JP2011137434A - 軸流圧縮機及び軸流圧縮機の振動応力測定方法。 - Google Patents

軸流圧縮機及び軸流圧縮機の振動応力測定方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】試験機のみに、ひずみゲージを取り付けて振動応力を測定すると、試験機での想定と異なる振動応力が発生する場合に信頼性が低下する。また、軸流圧縮機の翼部にひずみゲージを取り付けた場合、ひずみゲージの脱落,破損による測定の信頼性低下を無視できない。
【解決手段】上記の課題を解決するため、本発明の軸流圧縮機は、ロータ1と、ロータ1を支持する軸受2と、ロータ1に保持された動翼3と、ケーシング4と、ケーシング4に保持された静翼5とを有し、静翼5は、ガスパスに位置する翼部21と、翼部21と一体に形成され、ケーシング25に設けられた穴に設置されるロッド部22と、ロッド部22と一体に形成された板状部である薄板部23とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、軸流圧縮機及び軸流圧縮機の振動応力測定方法に関する。
軸流圧縮機における、静翼の翼部に流体加振力によって発生する振動応力の発生メカニズムが特開2001−329856号公報に開示されている。この振動応力によって翼部にはダメージが蓄積し、ダメージが疲労破損限界を超過すると、クラック発生や破損を引き起こす可能性がある。このため翼部に発生する振動応力を把握することでダメージの蓄積量を把握して、静翼の交換時期を適切に判断し、クラック発生や破損を未然に防ぐことが重要である。
特開2001−329856号公報
試験機のみに、ひずみゲージを取り付けて振動応力を測定すると、試験機での想定と異なる振動応力が発生する場合に信頼性が低下する。また、軸流圧縮機の翼部にひずみゲージを取り付けた場合、ひずみゲージの脱落,破損による測定の信頼性低下を無視できない。
上記の課題を解決するため、本発明の軸流圧縮機は、ロータと、前記ロータを支持する軸受と、前記ロータに保持された動翼と、ケーシングと、前記ケーシングに保持された静翼とを有する軸流圧縮機において、前記静翼は、ガスパスに位置する翼部と、前記翼部と一体に形成され、前記ケーシングとの接続部に位置するロッド部と、前記ロッド部と一体に形成された板状部または前記ロッド部に接続された板状部を有する部材とを備えたことを特徴とする。
翼部にひずみゲージを取り付けた場合の、ひずみゲージの脱落,破損による測定の信頼性低下を抑えた軸流圧縮機を提供できる。
軸流圧縮機の全体構成。 ガスタービンに適用される軸流圧縮機の軸構成。 第1実施例の軸流圧縮機の上流側ガスパス部分の拡大図。 第1実施例における静翼。 第2実施例の軸流圧縮機の上流側ガスパス部分の拡大図。 第2実施例における静翼。 第3実施例の軸流圧縮機の上流側ガスパス部分の拡大図。 第3の実施例における可変静翼部分の斜視図。
静翼の翼部へのクラック発生や破損を防止するために、解析や経験より翼部に発生する振動応力を事前に予測して、疲労寿命を推定することが行われている。更に、事前に翼部ひずみゲージを取り付けた試験を実施して、発生する振動応力を把握する事もある。この場合、事前の試験に使用した軸流圧縮機以外では、翼部にひずみゲージを取り付けない。
しかしこれらの方法では、ひずみゲージを取り付けていない軸流圧縮機の翼部に想定と異なる振動応力が発生してもそれを知る術が無く、静翼の翼部へのクラック発生や破損の可能性がある。特に、軸流圧縮機の運用を変える場合には、この可能性が大きい。
これらの問題を解決するため、翼部にひずみゲージを取り付け、翼部に発生する振動応力を常に測定する方法が考えられる。しかし、ひずみゲージをガスパス内部に位置する翼部に取り付けると、ひずみゲージには常にガスパス内部の作動流体による流体力が作用する。この場合、その流体力によるひずみゲージ脱落・破損のリスクが高く、測定の信頼性に欠ける。またひずみゲージが脱落・破損した際、翼部がケーシング内部に位置するため、ひずみゲージを再取り付けするためにはケーシングを分解する必要が生じる。ケーシングの分解には多大なコストと期間を必要とするため、本方式は経済的に不利である。更に、ひずみゲージを翼部に取り付けることによって、ひずみゲージの厚みによってガスパス中の作動流体の流れが阻害され、軸流圧縮機の効率も低下する。
