第1ハウジング4には軸方向に延びる軸孔4eも形成されており、検知室4a及び弁室4bは軸孔4eによって連通されている。また、第1ハウジング4の側面には軸孔4eを外部に開く吐出ポート4fが径方向に形成されている。吐出ポート4fは給気通路によって吐出室5b(図1参照)に連通しており、吐出圧力Pdが供給されるようになっている。
第1ハウジング4の下端には筒状の第2ハウジング10が固定されており、第2ハウジング10には固定鉄心8回りにコイル12が固定されている。このコイル12にはPWM制御の入力信号が入力されるようになっている。
固定鉄心8には軸孔4eと同軸に軸孔8aが貫設されており、固定鉄心8の下方には可動鉄心14が位置している。可動鉄心14の上端には上方に向かって軸方向に延びるロッド16が固定されており、ロッド16は軸孔8a、弁室4b及び軸孔4eを経て検知室4a内まで延びている。
検知室4a内には、上端が調整ねじ6に固定され、下端がロッド16に固定されたベローズ18が収納されている。ベローズ18の下端は第1ハウジング4との間に設けられたばね20によって上方に付勢されている。ベローズ18が吸入圧検知機構を構成している。
ロッド16の上部には、吐出ポート4fよりも下方の軸孔4eと弁室4bとの間に跨る小径部16aが形成されている。ロッド16は、小径部16aよりも上部が軸孔4e内を封止状態で上下動可能な太さとされており、小径部16aはそこよりも径が細くされている。
弁室4b内には薄い円板状の防振合金からなる制振部材22が収納されている。制振部材22には、図3に示すように、軸孔4eと同径の軸孔22aが同軸に貫設されており、軸孔22a回りが弁座VSとなっている。ロッド16は、小径部16aよりも下部が弁座VSと対面する弁体VBとなっている。
図2に示すように、弁室4b内ではロッド16にばね座24が固定されており、ばね座24と制振部材22との間には押圧ばね26が設けられている。制振部材22はこれらばね座24及び押圧ばね26によって常に弁室4bの上面に当接している。
第2ハウジング10の下端にはフランジ28が固定され、フランジ28の下端には可動鉄心14を隠蔽する蓋部材30が固定されている。この容量制御弁2は複数のOリングを介して圧縮機のリヤハウジング5に組みつけられる。吐出ポート4f、小径部16a回りの軸孔4e、弁室4b及びクランクポート4dが通路に相当する。
以上のように構成された圧縮機は、車両用空調装置において、吐出室5bが凝縮器に接続され、凝縮器が膨張弁を介して蒸発器に接続され、蒸発器が吸入室5aに接続される。そして、エンジン等によって駆動軸11が回転駆動されれば、斜板17の傾角に応じた吐出容量で吸入室5a内の冷媒を圧縮室31で圧縮して吐出室5bに吐出する。
この間、例えば、車両の加速時にPWM制御によって弁座VSと弁体VBとの間の開度を大きくすれば、吐出室5b内の高圧の冷媒ガスが吐出ポート4f、軸孔4e、弁室4b及びクランクポート4dを経てクランク室9に供給され易くなり、吐出容量が小さくなる。逆に、車両の定速時にPWM制御によって弁座VSと弁体VBとの間の開度を小さくすれば、吐出室5b内の高圧の冷媒ガスがクランク室9に供給され難くなり、吐出容量が大きくなる。こうして、この圧縮機では、車速等に応じて吐出容量が適宜変更され得ることとなる。
この圧縮機において、PWM制御の入力信号は、コイル12に伝達され、ロッド16を介して弁体VBに伝達される。このため、弁座VSと弁体VBとの開度が小さい時において、弁体VBは弁座VSに対して無数に衝突する。しかし、この圧縮機では、弁座VSが制振部材22によって構成されているため、弁座VSと弁体VBとの相対振動が抑制される。つまり、図4の(A)に示すように、弁体VBの振幅が早期に小さくなる。これは弁体VBの衝突後に、弁座VSと弁体VBとの反発が制振部材22によって抑制されるからである。
