JP2011146010A - 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011146010A
JP2011146010A JP2010008603A JP2010008603A JP2011146010A JP 2011146010 A JP2011146010 A JP 2011146010A JP 2010008603 A JP2010008603 A JP 2010008603A JP 2010008603 A JP2010008603 A JP 2010008603A JP 2011146010 A JP2011146010 A JP 2011146010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
takeover
target application
information processing
application program
processing apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010008603A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5446909B2 (ja
JP2011146010A5 (ja
Inventor
Akihiko Oshinomi
章彦 押之見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakayo Telecommunications Inc
Original Assignee
Nakayo Telecommunications Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakayo Telecommunications Inc filed Critical Nakayo Telecommunications Inc
Priority to JP2010008603A priority Critical patent/JP5446909B2/ja
Publication of JP2011146010A publication Critical patent/JP2011146010A/ja
Publication of JP2011146010A5 publication Critical patent/JP2011146010A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5446909B2 publication Critical patent/JP5446909B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

【課題】実行中の複数のアプリケーションプログラムに対する作業性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した主端末1は、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGの実行中に、引継イベント発生の有無を判断する。主端末1は、引継イベントが発生したと判断したならば、主端末1との通信機能を備えた補助端末2に引継対象アプリケーションPGを引き継がせる。また、主端末1は、引継対象アプリケーションPGを補助端末2に引き継がせている間、引継解消イベント発生の有無を判断する。主端末1は、引継解消イベントが発生したと判断したならば、補助端末2への引継対象アプリケーションPGの引継を解消する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システムに関し、特に情報処理装置で実行中のアプリケーションプログラムに対する作業性を向上させる技術に関する。
特許文献1には、一方の端末に予め、連携した情報処理のアプリケーションプログラムが配布されていなくても、この端末と他方の端末とが、通信ネットワークを介して即時に連携した情報処理を行うことができる技術が開示されている。
この技術において、起動要求端末は、自端末のOS(Operating System)種別に対応付けられたアプリケーションプログラムをダウンロードサーバから取得して起動するとともに、自端末と同じOS種別のシステム参加端末に、このアプリケーションプログラムの起動要求を通知する。これを受けて、システム参加端末は、このアプリケーションプログラムをダウンロードサーバから取得して起動する。
特開2005−32187号公報
マイクロソフト社のWindows(登録商標)、アップル社のMAC OS(登録商標)等のマルチウインドウ環境を実現するOSを搭載したPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等の情報処理装置において、複数のアプリケーションプログラムを実行中に、あるアプリケーションプログラムのGUI(Graphical User Interface)のウインドウが他のアプリケーションプログラムのGUIのウインドウに隠れてしまい、作業性が悪化することがある。
例えば、ワープロソフトおよびWebブラウザを実行中の情報処理装置において、WebブラウザのGUIのウインドウがワープロソフトのGUIのウインドウに隠れてしまうことがある。このような場合、ワープロソフトで文書を作成しながら、Webブラウザを利用して所望のWebページを閲覧することができないため、作業性が悪化する。
しかし、特許文献1に記載の技術は、一方の端末がダウンロードサーバからダウンロードして起動したアプリケーションプログラムと同じものを、他の端末にもダウンロードサーバからダウンロードさせて起動させる技術であり、複数のアプリケーションプログラムが実行中における作業性の改善については、何ら考慮されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、実行中の複数のアプリケーションプログラムに対する作業性を向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明において、マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した第一の情報処理装置は、監視対象アプリケーションプログラムおよび引継対象アプリケーションプログラムをそれぞれ実行中に、監視対象アプリケーションプログラムの状態、引継対象アプリケーションプログラムの状態、第一の情報処理装置の負荷状況、および操作者から受け付けた操作等を監視して、引継イベント発生の有無を判断する。そして、引継イベントが発生したと判断したならば、第一の情報処理装置との通信機能を備えた第二の情報処理装置に引継対象アプリケーションプログラムを引き継がせる。
ここで、第一の情報処理装置は、引継対象アプリケーションプログラムを第二の情報処理装置に引き継がせている間、監視対象アプリケーションプログラムの状態、第一の情報処理装置の負荷状況、および操作者から受け付けた操作等を監視して、引継解消イベント発生の有無を判断してもよい。そして、引継解消イベントが発生したと判断したならば、第二の情報処理装置への引継対象アプリケーションプログラムの引継を解消する。
例えば、本発明は、マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置に対する通信機能を備えた第二の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記第一の情報処理装置は、
監視対象アプリケーションプログラムおよび引継対象アプリケーションプログラムの実行中に、所定の引継イベントの発生有無を監視するイベント監視手段と、
前記イベント監視手段により前記引継イベントが発生したものと判断された場合に、前記第二の情報処理装置に前記引継対象アプリケーションプログラムの引継要求を送信する引継要求手段と、を有し、
前記第二の情報処理装置は、
前記第一の情報処理装置から受信した前記引継要求に従い、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIを表示して、当該GUIに対する操作を受け付ける引継処理手段を有する。
ここで、前記イベント監視手段は、前記引継イベントが発生した場合、所定の引継解消イベントの発生有無をさらに監視し、
前記引継要求手段は、前記イベント監視手段により前記引継解消イベントが発生したものと判断された場合に、前記第二の情報処理装置に、前記引継対象アプリケーションプログラムの引継解消要求を送信し、
前記引継処理手段は、前記第一の情報処理装置から受信した前記引継解消要求に従い、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIの表示および当該GUIに対する操作受付を停止するものでもよい。
本発明によれば、複数のアプリケーションプログラムを実行中の場合に、一部のアプリケーションプログラムに対する操作を他の情報処理装置に引き継がせるので、実行中の複数のアプリケーションプログラムに対する作業性を向上させることができる。
