JP2011144806A - ガスタービンエンジンで使用するための燃料制御アセンブリシステム及び装置 - Google Patents

ガスタービンエンジンで使用するための燃料制御アセンブリシステム及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービンエンジン燃焼システムで使用するための燃料制御アセンブリを提供すること。
【解決手段】ガスタービンエンジン(10)で使用するための燃料制御アセンブリ(28、300)が提供される。燃料制御アセンブリは、トリップ流体システム(102)からの流体圧力を選択的に放出するように構成された第1のトリップ装置(106)と、第1のトリップ装置に結合した1以上のガス燃料制御バルブ(100、302)とを含み、該ガス燃料制御バルブは、パージ空気作動中にガス燃料制御バルブを安全位置まで移動可能にする第2のトリップ装置(115)を含む
【選択図】 図2

Description

本発明は、広義には、ガスタービンエンジンで使用するための燃焼システムに関し、より詳細には、ガスタービンエンジン燃焼システムで使用するための燃料制御アセンブリに関する。
少なくとも一部の公知のガスタービンエンジンは、圧縮機セクション、燃焼器セクション、及び1以上のタービンセクションを含む。圧縮機は空気を加圧し、加圧した空気が燃料と混合されて燃焼器に送られる。次いで、混合気が点火され、高温の燃焼ガスを発生する。燃焼ガスは、タービンに送られて燃焼ガスからエネルギーを抽出して圧縮機を作動させ、並びに発電機などの負荷を駆動するため又は飛行中の航空機を推進するための有用な仕事をもたらす。
少なくとも一部の公知のガスタービンエンジンは、多くの異なる動作条件で運転し、燃焼器の性能により、広範囲のエンジン動作条件にわたるエンジン運転が可能になる。より具体的には、燃焼器性能を制御することにより、NOxエミション及び燃焼ダイナミックスレベルを所定限度内に維持しながら、ガス燃料組成(例えば、発熱量及び比重)のより大きな形態を可能にすることができる。乾式低NOx(DLN)燃焼システムを備えたガスタービンは通常、複数ノズルの予混合燃焼器を含む燃料供給システムを利用する。
希薄予混合燃焼は、ピーク火炎温度及びNOx生成を低く維持するために、燃焼器火炎ゾーンから上流側での燃料及び空気の予混合と、燃料の希薄可燃限界付近での運転とを伴う。希薄予混合燃焼固有の安定性の問題と、ガスタービン運転範囲にわたって生じる広い燃空比範囲とに対処するために、少なくとも一部の公知のDLN燃焼器は通常、複数のガス燃料制御バルブを含む。ガスタービン燃料システムは、各ガス燃料制御バルブに供給するために別個に制御される供給回路を有する。制御システムは、タービン運転範囲にわたって各ガス燃料制御バルブへの燃料流(燃料スプリット)を変化させ、火炎安定性、低エミッション、及び許容可能な燃焼器寿命を維持する。燃料スプリットは、有効なガス燃料制御バルブ間の総燃料流を分割し、燃焼器への所望の燃料流を達成するよう機能する。
公知のガスタービンエンジンの運転中、どのガス燃料制御バルブを作動状態にするかを選択的に選ぶことが望ましい場合が多い。例えば、一部のエンジンでは、様々な段の運転中に複数の燃料回路を用いて異なる燃料を供給する。異なる燃料回路の作動を選択する際には、新しい回路を作動させる前に存在する可能性がある何らかの過剰な燃料の作動燃料回路を最初にパージすることが一般的である。これは、残留する燃料を燃料回路から洗浄するパージ空気作動で成し遂げられる。公知のシステムでは、1以上のガス燃料制御バルブは、パージ空気作動中に閉鎖位置まで移動される。しかしながら、公知のシステムでは、パージ空気作動中には、予期しない又は予定外の制御信号を受け取ったときにガス燃料制御バルブを開放する可能性がある。パージ作動中のこのようなバルブの開放は、バルブを通じた燃料の漏出を許容する可能性があり、ガスタービンエンジンに損傷を及ぼす恐れがある。より具体的には、パージ空気に漏出する燃料が点火し、場合によってはガスタービンエンジンを損傷させる可能性がある。従って、パージ空気作動中に個々のガス燃料制御バルブを流体力学的に閉鎖することができる燃料制御システムを有することが望ましい。
米国特許第6892544号明細書
第1の態様では、ガスタービンエンジンで使用するための燃料制御アセンブリが提供される。燃料制御アセンブリは、トリップ流体システムからの流体圧力を選択的に放出するように構成された第1のトリップ装置を含む。1以上のガス燃料制御バルブが第1のトリップ装置に結合される。ガス燃料制御バルブは、パージ空気作動中に該ガス燃料制御バルブを安全位置まで移動可能にする第2のトリップ装置を含む。
第2の態様では、ガスタービンエンジンシステムが提供される。ガスタービンエンジンシステムは、1以上の燃焼器と、該燃焼器に結合され且つ燃焼器への供給燃料を調節するように構成された燃料制御アセンブリとを含む。燃料制御アセンブリは、トリップ流体システムからの流体圧力を選択的に放出するように構成された第1のトリップ装置を含む。1以上のガス燃料制御バルブが第1のトリップ装置に結合される。ガス燃料制御バルブは、パージ空気作動中に該ガス燃料制御バルブを安全位置まで移動可能にする第2のトリップ装置を含む。