これに対し、制振部材22を採用せず、開度については実施例1の容量制御弁と同様とした容量制御弁を比較例として用意した。この容量制御弁を用いた圧縮機においては、弁座と弁体との相対振動が抑制されない。つまり、図4の(B)に示すように、弁体の振幅が早期に小さくならない。これは弁体の衝突後の反発が第1ハウジング4によって抑制されないからである。
したがって、この容量制御弁2によれば、弁座VSと弁体VBとの開度が安定することから、抽気通路の開度を過剰に小さくしなくても、圧縮機の吐出容量をより精度よく制御することが可能である。
また、この圧縮機において、時間(sec)と圧力(MPaG)と騒音(dB)との関係を求めた。図5にその概略のグラフを記載した。一方、比較例の概略のグラフを図6に示す。ともに時刻TでPWM制御を行った。
図5に特性を示す実施例1の圧縮機は、図6に特性を示す比較例の圧縮機と比べ、クランク室圧力Pcに変動が少なく、吐出容量を精度よく制御できることがわかる。また、図5及び図6より、実施例1の容量制御弁2によれば、比較例の容量制御弁と比べ、PWM制御の入力信号による容量制御弁2の微振動も抑制できるため、長期に亘って高い静粛性を発揮可能であることもわかる。
(実施例2)
実施例2の容量制御弁は、図7に示すように、制振部材32が軸孔4gに嵌合するボス部32aを有している。この場合、検知室4aと弁室4bとを接続する軸孔4gを比較的大径に形成しても、ボス部32aの内径32bで開度を規定することができるため、組付けの容易性と開度の微妙な調整とを実現することが可能になる。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、容量制御弁は容量可変型圧縮機のクランク室と吸入室とを接続する通路を有するものであってもよい。また、実施例2の容量制御弁において、制振部材32と第1ハウジング4の上面との間にばねを設けてもよい。
本発明は車両用空調装置等に利用可能である。
5b…吐出室
9…クランク室
5a…吸入室
VS…弁座
4f、4e、4b、4d…通路(4f…吐出ポート、4e…軸孔、4b…弁室、4d…クランクポート)
VB…弁体
2…容量制御弁
22、32…制振手段(制振部材)
4、10…弁ハウジング(4…第1弁ハウジング、10…第2弁ハウジング)
12…コイル
16…ロッド
18…吸入圧検知機構(ベローズ)
4a…検知室
4e…軸孔
4f…吐出ポート
4b…弁室
4d…クランクポート
32a…ボス部

Claims (3)

  1. 容量可変型圧縮機の吐出室とクランク室とを接続する通路、又は該容量可変型圧縮機の該クランク室と吸入室とを接続する通路に弁座と弁体とが設けられ、PWM制御によって該弁座と該弁体との間で該通路の開度を変更して該クランク室の圧力を変更し得る容量制御弁において、
    前記弁座と前記弁体との間には、前記通路の開度が小さい時に該弁座と該弁体との衝突により発生する、該弁座と該弁体との反発を抑制する制振手段が備えられていることを特徴とする容量制御弁。
  2. 弁ハウジングと、該弁ハウジングに固定され、前記PWM制御によって励磁されるコイルと、該コイルによって軸方向に駆動されるロッドと、該ロッドの先端に設けられた吸入圧検知機構と、該ロッドの途中に一体に設けられた前記弁体とを有し、
    前記弁ハウジングには、前記ロッドが挿通される軸孔と、該軸孔から前記吐出室と連通する吐出ポートと、該軸孔と前記弁座を介して連通し、該弁体が設けられた弁室と、該弁室を前記クランク室に連通するクランクポートとが形成され、
    前記弁室には、前記ロッドを挿通しつつ前記弁座を形成する制振部材が前記制振手段として設けられている請求項1記載の容量制御弁。
  3. 前記制振部材は前記軸孔に嵌合するボス部を有する請求項2記載の容量制御弁。
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