図1は、本発明の第一実施の形態に係る情報処理システムの概略図である。 図2は、図1に示す主端末1のイベント監視PG153および引継要求PG154による処理を説明するためのフロー図である。 図3は、図1に示す補助端末2の引継処理PG253による処理を説明するためのフロー図である。 図4は、本発明の第一実施の形態において、引継対象アプリケーションPGのGUIが主端末1から補助端末2に引き継がれている場合に主端末1および補助端末2間で行われるやり取りを説明するための図である。 図5(A)は、本発明の第一実施の形態において、引継対象アプリケーションPGの引継開始前における主端末1および補助端末2それぞれのデスクトップ画面の一例を示した図であり、図5(B)は、本発明の第一実施の形態において、引継対象アプリケーションPGの引継開始後における主端末1および補助端末2それぞれのデスクトップ画面の一例を示した図である。 図6は、本発明の第二実施の形態に係る情報処理システムの概略図である。 図7は、図6に示す主端末1aのイベント監視PG153および引継要求PG154aによる処理を説明するためのフロー図である。 図8は、図6に示す補助端末2aの引継処理PG253aによる処理を説明するためのフロー図である。 図9は、本発明の第二実施の形態において、補助端末2aが、主端末1aから引継要求を受けた引継対象アプリケーションPGを実行している間に主端末1aおよび補助端末2a間で行われるやり取りを説明するための図である。 図10(A)は、本発明の第二実施の形態において、引継対象アプリケーションPGの引継開始前における主端末1aおよび補助端末2aそれぞれのデスクトップ画面の一例を示した図であり、図10(B)は、本発明の第二実施の形態において、引継対象アプリケーションPGの引継開始後における主端末1aおよび補助端末2aそれぞれのデスクトップ画面の一例を示した図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
[第一実施の形態]
図1は、本発明の第一実施の形態に係る情報処理システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態の情報処理システムは、LAN3に接続されたPC等の主端末1と、無線AP(アクセスポイント)4を介してLAN3に接続されたPDA、スマートフォン等の補助端末2と、を有する。ここで、LAN3は、GW(ゲートウェイ)5を介してWANに接続されている。
主端末1は、実行中の複数のアプリケーションPG(プログラム)のうちの一部のアプリケーションPGについて、補助端末2からの遠隔操作を受け付ける。図示するように、主端末1は、CPU11と、CPU11のワークエリアとして機能する主記憶装置12と、LAN3に接続するためのNIC(Network Interface Card)13と、キーボード、マウス等の入力装置および液晶ディスプレイ等の表示装置を備えたMM(マンマシン)インターフェース14と、フラッシュメモリ、HDD等の補助記憶装置15と、これらの各部11〜15を相互接続するBUS(バス)16と、を有する。
補助記憶装置15には、以下のプログラム(BIOS151、OS152、イベント監視PG(プログラム)153、引継要求PG(プログラム)154、アプリケーションPG(プログラム)群155)が、少なくとも記憶されている。
BIOS151は、主端末1の起動時に、CPU11によって最初に主記憶装置12にロードされて実行される。これにより、CPU11は、主端末1のシステム構成を認識する。
OS152は、CPU11が主端末1の各部12〜15を統括制御して各種プログラム(後述のプログラム153〜155を含む)を実行するためのプログラムである。CPU11は、BIOS151に従い、OS152を主記憶装置12にロードして実行する。これにより、CPU11は、主端末1の各部12〜15を統括制御する。なお、本実施の形態では、OS152として、マイクロソフト社のWindows(登録商標)、アップル社のMAC OS(登録商標)等のマルチウインドウ環境を実現するOSを想定している。
アプリケーションPG群155には、ワープロソフトウエア、ドローソフトウエア、表計算ソフトウエア、Webブラウザ、メーラー、RSS(Rich Site Summary)リーダ等のアプリケーションPGが複数含まれている。CPU11は、OS152に従い、MMインターフェース14の入力装置を介してユーザから受け付けた指示に応答して、所望のアプリケーションPGを主記憶装置12にロードして実行し、このアプリケーションPGのGUIに対応するウインドウを、MMインターフェース14の表示装置に表示中のデスクトップ画面に表示する。
イベント監視PG153は、アプリケーションPG群155に含まれるアプリケーションPGのうち、監視対象に設定されたアプリケーションPG(監視対象アプリケーションPGと呼ぶ)および引継対象に設定されたアプリケーションPG(引継対象アプリケーションPGと呼ぶ)の両方が実行されている場合に、補助端末2から引継対象アプリケーションPGの遠隔操作を受け付ける契機となる引継イベント発生の有無を監視するとともに、補助端末2から引継対象アプリケーションPGの遠隔操作を受け付けている場合に、この遠隔操作の受付けを解消する契機となる引継解消イベント発生の有無を監視するためのプログラムである。CPU11は、OS152に従い、起動時にイベント監視PG153を主記憶装置12にロードして実行する。これにより、引継イベントおよび引継解消イベントの発生の有無を監視する。具体的には、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGの実行中、監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウである場合に、デスクトップ画面におけるこのアクティブウインドウの画面占有率を監視する。この画面占有率が所定の基準値以上となったならば、引継イベントが発生したものと判断し、補助端末2からの引継対象アプリケーションPGの遠隔操作の受け付け中に、監視対象アプリケーションPGのGUIの画面占有率が上述の基準値未満となったならば、あるいは監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでなくなったならば、引継解消イベントが発生したものと判断する。
なお、アプリケーションPG群155に含まれるいずれのアプリケーションPGを監視対象アプリケーションPGあるいは引継対象アプリケーションPGとするかは、ユーザが、自身の利用形態等に応じて自由に決定できる。例えば、ワープロ、ドロー等の入力作業がメインとなるアプリケーションPGを監視対象アプリケーションPGに設定し、Webブラウザ、RSSリーダ等の閲覧作業がメインとなるアプリケーションPGを引継対象アプリケーションPGに設定してもよい。
引継要求PG154は、引継イベントが発生してから引継解消イベントが発生するまでの間、補助端末2から引継対象アプリケーションPGの遠隔操作を受け付けるためのプログラムである。CPU11は、OS152に従い、起動時に引継要求PG154を主記憶装置12にロードして実行する。これにより、引継イベントが発生してから引継解消イベントが発生するまでの間、補助端末2から引継対象アプリケーションPGの遠隔操作を受け付ける。
図2は、主端末1のイベント監視PG153および引継要求PG154による処理を説明するためのフロー図である。このフローは、本来、CPU11がイベント監視PG153および引継要求PG154に従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、イベント監視PG153および引継要求PG154を実行主体として説明する。
イベント監視PG153は、実行中のアプリケーションPGに監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGがともに含まれているか否かを判断する(S101)。
実行中のアプリケーションPGに監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGの少なくとも一方が含まれていなければ(S101でNO)、S111に進む。一方、実行中のアプリケーションPGに、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGがともに含まれているならば(S101でYES)、イベント監視PG153は、この監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウであるか否かをさらに判断する(S102)。
実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでないならば(S102でNO)、S111に進む。一方、実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウであるならば(S102でYES)、イベント監視PG153は、デスクトップ画面上における、このアクティブウインドウの画面占有率を測定し、この画面占有率が所定の基準値(例えば50%)以上であれば、この状態が所定時間(例えば10秒)以上継続しているか否かをさらに判断する(S103)。
