JP2011144040A - 粒体の空気輸送装置 - Google Patents
粒体の空気輸送装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011144040A JP2011144040A JP2010022554A JP2010022554A JP2011144040A JP 2011144040 A JP2011144040 A JP 2011144040A JP 2010022554 A JP2010022554 A JP 2010022554A JP 2010022554 A JP2010022554 A JP 2010022554A JP 2011144040 A JP2011144040 A JP 2011144040A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- pipe
- projection material
- valve
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air Transport Of Granular Materials (AREA)
Abstract
【課題】粒体の空気輸送装置において、輸送風速が遅いため輸送管の磨耗が少なく、長い距離を、何箇所も輸送できることを目的とする。
【解決手段】上記目的を達成する為、輸送管先端のチャンバーに投射材の直径より小さい孔のスクリーンを設置し、投射材と空気とを分離する。チャンバーの下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを有する。又、輸送管途中に分岐管を設置し、投射材を自重で排出できる方向にチャンバーを設置する。その下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを有する。その分岐管は複数もうけることができる。
【選択図】図1
【解決手段】上記目的を達成する為、輸送管先端のチャンバーに投射材の直径より小さい孔のスクリーンを設置し、投射材と空気とを分離する。チャンバーの下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを有する。又、輸送管途中に分岐管を設置し、投射材を自重で排出できる方向にチャンバーを設置する。その下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを有する。その分岐管は複数もうけることができる。
【選択図】図1
Description
この発明は、粒体の空気輸送装置に関する。
ここではショットブラスト機の投射材の供給装置で説明する。
ここではショットブラスト機の投射材の供給装置で説明する。
従来投射材の供給装置は、図8に示すようにショットブラスト機29にホッパー24にためてある投射材25を供給するため、圧搾空気供給バルブ26からノズル27に供給された圧搾空気で投射材25を吸引し、パイプ28でショットブラスト機29に供給する。
しかしながら、従来技術によれば、ノズルからの高速な空気でマイナス圧力をつくり、投射材25を吸引する必要があるため、輸送管内の流速は高速となり、輸送管28の内面の磨耗が激しく、空気量も多く必要なため大きな動力が必要であった。又、大きなプラス圧力が得られない為、輸送距離も通常5m程度と非常に短い。1台で輸送出来る送り先も1箇所と限られる。
圧搾空気による粒体の空気輸送装置において、上記目的を達成する為、輸送先先端に空気と投射材を分離するチャンバーを有し、そこに投射材の直径より小さい孔のフィルターを設置し、投射材と空気とを分離する。チャンバーの下に投射材を自重で排出できる方向に管を有し、そこに開閉できるバルブを設置する。
輸送管を途中で分岐しそれぞれの先端にスクリーンつきチャンバーを設ければ切り替えによりそれぞれに輸送できる。又、輸送管途中に分岐管を設け、投射材を自重で落下できる方向にチャンバーを設置し、その下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを設置する。その分岐管は複数もうけることができる。又、直接チャンバーに輸送管をつなぎ、そのチャンバーから輸送管を出すこともある。
輸送管を途中で分岐しそれぞれの先端にスクリーンつきチャンバーを設ければ切り替えによりそれぞれに輸送できる。又、輸送管途中に分岐管を設け、投射材を自重で落下できる方向にチャンバーを設置し、その下に投射材を自重で排出できる方向に管を設置し、そこに開閉できるバルブを設置する。その分岐管は複数もうけることができる。又、直接チャンバーに輸送管をつなぎ、そのチャンバーから輸送管を出すこともある。
本発明によれば輸送に圧搾空気を利用する為、長距離輸送が可能となる。
輸送先端のスクリーンで投射材と空気を分離しており、空気は流れ、投射材は排出を制御されている為、輸送速度が制御され非常に低速な輸送が可能となり、磨耗を大幅に減少させた。また、空気量はわずかでよく低動力が可能となった。
輸送途中に分岐管を設置し、簡単な装置で多数の分岐が可能となった。
輸送先端のスクリーンで投射材と空気を分離しており、空気は流れ、投射材は排出を制御されている為、輸送速度が制御され非常に低速な輸送が可能となり、磨耗を大幅に減少させた。また、空気量はわずかでよく低動力が可能となった。
輸送途中に分岐管を設置し、簡単な装置で多数の分岐が可能となった。
図1に示すようにホッパー1にためられた投射材2はバルブ4をあけると圧力タンク5に供給され、満になる前にバルブ4を閉じバルブ3を開け圧搾空気を圧力タンク5に供給する。あらかじめバルブ10、バルブ10´14を閉じておき、排気管17はショットブラスト機18と接続されている。
