JP2011139308A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の周波数帯域において利用可能な小型のアンテナ装置を提供する。
【解決手段】アンテナ装置1は、基板11と、基板11上に設けられ、開放端13bを有する放射電極13と、基板11上に設けられ、放射電極13の長手方向及び短手方向のそれぞれ一端と対向して配置された接地電極12と、放射電極13と給電点13aを介して接続された給電線14とを有する。放射電極13は、放射電極13の長手方向に沿って接地電極12と対向する第1の端部13cが開放端13bに近づくにつれて接地電極12と離れ、給電点13aと開放端13bとを結ぶ放射電極の中心線13dが放射電極13の長手方向に対向する接地電極12の第2の端部12aとなす角が鋭角となるように配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、複数の通信方式によって利用される複数の周波数帯域において利用可能なアンテナ装置に関する。
従来より、移動体通信または小電力データ通信、あるいはRadio Frequency IDentification(RFID)など、各種の無線通信サービスごとに、それぞれ異なる周波数帯域が使用されている。近年、携帯電話のような通信機は、ユーザの利便性を向上するために、そのような複数の無線通信サービスに対応している。そのために、通信機は、各無線通信サービスで使用される周波数帯域の無線信号を送信または受信するために、周波数帯域ごとに異なるアンテナを実装している。しかし、通信機を小型化するためには、通信機に実装されるアンテナの数は少ない方が望ましい。
そこで、高周波かつ広帯域の無線信号に対して良好なアンテナ特性を持つアンテナ装置が研究されている(例えば、特許文献1を参照)。
そのようなアンテナの一例では、基板上に、長方形状の放射電極と、放射電極の隣り合う長辺および短辺にそれぞれ平行に対向する接地電極と、放射電極の長辺に接続された給電電極とが形成される。そして放射電極の長辺と対向する接地電極の部分は、その長辺を超えない長さと放射電極の短辺の長さ以下の幅とを有している。一方、放射電極の短辺と対向する接地電極の部分は、その短辺を超える長さと放射電極の長辺の長さ以上の幅を有している。このアンテナは、例えば、3.1GHzから10.6GHzの範囲内の無線周波数に対して良好なアンテナ特性を有する。
特開2005−20206号公報
しかし、例えば、移動体通信では、3.1GHz以上の周波数帯域だけでなく、3.1GHzよりも低周波の無線周波数帯域も利用されている。例えば、いわゆる第3世代移動体通信システムでは、810-958MHz、1428-1525MHz、1750-1785MHz、1845-1880MHz及び2110-2170MHzなどの周波数帯域が使用されている。また、第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project、3GPP)により標準化が進められている、移動体通信規格の一つであるLong Term Evolution(LTE)では、700MHz帯及び2.5GHz帯も利用される予定となっている。さらに、全地球測位システム(Global Positioning System、GPS)では、1563-1578MHzの周波数帯域が利用されている。また、無線ローカルエリアネットワーク(Local Area Network、LAN)では、2.4-2.5GHz及び5.47-5.725GHzの周波数帯域が利用されている。
上記のような周波数帯域は、例えば、携帯電話機のような通信機において利用される可能性がある。そこで、より広い帯域、例えば、700MHzから6GHzの範囲の周波数帯域に対して良好なアンテナ特性を持つアンテナ装置が求められている。
さらに、通信機を小型化するためには、アンテナは小さい方が好ましい。特に、携帯電話機のような携帯用の通信機では、アンテナを実装するために利用できるスペースが限られているので、アンテナを小型化するメリットは大きい。
そこで、本明細書は、複数の周波数帯域において利用可能な小型のアンテナ装置を提供することを目的とする。
一つの実施形態によれば、アンテナ装置が提供される。このアンテナ装置は、基板と、基板上に設けられ、開放端を有する放射電極と、基板上に設けられ、放射電極の長手方向及び短手方向のそれぞれ一端と対向して配置された接地電極と、放射電極と給電点を介して接続された給電線とを有する。放射電極は、放射電極の長手方向に沿って接地電極と対向する放射電極の第1の端部が開放端に近づくにつれて接地電極と離れ、給電点と開放端とを結ぶ放射電極の中心線が放射電極の長手方向に対向する接地電極の第2の端部となす角が鋭角となるように配置される。
本発明の目的及び利点は、請求項において特に指摘されたエレメント及び組み合わせにより実現され、かつ達成される。
上記の一般的な記述及び下記の詳細な記述の何れも、例示的かつ説明的なものであり、請求項のように、本発明を限定するものではないことを理解されたい。
本明細書に開示されたアンテナ装置は、複数の周波数帯域において利用可能でありながら小型化できる。
第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略平面透過図である。 第1の実施形態に係るアンテナ装置の概略側面図である。 給電線の拡大平面透過図である。 各部の寸法を示すアンテナ装置の概略平面透過図である。 図4に示されたアンテナ装置の放射電極の拡大平面透過図である。 第1の実施形態によるアンテナ装置についての、電圧定在波比(Voltage Standing Wave Ratio、VSWR)の測定結果及びシミュレーション結果を示すグラフである。 図5における接地電極のテーパ部分の高さHを2.5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置のVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 図5における接地電極のテーパ部分の高さHを5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置のVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 図5における接地電極のテーパ部分の高さHを7.5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置のVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 図5における接地電極のテーパ部分の高さHを10mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置のVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 給電点における給電線の給電電極の様々な幅に対するアンテナ装置のVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 第2の実施形態によるアンテナ装置の給電線近傍の平面透過図である。 第2の実施形態によるアンテナ装置についてのVSWRのシミュレーション結果を示すグラフである。 (a)〜(c)は、それぞれ、他の実施形態による放射電極の概略構成図である。
以下、図を参照しつつ、一つの実施形態による、アンテナ装置について説明する。
このアンテナ装置では、放射電極の開放端と、放射電極に対向する接地電極との距離が放射電極の開放端に近づくほど離れ、かつ、給電点と放射電極の開放端を結ぶ中心線と接地電極の端部とのなす角度が鋭角となるように各電極が配置される。そして放射電極は、放射電極の中心線と直交する方向の幅が先端に近づくほど狭くなる形状を有する。これにより、このアンテナ装置は、小型化を達成するとともに、例えば、0.8GHzから6GHzの周波数帯域に対して良好なアンテナ特性を持つ。
図1は、第1の実施形態によるアンテナ装置の概略平面透視図である。また図2は、第1の実施形態によるアンテナ装置の概略側面図である。
アンテナ装置1は、基板11と、基板11の裏面に設けられた接地電極12と、基板11の表面に設けられた放射電極13および給電線14とを有する。
なお、以下では、便宜上、特に説明されない限り、「幅」とは図1の水平方向における長さを表し、「高さ」とは図1の垂直方向における長さを表す。
基板11は、誘電体または磁性体で形成される。基板11を形成する材料として、例えば、ガラスエポキシ、セラミックまたはフェライトが用いられる。基板11は、略長方形のシート状に形成されており、基盤11の厚さは、基板11の高さ及び幅よりも短くなっている。また、基板11の高さは、接地電極12の面積を広くとるために、基板11の幅よりも長いことが好ましい。
接地電極12は、基板11の裏面に設けられる。本実施形態では、接地電極12は、放射電極13の長手方向及び短手方向と対向するように、放射電極13が設けられた部分よりも基板11の下方及び右側に略L字状に形成されている。そして、放射電極13の長手方向(本実施形態では水平方向)と対向する接地電極12の端部12aは、基板11の上端と略平行になっている。また、放射電極の短手方向(本実施形態では垂直方向)と対向する接地電極12の突起部12bは、基板11の右端に沿って設けられている。この突起部12bは、給電線14よりも広い幅を持ち、給電線14とともに、マイクロストリップラインを形成する。
接地電極12は、放射電極13が共振可能な周波数帯域を広くするために、放射電極13の長手方向である水平方向の長さよりも長い幅を持ち、かつ接地電極12の高さは接地電極12の幅よりも大きい。また突起部12bの高さも、放射電極13の短手方向である垂直方向の長さよりも長いことが好ましい。
放射電極13は、基板11の表面に形成され、給電線14と給電点13aを介して接続されている。そして放射電極13は、給電線14から受け取った信号を無線信号として空中に放射する。また放射電極13は、受信した無線信号を給電線14へ渡す。
放射電極13は、広帯域にわたって無線信号の送信または受信を行えるようにするために、面状に形成されている。本実施形態では、放射電極13は涙滴状に形成されており、涙滴の先端が放射電極13の開放端13bとなり、長手方向に沿って開放端13bと反対側の端部に給電点13aが設けられている。
このように、放射電極13は、接地電極12との最近接点から開放端13bに近づくにつれて、開放端13bと給電点13aを通る放射電極13の中心線13dと直交する方向の長さが短くなる形状を有している。これにより、放射電極13が小型化されるとともに、放射電極13が広い周波数帯域にわたって無線信号と共振可能となっている。
また放射電極13と接地電極12は、基板11の表面の法線方向に沿って、基板11の表面と平行な面に投影されたときに、互いに重ならないように配置されている。そして接地電極12の端部12aと対向する放射電極13の下端13cは、開放端13bに近づくにつれて接地電極12の端部12aとの距離が大きくなるように、放射電極13は配置されている。これにより、受信した無線信号、または給電線14から伝達された信号により放射電極13を流れる電流と逆向きの電流が電磁波結合により接地電極12の端部12a近傍に生じることが抑制される。この結果、特に約3GHz以下の周波数帯域でのアンテナ特性が改善される。
また放射電極13の中心線が、接地電極12の端部12aと鋭角をなすように放射電極13は配置されている。これにより、接地電極12から放射電極13の開放端13bまでの距離を、放射電極13の長手方向の長さよりも短くすることができるので、アンテナ装置1全体が小型化される。
また、本実施形態では、放射電極13の上端が基板11の上端と略一致し、開放端13bが基板11の左端に位置するように、すなわち、放射電極13の開放端13bが接地電極12の左端の延長線上に位置するように放射電極13は配置されている。このように、放射電極13は、基板11のサイズにより制限された範囲内で開放端13bが接地電極12から最も離れ、かつ長手方向の長さが最大となるように形成されている。そのため、アンテナ装置1は小型化され、かつ広い周波数帯域に対して良好なアンテナ特性を持つことができる。
給電線14は、図示しない通信回路から受け取った、送信すべき信号を放射電極13へ伝達し、また放射電極13により受信された無線信号を通信回路へ伝達する。
そのために、給電線14は、放射電極13の短手方向に対向して、基板11の右側の表面上に設けられ、給電点13aにて放射電極13と接続された給電電極を有する。さらに給電線14と、基板11の裏面に設けられた接地電極12の突起部12bとは、基板11の表面にその法線方向に沿って投影されたときに重なるように配置されている。そして給電線14と突起部12bは、マイクロストリップラインを形成する。
図3は、給電線14の拡大平面透過図である。図3において、実線は、基板11の表面に配置された部品を表し、点線は、基板11の裏面に配置された部品を表す。突起部12bは、放射電極13よりも下方に配置された、接地電極12の本体部分と連結される部分の幅が、給電点13a近傍における幅よりも広くなるように、テーパ状に形成されることが好ましい。これにより、特に約0.8GHz〜約3GHzの範囲内の周波数帯域にわたってインピーダンス整合を取ることが容易となるように、放射電極13と接地電極12間の距離が調節される。そのため、アンテナ装置1のアンテナ特性が向上する。
さらに、給電線14と放射電極13との間でインピーダンス整合を取るために、給電線14の先端は、給電点13aに近づくにつれて幅が狭くなるテーパ状に形成されることが好ましい。
例えば、基板11が、比誘電率が4.4、誘電正接が0.01である誘電体により形成され、基板11の厚さが1mmであり、給電線14が厚さ35μmを持つ銅箔である場合、給電線14のインピーダンスを50Ωにするために、給電線14の幅は、例えば、1.8mmとなる。
一方、放射電極13のインピーダンスは、アンテナ装置1が送信または受信しようとする無線周波数の全ての帯域に対して50Ωとはならない。そこで放射電極13と給電線14との間でインピーダンス整合をとるために、給電点13aに近づくにつれて給電線14の垂直方向の幅が狭くなるように、給電線14の先端部がテーパ状に形成されることが好ましい。
例えば、給電点13aにおける給電線14の垂直方向の幅は、0.22mmに設定される。
接地電極12、放射電極13及び給電線14は、銅、金、鉄などの導体により形成される。そして接地電極12、放射電極13及び給電線14は、例えば、エッチングまたはフォトリソグラフィーによって基板11上に形成される。
以下、本実施形態によるアンテナ装置1のアンテナ特性について説明する。
このアンテナ特性を求めるために、基板11として、比誘電率4.4、誘電正接0.01を持つ誘電体を用いた。また、接地電極12、放射電極13、給電線14は、それぞれ、厚さ35μmの銅箔で形成した。
図4は、各部の寸法を示すアンテナ装置1の概略平面透過図であり、図5は、図4に示されたアンテナ装置1の放射電極13の拡大平面透過図である。図4及び図5において、実線は、基板11の表面に配置された部品を表し、点線は、基板11の裏面に配置された部品を表す。
図4及び図5に示されるように、基板11の幅は50mmであり、高さは123mmである。また基板11の厚さは1mmである。放射電極13は、長手方向である水平方向に44.9mmの長さを持ち、短手方向である垂直方向に22mmの長さを持つ。そして放射電極13の給電点13a側が半径11mmの半円形状を有している。一方、放射電極13の開放端13b側は、略三角形状となっており、放射電極13の上端は、基板11の上端と略平行になっている。そして放射電極13の開放端13bから半円状に形成される部分までの上端の長さは33.9mmである。そして開放端13bにおいて、放射電極13の上端と、接地電極12に対向する放射電極13の下端13cとがなす角θは32.98°である。また放射電極13と接地電極12との最近接部における間隔は0.8mmである。
接地電極12の突起部12bは、垂直方向に23mmの長さを持ち、水平方向に5mmの幅を持っている。接地電極12本体の近傍において、突起部12bの放射電極13に対向する側はテーパ状に形成されている。そのテーパ部分の最も広い部分(接地電極12本体と連結される部分)の幅Lは5mmであり、テーパ部分の高さHは7.5mmである。給電線14は、幅1.8mm×高さ10.9mmの長方形状部分と、その長方形状部分及び給電点13aとに連結されるテーパ部分を有している。テーパ部分の垂直方向の長さは1.17mmであり、給電点13aにおけるテーパ部分の垂直方向の幅は0.22mmである。
図6に、第1の実施形態によるアンテナ装置1のアンテナ特性として、0.7GHz〜6GHzの範囲内の無線周波数に対する電圧定在波比(Voltage Standing Wave Ratio、VSWR)の測定結果及びシミュレーション結果を示す。なお、図6において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ601は、アンテナ装置1における無線周波数に対するVSWRの測定値を示す。またグラフ602は、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を示す。グラフ601及び602に示されるように、約0.8GHz〜6GHzの周波数範囲において、VSWRの値は、実用上の限界としての目安となる3以下となっている。
次に、接地電極12本体と突起部12bとの連結部分のテーパ形状を様々に変更した場合のアンテナ特性に関するシミュレーション結果を示す。
図7は、図5におけるテーパ部分の高さHを2.5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置1のVSWRのシミュレーション結果を示す。このシミュレーションにおいて、突起部12bのテーパ部分の形状を除いたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。
図7において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ701、702、703、704、705は、それぞれ、幅Lを0mm(すなわち、テーパ無し)、2.5mm、5mm、7.5mm、10mmとしたときに、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を表す。
グラフ701〜703に示されるように、テーパ部分の幅Lが7.5mm未満では、約1.6GHzにおいてVSWRが3を超える。これに対し、グラフ704及び705に示されるように、テーパ部分の幅Lが7.5mm以上では、約0.8GHz〜6GHzの範囲全般にわたってVSWRが3以下となっている。そのため、テーパ部分の高さHが2.5mmであれば、幅Lは7.5mm以上とすることが好ましい。
図8は、図5におけるテーパ部分の高さHを5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置1のVSWRのシミュレーション結果を示す。このシミュレーションにおいて、突起部12bのテーパ部分の形状を除いたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。
図8において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ801、802、803、804、805は、それぞれ、幅Lを0mm(すなわち、テーパ無し)、2.5mm、5mm、7.5mm、10mmとしたときに、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を表す。
グラフ801及び802に示されるように、テーパ部分の幅Lが5mm未満では、約1.6GHzにおいてVSWRが3を超える。またグラフ805に示されるように、テーパ部分の幅Lが7.5mmを超えると、約1.3GHzにおいてVSWRが3を超える。これに対し、グラフ803及び804に示されるように、テーパ部分の幅Lが5mmから7.5mmの範囲では、約0.8GHz〜6GHzの範囲全般にわたってVSWRが3以下となっている。そのため、テーパ部分の高さHが5mmであれば、幅Lは5mm以上7.5mm以下とすることが好ましい。
図9は、図5におけるテーパ部分の高さHを7.5mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置1のVSWRのシミュレーション結果を示す。このシミュレーションにおいて、突起部12bのテーパ部分の形状を除いたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。
図9において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ901、902、903、904、905は、それぞれ、幅Lを0mm(すなわち、テーパ無し)、2.5mm、5mm、7.5mm、10mmとしたときに、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を表す。
グラフ901に示されるように、テーパ部分の幅Lが2.5mm未満では、約1.6GHzにおいてVSWRが3を超える。またグラフ904及び905に示されるように、テーパ部分の幅Lが5mmを超えると、約1.3GHz及び約2.8GHzにおいてVSWRが3を超える。これに対し、テーパ部分の幅Lが2.5mmから5mmの範囲では、約0.8GHz〜6GHzの範囲全般にわたってVSWRが3以下となっている。そのため、テーパ部分の高さHが7.5mmであれば、幅Lは2.5mm以上5mm以下とすることが好ましい。
図10は、図5におけるテーパ部分の高さHを10mmとし、幅Lを0mm〜10mmの範囲内で変更したときのアンテナ装置1の無線周波数に対するVSWRのシミュレーション結果を示す。このシミュレーションにおいて、突起部12bのテーパ部分の形状を除いたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。
図10において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ1001、1002、1003、1004、1005は、それぞれ、幅Lを0mm(すなわち、テーパ無し)、2.5mm、5mm、7.5mm、10mmとしたときに、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を表す。
グラフ101に示されるように、テーパ部分の幅Lが2.5mm未満では、約1.6GHzにおいてVSWRが3を超える。またグラフ1003〜1005に示されるように、テーパ部分の幅Lが2.5mmを超えると、約1.3GHz及び約2.8GHzにおいてVSWRが3を超える。これに対し、テーパ部分の幅Lが2.5mmでは、約0.8GHz〜6GHzの範囲全般にわたってVSWRが3以下となっている。そのため、テーパ部分の高さHが10mmであれば、幅Lは2.5mmとすることが好ましい。
上記のシミュレーション結果から、アンテナ装置1の各部が図4及び図5に示された形状、寸法及び材質を持つとき、テーパ部分の面積S(=L*H/2)としたとき、18.75/2≦S≦37.5/2が満たされるように、テーパ部分の幅L及び高さHが設定されることが好ましい。
次に、給電点13aにおける給電線14の幅を変更した場合のアンテナ特性に関するシミュレーション結果を示す。
図11に、給電点13aにおける給電線14の様々な幅に対するアンテナ装置1のVSWRのシミュレーション結果を示す。このシミュレーションにおいて、給電部13a近傍の給電線14の形状を除いたアンテナ装置の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。
図11において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ1101、1102、1103、1104は、それぞれ、給電点13aにおける給電線14の垂直方向の幅を0.22mm、0.44mm、0.66mm、0.88mmとしたときに、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出したVSWRのシミュレーション値を表す。グラフ1101〜1104に示されるように、VSWRの値が極大値となる約1.2GHz及び約2.8GHzの周波数において、給電線14の垂直方向の幅が狭いほど、VSWRの値も低くなっている。このように、給電点13aにおける給電線14の垂直方向の幅は狭いほど好ましく、例えば、上記の実施形態のように、給電線14の垂直方向の幅は0.22mmに設定されることが好ましい。
以上に説明してきたように、第1の実施形態によるアンテナ装置では、放射電極の中心線が、接地電極の放射電極の長手方向に対向する側の端部と鋭角をなすように配置されている。そのため、接地電極から放射電極の開放端までの距離が短縮されるので、このアンテナ装置は小型化できる。
また、接地電極と対向する側の放射電極の長手方向の端部は、放射電極の開放端に近づくにつれて接地電極と離れるように接地電極及び放射電極が配置されている。そのため、電磁結合により、放射電極に流れる電流と逆向きの電流が接地電極に流れることが抑制されるので、エネルギー損失が減る。その結果、このアンテナ装置では、広い周波数帯域にわたってアンテナ特性が向上する。さらに、このアンテナ装置では、放射電極の長手方向に対向して配置された接地電極本体と放射電極の短手方向に対向して配置された接地電極の突起部の接続部分がテーパ状に形成されることにより、放射電極がより広い周波数帯域でインピーダンス整合される。そのため、このアンテナ装置は、広い周波数帯域にわたって良好なアンテナ特性を有する。
次に、第2の実施形態によるアンテナ装置について説明する。第2の実施形態によるアンテナ装置は、給電線にスイッチを介して放射電極と並列に接続されたインピーダンス整合素子を有する。これにより、第2の実施形態によるアンテナ装置は、第1の実施形態によるアンテナ装置に対して、より低周波数の無線信号に対するアンテナ特性を向上し、例えば、0.7GHz〜6GHzの範囲内の無線周波数帯域に対して良好なアンテナ特性を得ることを図る。
図12は、第2の実施形態によるアンテナ装置2の給電線近傍の平面透過図である。このアンテナ装置2の給電線14には、インピーダンス整合素子15がスイッチ16を介して接続されている。なお、図12において、アンテナ装置2の各部には、図1または図2に示したアンテナ装置1の対応する構成要素と同じ参照番号を付した。
第2の実施形態によるアンテナ装置2は、第1の実施形態によるアンテナ装置1と比較して、インピーダンス整合素子15とスイッチ16とを有する点で異なる。そのため、以下では、インピーダンス整合素子15及びスイッチ16に関して説明する。
インピーダンス整合素子15は、例えば、基板11に配置されたインダクタである。そしてインピーダンス整合素子15の一端は、スイッチ16と接続され、インピーダンス整合素子15の他端は、例えばスルーホールを介して基板11の裏面の接地電極12の突起部12bと接続される。なお、インピーダンス整合素子15は、ショートスタブであってもよい。
インピーダンス整合素子15がスイッチ16を介して給電線14と接続されたときの給電線14のインピーダンスは、インピーダンス整合素子15が接続されないときのインピーダンスに対して変動する。そのため、放射電極13と給電線14との間でインピーダンス整合がとれる無線信号の周波数も変動する。特に、本実施形態のように、インピーダンス整合素子15が放射電極13と並列に給電線14と接続された場合、インピーダンス整合がとれる無線信号の周波数は、インピーダンス整合素子15が接続されないときよりも低下する。そのため、インピーダンス整合素子15を給電線14と接続することにより、アンテナ装置2は、インピーダンス整合素子15が接続されないときよりも低周波数帯域の無線信号に対するアンテナ特性を向上できる。
スイッチ16は、図示しない制御回路からの制御信号に従ってインピーダンス整合素子15を給電線14に接続するか否かを切り替える。例えば、アンテナ装置2が0.7GHzから1.1GHz未満の範囲内の周波数を持つ無線信号を送信または受信する場合、スイッチ16は、インピーダンス整合素子15を給電線14と接続する。一方、アンテナ装置2が1.1GHzから6GHzの範囲内の周波数を持つ無線信号を送信または受信する場合、スイッチ16は、インピーダンス整合素子15と給電線14間の接続を切断する。
なお、スイッチ16は、例えば、Micro Electro Mechanical Systems(MEMS)スイッチとすることができる。
図13に、第2の実施形態によるアンテナ装置2のアンテナ特性として、VSWRのシミュレーション結果を示す。なお、図13において、横軸は周波数を表し、縦軸はVSWRを表す。またグラフ1301及び1302は、それぞれ、インピーダンス整合素子15が給電線14に接続されたときのVSWRのシミュレーション値およびインピーダンス整合素子15が給電線14に接続されないときのVSWRのシミュレーション値を表す。これらのシミュレーション値は、モーメント法を用いた電磁界シミュレーションにより算出した。またこのシミュレーションにおいて、インピーダンス整合素子15及びスイッチ16を除いたアンテナ装置2の各部の形状、寸法及び材質は、図4及び図5に示されたアンテナ装置1の各部の形状、寸法及び材質と同一とする。そしてインピーダンス整合装素子15は、6.2nHのインダクタンスを持ち、給電線14の下端から2.54mmの位置において、スイッチ16を介して接続される。グラフ1301に示されるように、インピーダンス整合素子15が給電線14と接続されることにより、約0.73GHz〜約1.1GHzの周波数範囲において、VSWRの値は、実用上の限界としての目安となる3以下となっている。一方、グラフ1302に示されるように、インピーダンス整合素子15と給電線14が切断されることにより、約1.1GHz〜6GHzの周波数範囲において、VSWRの値は3以下となっている。
このように、スイッチ16が使用される無線周波数に応じてインピーダンス整合素子15を給電線14と接続するか切断するかを切り替えることにより、アンテナ装置2は、0.7GHzから6GHzの範囲内の周波帯域にわたって良好なアンテナ特性を持つことができる。
以上に説明してきたように、第2の実施形態によるアンテナ装置は、給電線の途中にインピーダンス整合素子が接続されることにより、インピーダンス整合素子が接続されないときよりも低周波数の帯域におけるアンテナ特性を向上できる。そしてこのアンテナ装置は、インピーダンス整合素子と給電線の間に接続されたスイッチにより、インピーダンス整合素子を給電線に接続するか否かを切り替える。これにより、このアンテナ装置は、より広い周波数帯域、例えば、約0.7GHzから約6GHzの範囲内の周波数帯域に対して良好なアンテナ特性を有することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、給電線は、コプレーナ導波路であってもよい。この場合、接地電極は、基板の放射電極が設けられた面と同じ面に設けられる。
また、放射電極は、涙滴形状以外の形状を有してもよい。
図14(a)〜図14(c)は、それぞれ、他の実施形態による放射電極の概略構成図である。図14(a)に示された放射電極1401は、長方形の長手方向の一端が凸の曲線、例えば、円弧または放物線で形成された形状を持つ。そして放射電極1401は、曲線で形成された側の端部に給電点1401aを持ち、他方の端部が開放端1401bとなる。なお、開放端において放射電極が一定の幅を持つ場合、放射電極の中心線が通る基準点は、開放端の中点とすることができる。
また、図14(b)に示された放射電極1402は、図14(a)の放射電極1401の上端の一部が、基板11の上端に沿ってカットされた形状を持つ。さらに、図14(c)に示された放射電極1403は、図14(a)の放射電極1401の開放端の一部が、基板11の左端に沿ってカットされた形状を持つ。
さらに、上記の何れかの実施形態において、放射電極は、放射電極の開放端に近づくにつれて基板から離れるように、立体的に形成されてもよい。