デスクトップ画面上におけるアクティブウインドウの画面占有率が所定の基準値以上でない場合、あるいはこの画面占有率が所定の基準値以上であっても、その状態の継続時間が所定時間未満である場合(S103でNO)、S111に進む。一方、デスクトップ画面上におけるアクティブウインドウの画面占有率が所定の基準値以上である状態が所定時間以上継続している場合(S103でYES)、イベント監視PG153は、実行状態から停止状態に移行した引継対象アプリケーションPGがあるか否かをさらに判断する(S104)。
実行状態から停止状態に移行した引継対象アプリケーションPGがないならば(S104でNO)、S105に進む。一方、実行状態から停止状態に移行した引継対象アプリケーションPGがある場合(S104でYES)、イベント監視PG153は、引継要求PG154に、この引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継終了を指示する。これを受けて、引継要求PG154は、実行状態から停止状態に移行した引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継解消要求を生成し、この引継解消要求を補助端末2に送信する(S112)。その後、S101に戻る。
S105において、イベント監視PG153は、実行中の各引継対象アプリケーションPGが引継要求PG154によって遠隔操作中であるか否かを判断する。
実行中の各引継対象アプリケーションPGが遠隔操作中でないならば(S105でNO)、イベント監視PG153は、引継要求PG154に、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継開始を指示する。これを受けて、引継要求PG154は、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継要求を生成して、この引継要求を補助端末2に送信する(S106)。その後、S101に戻る。
一方、実行中の各引継対象アプリケーションPGが遠隔操作中であるならば(S105でYES)、イベント監視PG153は、引継要求PG154に、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継維持を指示する。これを受けて、引継要求PG154は、実行中の引継対象アプリケーションPG各々について、デスクトップ画面に表示中のGUIの最新情報を取得して(S107)、引継対象アプリケーションPGのGUIを表す映像情報(例えばビットマップデータ)を生成する。そして、この映像情報を、引継対象アプリケーションPGの識別情報とともに補助端末2に送信する(S108)。また、引継要求PG154は、補助端末2から操作情報を受信して(S109)、この操作情報に含まれている識別情報により特定される実行中の引継対象アプリケーションPGに、この操作情報を通知する(S110)。その後、S101に戻る。
S111において、イベント監視PG153は、実行中の各引継対象アプリケーションPGが引継要求PG154によって遠隔操作中であるか否かを判断する。
実行中の各引継対象アプリケーションPGが遠隔操作中であるならば(S111でYES)、イベント監視PG153は、引継要求PG154に、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継終了を指示する。これを受けて、引継要求PG154は、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継解消要求を生成し、この引継解消要求を補助端末2に送信する(S112)。その後、S101に戻る。一方、引継対象アプリケーションPGが遠隔操作中でないならば(S111でNO)、直ちに、S101に戻る。
図1に戻って説明を続ける。補助端末2は、主端末1で実行中の複数のアプリケーションPGのうちの一部のアプリケーションPGについて、ユーザの指示に従い遠隔操作する。図示するように、補助端末2は、CPU21と、CPU21のワークエリアとして機能する主記憶装置22と、無線AP4を介してLAN3に接続するための無線LANアダプタ23と、キーボード、タッチパネル等の入力装置および液晶ディスプレイ等の表示装置を備えたMM(マンマシン)インターフェース24と、フラッシュメモリ、HDD等の補助記憶装置25と、これらの各部21〜25を相互接続するBUS(バス)26と、を有する。
補助記憶装置25には、以下のプログラム(BIOS251、OS252、引継処理PG(プログラム)253)が、少なくとも記憶されている。
BIOS251は、補助端末2の起動時に、CPU21によって最初に主記憶装置22にロードされて実行される。これにより、CPU21は、補助端末2のシステム構成を認識する。
OS252は、CPU21が補助端末2の各部22〜25を統括制御して各種プログラム(後述の引継処理PG253を含む)を実行するためのプログラムである。CPU21は、BIOS251に従い、OS252を主記憶装置22にロードして実行する。これにより、CPU21は、補助端末2の各部22〜25を統括制御する。
引継処理PG253は、主端末1から引継要求を依頼された引継対象アプリケーションPGのGUIをMMインターフェース24の表示装置に表示して、この引継対象アプリケーションPGに対する操作をユーザから受け付けるためのプログラムである。CPU21は、OS252に従い、起動時に引継処理PG253を主記憶装置22にロードして実行する。これにより、引継要求を依頼された引継対象アプリケーションPGについて、引継解消要求を受信するまでの間、この引継対象アプリケーションPGのGUIを表示して、ユーザから操作を受け付ける。
図3は、補助端末2の引継処理PG253による処理を説明するためのフロー図である。このフローは、本来、CPU21が引継処理PG253に従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、引継処理PG253を実行主体として説明する。
引継処理PG253は、主端末1から引継要求を受信すると(S201でYES)、この引継要求で指定されている各引継対象アプリケーションPGの識別情報を、主記憶装置22に設けられた図示していない管理テーブルに追加する(S202)。それから、引継処理PG253は、MMインターフェース24の表示装置のデスクトップ画面に専用GUI(ウィジェット)が表示されているならば、この表示を停止する。そして、管理テーブルに登録されている識別情報の数に従って表示画面を分割し、分割画面(ウインドウ)のそれぞれに、この管理テーブルに登録されている識別情報を割り当てる(S203)。
また、引継処理PG253は、主端末1から引継解消要求を受信すると(S204でYES)、この引継解消要求で指定されている各引継対象アプリケーションPGの識別情報を、上記の管理テーブルから削除する(S205)。それから、引継処理PG253は、管理テーブルに登録されている識別情報の数に従ってMMインターフェース24の表示装置の表示画面を分割し、分割画面のそれぞれに、この管理テーブルに登録されている識別情報を割り当てる(S206)。なお、この管理テーブルから識別情報がすべて削除されているならば、デスクトップ画面に対する専用GUIの表示を再開する。
また、引継処理PG253は、主端末1から映像情報を受信すると(S207でYES)、この映像情報に付与された識別情報が割り当てられている分割画面に、この映像情報が表す引継対象アプリケーションPGのGUIを表示する(S208)。
MMインターフェース24の入力装置に入力情報(キー入力データおよびクリック等のカーソル操作)が入力されると、引継処理PG253は、MMインターフェース24の表示装置の表示画面上におけるカーソルの位置を検出し、このカーソルが位置する分割画面に割り当てられた識別情報を取得する(S209)。それから、引継処理PG253は、この分割画面上におけるカーソル位置の座標情報を取得する(S210)。ここで、座標情報は、分割画面上の所定位置に設定された原点からカーソル位置までのX方向の距離(X座標値)の、分割画面のX軸方向の長さに対する比率(X座標比率と呼ぶ)、およびこの原点からカーソル位置までのY方向の距離(Y座標値)の、分割画面のY軸方向の長さに対する比率(Y座標比率と呼ぶ)を含むものとする。
そして、引継処理PG253は、以上のようにして取得したカーソル位置の座標情報と、MMインターフェース24の入力装置への入力情報(キー入力データおよびクリック等のカーソル操作)と、を含む操作情報を生成し、この操作情報を、以上のようにして取得した引継対象アプリケーションPGの識別情報とともに主端末1に送信する(S211)。ここで、カーソル位置の座標情報に変化がなく、かつMMインターフェース24の入力装置に対する新たな入力情報が存在しない場合は、操作情報の主端末1への送信を省略してもよい。
つぎに、引継対象アプリケーションPGのGUIが主端末1から補助端末2に引き継がれている場合における主端末1および補助端末2の動作について説明する。