例示的なガスタービンエンジンの概略図。 図1に示すガスタービンエンジンと共に使用可能な例示的な燃料制御アセンブリの概略図。 図1に示すガスタービンエンジンと共に使用可能な代替の燃料制御アセンブリの概略図。
本明細書におけるシステム及び方法は、産業環境で使用されるガスタービンエンジンの関連で記載されるが、航空機に導入されるタービン(これに限定されるものではない)を含む他の燃焼タービンシステム用途に適用してもよい。加えて、本明細書で記載される原理及び技術は、限定ではないが、天然ガス、ガソリン、灯油、ディーゼル油、及びジェット燃料など、様々な可燃性燃料で稼働するガスタービンエンジンに適用することができる。従って、本明細書の以下の説明は、限定ではなく例証として記載される。一般に、本明細書で記載される実施形態は、本明細書で記載される特徴を実施することにより、ガスタービンエンジンにおいて1以上のガス燃料制御バルブの選択的制御を可能にする。
図1は、ガスタービンエンジンシステム10の概略図である。例示的な実施形態では、ガスタービンエンジンシステム10は、圧縮機12、1以上の燃焼器14、圧縮機12に駆動可能に結合したタービン16、制御システム又はコントローラ18、及び燃料制御アセンブリ28を含む。燃焼器14は、圧縮機12と流れ連通するように圧縮機12に結合される。燃料制御アセンブリ28は、燃焼器14に結合され、燃料を燃焼器14に送るように構成される。入口ダクト20は、周囲空気を圧縮機12に送る。一実施形態では、噴射される水及び/又は他の加湿剤もまた、入口ダクト20を介して圧縮機12に送られる。入口ダクト20は、複数のダクト、フィルタ、スクリーン、及び/又は消音装置を含むことができ、これらは、入口ダクト20を介して圧縮機12の1以上の入口案内翼21に流入する周囲空気の圧力損失の一因となる。
運転中、入口ダクト20は、空気を圧縮機12に送る。入口空気は、さらに高い圧力及び温度まで加圧される。加圧空気は、燃焼器14に向けて吐出され、ここで加圧空気が燃料と混合され、点火されて燃焼ガスを生成し、これがタービン16に流れて圧縮機12を駆動する。燃焼ガスが生成されてタービン16に送られ、ここでガスストリーム熱エネルギーが機械的回転エネルギーに変換される。排出ガスは、タービン16から流出し、排気ダクト22を通って流れる。
例示的な実施形態では、排気ダクト22は、例えば、エミッション制御及び/又は消音装置を介してタービン16から燃焼ガスを送る。排気ダクト22は、タービン16に対する背圧を誘起する消音材料及び/又はエミッション制御装置を含むことができる。入口圧力損失及び背圧の量は、ダクト20、22への構成部品の追加、及び/又は入口及び/又は排出ダクト20、22それぞれを閉塞するダスト及び塵の集積に起因して時間の経過と共に変化する可能性がある。タービン16は、電力を生成する発電機24を駆動することができる。圧縮機12への入口損失及びタービン排気圧力損失は、ガスタービンエンジンシステム10を通過する補正した流れと相関する傾向がある。その上、入口損失及びタービン背圧の量は、ガスタービンエンジンシステム10を通る流量に伴って変化する可能性がある。
ガスタービンエンジンシステム10の運転は、タービン16、発電機24、及び周囲環境の種々の状態を検出する複数のセンサ26により監視することができる。例えば、温度センサ26は、ガスタービンエンジンシステム10を囲む周囲温度、圧縮機吐出温度、タービン排出ガス温度、及びガスタービンエンジンシステム10を通って流れるガスストリームの他の温度測定値を監視することができる。圧力センサ26は、周囲圧力と、圧縮機12の入口ダクト20、排気ダクト22、及び/又はガスタービンエンジンシステム10内に定められるガスストリームにおける他の位置の静的及び動的圧力レベルとを監視することができる。湿球及び乾球温度計、などの湿度センサ26は、入口ダクト20における周囲湿度を測定する。センサ26はまた、流量センサ、速度センサ、火炎検出器センサ、バルブ位置センサ、ガイドベーン角度センサ、及び/又はガスタービンエンジンシステム10の作動に対して種々のパラメータを検知する他のセンサを含むことができる。本明細書で使用される用語「パラメータ」とは、その値を用いて、所定位置での温度、圧力、及びガス流量のようなガスタービンエンジンシステム10の運転状態を定義することができる物理的特性を指す。
燃料制御アセンブリ28は、燃焼器14に結合されて燃料供給源から燃焼器14に流れる燃料を調節し、燃焼器14内に定められる燃焼室の周りに結合した種々のガス燃料制御バルブ100(図2に示す)に流入する燃料間のスプリットを制御する。燃料制御アセンブリ28はまた、燃焼器14に供給される燃料のタイプを選択することができる。燃料制御アセンブリ28はまた、1次ガス燃料制御バルブ100に流れる燃料の量及び2次ガス燃料制御バルブ100に流れる燃料の量を決定する燃料スプリットコマンドを生成し実施することができる。
