JP2011142942A - 飲食物搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送駆動体をスムーズに搬送させることができる飲食物搬送装置を提供すること。
【解決手段】搬送駆動体は、走行レーン1aに沿って無端走行する環状のベルト体15を備え、ベルト体15は、曲線路10aにおいて外周側に配置される外周側ベルト15bと、外周側ベルト15bよりも内周側に配置される内周側ベルト15cと、から構成されており、ガイド手段は、曲線路10aにて外周側ベルト15bの内周側に配置され、外周側ベルト15bを曲線路10aに沿ってガイドするガイド体37と、曲線路10aにて内周側ベルト15cの内周側に配置され、所定の曲率を有して内周側ベルト15cに曲線路10aに沿って水平方向に回動自在に当接する回転体31と、から構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、搬送駆動体を駆動させることによって走行体を走行レーンに沿って走行させる飲食物搬送装置に関する。
従来、飲食物搬送装置(注文搬送装置)としては、厨房エリアと飲食客エリアとに亘って設けられている案内レールと、案内レール上を飲食客エリアに向けて走行するトレー(走行体)と、図示しない一対のスプロケットに係止されて水平に折り返されるとともに、トレーが連結される無端チェン(搬送駆動体)と、を備えている搬送路(走行レーン)が設けられており、無端チェンを駆動させることでトレーを案内レール上で走行させることができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−185326号公報(第7頁、第2図)
しかしながら、特許文献1にあっては、飲食物搬送装置(注文搬送装置)を店舗の形状に沿って設置したいという要望があったが、搬送路(走行レーン)を曲線路に形成しようとすると、無端チェン(搬送駆動体)の曲線路における位置が曲線路の内周側に向けて偏ってしまい、無端チェンをスムーズに搬送させることができないという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、曲線路において搬送駆動手段をスムーズに搬送させることができる飲食物搬送装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の飲食物搬送装置は、
走行レーンと、該走行レーンに沿って設けられた搬送駆動体と、飲食物を載置して前記走行レーンに沿って走行可能な走行体と、を備え、前記搬送駆動体を駆動させることによって前記走行体を前記走行レーンに沿って走行させる飲食物搬送装置であって、
前記走行レーンは、少なくとも一部に曲線路を有しているとともに、該曲線路にて前記搬送駆動体の搬送方向に沿って該搬送駆動体をガイドするガイド手段を備え、前記搬送駆動体は、前記走行レーンに沿って無端走行する環状のベルト体を備え、該ベルト体は、前記曲線路において外周側に配置される外周側ベルトと、該外周側ベルトよりも内周側に配置される内周側ベルトと、から構成されており、前記ガイド手段は、前記曲線路にて前記外周側ベルトの内周側に配置され、該外周側ベルトを前記曲線路に沿ってガイドするガイド体と、前記曲線路にて前記内周側ベルトの内周側に配置され、所定の曲率を有して前記内周側ベルトに前記曲線路に沿って水平方向に回動自在に当接する回転体と、から構成されていることを特徴としている。
この特徴によれば、ガイド体は、外周側ベルトを第1コーナーに沿ってガイドするとともに、回転体は、ベルト体が搬送されることで、内周側ベルトを曲線路でガイドしつつ、回転体と外周側ベルトとの間で生じる摩擦力を抑えながら水平方向に回動するので、ベルト体がガイド手段から受ける摩擦力の総量が抑えられ、ベルト体をよりスムーズに搬送させることができる上に、回転体が内周側ベルトの内周側に配置されることで、回転体の直径を外周側ベルトとの配置位置に関わらず長寸に設定することができるとともに、内周側ベルトと回転体とが曲線路において連続して面接触することができるため、内周側ベルトを回転体によって確実にガイドすることができる。
