JP2011137905A - 投影システム、投影処理プログラムおよび投影システムの制御方法 - Google Patents

投影システム、投影処理プログラムおよび投影システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】開示の投影システムは、簡単な構成で移動中の人に対して情報を見易く出力することを目的とする。
【解決手段】情報画像を投影する投影システムの一観点によれば、投影面に対して投影画像を投影する投影手段と、該投影面に対する人の位置、移動の速さおよび移動方向を検出する検出手段と、該検出手段で検出した該人の移動の速さに応じて配置すべき画像と人との距離を決定し、該検出手段で検出した該人の位置から該移動方向に該決定した距離を離した位置に画像を配置して該投影手段に投影させる制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は画像を用いて情報を提示する技術に関する。
従来より、人の動きを検出し、検出した動きに合わせて投影装置を移動させ、人の見易い位置に画像を投影する技術がある。
しかし、人の移動に合わせて投影装置を移動させるためには大掛かりな装置が必要である。また、複数の人がそれぞれ別に移動している場合、人毎に画像を提示するためには人数分の装置が必要である。
関連する従来技術として以下の文献がある。
特開平08−94320号公報 特開2007−156325号公報 特開2005−123855号公報
WISS2006 壁型ディスプレイを用いた日接触対話型電子広告システム
開示の投影システムは、簡単な構成で移動中の人に対して情報を見易く出力することを目的とする。
情報画像を投影する投影システムの一観点によれば、投影面に対して投影画像を投影する投影手段と、該投影面に対する人の位置、移動の速さおよび移動方向を検出する検出手段と、該検出手段で検出した該人の移動の速さに応じて配置すべき画像と人との距離を決定し、該検出手段で検出した該人の位置から該移動方向に該決定した距離を離した位置に画像を配置して該投影手段に投影させる制御手段と、を有することを特徴とする。
開示の投影システムは簡単な構成で移動中の人に対して情報を見易く出力することが可能になる効果を奏する。
本実施の形態の投影システムである。 投影画像を説明する図である。 投影システム1の全体の処理のフローチャートである。 背景差分法による人の抽出処理を説明する図である。 背景差分法による人の抽出処理を説明する図である。 背景差分法による人の抽出処理を説明する図である。 人の位置、速度の定義を説明する図である。 現在の画像から検出した人のリストL(t)である。 過去の画像から検出した人のリストL(tーΔt)である。 位置速度決定部101による関連付け後の現在のリストL(t)である。 IDの関連付け処理のメインフローチャートである。 S22の予測位置q(t−Δt)を利用した関連付けの処理のフローチャートである。 S23の位置p(t−Δt)を利用した関連付けの処理のフローチャートである。 新たに検出した人か否かを判別する処理のフローチャートである。 残りの人を関連付ける処理のフローチャートである。 情報提示領域992の位置を決定する処理のフローチャートである。 人と情報提示領域992の位置の関係を説明する図である。 人と情報提示領域992の位置の関係を説明する図である。 情報提示画像982の幾何変換を説明する図である。 画像生成処理のフローチャートである。 状態毎の画像を説明する図である。 状態毎の画像を説明する図である。 状態毎の画像を説明する図である。 状態毎の画像を説明する図である。 状態毎の画像を説明する図である。 情報画像の例である。 情報画像の例である。 情報画像の例である。 情報画像の例である。 複数の人が投影領域990内に存在する場合の投影画像980である。 複数の投影モジュール10が表示する場合を説明する図である。 複数の投影モジュール10の内の一つに対して出力する画像の例である。 情報処理モジュール30のハードウェア構成図である。
以下、本発明の実施の一形態について、図面を参照して説明する。
[投影システム]
図1は本実施の形態の投影システムの機能ブロック図である。投影システム1は画像を投影する投影モジュール10と、投影範囲を撮影する撮影モジュール20と、撮影モジュール20で撮影した画像から投影範囲内の人を検出し、投影モジュール10で人毎に情報を投影するための画像を生成する情報処理モジュール30とを含む。本実施例の人は情報を提示する対象の人間を示す。
投影モジュール10は例えばプロジェクタである。投影モジュール10がプロジェクタである場合、投影モジュール10は例えば、建物800の天井801等、情報を見る人の上方に設置される。本実施例の形態では、投影モジュール10は人の上方から床面802に画像を投影する。
ここで、投影モジュール10が投影する投影画像について図2を用いて投影画像を説明する。投影画像980は投影モジュール10が投影する画像である。投影画像980は背景画像981と情報提示画像982とが合成された画像である。背景画像981は背景となる画像であり、床に対応する色あるいは黒色である。情報提示画像982は人向けに提示される情報の画像である。投影画像980が投影される領域を投影領域990とし、投影領域990内で背景画像981が表示される領域を背景領域991とし、投影領域990内で情報提示画像982が人向けに表示される領域を情報提示領域992とする。
図1の撮影モジュール20は例えば動画あるいは静止画を取得するカメラである。撮影モジュール20は投影モジュール10と同様に、例えば、建物800の天井801等、情報を見る人の上方に設置される。撮影モジュール20は床面802上を移動する人を撮影する。
情報処理モジュール30は、位置速度情報テーブル201、再生情報テーブル202、映像テーブル203を有する。位置速度情報テーブル201は撮影モジュール20が取得した画像から特定した人の位置、および過去の位置をリストとして記憶するテーブルである。また、位置速度情報テーブル201は現在の人の位置と過去の人の位置の差分から、特定した人の移動の速さおよび移動方向を含む速度情報を記憶する。再生情報テーブル202は情報を再生した再生位置、幾何学変換を行った場合の再生位置の投影領域990内での位置情報等を記憶する。映像テーブル203は人に表示すべき情報を記憶する。
