JP2005228263A - データベース検索装置、電話帳表示装置及び中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラム - Google Patents

データベース検索装置、電話帳表示装置及び中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 表音文字列を検索キーとして、表意文字列からなるデータベースを検索する際、2以上の発音を有する表意文字を含む表意文字列を検索可能にすることを目的とする。
【解決手段】
各データレコードに中国漢字からなる名称データが含まれる電話帳データベース6について、PinYin文字列を検索キーとしてデータ検索する際、中国漢字をそのメジャー発音のPinYin文字列に変換する第1データ変換部51と、2以上の発音を有する中国漢字をそのマイナー発音のPinYin文字列に変換する第2データ変換部52と、検索キーとしてのPinYin文字列を第1データ変換部により得られたPinYin文字列と比較するとともに、ヒットするデータレコードがない場合には、第2データ変換手段により得られたPinYin文字列を上記検索キーと比較するデータ検索部4とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データベース検索装置、電話帳表示装置、及び、中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラムに係り、更に詳しくは、中国漢字などの表意文字で表記された文字列データを含むデータベースについて、PinYin法、BoPoMoFo法などによる表音表記を検索キーとして検索を行うデータベース検索装置の改良に関する。
英語で用いられる文字(アルファベット)は26種類からなり、全ての文字を電子機器の操作キーに割り当てることができる。このため、英語文字を入力する場合には、入力したいアルファベットが割り当てられた操作キーを押下すれば当該文字を入力することができる。携帯電話機のような携帯情報端末であれば、操作キーの数がアルファベットの種類よりも少ないが、この様な小型機器であっても、ストローク回数を異ならせて1つの操作キーに2〜3個の文字を割り当てれば、全ての文字を操作キーに割り当てることができる。
これに対し、日本語や中国語で用いられる文字(漢字)は数千種類以上あり、これらの全てを操作キーに割り当てることはできない。このため、電子機器の操作キーを用いて漢字を入力する場合には、入力したい漢字の発音を表す表音表記が用いられる。表音表記とは、1又は2以上の表音文字からなる文字列であり、これらの表音文字の種類数が操作キーに割り当て可能な数であれば、所望の漢字を入力することができる。
日本語の場合、漢字入力を行う際の表音表記法としてローマ字や仮名文字が用いられる。また、中国語の場合、漢字入力の際の表音表記法としてPinYin法やBoPoMoFo法が用いられている。PinYin(
Figure 2005228263
音)法は、アルファベットに声調記号や隔音記号が付された表音表記法であり、主として中華人民共和国で用いられている。BoPoMoFo(注音字母)法は、漢字の字画をモデルにして作られた約40種類の文字に音調符号が付された表音表記法であり、以前は中華人民共和国でも用いられていたが、現在では、主として中華民国で用いられている。
一般に、中国語文字(中国漢字)を入力可能な電子機器は、その操作キーにPinYin法又はBoPoMoFo法による表音表記を構成する表音文字が割り当てられている。このため、操作キーを用いて表音文字を順次に入力することにより、表音文字列が入力され、当該表音文字列を中国漢字に変換することによって、所望の中国漢字を入力することができる。その際、発音が同一の中国漢字が複数あれば、これらの中国漢字が候補として表示され、所望の中国漢字を選択する必要がある。
特開2001−125720号公報
中国漢字などの表意文字で表記された文字列データからなるデータベースを有し、検索キーを指定してデータベースを検索可能なデータベース検索装置の場合、通常、検索キーとして上記表意文字からなる表意文字列データが用いられる。この様なデータベース検索装置においてデータ検索を行おうとする場合、まず、検索キーとして表意文字列データを入力しなければならない。つまり、表音文字列データを入力した後、表音文字列データを表意文字列データへ変換する必要があり、その際、複数の候補がある場合には、表示された候補の中から所望の中国漢字を選択する必要がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、検索キーとして表音文字列データを用いて、複数のデータレコードからなり、各データレコードに表意文字列データが含まれるデータベースを検索することができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、検索キーとして表音文字列データを用いて、表意文字列データが含まれるデータベースを検索する際、表意文字列データに含まれる表意文字が2以上の発音を有する場合であっても、当該表意文字列データを迅速かつ容易に検索することができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、検索キーとして表音文字列データを用いて、表意文字列データが含まれるデータベースを検索し、2以上の発音を有する表意文字を含む表意文字列データを検出する際、各発音の使用頻度を考慮して検索を行うことができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、検索キーとして表音文字列データを用いて、名称データが表記された表意文字列データを含むデータベースを検索することができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。特に、2以上の発音を有する表意文字が含まれる表意文字列データを検出する際、各発音の人名としての使用頻度を考慮して検索を行うことができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、データベースの表示を行う際には、表意文字を予め定められた発音に変換してソートさせた状態でスクロール可能に表示する一方、表音文字列データを検索キーとするデータベースの検索を行う際には、表意文字が有する1又は2以上の各発音を検索キーと比較するデータベース検索装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、表音文字が順次に入力されるごとに、入力済みの表音文字列データに基づいて、逐次、データベース検索が行われるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
特に、本発明は、検索キーとしてPinYin法又はBoPoMoFo法により表記された表音文字列データが用いられ、中国漢字で構成される文字列データからなるデータベースを検索することができるデータベース検索装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記データベース検索装置を電話帳検索に利用する電話帳表示装置と、上記データベース検索装置をコンピュータ上で実現するためのコンピュータプログラムとを提供することを目的とする。
