JP2011138281A - 情報機器、表示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示名がタイ文字で表記された登録データを順に表示してユーザが選択可能にする際の選択操作性を向上させる。
【解決手段】複数の通信先を当該通信先の表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに取得し、それぞれの表示名を車載モニタ28にリスト表示して通信先を選択可能にするハンズフリー通話装置2において、表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する文字コード判定部40と、文字コード判定部で判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに通信先を分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記通信先を分類する文字分類ソート部42と、を備え、文字分類ソート部による分類にしたがって通信先の表示名を順に車載モニタにリスト表示し、合成文字を含むタイ文字に分類された通信先を表示する場合には、表示名の先頭文字の文字コードの順にリスト表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば電子電話帳や電子アドレス帳等に登録した登録データの表示名を所定順に並び替えて表示するソート表示技術に係り、特に、表示名がタイ語のタイ文字で表記されている場合に好適の技術に関する。
インターネットを通じた通信機能を有する携帯型パソコンやPDA(Personal Digital Assistant)、或いは、携帯電話機といった、通信機能を備える携帯型情報機器には、複数の通信先を予め電子電話帳や電子アドレス帳に登録データとして登録可能とし、また、登録された通信先をリスト表示して選択可能にしたものが知られている。さらに、通信先のリスト表示時に、通信先に付与した表示名を読み仮名等の50音順、或いは、アルファベット順になるようにソートして表示することで、選択時の操作性を向上させる技術も知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一方、日本語や中国語などの文字(漢字)の種類が数千種類と多い言語で通信先の表示名が表記されている場合に、当該表示名を示す表意文字を表音文字に変換し、当該表音文字を基準にしてソートして表示する技術も知られている(例えば、特許文献3参照)。
特開2004−266490号公報 特開2007−221839号公報 特開2005−228263号公報
しかしながら、表示名がタイ語のタイ文字で表記されている場合には、表音文字順や50音順、アルファベット順等でソートすることはできない。そこで従来においては、通信先の表示名をソートせずに表示していた。
図9は、タイ語電話帳をリスト表示する際の従来の一態様を示す図である。
同図に示すように、タイ文字を入力、表示可能な携帯電話機90が記憶するタイ語電話帳データ91には複数の通信先92が登録されている。また、これらの通信先92の表示名はタイ語のタイ文字、英語のラテン文字、数字及び記号を使用して表記されている。
このタイ語電話帳データ91は、携帯電話機90のみならず、他の情報機器でも有効に利用することができる。例えば、同図に示すように、タイ語電話帳データ91を車両に搭載されたハンズフリー通話装置93での通信先92の選択に利用できる。すなわち、ハンズフリー通話装置93では、携帯電話機90からタイ語電話帳データ91をデータ転送により取得し、通信先92を車載モニタ94にリスト表示する。これにより、搭乗者が通信先92をタイ語電話帳データ91に登録された通信先92の中から簡単に選択できる。
しかしながら、従来においては、上述のように、ハンズフリー通話装置93がタイ文字で表記された表示名をソートせずに車載モニタ94に表示しているため、通信先92が表示名とは無関係に不規則(例えば登録順)に並ぶこととなり、ユーザは所望の通信先92がどこに配置されているか見当を付けることができない。