情報処理モジュール30は、位置速度決定部101、投影位置算出部102、画像生成部103、画像投影装置選択部104として機能する。位置速度決定部101は、撮影モジュール20が撮影した画像を受信して、受信した画像中から人の位置を検出する。位置速度決定部101は検出した人と過去に受信した画像から検出した人とを対応付ける。位置速度決定部101は対応付けた人の位置の差分から人の移動の速さ、方向を特定する。投影位置算出部102は人の位置、速さ、および方向に応じて、投影領域990内の情報を投影する部分領域を決定する。画像生成部103は情報から投影位置算出部102が決定した部分領域に表示するための画像を生成する。画像投影装置選択部104は投影装置が複数ある場合に機能する。画像投影装置選択部104は生成した画像を複数の領域に分割して複数の投影装置に分割した画像を出力する。
[投影システムの動作]
図3は投影システム1の全体の処理のフローチャートであり、このフローチャートを用いて投影システム1の動作を説明する。投影システム1は、例えば図3のS01乃至S09の各ステップを繰り返し実行することで、人向けに情報を提示する。
まず、撮影モジュール20は投影領域990を含む領域を撮像する(S01)。
位置速度決定部101は撮影モジュール20が撮像した画像内に写る人を検出する(S02)。位置速度決定部101は画像に写る人を検出できない場合(S02:No)、投影システム1はS01の処理に戻る。一方、画像に写る人を検出できた場合(S02:Yes)、位置速度決定部101は人の位置を算出する(S03)。
S3の処理の後、位置速度決定部101は過去に取得した画像と比較することで、今回検出した人は初めて検出した人か否かを判別する(S04)。ここで、過去に取得した画像とは例えば動画像の場合数フレーム前の画像である。初めて定義した人とは投影領域内の人で過去に取得した画像には存在しない人である。過去の画像と現在の画像に存在する人の関連付けの処理については後述する。位置速度決定部101が初めて検出した人であると判別した場合(S05:Yes)、位置速度決定部101はS01の処理を実行する。
一方、初めて検出した人間ではないと判別した場合(S05:No)、位置速度決定部101は過去の画像から今回検出した画像までの人間の位置の履歴を基に、速度と加速度を算出する(S06)。ここで、位置速度決定部101はS06で算出した現在の位置、速度、加速度などの情報を位置速度情報テーブル201に記憶する。また、位置速度決定部101は画像内に複数の人を検出する場合、検出した全員について位置、速度、加速度などを決定する。位置速度決定部101は画像内の人の位置の座標と算出した速度および加速度とから将来の人間の位置、速度を推定する。
投影位置算出部102は推定した位置、速度に応じて情報提示領域の投影領域990内の位置を決定する(S07)。
画像生成部103は投影領域990全体に投影する黒地の画像の中の情報提示領域に、検出した人向けの情報を画像として配置・合成する(S08)。検出した人向けに投影する画像は、投影モジュール10が投影する時の情報提示領域の位置に合うように、黒地の画像の中に配置される。画像生成部103は、検出した人向けに投影する画像を再生情報テーブル202に基づき映像テーブル203から選択する。画像生成部103は、必要であれば、情報提示領域に画像を投影した時に、歪みのない画像となるように幾何変換する。画像生成部103は、画像の再生位置情報を再生情報テーブル202に記憶する。また、情報を提示する対象となる人が複数存在する場合、画像生成部103は複数の人それぞれに向けて提示する情報提示画像982の幾何変換処理およびそれぞれの情報提示画像982を背景画像981に合成する処理を行い、1つの投影画像980を生成する。
複数の投影モジュール10によって一つの大きな投影画像980を投影する場合、画像投影装置選択部104は、それぞれの投影モジュール10で投影する部分投影画像を生成する。
投影モジュール10は生成された画像を投影する(S09)。以上の処理を繰り返すことにより、投影システム1は複数の移動している人毎の適した位置に個別の画像を提示することが可能となる。
[位置、速度の算出処理]
次に、投影領域990内の人の検出、人の位置、速度、および加速度の算出処理を説明する。本実施例では、投影システム1は撮影モジュール20が撮像した画像から、投影領域990内の人を検出する。
投影システム1は例えば背景差分法や物体の移動方向を示すオプティカルフローを用いる方法で人の検出および人の位置、速度、加速度を特定する。本実施例では背景差分法を用いた実施の例を示す。背景差分法は、予め特定の対象を特定の条件で撮影した背景画像と、背景画像と別途同一条件で撮影した入力画像とを比較して差分を求めた差分画像から、観測対象を検出する処理である。図4乃至図6は背景差分法による人の抽出処理を説明する図である。図4は撮影モジュール20が撮像する人がいない状態の背景画像300である。背景画像300の座標系はfa(x,y)とする。投影システム1は撮影モジュール20で予め背景画像300を撮像しておく。図5は撮影モジュール20が取得する人がいる状態の入力画像310である。入力画像310の座標系はfb(x,y)である。投影システム1は例えば撮影モジュール20で所定の時間間隔で入力画像を取得する。311、312、313は人である。図6は図4と図5の差分から特定した差分画像320である。差分画像320の座標系はF(x,y)である。差分画像は位置速度決定部101によって特定される。位置速度決定部101は背景画像300と入力画像310との特徴の差分から差分画像320を生成する。位置速度決定部101は例えば差分画像320についてノイズ除去処理を実行する。例えば、予め有する人の領域情報をメモリ200に格納しておき、位置速度決定部101は予め有する人の領域情報と比較することにより、差分画像に存在する領域が人か人以外の物体かを判別することも可能である。位置速度決定部101はノイズ除去後に残った独立した領域について人が存在すると判断する。背景差分法で検出した背景から独立した領域の重心位置は、人の重心位置に対応する。
なお、人に提示する情報画像も差分として検出されるため差分画像は情報画像の存在する領域も含む。この場合、例えば、位置速度決定部101は以下のようにして情報画像の領域を差分画像から除去する。位置速度決定部101は直前の投影画像作成時での投影領域内の情報提示領域を配置した情報提示領域の重心の座標を記憶しておく。位置速度決定部101は差分画像から人の存在領域を抽出する。位置速度決定部101は、抽出した各存在領域の重心座標を特定する。位置速度決定部101は情報提示領域の重心座標に合致する差分画像で抽出した人の重心座標を特定する。位置速度決定部101は特定した重心座標の人は情報提示領域と推定する。以上のようにして位置速度決定部101は情報画像の領域を差分画像から除去することができる。