以下、軸流圧縮機のガスパス内に位置する静翼の翼部に流体加振力によって発生する振動応力を測定するための好適な構造について、実施例を用いて説明する。各実施例の軸流圧縮機では、翼部に発生する振動応力を測定することによって、翼部のダメージの蓄積量を把握し、翼部の破損を抑制することも可能である。
図1は本発明に関わる軸流圧縮機の全体構成を表す図である。本図においては軸流圧縮機は回転中心軸より上側のみを図示しており、下側は省略している。
軸流圧縮機は、ロータ1,ロータを支持する軸受2,ロータに固定保持される複数段の動翼3,ケーシング4,ケーシングに固定保持される複数段の静翼5から構成され、ロータ1,動翼3が回転中心軸6の周りに回転することによって作動流体が矢印7の方向に流れ、圧縮される。動翼3,静翼5が位置し、作動流体が流れるケーシング4の内周側の空間をガスパスと呼ぶ。ケーシング4の外側とは、ケーシング4を境として、ガスパスとは逆側の空間を意味する。
部分負荷運転や部分回転数運転など、様々な運転状態で作動流体の流れを最適に制御して効率を高めるため、静翼の作動流体に対する角度を調整する機能を有する軸流圧縮機の静翼を、可変静翼と呼ぶ。
軸流圧縮機は、高圧流体を必要とする分野や、ガスタービンにおける作動流体の圧縮過程に使用される。ガスタービンに使用される場合、図2の軸構成に示すように、下流側にタービン部9を有し、軸流圧縮機部8とタービン部9はロータ10を介して直結されていることが多い。軸流圧縮機は外部動力によって回転中心軸6回りに回転し、ガスタービンにおける軸流圧縮機8は、タービン部9に駆動されることで回転中心軸11回りに回転して動作する。
静翼5には作動流体による流体加振力によって振動応力が発生している。振動応力の発生メカニズムは特開2001−329856号公報にも詳しく開示されている。この振動応力によって静翼にはダメージが蓄積し、ダメージが疲労破損限界を超過すると、クラック発生や翼の破損を引き起こす。このため静翼に発生する振動応力を把握して、ダメージの蓄積量を把握して静翼の交換時期を適切に判断し、クラック発生や破損を未然に防ぐことが重要となる。
〔第1の実施例〕
図3に第1実施例の軸流圧縮機の上流側ガスパス部分の拡大図を示す。図3では複数段ある静翼・動翼の1段のみを示している。図3には、静翼の翼部21,円柱状構造であるロッド部22,静翼の薄板部23,動翼24,ケーシング25,ロータ26,静止部材27,ガスパス中の作動流体の流れ方向28,静翼固定具29が示されている。さらにひずみゲージ30が、薄板部23に取り付けられている。静翼の翼部21とロッド部22,薄板部23は一体構造となっている。
図4は図3における静翼の図であり、翼部21,ロッド部22,薄板部23の範囲を示している。
ケーシング25には、ロッド部22を通すための穴がガスパスからケーシング外部まで連通しており、その穴を通してロッド部22はケーシング25の外部空間に露出している。静翼をケーシング25に保持するため、ロッド部22は、静翼支持具29によってケーシング25に支持されている。
薄板部23はケーシング外部空間に位置しており、静止部材27に固定されている。
翼部21はガスパス中に位置しており、運転中は常に作動流体28による流体加振力が作用している。翼部21に発生した加振力はロッド部22を通して薄板部23まで伝達され、薄板部23に振動応力を発生させる。翼部21に発生した加振力は、ロッド部22,薄板部23を介してケーシング外部空間に伝達されるまでの間に、減衰効果によって減衰し、外部では小さくなる。
本実施例の薄板部23にはひずみゲージ30が取り付け可能である。ひずみゲージが取り付けられると、その部位における振動応力を測定できる。