第1の本発明によるデータベース検索装置は、複数のデータレコードからなり、各データベースと、表意文字を表音文字列データに対応づけて記憶する第1データテーブルと、
第1データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる表意文字列データを表音文字列データに変換するデータ変換手段と、検索キーとして表音文字列データを指定する検索キー指定手段と、第1データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えて構成される。
このような構成により、各データレコードに表意文字列データが含まれるデータベースを検索する際、表音文字列データを検索キーとし、当該検索キーに一致するデータレコードを検出することができる。このため、検索キーを指定する際、表音文字列データを入力すればよく、入力された表音文字列データを表意文字列データに変換する必要がない。従って、簡便なユーザ操作により、表意文字列データを含むデータベースの検索を実行することができる。
なお、ここでいう表音文字とは、簡潔かつ明確な規則に基づいて、文字列(1又は2以上の文字からなる)から発音が一意に決まる文字を指す。一方、表意文字とは、慣習や複雑な規則に基づいて文字と発音との対応関係が決まる表音文字以外の文字を指す。例えば、表意文字には、日本語文字や中国語文字としての漢字が含まれ、さらに中国漢字の場合であれば、簡字体、繁字体のいずれもが含まれる。また、表音文字には、日本語におけるローマ字や仮名文字、中国語におけるPinYin表記やBoPoMoFo表記などが含まれる。
第2の本発明によるデータベース検索装置は、2以上の発音を有する表意文字を第1データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけて記憶する第2データテーブルを備え、上記データ変換手段が、第1データテーブル及び第2データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる表意文字列データを表音文字列データに変換し、第1データ変換手段及び第2データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えて構成される。
このような構成により、データベース中の表示文字列データに2つの発音を有する表意文字が含まれている場合、これらの発音のいずれかを検索キーとして指定すれば、所望のデータレコードを検出することができる。従って、2以上の発音を有する表意文字が含まれている場合であっても、検索キーとして表音文字列データを用いることができ、簡便なユーザ操作によりデータベース検索を実行することができる。
第3の本発明によるデータベース検索装置は、上記データベース検索手段が、第1データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較した結果、上記検索キーと一致するデータレコードが検出されない場合には、第2データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するように構成される。
このような構成により、データベース中の表意文字列データを表音文字列データに変換した上で検索キーによるデータベース検索が行われる際、まず最初に第1データテーブルを用いて変換して検索を行い、その結果、所望のデータレコードが検出できなかった場合に、第2データテーブルを用いて変換して検索を行うことができる。つまり、第1データテーブルを第2データテーブルよりも優先させつつ、両データテーブルに基づくデータベース検索を行なうことができる。
第4の本発明によるデータベース検索装置は、上記第1データテーブルが、2以上の発音を有する表意文字について、使用頻度が最も高い発音を表記した表音文字列データを記憶するように構成される。このような構成により、2以上の発音を有する表意文字を含む表意文字列データを表音文字列データに変換する際、まず最初に、使用頻度が最も高い発音からなる表意文字列データへ変換し、データベース検索を行なうことができる。従って、検索キーとして短い表音文字列データを用いた場合でも、所望のデータレコードを検索できる可能性が高くなり、迅速かつ容易にデータベース検索を行うことができる。
なお、ここでいう発音の使用頻度とは、ユーザ又はデータベース検索装置ごとに決まる使用頻度であってもよいし、当該表意文字自体がもつ性質として統計的に得られた使用頻度であってもよい。さらに、統計的な使用頻度である場合には、汎用的用途における使用頻度を採用してもよいし、特定用途に限定された使用頻度を採用してもよい。
第5の本発明によるデータベース検索装置は、上記データベースは、表意文字列データとして、中国漢字で表記された名称データを含み、上記第1データテーブルは、2以上の発音を有する中国漢字について、人名としての統計的な使用頻度が最も高い発音を表記した表音文字列データを記憶し、上記第2データテーブルは、2以上の発音を有する中国漢字について、人名としての統計的な使用頻度が2番目に高い発音を表記した表音文字列データを記憶するように構成される。
2以上の発音を有している中国語文字であっても、当該中国語文字が人名として用いられる場合に限定すれば、多くの場合、最も使用頻度が高い発音は統計的に決まる。従って、上記のような構成により、名称データを迅速かつ容易に検索することが可能になる。特に、データベース検索が、検索キーを各データレコードの名称データと比較することにより行われる場合が多い電話帳データベースの検索に好適である。
第6の本発明によるデータベース検索装置は、3以上の発音を有する中国漢字を第1データテーブル及び第2データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけて記憶する第3データテーブルを備え、上記データベース検索手段が、第2データ変換手段により得られた表音文字列データが上記検索キーと一致するデータレコードが検出されない場合に、第3データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するように構成される。
このような構成により、データベース中の表意文字列データに3つの発音を有する表意文字が含まれている場合、これらの発音のいずれかを検索キーとして指定すれば、所望のデータレコードを検出することができる。
第7の本発明によるデータベース検索装置は、上記データベースを構成するデータレコードが、第1データ変換手段により得られる表音文字列データに従ってソートされた状態で、一部のデータレコードについて表意文字列データをスクロール可能にリスト表示させる表示制御手段と、表示制御手段により表示対象とされるデータレコードを変更するためのスクロール指示手段とを備え、上記表示制御手段は、データ検索手段の検索結果に基づいて、検出されたデータレコードを表示対象とするように構成される。
このような構成により、各データレコードがその発音順にソートされた状態で、スクロール可能に画面表示させることができる。このため、現在表示中のデータレコードが、所望のデータレコードの近辺であれば、スクロールさせることによって、検索する場合よりも迅速に所望のデータレコードを表示させることができる。特に、所望のデータレコードを検出するために、検索キーとして長い表音文字列データを入力しなけばならない場合に、より短い表意文字列データを入力して検索を実行し、その後に画面表示をスクロールさせれば、迅速に所望のデータレコードを表示させることができる。