さらに、車載モニタ94のように表示スペースが限られている場合、一般に、所定個数の通信先92をリスト表示し、ページ送りキー95の操作をもってリストを更新し、次の所定個数の通信先92をリスト表示している。しかしながら、通信先92が不規則に並んでいると、ユーザは所望の通信先92がどのページのリストに含まれているかの見当が付かず、各ページのリストに目を通す必要があるため負担が大きくなる。また、所望の通信先92が表示されるまで、ページ送りキー95を操作する必要があり、操作負担がかかる、という問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、表示名がタイ文字で表記された登録データを順に表示してユーザが選択可能にする際の選択操作性を向上させることができる情報機器、表示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にする情報機器において、前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する文字コード判定手段と、前記文字コード判定手段で判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する分類手段と、を備え、前記分類手段による分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示することを特徴とする。
また本発明は、上記情報機器において、いずれかのタイ文字を指定する指定手段を備え、前記指定手段で指定したタイ文字に分類されている登録データの表示名を先頭に表示することを特徴とする。
また本発明は、上記情報機器において、前記分類手段は、前記表示名の先頭文字がタイ語と異なる言語の文字である場合に、当該言語ごとに前記登録データの表示名を分類し当該分類に基づく順に表示名を表示することを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明は、複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にする表示方法において、前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する第1ステップと、前記第1ステップで判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する第2ステップと、前記第2ステップでの分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示する第3ステップとを備えることを特徴とする。
また上記目的を達成するために、本発明は、複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にするコンピュータを、前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する文字コード判定手段、前記文字コード判定手段で判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する分類手段、及び、前記分類手段による分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示する手段として機能させることを特徴とするプログラムを提供する。
なお、上記プログラムは、電気通信回線を介して配信等して実施し、また、光学ディスクや磁気ディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して実施することもできる。
本発明によれば、登録データの表示名がタイ文字ごとに分類されて表示されるため、所望の表示名を選択し易くなる。さらに、表示名の先頭文字が合成文字である場合には、当該合成文字のタイ文字に分類されて表示されるため、視覚的な類似性に基づき直感的に表示名を選択できる。これに加え、同一のタイ文字に分類されている合成文字同士においては、表示名の先頭文字の文字コードの順に表示されるため、合成文字同士が無秩序に並べられることがなく、選択が容易になる。
本発明の実施形態に係るハンズフリー通話システムの概略構成を示す図である。 タイ語電話帳データを模式的に示す図である。 タイ文字子音に基づく分類及びソートを示す図である。 タイ文字母音に基づく分類及びソートを示す図である。 タイ文字その他に基づく分類及びソートを示す図である。 ラテン文字に基づく分類を示す図である。 数字・記号に基づく分類を示す図である。 ハンズフリー通話装置がタイ語電話帳データに基づいて通信先の表示名をリスト表示するときの動作説明図である。 タイ語電話帳をリスト表示する際の従来の一態様を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態では、本発明に係る情報機器として車載機器の一例たるハンズフリー通話装置を例示するが、情報機器は、これに限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るハンズフリー通話システム1の概略構成を示す図である。この図に示すように、ハンズフリー通話システム1は、車両に搭載されたハンズフリー通話装置2と、搭乗者が所持する携帯電話機4とを備え、ハンズフリー通話装置2と携帯電話機4とが無線又は有線により相互に通信可能に接続されている。
携帯電話機4は、移動通信網を介して他の携帯電話機や固定電話機(以下、単に「電話機」と言う)と通話通信するものであり、スピーカやマイク、通話通信のためのアンテナ等を備えている。
