JP2011139765A - 電気掃除機 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用後に掃除機本体に設けた電源コードの先端部のプラグを拘束するプラグ保持部に、プラグを収納してから電源コードをコードリールに巻取るように構成することにより、プラグの暴れを確実に防止することのできる安全で信頼性の高い電気掃除機を提供すること。
【解決手段】内部に、電動送風機が収容された電動送風機室及び電源コード51が巻かれるコードリールが収容されたコードリール室が設けられた掃除機本体1を有し、この掃除機本体1に、電源コード51の先端部に設けたプラグ52を拘束するプラグ保持部10を設けた。
【選択図】図1
【解決手段】内部に、電動送風機が収容された電動送風機室及び電源コード51が巻かれるコードリールが収容されたコードリール室が設けられた掃除機本体1を有し、この掃除機本体1に、電源コード51の先端部に設けたプラグ52を拘束するプラグ保持部10を設けた。
【選択図】図1
Description
本発明は電気掃除機に係り、より詳しくは、コード巻取り装置を備えた電気掃除機において、電源コードを巻き取る際に先端部に設けたプラグが暴れるのを防止するようにした電気掃除機に関するものである。
コード巻取り装置を備えた電気掃除機において、電源コードを巻き取る際にコードリールが勢いよく回転するため、電源コードが巻き込まれる速度が非常に早く、そのため電源コードの先端部(電源プラグ)が床面との間で跳ねたり、あるいは敷居の段差部や障害物を乗り越える際に電源コードの先端部が急に跳ね上ったりして暴れることがあり、使用者に当ることがあって危険であった。
このような問題を解決するために、掃除機本体に形成されたコードを引き出す出口部に電磁アクチュエーターの駆動部と連動するコードリールガイドを設けて、ある一定時間の間隔でコードとコードリールガイドが摺動したり、非接触になるようにして、コードの巻き込み速度を減速してある一定速度を越えないようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1の電気掃除機においては、コードを巻き込むときの速度を減速するだけなので、減速してもコードの先端部(電源プラグ)はフリー状態なので、巻き込む際の先端の暴れを完全に防止することは困難である。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、使用後に掃除機本体に設けた電源コードの先端部のプラグを拘束するプラグ保持部に、プラグを収納してから電源コードをコードリールに巻取るように構成することにより、プラグの暴れを確実に防止することのできる安全で信頼性の高い電気掃除機を提供することを目的としたものである。
本発明に係る電気掃除機は、内部に、電動送風機が収容された電動送風機室及び電源コードが巻かれるコードリールが収容されたコードリール室が設けられた掃除機本体を有し、該掃除機本体に、前記電源コードの先端部に設けたプラグを拘束するプラグ保持部を設けたものである。
本発明によれば、簡単な構造で、電源コードをコードリールに巻取る際に、電源コードの先端部に設けたプラグの暴れを確実に防止できるので、安全で信頼性の高い電気掃除機を得ることができる。
[実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図2は図1の掃除機本体の内部構造を示す説明図である。
電気掃除機の掃除機本体1は、下ケース2と、その後部上方に設けられた上ケース3と、上ケース3の前面側に設けられて、下ケース2に設けた後述の集塵室の上部開口部を開閉する前蓋4とからなっている。
図1は本発明の実施の形態1に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図2は図1の掃除機本体の内部構造を示す説明図である。
電気掃除機の掃除機本体1は、下ケース2と、その後部上方に設けられた上ケース3と、上ケース3の前面側に設けられて、下ケース2に設けた後述の集塵室の上部開口部を開閉する前蓋4とからなっている。
5は下ケース2の前面側に設けられて、図示しないホースユニットが着脱可能に装着される吸込み口、6は上ケース3に回動可能に設けられたハンドル、7は下ケース2の後部側において両側壁に設けられた後車輪である。なお、図示してないが、下ケース2の下面前面側には、前車輪が設けられている。
8は下ケース2又は上ケース3に設けられたコード引出し口、10はコード引出し口8の上方において、上ケース3の前後方向に設けられて、後述電源コード51の先端部に設けたプラグ52を拘束するプラグ保持部で、溝状のコード収納部11と、その前端部に設けた凹状のプラグ収納部12とからなっている。
