JP2011127401A - 開閉検出装置 - Google Patents

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健治 岡田
Tomohito Kajiyama
智史 梶山
Hirotada Higashihama
弘忠 東浜
Hirohisa Okuno
裕寿 奥野
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Abstract

【課題】異物を誤検出する可能性を著しく低くし、開閉体の開閉状態を高精度に検出する。
【解決手段】開閉体の固定部に設けた固定側ユニットと、固定部に支持される開閉体の移動部に設けた移動側ユニットとを備える開閉検出装置であって、移動側ユニットは、所定の印加電圧に応じた電流を光電変換して発光素子を発光させる発光制御部と、発光制御部により発光された光を配光する配光部と、発光制御部及び配光部を内包し、発光制御部により発光された光が出射する出射面を有する第1の筺体とを備え、固定側ユニットは、第1の筺体の出射面を透過した光を所定方向に収光する収光部と、収光部により収光された光を受光素子に受光させる受光制御部と、収光部及び受光制御部を内包し、第1の筺体の出射面を透過した光が入射する入射面を有する第2の筺体とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、扉、ドア又は窓等に例示される開閉体の開閉状態を検出する開閉検出装置に関する。
近年、家屋又はオフィスビル等における高度な安全性及び防犯性の向上を図るための対策として、扉、ドア又は窓等に例示される開閉体に、当該開閉体の開閉状態を検出するための開閉検出センサが取り付けることが少なくない。このような開閉検出センサには、リミットスイッチ又はマグネットスイッチが主に用いられてきた。
リミットスイッチは、接触型の検出器であり、動作対象である開閉体の動きによってアクチュエータを操作して、マイクロスイッチにアクチュエータの動きを伝達して当該開閉体の備える電気回路を開閉する機械的なスイッチである。リミットスイッチは、開閉体の位置の検出等に用いられる。
マグネットスイッチは、非接触型の検出器であり、リードスイッチ部と、永久磁石であるマグネット部とで構成されるスイッチである。マグネットスイッチは、リードスイッチ部がマグネット部の磁界に入ったときに接点を閉じ、マグネット部の磁界を出たときに接点を開くことにより、開閉体の開閉動作を制御する(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−36476号公報(段落0005)
前述したとおり、リミットスイッチは機械的なスイッチであるため、繰り返して操作され又は数多くの衝撃を受けた場合に、破壊、損傷又は接触不良が生じる可能性が高い。特に、リミットスイッチが屋外等に配置された場合には、風、雨、又は埃等の影響を受けるため、スイッチとしての動作の信頼性が低下するという課題があった。ただし、この動作の信頼性に対する課題は、マグネットスイッチを代用することにより解決することが可能である。
ところが、マグネットスイッチはリミットスイッチとは異なり、マグネット部の存在の有無を、当該マグネット部の発する磁力線の磁界強度が所定の閾値未満であるか否かによって判定する。このため、悪意のある第三者が他の金属異物又は他の磁石を当該マグネットスイッチのリードスイッチ部に近接した場合には、当該マグネットスイッチが誤動作するという課題があった。
そこで、本発明は、前述した従来の事情に鑑みてなされたもので、その目的は、異物を誤検出する可能性を著しく低くし、開閉体の開閉状態を高精度に検出することができる開閉検出装置を提供することである。
本発明において、開閉検出装置は、開閉体の固定部に設けた固定側ユニットと、前記固定部に支持される前記開閉体の移動部に設けた移動側ユニットとを備える開閉検出装置であって、前記移動側ユニットは、所定の印加電圧に応じた電流を光電変換して発光素子を発光させる発光制御部と、前記発光制御部により発光された光を配光する配光部と、前記発光制御部及び前記配光部を内包し、前記発光制御部により発光された前記光が出射する出射面を有する第1の筺体とを備え、前記固定側ユニットは、前記第1の筺体の前記出射面を透過した光を所定方向に収光する収光部と、前記収光部により収光された前記光を受光素子に受光させる受光制御部と、前記収光部及び前記受光制御部を内包し、前記第1の筺体の前記出射面を透過した前記光が入射する入射面を有する第2の筺体とを備え、前記発光素子により発光された前記光が前記受光素子により受光された場合、前記受光制御部は、前記開閉体が閉状態であることを検出することを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉検出装置は、第1の筺体の発光素子により発光された光が第2の筺体の受光素子により受光されるか否かに応じて開閉状態が検出されるため、他の金属又は異物を誤検出する可能性を著しく低くし、開閉体の開閉状態を高精度に検出することができる。また、第1の筺体に配光部を設けたことにより、発光された光が第1の筺体内で拡散又は反射される確率を低くすることができ、第2の筺体に入射する光量が減少することを防ぐことができる。第2の筺体に入射する光量の減少が防止されることにより、第1の筺体内で発光された光が第2の筺体で受光される確率の減少を防止することができる。更に、第2の筺体に収光部を設けたことにより、第2の筺体に入射した光を受光素子に適切に収光させることができるため、第2の筺体内で信頼性の高い光の検出が可能となる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記移動側ユニットと前記固定側ユニットとが対向するように配置されている場合、前記発光素子により発光された前記光は前記受光素子により受光されることを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉検出装置は、第1の筺体と第2の筺体とが対向した場合、すなわち、第1の筺体の出射面と第2の筺体の入射面とが対向した場合に、第1の筺体内の発光素子により発光された光が第2の筺体内に進入して受光素子により受光されるため、受光制御部は、開閉体が閉状態であることを検出することができる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記配光部及び前記収光部は、所定の波長域の光のみを透過する材料で構成されていることを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉検出装置の配光部及び収光部にフィルタの役割を行うことにより、開閉検出装置の部品点数及びスペースの削減を図ることができる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記収光部は前記第2の筺体の前記光の入射面から離間された位置に配置され、かつ、当該第2の筺体の内壁は黒色で当該内壁に凹凸が設けられていることを特徴とする。
前述した構成によれば、西日又は照明光等の外乱光が第2の筺体の入射面を介して入射した場合でも、第2の筺体の内壁が黒色であるため当該外乱光の第2の筺体内への反射を抑制することができ、更に、当該内壁の凹凸により第2の筺体内の受光部への照射を抑制することができる。
