JP2011133566A - 顕微鏡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が顕微鏡観察を行っているか否かを検知し、検知結果に応じてモニタの明るさを制御して電力の消費を抑制し、省エネルギーに寄与することができる顕微鏡システムを提供する。
【解決手段】顕微鏡10に装着される複数の電動装置を操作する操作部と顕微鏡10に装着されたカメラの画像とを表示する表示部を有する顕微鏡用コントローラ30を備え、前記顕微鏡の近傍における顔面の有無を検出するための顔面検出手段12と、前記顔面検出手段12からの信号に基づき前記近傍における顔面の有無を判定して前記表示部の明るさを制御する制御手段15とを有することを特徴とする顕微鏡システム1。
【選択図】図2

Description

本発明は、顕微鏡用コントローラを備えた顕微鏡システムに関する。
従来、顕微鏡に搭載された電動レボルバ等の複数の電動オプション装置の状態を表示し、かつ電動オプション装置を操作するためのモニタを有する顕微鏡用コントローラを備えた顕微鏡システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−199077号公報
しかしながら、従来の顕微鏡システムでは、例えば使用者が接眼レンズを覗いて試料を観察している間も、上記モニタを点灯したままであり、電力を消費しているという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、使用者が顕微鏡観察を行っているか否かを検知し、検知結果に応じてモニタの明るさを制御して電力の消費を抑制し、省エネルギーに寄与することができる顕微鏡システムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、顕微鏡に装着される複数の電動装置を操作する操作部と顕微鏡に装着されたカメラの画像とを表示する表示部を有する顕微鏡用コントローラを備え、前記顕微鏡の近傍における顔面の有無を検出するための顔面検出手段と、前記顔面検出手段からの信号に基づき前記近傍における顔面の有無を判定して前記表示部の明るさを制御する制御手段とを有することを特徴とする顕微鏡システムを提供する。
本発明によれば、使用者が顕微鏡観察を行っているか否かを検知し、検知結果に応じてモニタの明るさを制御して電力の消費を抑制し、省エネルギーに寄与することができる顕微鏡システムを提供することができる。
実施の形態に係る顕微鏡システムの概略構成図である。 顕微鏡の接眼レンズを覗いて標本を観察している状態を示し、(a)は全体図を、(b)は要部拡大図をそれぞれ示す。 顕微鏡の接眼レンズから目を離して顕微鏡用コントローラの液晶モニタを確認している状態を示す図である。 顕微鏡内の制御部が実行する液晶モニタのバックライトのオン/オフ切替制御ルーチンを示すフローチャートである。 顕微鏡内の制御部が実行する液晶モニタのバックライトのオン/オフ切替制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る顕微鏡システムについて図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、発明の理解を容易にするためのものに過ぎず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において当業者により実施可能な付加・置換等を施すことを排除することは意図していない。
はじめに、本実施形態に係る顕微鏡システム1の全体的な構成について説明する。図1に示すように、本実施形態に係る顕微鏡システム1は、電動顕微鏡10と、電動顕微鏡10に装着されたデジタルカメラ20と、電動顕微鏡10の動作状態、操作表示及びデジタルカメラ20で取得した画像を表示する液晶モニタ32を備えた顕微鏡用コントローラ30とから構成されている。なお、顕微鏡用コントローラ30には、観察画像を表示するモニタ40を接続することが可能である。
図1及び図2(a)に示すように、電動顕微鏡10は、標本3が載置されるステージ4を備えたベース部5と、ベース部5から立設された支柱6と、ステージ4上の標本3と対向する方向に支柱6から垂直方向に設けられたアーム部7とを有し、アーム部7における標本3と対向する位置には電動レボルバ8aに取り付けられた対物レンズ8が配置され、アーム部7上にはデジタルカメラ20と、正面斜め上向きに接眼レンズ11が取り付けられた接眼鏡筒9が配設されている。