図4は、本発明の第一実施の形態において、引継対象アプリケーションPGのGUIが主端末1から補助端末2に引き継がれている場合に主端末1および補助端末2間で行われるやり取りを説明するための図である。ここでは、図2および図3と同様、説明を簡単にするために、各プログラムを実行主体として説明する。
まず、主端末1において、監視対象アプリケーションPG1551は、GUIの画面データをOS152に渡す(T30)。同様に、引継対象アプリケーションPG1552もGUIの画面データをOS152に渡す(T31)。
これを受けて、OS152は、監視対象アプリケーションPG1551のGUIおよび引継対象アプリケーションPG1552のGUIを含むマルチウインドウのデスクトップ画面の画面データを生成する。ここで、アクティブウインドウである監視対象アプリケーションPG1551のGUIが最前面に位置するようにデスクトップ画面の画面データを生成する。そして、BIOS151を介してMMインターフェース14の表示装置に表示する(T32)。
また、OS152は、BIOS151を介してMMインターフェース14の入力装置から受け付けたユーザの操作内容を、GUIがアクティブウインドウである監視対象アプリケーションPG1551に渡す(T33)。監視対象アプリケーションPG1551は、OS152から受け取ったユーザの操作内容に従い処理を行ってGUIを更新する。
引継要求PG154は、イベント監視PG153からの引継維持の指示に応じて、OS152を介して引継対象アプリケーションPG1552からGUIの画面データを取得する(T34)。この画面データに基づいて映像情報を生成し、この映像情報を、引継対象アプリケーションPG1552の識別情報とともに、OS152、BIOS151、およびNIC13を介して補助端末2に送信する(T35、T36)。
つぎに、補助端末2において、引継処理PG253は、無線LANアダプタ23、BIOS251、およびOS252を介して、主端末1から映像情報を受信する(T37)。そして、この映像情報に付加されている識別情報に対応する分割画面に、この映像情報が表す引継対象アプリケーションPG1552のGUIが表示されるための画面データを生成する。そして、この画面データをOS252に渡す。
これを受けて、OS252は、BIOS251を介して、MMインターフェース24の表示装置に、引継対象アプリケーションPG1552のGUIを表示する(T38)。
また、OS252は、BIOS251を介して受け付けたMMインターフェース24の入力装置への入力情報(キー入力データ、クリック等のカーソル操作の内容)を引継処理PG253に渡す(T39)。引継処理PG253は、OS252から受け取った入力情報とカーソル位置の座標情報とを含む操作情報を生成し、この操作情報を、引継対象アプリケーションPG1552の識別情報とともに、OS252、BIOS251、および無線LANアダプタ23を介して主端末1に送信する(T40、T41)。
つぎに、主端末1において、引継要求PG154は、NIC13、BIOS151、およびOS152を介して、補助端末2から操作情報を受信する(T42)。そして、この操作情報に基づいてユーザの操作内容を特定し、OS152を介して、この操作情報に付加されている識別情報により特定される引継対象アプリケーションPG1552に、ユーザの操作内容を渡す(T43)。引継対象アプリケーションPG1552は、OS152から受け取ったユーザの操作内容に従い処理を行ってGUIを更新する。
つぎに、引継対象アプリケーションPGの引継開始前後における主端末1および補助端末2それぞれのデスクトップ画面の遷移について説明する。
図5(A)は、引継対象アプリケーションPGの引継開始前における主端末1および補助端末2それぞれのデスクトップ画面の一例を示した図であり、図5(B)は、引継対象アプリケーションPGの引継開始後における主端末1および補助端末2それぞれのデスクトップ画面の一例を示した図である。なお、図5(A)、(B)では、引継対象アプリケーションPGの引継開始前において、主端末1で、2つの引継対象アプリケーションPG(Webブラウザ、RSSリーダ)の実行中に、これらに加えて監視対象アプリケーションPG(ワープロ)が実行され、引継イベントが発生した場合を例示している。
まず、引継対象アプリケーションPGの引継開始前、図5(A)に示すように、主端末1の表示画面140には実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ141、142がそれぞれ表示され、補助端末2の表示画面240には専用GUI241が表示されている。
つぎに、引継対象アプリケーションPGの引継開始後においては、図5(B)に示すように、主端末1の表示画面140に実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ143がアクティブウインドウとして所定値以上の画面占有率で表示され、実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ141、142が実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ143により隠れてしまっている。しかし、補助端末2の表示画面240に、主端末1で実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIが分割画面242、243として表示される。このため、ユーザは、主端末1の表示画面140上でのワープロ作業を中断することなく、補助端末2の表示画面240上でWebブラウザおよびRSSリーダを参照することが可能となる。
以上、本発明の第一実施の形態について説明した。
本実施の形態において、マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した主端末1は、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGをそれぞれ実行中に、引継イベント発生の有無を判断する。引継イベントが発生したならば、主端末1との通信機能を備えた補助端末2に引継対象アプリケーションPGを引き継がせる。したがって、本実施の形態によれば、主端末1が、複数のアプリケーションPGを実行中に、一部のアプリケーションPGに対する操作を補助端末2に引き継がせるので、複数のアプリケーションPGを実行する場合の作業性を向上させることができる。
また、主端末1は、引継対象アプリケーションPGを補助端末2に引き継がせている間、引継解消イベント発生の有無を判断し、引継解消イベントが発生したならば、補助端末2への引継対象アプリケーションPGの引継を解消する。したがって、本実施の形態によれば、補助端末2に引き継がせた引継対象アプリケーションPGを主端末1に戻すことができるので、複数のアプリケーションPGを実行する場合の作業性がさらに向上する。
また、本実施の形態において、主端末1は、補助端末2に引継要求を送信してから引継解消要求を送信するまでの間、実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIの映像情報を補助端末2に送信して、このGUIに対する操作情報を補助端末2から受信し、この引継対象アプリケーションPGに操作情報の内容を反映させる。一方、補助端末2は、主端末1から引継要求を受信してから引継解消要求を受信するまでの間、主端末1から映像情報を受信して引継対象アプリケーションPGのGUIを表示するとともに、このGUIに対する操作をユーザから受け付けて操作情報を主端末1に送信する。したがって、本実施の形態によれば、主端末1で実行中の引継対象アプリケーションPGを補助端末2から遠隔操作することができ、複数のアプリケーションPGを実行する場合の作業性がさらに向上する。
また、本実施の形態において、主端末1は、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGが実行中であり、かつ監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウである場合において、アクティブウインドウの画面占有率が所定値以上となった場合に、引継イベントが発生したものと判断する。また、引継イベントの発生後、監視対象アプリケーションPGのGUIの画面占有率が所定値未満となった場合、あるいは監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでなくなった場合に、引継解消イベントが発生したものと判断する。したがって、本実施の形態によれば、引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウが監視対象アプリケーションPGのGUIのウインドウに隠れてしまうような場合に、引継対象アプリケーションPGを主端末1から補助端末2に引き継がせ、そのような事態が解消した場合に、主端末1から補助端末2への引継対象アプリケーションPGの引継を解消するので、複数のアプリケーションPGを実行する場合の作業性がさらに向上する。