なお、データレコードのソートは、画面表示を行う際に、データ表示手段によって実行されてもよいし、データベースの作成又は変更時に予め実行され、データベースがソート後のデータレコードを保持していてもよい。
第8の本発明によるデータベース検索装置は、上記検索キー指定手段が、検索キーとしての表音文字が順次に入力される表音文字入力手段からなり、上記データベース検索手段が、検索キーとして上記表音文字が入力されるごとに、上記データベースの検索を行うように構成される。
このような構成により、検索キーとしての表音文字列データを構成する表音文字を順次に指定していき、所望のデータレコードが検出された時点で、ユーザは検索キーの入力を終了することができる。さらに、表示画面のスクロールを併用する場合には、所望のデータレコードに近いデータレコードが検出された時点で、検索キーの入力を終了することができる。
本発明によるデータベース検索装置を用いることにより、検索キーとして表音文字列データを用いて、複数のデータレコードからなり、各データレコードに表意文字列データが含まれるデータベースを検索することができる。特に、表意文字列データに含まれる表意文字が2以上の発音を有する場合であっても、当該表意文字列データを検索することができる。
また、本発明によるデータベース検索装置を用いることにより、検索キーとして表音文字列データを用いて、複数の表意文字列データからなるデータベースを検索し、2以上の発音を有する表意文字を含む表意文字列データを検出する際、各発音の使用頻度を考慮して検索を行うことができる。従って、迅速かつ簡便な検索によって所望のデータを検出することができる。特に、名称データを検索対象とする場合に、各発音の人名として使用される場合の使用頻度を考慮することにより、迅速かつ簡便に検索を行うことができる。
また、本発明によるデータベース検索装置は、検索キーとしてPinYin法又はBoPoMoFo法により表記された表音文字列データが用いられ、中国漢字で構成される文字列データからなるデータベースを検索することができる。
また、本発明によれば、上記データベース検索装置を電話帳データベースの検索に利用する電話帳表示装置と、上記データベース検索装置をコンピュータ上で実現するためのコンピュータプログラムとを提供することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1によるデータベース検索装置の一構成例を示したブロック図である。また、図2は、図1のデータベース検索装置を備えた携帯電話装置の外観を示した図である。本実施の形態では、中国漢字が用いられた文字列データを含む電話帳データベースを有し、当該電話帳データベースの検索機能を有する電話帳表示装置が組み込まれた携帯電話機の例について説明する。
操作入力部1は、ユーザが操作入力を行うための手段であり、複数の操作キーからなる。これらの操作キーを用いて、ユーザは、電話帳表示アプリケーション・プログラムの起動及び終了、電話帳表示画面内でのフォーカスの移動、検索キーとなる文字列データの入力などを行うことができる。
図3は、操作入力部1の一例を示した図である。この操作入力部1は、SW(Soft Ware)キー101〜103、方向キー104、オフフックキー105、オンフックキー106及びテンキー107を含んで構成される。電話帳表示アプリケーション・プログラムを起動させて電話帳表示画面を表示している状態で、上下の方向キー104を操作すれば、操作入力部1から表示制御部2へフォーカス移動の指示が出力され、電話帳表示画面上でフォーカスが移動する。オフフックキー105を操作すれば、フォーカスが当てられている電話番号へ発信することができる。オンフックキー106を操作すれば、実行中の電話帳表示アプリケーション・プログラムを終了させることができる。さらに、文字及び数字が割り当てられたテンキー107を操作すれば、操作入力部1からデータ検索部4へ、当該入力文字データが出力されるとともにデータ検索が指示され、電話帳データベース6の検索処理が行われる。
表示装置3は、電話帳データを表示するための液晶表示(LCD:Liquid Crystal Display)パネルからなる。表示制御部2は、表示装置3の制御手段であり、電話帳表示画面の画面データを生成し、表示装置3へ出力している。電話帳表示画面とは、電話帳データベース6内の複数のエントリーが、その発音順に従ってソート(並び替え)された状態でリスト表示される表示装置3の表示状態である。通常、全エントリーを同時に画面表示することはできないため、ユーザは、上下の方向キー104を操作して画面表示をスクロールさせて、表示対象とするエントリーを変更することができる。
図4の(a)及び(b)は、表示装置3の表示画面の一例を示した図である。この表示画面は、電波状態や電池残量がピクト表示されピクト表示領域31と、電話帳表示画面が表示される電話帳表示領域32と、SWキー101〜103への機能割り当てが表示されるキー表示領域33からなる。電話帳表示画面には、タイトル欄35に「
Figure 2005228263
」(電話帳)が表示され、リスト表示欄37に電話帳データベース6内の各エントリーの名称データがリスト表示され、詳細表示欄36にフォーカス34が当てられているエントリーの電話番号及び画像データが表示される。さらに、データ検索のためにテンキー107を操作すれば、図4(b)に示した通り、リスト表示欄36を1行縮小させて生成されるリスト表示欄36の直下のスペースに検索キー表示欄38が表示される。
表示制御部2は、フォーカス制御部21、画面データ生成部22及びソート処理部23からなる。フォーカス制御部21は、フォーカス34を当てるエントリー(選択エントリー)を決定している。また、ソート処理部23は、電話帳データベース6内の各エントリーを並び替えるソート処理を行っている。画面データ生成部22は、ソート処理部23によってソートされたエントリーリストに基づいて電話帳表示画面の画面データを生成している。このとき、フォーカス制御部21により決定された選択エントリーが常に電話帳表示画面内に含まれる様に、表示対象となるエントリーを選択し、当該エントリーにフォーカス34を当てた画面データを生成している。
フォーカス制御部21による選択エントリーの変更は、ユーザが方向キー107を操作した場合と、データ検索が実行された場合に行われる。方向キー107の操作により選択エントリーが変更される場合、ソート後のエントリーリストに従って隣接するエントリーが順次に選択エントリーとなる。一方、データ検索が実行された場合には、当該データ検索により検出されたエントリーが選択エントリーとされる。このようにして選択エントリーが決定されると、画面データ生成部21が、電話帳表示画面内でフォーカス表示を移動させる。また、選択エントリーが電話帳表示画面内に表示されるように、必要に応じて画面表示をスクロールさせる。
電話帳データベース6は、複数のデータレコードからなり、これらのデータレコードをエントリーと呼ぶことにする。各エントリーは、少なくとも名称データ及び電話番号データの各データフィールドからなり、さらに電子メールアドレスデータや住所データなどのデータフィールドが含まれていてもよい。ここでは、名称データが中国漢字を用いて表記されているものとする。より具体的には、上記名称データは、名称(人名を含む)を示す文字列データであり、1又は2以上の中国漢字で構成され、各中国漢字は簡体字又は繁体字としてユニコードを用いて表現されている。
