JP2011146183A - 二次電池の昇温装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡便な方法でより効率的に二次電池の昇温を行う。
【解決手段】上アームトランジスタ23と上アームトランジスタ23と交互にオンオフされる下アームトランジスタ25とを含む昇圧コンバータ20と、二次電池10に流れる電流を検出する電流センサ33と、各トランジスタ23,25をオンオフさせる制御部50と、を含む二次電池の昇温装置100であって、制御部50は、各トランジスタ23,25をオンオフさせるスイッチング周波数を変化させながら、電流センサ33によって各トランジスタ23,25のオンオフ状態が切り替わる際のピーク電流を順次検出し、ピーク電流の電流差が最大となる周波数を選択するスイッチング周波数選択手段と、スイッチング周波数選択手段で選択したスイッチング周波数によって各トランジスタ23,25をオンオフし、二次電池10の温度を昇温する昇温手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、二次電池をリップル電流で昇温する二次電池の昇温装置に関する。
ハイブリッド車両や電動車両の電源としてリチウムイオン電池やニッケル水素電池のような充放電可能な二次電池が多く用いられている。このような二次電池は、一般に、温度が低下すると充放電特性が低下してくるので、低温起動の際のように二次電池の温度が低い場合には、速やかに電池の温度を昇温することが必要となる。
そこで、低温時に二次電池の充電と放電とを交互にパルス状に繰返し、二次電池の内部発熱により二次電池を昇温する方法が提案されている(例えばと、特許文献1参照)。この方法は、バッテリ温度に応じて、充放電パターンの最大振幅を規制するリミッタ値を可変設定し、二次電池の温度が規定温度未満のときにリミッタ値の範囲内でパルス電流による充電と放電とを交互に繰り返して二次電池の昇温を行うものである。この方法によると、低温時にバッテリの状態に応じて充放電を制御して内部発熱による温度上昇を促進することができる。
また、二次電池の充電方法について、二次電池の内部共振周波数におけるパルスで充電を行い、充電電流による熱消散や二次電池の損傷を抑制して二次電池を充電する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−332777号公報 特開2004−527998号公報
ところで、二次電池の温度が低い場合に、電力用半導体をオンオフさせることによって所定周波数のリップル電流を二次電池に発生させ、このリップル電流によって二次電池を昇温させ、二次電池の内部抵抗による発熱を利用して温度を上昇させる方法がある。この方法の場合、リップル電流の周波数を二次電池の共振周波数にすると特許文献2に記載されているように多くの電流を流すことができることから、二次電池のインピーダンスの絶対値が低くなる共振周波数でリップル電流を発生させて二次電池を昇温することが用いられることがある。
しかし、二次電池の内部共振周波数は、温度や残存容量、劣化度等によって変化するため、低温起動の際の二次電池の内部共振周波数を求めようとする場合には、その都度二次電池の特性を調べることが必要となることから、常に効率的なリップル周波数で二次電池の昇温を行うことが困難であった。
本発明は、簡便な方法でより効率的に二次電池の昇温を行うことを目的とする。
本発明の二次電池の充電装置は、オンの場合に二次電池に接続されたリアクトルに電力を蓄えさせる下アームスイッチング素子と、下アームスイッチング素子と交互にオンオフされ、オンの場合にリアクトルに蓄積された電力を放出する上アームスイッチング素子とを含む昇圧コンバータと、二次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、各スイッチング素子をオンオフさせる制御部と、を含む二次電池の昇温装置であって、制御部は、各スイッチング素子をオンオフさせるスイッチング周波数を変化させながら、電流検出手段によって各スイッチング素子のオンオフ状態が切り替わる際の二次電池に流れる電流を順次検出し、一の検出電流値とその前後の検出電流値との電流差が最大となる周波数を選択するスイッチング周波数選択手段と、スイッチング周波数選択手段で選択したスイッチング周波数によって各スイッチング素子をオンオフし、二次電池の温度を昇温する昇温手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の二次電池の充電装置において、電流検出手段はリアクトルに流れる電流を検出する電流センサであること、としても好適であるし、制御部は、二次電池の入出力電流の絶対値と二次電池の運転時間とを掛け合わせた値が所定の閾値に達した場合に、再度周波数検出手段を実行すること、としても好適である。