また、本発明において、開閉検出装置は、開閉体の固定部に設けた固定側ユニットと、前記固定部により支持される前記開閉体の移動部に設けた移動側ユニットとを備える開閉検出装置であって、前記移動側ユニットは、所定の印加電圧に応じた電流を光電変換して発光素子を発光させる発光制御部と、前記開閉体が閉状態であることを示す正規の符号情報を記憶する第1の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶される前記符号情報を含む光信号として前記発光素子を発光させるように前記発光制御部の動作を制御する第1の制御部と、前記第1の制御部による前記発光制御部の動作制御に基づいて発光された光を配光する配光部と、前記発光制御部、前記第1の記憶部、前記第1の制御部及び前記配光部を内包し、前記発光された前記光が出射する出射面を有する第1の筺体とを備え、前記固定側ユニットは、前記開閉体が閉状態であることを示す前記正規の符号情報を記憶する第2の記憶部と、前記第1の筺体の前記出射面を透過した光を所定方向に収光する収光部と、前記収光部により収光された前記光を受光素子に受光させる受光制御部と、前記第2の記憶部を参照して、前記受光制御部により受光された光が前記正規の符号情報を含む前記光信号であるか否かを検出する第2の制御部と、前記第2の記憶部、前記収光部、前記受光制御部及び前記第2の制御部を内包し、前記第1の筺体の前記出射面を透過した前記光が入射する入射面を有する第2の筺体と、を備えることを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉体が閉状態であることを示す正規の符号情報を含めた光信号の通信を第1の筺体及び第2の筺体間で行うことにより、当該光信号の通信エリアを限定することができるだけではなく、不正な信号の傍受も防止することができる。更に、光信号による通信により、電波を用いた無線通信で開閉検出を行う場合に比べて、セキュリティのより高い開閉体の開閉検出を実現することができる。また、第1の筺体に配光部を設けたことにより、発光された光が第1の筺体内で拡散又は反射される確率を低くすることができ、第2の筺体に入射する光量が減少することを防ぐことができる。第2の筺体に入射する光量の減少が防止されることにより、第1の筺体内で発光された光が第2の筺体で受光される確率の減少を防止することができる。更に、第2の筺体に収光部を設けたことにより、第2の筺体に入射した光を受光素子に適切に収光させることができるため、第2の筺体内で信頼性の高い光の検出が可能となる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記移動側ユニット及び前記固定側ユニットは、互いに無線通信可能な無線通信部をそれぞれ更に備え、前記固定側ユニットの前記無線通信部により出力された前記正規の符号情報を含む光信号としての発光要求を取得した場合、前記第1の制御部は、前記第1の記憶部に記憶される前記正規の符号情報を含む光信号として前記発光素子を発光させるように前記発光制御部の動作を制御することを特徴とする。
前述した構成によれば、固定側ユニットの無線通信部から光信号の発光要求が出力されて移動側ユニットの無線通信部で取得された場合のみ、移動側ユニットは正規の符号情報を含む光信号の発光制御を行えば良いため、移動側ユニットで発光制御を常時行う必要がなくなるという効果がある。
また、本発明において、開閉検出装置の前記第2の筺体は、前記入射面を透過した光を当該第2の筺体内の所定方向に屈折する屈折部とを更に内包することを特徴とする。
前述した構成によれば、第2の筺体の入射面と受光制御部とを例えば直線状の配置に設ける必要がなく、第2の筺体内の配置の設計自由度を著しく高くすることができるという効果がある。すなわち、固定側ユニットの形状及び大きさを自由に設計することが可能となり、当該固定側ユニットを小さくすることも可能となる。更に、入射面と受光制御部とを直線状に配置する必要がないため、特定方向からの外乱光の侵入を一層困難にすることもできる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記固定側ユニットは、前記受光素子により受光された光の強度を電圧に変換する電圧変換部と、を更に備え、前記第2の制御部は、前記電圧変換部により変換された前記電圧の絶対値に基づいて、前記固定側ユニット及び移動側ユニット間の通信状態を検出することを特徴とする。
前述した構成によれば、固定側ユニット及び移動側ユニット間の通信状態が検出されるため、当該通信状態が悪いと検出された場合には、LED等の報知部によって開閉検出装置の保守等を保守関係者等に促すことができる。更に、通信状態の悪化による開閉検出装置の故障を防止することもできる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記移動部は、前記第1の筺体の前記出射面の周囲に対して所定の気流を通風する気流発生部と、前記気流発生部により通風された前記気流を流入する流入部と、前記流入部により流入された前記気流を流出する流出部とを備えることを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉体の移動部である扉又はサッシ等が開閉する度に、移動側ユニットの第1の筺体の出射面の周囲に堆積された埃等を気流によって吹き飛ばすことができるため、第1の筺体の出射面の周囲を清潔にすることにより通信状態の悪化を抑制することができる。
また、本発明において、開閉検出装置の前記固定部は、前記開閉体の開閉の際に、前記第1の筺体の前記出射面の周囲を掃く所定の形状を有する接触部を備えることを特徴とする。
前述した構成によれば、開閉検出装置の固定部に取り付けられた接触部により、開閉体の開閉の際に、第1の筺体の出射面の周囲に堆積された埃等を除去することができる。また、第1の筺体の出射面の周囲を清潔にすることにより通信状態の悪化を抑制することができる。
本発明に係る通信によれば、異物を誤検出する可能性を著しく低くし、開閉体の開閉状態を高精度に検出することができる。
第1の実施形態の開閉検出装置が取り付けられた開閉体が閉じている状態の様子の一例を示す説明図 第1の実施形態の開閉検出装置が取り付けられた開閉体が開いている状態の様子の一例を示す説明図 第1の実施形態の開閉検出装置が取り付けられた開閉体が閉じている状態の様子の別の一例を示す説明図 第1の実施形態の開閉検出装置が取り付けられた開閉体が開いている状態の様子の別の一例を示す説明図 第1の実施形態の開閉検出装置を構成する固定側ユニット及び移動側ユニットの構成及び構造を示す説明図 第1の実施形態の開閉検出装置の断面を示した断面図 第1の実施形態の開閉検出装置を構成する移動側ユニット及び固定側ユニットの内部構成を示したブロック図 第1の実施形態の開閉検出装置を構成する移動側ユニット及び固定側ユニットにおける動作の時間的な順序を示したシーケンス図 第2の実施形態の開閉検出装置を構成する移動側ユニット及び固定側ユニットの内部構成を示したブロック図 第2の実施形態の開閉検出装置を構成する移動側ユニット及び固定側ユニットにおける動作の時間的な順序を示したシーケンス図 固定側ユニットの筺体の内側の一部を拡大した拡大図 固定側ユニットの筺体に導光板を挿入した様子を示す説明図 固定側ユニットの筺体の一部に鏡面とした様子を示す説明図 