JP2011128706A - 仮想計算機割当資源管理プログラム、仮想計算機割当資源管理装置および仮想計算機割当資源管理方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物理資源使用率算出部103は、仮想計算機121−1〜121−nが実際に使用している使用量を仮想計算機管理部111によって仮想計算機121−1〜121−nに割当てられた物理資源112の割当量で除した百分率を仮想計算機ごとに算出する。物理資源割当量増減部104は、物理資源使用率算出部103が算出した仮想計算機ごとの物理資源112の使用率と、設定ファイル106から読出した比較閾値とを比較する。そして、物理資源割当量増減部104は、物理資源112の使用率と比較閾値との比較結果に応じて、設定ファイル106から読出した増減単位だけ、該当する仮想計算機への物理資源112の割当量を増減する。
【選択図】図1
Description
図1は、実施例1にかかる仮想計算機システムの構成を示す機能ブロック図である。実施例1にかかる仮想計算機システム100は、物理計算機の各物理資源を論理的に分割した仮想計算機が物理計算機上でそれぞれ独立したコンピュータとして動作するシステムである。なお、物理計算機とは、一つのコンピュータを一つのハードウェアとして捉えた概念であり、物理マシンとも呼ばれる。
図2は、実施例2にかかる仮想コンピュータシステムの概要を示す図である。実施例2にかかる仮想コンピュータシステム100aは、仮想コンピュータシステム100a上で動作する管理OS121a、仮想計算機(以下、「VM(Virtual Machine)」と略記する)121a1、VM121a2、および、仮想マシンモニタ111aを含む。また、仮想コンピュータシステム100aは、RAMである1G[Byte]の物理メモリ112aを備える。なお、仮想マシンとは、仮想計算機を指す。
図3は、実施例2にかかるメモリ割当量増減処理およびメモリ使用量測定処理の概要を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、仮想マシン管理デーモン101a1は、設定ファイル106aから各種設定値を読み込む(ステップS11)。各種設定値は、少なくとも、メモリ使用率の「上限値」および「下限値」、「メモリ割当量」を増減するときの単位量を示す「増減単位」、後述のメモリ割当量増減処理および後述の使用量測定処理における処理待ち時間を含む。
図4は、実施例2にかかる仮想コンピュータシステムの構成を示す機能ブロック図である。実施例2にかかる仮想コンピュータシステム100aは、仮想コンピュータシステム100aにおいて稼働する管理OSの制御の下で機能するメモリ割当管理部101aを有する。
図5は、実施例2にかかる設定ファイルを示す図である。実施例2にかかる設定ファイル106aは、「増減単位」、「測定時間間隔」、「変更時間間隔」、「上限値」、「下限値」の各項目を含む。そして、設定ファイル106aにおいて、各項目に対して、例えば「5M[Byte]」、「10秒」、「10秒」、「80%」、「40%」の設定値がそれぞれ対応付けられている。
図6は、実施例2にかかる使用メモリ測定テーブルを示す図である。実施例2にかかるメモリ測定テーブル107aは、「統計情報計測期間」ごとにテーブルが分けられている。また、「統計情報計測期間」ごとの各メモリ測定テーブル107aは、管理OSおよびVMごとに「測定回数」および「メモリ使用量」が記録されている。
図7は、実施例2にかかるメモリ負荷判定テーブルを示す図である。実施例2にかかるメモリ負荷判定テーブル108aは、管理OSおよびVMの名称にメモリ割当量と、メモリ使用率とを対応付けて記録する。同図によれば、例えばVM1は、メモリ割当量が「512M[Byte]」であり、メモリ使用率が「50.0%」である。
図8は、実施例2にかかるメモリ使用量測定処理を示すフローチャートである。なお、メモリ使用量測定処理に先立って、メモリ割当管理部101aは、設定ファイル106aから各設定値を読み込んでおく。
図9は、実施例2にかかるメモリ割当量増減処理を示すフローチャートである。なお、メモリ割当量増減処理に先立って、メモリ割当管理部101aは、設定ファイル106aから各設定値を読み込んでおく。
実施例2では、メモリ使用量測定部102aがメモリ使用量測定処理を繰り返し、メモリ使用率算出部103aおよびメモリ割当量増減部104aがメモリ割当量増減処理を繰り返す。メモリ割当量増減処理では、メモリ使用率に応じて「増減単位」だけメモリ割当量を増減させる。「増減単位」は、物理メモリ112aの全容量(例えば1G[Byte])と比較して小さい(例えば5M[Byte])。よって、メモリ割当管理部101aは、時々刻々と変化する各VMの物理メモリ112aの使用量にきめ細かく追従してメモリ割当量を最適化できる。
図10は、実施例3にかかる仮想コンピュータシステムの構成を示す機能ブロック図である。なお、実施例3では、実施例2との差異部分について説明する。実施例2および実施例3で同一の符号およびステップ番号を付与した機能部およびステップは、同一の機能部およびステップである。
図11は、実施例3にかかる設定ファイルを示す図である。実施例3にかかる設定ファイル106bは、「増減単位」、「測定時間間隔」、「変更時間間隔」、「上限値」、「下限値」の各項目を含む。そして、設定ファイル106bにおいて、各項目に対して、例えば「5M[Byte]」、「10秒」、「10秒」、「80%」、「40%」の設定値がそれぞれ対応付けられている。
図12は、実施例3にかかる使用メモリ測定テーブルを示す図である。実施例3にかかるメモリ測定テーブル107bは、仮想コンピュータシステム100b上で稼働するVMごとにテーブルが分けられている。また、VMごとの各メモリ測定テーブル107bは、「業務アプリケーションの組み合わせ」ごとに「測定回数」および「メモリ使用量」が記録されている。