さらに、撮影モジュール20が撮像する画像の座標系と投影モジュールが投影している画像の座標系とがずれている場合、位置速度決定部101は、撮影モジュール20が取得した差分画像の座標系から、投影モジュール10が投影する投影領域990の座標系に変換する。破線321は投影領域990の座標系である。撮像画像の座標系と投影画像の座標系のずれ量は予め計測しておく。位置速度決定部101は事前に計測したずれ量に基づき、抽出した差分画像320の座標を投影領域990の座標に変換する。位置速度決定部101は、座標変換後の差分画像から人の位置を取得する。
次に位置速度決定部101は人の位置に基づき移動速度、加速度、移動方向を算出する。人の移動速度および加速度の算出処理の説明の前に、以下のように定義する。図7は人の位置、速度の定義を説明する図である。現在の画像を取得した時刻を時刻tとする。時刻tでの人の位置をp(t)とする。時刻tでの人の移動速度及び方向を速度v(t)とする。時刻tでの人の加速度及び方向を加速度a(t)とする。過去に画像を取得した時刻を過去時刻(t−Δt)とする。Δtは例えば所定の時間である。「t−Δt」は時刻tよりもΔtだけ過去の時間であることを示す。過去時刻(t−Δt)での人の位置をp(t−Δt)とする。過去時刻(t−Δt)での人の移動速度及び方向を速度v(t−Δt)とする。過去時刻(t−Δt)での人の加速度及び方向を加速度a(t−Δt)とする。過去時刻(t−Δt)で推定した人が将来存在する位置を予測位置q(t−Δt)とする。予測位置の算出方法については後述する。
位置速度決定部101は現在時刻tで取得した画像から検出した人のリストL(t)、および過去時刻(t−Δt)で取得した画像から検出した人のリストL(t−Δt)を作成する。図8は現在の画像から検出した人のリストL(t)である。図10において410はリストL(t)である。リストL(t)は、人のID411、人の位置412、速度413、加速度414、予測位置415、および過去のリストL(t−Δt)での人のID416を含む。
人のID411は現在の画像に存在する人を識別する情報である。位置速度決定部101は例えば現在の画像から人を検出した順に人のID411を付与する。人の現在位置412は人のID411の人が存在する位置を投影領域990上の座標で示した情報である。位置速度決定部101は例えば人のID411毎に現在の画像内の人の位置の座標を取得する。速度413はID411に対応する人の速度を示す情報である。速度413は速度の大きさと移動方向とを含む例えばベクトルのような情報である。位置速度決定部101は過去の人の位置と現在の人の位置の差異によって、人のID411毎に現在の画像内の人の速度情報を推定する。加速度414はID411に対応する人の加速度を示す情報である。加速度414は加速度の大きさと方向とを含む例えばベクトルのような情報である。位置速度決定部101は過去の人の速度と現在の人の速度の差異によって、人のID411毎に現在の画像内の人の加速度情報を推定する。予測位置415はID411の人の将来の画像内の位置を投影領域990上の座標で示す情報である。位置速度決定部101は人のID411毎に将来の位置を推定する。なお、本実施例ではΔt秒後の位置を予測する。ID416は、ID411の人に対応する過去のリストL(t−Δt)での人のIDである。よって、過去のリストL(t−Δt)での人のID416の人と現在の人のID411の人とは同一人物である。位置速度決定部101は、現在の人のID411の位置に近い、過去の画像から推定した人の将来位置を現在の人のID411に対応する過去の人のID401として対応付ける。位置速度決定部101は、現在のリストL(t)を位置速度情報テーブル201に格納する。
図9は過去の画像から検出した人のリストL(t−Δt)である。例えば、撮影モジュール20が最新の画像を取得する際、位置速度決定部101は、直前まで現在の画像として処理していた画像を過去の画像として扱う。過去に画像を取得した時刻は、現在からΔtだけ前の時間であるとする。その際、位置速度決定部101は、直前まで現在の画像であった画像に対する現在のリストL(t)を過去のリストL(t−Δt)として扱う。400は過去の画像から検出した人のリストL(t−Δt)である。
リストL(t−Δt)は、人の過去ID401、人の過去位置402、人の過去速度403、過去の加速度404、人の予測位置405、および更なる過去のリストL(t−2Δt)での人のID406を含む。過去ID401は過去の画像に存在する人を識別する情報である。位置速度決定部101は例えば過去の画像から人を検出した順に人のID401を付与する。過去位置402は過去ID401の人が存在する過去の画像内の位置を投影領域990上の座標で示す情報である。位置速度決定部101は人のID401毎に過去の画像内の人の位置の座標を取得する。過去速度403は過去ID401の人の速度を示す情報である。速度403は速度の大きさと移動方向とを含む例えばベクトルのような情報である。位置速度決定部101は人のID401毎に速度を取得する。過去の加速度404はID401に対応する人の加速度を示す情報である。加速度404は加速度の大きさと方向とを含む例えばベクトルのような情報である。位置速度決定部101は過去の人の速度と更なる過去の人の速度の差異によって、人のID401毎に現在の画像内の人の加速度情報を推定する。予測位置405は過去ID401の人の将来の画像内の位置の座標を投影領域990上の示す情報である。位置速度決定部101は人のID401毎に将来の位置を推定する。なお、本実施例のリストL(t−Δt)に対する将来はリストL(t)である。よって、予測位置405が予測する位置は、リストL(t)の現在位置412に対応する。ID406は、過去のリストL(t−Δt)の人に対応する更なる過去のリストL(t−2Δt)での人のIDである。過去のリストL(t−Δt)の人のID401の人とID406の人とは同一人物である。位置速度決定部101は、位置速度情報テーブル201に格納してあった現在のリストL(t)を過去のリストL(t−Δt)として読み出す。
次に、位置速度決定部101は撮像時刻の異なる画像間での人の関連付けを行う。撮影モジュール20が動画像を撮像する場合、位置速度決定部101は動画のフレーム間で人を関連付ける。位置速度決定部101は過去に取得した差分画像と現在取得した差分画像とを比較することで人の移動速度、加速度、移動方向を算出する。