制御システム18は、プログラムを実行し、センサ入力及び人間のオペレータからの命令を用いてガスタービンエンジンシステム10の運転を制御する1以上のプロセッサを含むコンピュータシステムとすることができる。制御システム18により実行されるプログラムは、例えば、燃焼器14への燃料流を調節するスケジュールアルゴリズムを含むことができる。制御システム18により生成されたコマンドにより、燃料制御アセンブリ28は、燃焼器14に供給される燃料の流量、燃料スプリット、及びタイプを調節するガス燃料制御バルブ100を調整し、ガスタービンエンジンシステム10に関する制御設定を有効にする。
例示的な実施形態では、制御システム18は、部分的には、制御システム18のコンピュータメモリ内に格納されたアルゴリズムに基づいてガスタービンエンジンシステム10を調節する。このようなアルゴリズムにより、制御システム18が、タービン排気中のNOx及びCOエミッションを一定の所定エミッション限度内に維持し、燃焼器燃焼温度を所定温度限界内に維持する。アルゴリズムは、現在の圧縮機圧力比、周囲絶対湿度、入口圧力損失、及びタービン排気背圧についてのパラメータ変数への入力を含む。アルゴリズムで使用される入力のパラメータに起因して、制御システム18は、周囲温度及び湿度の季節的な変動、並びにガスタービンエンジンシステム10の入口ダクト20を通過する入口圧力損失及び排気ダクト22における排気背圧の変化に対応する。周囲条件、入口圧力損失及び排気背圧についての入力パラメータにより、制御システム18で実行されるNOx、CO、及びタービン点火アルゴリズムは、ガスタービンエンジンシステム10の運転の季節的変動並びに入口損失及び背圧の変化を自動的に補正できる。従って、オペレータが手動でガスタービンエンジンシステム10を調整して、周囲条件の季節的変動並びに入口圧力損失又はタービン排気背圧の変化を考慮する必要性が軽減される。
例示的な実施形態では、燃焼器14はDLN燃焼システムとすることができる。制御システム18は、DLN燃焼システムを制御し、燃料スプリットを決定するようプログラムされ、修正することができる。
図2は、ガスタービンエンジンシステム10(図1に示す)で使用することができる例示的な燃料制御アセンブリ28の概略図である。例示的な実施形態では、燃料制御アセンブリ28は、トリップ流体システム102、油圧流体制御システム104、第1の又は1次電子トリップ装置106、及び1以上のガス燃料制御バルブ100を含む。トリップ流体システム102は、所定位置圧力でトリップ流体の流れを燃料制御アセンブリ28に供給する。油圧流体制御システム104は、油圧流体の流れを燃料制御アセンブリ28に送る。
1次電子トリップ装置106は、トリップ流体ドレイン管路108に結合され、トリップ流体システム102からのトリップ流体をトリップ流体ドレイン管路108に送る。制御システム18(図1に示す)は、1次電子トリップ装置106に結合され、該1次電子トリップ装置106の作動を制御する。制御システム18から信号を受信すると、1次電子トリップ装置106は、トリップ流体システム102からのトリップ流体をトリップ流体ドレイン管路108に送ることにより、トリップ流体システム102内の流体圧力を選択的に放出するよう動作する。一実施形態では、制御システム18は、125ボルト直流(DC)信号を1次電子トリップ装置106に伝送する。代替の実施形態では、制御システム18は、120ボルト交流(AC)信号、24ボルトDC信号、及び
燃料制御アセンブリ28が本明細書で記載されるように機能することができる他の何れかの信号電圧のうちの1つを伝送する。
ガス燃料制御バルブ100は、ハウジング筐体112を含み、該ハウジング筐体には、第1の又は1次トリップリレーカートリッジ114、第2の又は2次トリップリレーカートリッジ115、ガスバルブ116、ガスバルブ116に結合した油圧シリンダ117、第2の又は2次電子トリップ装置118、サーボバルブ120、低圧ドレイン管路122、及び油圧流体フィルタアセンブリ124を収容する。
油圧流体制御システム104は、油圧流体をガス燃料制御バルブ100に提供し、ガスバルブ116の作動を可能にする。油圧流体制御システム104は、第1の又は油圧動作回路126及び第2の又は油圧トリップ回路128を含む。オリフィス130は、油圧流体制御システム104に結合され、油圧動作回路126及び油圧トリップ回路128間にある。オリフィス130は、油圧動作回路126において好適な油圧を維持し、油圧シリンダ117及びガスバルブ116の作動を可能にするよう動作する。特定の実施形態では、オリフィス130は、油圧トリップ回路128における油圧流体及び/又は油圧流体圧が損失した状態での油圧動作回路126の正の油圧を維持できる。
油圧動作回路126は、油圧流体を油圧シリンダ117に送り、ガスバルブ116を作動させる。ガスバルブ116は、開放位置と閉鎖位置との間を移動可能に油圧駆動される。サーボバルブ120は、油圧シリンダ117及び油圧動作回路126に結合され、油圧シリンダ117への油圧流体の流れを調節する。制御システム18は、サーボバルブ120に結合されてその作動を制御する。サーボバルブ120は、制御システム18からの信号を受け取ると、油圧動作回路126からの油圧流体をガスバルブ116に送ることにより、油圧シリンダ117内の油圧流体圧力を選択的に放出するよう動作する。ガスバルブ116は、サーボバルブ120から油圧流体の流れを受け取った後に開放位置と閉鎖位置との間に選択的に位置付けすることができる。サーボバルブ120が、油圧流体を油圧シリンダ117に送ると、油圧シリンダ117は、ガスバルブ116を作動させて燃焼器14(図1に示す)への燃料の流れを調節する。