図5は、電話帳データベース6の一例を示した図であり、図中の各行がエントリーに相当する。この電話帳データベース6は、多数のエントリーにより構成され、各エントリーは、簡体字で表記された名称データと、数字で表記された電話番号データからなる。なお、この図では、説明の都合上、各エントリーをその発音順にソートした状態で示しているが、電話帳データベース6は、必ずしも各エントリーを発音順にソートされた状態で保持している必要はなく、通常は各エントリーを入力順で記憶保持している。
第1データテーブルDT1は、電話帳データベース6において使用可能な全ての中国漢字に対し、その発音を示す表音文字列データを対応づけて記憶するデータテーブルである。この表音文字列データは、1又は2以上の表音文字で構成されており、本実施の形態では、PinYin法により表記された文字列データであるものとする。表意文字である中国漢字には2以上の発音を有するものがあるが、この様な中国漢字については、人名又は名称として使用される場合における統計的な使用頻度が最も高い発音(以下、メジャー発音と呼ぶ)が対応づけられている。
図6は、第1データテーブルDT1の一例を示した図である。この第1データテーブルDT1内には、各中国漢字について、それぞれ1つのPinYin文字列データのみが対応づけられている。このため、この第1データテーブルDT1を用いれば、中国漢字からPinYin文字列データへ一意に変換することができる。なお、発音が同一の場合には、異なる中国漢字に同一のPinYin文字列データが対応づけられる。
第2データテーブルDT2は、第1データテーブルDT1に登録されている中国漢字であって、2以上の発音を有する全ての中国漢字に対し、第1データテーブルDT1とは異なる発音(以下、マイナー発音と呼ぶ)を示すPinYin文字列データを対応づけて記憶している。なお、3以上の発音を有する全ての中国漢字については、人名又は名称として使用される場合における統計的な使用頻度が2番目に高い発音のPinYin文字列データを記憶している。
図7は、第2データテーブルDT2の一例を示した図である。この第2データテーブルDT2内のデータ形式は、第1データテーブルの場合と全く同一であり、第2データテーブルDT2を用いれば、中国文字からPinYin文字列データへ一意に変換することができる。
第1データ変換部51は、第1データテーブルDT1に基づいて、電話帳データベース6の名称データをPinYin文字列データに変換し、データ検索部4及びソート処理部23へ出力する。第2データ変換部52は、第2データテーブルDT2に基づいて、電話帳データベース6の名称データをPinYin文字列データに変換し、データ検索部4へ出力する。つまり、第1データ変換部51は、名称データをメジャー発音に変換し、第2データ変換部52は、マイナー発音に変換している。
データ検索部4は、操作入力部1から入力されたPinYin文字列データを検索キーとして、電話帳データベース6の検索を実行する。つまり、第1及び第2データ変換部51,52においてPinYin文字列データへ変換された各エントリーの名称データと、上記検索キーとを比較する。この結果、当該検索キーに前方一致(ヒット)するエントリーを検出すれば、当該エントリーを選択エントリーとする指示をフォーカス制御部21に出力する。
このデータ検索は、まず最初に、第1データ変換部51により変換されたPinYin文字列データについて実行され、ヒットするエントリーがあれば、当該エントリーをフォーカス制御部21へ出力し、検索処理を終了する。つまり、第1データテーブルDT1を用いた検索処理が行われる。この検索処理において、ヒットするエントリーが存在しなかった場合には、さらに、第2データテーブルDT2を用いた検索処理が行われる。つまり、第2データ変換部52により変換されたPinYin文字列データについて同様の検索処理が実行され、ヒットするエントリーがあれば、当該エントリーをフォーカス制御部21へ出力し、検索処理を終了する。
この検索処理は、PinYin文字列データの入力完了を待つことなく、操作入力部1から、PinYin文字列データを構成する各文字データが入力されるごとに直ちに実行される。そして、その検索結果が、電話帳表示画面に直ちに反映される。このため、エントリー間で識別可能な個数の文字データが入力された時点で、所望のエントリーにフォーカスが移動し、ユーザは残りの文字データを入力する必要がない。また、所望のエントリーの近傍にフォーカスが移動した場合には、その後、ユーザは方向キーを操作して、所望のエントリーにフォーカスを移動させることもできる。
なお、データ検索部4は、名称データの文字列データの全体を検索対象としてもよいが、電話帳データベースの規模に応じて、先頭の所定文字数、例えば1文字のみを検索対象としてもよい。
図8のステップS101〜S111は、図1のデータベース検索装置について動作の一例を示したフローチャートである。電話帳アプリケーション・プログラムが起動されると、画面データ生成部22により生成された電話帳表示画面の画面データが、表示装置3に表示される(ステップS101)。このステップS101では、第1データ変換部51により変換され、ソート処理部23によりソートされたエントリーの名称データが、リスト表示欄37にリスト表示される。また、詳細表示欄36にはフォーカス34が当てられたエントリーの電話番号及び画像が表示される。なお、電話帳アプリケーション・プログラムの起動直後は、ソート後のエントリーリストが先頭からリスト表示され、フォーカス34は当該先頭エントリーに当てられている。
次に、フォーカス移動キーである方向キー104をユーザが操作すれば、フォーカス制御部21が、所望の方向へフォーカス34を移動させる(ステップS102)。その後、画面データ生成部22により電話帳表示画面が更新される(ステップS101)。
また、アプリケーション終了キーであるオフフックキー105、オンフックキー106をユーザが操作すれば、電話帳アプリケーション・プログラムの実行を終了する(ステップS104)。なお、オフフックキー105による終了時には、選択エントリーの電話番号が、図示しない無線通信制御部へ出力され、当該電話番号への発信処理が行われる。
また、文字キーであるテンキー107が操作され、文字入力が行われた場合には、ステップS106〜S111の検索処理が実行される(ステップS105)。その結果、電話帳表示画面上では、入力文字列データが検索キー表示欄38に表示されるとともに、検索処理により検出されたエントリーにフォーカス34が移動する。
上記検索処理は、第1及び第2のデータテーブルDT1,DT2を用いて行われ、第1のデータテーブルDT1を第2のデータテーブルDT2よりも優先して実行される。換言すれば、メジャー発音による検索処理がマイナー発音による検索処理よりも優先して実行される。
まず、第1のデータテーブルDT1を用いた検索処理が実行される(ステップS106)。このステップS106では、電話帳データベース6内の各エントリーの名称データが、第1データ変換部51によってPinYin文字列データに変換される。データ検索部4は、これらの各PinYin文字列データを検索キーと比較し、前方一致するエントリーを検索する。この結果、ヒットするエントリーが存在すれば、当該エントリーを選択エントリーとしてフォーカス制御部21へ出力し、フォーカスが移動する(ステップS107,S108)。