本発明の飲食物搬送装置は、
前記ガイド体には、無端状のサブベルトが掛け渡されており、前記外周側ベルトと前記ガイド体との間には、前記サブベルトの一側が配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、サブベルトが外周側ベルトとガイド体との間に介在し、外周側ベルトとガイド体とが当接することで発生する異音と外周側ベルトの磨耗とを防止することができる。
本発明の飲食物搬送装置は、
前記ガイド体は、前記曲線路に沿って複数配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、様々な曲率を有する曲線路において、隣り合うガイド体間の間隔を適宜変更することによって自在に外周側ベルトをガイドすることができる。
実施例1における飲食物搬送装置の全体像を示す平面図である。 注文搬送路の一部破断平面図である。 第1コーナーの破断平面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図2におけるB−B断面図である。 実施例2における第1コーナーの破断平面図である。
本発明に係る飲食物搬送装置を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例1に係る飲食物搬送装置につき、図1から図5を参照して説明する。以下、図4及び図5の紙面奥側を走行体の正面側(前方側)として説明する。先ず図1の符号1は、本発明の適用された飲食物搬送装置である。この飲食物搬送装置1は、例えば、回転寿司店等にて、厨房部店員C1,C2等が飲食物としての寿司を調理する厨房エリアCと飲食客が飲食を行う飲食客エリアAとに亘って設けられている、本発明における走行レーンとしての注文搬送路1a,1b,2を備えている。
これら注文搬送路1a,1b,2の周囲には、飲食客エリアAのテーブルT1,T2,T3,T4に沿う形で平面視略ロ型に構成された無端状の循環搬送路5が設置されている。循環搬送路5には、無端回動するクレセントチェーンコンベア4が備えられており、このクレセントチェーンコンベア4上に飲食物が載置された飲食物皿6は、クレセントチェーンコンベア4の駆動により循環搬送されるようになっている。
走行体7に載置された注文飲食物9は、注文搬送路1a,1b,2によって配膳人エリアBに搬送される。このとき、注文搬送路1a,1bによって搬送された注文飲食物9は、それぞれG1,G2,G3エリアとG5エリアの飲食客によって直接注文搬送路1a,1b上から取り上げられるようになっており、注文搬送路2によって搬送された注文飲食物9は、配膳部店員H1の元へと搬送され、配膳部店員H1によりG4エリアの飲食客へ手渡しされるようになっている。
注文飲食物9を搬送した後の走行体7は、注文搬送路1a,1b,2を介して、元来た搬送面3上を通り厨房エリアCへと戻っていく。つまり、走行体7は、それぞれ独立した搬送路として構成される注文搬送路1a,1b,2上の搬送面3上を、配膳人エリアBと厨房エリアCとの間で往復動自在に設けられている。
平面視ロ型の配膳人エリアB内において、注文搬送路2は、この配膳人エリアBを2分割するように中央に配設される。注文搬送路1a,1bは、隔壁W付近において中央の注文搬送路2から左右にそれぞれ離間する方向に屈曲した後に循環搬送路5の内側近傍まで直線状に延設されている。更に、注文搬送路1a,1bは、循環搬送路5の内側方付近からG4エリアに向けて屈曲した後に循環搬送路5に沿うようにそれぞれ延設されている。
つまり、注文搬送路1aは、隔壁W付近に本発明における曲線路を構成する第1コーナー10a(右カーブ)及び第2コーナー11a(左カーブ)がそれぞれ形成されており、注文搬送路1bは、隔壁W付近に本発明の曲線路を構成する第1コーナー10b(左カーブ)及び第2コーナー11b(右カーブ)がそれぞれ形成されている。
また、注文搬送路1a,1bの厨房エリアCから第1コーナー10a,10bまでの区間と、第1コーナー10a,10bから第2コーナー11a,11bまでの区間と、第2コーナー11a,11bからG4エリアに向けて延設されている区間とは、前述のように直線状の直線路12a,12bにそれぞれ形成されている。