筺体内に反射面のみを有する移動側ユニットと、固定側ユニットとの動作の時間的な順序を示したシーケンス図 フィルタ部を備える固定側ユニットと、移動側ユニットとの内部構成を示したブロック図 固定側ユニットで受光された光信号の交流成分が抽出される様子を示した説明図 開閉体の移動部に取り付けられた移動側ユニットと当該移動側ユニットの筺体の出射面に堆積された埃を示した断面図 移動側ユニットの気流発生部により通風された気流の流路を示した断面図 接触部材が取り付けられた固定側ユニットと、筺体の出射面に埃が堆積された移動側ユニットとの様子の一例を示した断面図 接触部材が取り付けられた固定側ユニットと、筺体の出射面に埃が堆積された移動側ユニットとの様子の別の一例を示した断面図 接触部材の形状の一例を示した説明図 接触部材の形状の別の一例を示した説明図 非接触で電力供給を行う開閉検出装置が取り付けられた開閉体が閉じている状態の様子の一例を示す説明図 非接触で電力給電を行う開閉検出装置が取り付けられた開閉体が開いている状態の様子の一例を示す説明図 非接触で供給された電力を充電する蓄電池を備えた開閉検出装置が取り付けられた開閉体が閉じている状態の様子の別の一例を示す説明図 非接触で供給された電力を充電する蓄電池を備えた開閉検出装置が取り付けられた開閉体が開いている状態の様子の別の一例を示す説明図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。また、後述の各実施形態において、窓、ドア又は扉等に例示される開閉動作を行う物体を「開閉体」として記載する。
(第1の実施形態)
図1又は図2に示すように、第1の実施形態の開閉検出装置10は、扉等に例示される開き戸タイプの開閉体Kに取り付けられている。図1は、第1の実施形態の開閉検出装置10が取り付けられた開閉体Kが閉じている状態の様子の一例を示す説明図である。図2は、第1の実施形態の開閉検出装置10が取り付けられた開閉体Kが開いている状態の様子の一例を示す説明図である。
第1の実施形態の開閉検出装置10は、図1又は図2に示すように、開閉体Kの扉枠100の上部に設けられた固定側ユニット3Aと、扉枠100に蝶番7を介して開閉自在に支持される扉200の上部に設けられた移動側ユニット3Bとにより構成されている。
また、図3又は図4に示すように、第1の実施形態の開閉検出装置10は、窓等に例示される引き戸タイプの開閉体Lに取り付けられても良い。図3は、第1の実施形態の開閉検出装置10が取り付けられた開閉体が閉じている状態の様子の一例を示す説明図である。図4は、第1の実施形態の開閉検出装置10が取り付けられた開閉体Lが開いている状態の様子の一例を示す説明図である。
図3又は図4において、第1の実施形態の開閉検出装置10は、開閉体Lの窓枠300の上部に設けられた固定側ユニット3Aと、当該窓枠300に沿ってスライド可能に構成されたサッシ400の上部に設けられた移動側ユニット3Bとにより構成されている。
(第1の実施形態の開閉検出装置10の構成)
第1の実施形態の開閉検出装置10の構成について図5〜図7を参照して説明する。図5は、第1の実施形態の開閉検出装置10を構成する固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bの構成及び構造を示す説明図である。図6は、図5に示す開閉検出装置10を平面Mによる断面を示した断面図である。図7は、第1の実施形態の開閉検出装置10を構成する固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bの内部構成を示したブロック図である。
図5に示すように、固定側ユニット3Aは、筺体11A、収光部12A、入射面13A、受光素子15A及び受光制御部16Aにより構成される。また、受光素子15A及び受光制御部16Aは受光部14Aを構成する。より具体的には、固定側ユニット3Aの筺体11Aは、収光部12A、受光素子15A及び受光制御部16Aを把持するように内包し、移動側ユニット3Bにより発光された光が入射する入射面13Aを有する。以下、移動側ユニット3Bにより発光された光の一例として可視光線Rを挙げて説明する。但し、光としては、可視光線Rに限定されず、可視光線等でも構わない。
筺体11Aは、円柱状または角柱状の半透明又は透明なケースであり、ガラス又はプラスチック等で構成されている。
収光部12Aは、入射面13Aを透過して筺体11A内を進入した可視光線Rの入射を受け、当該入射された可視光線Rを受光素子15Aに向けて出射するレンズであり、例えば凸レンズであることが好ましい。また、収光部12Aは、筺体11Aの入射面13Aから離間された位置に配置されることが好ましい。
入射面13Aは、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとが対向する位置にある場合に、移動側ユニット3Bにより発光された可視光線Rが固定側ユニット3Aの筺体11Aに入射する面であり、移動側ユニット3Bにより発光された可視光線Rが透過可能な材質で構成されていることが好ましい。
受光部14Aは、前述したとおり、可視光線Rを受光する受光素子15A(例えばフォトダイオード)と、当該受光素子15Aにより可視光線Rの受光を検出する受光制御部16Aとにより構成されている。受光素子15Aは、可視光線Rを受光した後、光電変換により生成された電気信号を受光制御部16Aへ出力する。受光制御部16Aは、受光素子15Aにより出力された電気信号を取得した場合に可視光線Rの受光を検出する。可視光線Rの受光が検出された場合、受光制御部16Aは、開閉体K又は開閉体Lは閉じている状態であると検出する。
移動側ユニット3Bは、筺体11B、配光部12B、出射面13B、発光素子15B及び発光制御部16Bにより構成される。また、発光素子15B及び発光制御部16Bは発光部14Bを構成する。より具体的には、移動側ユニット3Bの筺体11Bは、配光部12B、発光素子15B及び発光制御部16Bを把持するように内包し、固定側ユニット3Aに向けて発光された可視光線Rを透過する出射面13Bを有する。
筺体11Bは、筺体11Aと同様に、円柱状または角柱状の半透明又は透明なケースであり、ガラス又はプラスチック等で構成されている。
配光部12Bは、発光素子15Bにより発光された可視光線Rの入射を受け、当該入射された可視光線Rを筺体11B内に配光するレンズであり、例えば凹レンズであることが好ましい。
出射面13Bは、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとが対向する位置にある場合に、発光素子15Bにより発光された可視光線Rが透過する面であり、当該可視光線Rが透過可能な材質で構成されていることが好ましい。
発光部14Bは、前述したとおり、可視光線Rを発光する発光素子15B(例えば発光ダイオード)と、当該発光素子15Bにより発光される可視光線Rの発光を制御する発光制御部16Bとにより構成されている。発光制御部16Bは、当該発光制御部16Bを構成する回路内で発生された所定の電圧を発光素子15Bに印加する。発光素子15Bは、この印加された電圧に応じた電流を光電変換して発光する。また、発光制御部16Bは、発光素子15Bから常時又は一定の微小時間間隔で可視光線Rを発光するように発光素子15Bを制御する。