本実施例の静翼では薄板部23が板状構造となっているため、ひずみゲージが容易に取り付けられる。この板構造部の厚さが、静翼の翼部21の最大厚みの2倍以下であれば、振動応力は測定できる。本実施例では薄板部23の厚さが静翼の翼部21の最大厚みと同程度であれば、ひずみゲージを静翼の翼部21に直接設置したものから多少減衰した程度の振動応力を測定できるため、十分な測定精度を確保できるものと考えられる。
薄板部23を薄くするほど、小さな加振力でも薄板部23には大きな振動応力が発生させることができる。振動応力が大きければ、ひずみゲージ30で精度良く振動応力を測定することができる。そのため望ましくは、薄板部23の厚さは静翼の翼部21の最大厚みの半分以下とするのがよい。
以上説明した通り、本実施例の軸流圧縮機は、ロータ1と、ロータ1を支持する軸受2と、ロータ1に保持された動翼3と、ケーシング4と、ケーシング4に保持された静翼5とを有し、静翼5は、ガスパスに位置する翼部21と、翼部21と一体に形成され、ケーシング25との接続部に位置するロッド部22と、ロッド部22と一体に形成された板状部である薄板部23とを備えている。
このような軸流圧縮機では、ケーシングの外側に位置する薄板部23にひずみゲージを容易に取り付けられるため、ひずみゲージ30の振動応力より静翼の翼部21に発生する振動応力を推定することで、ダメージの蓄積量を把握して静翼の交換時期を適切に判断しクラック発生や破損を未然に防ぐことができる。また想定外の振動応力が翼部21に発生した場合、それをひずみゲージ30による振動応力によって検知して、機器停止などの措置をとり、翼部21の破損を防止することができる。
また本実施例の軸流圧縮機では、ひずみゲージ30をガスパス中に存在させる必要がないため、ガスパス内部の作動流体による流体力がひずみゲージ30に作用せず、ひずみゲージ脱落・破損のリスクが低下する。
更に、ひずみゲージ30によるガスパス中の作動流体の流れの阻害も無く、効率低下も抑制される。
更に、ひずみゲージ30を取り付ける場所がケーシング外部空間であるため、ひずみゲージを再貼り付けする際、ケーシングを分解する必要が無いため、ケーシング分解コストと期間を節約できる。
〔第2の実施例〕
図5に、本発明における第2の実施例の軸流圧縮機を示す。
図5に示すように、本実施例の軸流圧縮機は、静翼の翼部41,円柱状構造であるロッド部42,動翼24,ケーシング25,ロータ26,薄板レバー43,静止部材47,静翼支持具49を有している。ガスパス中の作動流体の流れ方向は、流れ方向28で示す。ひずみゲージ50は、薄板レバー43に取り付け可能である。静翼の翼部41とロッド部42は一体構造となっている。
図6は図5に示した静翼の図であり、翼部41,ロッド42の範囲を示している。
ケーシング25には、ロッド部42を通すための穴がガスパスからケーシング外部まで連通しており、その穴を通してロッド部42はケーシング25の外部空間に露出している。ロッド42部は、静翼をケーシング25に保持するため、静翼支持具49によってケーシング25に支持されている。
ロッド部42は、薄板レバー43を介して静止部材47に結合されている。
薄板レバー43が板状の部材であるため、ひずみゲージ50が容易に取り付けられる。ひずみゲージを取り付ければ、その部位における振動応力を測定できる。薄板レバー43は、その厚みが翼部41の最大厚みの2倍以下であれば、振動応力は測定できる。本実施例では薄板レバー43の厚さが静翼の翼部41の最大厚みと同程度であれば、ひずみゲージを静翼の翼部41に直接設置したものから多少減衰した程度の振動応力を測定できるため、十分な測定精度を確保できるものと考えられる。
薄板レバー43を薄くするほど、小さな加振力でも薄板レバー43には大きな振動応力を発生させることができる。振動応力が大きければ、ひずみゲージ50で精度良く振動応力を測定することができる。そのため望ましくは、薄板レバー43の厚さは静翼の翼部41の最大厚みの半分以下とするのがよい。