30は掃除機本体1の前面側に設けられて吸込み口5と連通する集塵室、31は集塵室30内に着脱可能に収容された紙パック式の集塵容器である。33は集塵室30の後部側において、仕切り板32を介して一方の側に片寄って設けられた電動送風機室で、電動送風機34が設置されており、仕切り板32の電動送風機34の前面側は格子状に形成され、集塵室30側にフィルタ35が配設されている。
36は仕切り板32の後面側において、電動送風機室33に隣接して設けられたコードリール室で、コードリール40が収容されている。このコードリール40には電源コード51が巻かれており、その先端部に設けたプラグ52はコード引出し口8から引き出されている。
上記のように構成した電気掃除機のプラグ保持部10は、図3、図4に示すように、コード引出し口8の上方において上ケース3の前後方向に設けられた溝状のコード収納部11と、その先端部に設けられた凹状のプラグ収納部12とからなっている。そして、コード収納部11の幅は電源コード51の径より広く形成されているが、必要に応じて開口部(上面)の一部に、電源コード51の径より狭い幅狭部11aを設けてもよい。
また、プラグ収納部12は、図4に示すように、プラグ52の外形よりやや大きく形成されているが、その基部側(コード収納部11に続く側)の開口部側には、プラグ52の幅W2より狭い幅W1の抜け止め機能を有する幅狭部12aが形成されている。なお、この幅狭部12aはプラグ収納部12の開口部の全長にわたって設けてもよい。
次に、上記のように構成した電気掃除機の電源コード51の先端部の処理作用について説明する。
先ず、電気掃除機の不使用時は、電源コード51及びその先端部に設けたプラグ52は、図3に示すように、プラグ保持部10に上から嵌入することにより保持される。このとき、図4に示すように、プラグ収納部12の基部側の開口部の幅W1は、プラグ52の幅W2より狭い幅狭部12aとなっているので、プラグ52の軟質性を利用して弾性変形させ、プラグ収納部12に押し込んで収納すると共に、電源コード51をコード収納部11に収納する。
先ず、電気掃除機の不使用時は、電源コード51及びその先端部に設けたプラグ52は、図3に示すように、プラグ保持部10に上から嵌入することにより保持される。このとき、図4に示すように、プラグ収納部12の基部側の開口部の幅W1は、プラグ52の幅W2より狭い幅狭部12aとなっているので、プラグ52の軟質性を利用して弾性変形させ、プラグ収納部12に押し込んで収納すると共に、電源コード51をコード収納部11に収納する。
これにより、プラグ52はプラグ収納部12に収納されて保持され、上面に設けた抜け止め機能を有する幅狭部12aにより、プラグ収納部12から抜け出すことがなく、したがって、電源コード51の先端部(プラグ52)がブラブラすることがない。なお、コード収納部11に幅狭部11aを設けた場合は、電源コード51を弾性変形させてコード収納部11に押し込んで収納すればよく、これにより、電源コード51をより安定して保持することができる。
電気掃除機を使用するときは、プラグ52を指でつかんで電源コード51と共にプラグ保持部10から取出し、コード引出し口8から電源コード51を引き出してプラグ52を商用電源のコンセントに接続して電源スイッチをONし、掃除を行う。
掃除が終ったときは、プラグ52をコンセントから引き抜いて、不使用時の場合と同様にプラグ52及び電源コード51をプラグ保持部10に収納する。ついで、コード巻取りボタン45を操作して、電源コード51をコードリール40に巻き取らせる。このとき、電源コード51の一部及びプラグ52はプラグ保持部10に収納され、幅狭部12aによって抜け出し不能に保持されているので、電源コード51が高速度でコードリール40に巻き込まれても電源コード51の先端部(プラグ32)が飛び跳ねたりして暴れることがない。
図5は本実施の形態の他の例を示すもので、プラグ52の両側壁に凸部52aを設けると共に、プラグ保持部10のプラグ収納部12の両側壁に、プラグ52の凸部52aが嵌合する嵌合凹部12bを設けたものである。
そして、プラグ52をプラグ収納部12に収納すると、プラグ52の凸部52aがプラグ収納部12の嵌合凹部12bに嵌合係止することにより、プラグ52の抜け出しや飛び跳ねを防止するようにしたものである。
そして、プラグ52をプラグ収納部12に収納すると、プラグ52の凸部52aがプラグ収納部12の嵌合凹部12bに嵌合係止することにより、プラグ52の抜け出しや飛び跳ねを防止するようにしたものである。
上記の説明では、上ケース3にプラグ保持部10を電源コード51の巻取方向と平行に設けた場合を示したが、電源コード51の巻取方向と異なる方向(例えば、垂直方向)にプラグ保持部10を設けてもよく、あるいはプラグ保持部10を下ケース2など、掃除機本体1の他の位置に設けてもよい。また、プラグ保持部10をコード収納部11とプラグ収納部12とによって構成した場合を示したが、コード収納部11を省略し、プラグ収納部12だけで構成してもよい(以下の実施の形態においても同様である)。