圧搾空気は輸送管6をとおり、スクリーン15、チャンバー16を通過し、ただ1つの開放口の排気管17に流れる。
供給された圧搾空気に乗って、投射材2は輸送される。輸送管6を投射材が輸送されるが、輸送管6の途中の分岐管7で分岐され、下方にチャンバー8が設けてあるため投射材2は下に落ちチャンバー8は満たされる、満たされると投射材は前に進みつぎにチャンバー8´が満たされる。そしてチャンバー12に投射材が到達する。チャンバー12には投射材2の最小粒径より小さい穴のあいたスクリーン15が設置してあり、空気のみ逃がし、投射材はチャンバー12に残る。このスクリーン15により、低速輸送が可能となった。スクリーン15からの空気はチャンバー16に入り、排気管17を通り、ショットブラスト機18の中にはいる。ショットブラスト機18は集塵されているので、投射材に混ざっている少量の微粉はチャンバー16がショットブラスト機18の上方にある為、下に落下し滞留しない。チャンバー12が満になったら、圧搾空気供給バルブ3を止める。圧力タンク内の圧力がなくなったことを確認し、バルブ10、10´、14を開けるとチャンバー8,8´12内に満たされていた投射材が排出管9、9´、13を通り、ショットブラスト機11、11´、18に供給される。供給される量はあらかじめ容器に受けてテストし確認しておき、ショットブラスト機の必要量の確認をし、供給するタクトを決める。圧力がかかっていないので、量のばらつきはない。
自動制御するにはバルブを自動バルブにすれば容易に可能である。
図6に2系統に輸送する場合を示す。図1とほぼ同じであるが、輸送管1の途中に分岐管19を設置し、2系統に別れそれぞれの先端にスクリーン付きチャンバー12´、12´´を設け、スクリーン15´、15´´で投射材と空気を分離し、空気側のチャンバー16´、16´´の下の排気管17´、17´´の下にバルブ20、20´を設置する。分岐管7´´の方へ送る時にはバルブ20は開、バルブ20´は閉にする分岐管7´´´の方に送る時は逆にすればよい。
図7は分岐管の他の方法である。上流側輸送管21と下流側輸送管23をチャンバー22に直接接続してもよい。又、チャンバー22に複数の輸送管を接続してもよい。
圧搾空気は輸送管6をとおり、スクリーン15、チャンバー16を通過し、ただ1つの開放口の排気管17に流れる。
供給された圧搾空気に乗って、投射材2は輸送される。輸送管6を投射材が輸送されるが、輸送管6の途中の分岐管7で分岐され、下方にチャンバー8が設けてあるため投射材2は下に落ちチャンバー8は満たされる、満たされると投射材は前に進みつぎにチャンバー8´が満たされる。そしてチャンバー12に投射材が到達する。チャンバー12には投射材2の最小粒径より小さい穴のあいたスクリーン15が設置してあり、空気のみ逃がし、投射材はチャンバー12に残る。このスクリーン15により、低速輸送が可能となった。スクリーン15からの空気はチャンバー16に入り、排気管17を通り、ショットブラスト機18の中にはいる。ショットブラスト機18は集塵されているので、投射材に混ざっている少量の微粉はチャンバー16がショットブラスト機18の上方にある為、下に落下し滞留しない。チャンバー12が満になったら、圧搾空気供給バルブ3を止める。圧力タンク内の圧力がなくなったことを確認し、バルブ10、10´、14を開けるとチャンバー8,8´12内に満たされていた投射材が排出管9、9´、13を通り、ショットブラスト機11、11´、18に供給される。供給される量はあらかじめ容器に受けてテストし確認しておき、ショットブラスト機の必要量の確認をし、供給するタクトを決める。圧力がかかっていないので、量のばらつきはない。
自動制御するにはバルブを自動バルブにすれば容易に可能である。
図6に2系統に輸送する場合を示す。図1とほぼ同じであるが、輸送管1の途中に分岐管19を設置し、2系統に別れそれぞれの先端にスクリーン付きチャンバー12´、12´´を設け、スクリーン15´、15´´で投射材と空気を分離し、空気側のチャンバー16´、16´´の下の排気管17´、17´´の下にバルブ20、20´を設置する。分岐管7´´の方へ送る時にはバルブ20は開、バルブ20´は閉にする分岐管7´´´の方に送る時は逆にすればよい。
図7は分岐管の他の方法である。上流側輸送管21と下流側輸送管23をチャンバー22に直接接続してもよい。又、チャンバー22に複数の輸送管を接続してもよい。
「他の実施形態」
ショットブラスト機の投射材による実施例で説明したが、他の粒体の搬送にも同じ効果が得られることは明白である。
ショットブラスト機の投射材による実施例で説明したが、他の粒体の搬送にも同じ効果が得られることは明白である。
1、1´ ホッパー 2、2´ 投射材 3、3´ 圧搾空気供給バルブ
4、4´ バルブ 5、5´ 圧力タンク 6、6´ 輸送管
7、7´、7´´、7´´´ 分岐管 8、8´、8´´、8´´´ チャンバー
9、9´、9´´、9´´´ 排出管 10、10´、10´´、10´´´ バルブ
11、11´、11´´、11´´´ ショットブラスト機
12、12´、12´´ チャンバー 13、13´、13´´ 排出管
14、14´、14´´ バルブ 15、15´、15´´ スクリーン
16、16´、16´´ チャンバー 17、17´、17´´ 排気管
18、18´、18´´ ショットブラスト機 19 分岐管 20、20´ バルブ
21 輸送管 22 チャンバー 23 輸送管
24 ホッパー 25 投射材 26 搾空気供給バルブ
27 ノズル 28 輸送管 29 ショットブラスト機
4、4´ バルブ 5、5´ 圧力タンク 6、6´ 輸送管
7、7´、7´´、7´´´ 分岐管 8、8´、8´´、8´´´ チャンバー