ハンズフリー通話装置2は、運転手や同乗者等の搭乗者が車両内で携帯電話機4を把持することなく、他の電話機への発呼、電話機からの着呼及び電話機との間での通話を可能にする装置である。
携帯電話機4は、タイ語のタイ文字を入力及び表示可能に構成されている。また、携帯電話機4にはメモリ5が内蔵され、このメモリ5にはタイ語電話帳データ6が記憶されている。タイ語電話帳データ6は、図2に示すように、複数の通信先8を登録データとして登録可能なデータベースであり、1件の通信先8には、登録番号10と、表示名12と、電話番号14とが含まれている。登録番号10は、タイ語電話帳データ6に通信先8が新規に追加登録されるごとに、当該登録の順番で付与される番号である。表示名12は、通信先8をユーザが認識可能な文字列である。なお、タイ語電話帳データ6には、この他にも住所等の通信先8と紐付けられ得る任意の情報を含めることができる。
上記表示名12には、例えば通信相手の氏名や名称、ニックネームを示す文字列、或いは、ユーザが他と識別するために付与した記号や符号等の文字列が用いられる。また、表示名12の表記に使う文字には、タイ語固有に使用されるタイ文字と、英語固有に使用されるラテン文字(ローマ字)と、各言語で共通に使用される数字及び記号文字とが使用される。
このタイ語電話帳データ6にあっては、かかる表示名12の文字の文字コードに、タイ王国での標準規格であるタイ工業規格の文字コードTIS−620が使用可能である。
また、タイ語電話帳データ6において、タイ語のタイ文字の他にも日本語の仮名文字や漢字、韓国語のハングル文字といった多言語の文字を取り扱い可能にする場合には、複数の言語のそれぞれで固有に使用される文字をコンピュータで取り扱い可能にした単一の文字コード体系の一つであるUnicode(ユニコード)で規定された文字コード(以下、「Unicode文字コード」と言う)を表示名12の文字列の文字コードに使用できる。本実施形態では、当該Unicode文字コードを表示名12の文字列に使用することとしている。
ここで、タイ文字は、ローマ字やカナのような表音文字であり、文字一つ一つに特別な意味はなく、母音を表す母音文字と子音を表す子音文字、さらには音調記号を子音文字と組み合わせて単語となる文字列が構成される。タイ文字においては、母音文字が32文字あり、子音文字が42文字あるが、同じ読み方で形が異なる文字が多数ある。通常は、単語等によって使い方が決まっているものの、日本人の名前などの外国語の音を表記する際の標準は定められていない。
一般に、タイ語の辞書等においては、複数の単語が、日本語の50音順と同様に、ほぼ音韻にしたがって並べられている。しかしながら、タイ語においては、同じ読み方で形が異なる文字が多数あるため、同様にして、タイ語電話帳データ6の表示名12を表音順に表示した場合、先頭の文字の音韻が略同一であるにもかわらず、それぞれの文字が異なる場合が生じ、一見しただけではランダムに配列されているように見えてしまい、直感的な選択性が得られない。
そこで、本実施形態では、ハンズフリー通話装置2がタイ語電話帳データ6に基づいて各通信先8をリスト表示する際には、タイ文字の母音文字及び子音文字ごとに分類し、各分類では、さらにUnicode文字コードの順番でソートして表示することで、表示名12の配列の規則性を容易に認識可能としている。なお、かかる構成については、後に詳述する。
図1に戻り、ハンズフリー通話装置2は、携帯電話I/F部20と、制御部22と、スピーカ24と、マイク26と、車載モニタ28と、操作部29とを備えている。携帯電話I/F部20は、携帯電話機4との接続インターフェースである。制御部22は、各部を中枢的に制御するものであり、携帯電話I/F部20を介して携帯電話機4との間で各種データを送受する。スピーカ24は、制御部22の制御の下、携帯電話機4の着信音声を車室内に出力し、また、マイク26は、制御部22の制御の下、携帯電話機4のユーザの発話音声を携帯電話機4に出力する。車載モニタ28は、制御部22の制御の下、各種情報を表示する。この車載モニタ28には、タイ語電話帳データ6の通信先8の表示名12が所定個数ずつリスト表示(一覧表示)される。なお、車載モニタ28は、ハンズフリー通話装置2と一体であっても別体であってもどちらでも良い。操作部29はユーザの各種操作入力を受け付け制御部22に出力する。車載モニタ28にタイ語電話帳データ6の通信先8の表示名12がリスト表示されているときには当該操作部29によって、リストのページ送り/戻り操作や通信先8の選択操作が可能になる。なお、操作部29にタッチパネルを採用する等して車載モニタ28と一体に構成してもよい。