本実施の形態によれば、簡単な構造で電源コード巻取り時における電源コード51の先端部(プラグ52)の暴れを防止できるので、安全で信頼性の高い電気掃除機を得ることができる。
本実施の形態によれば、簡単な構造で電源コード巻取り時における電源コード51の先端部(プラグ52)の暴れを防止できるので、安全で信頼性の高い電気掃除機を得ることができる。
[実施の形態2]
図6は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、同じ符号が付してある。
本実施の形態は、掃除機本体1の上ケース3に、実施の形態1のプラグ保持部10と同じ構造のプラグ保持部10を設けると共に、このプラグ保持部10の上部開口部を開閉する蓋体13を設けたものである。
図6は本発明の実施の形態2に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。なお、実施の形態1と同じ部分には、同じ符号が付してある。
本実施の形態は、掃除機本体1の上ケース3に、実施の形態1のプラグ保持部10と同じ構造のプラグ保持部10を設けると共に、このプラグ保持部10の上部開口部を開閉する蓋体13を設けたものである。
本実施の形態においては、電源コード51の先端部及びプラグ52をプラグ保持部10に収納し又は取出すときは蓋体13を開放し、電源コード51の先端部及びプラグ52をプラグ保持部10に収納したときは、蓋体13を閉じる。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、電源コード51をコードリール40に巻取るときは、プラグ12はプラグ保持部10に収納されて蓋体13が閉じられているので、プラグ52の抜け出しや暴れをより確実に防止することができる。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができるが、さらに、電源コード51をコードリール40に巻取るときは、プラグ12はプラグ保持部10に収納されて蓋体13が閉じられているので、プラグ52の抜け出しや暴れをより確実に防止することができる。
[実施の形態3]
本実施の形態は、実施の形態2の掃除機本体1において、上ケース3等にプラグ保持部を設けず、上ケース3等に開閉可能に設けた蓋体13の内側に、実施の形態1とほぼ同様のコード収納部11とプラグ収納部12とからなるプラグ保持部10を設けたものである(図示せず)。
本実施の形態は、実施の形態2の掃除機本体1において、上ケース3等にプラグ保持部を設けず、上ケース3等に開閉可能に設けた蓋体13の内側に、実施の形態1とほぼ同様のコード収納部11とプラグ収納部12とからなるプラグ保持部10を設けたものである(図示せず)。
本実施の形態においては、電源コード51の先端部及びプラグ52をプラグ保持部10に収納し又は取出すときは蓋体13を開放し、電源コード51の先端部及びプラグ52をプラグ保持部10に収納したときは、蓋体13を閉じる。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果が得られるが、さらに、電源コード51をコードリール40に巻取るときはプラグ52は蓋体13に設けたプラグ収納部12に収納されて蓋体が閉じられているので、プラグ52の抜け出しや暴れを確実に防止することができる。
また、掃除機本体1のプラグ保持部10を設けないので構造が簡単であり、プラグ22の形状が変ったときでも蓋体13だけを変えればよいので、対応が容易である。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果が得られるが、さらに、電源コード51をコードリール40に巻取るときはプラグ52は蓋体13に設けたプラグ収納部12に収納されて蓋体が閉じられているので、プラグ52の抜け出しや暴れを確実に防止することができる。
また、掃除機本体1のプラグ保持部10を設けないので構造が簡単であり、プラグ22の形状が変ったときでも蓋体13だけを変えればよいので、対応が容易である。
[実施の形態4]
図7は本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の背面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
実施の形態1〜3では、プラグ保持部10を掃除機本体1の上ケース3の上面に設けた場合を示したが、本実施の形態は、実施の形態1と同様にコード収納部11とプラグ収納部12とからなるプラグ保持部10を、掃除機本体1の下ケース2の後壁に設けたものである。なお、8は上ケース3の後壁に設けられて、コードリール40に巻かれた電源コード51を引出し又は巻戻すためのコード引出し口、9は上ケース3の後壁に設けた排気口である。
図7は本発明の実施の形態4に係る電気掃除機の背面図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