顕微鏡用コントローラ30の液晶モニタ32にはタッチパネルが搭載されており、液晶モニタ32には、使用者が直接指等で触れて操作するための操作部(不図示)や、デジタルカメラ20で撮影された顕微鏡画像、顕微鏡用コントローラ30の不図示のメモリに記録した画像等が表示される。使用者は、これらを重ねて表示することができ、どちらか一方のみを選択的に表示することもできる。操作部は、グラフィカルな複数の操作ボタンからなり、この操作ボタンには、指等で触れることにより対応する機能の操作がすぐに行われるボタンと、指等で触れることにより別ウィンドウが開いて更に操作ボタンが表示される階層構造のものとがある。なお、操作ボタンは、付属のマウスやペンを用いて操作することも可能である。
顕微鏡10の使用者は、顕微鏡用コントローラ30の液晶モニタ32に表示された操作部によって、電動顕微鏡10の電動レボルバ8a等の各電動オプション装置を操作することができ、またデジタルカメラ20で撮影された顕微鏡画像を液晶モニタ32で観察することができる。なお、使用者は、顕微鏡画像をモニタ40で拡大して観察することができる。
さて、本実施形態では、図2(b)に拡大して示すように、電動顕微鏡10の接眼レンズ11が装備された接眼鏡筒9における使用者側の端面部分11aの左右いずれか一方には、電動顕微鏡10の近傍に使用者の顔面があるか否かを検出するための顔面検出手段12が配置されている。なお、接眼鏡筒9は対物レンズ8を含む光学系で結像された像からの光を使用者の目に導くためのものである。顔面検出手段12は、赤外線LED(発光部)13と光電センサ14(受光部)とからなり、本実施形態では、接眼レンズ11における使用者側端面11aに、赤外線LED13と光電センサ14とをそれぞれ配置した例を示している。なお、赤外線LED13と光電センサ14とは一体に設けられていても良い。また、双眼式の顕微鏡の場合、顔面検出手段12は左右両方の接眼レンズ11に設けられていても良く、すなわち左右のうち少なくともいずれか一方に配置されていれば良い。また、赤外線LED13及び光電センサ14の配置位置は接眼鏡筒9中に限定されず、適宜変更可能である。
このような顔面検出手段12では、図2に示すように、観察に際し使用者の顔面や目が接眼レンズ11のアイポイント位置近傍にある場合、顔面検出手段12の赤外線LED(発光部)13から発射された信号光が使用者の眼球を含む顔面により反射されて光電センサ14で受光される。制御部15は、光電センサ14からの検出信号の出力を取得し、当該検出信号の出力が閾値以上であるため顔面があると認識する。顔面検出手段12を介して制御部15が電動顕微鏡10の近傍に眼球や顔面が近接していると認識した場合には、使用者が接眼レンズ11を介して対物レンズ8を含む光学系で結像された像を見ていることが推定できる。
一方、図3に示すように、使用者が接眼レンズ11から目を離し、例えば顕微鏡用コントローラ30の液晶モニタ32を見ている場合、赤外線LED13からの信号光の反射光は少なくなる。制御部15は、光電センサ14からの検出信号の出力を取得し、当該検出信号の出力が閾値未満であるため顔面が無いと認識する。なお、赤外線LED13と光電センサ14からなる顔面検出手段12は、パルス変調光を採用した変調方式とすることが好ましい。一定周期で発光を繰り返す変調方式とすることにより、外乱光の影響を受けにくくすることができ、顔面検出手段12の動作を安定化することができる。
電動顕微鏡10は、制御部15を電動顕微鏡10内に有し、制御部15は、顔面検出手段12を介して接眼レンズ11のアイポイント近傍における顔面の有無を認識し、顔面の有無に応じて液晶モニタ32の明るさを制御する。なお、制御部15は、液晶モニタ32のバックライトのオン/オフ切替を制御することが好ましい。また、制御部15は、液晶モニタ32のバックライト光を減光したり増光したりすることが好ましい。これにより、電力の消費をより抑制して省エネルギーに寄与することができる。あるいは、制御部15は、液晶モニタ32の電源のオン/オフ切替を制御することが好ましい。これにより、電力の消費をより抑制して省エネルギーに寄与することができる。また、制御部15はモニタ40の明るさ制御、あるいは電源のオン/オフ制御をすることが好ましい。制御部15がモニタ40の明るさ、あるいは電源のオン/オフ制御をすることで、電力の消費を抑制することができ、より省エネルギーに寄与することができる。また、制御部15は、顕微鏡用コントローラ30内に設けられていても良い。