図1又は図3に示すように、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとが対向する位置に配置された場合、移動側ユニット3Bの発光素子15Bにより発光された可視光線Rが固定側ユニット3Aの受光素子15Aに受光される。この場合、第1の実施形態の開閉検出装置10の固定側ユニット3Bの受光制御部16Aは、当該開閉体K又は開閉体Lは閉じている状態であると検出する。しかし、図2又は図4に示すように、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとが対向する位置に配置されない場合、移動側ユニット3Bの発光素子15Bにより発光された可視光線Rは固定側ユニット3Aの受光素子15Aに受光されない。この場合、第1の実施形態の開閉検出装置10の固定側ユニット3Aの受光制御部16Aは、当該開閉体K又は開閉体Lは開いている状態であると検出する。
(第1の実施形態の開閉検出装置10の動作)
次に、第1の実施形態の開閉検出装置10の動作について図8を参照して説明する。図8は、固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bにおける動作の時間的な順序を示したシーケンス図である。
移動側ユニット3Bの発光制御部16Bは、発光素子15Bを制御して可視光線Rを発光する。より具体的には、発光制御部16Bは、当該発光制御部16Bを構成する回路内で発生された所定の電圧を発光素子15Bに印加する。発光素子15Bは、この印加された電圧に応じた電流を光電変換して発光する。
この発光された可視光線Rは、配光部12Bを介して筺体11B内に配光される。この配光された可視光線Rは、出射面13Bを透過して当該出射面13Bの面方向に対して垂直な方向に出射される(S1)。固定側ユニット3Aの受光制御部16Aは、S1で移動側ユニット3Bから出射された可視光線Rが受光部14Aにより受光されたか否かに応じて、開閉体の開閉状態を検出する(S2)。なお、可視光線Rは時間的に連続して発光されても良いし、所定の時間間隔で発光されても良い。所定の時間間隔で発光する場合には、人が開閉体K又は開閉体Lが開かれて進入した後に閉じるまでに要する時間以下の時間間隔で発光するのが好ましい。
固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bが互いに対向する位置に配置された場合、移動側ユニット3Bにより発光された可視光線Rが固定側ユニット3Aにより受光されるため、開閉体K又は開閉体Lが閉じていると検出される。
以上のように、第1の実施形態の開閉検出装置10は、開閉体Kの扉200又は開閉体Lのサッシ400に取り付けられる移動側ユニット3Bにより発光された可視光線Rが、開閉体Kの扉枠100又は開閉体Lの窓枠300に取り付けられる固定側ユニット3Aにより受光されたか否かに応じて、開閉体K又は開閉体Lの開閉状態の検出が行われる。
従って、第1の実施形態の開閉検出装置10は、筺体11B内の発光素子15Bにより発光された可視光線Rが筺体11A内の受光素子15Aにより受光されるか否かに応じて開閉状態が検出されるため、他の金属又は異物を誤検出する可能性を著しく低くし、開閉体の開閉状態を高精度に検出することができる。また、筺体11Bに配光部12Bを設けたことにより、発光された可視光線Rが筺体11B内で拡散又は反射される確率を低くすることができ、筺体11Aに入射する光量が減少することを防ぐことができる。筺体11Aに入射する光量の減少が防止されることにより、筺体11B内で発光された可視光線Rが筺体11Aで受光される確率の減少を防止することができる。更に、筺体11Aに収光部12Aを設けたことにより、筺体11Aに入射した可視光線Rを受光素子15Aに適切に収光させることができるため、筺体11A内で信頼性の高い光の検出が可能となる。
また、筺体11Aと筺体11Bとが対向した場合、すなわち、筺体11Bの出射面13Bと筺体11Aの入射面13Aとが対向した場合に、筺体11B内の発光素子15Bにより発光された可視光線Rが筺体11A内に進入して受光素子15Aにより受光されるため、受光制御部16Aは、開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態であることを高精度に検出することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の開閉検出装置10Bについて図9を参照して説明する。第2の実施形態の開閉検出装置10Bが、第1の実施形態の開閉検出装置10と異なる点は、固定側ユニット3AがROM20A、RAM21A、制御部22A及び無線通信部23Aを有する点、移動側ユニット3BがROM20B、RAM21B、制御部22B、無線通信部23B及び乱数発生部24Bを有する点である。これらの点以外は図7に示す開閉検出装置10の内部構成と同様であり、図9において、図7と共通する構成要素には同じ参照符号が付されている。以下、説明の都合上、移動側ユニット3B、固定側ユニット3Aの順に説明する。
(第2の実施形態の開閉検出装置10Bの構成)
移動側ユニット3Bにおいて、ROM20Bは、開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態を示す正規の符号を含む正規情報Z、当該正規情報Zを所定の暗号化アルゴリズムに基づいて暗号化するためのプログラム、及び当該暗号化アルゴリズムに関する付属情報を記憶している。ここで、所定の暗号化アルゴリズムに関する付属情報には、前述した正規情報を暗号化する際のパスワード又は電子署名等が含まれる。
RAM21Bは、制御部22BによりROM20Bから読み出された正規情報Z、暗号化するためのプログラム、及び当該暗号化するためのプログラムに関する付属情報が一時的に記憶される主記憶メモリである。
制御部22Bは、CPU又はマイクロコンピュータにより構成され、ROM20B、RAM21B、無線通信部23B、乱数発生部24及び発光制御部16Bの動作を制御する。制御部22Bは、ROM20BからRAM21Bに読み出された正規情報Zを暗号化し、当該暗号化された正規情報Zdを含む光信号である可視光線Rを発光素子15Bに発光させるように発光制御部16Bの動作を制御する。
無線通信部23Bは、固定側ユニット3Aの無線通信部23Aと無線で通信する。無線通信部23Bは、暗号化された正規情報Zdを含んだ可視光線Rの発光要求を固定側ユニット3Aの無線通信部23Aから取得し、制御部22Bに対して暗号化された正規情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を出力する。制御部22Bは、暗号化された正規情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rを発光素子15Bに発光させるように発光制御部16Bの動作を制御する。また、無線通信部23Bは、ROM20Bに保存されている開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態を示す正規情報Z、当該正規情報Zを所定の暗号化アルゴリズムに基づいて暗号化するためのプログラム、及び当該暗号化アルゴリズムに関する付属情報を無線で無線通信部23Aに送信しても良い。なお、無線通信部23A及び無線通信部23B間の無線通信の仕様は近距離無線通信であることが好ましいが、当該仕様は特に問わない。