実施の形態1〜3では、プラグ保持部10を掃除機本体1の上ケース3の上面に設けた場合を示したが、本実施の形態は、実施の形態1と同様にコード収納部11とプラグ収納部12とからなるプラグ保持部10を、掃除機本体1の下ケース2の後壁に設けたものである。なお、8は上ケース3の後壁に設けられて、コードリール40に巻かれた電源コード51を引出し又は巻戻すためのコード引出し口、9は上ケース3の後壁に設けた排気口である。
本実施の形態に係るプラグ保持部10にプラグ52等を収納し又は取出す作用及びこれによって得られる効果は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。なお、本実施の形態においても、実施の形態2,3に係る発明を適用することができる。
[実施の形態5]
図8は本発明の実施の形態5に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図9は図8の要部の拡大図、図10は図9のB−B断面図である。
本実施の形態は、コード引出し口8の上方において、上ケース3の上面に若干低い平坦部3aを設け、この平坦部3aにプラグ保持部10を設けたものである。
図8は本発明の実施の形態5に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図、図9は図8の要部の拡大図、図10は図9のB−B断面図である。
本実施の形態は、コード引出し口8の上方において、上ケース3の上面に若干低い平坦部3aを設け、この平坦部3aにプラグ保持部10を設けたものである。
このプラグ保持部10は、平坦部3aの電源コード51の巻取方向と直交する方向に、プラグ52の幅より若干広い間隔で、上端部に上面が中央部側に向って下方に傾斜する係止爪15を有し、係止爪15より下がプラグ52の長さとほぼ等しいか又はこれより若干長い一対の保持片14a,14bを対向して立設すると共に、平坦部3aの両保持片14a,14bの間に、プラグ52のプラグ刃53に対応して一対の貫通穴16を設けたものである。
上記のように構成した本実施の形態において、電源コード51の先端部に設けたプラグ52をプラグ保持部10に保持させる場合は、図10に示すように、プラグ52をプラグ保持部10の両保持片14a,14bの係止爪15の傾斜面の上から押し込んで、両保持片14a,14bを弾性変形させ、プラグ52を両保持片14a,14bの間に挿入すると共に、プラグ刃53を貫通穴16に挿入する。
このとき、プラグ52の基端部(図10の上部)上には保持片14a,14bの係止爪15が係止し又は近接して位置し、プラグ52が抜け出すのを防止する。
掃除等のためプラグ52を取出すときは、図11に示すように、両保持片14a,14bを指等で左右に開いて、プラグ52を上方に引き抜けばよい。
掃除等のためプラグ52を取出すときは、図11に示すように、両保持片14a,14bを指等で左右に開いて、プラグ52を上方に引き抜けばよい。
上記の説明では、上ケース3に平坦部3aを設け、この平坦部3aにプラグ保持部10を設けた場合を示したが、必らずしも上ケース3aに平坦部3aを設ける必要がなく、傾斜面にプラグ保持部10を設けてもよい。
また、上記の説明では、上ケース3の電源コード51の巻取方向と直交する方向にプラグ保持部10を設けた場合を示したが、他の方向(例えば、電源コード51の巻取方向と平行な方向)、あるいは掃除機本体1の他の位置にプラグ保持部10を設けてもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、上記の説明では、上ケース3の電源コード51の巻取方向と直交する方向にプラグ保持部10を設けた場合を示したが、他の方向(例えば、電源コード51の巻取方向と平行な方向)、あるいは掃除機本体1の他の位置にプラグ保持部10を設けてもよい。
本実施の形態によれば、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
[実施の形態6]
図12は本発明の実施の形態6に係る電気掃除機のプラグ保持部の説明図である。なお、実施の形態5と同じ部分にはこれと同じ符号を付してある。
実施の形態5では、プラグ保持部10を構成する保持片14a,14bを上ケース3に一体に立設した場合を示したが、本実施の形態は、プラグ保持部10を可動保持片17a,17bと、これを付勢する弾性体20とによって構成したものである。
図12は本発明の実施の形態6に係る電気掃除機のプラグ保持部の説明図である。なお、実施の形態5と同じ部分にはこれと同じ符号を付してある。
実施の形態5では、プラグ保持部10を構成する保持片14a,14bを上ケース3に一体に立設した場合を示したが、本実施の形態は、プラグ保持部10を可動保持片17a,17bと、これを付勢する弾性体20とによって構成したものである。