本実施例によると、第1の実施例における効果と同様の効果を得ることができる。第1の実施例の、ロッド部22と一体に形成された板状部である薄板部23に相当する構成として、ロッド部42に接続された板状部を有する部材である薄板レバー43を備えているからである。加えて、静翼自体に第1の実施例のような薄板部23が存在しないため、翼部41の翼形加工が容易となり製造コストを低減できる。
一方で、第1の実施例の軸流圧縮機では、薄板部23が翼部21と一体に形成されているため、第2の実施例の軸流圧縮機に比べ、接続部での減衰がない分、振動応力への感度の高い測定が可能である。
〔第3の実施例〕
図7に本発明における第3の実施例である軸流圧縮機を示す。
本実施例である軸流圧縮機は、部分負荷運転や部分回転数運転など、様々な運転状態で作動流体の流れを最適に制御して効率を高めるため、静翼の作動流体に対する角度を調整する機能を有している。このような機能を有する本実施例の静翼を可変静翼と呼ぶ。
図7に示すように、本実施例の軸流圧縮機は、可変静翼の翼部61,可変静翼のロッド部62,動翼24,ケーシング25,ロータ26,薄板レバー63,角度調整リング67,可変静翼支持具69,71を有している。ガスパス中の作動流体の流れ方向は、流れ方向28で示す。薄板レバー63が板状の形状であるため、ひずみゲージ70を薄板レバー63に容易に取り付けることができる。可変静翼の翼部61と可変静翼のロッド部62は一体構造となっている。
ケーシング25には、ロッド部62を通すための穴がガスパスからケーシング外部まで連通しており、その穴を通してロッド部62はケーシング25の外部空間に露出している。ロッド部62は、可変静翼をケーシング25に保持するため、静翼支持具69,71によってケーシング25に回転可能に保持されている。可変静翼はそのロッド部62が、薄板レバー63を介して角度調整リング67に接続されている。薄板レバー63にひずみゲージ70を取り付ければ、その部位における振動応力を測定できる。薄板レバー63は、その厚みが翼部61の最大厚みの2倍以下であれば、振動応力は測定できる。本実施例では薄板レバー63の厚さが可変静翼の翼部61の最大厚みと同程度であれば、ひずみゲージを可変静翼の翼部61に直接設置したものから多少減衰した程度の振動応力を測定できるため、十分な測定精度を確保できるものと考えられる。
薄板レバー63を薄くするほど、小さな加振力でも薄板レバー63には大きな振動応力が発生させることができる。振動応力が大きければ、ひずみゲージ70で精度良く振動応力を測定することができる。そのため望ましくは、薄板レバー63の厚さは可変静翼の翼部61の最大厚みの半分以下とするのがよい。
図8を用いて可変静翼の動作原理について説明する。図8は、本実施例の可変静翼部分の斜視図である。通常、可変静翼は周方向に10枚以上存在するが、本図では3枚分を図示している。また、図7におけるケーシング25,動翼24,ロータ26は省略している。
角度調整リング67は、外部動力によって矢印72の方向に動作可能である。この変位が薄板レバー63によってロッド部62に伝達され、静翼はロッド部62の周りに矢印73の方向に回転し、ロッド部62と一体構造である翼部61も回転する。この回転角度を調整することによって、作動流体の流れを制御できる。通常、可変静翼は、前側1段又は複数段に適用される。
本実施例の軸流圧縮機では、可変静翼の角度調整の動作伝達に薄板レバー63を使用しており、そこにひずみゲージ70を取り付けてその部位の振動応力を測定できる。このような構造を採用することにより、可変静翼の角度調整機能と、静翼の翼部61に発生する振動応力の推定を同時に実現し、軸流圧縮機の効率向上と可変静翼のクラック発生や破損を未然に防ぐ機能を両立している。
また、本実施例の軸流圧縮機では、可変静翼の角度を調整することによって作動流体28による流体加振力の大きさも変化する。この変化に応じて、翼部61に発生する振動応力も変化する。ひずみゲージ70で振動応力を測定すれば、翼部61に発生する振動応力を正確に推定することができ、ダメージの蓄積量を正確に把握することができる。