なお、本実施の形態において、補助端末2として、例えば、デジタルフォトフレーム、テレビ受信機、プロジェクタ等の表示専用の情報端末を用いてもよい。この場合、主端末1で実行中の引継対象アプリケーションPGを補助端末2から遠隔操作することはできない。しかし、主端末1において監視対象アプリケーションPGのGUIにウインドウに隠れてしまった引継対象アプリケーションPGのGUIを補助端末2に表示することにより、作業性の向上を期待できる。
[第二実施の形態]
図6は、本発明の第二実施の形態に係る情報処理システムの概略図である。
図示するように、本実施の形態の情報処理システムが、図1に示す第一実施の形態の情報処理システムと異なる点は、主端末1および補助端末2に代えて主端末1aおよび補助端末2aを設けたことである。
主端末1aが第一実施の形態の主端末1と異なる点は、引継要求PG154に代えて引継要求PG154aが補助記憶装置15に記憶されていることである。その他は、主端末1と同様である。引継要求PG154aは、引継イベントが発生してから引継解消イベントが発生するまでの間、補助端末2aに引継対象アプリケーションPGの実行を移行するためのプログラムである。CPU11は、OS152に従い、起動時に引継要求PG154aを主記憶装置12にロードして実行する。これにより、引継イベントが発生してから引継解消イベントが発生するまでの間、補助端末2に引継対象アプリケーションPGを実行させる。
図7は、主端末1aのイベント監視PG153および引継要求PG154aによる処理を説明するためのフロー図である。このフローは、本来、CPU11がイベント監視PG153および引継要求PG154aに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、イベント監視PG153および引継要求PG154aを実行主体として説明する。
イベント監視PG153は、実行中のアプリケーションPGに、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGがともに含まれているか否かを判断する(S121)。
実行中のアプリケーションPGに監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGの少なくとも一方が含まれていなければ(S121でNO)、S127に進む。一方、実行中のアプリケーションPGに、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGがともに含まれているならば(S121でYES)、イベント監視PG153は、この監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウであるか否かをさらに判断する(S122)。
実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでないならば(S122でNO)、S127に進む。一方、実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウであるならば(S122でYES)、イベント監視PG153は、デスクトップ画面上における、このアクティブウインドウの画面占有率を測定し、この画面占有率が所定の基準値(例えば50%)以上ならば、この状態が所定時間(例えば10秒)以上継続しているか否かをさらに判断する(S123)。
デスクトップ画面上におけるアクティブウインドウの画面占有率が所定の基準値以上でない場合、あるいはこの画面占有率が所定の基準値以上であっても、その状態の継続時間が所定時間未満である場合(S123でNO)、S127に進む。一方、デスクトップ画面上におけるアクティブウインドウの画面占有率が所定の基準値以上である状態が所定時間以上継続している場合は(S123でYES)、S124に進む。
S124において、イベント監視PG153は、引継要求PG154aに、実行中の各引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継開始を指示する。これを受けて、引継要求PG154aは、実行中の引継対象アプリケーションPG各々について、主記憶装置12に設けられたワークエリアから作業状態情報を取得する。その後、引継要求PG154aは、各引継対象アプリケーションPGの実行を終了する(S125)。それから、引継要求PG154aは、実行終了した各引継対象アプリケーションPGの識別情報および作業状態情報を含む引継要求を生成して、この引継要求を補助端末2aに送信する(S126)。その後、S121に戻る。
S127において、イベント監視PG153は、S125の処理の実施により、それまで実行中であった各引継対象アプリケーションPGが停止中であるか否かを判断する。
それまで実行中であった各引継対象アプリケーションPGが、S125の処理の実施により停止中であるならば(S127でYES)、イベント監視PG153は、引継要求PG154aに、これらの引継対象アプリケーションPGの識別情報を通知して引継終了を指示する。これを受けて、引継要求PG154aは、これらの識別情報を含む引継解消要求を生成して、この引継解消要求を補助端末2aに送信する(S128)。それから、引継要求PG154aは、補助端末2aから引継解消通知を受信して(S129)、この引継解消通知に含まれている識別情報により特定される各引継対象アプリケーションPGを起動する(S130)。そして、引継要求PG154aは、起動した引継対象アプリケーションPG各々について主記憶装置12に設けられたワークエリアの作業状態を、この引継対象アプリケーションPGの識別情報に対応付けられて引継解消通知に含まれる作業状態で更新する(S131)。その後、S121に戻る。
S125の処理が実施されておらず、各引継対象アプリケーションPGが引き続き実行中であるか、もしくは、そもそも引継対象アプリケーションPGが実行されていないならば(S127でNO)、直ちに、S121に戻る。
図6に戻って説明を続ける。補助端末2aが第一実施の形態の補助端末2と異なる点は、引継処理PG253に代えて引継処理PG253aが補助記憶装置25に記憶されていること、およびアプリケーションPG群255が補助記憶装置25に記憶されていることである。その他は、補助端末2と同様である。なお、本実施の形態では、OS252として、マイクロソフト社のWindows(登録商標)、アップル社のMAC OS(登録商標)等のマルチウインドウ環境を実現するOSを想定している。
アプリケーションPG群255には、主端末1aの補助記憶装置15に引継対象アプリケーションPGとして記憶されているアプリケーションPG(Webブラウザ、RSSリーダ、メーラ等)が含まれている。
引継処理PG253aは、主端末1aから引継要求を依頼された引継対象アプリケーションPGを起動して主端末1aの作業環境を引き継ぐとともに、主端末1aから引継解消要求を依頼された引継対象アプリケーションPGを終了して、その作業環境を主端末1aに引き継がせるためのプログラムである。CPU21は、OS252に従い、起動時に引継処理PG253aを主記憶装置22にロードして実行する。これにより、主端末1aから引継要求を依頼された引継対象アプリケーションPGについて、引継解消要求を受信するまでの間、この引継対象アプリケーションPGのGUIを表示して、ユーザから操作を受け付け、この引継対象アプリケーションPGに基づく処理を実行する。
図8は、補助端末2aの引継処理PG253aによる処理を説明するためのフロー図である。このフローは、本来、CPU21が引継処理PG253aに従って実行する。しかし、ここでは、説明を簡単にするために、引継処理PG253aを実行主体として説明する。
引継処理PG253aは、主端末1aから引継要求を受信すると(S221でYES)、この引継要求から未抽出の識別情報を作業状態情報とともに抽出する(S222)。そして、引継処理PG253aは、抽出した識別情報により特定される引継対象アプリケーションPGを、補助記憶装置25に記憶されたアプリケーション群255から主記憶装置22にロードして実行する(S223)。それから、引継処理PG253aは、主記憶装置22に設けられたこの引継対象アプリケーションPGのワークエリアを、抽出した作業状態情報で更新する(S224)。これにより、主端末1aの作業環境を引き継ぐ。
つぎに、引継処理PG253aは、主端末1aから受信した引継要求に未抽出の識別情報および作業状態情報が含まれているならば(S225でNO)、S222に戻る。一方、主端末1aから受信した引継要求に含まれているすべての識別情報および作業状態情報を抽出済みならば(S225でYES)、S221に戻る。
また、引継処理PG253aは、主端末1aから引継解消要求を受信すると(S226でYES)、この引継解消要求から未抽出の識別情報を抽出する(S227)。そして、主記憶装置22に設けられている、抽出した識別情報により特定される実行中の引継対象アプリケーションPGのワークエリアから作業状態情報を取得し(S228)、その後、この引継対象アプリケーションPGを終了する(S229)。