1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧トリップ回路128及び油圧動作回路126に結合される。1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧トリップ回路128内の油圧流体圧力の損失時に移動可能になる。1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧動作回路126に結合され、サーボバルブ120と油圧シリンダ117との間でのサーボバルブ120から油圧シリンダ117への油圧流体の流れを制御する。1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧トリップ回路128における油圧流体圧力の損失を検知すると、油圧動作回路126内の油圧システム圧力を放出する。1次トリップリレーカートリッジ114はさらに、低圧ドレイン管路122に結合され、1次トリップリレーカートリッジ114が、油圧トリップ回路128内の油圧流体圧力の損失中に油圧動作回路126からの油圧流体を低圧ドレイン管路122に通して送る。
1次トリップリレーカートリッジ114は、第1の又は非フェールセーフ位置(図示せず)と第2の又はフェールセーフ位置(図2に示す)との間を移動可能である。非フェールセーフ位置では、1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧流体の流れをサーボバルブ120から油圧シリンダ117へ送り、ガスバルブ116の作動を可能にする。フェールセーフ位置では、1次トリップリレーカートリッジ114は、サーボバルブ120から油圧シリンダ117への油圧流体の流れを阻止して、油圧シリンダ117から低圧ドレイン管路122へ油圧流体の流れを送り、十分な油圧が油圧シリンダ117及びガスバルブ116に送られるのを阻止する。例示的な実施形態では、1次トリップリレーカートリッジ114は、正の油圧が油圧トリップ回路128から1次トリップリレーカートリッジ114に送られるときには非フェールセーフ位置にある。油圧トリップ回路128からの油圧が損失すると、1次トリップリレーカートリッジ114は、非フェールセーフ位置からフェールセーフ位置に移動する。
油圧トリップ回路128は、油圧流体を2次電子トリップ装置118、1次トリップリレーカートリッジ114、及び2次トリップリレーカートリッジ115に送る。2次電子トリップ装置118は、油圧トリップ回路128を介して1次トリップリレーカートリッジ114及び2次トリップリレーカートリッジ115と流れ連通して結合される。2次電子トリップ装置118は、油圧トリップ回路128から流体圧力を選択的に放出するように構成される。低圧ドレイン管路122は、2次電子トリップ装置118に結合され、該2次電子トリップ装置118が、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通って油圧流体を運ぶことが可能になる。制御システム18は、2次電子トリップ装置118に結合されて該2次電子トリップ装置118の作動を制御し、信号を2次電子トリップ装置118に伝送するように構成される。
2次トリップリレーカートリッジ115は、油圧トリップ回路128を介して1次トリップリレーカートリッジ114及び2次電子トリップ装置118と流れ連通して結合される。2次トリップリレーカートリッジ115はさらに、トリップ流体システム102を介して1次電子トリップ装置106に結合される。2次トリップリレーカートリッジ115は、油圧トリップ回路128からの流体圧力を選択的に放出するように構成される。低圧ドレイン管路122は、2次トリップリレーカートリッジ115に結合され、該2次トリップリレーカートリッジ115が、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通って油圧流体を運ぶことが可能になる。例示的な実施形態では2次トリップリレーカートリッジ115は、トリップ流体システム102からの正のトリップ流体圧力で油圧トリップ回路128内の正の油圧を維持することができる。トリップ流体システム102からの正のトリップ流体圧力が損失すると、2次トリップリレーカートリッジ115は、油圧流体の流れを油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122に送り、油圧トリップ回路128内及び1次トリップリレーカートリッジ114での油圧トリップ回路油圧の損失を促進する。
油圧流体制御システム104は、該油圧流体がサーボバルブ120及び油圧シリンダ117で使用するのに好適であるように、油圧流体フィルタアセンブリ124を通して油圧流体を送る。油圧流体フィルタアセンブリ124は、油圧流体を濾過するための高容量フィルタ132と、可視インジケータ134とを含む。高容量フィルタ132は、大きな含油汚染物質、塵、及び細片を油圧流体から除去することができる。可視インジケータ134は、油圧流体フィルタアセンブリ124にわたる推奨圧力差をいつ超過したかを表示し、高容量フィルタ132を交換することが必要となる。