また、移動側ユニット3Bは乱数発生部24Bを備えても良い。乱数発生部24Bは、生成された乱数Jを、開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態を示す正規情報Wとして制御部22Bに出力する。この場合、制御部22Bは、ROM20Bに予め保存されている正規情報の正規情報Zに代えて、乱数発生部24Bにより生成された乱数Jを取得したうえで暗号化して暗号化された乱数Jdを生成する。制御部22Bは、当該暗号化された乱数Jdを含んだ光信号である可視光線Rを発光素子15Bに発光させるように発光制御部16Bの動作を制御する。また、乱数発生部24Bにより生成された乱数J又は当該乱数が暗号化された情報Jdは、無線通信部23Bを介して固定側ユニット3Aの無線通信部23Aに向けて送信され、固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bの間で共有される。これにより、正規情報Zが固定側ユニット3A又は移動側ユニット3Bから漏えいした場合でも、開閉体K又は開閉体Lの開閉検出の度に生成された乱数Jの暗号化された情報Jdが当該開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態であることを示す正規情報としてセキュリティの高い開閉検出が実現可能である。
固定側ユニット3Aにおいて、ROM20Aは、開閉体K又は開閉体Lが閉じている状態を示す正規情報Z、当該正規情報Zを所定の暗号化アルゴリズムに基づいて暗号化するためのプログラム、及び当該暗号化アルゴリズムに関する付属情報を記憶している。ここで、所定の暗号化アルゴリズムに関する付属情報には、前述した正規情報を暗号化する際のパスワード又は電子署名等が含まれる。
RAM21Aは、制御部22AによりROM20Aから読み出された正規情報Z、復号するためのプログラム、及び当該復号するためのプログラムに関する付属情報が一時的に記憶される主記憶メモリである。
制御部22Aは、CPU又はマイクロコンピュータにより構成され、ROM20A、RAM21A、無線通信部23A及び受光制御部16Aの動作を制御する。制御部22Aは、ROM20Aに予め保存されている正規情報Z又はRAM21Aに保存されている正規情報Z及び復号するためのプログラムに関する付属情報を参照して、受光素子15Aにより受光した可視光線Rである光信号が暗号化された正規情報Zdを含むか否かを検出する。
制御部22Aは、受光素子15Aにより受光した可視光線Rである光信号が暗号化された正規情報Zdを含むと検出した場合、開閉体K又は開閉体Lは閉じている状態であると検出する。また、移動側ユニット3Bにより出射された可視光線Rが受光素子15Aにより受光されない場合、又は受光素子15Aにより受光された可視光線Rの中に暗号化された正規情報Zdが含まれていない場合には、制御部22Aは、開閉体K又は開閉体Lは開いている状態であると検出する。また、制御部22Aは、正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を生成し、無線通信部23Aに出力する。
無線通信部23Aは、移動側ユニット3Bの無線通信部23Bと無線で通信する。無線通信部23Aは、制御部22Aにより生成された正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を取得し、この発光要求を移動側ユニット3Bの無線通信部23Bに向けて送信する。
また、移動側ユニット3Bと固定側ユニット3Aとの間では、正規情報Zは共通鍵暗号方式によって暗号化されても良いし、公開鍵暗号方式によって暗号化されても良い。前者の場合には、移動側ユニット3BのROM20Bと固定側ユニット3AのROM20Aとの間には共通鍵暗号方式における同一の暗号化アルゴリズムに沿ったプログラム、及び当該共通鍵暗号方式における共通鍵が保存されていることが好ましい。
また、後者の場合には、移動側ユニット3BのROM20Bには、公開鍵暗号方式における同一の暗号化アルゴリズムに沿ったプログラム、移動側ユニット3Bの秘密鍵、及び固定側ユニット3Aの公開鍵が保存されていることが好ましい。同様に、固定側ユニット3AのROM20Aには、公開鍵暗号方式における同一の暗号化アルゴリズムに沿ったプログラム、固定側ユニット3Aの秘密鍵、及び移動側ユニット3Bの公開鍵が保存されていることが好ましい。
(第2の実施形態の開閉検出装置10Bの動作)
次に、第2の実施形態の開閉検出装置10Bの動作について図10を参照して説明する。図10は、固定側ユニット3A及び移動側ユニット3Bにおける動作の時間的な順序を示したシーケンス図である。
固定側ユニット3Aの制御部22Aは、正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を生成し、無線通信部23Aに出力する。無線通信部23Aは、制御部22Aにより生成された正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を取得し、この発光要求を移動側ユニット3Bの無線通信部23Bに向けて送信する(S11)。
移動側ユニット3Bの無線通信部23Bは、S11により送信された正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を取得し、制御部22Bに対して正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を出力する。制御部22Bは、正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rの発光要求を取得し(S12)、ROM20Bに予め保存されている正規情報Zを暗号化し、当該暗号化された情報Zdを含む光信号である可視光線Rを発光素子15Bに発光させるように発光制御部16Bの動作を制御する。
移動側ユニット3Bの発光制御部16Bは、正規情報Zが暗号化された情報Zdを含んだ光信号である可視光線Rを発光素子15Bに発光させるように制御し、発光素子15Bは当該可視光線Rを出射する(S13)。具体的には、発光制御部16Bは、当該発光制御部16Bを構成する回路内で発生された所定の電圧を発光素子15Bに印加する。発光素子15Bは、この印加された電圧に応じた電流を光電変換して正規情報Zが暗号化された情報Zdを含む光信号である可視光線Rを発光する。
この発光された可視光線Rは、配光部12Bを介して筺体11B内に配光される。この配光された可視光線Rは、出射面13Bを透過して当該出射面13Bの面方向に対して垂直な方向に出射される(S13)。固定側ユニット3Aの制御部22Aは、移動側ユニット3Bの発光素子15Bにより発光された光信号である可視光線Rが受光素子15Aにより受光されたか否かに応じて、開閉体K又は開閉体Lの開閉状態を検出する(S14)。すなわち、制御部22Aは、ROM20Aに予め保存されている正規情報Z、又はRAM21Aに保存されている正規情報Zを参照して、受光素子15Aにより受光した可視光線Rである光信号が暗号化された正規情報Zdを含むか否かを検出する。
制御部22Aは、受光素子15Aにより受光した可視光線Rである光信号が暗号化された正規情報Zdを含むと検出した場合、開閉体K又は開閉体Lは閉じている状態であると検出する。また、移動側ユニット3Bにより出射された可視光線Rが受光素子15Aにより受光されない場合、又は受光素子15Aにより受光された可視光線Rの中に暗号化された正規情報Zdが含まれていない場合には、制御部22Aは、開閉体K又は開閉体Lは開いている状態であると検出する。