つぎに、引継処理PG253aは、主端末1aから受信した引継解消要求に未抽出の識別情報が含まれているならば(S230でNO)、S227に戻る。一方、主端末1aから受信した引継解消要求に含まれているすべての識別情報を抽出済みならば(S230でYES)、実行終了した各引継対象アプリケーションPGの識別情報および作業状態情報を含む引継解消通知を生成し、この引継解消通知を主端末1aに送信する(S231)。その後、S221に戻る。
つぎに、補助端末2aが、主端末1aから引継要求を受けた引継対象アプリケーションPGを実行している間における主端末1aおよび補助端末2aの動作について説明する。
図9は、本発明の第二実施の形態において、主端末1aから引継要求を受けた引継対象アプリケーションPGを補助端末2aが実行している場合に主端末1aおよび補助端末2a間で行われるやり取りを説明するための図である。ここでは、図7および図8と同様、説明を簡単にするために、各プログラムを実行主体として説明する。
主端末1aにおいて、監視対象アプリケーションPG1551は、GUIの画面データをOS152に渡す(T50)。なお、引継が開始されるまで実行中であった引継対象アプリケーションPGは引継開始のタイミングで終了している。
これを受けて、OS152は、監視対象アプリケーションPG1551のGUIを含むデスクトップ画面の画面データを生成する。ここで、アクティブウインドウである監視対象アプリケーションPG1551のGUIが最前面に位置するようにデスクトップ画面の画面データを生成する。そして、OS152は、BIOS151を介してMMインターフェース14の表示装置にデスクトップ画面を表示する(T51)。
また、OS152は、BIOS151を介して受け付けたMMインターフェース14の入力装置(キー入力データ、クリック等のカーソル操作の内容)を、GUIがアクティブウインドウである監視対象アプリケーションPG1551に渡す(T52)。監視対象アプリケーションPG1551は、OS152から受け取った入力情報に従い処理を行ってGUIを更新する。
一方、補助端末2aにおいて、引継が開始されるまで主端末1aで実行中であった引継対象アプリケーションPGに対応する引継対象アプリケーションPG2551が、引継開始のタイミングで起動される。引継対象アプリケーションPG2551は、GUIの画面データをOS252に渡す(T53)。
これを受けて、OS252は、引継対象アプリケーションPG2551のGUIを含むデスクトップ画面の画面データを生成する。ここで、アクティブウインドウである引継対象アプリケーションPG2551のGUIが最前面に位置するようにデスクトップ画面の画面データを生成する。そして、OS252は、BIOS251を介してMMインターフェース24の表示装置にデスクトップ画面を表示する(T54)。
また、OS252は、BIOS251を介して受け付けたMMインターフェース24の入力装置への入力情報(キー入力データ、クリック等のカーソル操作の内容)を、GUIがアクティブウインドウである引継対象アプリケーションPG2551に渡す(T55)。引継対象アプリケーションPG2551は、OS252から受け取った入力情報に従い処理を行ってGUIを更新する。
つぎに、引継対象アプリケーションPGの引継作開始前後における主端末1aおよび補助端末2aそれぞれのデスクトップ画面の遷移について説明する。
図10(A)は、引継対象アプリケーションPGの引継開始前における主端末1aおよび補助端末2aそれぞれのデスクトップ画面の一例を示した図であり、図10(B)は、引継対象アプリケーションPGの引継開始後における主端末1aおよび補助端末2aそれぞれのデスクトップ画面の一例を示した図である。なお、図10(A)、(B)では、引継対象アプリケーションPGの引継開始前において、主端末1aで、2つの引継対象アプリケーションPG(Webブラウザ、RSSリーダ)の実行中に、これらに加えて監視対象アプリケーションPG(ワープロ)が実行され、引継イベントが発生した場合を例示している。
まず、引継対象アプリケーションPGの引継開始前においては、図10(A)に示すように、主端末1aの表示画面145には実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ146、147がそれぞれ表示され、補助端末2aの表示画面245には専用GUI246が表示されている。
つぎに、引継対象アプリケーションPGの引継開始後においては、図10(B)に示すように、主端末1aの表示画面145に、実行中の監視対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ148がアクティブウインドウとして所定値以上の画面占有率で表示される。なお、引継開始まで主端末1aで実行中であった引継対象アプリケーションPGは引継開始のタイミングで終了している。したがって、それらのGUIのウインドウ146、147は表示されない。しかし、引継開始のタイミングでこれらの引継対象アプリケーションPGが補助端末2aで起動され、それらのGUIのウインドウ247、248が補助端末2aの表示画面245に表示されている。ここで、補助端末2aで複数の引継対象アプリケーションPGが起動された場合、それらの引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウ247、248が、重なり合わないレイアウトで補助端末2aの表示画面245に表示されるようにしてもよいし、引継開始前の主装置1aの表示画面145上におけるレイアウト(図10(A)参照)を再現するように表示されてもよい。このため、ユーザは、主端末1aの表示画面145上でのワープロ作業を中断することなく、補助端末2aの表示画面245上でWebブラウザおよびRSSリーダを参照することが可能となる。
以上、本発明の第二実施の形態について説明した。
上記の第一実施の形態では、主端末1は、補助端末2に引継要求を送信してから引継解消要求を送信するまでの間、実行中の引継対象アプリケーションPGのGUIの映像情報を補助端末2に送信し、このGUIに対する操作情報を補助端末2から受信して、この引継対象アプリケーションPGに反映させる。一方、補助端末2は、主端末1から引継要求を受信してから引継解消要求を受信するまでの間、主端末1から映像情報を受信して、引継対象アプリケーションPGのGUIを表示するとともに、ユーザから、このGUIに対する操作を受け付けて操作情報を主端末1に送信する。
これに対して、本実施の形態では、主端末1aは、引継イベントが発生した場合に、引継対象アプリケーションPGのワークエリアから作業状態情報を取得して、この引継対象アプリケーションPGを終了するとともに、取得した作業状態情報を含む引継要求を補助端末2aに送信し、引継解消イベントが発生した場合に、引継解消要求を送信して、補助端末2aから引継解消通知を受信するとともに、引継対象アプリケーションPGを起動して、引継解消通知に含まれている作業状態情報を引継対象アプリケーションPGに反映させる。一方、補助端末2aは、主端末1aから引継要求を受信した場合に、引継対象アプリケーションPGを起動して、この引継要求に含まれている作業状態情報を引継対象アプリケーションPGに反映させ、主端末1aから引継解消要求を受信した場合に、引継対象アプリケーションPGから作業状態情報を取得して、この引継対象アプリケーションPGを終了するとともに、取得した作業状態情報を含む引継解消通知を主端末1aに送信する。
このため、本実施の形態によれば、引継対象アプリケーションPGの引継中は、主端末1aで引継対象アプリケーションPGが実行されないので、主端末1aにかかる負荷を軽減することができる。その他の効果は、上記の第一実施の形態と同様である。
なお、本実施の形態において、補助端末2aで起動する引継対象アプリケーションPGは、主端末1aで実行中の引継対象アプリケーションPGと同一の識別情報を持つ引継対象アプリケーションPGを一部機能に限定したものでもよい。例えば、主端末1aで実行される引継対象アプリケーションPGと同一の識別情報を持つ引継対象アプリケーションPGを表示機能に限定したものでもよい。この場合、補助端末2aとして、デジタルフォトフレーム等の表示専用の情報端末を用いることができる。
なお、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可能である。
例えば、上記の各実施の形態において、主端末1、1aは、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGが実行中であり、かつ監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウである場合において、アクティブウインドウの画面占有率が所定値以上となった場合に引継イベントが発生したものと判断し、引継イベント発生後において、監視対象アプリケーションPGのGUIの画面占有率が所定値未満となった場合、あるいは監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでなくなった場合に引継解消イベントが発生したものと判断している。しかし、本発明はこれに限定されない。