次に、これら注文搬送路1a,1b,2及び走行体7について説明する。尚、注文搬送路1a,1b,2は、それぞれ搬送路の形状は異なるが、走行体7を走行させるための構造は全て同一であるため、以下においては注文搬送路1aについてのみ説明し、他の注文搬送路1b、2の説明は省略する。
先ず、走行体7を走行させる注文搬送路1aの構造を説明する。図2に示すように、注文搬送路1aの搬送面3下における厨房エリアC側の端部には、図示しない駆動モータ等によって水平方向に回動する駆動部スプロケット13が設けられているとともに、配膳人エリアB側の端部には、テンション部スプロケット14が設けられている。
これら両端部に配設される駆動部スプロケット13及びテンション部スプロケット14に、本発明における搬送駆動体としての無端状に形成されたベルト体15が掛け渡されている。図2及び図4に示すように、このベルト体15は、厨房エリアCから配膳人エリアBに向けて飲食物を載置した走行体7を走行させる際には、駆動部スプロケット13が図2において時計回りに回動することにより、左側が厨房エリアCから配膳人エリアBに向けて駆動する。
また、第1コーナー10a及び第2コーナー11aに配置されているベルト体15において、外周側に配置されている側を外周側ベルト体15bとし、外周側ベルト体15bよりも内周側に配置されている側を内周側ベルト体15cとして説明する。尚、テンション部スプロケット14には、ベルト体15にテンションを与えるためのテンション調整部16が備えられている。以下、第1コーナー10aもしくは第2コーナー11aの湾曲方向に拘わらず、ベルト体15の内側面を外周側ベルト体15bと内周側ベルト体15cの内側面とに分けて説明する。
ベルト体15は、注文搬送路1aの走行体7が走行する搬送面3下を、搬送面3に沿って移動可能に設けられている。この第1コーナー10aにおいて外周側ベルト体15bを構成するベルト体15所定箇所には、図4及び図5に示すように、後述するベルトブラケット17が取り付けられている。
図2及び図4に示すように、直線路12a下におけるベルト体15の搬送方向側の端部には、ベルトガイド21が設けられている。これらベルトガイド21は、上方に開口して前後方向を向くガイド溝21aを左右幅方向に2条有しており、図4視で上向きE字状に形成されている。これらガイド溝21a内には、図4視で左側に配置されたベルト体15と右側に配置されたベルト体15とがそれぞれ配置されており、これらガイド溝21aによってベルト体15の左右幅方向の揺動が防止されている。
また、図4視で右側に配置されたベルト体15の外側面側には、直線路12aの全長にかけて走行板36aが立設されている。この走行板36aの上端部は、図4視で右側に配置されたベルト体15の上方で左右幅方向を向いて水平に屈曲して、後述する補助ローラ40の走行面を構成している。
図2及び図5に示すように、第1コーナー10a内には、外周側ベルト体15bをベルト体15の搬送方向に沿ってガイドさせるためのガイド体37が設けられている。このガイド体37は、樹脂材等の一体成形により平面視で第1コーナー10aと略同一の曲率をなすように形成されている。ガイド体37の上部には、第1コーナー10aと同一の曲率を有する走行板36bが取り付けられている。この走行板36bは、上面が第1コーナー10aの前後に配置された直線路12aにおける走行板36aの上面と連続するように取り付けられている。
また、図2及び図3に示すように、第1コーナー10a内における第1コーナー10aのコーナー側の両端部には、従動ローラ30が一対となって水平方向に回動可能に枢支されている。これら従動ローラ30間には、ゴム材等により構成された無端状のサブベルト体38が掛け渡されている。
このため、サブベルト体38は、第1コーナー10a内の外周寄りで外周側ベルト体15bとガイド体37との間に配置されるとともに、第1コーナー10a内の内周寄りで内周側ベルト体15cとガイド体37との間に配置される。このようにサブベルト体38が掛け渡されるとことで、サブベルト体38が外周側ベルト体15bとガイド体37との間に介在することとなり、外周側ベルト体15bとガイド体37とが当接することによる異音の発生を防止するとともに、外周側ベルト体15bの内周面の磨耗を防止することができる。