すなわち、上ケース3にプラグ52の幅より若干広い距離を隔てて両側にガイド穴17a,17bを設けると共に、両ガイド穴17a,17bの間にプラグ52のプラグ刃53に対応して貫通穴16を設け、ガイド穴17a,17bに、上端部に上面が中央部に向って下方に傾斜した係止爪19を有する可動保持片18a,18bの下部を摺動自在に挿入し、ガイド穴17a,17bの両側において上ケース3の下面に設けた受け部3bと可動保持片18a,18bとの間に、可動保持片18a,18bを常時中央部側に付勢する、例えばコイルばねの如き弾性体20を介装したものである。
上記のように構成したプラグ保持部10において、プラグ52をプラグ保持部10に収納する場合は、プラグ52を両可動保持片18a,18bの間の上方に位置させて圧下する。これにより、可動保持片18a,18bは弾性体20の付勢力に抗して破線方向に摺動し、プラグ刃53が貫通穴16に挿入されてプラグ52が上ケース3に当接すると、可動保持片18a,18bは弾性体20に付勢されて元の位置に戻り、係止爪19がプラグ32の上端部に係止し又は近接して位置する。
プラグ52を取出す場合は、指で可動保持片18a,18bを破線方向に摺動させ、プラグ52を上方に引き抜けばよい。
本実施の形態においても実施の形態4の場合とほぼ同様の作用、効果が得られるが、さらに、可動保持片18a,18bを弾性体20で付勢するようにしたので、プラグ52を小さい力でプラグ保持部10に収納することができ、取出しも容易である。
本実施の形態においても実施の形態4の場合とほぼ同様の作用、効果が得られるが、さらに、可動保持片18a,18bを弾性体20で付勢するようにしたので、プラグ52を小さい力でプラグ保持部10に収納することができ、取出しも容易である。
[実施の形態7]
図13は本発明の実施の形態7に係る電気掃除機のプラグ保持部の説明図である。なお、実施の形態6と同じ部分には同じ符号が付してある。
図において、21a,21bは上面に中央部側に向って下方に傾斜する傾斜面が設けられた脚部22を有し、対向配置されたほぼL字状の一対の可動保持部で、上部の対向面には、プラグ52のプラグ刃53に設けた穴(図示せず)に係止する係合凸部23が設けられている。
図13は本発明の実施の形態7に係る電気掃除機のプラグ保持部の説明図である。なお、実施の形態6と同じ部分には同じ符号が付してある。
図において、21a,21bは上面に中央部側に向って下方に傾斜する傾斜面が設けられた脚部22を有し、対向配置されたほぼL字状の一対の可動保持部で、上部の対向面には、プラグ52のプラグ刃53に設けた穴(図示せず)に係止する係合凸部23が設けられている。
この可動保持部21a,21bと上ケース3の下面に設けた受け部3a,3bとの間には、可動保持部21a,21bを中央部側に付勢する、例えばコイルばねの如き弾性体20が介装されている。
24は対向配置された可動保持部21a,21bの脚部22の間に、外部からの駆動手段(図示せず)により上下方向に移動可能に設けられた解除体で、下面は可動保持部21a,21bの脚部22の傾斜面に対応して逆山形状に形成されている。
24は対向配置された可動保持部21a,21bの脚部22の間に、外部からの駆動手段(図示せず)により上下方向に移動可能に設けられた解除体で、下面は可動保持部21a,21bの脚部22の傾斜面に対応して逆山形状に形成されている。
上記のように構成したプラグ保持部10にプラグ52を収納する場合は、先ず、図14に示すように、解除体24を駆動手段により下方に移動させ、両可動保持部21a,21bを外方に移動させて脚部22の間に挿入して両可動保持部21a,21bを外方に移動させる。これにより、可動保持部21a,21bは中央部から離れて位置する。
この状態でプラグ52のプラグ刃53を上ケース3に設けた貫通穴16に挿入し、プラグ52の先端部が上フレーム3に当接したときは、駆動手段により解除体24を上方に移動させる。これにより、可動保持部21a,21bは、図13に示すように、弾性体20に付勢されて中央部に向って移動し、その係合凸部23がプラグ刃53の穴に嵌入し係止する。この結果、可動保持部21a,21bは貫通穴16に挿入されたプラグ刃53を両側から挟んで、プラグ52を確実に保持する。
掃除などのため、プラグ52をプラグ保持部10から取外す場合は、図14に示すように、駆動手段により解除体24を下方に移動させ、可動保持部21a,21bを外方に移動させて係合凸部23をプラグ刃53の穴から離脱させ、プラグ52を上方に引き抜けばよい。
プラグ52を取外したときは解除体24を上方に移動させ、可動保持部21a,21bを中央部側に移動させる。
プラグ52を取外したときは解除体24を上方に移動させ、可動保持部21a,21bを中央部側に移動させる。
本実施の形態においても実施の形態4の場合とほぼ同様の効果が得られるが、さらに、可動保持部21a,21bの係合凸部23をプラグ刃53の穴に嵌入して係止させるようにしたので、より確実にプラグ52を保持することができる。
また、可動保持体21a,21bを、外部から操作する駆動手段によって移動する解除体24によってプラグ52を保持又は解除するようにしたので、プラグ52の着脱操作が容易である。