位置速度決定部101は過去の差分画像と現在の差分画像とを比較することにより、人の移動速度および加速度を算出する。なお、位置速度決定部101は、例えば3つ以上の撮像時間の異なる複数の画像を比較することも可能である。
図8の現在のリストL(t)は、位置速度決定部101による関連付け処理により、図10のようになる。図10では、現在ID411と同人物と推定される過去のリストL(t−Δt)の過去ID401が過去ID416に格納されることで、過去のリストのID401と現在のID411とが対応付けられる
図11はIDの関連付け処理のメインフローチャートである。以降、現在の時刻「t」に対する過去の時刻「t−Δt」を「1フレーム前の時刻」とし、過去に撮影モジュール20が取得した画像を「1フレーム前の画像」とする。
位置速度決定部101は、現在時刻tで検出された人のリストL(t)と1フレーム前の時刻(t−Δt)で検出された人のリストL(t−Δt)を作成する(S21)。位置速度決定部101は、リストL(t)の位置412とリストL(t−Δt)の予測位置405を利用して、リストL(t)のID411とリストL(t−Δt)のID401を関連付ける(S22)。また、位置速度決定部101は、リストL(t)の位置412とリストL(t−Δt)の位置402と過去の時刻での速度403によって、リストL(t)のID411とリストL(t−Δt)のID401を関連付ける(S23)。また、位置速度決定部101は、投影領域990外への最短距離に基づき、新たに検出した人か否かを判別する(S24)。また、リストL(t)およびリストL(t−Δt)に残った人同士の位置412および位置402から求まる距離で、最短の人同士を関連付ける(S25)。以上の処理によって、現在の画像に存在する人と過去の画像に存在した人の対応付けを行う。
次に、S22、S23、S24およびS25の各対応付けの処理の詳細を説明する。ステップ(S22)において、位置速度決定部101はS21の予測位置q(t−Δt)を利用して関連付ける。図12は、S22の予測位置q(t−Δt)を利用した関連付けの処理のフローチャートである。まず、位置速度決定部101はリストL(t)をリストL1(t)に、リストL(t−Δt)をリストL1(t−Δt)にコピーする。
位置速度決定部101はリストL1(t)から一人を選択する(S31)。以降、本フローチャートにおいてS31で選択された一人の人を「人X」とする。位置速度決定部101はリストL1(t)の人Xの現在位置p(t)とリストL1(t−Δt)の予測位置q(t−Δt)との距離があらかじめ定めた閾値ε1以下である人をリストL1(t−Δt)から検索する(S32)。なお、予測位置q(t−Δt)が定義されていないデータについて、位置速度決定部101はS32の検索処理の対象外とする。
位置速度決定部101は閾値ε1以下の距離である人を検索した結果が0人である否かを判別する(S33)。検索結果が0人である場合(S33:Yes)、位置速度決定部101は人XをリストL2(t)に追加登録する(S34)。リストL2(t)は、S22の処理で対象者を検出できない現在のリストL1(t)の中の人を格納したリストである。位置速度決定部101は人XをリストL2(t)に追加登録した後、S39以降の処理を実行する。
位置速度決定部101は検索結果が一人以上である場合(S33:No)、検索された閾値ε1以下の距離である人は一人か否かを判別する(S35)。以降、本フローチャートにおいてS35で選択された閾値ε1以下の距離である人を「人Y」とする。
検索結果が一人である場合(S35:Yes)、位置速度決定部101は人Xと人Yとを関連付ける(S36)。検索結果が一人より多い場合(S35:No)、検索結果の中で、最も距離が近い人Yを人Xと関連付ける(S37)。なお、最も距離が近い人Yが複数の場合、位置速度決定部101は位置p(t)と直線「q(t−Δt)+hv(t−Δt)」との距離が最小になる人Yを人Xと関連付ける。hは所定の定数である。
位置速度決定部101はS36あるいはS37で関連付けた人YをリストL1(t−Δt)から削除する(S38)。位置速度決定部101はS36あるいはS37で関連付けた人YをリストL(t)に登録する。位置速度決定部101はS31で選択した人XをリストL1(t)から削除する(S39)。位置速度決定部101はリストL1(t)のデータが全て削除されたか否かを判別する(S40)。リストL1(t)のデータが空である場合(S40:Yes)、位置速度決定部101は処理後のリストL1(t−Δt)をリストL2(t−Δt)にコピーする(S41)。一方、リストL1(t)のデータが空でない場合(S40:No)、位置速度決定部101はS31からの処理に戻る。
次に、位置速度決定部101はステップ(S23)を実行する。ステップ(S23)において、位置速度決定部101は過去の時刻(t−Δt)での位置p(t−Δt)を利用して現在の人Xと過去の人Yとを関連付ける。図13は、S23の位置p(t−Δt)を利用した関連付けの処理のフローチャートである。位置速度決定部101はリストL2(t)から一人の人を選択する(S51)。以降、本フローチャートにおいてS51で選択された一人の人を「人X」とする。
位置速度決定部101はリストL2(t)の人Xの現在位置p(t)とリストL2(t−Δt)の位置p(t−Δt)との距離があらかじめ定めた閾値ε2以下である人をリストL2(t−Δt)から検索する(S52)。
位置速度決定部101は閾値ε2以下の距離である人が0人検索されたか否かを判別する(S53)。位置速度決定部101は検索結果が0人である場合(S53:Yes)は、人XをリストL3(t)に追加登録する(S54)。リストL3(t)は、S23の処理で対象者を検出できない現在のリストL2(t)の中の人を格納したリストである。位置速度決定部101は人XをリストL3(t)に追加登録した後、S59以降の処理を実行する。
位置速度決定部101は検索結果が0人ではない場合(S53:No)、検索された閾値ε2以下の距離である人は一人か否かを判別する(S55)。以降、本フローチャートにおいてS55で選択された閾値ε2以下の距離である人を「人Y」とする。検索結果が一人である場合(S55:Yes)、位置速度決定部101はS52で検索された人Yを人Xに関連付ける(S56)。検索結果が一人よりも多い場合(S55:No)、位置速度決定部101はS52で取得した検索結果の中で、最も距離が近い人Yを人Xに関連付ける(S57)。なお、最も距離が近い人Yが複数の場合、位置速度決定部101は位置p(t)と直線「q(t−Δt)+hv(t−Δt)」との距離が最小になる人Yを人Xと関連付ける。hは所定の定数である。位置速度決定部101はS56あるいはS57で関連付けた人YをリストL2(t−Δt)から削除する(S58)。位置速度決定部101はS56あるいはS57で関連付けた人YをリストL(t)に登録する。位置速度決定部101はS51で選択した人XをリストL2(t)から削除する(S59)。