尚、本実施例ではサブベルト体38を従動ローラ30間に掛け渡し、サブベルト体38を外周側ベルト体15bとガイド体37との間に介在させたが、サブベルト体38を従動ローラ30間に掛け渡さずに、外周側ベルト体15bを直接ガイド体37に摺接させるようにしてもよい。
一方、内周側ベルト体15cの外側面側には、平面視で円形に形成された回転体31が水平方向に回動可能に枢支されている。本発明におけるガイド手段は、この回転体31とガイド体37とによって構成されている。この回転体31は、内周側ベルト体15cの内側面に当接することで、内周側ベルト体15c及び内周側ベルト体15cとガイド体37との間に配置されたサブベルト体38とを第1コーナー10aの外周側に向けて張力を加えている。
このため、サブベルト体38は、回転体31から第1コーナー10aの外周側を向く張力を受けた状態で内周側ベルト15cと当接するため、内周側ベルト15cは、サブベルト体38と回転体31によって挟持された状態となっている。この状態でベルト体15が駆動されると、サブベルト体38は内周側ベルト15cとの当接箇所でベルト体15と同一方向を向く搬送力を得るため、サブベルト体38とベルト体15との間での滑りを減少させることができるとともに、外周側ベルト体15bとサブベルト体38との間で生じる摩擦を減少させることができる。
尚、サブベルト体38は、少なくとも外周側ベルト体15bとガイド体37とに当接するように介在していればよく、内周側ベルト体15cとは当接しないよう間隔を有して従動ローラ30,30間に掛け渡されていてもよい。
尚、第2コーナー11aにおいては、外周側ベルト体15bと内周側ベルト体15cとの位置関係が第1コーナー10aと逆となっている以外は第1コーナー10aと同一の構成を有しているため説明を省略する。
図4に示すように、注文搬送路1aの搬送面3の左右幅方向中央には、その長手方向の略全長に亘ってレール部22が上方に向けて突設されている。搬送面3は、アルミやステンレス等の金属材の板材によって構成されている。レール部22は、この板材を押圧形成することによって形成されている。このため、レール部22が形成された板材の下面側には、下方に向かって開口する断面視下向きコ字状の搬送溝23が形成されている。
図2及び図4に示すように、走行体7は、搬送面3上を走行する台車部24と、この台車部24に上方から取り付けられ、注文飲食物9が載置された飲食物皿6を載置するためのトレー部25と、から構成されている。このトレー部25の上面には、飲食物皿6を載置するための載置凹部25aが形成されており、この載置凹部25aに飲食物皿6を載置することによって、飲食物皿6をトレー部25から脱落しないよう保持できるようになっている。
台車部24は、基台部26と、この基台部26の前端部と後端部との2箇所で水平方向に回動可能に枢支されたローラブラケット27と、から主に構成されている。これらローラブラケット27の左右幅方向の両端部には、走行体7が搬送面3上を走行するための荷重ローラ28が枢支されている。
また、ローラブラケット27の下面には、左右一対の軌道ローラ29が左右方向に線対称となるように水平方向に回動自在に枢支されている。これら軌道ローラ29間の左右幅寸法は、搬送面3のレール部22の左右幅寸法よりも若干長寸に形成されており、走行体7が搬送面3上に配置されることで、各軌道ローラ29は、走行体7の前端部及び後端部でレール部22の左右に近接配置されるようになっている。
このため、本実施例の走行体7は、これら軌道ローラ29によって搬送面3上での走行路が規定されるばかりか、軌道ローラ29がレール部22に当接し、走行体7の左右幅方向の揺動を防ぐことができる。尚、基台部26の前後幅方向の略中央には、第1磁性体18が取り付けられている。