本実施形態では、制御部15が液晶モニタ32のバックライトのオン/オフ切替を制御する例を示す。ここで、後に図4、図5を用いて詳細に説明するが、制御部15は、顔面検出手段12を介した接眼レンズ11のアイポイント近傍における顔面の有無の判定結果に変化があったときに液晶モニタ32のバックライトのオン/オフを切替えるが、この切替は変化があった際に即座に行うのではなく、後述する制御部15内の複数のタイマーにより所定時間を計測し、所定時間経過後に再度顔面検出手段12を介して接眼レンズ11のアイポイント近傍における顔面の有無を判定した後、判定結果に変わりがなければそこではじめてバックライトのオン/オフ切替を行う。このように、オン/オフ動作に特定の条件を持たせることにより、使用者の意図しない過剰なバックライトのオン/オフ切替を防止することができる。なお、液晶モニタ32のバックライトをオンにしたときに起動するタイマーは、省エネ監視タイマーであり、第1タイマーとする。液晶モニタ32のバックライトが点灯中に制御部15が顔面検出手段12を介して顔面が接眼鏡筒9に近接したと認識したときに起動するタイマーを第2タイマーとする。最後に、液晶モニタ32のバックライトが消灯中に制御部15が顔面検出手段12を介して顔面が接眼鏡筒9の近傍に無いと認識したときに起動するタイマーを第3タイマーとする。本実施形態においては、第1タイマーの設定時間を5分、第2タイマーの設定時間を1秒、第3タイマーの設定時間を0.3秒にそれぞれ設定したものとする。
次に、図4、図5を参照しつつ、制御部15が液晶モニタ32のバックライトのオン/オフを切り替えるための制御ルーチンについて説明する。
ステップS1:制御部15が、顕微鏡用コントローラ30の液晶モニタ32のバックライトをオンにする。
ステップS2:制御部15が、制御部15内の第1タイマーをスタートする。
ステップS3:制御部15は、顔面検出手段12の光電センサ14の検出信号の出力を取得する。なお、顔面検出手段12は常に電動顕微鏡10の近傍における顔面の有無を検出しているため、光電センサ14は常に検出信号を出力している。
ステップS4:制御部15は、光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上か否かを判定する。使用者が接眼レンズ11に目を近づけて使用者の目がアイポイント近傍に達すると、光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上になる。光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上の場合はステップS5へ進み、接眼レンズ11に目を近づけて観察を行っているかどうかの判断フローへ続く。一方、閾値未満の場合はステップS20へ進み、電動顕微鏡10の操作の有無を検出し、第1タイマーが設定した時間(5分)内に操作が行われたか否かのフローへ続く。
ステップS5:制御部15は第2タイマーをスタートする。
ステップS6:制御部15は、再度光電センサ14の検出信号の出力を取得する。
ステップS7:制御部15は、光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上か否かを再度判定する。光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上の場合、ステップS8へ進む。光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満の場合、ステップS19へ進む。
ステップS8:制御部15は、第2タイマーの経過時間が設定時間(本実施形態では1秒)を経過したか否かを判定する。第2タイマーの経過時間が設定時間(1秒)を経過している場合は、ステップS9へ進む。一方、第2タイマーの経過時間が設定時間を経過していない場合はステップS6に戻る。
以上のステップS5〜ステップS8にかけて光電センサ14の検出信号を設定時間内で常に閾値以上であるか否かを検出している。
ステップS9:制御部15は、液晶モニタ32のバックライトをオフにする。このように、本顕微鏡システムは、使用者が接眼レンズ11を介して標本を観察しているときは液晶モニタ32のバックライトをオフにして省エネルギーを図ることができる。
ステップS10:液晶モニタ32のバックライトがオフになったので、制御部15は第1タイマー及び第2タイマーをリセットする。
ステップS11:制御部15は、顔面検出手段12の光電センサ14の検出信号の出力を取得する。
ステップS12:制御部15は、光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満か否かを判定する。使用者が接眼レンズ11から目を離して目の位置がアイポイントから外れると、光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満となる。光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満の場合、ステップS13へ進む。光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上の場合、ステップS11に戻る。