例示的な実施形態では、ガスバルブ116は、油圧損失時にガスバルブ116を安全位置まで付勢するバイアス部材136を含む。1次トリップリレーカートリッジ114は、サーボバルブ120に結合され、油圧トリップ回路128から油圧流体圧力の損失時にサーボバルブ120からガスバルブ116への油圧流体の流れを阻止する。例示的な実施形態では、ガスバルブ116の安全位置は完全閉鎖位置である。代替の実施形態では、ガスバルブ116の安全位置は、完全開放位置、部分的開放位置、又は部分的閉鎖位置である。
例示的な実施形態では、1次トリップリレーカートリッジ114は、1以上の2位置油圧作動バルブ200、ガスバルブポート210、油圧流体ポート212、及びドレイン管路ポート214を含む。バルブ200は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。第1の位置では、バルブ200は、油圧流体ポート212とガスバルブポート210との間を流れ連通して結合され、油圧動作回路126が油圧シリンダ117と流れ連通して結合される。第2の位置(図2に示す)では、バルブ200は、ドレイン管路ポート214とガスバルブポート210との間で結合され、油圧シリンダ117が低圧ドレイン管路122と流れ連通して結合される。作動時に、1次トリップリレーカートリッジ114が油圧トリップ回路128から正の油圧流体圧力を受け取ると、バルブ200は第1の位置に移動し、油圧流体圧力が油圧動作回路126から油圧シリンダ117に供給される。油圧トリップ回路の油圧流体圧力が減少すると、バルブ200は第2の位置に移動し、油圧シリンダ117が油圧動作回路126から分離され、さらに、油圧シリンダ117及びガスバルブ116において油圧流体圧力が減少する。油圧シリンダ117において油圧が減少すると、付勢部材136は、ガスバルブ116を安全位置に移動させる。
例示的な実施形態では、2次電子トリップ装置118は、1以上の電気作動バルブ216を含む。バルブ216は、第1の又は作動位置と第2の又は非作動位置との間で移動可能である。第1の位置において、バルブ216は、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通る油圧流体の流れを阻止し、油圧トリップ回路128において正の流体圧力を可能にするよう位置付けられる。第2の位置(図2に示す)において、バルブ216は、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通る油圧流体の流れを送るよう位置付けられる。作動中、バルブ216は、通常は第1の位置にあり、正の油圧トリップ回路流体圧力を1次トリップリレーカートリッジ114に提供できる。制御システム18から第1の信号を受信すると、バルブ216は、第1の位置に移動し、その結果、油圧トリップ回路の油圧流体が、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通って送られるのが阻止され、従って、1次トリップリレーカートリッジ114において正の油圧トリップ回路油圧流体圧力が生じることになる。制御システム18からの第1の信号が損失すると、バルブ216は第1の位置から第2の位置に移動し、その結果、油圧トリップ回路油圧流体が、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通って送られ、従って、1次トリップリレーカートリッジ114において油圧トリップ回路油圧流体圧力の減少が生じることになる。代替の実施形態では、バルブ216は、制御システム18から第2の信号を受信すると、第1の位置から第2の位置に移動する。別の実施形態では、制御システム18は、125ボルトDC信号を2次電子トリップ装置118に伝送するように構成される。
例示的な実施形態では、2次トリップリレーカートリッジ115は、1以上の2位置油圧作動バルブ218を含む。バルブ218は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。第1の位置では、バルブ218は、油圧トリップ回路128からの油圧流体の流れが低圧ドレイン管路122を通って送出でいないように位置付けられ、油圧トリップ回路128における正の油圧流体圧力は、1次トリップリレーカートリッジ114に供給される。第2の位置(図2に示す)では、バルブ218は、油圧トリップ回路128が低圧ドレイン管路122と流れ連通して結合されるように位置付けられ、油圧トリップ回路128から低圧ドレイン管路122を通って送られる油圧流体の流れで油圧トリップ回路128から油圧流体圧力が放出される。トリップ流体システム102は、2次トリップリレーカートリッジ115に結合され、正の流体圧力を有するトリップ流体の流れを2次トリップリレーカートリッジ115に供給する。作動中、2次トリップリレーカートリッジ115は、トリップ流体システム102から受け取った正のトリップ流体圧力で第1の位置にある。トリップ流体システム102からのトリップ流体圧力の損失時には、2次トリップリレーカートリッジ115は、第2の位置に移動する。