制御部22は、発呼制御機能や着呼制御機能等のハンズフリー通話に必要な各種機能を実現するハンズフリー通話機能部30を備え、さらに、電話帳データ取得部32と、通信先ソート表示部34とを備えている。これら電話帳データ取得部32、及び、通信先ソート表示部34は、タイ語電話帳データ6に登録されている通信先8の表示名12を車載モニタ28に所定の順番に並べ替えてリスト表示してユーザが通信先8(通話先)を選択可能にするものである。
詳述すると、電話帳データ取得部32は、携帯電話機4から携帯電話I/F部20を介してタイ語電話帳データ6を取得する。なお、携帯電話機4のタイ語電話帳データ6を例えばメモリカード等の記録媒体に記録したものを読み取ることで当該タイ語電話帳データ6を電話帳データ取得部32が取得する構成としてもよい。
通信先ソート表示部34は、当該タイ語電話帳データ6に登録されている通信先8の表示名12を所定の順番でソートする(並び替える)ために、文字コード判定部40と、文字分類ソート部42とを備えている。
文字コード判定部40は、表示名12の先頭文字のUnicode文字コードを判定し、文字分類ソート部42に出力する。文字分類ソート部42は、表示名12の先頭文字のUnicode文字コードに基づいて表示名12の文字分類及びソートを行う。
制御部22の各部の機能は、当該制御部22が備えるCPUやMPU等がプログラムを実行することで実現可能である。
文字分類について詳細には、表示名12の先頭文字が、数字・記号、タイ文字、ラテン文字(ローマ字)のいずれかに分類される。さらにタイ文字は、タイ文字の母音文字(以下、「タイ文字母音」と言う)、タイ文字の子音文字(以下、「タイ文字子音」と言う)及びタイ文字のその他の文字(以下、「タイ文字その他」と言う)に分類される。
上述の通り、タイ文字においては、タイ文字子音に調音記号が付随するなどした合成文字が存在する。本実施形態では、図3に示すように、これらの合成文字については、基本となるタイ文字子音に分類する。これにより、視覚的に形状の似たタイ文字子音同士が同一のタイ文字子音に分類されることとなる。このタイ文字子音は、当該タイ文字子音に分類された一群の通信先8の表示名12を呼び出して表示するときのインデックス50として使用される。なお、図3は、一部の合成文字のみを例示したものである。
タイ文字母音については、図4に示すように、タイ文字母音のそれぞれに通信先8の表示名12が分類されるのではなく、「タイ文字母音」というインデックス50の下に、タイ文字母音を先頭文字に含む全ての表示名12の通信先8が分類される。
タイ文字その他については、タイ文字母音と同様に、図5に示すように、「タイ文字その他」というインデックス50の下に、タイ文字その他を先頭文字に含む全ての表示名12の通信先8が分類される。
また、ラテン文字については、図6に示すように、大文字のラテン文字、小文字のラテン文字及びウムラウト等の記号が付されたラテン文字のいずれかのラテン文字を先頭文字に含む全ての表示名12の通信先8が、その先頭文字がラテン文字であることを象徴する「A」というインデックス50の下に分類される。
数字・記号については、図7に示すように、先頭文字が数字・記号であることを象徴する「0」というインデックス50の下に、数字。記号を先頭文字に含む全ての表示名12の通信先8が分類される。
なお、以上の分類は、Unicode文字コードの値と、その文字の対応関係とに基づいて行うことができる。Unicode文字コードを表示名12の文字コードとして使用することで、タイ文字やラテン文字といった多数言語で固有で使用される文字を容易に分類することができる。
文字分類ソート部42は、数字・記号、タイ文字子音、タイ文字母音、タイ文字その他、及び、ラテン文字のいずれかに分類した表示名12をそれぞれ表示する場合には、各表示名12を、数字・記号>タイ文字子音>タイ文字母音>タイ文字その他>ラテン文字の優先順でソートして表示する。
このように分類毎に所定の順で表示されることで、表示名12をリスト表示した際に、ユーザが所望の表示名12の表示箇所を容易に見つけることができる。
さらに、タイ文字での分類、すなわち、タイ文字母音、タイ文字子音、及び、タイ文字その他のそれぞれの分類においては、図3〜図5に示すように、その分類に属するタイ文字のそれぞれが、Unicode文字コードの順でソートされる。これにより、同一分類に複数のタイ文字が分類された場合であっても、当該分類を表示した際に、表示名12が規則的に並んで表示されることとなり、表示名12の表示箇所の類推が容易となって選択の容易化が図られる。
なお、図3〜図5に示す例では、Unicode文字コードの昇順に表示名12をソートする場合を示しているが、降順にソートしても良いことは勿論である。
図8は、ハンズフリー通話装置2がタイ語電話帳データ6に基づいて通信先8の表示名12をリスト表示するときの動作説明図である。