一方、ステップS106の検索処理において、検索キーに一致する文字列データが存在しない場合には、第2のデータテーブルDT2を用いた検索処理が実行される(ステップS109)。このステップS109では、電話帳データベース6内の各名称データが、第2データ変換部52によってPinYin文字列データに変換される。データ検索部4は、これらの各PinYin文字列データを検索キーと比較し、前方一致するエントリーを検索する。この結果、ヒットするエントリーが存在すれば、当該エントリーを選択エントリーとしてフォーカス制御部21へ出力し、フォーカスが移動する(ステップS110,S108)。
第1及び第2のデータテーブルDT1,DT2のいずれを用いた検索処理においても、ヒットするエントリーが存在しない場合には、第1データテーブルDT1を用いた検索処理において一致度が最も高いエントリーが、選択エントリーとしてフォーカス制御部21へ出力される(ステップS111)。このため、検索キーと一致しないが、メジャー発音が当該検索キーに最も近いエントリーへフォーカスが移動する。例えば、検索キーと前方一致する文字数が最も多いエントリーへフォーカスが移動する。
図9は、図5の電話帳データベース6内の各エントリーについて、その名称データをメジャー発音のPinYin文字列データへ変換した場合の例を示した図である。これらの発音を前提として、以下の具体的な動作例について説明する。
図10の(a)〜(e)は、メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図であり、表示画面の時系列変化が示されている。図中の(a)は、電話帳アプリケーション・プログラムを起動した直後の表示画面であり、メジャー発音順にソートされた場合の先頭のエントリーである「
Figure 2005228263
」にフォーカスが当てられている。
この状態において「王静」を検索したい場合、ユーザは、メジャー発音のPinYin文字列データ「wang2 jing4」を検索キーとして入力すればよい。図中の(b)は、「w」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「w」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に3個あり、検索処理において3個のエントリーがヒットする。そのうち、ソート後のリスト中で最先となるエントリー「
Figure 2005228263
」にフォーカスが移動する。図中の(c)は、その後に「a」が入力された場合における表示画面であり、フォーカスは「
Figure 2005228263
」に当てられたままで移動しない。
図中の(d)は、その後に「n」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「wan」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に2個あり、検索処理において2個のエントリーがヒットする。そのうち、ソート後のリスト中で最先となるエントリー「婉彩」にフォーカスが移動する。
図中の(e)は、その後に「g」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「wang」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に1個だけであり、「wang」を入力した時点で、目的とするエントリー「王静」のみがヒットし、当該エントリーへフォーカスを移動させることができる。
この場合、ユーザは検索キーのうち、「wang」のみを入力した段階で(図中の(e))、目的とするエントリー「王静」へフォーカスを移動させることができるため、残りの文字を入力する必要はない。また、「w」を入力した段階で(図中の(b))、目的とするエントリー「王静」をリスト表示欄に表示させることができるため、その後は方向キー104を操作し、エントリー「王静」へフォーカスを移動させることもできる。
図11の(a)及び(b)は、メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図であり、表示画面の時系列変化が示されている。図中の(a)は、電話帳アプリケーション・プログラムを起動した直後の表示画面である。この状態において「行」を検索したい場合、ユーザは、メジャー発音のPinYin文字列データ「hang4」を検索キーとして入力すればよい。
図中の(b)は、「h」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「h」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に1個のみであり、「h」を入力した時点で、目的とするエントリー「行」のみがヒットし、当該エントリーへフォーカスを移動させることができる。
図12の(a)〜(d)は、マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図であり、表示画面の時系列変化が示されている。図中の(a)は、電話帳アプリケーション・プログラムを起動した直後の表示画面である。この状態において「行」を検索したいユーザが、そのマイナー発音のPinYin文字列データ「xing」を検索キーとして入力した場合について説明する。
図中の(b)、(c)は、「x」、「i」が順に入力された場合における表示画面である。電話帳データベース6には、名称データのメジャー発音が「xi」で始まるエントリー「
Figure 2005228263
」が存在するため、当該エントリーにフォーカスが移動する。
図中の(d)は、その後に「n」が入力された場合における表示画面である。電話帳データベース6には、名称データのメジャー発音が「xin」で始まるエントリーが存在しないため、マイナー発音により検索処理が行われ、エントリー「行」がヒットする。このため、「xin」を入力することにより、エントリー「行」にフォーカスを移動させることができる。従って、メジャー発音及びマイナー発音のいずれを検索キーとしても、所望のエントリーの検索を行うことができる。
なお、電話帳データベース6内の名称データであって、マイナー発音が「xing」となるエントリーは、「行」だけでなく「
Figure 2005228263
」も存在している。
しかしながら、データ検索部4は、メジャー発音の検索処理の場合と同様、2個以上のエントリーがヒットした場合には、ソート後のリスト中で最先となるエントリーを選択エントリーとし、当該エントリーへフォーカスを移動させる。この場合、「行」の方がソート後のリスト中で上位に存在しているため、「xing」を入力しても「
Figure 2005228263
」にフォーカスを移動させることはできない。なお、当該エントリーのメジャー発音は「tang1」であり、電話帳データベース中にメジャー発音が「t」で始まるエントリーが存在しないことから、「t」のみを入力すれば、「
Figure 2005228263
」にフォーカスを移動させることができる。図13の(a)及び(b)は、このときの表示画面を示した図である。
図14の(a)〜(e)は、マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。この図には、電話帳データベース6に「xing」をメジャー発音とするエントリー「形」を新たに追加し、図12の場合と同様にして、「xing」を検索キーとして入力した場合が示されている。図中の(a)及び(b)は、図12の場合と同様であるが、検索キーとして「xin」が入力されると、エントリー「形」にフォーカスが移動し、その後に「g」を入力しても、フォーカスは「形」に当たった状態のままであり移動しない。