位置速度決定部101はリストL2(t)のデータが全て削除されたか否かを判別する(S60)。リストL2(t)のデータが空である場合(S60:Yes)、位置速度決定部101は処理後のリストL2(t−Δt)をリストL3(t−Δt)にコピーする(S61)。一方、リストL2(t)のデータが空でない場合(S60:No)、位置速度決定部101はS51からの処理に戻る。
次に、位置速度決定部101はステップ(S24)を実行する。ステップ(S24)において、位置速度決定部101は投影領域990外への最短距離に基づき、新たに検出した人か否かを判別する。図14は、新たに検出した人か否かを判別する処理のフローチャートである。
位置速度決定部101は、ステップ(S23)で生成したリストL3(t)から一人を選択する(S71)。以降、本フローチャートにおいてS71で選択された一人の人を「人X」とする。
位置速度決定部101は、人Xの位置p(t)から投影領域990外までの最短距離を算出する(S72)。位置速度決定部101は、S72で算出した距離が予め定めた閾値ε3より大きいか否かを判別する(S73)。距離が閾値ε3より大きい場合(S73:Yes)、位置速度決定部101は人XをリストL4(t)に登録する(S74)。リストL4(t)は、S24の処理で対象者を検出できない現在のリストL3(t)の中の人を格納したリストである。一方、距離が閾値ε3以下の場合(S73:No)、位置速度決定部101は人Xを新たに検出された人であるとみなす(S75)。位置速度決定部101は人XをリストL3(t)から削除する(S76)。
位置速度決定部101はリストL3(t)のデータが全て削除されたか否かを判別する(S77)。リストL3(t)のデータが空でない場合(S77:No)、位置速度決定部101はS71からの処理に戻る。リストL3(t)のデータが空である場合(S77:Yes)、S25以降の処理を実行する。
次に、位置速度決定部101はステップ(S25)を実行する。ステップ(S25)では、位置速度決定部101はリストL4(t)およびリストL3(t−Δt)に残った人同士の距離で、最短の人同士を関連付ける(S25)。図15は、残りの人を関連付ける処理のフローチャートである。
位置速度決定部101はリストL4(t)に含まれる人とリストL3(t−Δt)に含まれる人の各組合せから、それぞれの距離を算出する(S81)。位置速度決定部101はリストL4(t)に含まれる人とリストL3(t−Δt)に含まれる人間の距離が最短となる組合せを特定して関連付ける(S82)。以降、特定したリストL4(t)に含まれる人を人Xとし、リストL3(t−Δt)に含まれる人を人Yとする。位置速度決定部101はS82で関連付けた人YをリストL(t)に登録する。位置速度決定部101は人YをリストL3(t−Δt)から削除する(S83)。位置速度決定部101は人XをリストL4(t)から削除する(S84)。
位置速度決定部101はリストL3(t−Δt)にデータが存在するか否かを判定する(S85)。位置速度決定部101はリストL3(t−Δt)にデータが存在しない場合(S85:No)、リストL4(t)に残る人を新たに撮像領域内に入ってきた人であるとする(S86)。その後、処理を終了する。
一方、位置速度決定部101はリストL3(t−Δt)にデータが存在する場合(S85:Yes)、リストL4(t)にデータが存在するか否かを判定する(S87)。リストL4(t)にデータが存在する場合(S87:Yes)、位置速度決定部101はS82の処理に戻る。一方、リストL4(t)にデータが存在しない場合(S87:No)、位置速度決定部101は処理を終了する。
以上の処理によって、過去の画像から得られた人と現在の画像の人とを関連づける。位置速度決定部101は、関連づけた過去の画像から得られた人と現在の画像の人とから各人に対して速度、加速度を算出する。具体的には、位置速度決定部101は関連付けられた人の位置p(t)と過去のp(t−Δt)の差と画像取得の時間間隔Δtとから現在速度v(t)を算出する。また、位置速度決定部101は関連付けられた人の速度v(t)とv(t−Δt)の差と画像取得の時間間隔Δtとから加速度a(t)を算出する。なお、位置速度決定部101は数フレーム前の差分画像を利用して加速度a(t)を算出することも可能である。位置速度決定部101は算出した速度、加速度をリストL(t)に格納する。
[情報提示領域の位置の決定処理]
次に、情報提示領域992の位置の決定処理について説明する。本実施例の投影位置算出部102は、人の現在の位置、方向、速さに応じて情報提示画像982の表示位置を決定する。以下、投影位置算出部102が実行する一人についての情報提示領域992の位置を決定する処理を説明する。投影位置算出部102は、投影領域990に複数の人が存在する場合、人毎に情報提示領域992を決定する処理を行うことで、複数の人についての情報提示領域992を決定することができる。
投影位置算出部102は現在時刻tの人の位置p(t)、速度v(t)、および加速度a(t)から将来(Δt秒後)の人の予測位置q(t)を決定する。Δt秒後までの人の速度が加速度a(t)で線形変化する場合、Δt秒後の人の予測速度u(t)は次式(数1)で表される。
このとき、投影位置算出部102は予測位置q(t)を次式(数2)で求める。
投影位置算出部102は、予測位置q(t)が投影領域990の外にある場合、画像を投影しない。投影位置算出部102は、予測位置q(t)が投影領域990の内にある場合、図16のフローチャートに従い、情報提示領域992の位置を決定する。投影位置算出部102は、人の速度をリストL(t)から読み出す(S91)。投影位置算出部102は、人が走っているか、歩いているか、静止しているかの状態を判別する。具体的には、投影位置算出部102は、速度v(t)のノルムとあらかじめ決めた閾値ε3、ε4(ただしε3<ε4)とを比較する(S92およびS95)。投影位置算出部102は、速度v(t)のノルムがε3以下である場合(S95:Yes)に静止状態と判別し、速度v(t)のノルムがε4以上である場合(S92:Yes)に走行状態と判別し、速度v(t)のノルムがε3よりも大きくかつε4未満である場合(S95:No)に歩行状態と判別する。投影位置算出部102は、現在時刻tの人の予測速度v(t)、予測位置q(t)から次式(数3)によって、歩行状態の情報提示領域992の位置r(t)を決定する(S96)。