本発明は、簡便な方法でより効率的に二次電池の昇温を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における二次電池の昇温装置の構成を示す系統図である。 本発明の実施形態における二次電池の昇温装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態における二次電池の昇温装置のリップル電流の変化を示すグラフである。 スイッチング周波数に対する二次電池の内部インピーダンスZ、リップル電流ILの変化を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態の二次電池の昇温装置100は、充放電可能な二次電池10と、二次電池10に直列に接続されたリアクトル22と、オンの場合に二次電池10に接続されたリアクトル22に電力を蓄えさせる下アームスイッチング素子である下アームトランジスタ25と、下アームトランジスタ25と交互にオンオフされ、オンの場合にリアクトル22に蓄積された電力を放出する上アームスイッチング素子である上アームトランジスタ23と、制御部50を含んでいる。制御部50は内部に信号処理を行うCPUとプログラムやデータを格納する記憶部を含むコンピュータであり、各トランジスタ23,25はそれぞれ制御部50に接続され、制御部50の指令によってオンオフするよう構成されている。各トランジスタ23,25には、それぞれ逆並列にダイオード24,26が接続されており、上アームトランジスタ23,下アームトランジスタ25、各ダイオード24,26、リアクトル22は昇圧コンバータ20を構成する。二次電池10は、二次電池本体11に直列に接続された内部にコンデンサ12とリアクトル14と抵抗15と、コンデンサ12には並列に接続された抵抗13によって模式的に表される内部インピーダンスZを含んでいる。
二次電池10にはその温度を検出する温度センサ31が取り付けられ、低圧コンデンサ21にはその両端の電圧を検出する電圧センサ32が取り付けられ、リアクトル22と上アームトランジスタ23或いは下アームトランジスタ25との間にはリアクトル22を流れる電流を検出する電流センサ33が取り付けられている。各センサ31,32,33はそれぞれ制御部50に接続され、各センサ31,32,33で検出された信号は制御部50に入力されるよう構成されている。
昇圧コンバータ20の出力電路である高圧電路28と基準電路29とはインバータ41に接続され、インバータ41には負荷である車両駆動用のモータジェネレータ42が接続されている。また、二次電池10とリアクトル22との間には二次電池10と並列に低圧コンデンサ21が接続され、昇圧コンバータ20とインバータ41との間の高圧電路28と基準電路29との間には昇圧コンバータ20と並列に高圧コンデンサ27が接続されている。
図2を参照しながら以上のように構成された二次電池10の昇温装置100の動作について説明する。なお、以下の説明では、昇圧コンバータ20からインバータ41、モータジェネレータ42に供給される電力がない状態について説明する。図2のステップS101に示すように、昇温装置100は、内部に設定されている初期スイッチング周波数で上アームトランジスタ23、下アームトランジスタ25のオンオフ動作を開始する。初期スイッチング周波数は、例えば、始動の際の二次電池10の温度における内部インピーダンスZと共振すると予想される予想共振周波数としても良いし、その温度で予想される予想共振周波数の低いほうの下限周波数としても良いし高い方の上限周波数としてもよい。二次電池10の内部インピーダンスZと共振する予想共振周波数は、試験などによって求めたものでも良いし、設計的に求められる共振周波数であってもよい。二次電池10の内部インピーダンスZと共振する周波数は500Hzから2kHzの間にあることが多いことから、下限の500Hzを初期スイッチング周波数としても良いし、上限の2kHzを初期スイッチング周波数としてもよいし、その中間の1kHzを初期スイッチング周波数としても良い。
図3に示すように、下アームトランジスタ25がオンとなっている場合には、上アームトランジスタ23がオフとなっており、二次電池10からの電流は、リアクトル22から下アームトランジスタ25を通って流れ、リアクトル22に電力が蓄えられる。従って、二次電池10からリアクトル22に向かって流れるリップル電流ILは増加していき、上アームトランジスタ23がオンになると同時に下アームトランジスタ25がオフとなる図3に示す時間t1に、リップル電流ILはピーク電流I1となる。
