JP2011141612A - 紙葉類取扱装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
紙葉類取扱装置において、最初に繰り出す一枚目の紙幣を繰り出す前に紙幣の前端を揃えること。
【解決手段】
紙葉類の投入及び放出を行うために設けられた開口部と、前記開口部の下方に設けられ、前記開口部を介して投入及び放出される紙葉類が一時的に収納される収納部と、前記収納部の底面であり、前記収納部に一時的に収納された紙葉類の下端を支持する底板と、前記開口部と前記底板との間に対向して配置され、前記開口部を介して投入及び放出される紙葉類を狭持して前記開口部または前記収納部に向かって一括搬送する一対の搬送手段と、前記底板上の紙葉類を、前後面から挟むように設けられた前板及び移動可能な押板からなる紙幣押圧手段と、前記底板上の紙葉類を、一枚ずつ分離し繰出す分離繰出手段を備える紙葉類取扱装置において、前記前板に寄りかかって底板上へ到達していない紙葉類を前記一対の搬送手段の後板側の搬送手段を退避させ前記一対の搬送手段の前板側の搬送手段のみ駆動させる。
【選択図】図1

Description

本発明は紙葉類の投入及び放出が可能な紙葉類取扱装置に関する。
紙幣等である紙葉類の投入及び放出が可能な入出金口を備えた紙葉類取扱装置は、金融機関等の現金自動取引装置(ATM:Automated Teller Machine)に利用されている。
この種の紙葉類取扱装置は、紙幣投入時に紙幣の前端が揃っていない(スキュー状態)と、紙幣繰り出しが確実に行われず搬送路中で詰まり(ジャム)を起こす可能性がある。そのため、紙葉類取扱装置は紙幣前端が正しく揃っていることが必要となる。
しかし、紙幣投入時の紙幣体勢はあくまでも使用者の投入の仕方に委ねられており、当然のことながら紙幣前端が正しく揃えられない状態で投入される場合がる。その場合、ジャムを起こす等の問題の原因となる。
紙幣前端を揃える手段として、例えば紙幣を水平方向に揺動若しくは振動させる手段がある(特開平8−175698号公報、実公平3−16835号公報等参照)。
このような揺動手段を設けると、投入時に紙幣端面が重力により整列されスキューが修正されるので、ジャムのような不具合の発生を抑制できる。また、硬貨やクリップなどの異物が紙幣に挟まれている場合には、紙幣の揺動によって投入時にその異物を鉛直方向に落下させて回収することができる。そのため装置内での異物による詰まりという事態も避けられる。
特開平8−175698号公報 実公平3−16835号公報
ところが、上記の揺動手段を備える紙葉類取扱装置では、紙幣状態によっては紙幣に振動を与えても紙幣が浮かび上がって紙幣前端が逆に不揃いになる可能性がある。また、最初に繰り出す一枚目の紙幣は前板に接触しており、その前板の凹凸に引掛り投入時にその一枚目の紙幣の前端が揃っていない場合があり、振動を与えても前板の凹凸により紙幣が支えられて紙幣が落下せず前端が揃わない可能性がある。特にこの現象はプレゼンタ方式に顕著に現れる。
本発明の目的は、最初に繰り出す一枚目の紙幣を繰り出す前に紙幣の前端を揃えることができる紙葉類取扱装置を提供することにある。
上記目的は、紙葉類の投入と放出が行なわれる開口部と、前記紙葉類が一時的に収納される収納部と、この収納部に一時的に収納された前記紙葉類の下端を支持する底板と、前記開口部と前記底板との間に対向して配置された一対の搬送手段とを備えた紙葉類取扱装置において、前記一対の搬送手段は前記紙葉類を狭持して前記底板上に向かって搬送し、搬送した前記搬送手段の一方の搬送手段は退避し、もう一方搬送手段は前記紙葉類を前記底板上に向かって搬送させる動作を行うことにより達成される。
また上記目的は、前記紙葉類が前記底板上に達していない紙葉類を検出する検出手段を設け、この検出手段からの出力を入力として前記搬送手段の一方は前記紙葉類を前記底板上に向かって搬送することにより達成される。
また上記目的は、前記搬送手段の一方を前記紙葉類の投入時の位置よりも前記前板から突出する位置にしたことにより達成される。
また上記目的は、前記前板側に傾斜した前記紙葉類を前記搬送手段の一方を前記後板方向に移動し、前記紙葉類を前記後板方向に傾斜させたことにより達成される。
また上記目的は、前記紙葉類を前記後板方向に傾斜させる前に、前記後板を後方に移動させて前記前板と前記後板との間の空間を形成したことにより達成される。