数3のスカラ関数λ(u)は予測位置からどれだけ離れた場所に画像を投影するかを決定する関数である。スカラ関数λ(u)は、速度uに応じて決まり、例えば次式(数4)を用いる。これにより投影システム1は人の移動速度が小さい場合でもある程度離れた距離に、大きい場合でも離れすぎない距離に画像を投影できる。
投影位置算出部102はS96あるいはS97で情報提示領域992の位置r(t)を決定した後、情報提示領域992が投影領域990内に収まるか否かを判定する(S98)。投影位置算出部102は画像投影位置r(t)が投影領域990内にあるか否かを、情報提示領域992の重心の座標位置から投影領域990外への最短距離が指定された最小の情報提示画像の対角線長より大きいか否かによって判断する。投影位置算出部102は情報提示領域992が投影領域990外にある場合(S98:No)、投影する情報提示画像980全体が投影領域内に入るようにスカラ関数λを小さくする(S101)。投影位置算出部102はS101で距離を調整した後の情報提示領域992が投影領域990内にあるか否かを判定する(S99)。投影位置算出部102はS101で距離を調整した後の情報提示領域992が投影領域990外にある場合(S99:No)、情報提示画像982を提示しないものと判定する(S94)。投影位置算出部102は、例えば修正されたスカラ関数λがC1より小さくなる場合に情報提示画像982を提示しないものと判定する。
一方、投影位置算出部102は情報提示領域992が投影領域990内にある場合(S98:YesあるいはS99:Yes)、情報提示領域992を決定する(S100)。人が走行状態である場合(S92:Yes)、投影位置算出部102は情報提示領域992の位置r(t)を次の方法で決定する。
投影位置算出部102はΔt時間前の人の状態を過去のリストから読出す(S102)。投影位置算出部102は過去のリストの人が走行状態か否かを判別する(S93)。投影位置算出部102は、速度v(t)のノルムがε4以上か否かによって走行状態か否かを判別する。投影位置算出部102は過去のリストの人が走行状態ではない場合(S93:No)は、S96以降の歩行状態のときと同じ方法で決定する。一方、過去のリストの人が歩行状態である場合(S93:Yes)、投影位置算出部102は情報提示画像を提示しないと決定する(S94)。
人が静止状態である場合(S95:Yes)、投影位置算出部102は情報提示領域992の位置r(t)を次の方法で決定する。投影位置算出部102は人の状態を過去のリストから読出す(S103)。投影位置算出部102は人の過去のリストの速度情報から歩行状態時の方向を検出して、検出した方向を情報提示領域992に決定する(S97)。
なお、人毎の好みに応じた表示を行うことも可能である。例えば、それぞれの人は自分の好みの情報をデータベースなどに登録する。それぞれの人は予め人を識別可能な情報を格納した無線タグを有しており、投影領域内の人を位置ごとに特定できるようなセンサを設ける。画像生成部103はセンサで検出した位置に対応する人を特定する。こうすることにより人毎が有する識別情報を加味した表示をすることが可能になる。
[投影画像の提示処理]
次に、画像生成部103が投影領域990内に情報提示領域992を配置する処理について説明する。図17および図18は、人と情報提示領域992の位置の関係を説明する図である。図17は人993の位置と情報提示領域992の位置関係を示す図である。980は投影領域である。図17の993は人の現在位置である。図17の994は情報提示領域992の中心位置(重心)である。図18は投影画像980と人に提示する情報提示画像982の関係を示す図である。本実施例の背景領域981は黒地である。
図19は情報提示画像982の幾何変換を説明する図である。995は情報提示画像982のY軸方向の中心線である。996は情報提示画像982のX軸方向の中心線である。997は情報提示画像982の重心位置である。998は人993の移動する速度の大きさのベクトルである。本実施例の画像生成部103は、図18のように背景画像981にそれぞれの人向けの情報提示画像982を配置・合成した1つの投影画像980を生成する。このとき画像生成部103はそれぞれの人向けの情報提示領域992をそれぞれの人にとって適切な位置に配置する。
ここで、情報提示画像982の決定処理について説明する。画像生成部103は、投影領域990内にいる人993向けの提示情報を映像テーブル203から選択し取得する。画像生成部103は、再生情報テーブル202に保持された再生位置の情報に基づき、適切な提示情報の中の画像を選択する。ここでの適切な提示情報の中の画像とは、例えば、提示情報が複数の画像の組合せの場合や動画像である場合に、ある一連の動画像の適切なフレームに対応する画像を示す。画像生成部103は、例えば動画像の終わりまで再生し終わったときは、人331が動きを止めていれば、直前まで提示していた映像と類似し、再生時間の長いものを選択する。また、人331が映像の提示後に速度を上げている場合は、提示をやめるなどの処理をすることも可能である。また、動画像の再生が終了した場合に他の動画像を再生することや、同じ動画像を最初から再度表示することも可能である。
次に画像生成部103による投影画像980を生成する処理を説明する。まず、投影領域990内にいる人が一人だけである場合を説明する。
画像生成部103は情報提示画像982に対して例えば下記の3つの条件を満たすように回転、平行移動、拡大・縮小などの幾何変換(アフィン変換)を施す。第一の条件は、投影する情報提示画像982のY軸方向の中心線995の方向と人993の速度ベクトルの方向998が平行であることである。第二の条件は、情報提示領域992の重心994と情報提示画像982の重心997が一致することである。第三の条件は、情報提示領域992のサイズが指定したサイズの条件を満たすことである。
画像生成部103は投影画像980全体に投影される背景画像981に、幾何変換を施した情報提示画像982を配置する。以上により画像生成部103は、背景画像981の適切な位置に情報提示画像982を配置した投影画像980を生成する。