ガスタービンエンジンシステム10の正常作動中、種々の燃料を燃料供給システム(図示せず)から燃料制御アセンブリ28に供給することができる。燃料制御アセンブリ28は、複数のガス燃料制御バルブ100を通る燃焼器14への燃料の流量を調節する。燃料のタイプの変更、又はガスタービンエンジンシステム10で使用される燃料混合気の変更が生じる場合、パージ作業中に1以上のガス燃料制御バルブ100から過剰な燃料が除去される。これにより、前の燃料をガス燃料制御バルブ100から除去することができ、燃料制御バルブ100は、新しい燃料混合気を受け取れる状態にすることができる。パージ作業中、制御システム18は、2次電子トリップ装置118に信号を伝送する。制御システム18からの信号を受信すると、2次電子トリップ装置118は、油圧トリップ回路128からの流体圧力を放出し、低圧ドレイン管路122を通して油圧流体を吐出する。油圧トリップ回路128から油圧が放出されると、1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧動作回路126から油圧流体圧力を放出し、油圧シリンダ117から低圧ドレイン管路122を通して油圧流体を送る。油圧シリンダ117内の流体圧力が損失すると、ガスバルブ116は、付勢部材136により安全位置に流体力学的に移動される。油圧シリンダ117内の圧力の損失により、ガスバルブ116は確実に作動することができない。従って、制御システム18からサーボバルブ120に伝送される予定外の制御信号は、ガスバルブ116を作動させることはない。2次電子トリップ装置118は、他のガス燃料制御バルブとは独立してガス燃料制御バルブ100を安全に閉鎖できるように作動し、従って、個々のガス燃料制御バルブ100のパージ作業中に他のガス燃料制御バルブの継続的作動が可能になり、すなわち、予定外の点火事象がパージ空気作業中に生じる可能性を低減することができる。
ガスタービンエンジンシステム10の作動中、制御システム18は、限定ではないが、温度、排気圧力、及び燃焼エミションなどの複数の作動パラメータを監視する。従って、制御システム18は、ガスタービンエンジンシステム10が正常な作動パラメータ内で作動していない期間中にはガスタービンエンジンシステム10の運転を停止させるよう作動する。ガスタービンエンジンシステム10の運転停止中には、燃料制御アセンブリ28の燃焼器14への燃料供給動作を確実にできないようにする必要がある。制御システム18は、1次電子トリップ装置106に信号を伝送し、次いで、該1次電子トリップ装置106は、トリップ流体システム102からのトリップ流体を放出するよう作動し、燃料制御アセンブリ28の各ガス燃料制御バルブ100がトリップ流体圧力の損失を生じるようにする。トリップ流体圧力が損失すると、各ガス燃料制御バルブ100の各2次トリップリレーカートリッジ115は、油圧トリップ回路128の油圧流体圧力を低下させるよう作動する。油圧トリップ回路128から油圧が放出されると、1次トリップリレーカートリッジ114は、油圧動作回路126から油圧流体圧力を放出し、その結果、上述のように各ガスバルブ116が安全位置に移動する。この作動によって、各ガス燃料制御バルブ100を同時に安全位置まで流体力学的に移動させることができる。
図3は、ガスタービンエンジンシステム10と共に使用可能な代替の燃料制御アセンブリ300の概略図である。図2に示す構成部品は、図3における同じ参照符号で表記されている。代替の実施形態では、燃料制御アセンブリ300は、トリップ流体システム102、油圧流体制御システム104、1次電子トリップ装置106、及び複数のガス燃料制御バルブ302を含む。ガス燃料制御バルブ302は、トリップリレーカートリッジ304、2次電子トリップ装置306、ガスバルブ116、油圧シリンダ117、サーボバルブ120、低圧ドレイン管路122、及び油圧流体フィルタアセンブリ124を含む。トリップリレーカートリッジ304は、トリップ流体圧力の損失時に移動可能であるようにトリップ流体システム102に結合される。トリップリレーカートリッジ304はまた、油圧流体制御システム104に結合され、トリップ流体圧力の損失が検知されたときに油圧システム圧力を放出する。トリップリレーカートリッジ304はまた、低圧ドレイン管路122に結合され、トリップ流体圧力の損失の間にトリップリレーカートリッジ304が低圧ドレイン管路122を通じて油圧流体を送る。2次電子トリップ装置306は、トリップリレーカートリッジ304に結合され、トリップ流体システム102からの流体圧力を選択的に放出するように構成される。低圧ドレイン管路122は、2次電子トリップ装置306に結合され、該2次電子トリップ装置306が低圧ドレイン管路122を通じてトリップ流体を送ることができるようにする。