本発明によれば、入金時の紙葉類の紙幣体勢を矯正できるため、分離性能が向上しジャム率を低減して利便性を向上させた紙葉類取扱装置を提供できる。
本発明対象としている現金自動取引装置の外観を示す斜視図である。 本発明対象としている現金自動取引装置の紙幣入出金機の構成図である。 本発明対象の現金自動取引装置の取付けられた入出金口の側面図である。 本発明の一実施例を備えた入出金口の側面図である。 本発明の一実施例を備えた入出金口の側面図である。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明するが、本発明が対象とする現金自動取引装置の概略を図1、図2、図3で説明する。
ところで、現金自動取引装置の入出金方式にはポケット方式とプレゼンタ方式とがあるが本発明が対象としているのはプレゼンタ方式と呼ばれる装置である。プレゼンタ方式は入金時に使用者が入出金口に紙幣を投入し終わった時点では図3に示すように紙幣がシャッターの面より飛び出した状態となる。また、出金時も図3に示す位置まで紙幣を搬送し、紙幣を掴みやすい位置となるので使用者にとって紙幣の入出金が楽というメリットがある。
プレゼンタ方式は比較的海外で好評であるが、上述したように紙幣が残ってしまうという問題がある。これに対してポケット方式は紙幣が投入された時点では紙幣はシャッターの面より下に位置する。 図1は本発明が対象とする現金自動取引装置(ATM)の外観を示す斜視図である。
図2は本発明に係る現金自動取引装置の紙幣入出金機の構成図である。
図3は図1の現金自動取引装置に取り付けられた入出金口の側面図である。
図1において、現金自動取引装置101は利用者から入金(投入)された紙幣を内部に保管するとともに、内部に保管されている紙幣を利用者へ出金(放出)するものである。この現金自動取引装置101には上部正面板101aが設けられている。この上部正面板101aには入出金口21が設けられている。現金自動取引装置101の外郭は装置筐体101bによって構成されている。この装置筐体101bの内部には紙幣入出金機1が点線で示すように収納されている。金庫筐体106は特に堅牢な構造であることを表すために太線で記載したものである。装置筐体101bの外部には入出金口(開口部)21と顧客操作部105とカード・明細票処理機構102とカードスロット102aとが取り付けられている。
点線で示した紙幣入出金機1は紙幣を処理するものであり、装置筐体101bの内部に設けられている。紙幣入出金機1の下部には紙幣が保管される下部紙幣機構1b(図2に示す)が設けられている。下部紙幣機構1bは装置筐体101bとは別の鉄板(例えば、厚さ数十mm)で形成された金庫筐体106で囲まれている。装置筐体101bも当然堅牢な筐体構造となっているが金庫筐体106はさらに堅牢に形成し、現金自動取引装置101全体としてのセキュリティを高めている。
入出金口(開口部)21は利用者が紙幣の投入及び放出を行うために設けられた開口部であり、装置前側(正面側)の表面に設置された上部正面板101aに設けられている。この入出金口21の大きさは紙幣の厚み方向で、利用者の手が入る程度に確保することが好ましい。入出金口21の内側には投入及び放出される紙幣を処理するための入出金口機構20(図2で後述する)が設けられている。
顧客操作部105は、表示された取引の内容に対して顧客が入力するものであり、装置筐体101b上部の左側に設けられている。カード・明細票処理機構102は、上部正面板101aに設けられたカードスロット102aを介して利用者のカードを処理したり、取引明細票を印字して放出したりするものである。このカード・明細票処理機構102は装置筐体101b上部内部の右側に設けられている。
次に本発明が対象としている現金自動取引装置の紙幣入出金機の構成を図2で説明する(なお、図2の説明では矢印に示すように紙面手前側を装置前側と、紙面奥側を装置後側と、紙面上側を装置上側と、紙面下側を装置下側と、紙面右側を装置右側と、紙面左側を装置左側と称することがある)。