図4及び図5に示すように、ベルトブラケット17は、図4視で左側に配置されたベルト体15を左右幅方向から挟持板20とともに挟持することによって、ベルト体15に取り付けられている。ベルトブラケット17の上端部には、強磁性を有する金属や永久磁石等で構成された第2磁性体19が固着されている。この第2磁性体19は、ベルト体15が駆動されることにより、搬送溝23の内を注文搬送路1aの略全長に亘って移動するようになっている。
これら搬送面3の下方に配置された第2磁性体19と、基台部26に取り付けられた第1磁性体18とは、どちらか一方を強磁性の金属によって構成し、他方を永久磁石等で構成してもよく、また、両方を永久磁石等で構成してもよい。更に、両方を永久磁石で構成する場合には、互いに異なる磁極を、搬送面3を挟んで対向配置させる。
尚、図4及び図5に示すように、ベルトブラケット17の上端部には、搬送溝23の下面に当接するガイドローラ34が配置されている。このガイドローラ34は、ベルト体15が駆動されることによってベルト体15と一体となって移動可能なように、ベルト体15の搬送方向である前後方向に向けて回動可能にベルトブラケット17に枢支されており、搬送面3を挟んで対向配置された第1磁性体18及び第2磁性体19が互いの磁力によって引き合うことによって、上面が搬送面3に構成されている板材の下面に第2磁性体19が当接することなく、ベルト体15が上方へ向けて浮き上ることを防いでいる。
また、ベルトブラケット17の右側部には、ベルトブラケット17の荷重を支持するための補助ローラ40が、ベルト体15の搬送方向である前後方向に向けて回動可能に枢支されている。この補助ローラ40は、下部で走行板36a,36bの上面に当接しており、ベルト体15が駆動することによって、第2磁性体19と規制ローラ39とベルトブラケット17の荷重を支持しながら、これら走行板36a,36bの上面を走行可能となっている。
このように、注文搬送路1aと走行体7とを構成して、ベルト体15が駆動されることで、ベルト体15は、第1コーナー10a内において外周側ベルト体15bを搬送方向に向けて搬送されながらサブベルト体38を外周側ベルト体15bに従動させるとともに、内周側ベルト体15cを回転体31に当接させながら搬送させることで、外周側ベルト体15bをガイド体37によって確実にガイドさせるとともに、回転体31の回動によって内周側ベルト体15cに内周側ベルト体15cと回転体31との間に生じる摩擦力を抑え、安定して第2磁性体19を搬送溝23内で移動させることができる。
このため、第2磁性体19に磁力によって駆動連結された第1磁性体18が取り付けられている走行体7を、注文搬送路1aに沿って搬送面3上を走行させることができるようになっている。
以上、本実施例における飲食物搬送装置1にあっては、ガイド手段が、第1コーナー10aにて外周側ベルト体15bの内周側に配置され、外周側ベルト体15bを第1コーナー10aに沿ってガイドするガイド体37と、第1コーナー10aにて内周側ベルト体15cの内周側に配置され、所定の曲率を有して内周側ベルト体15cに第1コーナー10aに沿って水平方向に回動自在に当接する回転体31と、から構成されているので、ガイド体37は、外周側ベルト15bを第1コーナー10aに沿ってガイドするとともに、回転体31は、内周側ベルト体15cを第1コーナー10aでガイドしつつ、回転体31と内周側ベルト体15cとの間で生じる摩擦力を抑えながら水平方向に回動するので、ベルト体15がガイド手段から受ける摩擦力の総量が抑えられ、ベルト体15をよりスムーズに搬送させることができる。その上、回転体31の直径を外周側ベルト体15bとの配置位置に関わらず長寸に設定することができるとともに、内周側ベルト体15cと回転体31とが第1コーナー10aに沿って連続して面接触することができるため、内周側ベルト体15cを回転体31によって確実にガイドすることができる。
また、ガイド体37には、無端状のサブベルト体38が掛け渡されており、外周側ベルト体15bとガイド体37との間には、サブベルト体38の一側が配置されているので、サブベルト体38が外周側ベルト体15bとガイド体37との間に介在し、外周側ベルト体15bとガイド体37とが当接することで発生する異音と外周側ベルト体15bの磨耗とを防止することができる。