この様にして、このデータベース検索装置は、電話帳データベース6内に2以上の発音を有する中国漢字が含まれる場合、そのメジャー発音及びマイナー発音の両方による検索処理が可能であり、メジャー発音をマイナー発音よりも優先している。換言すれば、異なるエントリーについて、一方の名称データのマイナー発音が、他方の名称データのメジャー発音に一致する場合、メジャー発音のエントリーを検出する処理を行っている。このため、検索キーとして表音文字列データを用いて、迅速かつ簡便に検索処理を実行することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、2つのデータテーブルDT1,DT2を用いて、検索処理を行う場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では4つのデータテーブルDT1〜DT4を用いて、電話帳データベース6の検索処理を行う場合の例について説明する。
図15は、本発明の実施の形態2によるデータベース検索装置の一構成例を示したブロック図である。図1と比較すれば、4つのデータテーブルDT1〜DT4及び4つのデータ変換部51〜54を備えている点で異なる。データテーブルDT1〜DT4はいずれも、中国漢字をPinYin法により表記した文字列データに対応づけて記憶し、各中国漢字からPinYin文字列データへ一意に変換することができるデータテーブルである。第1及び第2データテーブルDT1,DT2は、実施の形態1の場合と全く同じデータテーブルである。
第3データテーブルDT3は、第1及び第2データテーブルDT1,DT2に登録されている中国漢字であって、3以上の発音を有する全ての中国漢字について、第1及び第2データテーブルDT1,DT2とは異なる発音のPinYin文字列データが対応づけられている。このPinYin文字列データは、人名又は名称として使用される場合における統計的な使用頻度が3番目に高い発音を表記したものである。
第4データテーブルDT3は、第1から第3データテーブルDT1〜DT3に登録されている中国漢字であって、4以上の発音を有する全ての中国漢字について、第1から第3データテーブルDT1〜DT3とは異なる発音のPinYin文字列データが対応づけられている。このPinYin文字列データは、人名又は名称として使用される場合における統計的な使用頻度が4番目に高い発音を表記したものである。
データ変換部51〜54は、それぞれデータテーブルDT1〜DT4を用いて、電話帳データベース6内の名称データについて、PinYin文字列データへの変換を行っている。データ検索部4は、4つのデータ変換部51〜54により変換されたPinYin文字列データに基づいてデータ検索を行っている。その際、第1データテーブルDT1を用いた変換結果を優先的な検索対象とし、当該検索においてヒットするエントリーが存在しなかった場合に、第2データテーブルDT2、第3データテーブルDT3、第4データテーブルDT4の順で、これらのデータテーブルを用いた変換結果を検索対象にしていく。
従って、3以上の発音を有する中国文字を名称データに含むエントリーを検索するため、検索キーとしてPinYin文字列データを指定する際、当該中国文字の発音として、いずれを採用しても、当該エントリーヒットさせることが可能となる。しかも、検索キーとして使用頻度の高い発音を指定するほど、ヒットする確率が高くなり、また、ヒットさせるために入力すべき文字数が少なくなる。
実施の形態3.
実施の形態1では、PinYin文字列データを検索キーとする場合について説明したが、本実施の形態では、BoPoMoFo文字列データを検索キーとする場合の例について説明する。
BoPoMoFo法及びPinYin法は、使用される文字は異なるが、ともに中国漢字の発音表記に使用され、類似した体系を有する表記方法である。このため、BoPoMoFo文字列データが検索キーとして使用される本発明によるデータベース検索装置の構成は、実施の形態1の場合とほぼ同様である。以下に、図1のブロック図を参照しつつ具体的に説明する。
図16は、本発明の実施の形態3による操作入力部1の一例を示した図である。SWキー101〜103、方向キー104、オフフックキー105及びオンフックキー106は、図3(実施の形態1)の場合と同様である。テンキー107には、BoPoMoFo法による表記に使用される文字及び数字が割り当てられており、テンキー107を1又は2回以上操作することによって、所望のBoPoMoFo文字列データを入力することができる。
図17及び図18は、本発明の実施の形態3による第1及び第2データテーブルDT1,DT2の一例を示した図である。第1データテーブルDT1は、全ての中国漢字に、メジャー発音のBoPoMoFo文字列データが対応づけられている。第2データテーブルDT1は、2以上の発音を有する各中国漢字に、マイナー発音のBoPoMoFo文字列データが対応づけられている。なお、BoPoMoFo文字列データは、1又は2以上の表音文字で構成されている。また、第1及び第2データテーブルDT1,DT2は、それぞれが中国漢字からBoPoMoFo文字列データへ一意に変換できるように、両者を対応づけている。
第1データ変換部51は、第1データテーブルDT1に基づいて、電話帳データベース6の名称データをメジャー発音のBoPoMoFo文字列データに変換し、データ検索部4へ出力している。同様にして、第2データ変換部52は、第2データテーブルDT2に基づいて、電話帳データベース6の名称データをマイナー発音のBoPoMoFo文字列データに変換し、データ検索部4へ出力している。
データ検索部4は、操作入力部1から入力された検索キーとしてのBoPoMoFo文字列データを、第1及び第2データ変換部51,52によりBoPoMoFo文字列データへ変換された電話帳データベース6内の各名称データと比較し、検索処理を実行している。
図19は、図5の電話帳データベース6内の各エントリーについて、その名称データをメジャー発音のBoPoMoFo文字列データへ変換した場合の例を示した図である。これらの発音を前提として、以下の具体的な動作例について説明する。
図20の(a)〜(c)は、メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図であり、表示画面の時系列変化が示されている。図中の(a)は、電話帳アプリケーション・プログラムを起動した直後の表示画面である。この状態において「王静」を検索したい場合、ユーザは、メジャー発音のBoPoMoFo文字列データ「
Figure 2005228263
」を検索キーとして入力すればよい。
図中の(b)は、「
Figure 2005228263
」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「
Figure 2005228263
」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に3個あり、検索処理において3個のエントリーがヒットする。そのうち、ソート後のリスト中で最先となるエントリー「
Figure 2005228263
」にフォーカスが移動する。図中の(c)は、その後に「
Figure 2005228263