そして、図3に示す時間t1に、上アームトランジスタ23がオンになると同時に下アームトランジスタ25がオフと、リアクトル22に蓄えられていた電力は上アームトランジスタ23を通って高圧電路28に放出されていく。高圧電路28の電圧は二次電池10の電圧よりも高いため、リアクトル22に蓄積された電力が放出されるにつれてリアクトルから上アームトランジスタ23に向かうリップル電流ILはピーク電流I1から低下してくる。そして、リアクトル22に蓄積された電力が全て放出されると、リアクトル22から上アームトランジスタ23に流れる電流はゼロとなる。その後、電圧の高い高圧電路28から電圧の低い二次電池10に向かって逆方向に電流が流れ出すのでリップル電流ILはマイナスとなる。その後、リップル電流ILはマイナス方向に増加し、上アームトランジスタ23がオフになると同時に下アームトランジスタ25がオンとなる図3に示す時間t2に、リップル電流ILはマイナス側のピーク電流I2となる。
そして、上アームトランジスタ23がオフとなり、下アームトランジスタ25がオンとなるとリアクトル22に蓄えられた電力は一度、二次電池10に充電されるが、リアクトル22に蓄えられた電力が無くなってくるにつれて二次電池10に充電されるリップル電流にILの絶対値が小さくなり、その後リップル電流ILは二次電池10からリアクトル22に向かうプラス方向に流れるようになり、再びリアクトル22に電力が蓄積される。
このように、制御部50は、所定のスイッチング周波数で上アームトランジスタ23,下アームトランジスタ25をオンオフさせて、二次電池10を周期的に充放電するリップル電流ILを流す。
図2のステップS102に示すように、制御部50は、上アームトランジスタ23と下アームトランジスタ25のオンオフの状態が変化する図3に示す時間t1からt7の各タイミングで電流センサ33によって各ピーク電流I1,I2を取得する。そして、図2のステップS103に示すように、制御部50は、各ピーク電流I1,I2の差(I1−I2)を計算し、記憶部に電流差ΔI1として格納する。
図2のステップS104に示すように、制御部50は、スイッチング周波数を変更する。例えば、初期のスイッチング周波数を下限周波数の500Hzとした場合には、制御部50は、スイッチング周波数を500Hzよりも少し高い周波数に変更する。また、初期スイッチング周波数が上限周波数の2kHzであった場合には、スイッチング周波数を2kHzよりも少し低い周波数に変更する。そして、図2のステップS105に示すように、先に説明したと同様の方法で各ピーク各ピーク電流I1,I2を取得し、図2のステップS106に示すように、制御部50は、各ピーク電流I1,I2の差(I1−I2)を計算し、記憶部に電流差ΔI2として格納する。
図4に示すように、スイッチング周波数が変化すると図4に実線aで示す二次電池10の内部インピーダンスZと図4に一点鎖線bで示すリップル電流ILも変化する。図4に示すように、スイッチング周波数が二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0となる場合に線aの二次電池の内部インピーダンスZは最低となり、逆に一点鎖線bのリップル電流ILは最大となる。初期スイッチング周波数を上限周波数或いは下限周波数とした場合、初期スイッチング周波数からスイッチング周波数を増加、或いは減少させた際にはリップル電流ILが増加することとなる。このため、図2のステップS107に示すように、制御部50は、記憶部に格納した最初の電流差ΔI1とスイッチング周波数を変更した後の電流差ΔI2とを比較し、スイッチング周波数を変更した後の電流差ΔI2のほうが初期スイッチング周波数による電流差ΔI1よりも大きい場合には、図2のステップS108に示すように、記憶部に格納した電流差ΔI2を電流差ΔI1に置き換える。そして、制御部50は図2のステップS104に戻って更にスイッチング周波数を増減して、記憶部に格納した前回の電流差ΔI1と次の電流差ΔI2とを比較し、次の電流差ΔI2のほうが前回の電流差ΔI1よりも大きい場合には、記憶部に格納した電流差ΔI2を電流差ΔI1に置き換える動作を継続する。そして、制御部50は、図2のステップS107に示すように、記憶部に格納した前回の電流差ΔI1と次の電流差ΔI2とを比較し、次の電流差ΔI2のほうが前回の電流差ΔI1よりも大きくない場合には、制御部50はスイッチング周波数が二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0を超えたと判断し、図2のステップS109に示すように、前回、すなわち変更直前のスイッチング周波数を昇温用スイッチング周波数として選択する。
そして、図2のステップS110に示すように、制御部50は、選択した昇温用スイッチング周波数で上アームトランジスタ23、下アームトランジスタ25をオンオフ動作させ、二次電池10に流れるリップル電流ILによって二次電池10の昇温を行う。この場合、スイッチング周波数は二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0となっていることから、最大のリップル電流ILを流すことができ、効率的に二次電池10の昇温を行うことができる。そして、図2のステップS111に示すように、二次電池10の温度が所定の温度まで上昇したら、昇温動作を停止する。