次に、実施例2に係る飲食物搬送装置につき、図6を参照して説明する。尚、前記実施例と同一構成で重複する構成を省略する。
図6に示すように、実施例2における飲食物搬送装置1の注文搬送路1aにおける第1コーナー10a内には、ガイド体37’がコーナー10aの曲率に沿って所定の等間隔毎に複数(本実施例では4つ)設けられている。
また、第1コーナー10a内における第1コーナー10aのコーナー側の両端部には、従動ローラ30が一対となって水平方向に回動可能に枢支されており、これら従動ローラ30間にサブベルト体38が掛け渡されることによって全てのガイド体37’がサブベルト体38の内周側に配置されるようになっている。この場合にも、実施例1と同様に、サブベルト体38を従動ローラ30間に掛け渡さずに、外周側ベルト体15bを直接ガイド体37’に摺接させるようにしてもよい。
以上、本実施例における飲食物搬送装置1にあっては、ガイド体37’は、第1コーナー10aに沿って複数配置されているので、様々な曲率を有する曲線路において、隣り合うガイド体37間の間隔を適宜変更することによって自在に外周側ベルト体15bをガイドすることができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、飲食物を寿司として説明したが、これに限定されるものではなく、種々の飲食物を適用可能である。
また、前記実施例では、飲食物搬送装置1を飲食客が注文した注文飲食物9を搬送する装置として説明したが、予め調理した飲食物を厨房エリアCと飲食客エリアAとで循環搬送させる循環搬送装置であってもよい。
また、前記実施例では、ガイド体37にサブベルト体38を掛け渡し、外周側ベルト体15bとガイド体37との間にサブベルト体38を介在させることによって外周側ベルト体15bとガイド体37とが当接することを防止したが、ガイド体37が低摩擦性を有するフッ素樹脂材等で構成されている場合には、サブベルト体38をガイド体37に掛け渡さずに外周側ベルト体15bとガイド体37とを当接させるようにしてもよい。
1 飲食物搬送装置
1a,1b,2 注文搬送路(走行レーン)
7 走行体
8 注文飲食物
10a,10b 第1コーナー(曲線路)
11a,11b 第2コーナー(曲線路)
15 ベルト体(搬送駆動体)
15b 外周側ベルト体
15c 内周側ベルト体
31 回転体(ガイド手段)
37 ガイド体(ガイド手段)
38 サブベルト体

Claims (3)

  1. 走行レーンと、該走行レーンに沿って設けられた搬送駆動体と、飲食物を載置して前記走行レーンに沿って走行可能な走行体と、を備え、前記搬送駆動体を駆動させることによって前記走行体を前記走行レーンに沿って走行させる飲食物搬送装置であって、
    前記走行レーンは、少なくとも一部に曲線路を有しているとともに、該曲線路にて前記搬送駆動体の搬送方向に沿って該搬送駆動体をガイドするガイド手段を備え、前記搬送駆動体は、前記走行レーンに沿って無端走行する環状のベルト体を備え、該ベルト体は、前記曲線路において外周側に配置される外周側ベルトと、該外周側ベルトよりも内周側に配置される内周側ベルトと、から構成されており、前記ガイド手段は、前記曲線路にて前記外周側ベルトの内周側に配置され、該外周側ベルトを前記曲線路に沿ってガイドするガイド体と、前記曲線路にて前記内周側ベルトの内周側に配置され、所定の曲率を有して前記内周側ベルトに前記曲線路に沿って水平方向に回動自在に当接する回転体と、から構成されていることを特徴とする飲食物搬送装置。
  2. 前記ガイド体には、無端状のサブベルトが掛け渡されており、前記外周側ベルトと前記ガイド体との間には、前記サブベルトの一側が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の飲食物搬送装置。
  3. 前記ガイド体は、前記曲線路に沿って複数配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の飲食物搬送装置。
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