図2において、紙幣入出金機1は大別すると上部搬送機構1aと、この上部搬送機構1aの下方に設けられた下部紙幣機構1bとから構成されている。下部紙幣機構1bは太線で囲んだ堅牢な金庫筐体106内に収納されている。上部搬送機構1aには利用者が紙幣の投入・取り出しを行う入出金口機構20が設けられている。紙幣判別部30は納入された紙幣の判別を行うものである。次に入金した紙幣を取引成立までの間一旦収納する一時保管庫40が設けられている。利用者が入金時および出金時に取り忘れた紙幣を回収するのは取忘回収庫61である。偽券と判別された紙幣は1ヶの偽券回収庫62に収納される。リサイクル庫から回収した紙幣は装填・回収庫81に収納される。紙幣搬送路50(搬送路501a〜501q)はこれらに紙幣を搬送することになる。
紙幣搬送路50のうち紙幣搬送路501a〜501f,501j〜501qは上部搬送機構1a内において、入出金口機構20、紙幣判定部30、一時保管庫40、取忘回収庫61、偽券回収庫62及び装填回収庫81を接続している。また紙幣搬送路50のうち搬送路501g〜501iは上部搬送機構1aと下部紙幣機構1bとを連結する連結搬送路である。
連結搬送路501hは金庫筐体106(下部紙幣機構1b)の上面側であって、上部搬送機構1aにおける搬送路501gと連結する位置に設けられている。連結搬送路501iは下部紙幣機構1bの搬送路901a(後述)と連結する位置に設けられている。また、連結搬送路501hと連結搬送路501iは、互いに連結する位置に設けられている。金庫筐体106の上面には連結搬送路501iが通過するスリットが設けられている。このスリットは、紙幣が通過するための長さを有しており、搬送されてきた紙幣を挟持して繰り出すために取り付けられた搬送プーリ(図示せず)の幅の大きさを有している。なお、下部紙幣機構1bを金庫筐体106で囲わない場合は、下部紙幣機構1b上に上部搬送機構1aが直接載置して当該スリットを省略しても良い。
一方、下部搬送機構1bは、入金取引が成立した紙幣を収納する1ヶの入金庫60と、出金に不適切な紙幣を収納する1ヶのリジェクト庫63と、出金用の紙幣を収納する2ヶの出金庫70と、入出金兼用の2ヶのリサイクル庫80と、各収納庫60,63,70,80に紙幣を搬送する紙幣搬送路90(搬送路901a〜901e,903a〜903e)から構成されている。搬送路901a〜901e,903a〜903eは、下部紙幣機構1b内において、入金庫60、リジェクト庫63、出金庫70、及びリサイクル庫80を接続している。
なお、図2において、各紙幣搬送路50,90は片方向矢印又は両方向矢印で表現されている。片方向矢印で表されたものはその矢印方向にのみ紙幣を搬送する一方向紙幣搬送路であり、両方向矢印で表されたものは取引動作に応じて切り換えられる方向に紙幣を搬送する双方向搬送路である。
図3で入出金口の詳細を説明する。
図3において、入出金口機構20はシャッター201が開閉されることによって利用者が入出金口21を通じて紙幣208を入出金できるように構成されている。入出金口機構20は装置101内における入出金口21の下方に設けられた収納部204を備えている。この収納部204は入出金口21を介して投入された紙幣を内部で保管する前に一時的に収納する機能となっている。収納部204の内部で保管された紙幣を入出金口21を介して放出する前に一時的に収納する機能を有している。
この収納部204は主に前板203bと後板203aと押板206と底板207とで構成されている。前板203bは収納部204における装置前側の壁面を形成するものであり、前板203bの下端は装置101の前後方向に移動可能に設けられている。前板203bが移動する状況としては、
(1)収納部204内に紙幣を受け入れるときの位置(以下、入出金位置という)に移動する場合。
(2)この入出金位置から下端を装置前側に移動させ、収納部204に受け入れた紙幣を装置内部の所定位置に取り込むとき(以下、取込位置という)に移動する場合とがある。
紙幣を装置内部に取り込む場合、前板203bを取込位置に移動させ、押板206によって適度な押圧力をかけられた状態でピックローラ205aに一枚ずつピックされ、分離ローラ205bによって取り込まれる。分離ローラ205bの後側に設置されたゲートローラ205cは分離ローラ205bとラップすることで紙幣の重送を防止している。
後板203aは収納部204における装置後側の壁面を形成するもので、前板203bと対向配置されている。また、押板206はアクチュエータ(図示せず)等によって装置101の前後方向に移動可能に設けられている。押板206が移動する位置には、
(1)収納部204内に紙幣を所定位置に受け入れるとき(以下、入出金位置という)に移動する場合と、