」が入力された場合における表示画面である。名称データのメジャー発音が「
Figure 2005228263
」で始まるエントリーは電話帳データベース6中に1個だけであり、「
Figure 2005228263
」を入力した時点で、目的とするエントリー「王静」のみがヒットし、当該エントリーへフォーカスを移動させることができる。
図21の(a)〜(d)は、マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図であり、表示画面の時系列変化が示されている。図中の(a)は、電話帳アプリケーション・プログラムを起動した直後の表示画面である。この状態において「行」を検索したいユーザが、そのマイナー発音のBoPoMoFo文字列データ「
Figure 2005228263
」を検索キーとして入力した場合について説明する。
図中の(b)、(c)は、
Figure 2005228263
が順に入力された場合における表示画面である。電話帳データベース6には、名称データのメジャー発音が「
Figure 2005228263
」で始まるエントリー「
Figure 2005228263
」が存在するため、当該エントリーにフォーカスが移動する。
図中の(d)は、その後に「
Figure 2005228263
」が入力された場合における表示画面である。電話帳データベース6には、名称データのメジャー発音が「
Figure 2005228263
」で始まるエントリーが存在しないため、マイナー発音により検索処理が行われ、エントリー「行」がヒットする。このため、「
Figure 2005228263
」を入力することにより、エントリー「行」にフォーカスを移動させることができる。
なお、上記の各実施の形態では、中国漢字からなる文字列データを含むデータベースについて検索処理を行うデータベース検索処理装置の例について、説明したが本発明は、中国漢字の文字列データを取り扱う場合に限定されない。すなわち、その他の表意文字を取り扱う種々のデータベース検索装置にも、同様にして適用することができる。
また、上記の各実施の形態では、電話帳表示装置の例について説明したが、本発明は、電話帳データベースについて検索処理を行うものに限定されない。すなわち、表意文字からなる文字列データを取り扱う種々のデータベース検索装置にも、同様にして適用することができる。
さらに、本発明によるデータベース検索装置は、パーソナルコンピュータのみならず、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)などを含むコンピュータにおいて実行可能なコンピュータプログラムとして提供することができる。この場合、CD−ROMなどの光記憶媒体、ハードディスクなどの磁気記憶媒体、メモリカードなどの半導体記憶媒体、その他の記憶媒体に格納された状態で提供することがでできる。また、インターネットなどの電気通信回線を介して行われるダウンロードにより提供することもできる。
本発明の実施の形態1によるデータベース検索装置の一構成例を示したブロック図である。 図1のデータベース検索装置を備えた携帯電話装置の外観を示した図である。 操作入力部1の一例を示した図である。 表示装置3の表示画面の一例を示した図である。 電話帳データベース6の一例を示した図である。 第1データテーブルDT1の一例を示した図である。 第2データテーブルDT2の一例を示した図である。 図1のデータベース検索装置について動作の一例を示したフローチャートである。 電話帳データベース6内の各エントリーについて、名称データをメジャー発音のPinYin文字列データへ変換した場合の例を示した図である。 メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 本発明の実施の形態2によるデータベース検索装置の一構成例を示したブロック図である。 本発明の実施の形態3による操作入力部1の一例を示した図である。 第1データテーブルDT1の一例を示した図である。 第2データテーブルDT2の一例を示した図である。 電話帳データベース6内の各エントリーについて、名称データをメジャー発音のBoPoMoFo文字列データへ変換した場合の例を示した図である。 メジャー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。 マイナー発音による検索処理の具体的な動作例を説明するための図である。
符号の説明
1 操作入力部
2 表示制御部
21 フォーカス制御部
22 画面データ生成部
23 ソート処理部
3 表示装置
4 データ検索部
6 電話帳データベース
34 フォーカス
51〜54 データ変換部
101〜103 SWキー
104 方向キー
105 オフフックキー
106 オンフックキー
107 テンキー
DT1〜DT4 データテーブル

Claims (15)

  1. 複数のデータレコードからなり、各データレコードには表意文字列データが含まれるデータベースと、
    表意文字を表音文字列データに対応づけて記憶する第1データテーブルと、
    第1データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる表意文字列データを表音文字列データに変換するデータ変換手段と、
    検索キーとして表音文字列データを指定する検索キー指定手段と、
    第1データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えたことを特徴とするデータベース検索装置。
  2. 2以上の発音を有する表意文字を第1データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけて記憶する第2データテーブルを備え、
    上記データ変換手段が、第1データテーブル及び第2データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる表意文字列データを表音文字列データに変換し、
    第1データ変換手段及び第2データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  3. 上記データベース検索手段が、第1データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較した結果、上記検索キーと一致するデータレコードが検出されない場合には、第2データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出すること特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  4. 上記第1データテーブルは、2以上の発音を有する表意文字について、使用頻度が最も高い発音を表記した表音文字列データを記憶することを特徴とする請求項3に記載のデータベース検索装置。
  5. 上記データベースは、表意文字列データとして、中国漢字で表記された名称データを含み、
    上記第1データテーブルは、2以上の発音を有する中国漢字について、人名としての統計的な使用頻度が最も高い発音を表記した表音文字列データを記憶し、
    上記第2データテーブルは、2以上の発音を有する中国漢字について、人名としての統計的な使用頻度が2番目に高い発音を表記した表音文字列データを記憶することを特徴とする請求項4に記載のデータベース検索装置。