例えば、主端末1、1aは、監視対象アプリケーションPGのGUIのウインドウであるアクティブウインドウの画面占有率に関わらず、引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウがこのアクティブウインドウの背後に隠れた場合に引継イベントが発生したものと判断して、この引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継要求を、補助端末2、2aに送信してもよい。また、引継要求送信後において、引継対象アプリケーションPGのGUIのウインドウがアクティブウインドウの背後に隠れた状態が解消した場合、あるいは監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでなくなった場合に、引継解消イベントが発生したものと判断して、この引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継解消要求を、補助端末2、2aに送信してもよい。
あるいは、主端末1、1aは、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGが実行中であり、かつ監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウである場合において、CPU11あるいは主記憶装置12の使用率が所定値以上となった場合に引継イベントが発生したものと判断してもよい。また、引継イベント発生後において、CPU11あるいは主記憶装置12の使用率が所定値未満となった場合、あるいは監視対象アプリケーションPGのGUIがアクティブウインドウでなくなった場合に、引継解消イベントが発生したものと判断してもよい。
あるいは、主端末1、1aは、監視対象アプリケーションPGおよび引継対象アプリケーションPGが実行中である場合において、MMインターフェース14を介して、ユーザから、引継対象アプリケーションPGに対する所定の操作(例えば、デスクトップ画面上において、引継対象アプリケーションPGのアイコンを所定のウインドウ(プログラムリストウインドウ)内にドラッグアンドドロップする操作)を受け付けた場合に、引継イベントが発生したものと判断して、この引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継要求を、補助端末2、2aに送信するようにしてもよい。また、引継要求送信後において、引継対象アプリケーションPGに対する所定の操作(例えば、デスクトップ画面上において、引継対象アプリケーションPGのアイコンを上述のプログラムリストウインドウ外へドラッグアンドドロップする操作)を受け付けた場合に、引継解消イベントが発生したものと判断して、この引継対象アプリケーションPGの識別情報を含む引継解消要求を、補助端末2、2aに送信してもよい。
また、上記の各実施の形態では、主端末1、1aと補助端末2、2aとをLAN3および無線AP4を介して相互接続した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、Bluetooth、IrDA等の近距離無線通信により、主端末1、1aと補助端末2、2aとを相互接続するようにしてもよい。
また、上記の各実施の形態では、図1および図6に示すように、コンピュータを用いてソフトウエア的に主端末1、1aおよび補助端末2、2aを実現しているが、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積ロジックICによりハード的に実現してもよい。
1、1a:主端末、2、2a:補助端末、3:LAN、4:無線アクセスポイント、5:ゲートウェイ、11:CPU、12:主記憶装置、13:NIC、14:マンマシンインターフェース、15:補助記憶装置、16:バス、21:CPU、22:主記憶装置、23:無線LANアダプタ、24:マンマシンインターフェース、25:補助記憶装置、26:バス、151:BIOS、152:OS、153:イベント監視プログラム、154、154a:引継要求プログラム、155:アプリケーションプログラム群、251:BIOS、252:OS、253、253a:引継処理プログラム、255:アプリケーションプログラム群

Claims (10)

  1. マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置に対する通信機能を備えた第二の情報処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記第一の情報処理装置は、
    監視対象アプリケーションプログラムおよび引継対象アプリケーションプログラムの実行中に、所定の引継イベントの発生有無を監視するイベント監視手段と、
    前記イベント監視手段により前記引継イベントが発生したものと判断された場合に、前記第二の情報処理装置に前記引継対象アプリケーションプログラムの引継要求を送信する引継要求手段と、を有し、
    前記第二の情報処理装置は、
    前記第一の情報処理装置から受信した前記引継要求に従い、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIを表示して、当該GUIに対する操作を受け付ける引継処理手段を有する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムであって、
    前記イベント監視手段は、
    前記引継イベントが発生した場合、所定の引継解消イベントの発生有無をさらに監視し、
    前記引継要求手段は、
    前記イベント監視手段により前記引継解消イベントが発生したものと判断された場合に、前記第二の情報処理装置に、前記引継対象アプリケーションプログラムの引継解消要求を送信し、
    前記引継処理手段は、
    前記第一の情報処理装置から受信した前記引継解消要求に従い、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIの表示および当該GUIに対する操作受付を停止する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記引継要求手段は、
    前記引継要求を送信してから前記引継解消要求を送信するまでの間、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIの映像情報を前記第二の情報処理装置に送信して、当該GUIに対する操作情報を前記第二の情報処理装置から受信し、
    前記引継処理手段は、
    前記引継要求を受信してから前記引継解消要求を受信するまでの間、前記第一の情報処理装置から前記映像情報を受信して、当該映像情報に従って前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIを表示するとともに、操作者から当該GUIに対する操作を受け付けて前記操作情報を前記第一の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項2に記載の情報処理システムであって、
    前記引継要求手段は、
    前記イベント監視手段により前記引継イベントが発生したものと判断された場合に、前記引継対象アプリケーションプログラムから作業状態情報を取得して当該引継対象アプリケーションプログラムを終了するとともに、前記作業状態情報を含む前記引継要求を前記第二の情報処理装置に送信し、
    前記イベント監視手段により前記引継解消イベントが発生したものと判断された場合に、前記第二の情報処理装置に前記引継解消要求を送信して、前記第二の情報処理装置から引継解消通知を受信するとともに、前記引継対象アプリケーションプログラムを起動して、当該引継解消通知に含まれている前記作業状態情報を当該引継対象アプリケーションプログラムに反映させ、
    前記引継処理手段は、
    前記第一の情報処理装置から前記引継要求を受信した場合に、前記引継対象アプリケーションプログラムを起動して、当該引継要求に含まれている前記作業状態情報を当該引継対象アプリケーションプログラムに反映させ、
    前記第一の情報処理装置から前記引継解消要求を受信した場合に、前記引継対象アプリケーションプログラムから前記作業状態情報を取得して当該引継対象アプリケーションプログラムを終了するとともに、前記作業状態情報を含む前記引継解消通知を前記第一の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項2ないし4のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記イベント監視手段は、
    前記監視対象アプリケーションプログラムおよび前記引継対象アプリケーションプログラムの実行中に、前記監視対象アプリケーションプログラムのGUIがアクティブウインドウである場合において、前記アクティブウインドウの画面占有率が所定値以上となった場合に前記引継イベントが発生したものと判断し、