可変静翼の角度を大きく変化させた場合、翼部61に過大な振動応力が発生する可能性がある。本実施例の軸流圧縮機では、過大な振動応力を検知した場合、可変静翼の角度を変化させて振動応力を低減させたり、運転を停止するなどの措置をとったりすることで、翼部61の破損を防止することができる。
以上説明した各実施例の軸流圧縮機によると、振動応力による翼部へのダメージの蓄積量を把握でき、翼部に過大な振動応力してもそれを検知することができるため、翼部へのクラック発生や破損を防止し、余寿命を適切に把握することができる。また、ケーシング外側にひずみゲージを貼り付けるため、ガスパス内部の作動流体による流体力がひずみゲージに作用せず、ひずみゲージ脱落・破損のリスクが低下し測定の信頼性が向上する。更にひずみゲージによるガスパス中の作動流体の流れの阻害も無く、効率低下も抑制される。また、ひずみゲージを貼り付ける場所をケーシング外側とすることによって、ひずみゲージを再貼り付けする際、ケーシングを分解する必要が無く、ケーシング分解コスト,期間を節約できる。
高圧流体を必要とする産業分野向けに高圧流体を供給する軸流圧縮機、あるいはガスタービンの作動流体圧縮過程に使用する軸流圧縮機などに適用可能である。
5 静翼
7 作動ガスの流れ方向
21,41,61 翼部
22,42,62 ロッド部
23 薄板部
27,47 静止部材
30,50,70 ひずみゲージ
43,63 薄板レバー
67 角度調整リング

Claims (7)

  1. ロータと、前記ロータを支持する軸受と、前記ロータに保持された動翼と、ケーシングと、前記ケーシングに保持された静翼とを有する軸流圧縮機において、
    前記静翼は、
    ガスパスに位置する翼部と、
    前記翼部と一体に形成され、前記ケーシングとの接続部に位置するロッド部と、
    前記ロッド部と一体に形成された板状部または前記ロッド部に接続された板状部を有する部材とを備えたことを特徴とする軸流圧縮機。
  2. 請求項1に記載の軸流圧縮機において、
    前記板状部の厚さが前記翼部の最大厚みの2倍以下であることを特徴とする軸流圧縮機。
  3. 請求項2に記載の軸流圧縮機において、
    前記板状部の厚さが前記翼部の最大厚みの半分以下であることを特徴とする軸流圧縮機。
  4. 請求項1−3に記載の軸流圧縮機において、
    前記ロッド部に接続された板状部を有する部材とは、
    前記ロッド部と、前記ケーシングの外側に位置する静止部材とを接続する薄板レバーであることを特徴とする軸流圧縮機。
  5. 請求項4に記載の軸流圧縮機において、
    前記静翼は可変静翼であり、
    前記静止部材は、前記可変静翼の角度を調節する角度調整リングであることを特徴とする軸流圧縮機。
  6. 請求項1−5の何れかに記載の軸流圧縮機において、
    前記板状部にひずみゲージを設けたことを特徴とする軸流圧縮機。
  7. ロータと、
    前記ロータを支持する軸受と、
    前記ロータに保持された動翼と、
    ケーシングと、
    前記ケーシングに保持され、ガスパス位置する翼部と、前記ケーシングとの接続部に位置するロッド部とを有する静翼と、
    を備えた軸流圧縮機の振動応力測定方法において、
    前記ロッド部の前記ケーシングの外側に板状部又は板状部材を配置し、
    前記板状部または板状部材にひずみゲージを取り付け、
    前記ひずみゲージが取り付けられた部位の振動応力を測定する
    ことを特徴とする軸流圧縮機の振動応力測定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107762956A (zh) * 2017-09-11 2018-03-06 南京航空航天大学 高温蒸汽对轴流压气机稳定性影响的试验台及试验方法

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