なお、可視光線Rは連続して発光しても良いし、所定の時間間隔で発光しても良い。所定の時間間隔で発光する場合には、人が開閉体K又は開閉体Lを開いて進入した後に閉じるまでに要する時間以下の時間間隔で発光するのが好ましい。
以上のように、第2の実施形態の開閉検出装置10Bは、開閉体Kの扉枠100又は開閉体Lの窓枠300に取り付けられた固定側ユニット3Aにより無線で送信された正規情報Zが暗号化された情報Zdを含む光信号である可視光線Rの発光要求に従って、扉200又は開閉体Lのサッシ400に取り付けられる移動側ユニット3Bが当該可視光線Rの発光を行う。この発光された可視光線Rが開閉体Kの扉枠100又は開閉体Lの窓枠300に取り付けられる固定側ユニット3Aにより受光され、かつ、当該受光された可視光線Rの光信号の中に暗号化された正規情報Zdが含まれているか否かに応じて、開閉体K又は開閉体Lの開閉状態の検出が行われる。
従って、第2の実施形態の開閉検出装置10Bは、閉体が閉状態であることを示す正規の符号情報を含めた光信号の通信を第1の筺体及び第2の筺体間で行うことにより、当該光信号の通信エリアを限定することができるだけではなく、不正な信号の傍受も防止することができる。更に、光信号による通信により、電波を用いた無線通信で開閉検出を行う場合に比べて、セキュリティのより高い開閉体の開閉検出を実現することができる。また、第1の筺体に配光部を設けたことにより、発光された光が第1の筺体内で拡散又は反射される確率を低くすることができ、第2の筺体に入射する光量が減少することを防ぐことができる。第2の筺体に入射する光量の減少が防止されることにより、第1の筺体内で発光された光が第2の筺体で受光される確率の減少を防止することができる。更に、第2の筺体に収光部を設けたことにより、第2の筺体に入射した光を受光素子に適切に収光させることができるため、第2の筺体内で信頼性の高い光の検出が可能となる。
また、固定側ユニットの無線通信部から光信号の発光要求が出力されて移動側ユニットの無線通信部で取得された場合のみ、移動側ユニットは正規の符号情報を含む光信号の発光制御を行えば良いため、移動側ユニットで発光制御を常時行う必要がなくなるという効果がある。
(変形例)
以下、前述した各実施形態の開閉検出装置10、10Bの変形例について説明する。例えば、本発明の開閉検出装置10、10Bの配光部12B及び収光部12Aは、所定の波長域の光のみを透過する材料で構成されていることが好ましい。ここでいう所定の波長域とは、搭載する発光素子(赤外線LED等)のピーク発光波長、及び受光素子(フォトダイオード等)のピーク感度波長から設定される波長の範囲を示す。これにより、開閉検出装置10,10Bの配光部12B及び収光部12Aにフィルタの役割を行うことにより、開閉検出装置10、10Bの部品点数及びスペースの削減を図ることができる。
また、図11に示すように、本発明の開閉検出装置10、10Bは、固定側ユニット3Aの筺体11Aの内壁は黒色で当該内壁に凹凸の形状が設けられても良い。図11は、固定側ユニット3Aの筺体11Aの所定の範囲Xにおける内側の一部を拡大した拡大図である。これにより、西日又は照明光等の外乱光が筺体11Aの入射面13Aを介して入射した場合でも、筺体A11の内壁が黒色であるため当該外乱光の筺体11A内への反射を抑制することができ、更に、当該内壁の凹凸の形状により筺体11A内の受光部14Aへの照射を抑制することができる。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bの筺体11Aは、図12又は図13に示すように、入射面13Aを透過した可視光線Rを当該筺体11A内の所定方向に屈折する屈折部を把持するように内包しても良い。図12は、固定側ユニット3Aの筺体11Aに導光板25Aを取り付けた様子を示す説明図である。図13は、固定側ユニット3Aの筺体11Aの一部に鏡26Aにした様子を示す説明図である。
図12において、導光板25Aは、筺体11Aの入射面13Aを透過した可視光線Rが導光板25Aの内部で反射されて受光素子15Aに受光されるように把持されるように内包されている。また、図13において、鏡26Aは、筺体11Aの入射面13Aを透過した可視光線Rが鏡26Aで反射されて収光部12Aを介して受光素子15Aに受光されるように把持されるように内包されている。これにより、筺体11Aの入射面13Aと受光素子15Aとを例えば直線状の配置に設ける必要がなく、固定側ユニット3Aの設計自由度が著しく高くすることができるという効果がある。すなわち、固定側ユニット3Aの形状及び大きさを自由に設計することが可能となり、当該固定側ユニット3Aを小さくすることも可能となる。更に、入射面13Aと受光素子15Aとを直線状に配置する必要がないため、特定方向からの外乱光の侵入を一層困難にすることもできる。
また、図14に示すように、本発明の開閉検出装置10、10Bの固定側ユニット3Aが前述の各実施形態において移動側ユニット3Bが備える発光素子15B及び発光制御部16Bと同様の構成を備え、当該固定側ユニット3A自らが発光した可視光線Rの受光の有無に応じて、開閉状態を検出しても良い。例えば、発光された可視光線Rが筺体11Aから出射され(S21)、反射面のみを備える移動側ユニット3Bの筺体11B内で反射された可視光線Rを受光した場合に限って(S22)、開閉体K又は開閉体Lの開閉検出が行われる(S23)。図14は、筺体11B内に反射面のみを有する移動側ユニット3Bと、固定側ユニット3Aとの動作の時間的な順序を示したシーケンス図である。この場合、移動側ユニット3Bには、図5及び図7に示す構成を備える必要は一切無く、鏡面等の反射面のみを筺体11B内に備えるだけで良い。このため、開閉検出装置10、10Bの部品点数を削減することができると共に、前述した各実施形態に比べて更に消費電力を低くすることができる。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bの固定側ユニット3Aは、受光素子15Aにより受光された可視光線Rの信号強度を電圧に変換する電圧変換部を更に備えても良い。この場合、固定側ユニット3Aの制御部22Aは、当該電圧変換部により変換された前記電圧の絶対値に基づいて、固定側ユニット3A及び移動側ユニット3B間の通信状態を検出する。これにより、固定側ユニット3A及び移動側ユニット3B間の通信状態が検出されるため、当該通信状態が悪いと検出された場合には、図示しないLED等の報知部によって開閉検出装置10、10Bの保守等を保守関係者等に促すことができる。更に、通信状態の悪化による開閉検出装置10、10Bの故障を防止することもできる。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bは、図15に示すように、固定側ユニット3Aの受光素子15Aにより受光された可視光線Rである光信号に含まれる直流成分を除去して交流成分を抽出するフィルタ部30Aを備えても良い。図15は、フィルタ部30Aを備える固定側ユニットと、移動側ユニットとの内部構成を示したブロック図である。ここで、フィルタ部30Aには、例えば、固定側ユニット3Aの受光素子15Aにより受光された可視光線Rである光信号に含まれる直流成分を除去するためのコンデンサである。フィルタ部30Aにより当該直流成分が除去された様子を図16に示す。図16は、固定側ユニットで受光された光信号の交流成分が抽出される様子を示した説明図である。これにより、西日又は照明光等の外乱光の影響を軽減し、必要な信号のみを抽出することで信頼性の高い光信号の通信が可能となる。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明の表示器はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