代替の実施形態では、トリップリレーカートリッジ304は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。第1の位置において、トリップリレーカートリッジ304は、油圧流体制御システム104と油圧シリンダ117との間の流れ連通を可能にする。第2の位置(図3に示す)において、トリップリレーカートリッジ304は、油圧流体制御システム104から油圧シリンダ117への油圧流体の流れを実質的に阻止し、油圧シリンダ117からの油圧流体の流れを低圧ドレイン管路122に通して送る。
代替の実施形態では、2次電子トリップ装置306は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能である。第1の位置において、トリップ流体システム102とトリップリレーカートリッジ304との間の流れ連通を可能にし、トリップ流体圧力がトリップリレーカートリッジ304に供給される。第2の位置(図3に示す)において、2次電子トリップ装置306は、トリップリレーカートリッジ304へのトリップ流体の流れを実質的に阻止し、トリップリレーカートリッジ304からの油圧流体の流れを低圧ドレイン管路122に通して送る。作動中、第1の位置における2次電子トリップ装置306に関しては、正のトリップ流体圧力がトリップ流体システム102を介してトリップリレーカートリッジ304に送られる。第2の位置における2次電子トリップ装置306に関しては、トリップ流が低圧ドレイン管路122を通じてトリップリレーカートリッジ304から送られ、従って、トリップリレーカートリッジ304においてトリップ流体圧力が減少する結果となる。トリップ圧力の損失時には、トリップリレーカートリッジ304は、油圧シリンダ117からの油圧流体を低圧ドレイン管路122に通して送り、これによりガスバルブ116の作動が阻止される。
本明細書で記載される燃料制御アセンブリは、パージ空気作動中の予定外の点火事象の可能性を低減可能にすることによって、ガスタービンエンジンシステムへの損傷を低減可能にする。より具体的には、本明細書で記載される方法及びシステムは、個々のバルブに対する油圧を低減し、ガスバルブを安全位置まで流体力学的に移動させることを可能にし、その結果、制御システムからサーボバルブへの予定外の信号がパージ空気作動中にガスバルブを作動させて、予定外の点火事象を引き起こす恐れがないようにすることができる。従って、ガスタービンエンジンアセンブリの作動寿命を引き延ばすことが可能となり、ガスタービンエンジンシステムの補修及びメンテナンスコストが低減できる。
上述のシステム及び方法は、パージ空気作動中にガス燃料制御バルブを安全位置まで流体力学的に個々に移動可能にする。従って、本明細書で記載される実施形態は、パージ空気作動中に予定外の点火事象が生じる可能性を低減することができる。具体的には、安全位置までのガス燃料制御バルブの流体力学的移動により、予定外の制御信号がパージ空気作動中のガス燃料制御バルブを作動させる可能性を低減できる。従って、ガスタービンエンジンの作動寿命にわたって生じる可能性がある損傷が低減されるので、ガスタービンエンジンの性能寿命を引き延ばすことができる。
ガスタービンで用いるための燃料制御アセンブリを組み付けるシステム及び方法の例示的な実施形態を上記で詳細に説明した。本システム及び方法は、本明細書で記載される特定の実施形態に限定されず、システムの構成部品及び/又は方法のステップは、本明細書で記載される他の構成部品及び/又はステップとは独立して別個に利用することができる。例えば、本システム及び方法はまた、他のシステム及び方法と組み合わせて用いることができ、本明細書で記載されるガスタービンエンジンでの実施にのみ限定されるものではない。むしろ、この例示的な実施形態は、多くのその他の制御用途と関連させて実施しかつ利用することができる。
本明細書では特定の用語が利用されているが、これらは、限定の目的ではなく、一般的及び説明的な意味でのみ用いられる。本発明の原理によれば、図面の何れかの特徴は、他の何れかの図面のあらゆる特徴と組み合わせて言及し及び/又は特許請求することができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、さらに、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービンエンジンシステム
12 圧縮機
14 燃焼器
16 タービン
18 制御システム
20 入口ダクト
21 入口案内翼
22 排気ダクト
24 発電機
26 圧力センサ
28 燃料制御アセンブリ
100 ガス燃料制御バルブ
102 トリップ流体システム
104 油圧流体制御システム
106 1次電子トリップ装置
108 トリップ流体ドレイン管路
112 ハウジング筐体
114 1次トリップリレーカートリッジ
115 2次トリップリレーカートリッジ
116 ガスバルブ
117 油圧シリンダ
118 2次電子トリップ装置
120 サーボバルブ
122 低圧力ドレイン管路
124 油圧流体フィルタアセンブリ
126 油圧動作回路
128 油圧トリップ回路
130 オリフィス
132 高容量フィルタ
134 可視インジケータ
136 バイアス部材
200 油圧作動バルブ
210 ガスバルブポート
212 油圧流体ポート
214 ドレイン管路ポート
216 電気作動バルブ