  6. 3以上の発音を有する中国漢字を第1データテーブル及び第2データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけて記憶する第3データテーブルを備え、
    上記データベース検索手段は、第2データ変換手段により得られた表音文字列データが上記検索キーと一致するデータレコードが検出されない場合に、第3データ変換手段により得られた表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出することを特徴とする請求項3に記載のデータベース検索装置。
  7. 上記データベースを構成するデータレコードが、第1データ変換手段により得られる表音文字列データに従ってソートされた状態で、一部のデータレコードについて表意文字列データをスクロール可能にリスト表示させる表示制御手段と、
    表示制御手段により表示対象とされるデータレコードを変更するためのスクロール指示手段とを備え、
    上記表示制御手段は、データ検索手段の検索結果に基づいて、検出されたデータレコードを表示対象とすることを特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  8. 上記検索キー指定手段が、検索キーとしての表音文字が順次に入力される表音文字入力手段からなり、
    上記データベース検索手段が、検索キーとして上記表音文字が入力されるごとに、上記データベースの検索を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  9. 上記表意文字が、中国漢字からなり、
    上記表音文字が、PinYin法による表音記号であることを特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  10. 上記表意文字が、中国漢字からなり、
    上記表音文字が、BoPoMoFo法による表音記号であることを特徴とする請求項1に記載のデータベース検索装置。
  11. 複数のデータレコードからなり、各データレコードには電話番号データ及び中国語文字で表記された中国語文字列データが含まれる電話帳データベースと、
    中国語文字に表音文字列データを対応づけて記憶する第1データテーブルと、
    第1データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる中国語文字列データを表音文字列データに変換するデータ変換手段と、
    電話帳データベースを構成するデータレコードが、第1データテーブルを用いて変換される表音文字列データに従ってソートされた状態で、上記中国語文字列データをスクロール可能にリスト表示させる表示制御手段と、
    検索キーとして表音文字列データを指定する検索キー指定手段と、
    第1データテーブルを用いて変換された表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えたことを特徴とする電話帳表示装置。
  12. 2以上の発音を有する中国語文字に第1データテーブルとは異なる表音文字列データを対応づけて記憶する第2データテーブルを備え、
    上記データ変換手段が、第1及び第2データテーブルを用いて、上記データレコードに含まれる中国語文字列データを表音文字列データに変換し、
    上記データベース検索手段が、第1データテーブルを用いて変換された表音文字列データを上記検索キーと比較するとともに、上記検索キーと一致するデータレコードが検出されない場合には、第2データテーブルを用いて変換された表音文字列データを上記検索キーと比較し、上記検索キーと一致するデータレコードを検出するデータベース検索手段とを備えたことを特徴とする請求項11に記載の電話帳表示装置。
  13. 上記第1データテーブルは、2つの発音を有する中国語文字について、人名としての使用頻度がより高い表音文字列データを記憶し、
    上記第2データテーブルは、2つの発音を有する中国語文字について、人名としての使用頻度がより低い表音文字列データを記憶することを特徴とする請求項11に記載の電話帳表示装置。
  14. 複数のデータレコードからなり、各データレコードには中国語文字で表記された中国語文字列データが含まれるデータベースについて、表音表記を用いて検索を行う中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラムであって、
    検索キーとしてPinYin法により表記された表音文字列データが指定される検索キー指定ステップと、
    中国語文字をPinYin法により表記された表音文字列データに対応づけた第1データテーブルを用いて、上記中国語文字列データを表音文字列データに変換する第1変換ステップと、
    2以上のPinYin法による表記を有する中国語文字を第1データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけた第2データテーブルを用いて、上記中国語文字列データを表音文字列データに変換する第2変換ステップと、
    第1変換ステップでの変換により得られた表音文字列データを検索キーと比較し、上記検索キーに前方一致する中国語文字列データを含むデータレコードを検出する第1検索ステップと、
    第1検索ステップにおいて前方一致するデータレコードが検出されない場合に、第2変換ステップでの変換により得られた表音文字列データを検索キーと比較し、上記検索キーに前方一致する中国語文字列データを含むデータレコードを検出する第2検索ステップとを実行する手順からなることを特徴とする中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラム。
  15. 複数のデータレコードからなり、各データレコードには中国語文字で表記された中国語文字列データが含まれるデータベースについて、表音表記を用いて検索を行う中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラムであって、
    検索キーとしてBoPoMoFo法により表記された表音文字列データが指定される検索キー指定ステップと、
    中国語文字をBoPoMoFo法により表記された表音文字列データに対応づけた第1データテーブルを用いて、上記中国語文字列データを表音文字列データに変換する第1変換ステップと、
    2以上のBoPoMoFo法による表記を有する中国語文字を第1データテーブルとは異なる表音文字列データに対応づけた第2データテーブルを用いて、上記中国語文字列データを表音文字列データに変換する第2変換ステップと、
    第1変換ステップでの変換により得られた表音文字列データを検索キーと比較し、上記検索キーに前方一致する中国語文字列データを含むデータレコードを検出する第1検索ステップと、
    第1検索ステップにおいて前方一致するデータレコードが検出されない場合に、第2変換ステップでの変換により得られた表音文字列データを検索キーと比較し、上記検索キーに前方一致する中国語文字列データを含むデータレコードを検出する第2検索ステップとを実行する手順からなることを特徴とする中国語文字データベース検索用のコンピュータプログラム。
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