前述した各実施形態においては、移動側ユニット3Bが可視光線Rを発光し固定側ユニット3Aが当該可視光線Rを受光したか否かに応じて開閉体K又は開閉体Lの開閉検出を行う旨を説明した。しかし、反対に、固定側ユニット3Aが可視光線Rを発光し移動側ユニット3Bが当該可視光線Rを受光したか否かに応じて開閉体K又は開閉体Lの開閉検出を行うようにしても良い。この場合には、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bがそれぞれ備える構成は、図5又は図7において反対となる。
また、前述した各実施形態においては、移動側ユニット3Bが可視光線Rを発光し固定側ユニット3Aが当該可視光線Rを受光したか否かに応じて開閉体K又は開閉体Lの開閉検出を行う旨を説明した。しかし、移動側ユニット3Bが可視光線Rを発光し固定側ユニット3Aが当該可視光線Rを受光した場合であって、その後、固定側ユニット3Aが可視光線Rを発光し移動側ユニット3Bが当該可視光線Rを受光した確認結果を移動側ユニット3Bから取得した場合に限って、固定側ユニット3Aが開閉体K又は開閉体Lの開閉検出を行っても良い。この場合には、固定側ユニット3Aは、図5又は図7に示す移動側ユニット3Bの備える構成を全て含み、同様に、移動側ユニット3Bは、図5又は図7に示す固定側ユニット3Aの備える構成を全て含む。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bは、図17に示すように、開閉体Kの扉200又は開閉体Lのサッシ400に、筺体11Bの入射面13Bの周囲に対して所定の気流を通風する気流発生部と、この気流発生部により通風された前記気流を流入する流入部32と、前記流入部32により流入された前記気流を流出する流出部33とが設けられても良い。図17は、開閉体の移動部に取り付けられた移動側ユニットと当該移動側ユニットの筺体の出射面に堆積された埃を示した断面図である。図18は、移動側ユニット3Bの気流発生部により通風された気流の流路を示した断面図である。図17に示すように、開閉検出装置10、10Bを長期間使用した場合には、移動側ユニット3Bと当該移動側ユニット3Bの筺体11Bの出射面13Bの周囲に埃31が堆積される。これにより、図18に示すように、移動側ユニット3Bの筺体11Bの出射面13Bの周囲に堆積された埃31等を当該開閉体K又は開閉体Lの開閉の度に気流によって吹き飛ばすことができるため、筺体11Bの出射面13Bの周囲を清潔にすることにより通信状態の悪化を抑制することができる。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bは、図19又は図20に示すように、開閉体K又は開閉体Lの開閉の際に、移動側ユニット3Bの筺体11Bの出射面13Bの周囲を掃く接触部40を固定側ユニット3Aの外側に取り付けられても良い。図19は、接触部材40が取り付けられた固定側ユニット3Aと、筺体11Bの出射面13Bに埃31が堆積された移動側ユニット3Bとの様子の一例を示した断面図である。図20は、接触部40が取り付けられた固定側ユニット3Aと、筺体11Bの出射面13Bに埃31が堆積された移動側ユニット3Bとの様子の別の一例を示した断面図である。図20に示すように、移動側ユニット3Bの開閉の際に、移動側ユニット3Bの筺体11Bの出射面13Bに堆積された埃31が接触部40によって取り除かれる。これにより、開閉検出装置10、10Bの固定側ユニット3Aに取り付けられた接触部40により、開閉体K又は開閉体Lの開閉の際に、筺体11Bの出射面13Bの周囲に堆積された埃31等を除去することができる。また、筺体11Bの出射面13Bの周囲を清潔にすることにより通信状態の悪化を抑制することができる。
また、接触部40は、柔らかいブラシのような細い線状部材の集合体で構成されていることが好ましい。更に、接触部40は、図21又は図22に示すような形状であることが好ましい。例えば、図21では、接触部40の形状は、略直方体を構成する。また、図22では、接触部40の形状は、移動側ユニット3Bの筺体11Bの出射面13Bを覆い隠すような径を有する略円柱を構成する。特に図22に示す接触部40は、筺体11の出射面13Bを覆い隠す径を有するため、外乱光の侵入も抑制することができる。これらの接触部40を構成する各線状部材は、発光される光信号の波長域のみを透過する材料で構成されるのが好ましい。この場合、光信号の通信を阻害することがなく、埃31の除去が確実になされる。
また、本発明の開閉検出装置10、10Bは、図23〜図26に示すように、非接触で電力を供給する給電部を固定側ユニット3Aに備え、固定側ユニット3Aから非接触で電力の供給を受けて内部配線6を介して電気錠装置5を動作するように制御する受電部を移動側ユニット3Bに備えても良い。図23は、固定側ユニット3Aに給電部、及び移動側ユニット3Bに受電部を備えた開き戸タイプの開閉検出装置10の閉じている状態を示す図面である。図24は、固定側ユニット3Aに給電部、及び移動側ユニット3Bに受電部を備えた開き戸タイプの開閉検出装置10の開いている状態を示す図面である。図25は、図23と同様の構成を備える引き戸タイプの開閉検出装置10Bを示した図面である。図26は、図24と同様の構成を備える引き戸タイプの開閉検出装置10Bを示した図面である。
図23において、固定側ユニット3Aは、扉枠100に蝶番7を介して開閉自在に支持される扉200に設けた移動側ユニット3Bに対して非接触で電力給電を行う。移動側ユニット3Bは、内部配線6を介して電気的に接続されている電気錠装置5へ電力供給を行って当該電気錠装置5の動作を制御する。図23又は図25に示すように、固定側ユニット3Aには電源線を介して交流電源4が供給され、固定側ユニット3Aの給電部と移動側ユニット3Bの受電部との間で電磁誘導が行われる。この結果、固定側ユニット3Aから非接触で移動側ユニット3Bに電力が供給され、移動側ユニット3Bは当該供給された電力を電気錠装置5に供給する。また、図24又は図26に示すように、扉200又はサッシ400が開いている状態では、固定側ユニット3Aから移動側ユニット3Bに対して非接触による電力給電は行われない。