9、9´、9´´、9´´´ 排出管 10、10´、10´´、10´´´ バルブ
11、11´、11´´、11´´´ ショットブラスト機
12、12´、12´´ チャンバー 13、13´、13´´ 排出管
14、14´、14´´ バルブ 15、15´、15´´ スクリーン
16、16´、16´´ チャンバー 17、17´、17´´ 排気管
18、18´、18´´ ショットブラスト機 19 分岐管 20、20´ バルブ
21 輸送管 22 チャンバー 23 輸送管
24 ホッパー 25 投射材 26 搾空気供給バルブ
27 ノズル 28 輸送管 29 ショットブラスト機
Claims (2)
- 輸送管先端に空気と輸送物を分離するチャンバーを有し、そこに輸送物の直径より小さい孔のスクリーンを設置し、チャンバーの下に輸送物を自重で排出できる管を有し、そこに開閉できるバルブを有する圧搾空気による粒体の空気輸送装置。
- 輸送管の途中に自重で輸送物が落下する方向にチャンバーを有する分岐管を設置し、その下に輸送物を自重で排出できる管を有し、そこに開閉できるバルブを設置した圧搾空気による粒体の空気輸送装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010022554A JP2011144040A (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 粒体の空気輸送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010022554A JP2011144040A (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 粒体の空気輸送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011144040A true JP2011144040A (ja) | 2011-07-28 |
Family
ID=44459252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010022554A Pending JP2011144040A (ja) | 2010-01-15 | 2010-01-15 | 粒体の空気輸送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011144040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105692208A (zh) * | 2016-04-05 | 2016-06-22 | 刘跃 | 多功能吸物机 |
-
2010
- 2010-01-15 JP JP2010022554A patent/JP2011144040A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105692208A (zh) * | 2016-04-05 | 2016-06-22 | 刘跃 | 多功能吸物机 |
CN105692208B (zh) * | 2016-04-05 | 2018-06-29 | 刘跃 | 多功能吸物机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI610725B (zh) | 粒狀材料之氣動輸送方法 | |
CN105683068A (zh) | 用于输送具有高质量浓度的粒状材料的真空气动装置 | |
CN203497769U (zh) | 粉料的供料装置 | |
CN102152972A (zh) | 正压气力输送系统及方法 | |
CN103466332A (zh) | 密相压缩气体输送装置 | |
JP4849322B2 (ja) | ショット処理装置 | |
CN105217316A (zh) | 一种新型输料器 | |
CN102491093B (zh) | 正压气力输送系统及方法 | |
CN106862095A (zh) | 一种带有新型供料装置的色选机 | |
JP2011144040A (ja) | 粒体の空気輸送装置 | |
CN103129972B (zh) | 新型密相气力输送的管道吹扫装置 | |
CN203696786U (zh) | 喷砂机用料罐及喷砂机 | |
JP2015171931A (ja) | 材料供給装置および材料供給方法 | |
CN205132548U (zh) | Pvc混合物料自动化生产的系统 | |
CN205087579U (zh) | 一种文丘里式送料装置 | |
CN204453813U (zh) | 一种粉状物料输送装置 | |
CN204607049U (zh) | 一种压送式粉状物料输送装置 | |
CN207918023U (zh) | 一种粉末风力输送机 | |
CN107055099B (zh) | 一种尿素颗粒密相输送方法及系统 | |
CN202912388U (zh) | 粉体物料快速输送装置 | |
RU166456U1 (ru) | Устройство для пневмотранспорта мелкозернистых сыпучих материалов | |
RU2418732C2 (ru) | Способ пневматического транспортирования сыпучих материалов | |
JP2014105061A (ja) | 粉体搬送方法と粉体搬送機構 | |
CN205708874U (zh) | 粉粒物料运输车出料管路及粉粒物料运输车 | |
CN207618636U (zh) | 气力输送管道及相应的设备 |