ここで、幾何変換による画像の生成および配置について、更に説明する。図20は画像生成処理のフローチャートである。図21乃至25は状態毎の画像を説明する図である。図21乃至25の430は投影画像である。431は背景画像である。432は人に表示すべき情報提示画像である。433は背景画像431の座標系である。434は情報提示画像432の重心位置である。435は人の速度ベクトルの方向である。436は方向435に沿うように回転させた情報提示画像432である。437は回転済みの情報提示画像436の重心位置である。438は情報提示画像436を平行移動させた情報提示画像である。439は情報提示画像438を縮小した情報提示領域である。
画像生成部103は、図21のように、情報提示画像432と背景画像431の座標系433を揃える(S111)。
画像生成部103は、図22のように、情報提示画像432のY軸方向の中心線と人の速度v(t)が平行になるように情報提示画像432を回転させた情報提示画像436を作成する(S112)。なお、回転処理は、情報提示画像432の重心を中心として回転することも可能である。
画像生成部103は、図23のように、S112で回転させた情報提示画像436の重心437の座標値を重心位置434の座標値に一致するように平行移動させる(S113)。
画像生成部103は、図24のように、投影された際に指定サイズとなるように情報提示画像438の重心を中心に拡大あるいは縮小する(S114)。拡大の例としては移動速度が大きい人向けには拡大した情報提示画像を提示することがある。縮小の例としては、投影画像430の外にはみ出る場合や、他人向けの情報提示画像あるいは、他人の存在領域に重なる場合に縮小した画像を提示することがある。
画像生成部103は、指定サイズが指定した許容される最小提示サイズより大きいかを判定する(S115)。なお、指定した許容される最小提示サイズは、人の移動速度に応じて変更することも可能である。例えば、移動速度が遅い人の場合、情報提示画像が小さくても情報提示画像内に提示された情報を閲覧することが可能であると考えられるためである。画像生成部103は、指定サイズが指定した許容される最小提示サイズより大きい場合(S115:Yes)、情報提示画像438が投影画像430内に収まっているか判定する(S116)。
情報提示画像438が投影画像430内に収まっていない場合(S116:No)、画像生成部103は、情報提示画像438が投影画像430内に収まるように指定サイズを変更する(S117)。画像生成部103はS114の処理を再度実行する。
情報提示画像438が投影画像430内に収まっている場合(S116:Yes)、画像生成部103は情報提示画像438が他人向けの情報提示画像と干渉するか否かを判定する(S118)。なお、本実施例では、画像生成部103は、指定サイズが指定した許容される最小提示サイズ以下の大きさである場合(S115:No)、S118の処理を実行する。しかしながら、画像生成部103は、投影画像430から情報提示画像438の一部がはみ出す場合は表示しないように判定することや、投影画像430に収まるように平行および回転移動させることも可能である。
情報提示画像438が他人向けの情報提示画像と干渉しない場合(S118:No)、画像生成部103は投影画像430内の他の人が存在する領域と情報提示画像438が干渉するかを判定する(S119)。
投影画像430内の他の人が存在する領域と情報提示画像438が干渉する場合(S119:Yes)および情報提示画像438が他人向けの情報提示画像と干渉する場合(S118:Yes)、画像生成部103は、情報提示画像の位置を決定するスカラ関数を変更して、他人向けの情報提示画像あるいは他人の存在する領域に対する現在の処理の対象の情報提示画像の干渉を回避できるかを調べる(S120)。スカラ関数の例えば、人と情報提示画像間の距離を長くあるいは短く変更する、情報提示画像の表示範囲を拡大あるいは縮小する、情報提示画像の重心位置の座標を平行移動させる等の処理である。
画像生成部103は、S120においてスカラ関数の変更によって干渉を回避できる場合(S121:Yes)、情報提示画像の重心位置を変更する(S122)。その後S113以降の処理を再度実行する。
S120で回避できないと判定した場合(S121:NO)あるいは情報提示画像が他人と干渉していない場合(S119:No)、画像生成部103は変換後の情報提示画像を配置する(S123)。例えば、画像生成部103は変換後の情報提示画像と背景画像とを合成して投影画像を生成する。画像生成部103は例えばメモリ200の投影画像を格納する領域を参照する。そして画像生成部103は、上記のステップで特定した座標情報に対応するように、情報提示画像を、投影画像を格納する領域に書き込む。
本実施例では、S120で干渉の回避ができない場合でも表示する構成とした。この構成は、情報提示画像同士は干渉するが、人への提示をやめるよりは干渉させた方が、将来に干渉を回避できるようになったときに処理が容易になるためである。図25は情報提示画像439と背景画像431とが合成された投影画像である。
ここで、投影システム1が人に提示する情報の画像の例を示す。図26、図27、図28、および図29は情報画像の例である。情報画像は図26のように図(絵)のみでも良いし、図27のように文字のみでも良いし、図28のようにそれらを組み合わせたものでもよい。また、図29のように情報提示領域内の背景を投影領域に設定した背景色と同じ色とすることで、任意の形状の画像として提示することも可能である。本実施例では、背景は黒色であるため、情報提示領域の背景を黒色にすることで任意形状の情報提示領域とすることができる。また、情報提示領域の一部が背景となる場合、その一部の領域について他の情報提示領域との干渉が許容される。よって、他人向けの情報提示領域との干渉の判定時に判断の基準として使用することも可能である。
次に投影領域330に複数の人がいる場合を説明する。図30は複数の人が投影領域330内に存在する場合の投影画像980である。複数の人が投影領域330内に存在する場合、画像生成部103は投影画像980の背景画像981に複数の情報提示画像982を合成する。
画像生成部103は、投影領域330に複数の人がいる場合、上記で説明した一人向けの処理をそれぞれの人毎に行う。画像生成部103は、最終的に1つの投影用の画像340を生成する。画像生成部103は、投影する際にあらかじめ指定したサイズとなるように、それぞれの人に提示される画像342のサイズを決定する。画像生成部103は、投影領域330内に多くの人がいて画像が重なる場合、サイズを変更することも可能である。