(2)入出金位置から装置前側に移動した場合であって、収納部204に受け入れた紙幣を装置内部の所定位置に(以下、「取込位置」と称することがある)取込む場合とがある。
底板207は収納部204に収納された紙幣208の下端を支持する部分で、入出金口21の下方において収納部204の底面を形成している。
底板207は収納部204に導入された紙幣を前板203b側に寄せるために、装置前側に下るように傾斜している。また底板207にはスリット(図示せず)が切られており、そのスリットの下方には異物受箱(図示せず)が配置されている。このスリットはスリットから異物を落下させて回収するためのものである。
入出金口21と底板207との間には前クランプ210aと後クランプ210bが装置前後方向において対向して配置されている。図3に示された前クランプ210aと後クランプ210bは入出金口21を介して投入及び放出される紙幣208を搬送ベルト210cと210dで狭持した状態である。この状態は紙幣208を入出金口21から紙幣208を投入した直後の紙幣208の停止位置となり、紙幣208はシャッター201の面より突出している(これをプレゼンタ方式と呼んでいる)。
この前クランプ210aと後クランプ210bは入出金口21又は収納部204に向かって一括搬送する一対の搬送手段であり、前クランプ210aは装置前側に後クランプ210bは装置後側に設置されている。また、前クランプ210aには搬送ベルト210cが、後クランプ210bには搬送ベルト210dがそれぞれ搬送プーリによって取り付けられ、アクチュエータ(図示せず)等によって搬送プーリを回転させ搬送ベルトを循環駆動させるものである。また、前クランプ210aと後クランプ210bは、アクチュエータ(図示せず)等によって装置101の前後方向に移動可能に設けられている。
前クランプ210aと後クランプ210bが移動する位置には収納部204内に紙幣208を受け入れるときの位置として(以下、入出金位置という)、前クランプ210aは後クランプ210bの方向に付勢力を付与するため、ばね等の付勢手段が取り付けられている。
入出金位置から後クランプ210bを装置前側に移動させると紙幣208を挟んで前クランプ210aを入出金位置より装置前側に押込んだ位置(以下、押圧位置という)させることになる。前クランプ210aは前板203bより装置前側に移動した位置となり、後クランプ210bは後板203aより装置後ろ側に移動した位置となる。
入金時は前クランプ210aと後クランプ210bは入出金位置であり、紙幣208を検知した場合、押圧位置に移動し紙幣に押圧をかけ、搬送ベルトにより底板207に搬送し、搬送終了後取込位置に移動する。
このように本発明が対象としている紙幣取扱装置では前クランプ210aと後クランプ210bで入出金口から投入された紙幣208を所定位置で保持する動作と、投入完了後紙幣208を収納部204に搬送する動作を有していた。ところが、紙幣の一枚が前板203bの凹凸に引っ掛かってしまい収納部に搬送されなかった場合についての動作は全く配慮されていなかったため、紙幣が装置内でジャムってしまう可能性があった。
そこで本発明の発明者らはプレゼンタ方式に備えられた紙幣クランプ用の搬送ベルトを利用し、引っ掛って残ってしまった紙幣を強制的に落下させることを考えた結果、以下のような実施例を得た。
図4は本発明の一実施例を備えた入出金口機構の側面図である。
なお、図4において図3と同じ番号は図3で説明した部材と同一物であるので、その説明を省略した。
図4において、搬送ベルト210cと210dとにより底板207に紙幣208を搬送終了後、後クランプ210bは取込位置に移動する。移動した後クランプ210bと前クランプ210aは紙幣208の取込方向に搬送ベルト210cを回転させる。これにより、前板203bの凹凸に引っ掛かっていた紙幣208を底板207に搬送することができる。つづいて後クランプ210bからの押圧が無いため紙幣搬送力が強くなりすぎず底板207で紙幣が座屈することも無い。
換言すると、本発明は前板203bの凹凸に1枚だけ引っ掛かっていた紙幣に対して前クランプの搬送ベルト210cのみが回転するようになっている。したがって、引っ掛かった紙幣は搬送ベルト210cによって強制的に収納部204内の底板207側に搬送することができる。