    前記引継イベントが発生した場合において、前記監視対象アプリケーションプログラムのGUIの画面占有率が所定値未満となった場合、あるいは前記監視対象アプリケーションプログラムのGUIがアクティブウインドウでなくなった場合に前記引継解消イベントが発生したものと判断する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の第一の情報処理装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の第二の情報処理装置。
  8. マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載したコンピュータで読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、
    監視対象アプリケーションプログラムおよび引継対象アプリケーションプログラムが実行中である場合に、所定の引継イベントの発生有無を監視するイベント監視手段、および
    前記イベント監視手段により前記引継イベントが発生したものと判断された場合に、前記引継対象アプリケーションプログラムの引継要求を所定の相手端末に送信する引継要求手段、として機能させる
    ことを特徴とするコンピュータで読取り可能なプログラム。
  9. コンピュータで読取り可能なプログラムであって、
    前記プログラムは、前記コンピュータを、
    所定の相手端末から受信した引継要求に従い、当該相手端末で実行中もしくは実行していた引継対象アプリケーションプログラムのGUIを表示して、当該GUIに対する操作を受け付ける引継処理手段として機能させる
    ことを特徴とするコンピュータで読取り可能なプログラム。
  10. マルチウインドウ環境を実現するOSを搭載した第一の情報処理装置と、前記第一の情報処理装置に対する通信機能を備えた第二の情報処理装置と、を有する情報処理システムにおいて、前記一の情報処理装置で実行中の複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法であって、
    前記第一の情報処理装置が、
    監視対象アプリケーションプログラムおよび引継対象アプリケーションプログラムの実行中に、所定の引継イベントの発生有無を監視して、当該引継イベントが発生したものと判断した場合に、前記引継対象アプリケーションプログラムの引継要求を前記第二の情報処理装置に送信し、
    前記第二の情報処理装置が、
    前記第一の情報処理装置から受信した前記引継要求に従い、前記引継対象アプリケーションプログラムのGUIを表示して、当該GUIに対する操作を受け付ける
    ことを特徴とする複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法。
JP2010008603A 2010-01-18 2010-01-18 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法 Expired - Fee Related JP5446909B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008603A JP5446909B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010008603A JP5446909B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011146010A true JP2011146010A (ja) 2011-07-28
JP2011146010A5 JP2011146010A5 (ja) 2013-01-24
JP5446909B2 JP5446909B2 (ja) 2014-03-19

Family

ID=44460784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010008603A Expired - Fee Related JP5446909B2 (ja) 2010-01-18 2010-01-18 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5446909B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0883160A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Toshiba Corp マルチウインドウ表示方式

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0883160A (ja) * 1994-09-14 1996-03-26 Toshiba Corp マルチウインドウ表示方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP5446909B2 (ja) 2014-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20200047494A (ko) 자동 애플리케이션 업데이트
US8200896B2 (en) Increasing remote desktop performance with video caching
EP2815311B1 (en) Using an application cache to update resources of installed applications
US9760413B2 (en) Power efficient brokered communication supporting notification blocking
KR101516903B1 (ko) 운영 체제 환경 간의 웹 데이터 전달
US10108787B2 (en) View-based expiration of shared content
US20130194628A1 (en) Image processing system, information terminal apparatus, image displaying method, and program
JP2010287205A (ja) 電子装置、コンピュータ実行システム及びその応用プログラムの表示制御方法
US9384041B2 (en) Information processing system for ending a first program when a second program ends
EP2808799B1 (en) Equipment management device, equipment management method, program and equipment management system
WO2018094996A1 (zh) 终端控制方法及装置
EP3813326B1 (en) Method and apparatus for processing webpage, device, and storage medium
US10146886B2 (en) Information processing system and method for adding additional modules
JP2010152772A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP5629012B2 (ja) 入力ツール呼出システム、方法およびプロキシ装置
JP5615082B2 (ja) 情報処理端末及び画面切替制御方法
US20110320962A1 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and program
CN104898993B (zh) 信息处理装置、图像形成装置及系统的控制装置及方法
US20190310954A1 (en) Data Access Method and Related Device
JP5446909B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、プログラム、および複数のアプリケーションプログラムに対する操作方法
CN101923484A (zh) 电子装置、计算机可执行系统、及应用程序显示控制方法
US20100251087A1 (en) Information browse apparatus
EP4304219A1 (en) Data transmission method and system, electronic device, and storage medium
JP2022010643A (ja) 印刷システム、印刷システムの制御方法、プログラム、電子機器システム、及び印刷装置
JP2008310442A (ja) 遠隔操作システム、制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5446909

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees