JP2011138403A - 情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】誘導電界を利用する非接触通信を良好に行うことが可能な情報処理装置を提供すること。
【解決手段】キーボード4は、ベースプレート32と、ベースプレート32に積層されてベースプレート32を補強する導電性を有する補強部材14とを有する。第1のアンテナモジュール16は、誘導電界を生成するアンテナ電極19と、アンテナ電極19に電気的に接続されたグランド部26とを有する。接続部10は前記グランド部と補強部材14とを電気的に接続する。
この構成によって、情報処理装置1において比較的大面積を有するキーボード4の補強部材14をアンテナ電極19のグランドとすることができ、通信の伝送効率をより向上させることが可能となる。
【選択図】図4
【解決手段】キーボード4は、ベースプレート32と、ベースプレート32に積層されてベースプレート32を補強する導電性を有する補強部材14とを有する。第1のアンテナモジュール16は、誘導電界を生成するアンテナ電極19と、アンテナ電極19に電気的に接続されたグランド部26とを有する。接続部10は前記グランド部と補強部材14とを電気的に接続する。
この構成によって、情報処理装置1において比較的大面積を有するキーボード4の補強部材14をアンテナ電極19のグランドとすることができ、通信の伝送効率をより向上させることが可能となる。
【選択図】図4
Description
本発明は、非接触通信のためのアンテナモジュールが搭載された情報処理装置に関する。
電子機器相互間の通信方式として、非接触通信の利用が進んでいる。非接触通信は通信線ではなく電界を用いて情報を授受する通信方式であり、特に数センチメートルから数メートルまでの比較的近距離を通信距離とするものである。非接触通信としては放射電界、即ち電波を利用する方式のものが多く用いられ、RFID(Radio Frequency Identification)、あるいはデータ通信等に用いられている。
このような非接触通信のためのアンテナモジュールをパーソナルコンピュータ等の電子機器に搭載する際、電子機器に収容されている他の電子部品による放射電界への影響を考慮する必要がある。例えば特許文献1には、他の電子部品による放射電界への影響を低減するための構造を有する携帯型情報処理端末装置が記載されている。特許文献1に記載の装置では、放射電界を生成するためのアンテナコイルに金属板及び磁性板が積層され、他の電子部品の影響による共振周波数の変動が調整される。
近年、放射電界ではなく誘導電界を利用する非接触通信が開発されている。この誘導電界を利用する非接触通信では、放射電界を利用するものに比べ通信速度が速く、大容量のデータ通信が可能となる。このような誘導電界を利用するためのアンテナモジュールを、放射電界を利用するためのアンテナモジュールと同様の態様で電子機器に搭載することは次のような理由から適当ではない。放射電界を利用するアンテナはグランドに接続されると共振周波数が変動するのに対し、誘導電解を利用するアンテナはグランドに接続されると電流増幅効果が得られるからである。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、誘導電界を利用する非接触通信を良好に行うことが可能な情報処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、キーボード部と、第1のアンテナモジュールと、接続部とを具備する。
上記キーボード部は、複数のキー部を支持するベースプレートと、上記ベースプレートに積層されて上記ベースプレートを補強する導電性を有する補強部材とを有する。
上記第1のアンテナモジュールは、誘導電界を生成するアンテナ電極と、上記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する。
上記接続部は、上記グランド部と上記補強部材とを電気的に接続する。
上記キーボード部は、複数のキー部を支持するベースプレートと、上記ベースプレートに積層されて上記ベースプレートを補強する導電性を有する補強部材とを有する。
上記第1のアンテナモジュールは、誘導電界を生成するアンテナ電極と、上記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する。
上記接続部は、上記グランド部と上記補強部材とを電気的に接続する。
誘導電界を利用して通信を行う第1のアンテナモジュールでは、アンテナ電極がグランドと接続されることによりインピーダンス変換回路が形成され、アンテナ電極への入力電流に対し、対向するアンテナ電極の出力電流が増幅される。即ち、アンテナ電極とグランドとが接続されることによってより大きな誘導電界が誘起され、通信の伝送効率が向上する。上記構成によれば、情報処理装置において比較的大面積を有するキーボード部の補強部材をアンテナ電極のグランドとすることができ、通信の伝送効率をより向上させることが可能となる。
上記接続部は、上記第1のアンテナモジュールを支持する、導電性を有するアンテナモジュールベースプレートと、不要輻射を遮蔽するためのシールド板とで構成されてもよい。
この構成によれば、キーボード部の補強部材に加え、シールド板をグランドとすることができ、通信の伝送効率をより向上させることが可能となる。
上記情報処理装置は、放射電界を生成するアンテナコイルを有する第2のアンテナモジュールをさらに具備し、上記第1のアンテナモジュールと上記第2のアンテナモジュールはアンテナユニットとして一体化されて上記アンテナモジュールベースプレート上に設けられ、上記シールド板は、上記アンテナユニットに対向する開口と、上記開口の外周部に形成されるループ部を切断する切断部とを具備してもよい。
誘導電界を通信に利用する第1のアンテナモジュールと放射電界を通信に利用する第2のアンテナモジュールとの間では通信の干渉が発生しないため、第1のアンテナモジュールと第2のアンテナモジュールとをアンテナユニットとして一体化することが可能となる。シールド板には、アンテナ電極によって生成される誘導電界又はアンテナコイルによって生成される放射電界を遮蔽しないように、アンテナユニットに臨む開口が形成される。ここで、この開口によってシールド板がアンテナユニットの周囲を一周するループが形成される場合、アンテナコイルから放射される高周波の共振周波数が変動するが、上記構成によればループ部を切断する切断部によってループの形成が防止され、共振周波数の変動を防止することが可能となる。
上記第1のアンテナモジュールは、4.48GHzを中心帯域として通信を行ってもよい。
この構成によれば、記第1のアンテナモジュールが高速、低消費電力による通信を行うことが可能となる。
上記目的を達成するため、本発明の別の形態に係る情報処理装置は、キーボード部と、第1のアンテナモジュールと、接続部とを具備する。
上記キーボード部は、複数のキー部を支持するベースプレートと、上記ベースプレートに積層されて上記キーボード部からの液滴の進入を防止する導電性を有する防滴シートとを有する。
上記第1のアンテナモジュールは、誘導電界を生成するアンテナ電極と、上記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する。
上記接続部は、上記グランド部と上記補強部材とを電気的に接続する。
上記キーボード部は、複数のキー部を支持するベースプレートと、上記ベースプレートに積層されて上記キーボード部からの液滴の進入を防止する導電性を有する防滴シートとを有する。
上記第1のアンテナモジュールは、誘導電界を生成するアンテナ電極と、上記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する。
上記接続部は、上記グランド部と上記補強部材とを電気的に接続する。
この構成によれば、情報処理装置において比較的大面積を有するキーボード部の防滴シートをアンテナ電極のグランドとすることができ、通信の伝送効率をより向上させることが可能となる。
以上、本発明によれば、誘導電界を利用する非接触通信を良好に行うことが可能な情報処理装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
図1、図2及び図3は本発明の一実施形態に係る情報処理装置1の外観を示す図である。
情報処理装置1はノート型パーソナルコンピュータであり、本体部2とディスプレイ部3から構成されている。ディスプレイ部3は、本体部2に対して開閉可能に取り付けられている。
情報処理装置1はノート型パーソナルコンピュータであり、本体部2とディスプレイ部3から構成されている。ディスプレイ部3は、本体部2に対して開閉可能に取り付けられている。
図1(A)は情報処理装置1の、ディスプレイ部3を開いた状態の斜視図であり、図1(B)はディスプレイ部3を閉じた状態の斜視図である。図2(A)はディスプレイ部3が開いた状態の情報処理装置1を表側からみた平面図、図2(B)は裏側からみた平面図である。図3(A)はディスプレイ部3が閉じた状態の情報処理装置1を前側からみた平面図、図3(B)は後側からみた平面図、図3(C)は右側面からみた平面図、図3(D)は左側面からみた平面図である。
これらの図に示すように、本体部2にはキーボード部4と、パームレスト部33とが設けられている。パームレスト部33にはタッチパッド5と非接触通信領域2aが設けられている。非接触通信領域2aは、後述する通信対象機器が接近すると、当該通信対象機器との間で非接触通信を行うことが可能な領域である。非接触通信領域2aの詳細は後述する。ディスプレイ部3にはディスプレイ6が設けられている。
次に、本体部2の内部構造について説明する。
図4は、本体部2の分解斜視図である。これらの図に示すように、本体部2は、上部筐体部7と下部筐体部8とを有し、上部筐体部7と下部筐体部8とが組み合わされて本体部2の筐体が形成される。上部筐体部7は本体部2の、キーボード部4が設けられる側の部分であり、下部筐体部8はその反対側の部分である。上部筐体部7には、キーボード部4が取り付けられることによって閉塞される開口7aが設けられている。
図4は、本体部2の分解斜視図である。これらの図に示すように、本体部2は、上部筐体部7と下部筐体部8とを有し、上部筐体部7と下部筐体部8とが組み合わされて本体部2の筐体が形成される。上部筐体部7は本体部2の、キーボード部4が設けられる側の部分であり、下部筐体部8はその反対側の部分である。上部筐体部7には、キーボード部4が取り付けられることによって閉塞される開口7aが設けられている。
本体部2には、アンテナユニット9、上部筐体シールド板10及び下部筐体シールド板30が収容されている。上部筐体シールド板10が接続部に相当する。また情報処理装置1には、典型的なコンピュータの構成要素である各種の電子部品、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などのメインメモリ、HDD(Hard disk drive)、SSD(Solid State Drive)などのストレージデバイス、ネットワーク通信用のデバイス等が収容されている。
図5は、上部筐体部7に対するアンテナユニット9及び上部筐体シールド板10の組み込み位置を示す斜視図である。図5では、上部筐体シールド板10及びアンテナユニット9は、上部筐体部7のパームレスト部33の裏側に配置されている。したがって、パームレスト部33において、内蔵されたアンテナユニット9に対応する領域が上述した非接触通信領域2aとなる。
キーボード部4について説明する。
図6は、キーボード部4の一部を拡大した斜視図であり、図7はキーボード部4の一部の断面図である。これらの図に示すように、キーボード部4は、パネル11、キートップ12、キースイッチ機構13、キーボードベース板金14、導電性防滴シート15、配線フィルム31及びキーボードベースプレート32を有する。キーボードベース板金14が補強部材に相当する。キーボードベースプレート32は、キーボード部4のベースプレートであって、キーボード部4を支持する部材である。キーボードベースプレート32には、上部筐体シールド板10がネジによって固定される。図4において32aは、当該ネジが挿通されるネジ孔である。
図6は、キーボード部4の一部を拡大した斜視図であり、図7はキーボード部4の一部の断面図である。これらの図に示すように、キーボード部4は、パネル11、キートップ12、キースイッチ機構13、キーボードベース板金14、導電性防滴シート15、配線フィルム31及びキーボードベースプレート32を有する。キーボードベース板金14が補強部材に相当する。キーボードベースプレート32は、キーボード部4のベースプレートであって、キーボード部4を支持する部材である。キーボードベースプレート32には、上部筐体シールド板10がネジによって固定される。図4において32aは、当該ネジが挿通されるネジ孔である。
キーボードベースプレート32の上には、導電性防滴シート15、キーボードベース板金14、配線フィルム31が順次積層されている。配線フィルム31の上には、キースイッチ機構13を介してキートップ12が配置されている。なお、キートップ12は、パネル11に設けられた開口を通して個々に露出している。パネル11は、キートップ12間の隙間を埋めるためのものである。キースイッチ機構13及びキートップ12がキー部に相当する。
キーボードベース板金14は、キーボード部4の機械的強度を確保するための部材である。キーボードベース板金14は、下部筐体シールド板30を介して下部筐体部8にネジによって接続される。図4において、14aは、当該ネジが挿通されるネジ孔である。導電性防滴シート15は、キートップ12の隙間等からの液体の浸入を防止するためのシートである。
アンテナユニット9について説明する。
図8は、アンテナユニット9の斜視図である。図8に示すように、アンテナユニット9は、第1のアンテナモジュール16、第2のアンテナモジュール17及びアンテナモジュールベースプレート18を有する。第1のアンテナモジュール16及び第2のアンテナモジュール17はアンテナモジュールベースプレート18上に設けられている。第2のアンテナモジュールは中央部に開口が形成された平板状であり、当該開口に平板状の第1のアンテナモジュール16が配置されている。アンテナモジュールベースプレート18は、上部筐体シールド板10にネジで固定される。図8において、18aは、当該ネジが挿通されるネジ孔である。
図8は、アンテナユニット9の斜視図である。図8に示すように、アンテナユニット9は、第1のアンテナモジュール16、第2のアンテナモジュール17及びアンテナモジュールベースプレート18を有する。第1のアンテナモジュール16及び第2のアンテナモジュール17はアンテナモジュールベースプレート18上に設けられている。第2のアンテナモジュールは中央部に開口が形成された平板状であり、当該開口に平板状の第1のアンテナモジュール16が配置されている。アンテナモジュールベースプレート18は、上部筐体シールド板10にネジで固定される。図8において、18aは、当該ネジが挿通されるネジ孔である。
以下、第1のアンテナモジュール16を概略的に説明する。第1のアンテナモジュール16の通信対象機器は、第1のアンテナモジュール16と同機構のアンテナモジュールを搭載した電子機器であり、例えば、デジタルカメラ、携帯音楽プレーヤー等である。第1のアンテナモジュール16は、通信対象機器に搭載されている同機構のアンテナモジュールが接近すると、そのアンテナモジュールとの間で誘導電界を利用した非接触通信を行う。
図9は第1のアンテナモジュール16の概略的な構成を示す模式図である。同図に示すように、第1のアンテナモジュール16は、アンテナ電極19、誘電体20、第1スルーホール21、第2スルーホール22、信号線23、共振スタブ24、基板25及びグランド26を有する。また、第1のアンテナモジュール16には図示しない制御回路が内蔵されている。基板25の一面に信号線23及び共振スタブ24が形成され、基板25の反対側の面にグランド26が設けられている。共振スタブ24上に誘電体20が積層され、誘電体20上にアンテナ電極19が形成されている。第1スルーホール21は誘電体20を貫通して内部に導電材が充填されており、アンテナ電極19と共振スタブ24を接続している。なお、第1スルーホール21は、アンテナ電極19の中心に形成され、アンテナ電極19に対して垂直方向に形成されている。第2スルーホール22は基板25を貫通して内部に導電材が充填されており、共振スタブ24とグランド26を接続している。
図10は、第1のアンテナモジュール16の回路図である。同図に示すように、信号線23と共振スタブ24とが接続されている。共振スタブ24とアンテナ電極19とは直列インダクタとして作用する第1スルーホール21によって接続されている。また、共振スタブ24とグランド26とは並列インダクタとして作用する第2スルーホール22によって接続されている。信号線23、共振スタブ24、第1スルーホール21、アンテナ電極19によって伝送路が形成されている。
第1のアンテナモジュール16の動作について説明する。
第1のアンテナモジュール16において、通信に利用される信号は、例えば4.48GHzのUWB(Ultra Wide Band)信号である。UWB信号を用いることにより、高速、低消費電力による非接触通信が可能となる。
第1のアンテナモジュール16において、通信に利用される信号は、例えば4.48GHzのUWB(Ultra Wide Band)信号である。UWB信号を用いることにより、高速、低消費電力による非接触通信が可能となる。
第1のアンテナモジュールから通信対象機器に対してデータが送信される場合、情報処理装置1において、制御回路に送信用データが入力される。送信用データは制御回路においてUWB信号に変調され、信号線23に供給される。
信号線23に供給されたUWB信号は、共振スタブ24及び第1スルーホール21を経由してアンテナ電極19に到達する。ここで、一般的に、無線アンテナによって形成される電界は、放射電界、誘導電界及び静電界である。第1のアンテナモジュール16では、第1スルーホール21がアンテナ電極19に対して垂直に、かつ結合電極の中央に形成されているため、縦波である誘導電界が最大となり、横波である放射電界が抑制される。
通信対象機器のアンテナモジュール(以下、対向アンテナモジュール)が第1のアンテナモジュール16に対向している場合について説明する。アンテナ電極19によって形成される誘導電界によって、アンテナ電極19と対向アンテナモジュールのアンテナ電極19(以下、対向結合電極)との間で電界結合が形成され、UWB信号が送受信される。ここで、第1スルーホール21によって形成される直列インダクタによって、第1のアンテナモジュール16の特性インピーダンスと対向アンテナモジュールの特性インピーダンスが整合され、インピーダンスの不整合による信号の反射が防止される。さらに、第2スルーホール22によって形成される並列インダクタによって伝送路とグランド26が接続されるため、インピーダンス変換回路が形成され、アンテナ電極19への入力電流に対し、対向結合電極の出力電流が増幅される。即ち、伝送路とグランド26の接続によってより大きな誘導電界が誘起され、伝送効率が向上する。
一方、対向アンテナモジュールが第1のアンテナモジュール16に対向していない場合、第1のアンテナモジュール16の特性インピーダンスと入力インピーダンスが一致しないため、UWB信号は第1のアンテナモジュール16内で反射され、外部に放射されない。このため、対向アンテナモジュールが存在しない場合の消費電力を抑えることが可能である。
情報処理装置1が通信対象機器からデータを受信した場合、信号線23からUWB信号が出力されると、制御回路においてUWB信号から復調され、受信データが情報処理装置1に出力される。
次に、第2のアンテナモジュール17を概略的に説明する。第2の第1のアンテナモジュール16の通信対象機器は、アンテナコイルと、IC(Integrated Circuit)等の制御素子とを搭載し、あるいはさらにEEPROM(Electrically Erasable Read Only Memory)等の記憶素子を搭載した電子機器であり、例えばICカード、ICタグ等である。第2のアンテナモジュール17は、通信対象機器に搭載されているアンテナコイルが接近すると、そのアンテナコイルとの間で放射電界を利用した非接触通信を行う。
図11は第2のアンテナモジュール17の概略的な構成を示す模式図である。同図に示すように基板27上に導線が平面状に巻回され、アンテナコイル28が形成されている。また、第2のアンテナモジュール17には、図示しない制御回路が内蔵されている。アンテナコイル28は、この制御回路に接続されている。
第2のアンテナモジュール17の動作について説明する。
第2のアンテナモジュール17において、通信に利用される信号は、例えば13.56MHzの高周波信号である。
第2のアンテナモジュール17において、通信に利用される信号は、例えば13.56MHzの高周波信号である。
第2のアンテナモジュールと通信対象機器の間で通信を行う場合、情報処理装置1において、制御回路により高周波信号が生成され、アンテナコイル28に供給される。アンテナコイル28を流れる高周波信号の電流により、放射電界が形成される。第2のアンテナモジュール17に通信対象機器が対向していれば、通信対象機器のアンテナコイル(以下、対向アンテナコイル)において誘導電流が発生する。この誘導電流により通信対象機器に内蔵されている制御素子、記憶素子等が駆動される。制御素子によって高周波信号の高域成分が抽出され、復調された信号が書き込みコマンドである場合、復調されたデータが記憶素子に記憶される。
復調された信号が読み出しコマンドである場合、制御素子によって記憶素子に内蔵されているデータの中から読み出しコマンドに対応するデータが読み出され、高周波信号に変調される。対向アンテナコイルを流れる高周波信号の電流により、放射電界が形成される。アンテナコイル28によって、放射電界から高周波信号である誘導電流が生成される。制御回路によって高周波信号が復調され、情報処理装置1にデータが出力される。
第1のアンテナモジュール16と第2のアンテナモジュール17は、上述のように通信に用いる周波数及び電界の種類が異なるため互いに干渉することがなく、近接して配置することが可能である。本実施形態では、第1のアンテナモジュール16と第2のアンテナモジュール17とがアンテナユニット9として一体的に形成されている。アンテナユニット9は、アンテナモジュールベースプレート18が上部筐体シールド板10にネジ止めされることによって上部筐体シールド板10に固定される。第1のアンテナモジュール16のグランド26は、アンテナモジュールベースプレート18に導通しており、グランド26はアンテナモジュールベースプレート18を介して上部筐体シールド板10に接続される。
上部筐体シールド板10について説明する。
図12は上部筐体シールド板10を示す図である。図12(A)は、上部筐体シールド板10の平面図であり、図12(B)は上部筐体シールド板10及び上部筐体シールド板10に取り付けられたアンテナユニット9の平面図である。
図12は上部筐体シールド板10を示す図である。図12(A)は、上部筐体シールド板10の平面図であり、図12(B)は上部筐体シールド板10及び上部筐体シールド板10に取り付けられたアンテナユニット9の平面図である。
上部筐体シールド板10は、平板状に形成された金属からなり、本体部2に収容されている電子部品から放出される不要輻射を遮蔽する電磁シールドである。図12(A)に示すように、上部筐体シールド板10には、キーボード接続部10a及びアンテナ開口部10bが設けられている。
アンテナ開口部10bは、図12(B)に示すように、上部筐体部7側からみてアンテナユニット9の第2のアンテナモジュール17と重複しない形状に形成されている。上部筐体シールド板10にアンテナ開口部10bが形成されることにより、上部筐体シールド板10にはアンテナユニット9の周囲を不完全に囲む略ループ状の部分が形成される。ここで、上部筐体シールド板10には、このループ状の部分がアンテナユニット9の周囲を一周しないように切断されている切断部10cが形成されている。
キーボード接続部10aは、上部筐体シールド板10から突出してキーボード部4の導電性防滴シート15に当接するように形成され、キーボードベースプレート32のネジ孔32aに接続されるためのネジ孔10dが形成されている。また、上部筐体シールド板10には、下部筐体部8に接続されるための5つのネジ孔10eと、アンテナモジュールベースプレート18が接続されるための2つのネジ孔10fが設けられている。
下部筐体シールド板30について説明する。
図4に示すように、下部筐体シールド板30は、平板状に形成された金属からなり、本体部2に収容されている電子部品から放出される不要輻射を遮蔽する電磁シールドである。下部筐体シールド板30には、上部筐体シールド板10のネジ孔10eにそれぞれ接続される5つのネジ孔30aと、キーボードベース板金14の2つのネジ孔14aに接続される2つのネジ孔30bが設けられている。
図4に示すように、下部筐体シールド板30は、平板状に形成された金属からなり、本体部2に収容されている電子部品から放出される不要輻射を遮蔽する電磁シールドである。下部筐体シールド板30には、上部筐体シールド板10のネジ孔10eにそれぞれ接続される5つのネジ孔30aと、キーボードベース板金14の2つのネジ孔14aに接続される2つのネジ孔30bが設けられている。
本体部2の各構成の接続関係について説明する。
図13は、本体部2の接続関係を示す図である。図13は、キーボード接続部10aの接続関係を示す図である。図13(A)は本体部2の断面図であり、図13(B)はその拡大図である。図13及び図4に示すように、各構成は、ネジによって螺合されることで固定される。なお、下部筐体部8には、下部筐体シールド板30のネジ孔30a及びネジ孔30bに対応する位置に、図示しないネジ孔が設けられている。
図13は、本体部2の接続関係を示す図である。図13は、キーボード接続部10aの接続関係を示す図である。図13(A)は本体部2の断面図であり、図13(B)はその拡大図である。図13及び図4に示すように、各構成は、ネジによって螺合されることで固定される。なお、下部筐体部8には、下部筐体シールド板30のネジ孔30a及びネジ孔30bに対応する位置に、図示しないネジ孔が設けられている。
アンテナユニット9は、アンテナモジュールベースプレート18に設けられたネジ孔18aと上部筐体シールド板10に設けられたネジ孔10fが螺合されることで上部筐体シールド板10に固定される。上述のように、第1のアンテナモジュール16のグランド26はアンテナモジュールベースプレート18に導通しているため、グランド26は、アンテナモジュールベースプレート18を介して上部筐体シールド板10に導通する。
アンテナユニット9が固定された上部筐体シールド板10は、ネジ孔10dとキーボードベースプレート32のネジ孔32aが螺合されることで、キーボード部4に固定される。また、これにより、図13(B)に示すようにキーボード接続部10aが弾性力により導電性防滴シート15に当接する。これによりグランド26は、アンテナモジュールベースプレート18及び上部筐体シールド板10を介してキーボードベース板金14及び導電性防滴シート15に導通する。
アンテナユニット9及び上部筐体シールド板10が固定されたキーボード部4は、ネジ孔14aと下部筐体シールド板30のネジ孔30bとが螺合され、また、上部筐体シールド板10のネジ孔10eと下部筐体シールド板30のネジ孔30aが螺合されることで下部筐体シールド板30に固定される。この際、ネジは、下部筐体部8に設けられた図示しないネジ孔から挿入される。
このようにアンテナユニット9、上部筐体シールド板10、キーボード部4及び下部筐体シールド板30が連結されることで、第1のアンテナモジュール16のグランド26が上部筐体シールド板10、キーボードベース板金14、導電性防滴シート15及び下部筐体シールド板30と電気的に接続される。
上述のように、第1のアンテナモジュール16では、伝送路が並列インダクタによってグランド26と接続されることによりインピーダンス変換回路が形成され、アンテナ電極19への入力電流に対し、対向結合電極の出力電流が増幅される。即ち、伝送路とグランド26の接続によってより大きな誘導電界が誘起され、伝送効率が向上する。本実施形態に係る情報処理装置1では、第1のアンテナモジュール16はキーボードベース板金14及び導電性防滴シート15をもグランドとなることによってグランド面積が増大し、伝送効率をより向上させることが可能となる。