ステップS13:制御部15は第3タイマーをスタートする。
ステップS14:制御部15は光電センサ14の検出信号の出力を取得する。
ステップS15:制御部15は、光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満か否かを判定する。光電センサ14の検出信号の出力が閾値未満であれば、ステップS16に進む。光電センサ14の検出信号の出力が閾値以上であれば、ステップS18に進む。
ステップS16:制御部15は、第3タイマーの経過時間が設定時間(本実施形態においては、0.3秒)を経過したか否かを判定する。第3タイマーの経過時間が設定時間(0.3秒)を経過している場合は、ステップS17へ進む。一方、第3タイマーの経過時間が設定時間を経過していない場合はステップS14に戻る。
このステップS13からステップS16にかけて設定時間内に光電センサ14の出力信号が閾値未満になっているかどうかを検出し、設定時間にわたって引き続き使用者が接眼レンズ11から眼を離していることが確認されたら、液晶モニタ32のバックライトをオンにするようにしている。
ステップS17:制御部15は、第3タイマーをリセットする。そしてステップS1に戻り、以降のステップを実行する。
ステップS18:制御部15は、第3タイマーをリセットする。そしてステップS11に戻り、以降のステップを実行する。
ステップS19:制御部15は、第2タイマーをリセットし、ステップS20へ進む。
本実施の形態では、ステップS4及びS7で第1タイマー又は第2タイマーの設定時間内に接眼レンズ11により観察対象を観察していないことが検出された場合、ステップS20に進んでいる。
ステップS20:制御部15は、使用者による操作が行われたか否かを判定する。使用者により何らかの操作(液晶モニタ32の操作等)が行われた場合、ステップS21へ進む。一方、使用者により操作が行われていない場合、ステップS22へ進む。
ステップS21:制御部15は、第1タイマーをリセットし、ステップS1へ戻る。
ステップS22:制御部15は、第1タイマーの経過時間が設定時間(本実施形態では5分)を経過したか否かを判定する。第1タイマーの経過時間が設定時間(5分)を経過している場合は、ステップS23へ進む。一方、第1タイマーの経過時間が設定時間を経過していない場合はステップS20に戻る。
ステップS23:制御部15は、液晶モニタ32のバックライトをオフにする。
ステップS20からステップS23までは、電動顕微鏡10の近傍に顔面が無いために液晶モニタ32のバックライトがオンになっている状態において、所定時間液晶モニタ32が使用者に何も操作されない場合、液晶モニタ32のバックライトをオフにして省エネルギーを図るものである。この場合に液晶モニタ32のバックライトをオフにするまでの所定時間(第1タイマーの設定時間)は、初期設定メニューで使用者が適宜設定することができる。
ステップS24:制御部15は、(1)使用者が液晶モニタ32に触れる、(2)使用者が電動顕微鏡10を操作する、(3)使用者が接眼レンズ11を覗いて接眼レンズ11から目を離す、の(1)〜(3)のいずれかが行われたか否かを判定する。使用者により(1)〜(3)のいずれかが行われた場合、ステップS21を実行する。(1)〜(3)のいずれも行われない場合、ステップS23に戻り、液晶モニタ32のバックライトオフの状態が維持される。なお、無操作により液晶モニタ32のバックライトがオフになった状態からの復帰の設定は、初期設定メニューで(1)〜(3)の中から適宜選択することができる。例えば、(1)と(2)の操作のみで復帰すると設定した場合には、(3)を行っても復帰されず、液晶モニタ32のバックライトはオンにされない。この場合、赤外線LED13と光電センサ14の回路はオフにされる。
なお、液晶モニタ32のバックライトが点灯して制御部15が顔面検出手段12を介して電動顕微鏡10の近傍に顔面が無いと認識している状態から、顔面があると認識した場合に制御部15が使用する第2タイマーの設定時間の方が、液晶モニタ32のバックライトが消灯して制御部15が顔面検出手段12を介して電動顕微鏡10の近傍に顔面があると認識している状態から、顔面が無いと認識した場合に制御部15が使用する第3タイマーの設定時間よりも、長く設定されている。
これにより、光電センサ14によるノイズの影響や、わずかな時間だけ接眼鏡筒9の近傍に顔が存在しているような状態の場合に、すぐにバックライトが消灯することを防いでいる。