218 油圧作動バルブ
300 燃料制御アセンブリ
302 ガス燃料制御バルブ
304 トリップリレーカートリッジ
306 2次電子トリップ装置

Claims (10)

  1. ガスタービンエンジン(10)で使用するための燃料制御アセンブリ(28、300)であって、当該燃料制御アセンブリが、
    トリップ流体システム(102)からの流体圧力を選択的に放出するように構成された第1のトリップ装置(106)と、
    第1のトリップ装置に結合した1以上のガス燃料制御バルブ(100、302)と
    を備えおり、前記ガス燃料制御バルブが、パージ空気作動中に該ガス燃料制御バルブを安全位置まで移動可能にする第2のトリップ装置(115)を含む、燃料制御アセンブリ(28、300)。
  2. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)に結合した油圧流体制御システム(104)をさらに備え、第2のトリップ装置(115)が、前記油圧流体制御システムから流体圧力を放出するように構成されている、請求項1記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  3. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、第2のトリップ装置(115)に結合したガスバルブ(116)を含み、前記ガスバルブが、前記油圧流体制御システム(104)から流体圧力の損失時に安全位置まで付勢される、請求項2記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  4. 前記油圧流体制御システム(104)が、第1の流体回路及び第2の流体回路を含み、前記ガスバルブ(116)が第1の流体回路に結合され、第2のトリップ装置が、第2の流体回路に結合されて該第2の流体回路からの流体圧力を放出する、請求項3記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  5. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、第2のトリップ装置(115)及び前記ガスバルブ(116)に結合した1次トリップリレーカートリッジ(114)を含み、該1次トリップリレーカートリッジが、第2の流体回路からの流体圧力の損失時に第1の流体回路から流体圧力を放出するように構成され、前記ガスバルブが、第1の流体回路からの流体圧力の損失時に安全位置まで付勢される、請求項4記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  6. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、低圧ドレイン管路(122)を含み、前記1次トリップリレーカートリッジ(114)が、第2の流体回路からの流体圧力の損失中に第1の流体回路から前記低圧ドレイン管路を通って油圧流体を送るように構成される、請求項5記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  7. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、低圧ドレイン管路(122)を含み、第2のトリップ装置(115)が、第2の流体回路から前記低圧ドレイン管路を通って油圧流体を送るように構成される、請求項4記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  8. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、第2のトリップ装置(115)及び前記1次トリップリレーカートリッジ(114)に結合した2次トリップリレーカートリッジ(115)を含み、該2次トリップリレーカートリッジが、前記トリップ流システムからのトリップ流体圧力の損失時に第1の流体回路から流体圧力を放出するように構成される、請求項5記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  9. 前記ガス燃料制御バルブ(100、302)がさらに、第1の流体回路から前記ガスバルブへの油圧流体の流れを調節するため前記ガスバルブ(116)に結合したサーボバルブ(120)をさらに含み、前記1次トリップリレーカートリッジ(114)が、前記サーボバルブに結合されて、第2の流体回路からの流体圧力の損失中に前記サーボバルブから油圧流体の流れを阻止する、請求項5記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
  10. 第2のトリップ装置の作動を制御するため該第2のトリップ装置に結合した制御システムをさらに備え、第2のトリップ装置が、前記制御システムから受け取った信号に応答して前記油圧流体制御システム(104)から流体圧力を放出するように構成される、請求項1記載の燃料制御アセンブリ(28、300)。
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