図13は、実施例3にかかるアプリケーションテーブルを示す図である。実施例3にかかるアプリケーションテーブル109bは、「業務アプリ名」に「プロセス情報」を対応付けるテーブルである。そして、該当する業務アプリケーションが実行中であるか否かを示す「フラグ」を記録する。
図14は、実施例3にかかるプロセス情報を示す図である。実施例3にかかるプロセス情報124b1、124b2は、VM121b1のアプリケーション監視部123b1、VM121b2のアプリケーション監視部123b2によってそれぞれ管理される。プロセス情報124b1、124b2は、VM121b1、VM121b2それぞれにおいて実行中の業務アプリケーションのプロセスを特定する情報である。プロセス情報124b1、124b2を参照することによって、VM121b1、VM121b2それぞれにおいて実行中の業務アプリケーションのプロセス情報を取得することができる。
図15は、実施例3にかかるメモリ使用量測定処理を示すフローチャートである。なお、メモリ使用量測定処理に先立って、メモリ割当管理部101bは、設定ファイル106bから各設定値を読み込んでおく。
図16は、実施例3にかかる業務パターン情報取得処理を示すフローチャートである。同図に示すように、先ず、メモリ使用量測定部102bは、アプリケーションテーブル109bの全ての「フラグ」を「FALSE(オフ)」に初期化する(ステップS202a)。
図17は、実施例3にかかるメモリ割当量増減処理を示すフローチャートである。なお、メモリ割当量増減処理に先立って、メモリ割当管理部101bは、設定ファイル106bから各設定値を読み込んでおく。
実施例3は、実施例2の効果に加え、次の効果を奏する。すなわち、メモリ使用量測定部102bは、VMごと、かつ、「業務パターン」ごとにメモリ使用量を測定するので、よりきめ細かく各VMのメモリ使用量の傾向を把握することができる。この各VMのメモリ使用量の傾向に応じてメモリ割当量をよりきめ細かく最適化できる。
VMごと、かつ、日時または「業務パターン」ごとに測定したメモリ使用量の統計情報により、仮想計算機システム全体の物理メモリの容量が不足することが予想される場合には、その旨を管理者に通知する機能を備えてもよい。これによって、仮想コンピュータシステムの管理者は、メモリ容量が不足する以前に、物理メモリの増設などの対策を講じることができ、メモリ容量の不足を未然に防止することができる。
少なくとも仮想計算機に割り当てられた物理計算機の物理資源の割当量を増減する増減単位が設定値として設定されている設定ファイルから前記設定値を読み込む設定ファイル読込手順と、
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する物理資源使用量測定手順と、
前記物理資源使用量測定手順によって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する使用率算出手順と、
前記使用率算出手順によって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する物理資源割当量増減手順と、
前記物理資源割当量増減手順によって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定手順と、前記使用率算出手順と、物理資源割当量増減手順とを順次実行する制御手順と
を実行させることを特徴とする仮想計算機割当資源管理プログラム。
前記使用率算出手順は、前記物理資源使用量測定手順によって算出された前記測定期間における前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記1記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。
前記使用率算出手順は、前記物理資源使用量測定手順によって算出された前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごと、かつ、前記アプリケーションの組み合わせごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記1記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。
前記物理資源割当量増減手順は、前記物理資源の使用率と、前記物理資源の使用率の上限値および下限値とを比較した比較結果に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する
ことを特徴とする付記1、2または3記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。
ことを特徴とする付記4記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。
ことを特徴とする付記5記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する測定処理をおこなう物理資源使用量測定部と、
前記物理資源使用量測定部によって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する算出処理をおこなう使用率算出部と、
前記使用率算出部によって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する増減処理をおこなう物理資源割当量増減部と、