さらに、第2のアンテナモジュール17では、放射電界を利用してデータを送受信する。ここで、第2のアンテナモジュールの周辺に導電体が存在すると、放射電界によって導電体において渦電流が発生し、アンテナコイル28と導電体との間のインダクタンスが小さくなるため、アンテナコイル28の共振周波数が変動する。これは、特に、導電体がアンテナコイル28の周囲においてループを形成している場合に顕著となる。これに対し、本実施形態では、切断部10cによって上部筐体シールド板10がループを形成することが防止されているため、上部筐体シールド板10に起因する第2のアンテナモジュール17の共振周波数の変動を防止することが可能である。
本発明は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更され得る。
情報処理装置1は、第1のアンテナモジュール16と第2のアンテナモジュール17とを有するものとしたがこれに限られず、第1のアンテナモジュール16のみを有するものとすることも可能である。この場合、上部筐体シールド板10に切断部10cが形成される必要はない。
上部筐体シールド板10のキーボード接続部10aは導電性防滴シート15に当接するものとしたが、キーボードベース板金14に当接するものとすることも可能である。このようにしても、キーボードベース板金14及び導電性防滴シート15が第1のアンテナモジュール16のグランドとして機能する。
上部筐体シールド板10のキーボード接続部10aは弾性により導電性防滴シート15に当接するものとしたが、これに限られない。例えば、キーボード接続部10aがキーボードベース板金14に螺合されるものとすることも可能である。
1…情報処理装置
4…キーボード部
9…アンテナユニット
10…上部筐体シールド板
14…キーボードベース板金
15…導電性防滴シート
16…第1のアンテナモジュール
17…第2のアンテナモジュール
18…アンテナモジュールベースプレート
19…アンテナ電極
26…グランド
28…アンテナコイル
32…キーボードベースプレート
4…キーボード部
9…アンテナユニット
10…上部筐体シールド板
14…キーボードベース板金
15…導電性防滴シート
16…第1のアンテナモジュール
17…第2のアンテナモジュール
18…アンテナモジュールベースプレート
19…アンテナ電極
26…グランド
28…アンテナコイル
32…キーボードベースプレート
Claims (5)
- 複数のキー部を支持するベースプレートと、前記ベースプレートに積層されて前記ベースプレートを補強する導電性を有する補強部材とを有するキーボード部と、
誘導電界を生成するアンテナ電極と、前記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する第1のアンテナモジュールと、
前記グランド部と前記補強部材とを電気的に接続する接続部と
を具備する情報処理装置。 - 請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記接続部は、前記第1のアンテナモジュールを支持する、導電性を有するアンテナモジュールベースプレートと、不要輻射を遮蔽するためのシールド板とで構成される
情報処理装置。 - 請求項2に記載の情報処理装置であって、
放射電界を生成するアンテナコイルを有する第2のアンテナモジュールをさらに具備し、
前記第1のアンテナモジュールと前記第2のアンテナモジュールはアンテナユニットとして一体化されて前記アンテナモジュールベースプレート上に設けられ、
前記シールド板は、前記アンテナユニットに対向する開口と、前記開口の外周部に形成されるループ部を切断する切断部とを具備する
情報処理装置。 - 請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記第1のアンテナモジュールは、4.48GHzを中心帯域として通信を行う
情報処理装置。 - 複数のキー部を支持するベースプレートと、前記ベースプレートに積層されて前記キーボードからの液滴の進入を防止する導電性を有する防滴シートとを有するキーボード部と、
誘導電界を生成するアンテナ電極と、前記アンテナ電極に電気的に接続されたグランド部とを有する第1のアンテナモジュールと、
前記グランド部と前記補強部材とを電気的に接続する接続部と
を具備する情報処理装置。
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