車載モニタ28には、図8(B)に示すように、所定個数の通信先8の表示名12をリスト表示した通信先リスト60と、次又は前の通信先リスト60の表示操作のためのページ送りボタン61と、所望の上記インデックス50を指定するための頭出ボタン62とが設けられている。これらページ送りボタン61及び頭出ボタン62は、上記操作部29で操作される。なお、この他にも、通信先リスト60の中から所望の通信先8を選択する選択ボタンが設けられている。
タイ語電話帳データ6においては、図8(A)に示すように、通信先8が登録番号10の順で配列されている。かかるタイ語電話帳データ6に基づく通信先リスト60においては、通信先ソート表示部34によって表示名12の先頭文字に基づく分類及びソートが行われることで、図8(B)に示すように、数字・記号>タイ文字子音>タイ文字母音>タイ文字その他>ラテン文字の分類の順、及び、タイ文字の同一分類についてはUnicode文字コードの順に並んで所定個数(図示例では5個)の表示名12がリスト表示される。同図における例では、数字・記号に分類された登録番号「3」及び「7」の表示名12が先に並び、その次に、タイ文字子音に分類された登録番号「1」、「4」及び「8」の表示名12が並ぶ。その次には、タイ文字母音に分類された登録番号「2」の表示名12が並び、次いで、タイ文字その他に分類された登録番号「7」の表示名12が並び、最後に、ラテン文字に分類された登録番号「5」の表示名12が並ぶ。
通信先リスト60において、そのページに入り切れない残りの表示名12については、次ページ以降の通信先リスト60として取り扱われる。すなわち、ページ送りボタン61が操作されるごとに、分類、ソート後の表示名12の並び順に先頭から所定個数ずつの表示名12が通信先リスト60に順次表示される。
このとき、表示名12は、その先頭文字によって、数字・記号、タイ文字子音、タイ文字母音、タイ文字その他及びラテン文字の順に通信先リスト60に出現することから、ユーザは所望の表示名12が表示されるまでに要するページ送りボタン61の操作を予想できる。
図8(C)に示すように、ユーザによる頭出ボタン62の操作により所望のインデックス50(図示例ではタイ文字子音)が指定された場合には、指定されたインデックス50の下に分類されている一群の表示名12が通信先リスト60の先頭にリスト表示される。このとき、インデックス50で指定された文字がタイ文字である場合、通信先リスト60には表示名12がUnicode文字コードの順でソートされて表示される。
インデックス50が指定された場合には、分類に基づく表示順も次のように変更される。すなわち、通常においては、上記の通り、(1)数字・記号、(2)タイ文字子音、(3)タイ文字母音、(4)タイ文字その他、(5)ラテン文字の優先順で表示されるが、インデックス50が指定された場合には、指定されたインデックス50を起点として、上記の優先順がサイクリックに変更される。すなわち、インデックス50として例えば(3)タイ文字母音が指定された場合には、当該(3)タイ文字母音を起点とし、以降、また、(4)タイ文字その他、(5)ラテン文字、(1)数字・記号、(2)タイ文字子音の順で表示されることとなる。頭出し時においても上記分類に基づく表示の順番を維持することで、ユーザは所望の表示名12の配置位置を予想し易くなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信先リスト60には、タイ語電話帳データ6に登録されている通信先8の表示名12がタイ文字ごとに分類されて表示されるため、所望の表示名12を選択し易くなる。さらに、表示名12の先頭文字がタイ文字子音の合成文字である場合には、当該合成文字のタイ文字子音に分類されて表示されるため、視覚的な形状の類似性に基づき直感的に表示名12を選択できる。これに加え、同一のタイ文字子音に分類されている合成文字同士においては、表示名12の先頭文字のUnicode文字コードの順に表示されるため、合成文字同士が無秩序に並びに規則性が得られることから、所望の表示名12の配置位置を予測しての選択が容易になる。
また本実施形態によれば、タイ文字に付されたインデックス50を、頭出ボタン62を操作して指定することで、当該インデックス50のタイ文字に分類されている通信先8の表示名12を先頭に表示する構成とした。
これにより、所望のタイ文字が先頭に付された一群の表示名12を表示させることができ選択が容易となる。さらに、タイ文字子音をインデックス50に指定した場合には、当該タイ文字子音が先頭に付された表示名12に加え合成文字が先頭に付された表示名12も一緒に表示されるが、これらはUnicode文字コードの順で並び替えて表示されるため、所望の表示名12の配置位置を見つけ易くなる。
また本実施形態によれば、表示名12の先頭文字がタイ語と異なる言語の文字(本実施形態では英語のラテン文字)である場合に、当該言語ごとに通信先8の表示名12を分類し当該分類に基づく順に表示名12を表示する構成とした。
この構成により、言語の分類毎に所定の順で表示されることで、表示名12をリスト表示した際に、ユーザが所望の表示名12の表示箇所を容易に見つけることができる。