また、可動保持体21a,21bを、外部から操作する駆動手段によって移動する解除体24によってプラグ52を保持又は解除するようにしたので、プラグ52の着脱操作が容易である。
[実施の形態8]
図15は本発明の実施の形態8に係る電気掃除機のコードリール及びその周辺の説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
10は実施の形態1の場合と同様に上ケース3に設けたプラグ保持部で、その底部にはコード巻取りボタン45をガイドするボタン穴10aが設けられている。
図15は本発明の実施の形態8に係る電気掃除機のコードリール及びその周辺の説明図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号が付してある。
10は実施の形態1の場合と同様に上ケース3に設けたプラグ保持部で、その底部にはコード巻取りボタン45をガイドするボタン穴10aが設けられている。
ボタン穴10a内に上下に移動可能に位置するコード巻取りボタン45の下部はほぼL字状に形成されて、その先端部にはコードリール室36の仕切り壁37に設けた貫通穴38に挿通され、下方に延出した作動桿46が設けられている。47は仕切り壁37とコード巻取りボタン45との間に介装され、コード巻取りボタン45を常時上方に付勢してボタン穴10aから突出させるコイルばねの如き弾性体である。
41は長手方向のほぼ中心部が軸42によりコードリール40に軸止され、仕切り壁37との間に介装された弾性体46により、先端部が常時上方(矢印b方向)に向って回動するように付勢されたブレーキレバーである。このブレーキレバー41の先端部はコード巻取りボタン45の作動桿46と対峙しており、他端には、コードリール40の外周とコードリール室36の壁面36aとの間に位置するブレーキローラ44が設けられている。なお、コードリール40は図示しない付勢手段により、矢印a方向の回転力が付与されている。
上記のように構成した本実施の形態において、掃除等のためプラグ52をプラグ保持部10に収納していない場合は、図15に示すように、コード巻取りボタン45は弾性体47に付勢されてガイド穴10aからプラグ保持部10内に突出している。
一方、ブレーキレバー41は弾性体43に付勢されて軸42を中心に矢印b方向に回転してほぼ水平に保持され、ブレーキローラ44がコードリール室36の壁面36aと、コードリール40の周面との間に押し込まれ、コードリール40にブレーキ作用を付与してその回転を阻止している。
一方、ブレーキレバー41は弾性体43に付勢されて軸42を中心に矢印b方向に回転してほぼ水平に保持され、ブレーキローラ44がコードリール室36の壁面36aと、コードリール40の周面との間に押し込まれ、コードリール40にブレーキ作用を付与してその回転を阻止している。
掃除等が終って、図16に示すように、プラグ52をプラグ保持部10に収納すると、プラグ52によりコード巻取りボタン45が圧下され、これに伴って作動桿46が下降し、ブレーキレバー41の先端部を圧下する。これにより、ブレーキレバー41は軸42を中心に矢印C方向に回転し、他端に設けたブレーキローラ44を上方に回動させ、コードリール室36の壁面とコードリール40の周面から離脱し、コードリール40のブレーキ作用を解除する。
これにより、コードリール40は矢印a方向に回転し、電源コード51を巻取る。このとき、プラグ52はプラグ保持部10に収納されているので、飛び跳ねたり暴れたりすることがない。
本実施の形態においても、実施の形態2,3の発明を適用することができる。
本実施の形態においても、実施の形態2,3の発明を適用することができる。
本実施の形態によれば、プラグをプラグ保持部10に収納すると同時に、コード巻取りボタン45を圧下させ、コードリール40を自動的に回動させて電源コード51を巻取るようにしたので、実施の形態1の場合とほぼ同様の効果が得られると共に、電源コード51を簡単にコードリール40に巻取ることができ、コード巻取りボタン45を圧下する操作を省略することができる。
上記の説明では、集塵室30内に紙パック式の集塵容器31を収容した場合を示したが、これに限定するものではなく、サイクロン集塵容器又はその他の集塵容器であってもよい。
また、上記の説明では集塵容器31を収容する集塵室30のある図示の電気掃除機に本発明を実施した場合を示したが、集塵室がなくサイクロン集塵容器が本体外へ露出している電気掃除機等、他の構造の電気掃除機にも本発明を実施することができる。
また、上記の説明では集塵容器31を収容する集塵室30のある図示の電気掃除機に本発明を実施した場合を示したが、集塵室がなくサイクロン集塵容器が本体外へ露出している電気掃除機等、他の構造の電気掃除機にも本発明を実施することができる。