また上記の何れかの実施形態において、給電点は、放射電極の長手方向において、接地電極と放射電極が最も近接する位置に設けられてもよい。
ここに挙げられた全ての例及び特定の用語は、読者が、本発明及び当該技術の促進に対する本発明者により寄与された概念を理解することを助ける、教示的な目的において意図されたものであり、本発明の優位性及び劣等性を示すことに関する、本明細書の如何なる例の構成、そのような特定の挙げられた例及び条件に限定しないように解釈されるべきものである。本発明の実施形態は詳細に説明されているが、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
以上説明した実施形態及びその変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
基板と、
前記基板上に設けられ、開放端を有する放射電極と、
前記基板上に設けられ、前記放射電極の長手方向及び短手方向のそれぞれ一端と対向して配置された接地電極と、
前記放射電極と給電点を介して接続された給電線とを有し、
前記放射電極は、前記開放端を挟む二つの端部のうち、前記接地電極と対向する第1の端部が前記開放端に近づくにつれて前記接地電極と離れ、前記給電点と前記開放端とを結ぶ前記放射電極の中心線が前記放射電極の長手方向に対向する前記接地電極の第2の端部となす角が鋭角となるように配置される、
アンテナ装置。
(付記2)
前記放射電極の前記中心線と直交する方向の長さは、前記開放端に近づくにつれて短くなる、付記1に記載のアンテナ装置。
(付記3)
前記放射電極は、該放射電極の開放端が鋭角状に形成され、かつ前記給電点近傍における輪郭が、前記接地電極に向かって凸となる曲線で形成される、付記2に記載のアンテナ装置。
(付記4)
前記放射電極の長手方向に沿った、前記接地電極と対向しない側の前記放射電極の第3の端部が前記接地電極の前記第2の端部と略平行となる、付記3に記載のアンテナ装置。
(付記5)
前記接地電極は、前記放射電極の短手方向に対向する第1の部分と、前記接地電極の前記放射電極の長手方向に対向する第2の部分とを有し、前記第1の部分は、前記第2の部分に近づくにつれて太く、かつ当該第1の部分の前記放射電極に近接する側の端部が前記放射電極に近づくように形成される、付記1に記載のアンテナ装置。
(付記6)
前記給電線の幅が前記給電点に近づくにつれて狭くなる、付記1に記載のアンテナ装置。
1、2 アンテナ装置
11 基板
12 接地電極
13 放射電極
13a 給電点
13b 開放端
14 給電線
15 インピーダンス整合素子
16 スイッチ

Claims (5)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられ、開放端を有する放射電極と、
    前記基板上に設けられ、前記放射電極の長手方向及び短手方向のそれぞれ一端と対向して配置された接地電極と、
    前記放射電極と給電点を介して接続された給電線とを有し、
    前記放射電極は、該放射電極の長手方向に沿って前記接地電極と対向する第1の端部が前記開放端に近づくにつれて前記接地電極と離れ、前記給電点と前記開放端とを結ぶ前記放射電極の中心線が前記放射電極の長手方向に対向する前記接地電極の第2の端部となす角が鋭角となるように配置される、
    アンテナ装置。
  2. 前記放射電極の前記中心線と直交する方向の長さは、前記開放端に近づくにつれて短くなる、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記放射電極は、該放射電極の開放端が鋭角状に形成され、かつ前記給電点近傍における輪郭が、前記接地電極に向かって凸となる曲線で形成される、請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記放射電極の前記開放端を挟む二つの端部のうち、前記接地電極と対向しない側の第3の端部が前記接地電極の前記第2の端部と略平行となる、請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記接地電極は、前記放射電極の短手方向に対向する第1の部分と、前記接地電極の前記放射電極の長手方向に対向する第2の部分とを有し、前記第1の部分は、前記第2の部分に近づくにつれて太く、かつ当該第1の部分の前記放射電極に近接する側の端部が前記放射電極に近づくように形成される、請求項1に記載のアンテナ装置。
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