このとき、表示名12の文字列の各文字の文字コードに、Unicode文字コードを用いることで、言語種別や記号や数字との識別が容易になる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に変形及び応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、ハンズフリー通話装置に本発明を適用した場合を例示したが、これに限らない。例えば、携帯電話機の電話帳データを編集するソフトウェアプログラムを組み込んだパーソナルコンピュータが当該電話帳データに登録されている通信先をリスト表示する機能を備える場合にも本発明を適用することができる。
さらに、携帯電話機が電話帳データの通信先をリスト表示する場合にも本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持する例として、タイ語電話帳データ6を例示したが、これに限らない。すなわち、登録データとしては、電子メールアドレスを登録データとして登録した電子アドレス帳や、複数のURL(Uniform Resource Locator)を登録データとして登録したリンク集などがあり得る。
1 ハンズフリー通話システム
2、93 ハンズフリー通話装置(情報機器)
4、90 携帯電話機
6、91 タイ語電話帳データ
8、92 通信先(登録データ)
12 表示名
22 制御部
28、94 車載モニタ(表示手段)
29 操作部
32 電話帳データ取得部
34 通信先ソート表示部
40 文字コード判定部
42 文字分類ソート部
50 インデックス
60 通信先リスト
62 頭出ボタン

Claims (5)

  1. 複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にする情報機器において、
    前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する文字コード判定手段と、
    前記文字コード判定手段で判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する分類手段と、を備え、
    前記分類手段による分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示する
    ことを特徴とする情報機器。
  2. いずれかのタイ文字を指定する指定手段を備え、
    前記指定手段で指定したタイ文字に分類されている登録データの表示名を先頭に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報機器。
  3. 前記分類手段は、前記表示名の先頭文字がタイ語と異なる言語の文字である場合に、当該言語ごとに前記登録データの表示名を分類し当該分類に基づく順に表示名を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報機器。
  4. 複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にする表示方法において、
    前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する第1ステップと、
    前記第1ステップで判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する第2ステップと、
    前記第2ステップでの分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示する第3ステップと
    を備えることを特徴とする表示方法。
  5. 複数の登録データを当該登録データの表示に用いる表示名であってタイ語のタイ文字で表記された表示名とともに保持又は取得し、それぞれの表示名を表示手段に表示して登録データを選択可能にするコンピュータを、
    前記表示名の先頭文字のタイ文字の文字コードを判定する文字コード判定手段、
    前記文字コード判定手段で判定した表示名の先頭文字に基づいてタイ文字ごとに前記登録データを分類し、当該先頭文字がタイ文字の合成文字である場合には当該タイ文字に前記登録データを分類する分類手段、及び、
    前記分類手段による分類にしたがって前記登録データの表示名を順に前記表示手段に表示し、前記合成文字を含むタイ文字に分類された登録データを表示する場合には、前記表示名の先頭文字の文字コードの順に表示する手段
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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