以上説明した実施形態では、最大のリップル電流ILを流すことができる二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0を既設の電流センサ33を利用して簡便に特定することができるので、車両を停止して搭載している二次電池10のインピーダンスを別途計測することなしに効率的に二次電池10の昇温を行うことができる。また、以上の説明では昇圧コンバータ20からインバータ41、モータジェネレータ42に供給される電力がない状態での動作について説明したが、昇圧コンバータ20からインバータ41、モータジェネレータ42に供給される電力がある場合には、ピーク電流I1,I2はゼロを境に上下せず、供給電力に応じた電流I0を境に上下することが異なるのみで、その他の動作は同様である。
二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0は500Hzから2kHzの間にあることが多いので、スイッチング周波数を変化させた場合、これによって発生する音が騒音として認識される場合がある。一方、二次電池10の内部インピーダンスZの共振周波数f0は二次電池10の劣化によって変化し、二次電池10の劣化度合いは二次電池10に流れる電流の絶対値と時間を掛けあわせたクーロン量で評価できる。このため、例えば、二次電池10がある温度の際に、一度昇温用スイッチング周波数の選択を行った場合には、二次電池10の温度がその温度の場合には前回選択した昇圧用スイッチング周波数を使って昇温を行うこととし、電流センサ33によって測定した電流値の絶対値に時間を掛けたクーロン量を積算して記憶部に格納し、積算したクーロン量が所定の閾値以上となった場合にのみ、昇温用スイッチング周波数に選択を行い、騒音の発生を抑制することとしてもよい。再度昇温用スイッチング周波数の選択を行った場合、記憶部に格納した電流値の絶対値に時間を掛けたクーロン量は一端ゼロにリセットし、再度電流値の絶対値に時間を掛けたクーロン量の積算を行う。また、二次電池10に劣化センサなどを取り付け、そのセンサによって検出される二次電池10の劣化が所定の値以上となった場合に、昇温用スイッチング周波数の選択を行うようにしてもよい。
以上説明した実施形態では、初期スイッチング周波数を上限周波数或いは下限周波数として周波数を増減させていくこととして説明したが、昇温用スイッチング周波数を選択する方法はこれに限らず、予想した共振周波数の近傍で周波数を変化させて電流差が最大となるような周波数を選択するようにしても良い。
10 二次電池、11 二次電池本体、12 コンデンサ、13,15 抵抗、14,22 リアクトル、20 昇圧コンバータ、21 低圧コンデンサ、22 リアクトル、23 上アームトランジスタ、24,26 ダイオード、25 下アームトランジスタ、27 高圧コンデンサ、28 高圧電路、29 基準電路、31 温度センサ、32 電圧センサ、33 電流センサ、41 インバータ、42 モータジェネレータ、50 制御部、100 昇温装置。

Claims (3)

  1. オンの場合に二次電池に接続されたリアクトルに電力を蓄えさせる下アームスイッチング素子と、
    下アームスイッチング素子と交互にオンオフされ、オンの場合にリアクトルに蓄積された電力を放出する上アームスイッチング素子とを含む昇圧コンバータと、
    二次電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    各スイッチング素子をオンオフさせる制御部と、を含む二次電池の昇温装置であって、
    制御部は、各スイッチング素子をオンオフさせるスイッチング周波数を変化させながら、電流検出手段によって各スイッチング素子のオンオフ状態が切り替わる際の二次電池に流れる電流を順次検出し、一の検出電流値とその前後の検出電流値との電流差が最大となる周波数を選択するスイッチング周波数選択手段と、
    スイッチング周波数選択手段で選択したスイッチング周波数によって各スイッチング素子をオンオフし、二次電池の温度を昇温する昇温手段と、
    を備えることを特徴とする二次電池の昇温装置。
  2. 請求項1に記載の二次電池の昇温装置であって、
    電流検出手段はリアクトルに流れる電流を検出する電流センサであること、
    を特徴とする二次電池の昇温装置。
  3. 請求項1または2に記載の二次電池の昇温装置であって、
    制御部は、
    二次電池の入出力電流の絶対値と二次電池の運転時間とを掛け合わせた値が所定の閾値に達した場合に、再度周波数検出手段を実行すること、
    を特徴とする二次電池の昇温装置。
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