前記物理資源割当量増減部によって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定部に前記測定処理を、前記使用率算出部に前記算出処理を、前記物理資源割当量増減部に前記増減処理を順次実行させる制御部と
を備えたことを特徴とする仮想計算機割当資源管理装置。
前記使用率算出部は、前記物理資源使用量測定手順によって算出された前記測定期間における前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記7記載の仮想計算機割当資源管理装置。
前記使用率算出部は、前記物理資源使用量測定部によって算出された前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごと、かつ、前記アプリケーションの組み合わせごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記7記載の仮想計算機割当資源管理装置。
前記物理資源割当量増減部は、前記物理資源の使用率と、前記物理資源の使用率の上限値および下限値とを比較した比較結果に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する
ことを特徴とする付記7、8または9記載の仮想計算機割当資源管理装置。
ことを特徴とする付記10記載の仮想計算機割当資源管理装置。
ことを特徴とする付記11記載の仮想計算機割当資源管理装置。
少なくとも仮想計算機に割り当てられた物理計算機の物理資源の割当量を増減する増減単位が設定値として設定されている設定ファイルから前記設定値を読み込む設定ファイル読込ステップと、
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する物理資源使用量測定ステップと、
前記物理資源使用量測定ステップによって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する使用率算出ステップと、
前記使用率算出ステップによって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する物理資源割当量増減ステップと、
前記物理資源割当量増減ステップによって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定ステップと、前記使用率算出ステップと、物理資源割当量増減ステップとを順次実行する制御ステップと
を含むことを特徴とする仮想計算機割当資源管理方法。
前記使用率算出ステップは、前記物理資源使用量測定ステップによって算出された前記測定期間における前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記13記載の仮想計算機割当資源管理方法。
前記使用率算出ステップは、前記物理資源使用量測定ステップによって算出された前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごと、かつ、前記アプリケーションの組み合わせごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする付記13記載の仮想計算機割当資源管理方法。
前記物理資源割当量増減ステップは、前記物理資源の使用率と、前記物理資源の使用率の上限値および下限値とを比較した比較結果に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する
ことを特徴とする付記13、14または15記載の仮想計算機割当資源管理方法。
ことを特徴とする付記16記載の仮想計算機割当資源管理方法。
ことを特徴とする付記17記載の仮想計算機割当資源管理方法。
101 物理資源割当管理部
101a、101b メモリ割当管理部
101a1 仮想マシン管理デーモン
102 物理資源使用量測定部
103 物理資源使用率算出部
102a、102b メモリ使用量測定部
103a、103b メモリ使用率算出部
104 物理資源割当量増減部
104a、104b メモリ割当量増減部
105、105a、105b 記憶部
106、106a、106b 設定ファイル
107a、107b メモリ測定テーテーブル
108a、108b メモリ負荷判定テーブル
109b アプリケーションテーブル
111 仮想計算機管理部
111a 仮想マシンモニタ
112 物理資源
112a 物理メモリ
121a 管理OS
121a1、121a2、121b1、121b2、121−1〜121−n 仮想計算機
122a1、122a2 アプリケーション監視プロセス
123a1、123a2、123b1、123b2 アプリケーション監視部
124b1、124b2 プロセス情報
Claims (8)
- コンピュータに、
少なくとも仮想計算機に割り当てられた物理計算機の物理資源の割当量を増減する増減単位が設定値として設定されている設定ファイルから前記設定値を読み込む設定ファイル読込手順と、
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する物理資源使用量測定手順と、
前記物理資源使用量測定手順によって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する使用率算出手順と、
前記使用率算出手順によって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する物理資源割当量増減手順と、
前記物理資源割当量増減手順によって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定手順と、前記使用率算出手順と、物理資源割当量増減手順とを順次実行する制御手順と