また、前板前クランプ210aを取込位置に移動させ、紙幣208を装置内部に取り込み開始し、取り込みエラーになった場合、または前クランプ210aを取込位置に移動させ、紙幣が底板207に到達していないことを検知した場合、前クランプ210aを入出金位置に移動させ紙幣取込方向に搬送ベルトを回転させることにより、姿勢異常の紙幣を底板207に搬送することができる。またその際の前クランプ210aの位置を入出金位置より装置101の後方向に移動させることにより、紙幣と前板203bの接触面を減らすことができるため、紙幣を底板207に搬送しやすくすることもできる。
ところで、紙幣が前板203bの凹凸に引っ掛かっているかいないかを検出する必要がある。そこで本実施例では、図4に示すように後板203a側に発光部3aを設け、前板203b側には受光部3bを設けている。発光部3aからの光は前板203bの貫通穴(図示せず)を通過して受光部3bで受光することができるが、紙幣が引っ掛かっている場合には受光が遮断されるので検出することができる(なお、本実施例では3個の発行部と3個の受光部を設けた)。
このように、本実施例では受光部2bからの出力を入力することによって前クランプ210aが動作することになる。
図5は他の実施例を備えた入出金口機構の側面図である。
図5において、本実施例は前クランプ210aの位置を紙幣208が底板207に搬送された状態位置(入出金位置)より後方向に移動させる位置よりも、さらに装置101の後方向に移動させたものである。これにより、前板203b側に寄っていた紙幣を後板203aに寄せ、かつ前板と紙幣の間に大きな空間を空けることができ、前板203bに引っ掛かっていた紙幣を底板207に落下させることができる。
またその際の後板203aと押板206の位置を入出金位置より装置101の後方向に移動させることにより、前板と紙幣の間にさらに大きな空間を空けることができ、前板203bに引っ掛かっていた紙幣を底板207に落下させることができる。また、その際に前クランプ210aを紙幣取込方向に搬送ベルトを回転させることにより、姿勢異常の紙幣を正常な姿勢に正す効果も期待できる。
1…紙幣入出金機、101…現金自動取引装置、101a…上部正面板、101b…装置筐体、102…カード・明細票処理機構、102a…カードスロット、105…顧客操作部、106…金庫筐体、20…入出金口機構、21…入出金口、201…シャッタ、202…軸、203a…後板、203b…前板、204…収納部、205a…ピックローラ、205b…分離ローラ、205c…ゲートローラ、206…押板、207…底板、208…紙幣、210a…前クランプ、210b…後クランプ。

Claims (5)

  1. 紙葉類の投入と放出が行なわれる開口部と、前記紙葉類が一時的に収納される収納部と、この収納部に一時的に収納された前記紙葉類の下端を支持する底板と、前記開口部と前記底板との間に対向して配置された一対の搬送手段とを備えた紙葉類取扱装置において、
    前記一対の搬送手段は前記紙葉類を狭持して前記底板上に向かって搬送し、搬送した前記搬送手段の一方の搬送手段は退避し、もう一方搬送手段は前記紙葉類を前記底板上に向かって搬送させる動作を行うことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類取扱装置において、
    前記紙葉類が前記底板上に達していない紙葉類を検出する検出手段を設け、この検出手段からの出力を入力として前記搬送手段の一方は前記紙葉類を前記底板上に向かって搬送することを特徴とする紙葉類取扱装置。
  3. 請求項2記載の紙葉類取扱装置において、
    前記搬送手段の一方を前記紙葉類の投入時の位置よりも前記前板から突出する位置にしたことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  4. 請求項1記載の紙葉類取扱装置において、
    前記前板側に傾斜した前記紙葉類を前記搬送手段の一方を前記後板方向に移動し、前記紙葉類を前記後板方向に傾斜させたことを特徴とする紙葉類取扱装置。
  5. 請求項4記載の紙葉類取扱装置において、
    前記紙葉類を前記後板方向に傾斜させる前に、前記後板を後方に移動させて前記前板と前記後板との間の空間を形成したことを特徴とする紙葉類取扱装置。
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