また、プロジェクタなどの画像投影装置が複数ある場合には、それぞれの画像投影装置が投影する領域ごとに、生成した画像からそれぞれの画像投影装置向けの画像を生成する。例えば画像投影装置が4つある場合について説明する。複数の投影モジュール10が図30のような投影画像980を投影する場合を説明する。このとき、画像投影装置選択部104は図31のように図30の投影画像980を複数の領域に分割する。
図31は複数の投影モジュール10が表示する場合を説明する図である。971乃至974は投影モジュール10(1)乃至(4)が投影する領域である。本実施例では各投影モジュール10(1)乃至(4)間で投影が重なる領域を持たせる。投影が重なる領域は各投影モジュール10(1)乃至(4)の投影する領域の端近傍としている。投影する領域の端近傍に投影が重なる領域975、976、977、978を設けることで、投影画像が人の影によって見えなくなることを防止する効果がある。
次に画像投影装置選択部104は、分割した投影画像980の一部を対応する投影モジュール10に送って投影画像980を床に投影する。図32は複数の投影モジュール10の内の一つに対して出力する画像の例である。971は複数の投影モジュール10の内の一つ(ここでは投影モジュール10(1))に投影させる画像である。
図33は情報処理モジュール30のハードウェア構成図である。情報処理モジュール30は、例えば、コンピュータシステムであり、CPU等のプロセッサ100、データおよびプログラムを一時的に格納するメモリ200、データおよびプログラムを格納するストレージモジュール210、プロセッサ100からの指示により画像を表示するディスプレイ902、コンピュータシステムに種々の情報を入力するためのキーボード903、ディスプレイ902の表示画面上の任意の位置を指定するマウス904、外部のデータベース等にアクセスして他のコンピュータシステムに記憶されているプログラム等をダウンロードする通信装置905、および投影システム1の撮影モジュール20や投影モジュール10との間でデータの送受信が可能なインターフェース906を有する。通信装置905は、例えば、ネットワーク通信カード、モデムなどが考えられる。
プロセッサ100は例えばストレージモジュール210からメモリ200に読み出された画像投影プログラムを実行することにより、位置速度決定部101、投影位置算出部102、画像生成部103、画像投影装置選択部104として機能する。
ストレージモジュール210は位置速度情報テーブル201、再生情報テーブル202、映像テーブル203、画像投影プログラム等を記憶する。ストレージモジュールは例えば、CD、DVD等の光ディスク装置、ハードディスクなどの磁気ディスク装置、あるいはフラッシュメモリなどの半導体メモリ装置を含む。ストレージモジュール210は読み取り可能な記憶媒体から画像投影プログラムを読み出す。読取り可能な記録媒体は、例えば、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含む。
メモリ200は、位置速度情報テーブル201、再生情報テーブル202、映像テーブル203、画像投影プログラム、画像投影プログラム実行中の情報などをストレージモジュール210から読み出して一時的に記憶する。また、メモリ200は画像メモリを含む。画像メモリは、投影モジュール10に出力するための画像のデータを格納するメモリである。
以上の処理により、画像生成部103は、他人および他人向けの画像との干渉を避けた背景画像431上の位置に情報提示画像439を配置した投影用の画像を生成することができる。
1 投影システム
10 投影モジュール
20 撮影モジュール
30 情報処理モジュール
100 プロセッサ
101 位置速度決定部
102 投影位置算出部
103 画像生成部
104 画像投影装置選択部
200 メモリ
201 位置速度情報テーブル
202 再生情報テーブル
203 映像テーブル

Claims (8)

  1. 情報画像を投影する投影システムであって、
    投影面に対して投影画像を投影する投影手段と、
    該投影面に対する人の位置、移動の速さおよび移動方向を検出する検出手段と、
    該検出手段で検出した該人の移動の速さに応じて配置すべき画像と人との距離を決定し、該検出手段で検出した該人の位置から該移動方向に該決定した距離を離した位置に画像を配置して該投影手段に投影させる制御手段と、
    を有することを特徴とする投影システム。
  2. 該人と表示された情報画像間が所定の間隔となる位置に該情報画像が表示されるように該情報画像を所定の背景画像に合成することで画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  3. 該検出手段は更に今回検出した該人の位置と過去に検出した該人の位置との差分から、該人の移動方向、移動の速さを決定することを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  4. 該検出手段は更に該決定した該人の移動方向、移動の速さから将来の移動先の位置を推定することを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
  5. 該制御手段は更に該人の移動方向の先の位置を該情報画像を表示する位置として決定することを特徴とする請求項2に記載の投影システム。
  6. 投影面は床であることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の投影システム。
  7. 情報画像を投影する投影システムの投影処理プログラムであって、
    該投影面に対する人の位置、移動の速さ、および移動方向を検出する検出手段、
    該検出手段で検出した該人の移動の速さに応じて配置すべき画像と人との距離を決定し、該検出手段で検出した該人の位置から該移動方向に該決定した距離に対応する位置に画像を配置して該投影手段に投影させる制御手段、
    として該投影システムを機能させることを特徴とする投影処理プログラム。
  8. 情報画像を投影する投影システムの制御方法であって、
    該投影面に対する人の位置、移動の速さ、および移動方向を検出し、
    該検出手段で検出した該人の移動の速さに応じて配置すべき画像と人との距離を決定し、該検出手段で検出した該人の位置から該移動方向に該決定した距離に対応する位置に画像を配置して該投影手段に投影させることで該投影画像を投影する
    ことを特徴とする投影システムの制御方法。
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