を実行させることを特徴とする仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 前記物理資源使用量測定手順は、前記設定ファイルに設定されている測定期間にわたって、前記仮想計算機ごとに前記物理資源の使用量を繰り返し測定して前記測定期間における前記物理資源の使用量の平均を算出し、
前記使用率算出手順は、前記物理資源使用量測定手順によって算出された前記測定期間における前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする請求項1記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 前記物理資源使用量測定手順は、前記設定ファイルに設定されているアプリケーションを特定する情報に基づいて、前記仮想計算機において稼働中の前記アプリケーションの組み合わせを取得し、前記仮想計算機ごと、かつ、前記アプリケーションの組み合わせごとに前記物理資源の使用量を繰り返し測定して前記物理資源の使用量の平均を算出し、
前記使用率算出手順は、前記物理資源使用量測定手順によって算出された前記物理資源の使用量の平均を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除して前記仮想計算機ごと、かつ、前記アプリケーションの組み合わせごとに前記物理資源の使用率を算出する
ことを特徴とする請求項1記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 前記設定ファイルには、前記物理資源の使用率の上限値および下限値が設定されており、
前記物理資源割当量増減手順は、前記物理資源の使用率と、前記物理資源の使用率の上限値および下限値とを比較した比較結果に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 前記物理資源割当量増減手順は、前記物理資源の使用率が前記物理資源の使用率の下限値を下回る場合には前記仮想計算機への前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ減少させ、前記物理資源使用率が前記物理資源の使用率の上限値を上回る場合には前記仮想計算機への前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増加させる
ことを特徴とする請求項4記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 前記物理資源割当量増減手順は、前記物理資源の使用率が前記物理資源の使用率の上限値を上回る前記仮想計算機の数に前記増減単位を乗じた必要物理資源量が、いずれの前記仮想計算機にも割り当てられていない前記物理資源の未割当量を上回る場合には、前記物理資源の未割当量を前記物理資源の使用率が前記物理資源の使用率の上限値を上回る前記仮想計算機の数で除した値へ前記増減単位を変更した後に、前記仮想計算機への前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増加させる
ことを特徴とする請求項5記載の仮想計算機割当資源管理プログラム。 - 少なくとも仮想計算機に割り当てられた物理計算機の物理資源の割当量を増減する増減単位が設定値として設定されている設定ファイルから前記設定値を読み込む設定ファイル読込部と、
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する測定処理をおこなう物理資源使用量測定部と、
前記物理資源使用量測定部によって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する算出処理をおこなう使用率算出部と、
前記使用率算出部によって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する増減処理をおこなう物理資源割当量増減部と、
前記物理資源割当量増減部によって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定部に前記測定処理を、前記使用率算出部に前記算出処理を、前記物理資源割当量増減部に前記増減処理を順次実行させる制御部と
を備えたことを特徴とする仮想計算機割当資源管理装置。 - 仮想計算機割当資源管理装置が実行する仮想計算機割当資源管理方法であって、
少なくとも仮想計算機に割り当てられた物理計算機の物理資源の割当量を増減する増減単位が設定値として設定されている設定ファイルから前記設定値を読み込む設定ファイル読込ステップと、
前記仮想計算機に割り当てられた前記物理計算機の物理資源の割当量のうち前記仮想計算機が使用する前記物理資源の使用量を測定する物理資源使用量測定ステップと、
前記物理資源使用量測定ステップによって測定された前記物理資源の使用量を前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量で除した前記物理資源の使用率を算出する使用率算出ステップと、
前記使用率算出ステップによって算出された前記物理資源の使用率に応じて、前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量を前記増減単位だけ増減する物理資源割当量増減ステップと、
前記物理資源割当量増減ステップによって前記仮想計算機に割り当てられた前記物理資源の割当量が前記増減単位だけ増減された後に、前記物理資源使用量測定ステップと、前記使用率算出ステップと、物理資源割当量増減ステップとを順次実行する制御ステップと
を含むことを特徴とする仮想計算機割当資源管理方法。
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