1 掃除機本体、2 下ケース、3 上ケース、4 前蓋、8 コード引出し口、10 プラグ保持部、11 コード収納部、12 プラグ収納部、13 蓋体、14a,14b 保持片、15,19 係止爪、16 貫通穴、17a,17b ガイド穴、18a,18b 可動保持片、20 弾性体、21a,21b 可動保持部、23 係合凸部、24 解除体、30 集塵室、33 電動送風機室、34 電動送風機、36 コードリール室、40 コードリール、41 ブレーキレバー、44 ブレーキローラ、45 コード巻取りボタン、46 作動桿、51 電源コード、52 プラグ、53 プラグ刃。
Claims (11)
- 内部に、電動送風機が収容された電動送風機室及び電源コードが巻かれるコードリールが収容されたコードリール室が設けられた掃除機本体を有し、
該掃除機本体に、前記電源コードの先端部に設けたプラグを拘束するプラグ保持部を設けたことを特徴とする電気掃除機。 - 前記プラグ保持部を、前記プラグを収納する凹部によって形成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を、前記掃除機本体を構成する下ケース又は上ケースに設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部に、開閉可能な蓋体を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記掃除機本体に開閉可能な蓋体を設け、該蓋体に前記プラグを収納する凹部を設けたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を構成する凹部の底部に、前記コードリールを操作するコード巻取りボタンを上下動可能に配設したことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を構成する凹部の開口部に、幅狭部を設けたことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を構成する凹部の両側壁に嵌合凹部を設けると共に、前記プラグの両側壁に前記嵌合凹部に嵌合する凸部を設けたことを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を、前記掃除機本体に前記プラグのプラグ刃に対応して設けた貫通穴と、上端部に係止爪を有し前記貫通穴の両側に対向して立設された一対の保持片とによって構成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を、前記掃除機本体に前記プラグのプラグ刃に対応して設けた貫通穴及びその両側に設けたガイド穴と、上端部に中央部側に突出する係止爪を有し下部が前記ガイド穴に摺動可能に挿入され、前記掃除機本体との間に介装された弾性体により中央部側に付勢された一対の可動保持片とによって構成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
- 前記プラグ保持部を、前記掃除機本体に前記プラグのプラグ刃に対応して設けた貫通穴と、下部に中央部側に突出する脚部を有し上部に前記プラグ刃の穴に係止する係止突部が設けられて前記掃除機本体の下方において前記貫通穴の両側に対向配置され、前記掃除機本体との間に介装された弾性体により中央部側に付勢された一対の可動保持部と、該可動保持部の前記脚部上方に上下に移動可能に配設された解除体とによって構成したことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
Priority Applications (1)
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JP2010001534A JP2011139765A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011139765A true JP2011139765A (ja) | 2011-07-21 |
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ID=44456063
Family Applications (1)
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JP2010001534A Withdrawn JP2011139765A (ja) | 2010-01-06 | 2010-01-06 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011139765A (ja) |
-
2010
- 2010-01-06 JP JP2010001534A patent/JP2011139765A/ja not_active Withdrawn
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