また、バックライトが消灯している状態で、光電センサ14の出力がわずかな時間でも続けて閾値未満の状態である場合には、すでに顔面が接眼レンズ11から離れている可能性がある。そこで、第3タイマーの設定時間(本実施形態では0.3秒)を、第2タイマーの設定時間(本実施形態では1秒)よりも短い時間にすることで、接眼レンズ11から顔面を離すと、すぐに液晶モニタ32のバックライトがオンにされ、液晶モニタ32の画像が見られるようにしている。
以上のように、制御部15が液晶モニタ32のバックライトのオン/オフ切替を制御することで、使用者が接眼レンズ11を覗いて顕微鏡観察を行っている場合は液晶モニタ32のバックライトをオフにして電力の消費を抑制し、省エネルギーに寄与することができる。
以上、本実施形態によれば、使用者が顕微鏡観察を行っているか否かを検知し、検知結果に応じてモニタの明るさを制御して電力の消費を抑制し、省エネルギーに寄与することができる顕微鏡システムを実現することができる。なお、本実施形態では、液晶モニタ32のバックライトをオフにして電力の消費を抑制する例を示したが、上述のように、液晶モニタ32あるいはモニタ40の電源をオフにすることで電力の消費を抑制する構成としても良い。また、液晶モニタ32のバックライト光を減光したり増光したりする構成としても良い。
1 顕微鏡システム
9 接眼鏡筒
11 接眼レンズ
10 電動顕微鏡
12 顔面検出手段
13 赤外線LED(発光部)
14 光電センサ(受光部)
15 制御部
20 デジタルカメラ
30 顕微鏡用コントローラ
32 液晶モニタ
40 モニタ

Claims (10)

  1. 顕微鏡に装着される複数の電動装置を操作する操作部と顕微鏡に装着されたカメラの画像とを表示する表示部を有する顕微鏡用コントローラを備え、
    前記顕微鏡の近傍における顔面の有無を検出するための顔面検出手段と、
    前記顔面検出手段からの信号に基づき前記近傍における顔面の有無を判定して前記表示部の明るさを制御する制御手段とを有することを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 前記制御手段は、前記表示部のバックライトのオン/オフ切替を制御することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  3. 前記制御手段は、前記表示部の電源のオン/オフ切替を制御することを特徴とする請求項1に記載の顕微鏡システム。
  4. 前記制御手段は、前記顕微鏡内に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の顕微鏡システム。
  5. 前記顔面検出手段は、発光部と受光部とからなり、当該受光部は、前記顔面検出手段に対する顔面の位置に応じた検出信号を出力することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の顕微鏡システム。
  6. 前記発光部と受光部とは一体に設けられていることを特徴とする請求項5に記載の顕微鏡システム。
  7. 前記発光部は、所定の周波数で光を変調し、前記受光部は、前記変調された光のみを検出することを特徴とする請求項5または6に記載の顕微鏡システム。
  8. 前記顔面検出手段は前記顕微鏡の接眼鏡筒部に配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の顕微鏡システム。
  9. 前記制御手段は、前記表示部の明るさを制御するための複数のタイマーを有し、
    前記タイマーは、前記顕微鏡システムの無操作時間を計測する第1タイマーと、
    前記顔面検出手段を介して前記近傍に顔面が無いと認識している状態から顔面があると認識したときに使用する第2タイマーと、
    前記顔面検出手段を介して前記近傍に顔面があると認識している状態から顔面が無いと認識したときに使用する第3タイマーとを有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の顕微鏡システム。
  10. 前記第2タイマーの設定時間は、前記第3タイマーの設定時間よりも長く設定されていることを特徴とする請求項9に記載の顕微鏡システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111538401A (zh) * 2019-01-31 2020-08-14 创新服务股份有限公司 利用显微镜进行人脸眼睛定位的方法

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