また、図25及び図26に示すように、移動側ユニット3B及び電気錠装置5の間に蓄電池500及び当該蓄電池500に充電されている電力量を計測する電力メータ501が内部配線6を介して電気的に付加的に接続されても良い。この場合、固定側ユニット3Aの給電部と移動側ユニット3Bの受電部との間で電磁誘導が行われた場合、固定側ユニット3Aから非接触で移動側ユニット3Bに電力が供給され、移動側ユニット3Bは当該供給された電力を蓄電池500に充電するように制御する。電力メータ501は、常時、蓄電池500に充電されている電力を計測し、移動側ユニット3Bの制御部22Bに出力する。電力メータ501により蓄電池500の充電が完了したことが制御部22Bに出力されたとき、移動側ユニット3Bの制御部22Bは、当該蓄電池500の充電が完了した旨を無線通信部23Bの無線通信又は前述した光信号の通信により固定側ユニット3Aの制御部22Aに通知する。このとき、固定側ユニット3Aの制御部22Aは、給電部のスイッチをOFFするように制御して、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとの間で電磁誘導が行われないように制御する。また、蓄電池500の充電が完了した場合には、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとの間で電磁誘導が行われないため、蓄電池500は内部配線6を介して電気的に接続されている電気錠装置5の動作を制御する。これにより、固定側ユニット3Aと移動側ユニット3Bとの間で常時、電磁誘導が行われて移動側ユニット3Bに対して非接触による電力給電を行う必要がなくなる。すなわち、固定側ユニット3Aで常時電流を流す必要がなくなり、開閉検出装置10、10B全体として電力の消費量を低くすることができる。
3A 固定側ユニット
3B 移動側ユニット
4 交流電源
5 電気錠装置
6 内部配線
7 蝶番
10、10B 開閉検出装置
11A、11B 筺体
12A 収光部
12B 配光部
13A 入射面
13B 出射面
14A 受光部
14B 発光部
15A 受光素子
15B 発光素子
16A 受光制御部
16B 発光制御部
20A、20B ROM
21A、21B RAM
22A、22B 制御部
23A、23B 無線通信部
24B 乱数発生部
25A 導光板
26A 鏡
30A フィルタ部
31 埃
32 流入部
33 流出部
40、41 接触部
100 扉枠
200 扉
300 窓枠
400 サッシ
500 蓄電池
501 電力メータ

Claims (10)

  1. 開閉体の固定部に設けた固定側ユニットと、前記固定部により支持される前記開閉体の移動部に設けた移動側ユニットとを備える開閉検出装置であって、
    前記移動側ユニットは、
    所定の印加電圧に応じた電流を光電変換して発光素子を発光させる発光制御部と、
    前記発光制御部により発光された光を配光する配光部と、
    前記発光制御部及び前記配光部を内包し、前記発光制御部により発光された前記光が出射する出射面を有する第1の筺体とを備え、
    前記固定側ユニットは、
    前記第1の筺体の前記出射面を透過した光を所定方向に収光する収光部と、
    前記収光部により収光された前記光を受光素子に受光させる受光制御部と、
    前記収光部及び前記受光制御部を内包し、前記第1の筺体の前記出射面を透過した前記光が入射する入射面を有する第2の筺体とを備え、
    前記発光素子により発光された前記光が前記受光素子により受光された場合、前記受光制御部は、前記開閉体が閉状態であることを検出することを特徴とする開閉検出装置。
  2. 請求項1に記載の開閉検出装置であって、
    前記移動側ユニットと前記固定側ユニットとが対向するように配置されている場合、前記収光部により収光された前記光は前記受光素子により受光されることを特徴とする開閉検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の開閉検出装置であって、
    前記配光部及び前記収光部は、所定の波長域の光のみを透過する材料で構成されていることを特徴とする開閉検出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の開閉検出装置であって、
    前記収光部は前記第2の筺体の前記光の入射面から離間された位置に配置され、かつ、当該第2の筺体の内壁は黒色で当該内壁に凹凸が設けられていることを特徴とする開閉検出装置。
  5. 開閉体の固定部に設けた固定側ユニットと、前記固定部により支持される前記開閉体の移動部に設けた移動側ユニットとを備える開閉検出装置であって、
    前記移動側ユニットは、
    所定の印加電圧に応じた電流を光電変換して発光素子を発光させる発光制御部と、
    前記開閉体が閉状態であることを示す正規の符号情報を記憶する第1の記憶部と、
    前記第1の記憶部に記憶される前記符号情報を含む光信号として前記発光素子を発光させるように前記発光制御部の動作を制御する第1の制御部と、
    前記第1の制御部による前記発光制御部の動作制御に基づいて発光された光を配光する配光部と、
    前記発光制御部、前記第1の記憶部、前記第1の制御部及び前記配光部を内包し、前記発光された前記光が出射する出射面を有する第1の筺体とを備え、
    前記固定側ユニットは、
    前記開閉体が閉状態であることを示す前記正規の符号情報を記憶する第2の記憶部と、
    前記第1の筺体の前記出射面を透過した光を所定方向に収光する収光部と、
    前記収光部により収光された前記光を受光素子に受光させる受光制御部と、
    前記第2の記憶部を参照して、前記受光制御部により受光された光が前記正規の符号情報を含む前記光信号であるか否かを検出する第2の制御部と、
    前記第2の記憶部、前記収光部、前記受光制御部及び前記第2の制御部を内包し、前記第1の筺体の前記出射面を透過した前記光が入射する入射面を有する第2の筺体と、
    を備えることを特徴とする開閉検出装置。
  6. 請求項5に記載の開閉検出装置であって、
    前記移動側ユニット及び前記固定側ユニットは、互いに無線通信可能な無線通信部をそれぞれ更に備え、
    前記固定側ユニットの前記無線通信部により出力された前記正規の符号情報を含む光信号としての発光要求を取得した場合、前記第1の制御部は、前記第1の記憶部に記憶される前記正規の符号情報を含む光信号として前記発光素子を発光させるように前記発光制御部の動作を制御することを特徴とする開閉検出装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の開閉検出装置であって、
    前記第2の筺体は、前記入射面を透過した光を当該第2の筺体内の所定方向に屈折する屈折部とを更に内包することを特徴とする開閉検出装置。
  8. 請求項5〜7のいずれか一項に記載の開閉検出装置であって、
    前記固定側ユニットは、
    前記受光素子により受光された光の強度を電圧に変換する電圧変換部と、を更に備え、
    前記第2の制御部は、前記電圧変換部により変換された前記電圧の絶対値に基づいて、前記固定側ユニット及び移動側ユニット間の通信状態を検出することを特徴とする開閉検出装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の開閉検出装置であって、
    前記移動部は、
    前記第1の筺体の前記出射面の周囲に対して所定の気流を通風する気流発生部と、
    前記気流発生部により通風された前記気流を流入する流入部と、
    前記流入部により流入された前記気流を流出する流出部とを備えることを特徴とする開閉検出装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の開閉検出装置であって、
    前記固定部は、
    前記開閉体の開閉の際に、前記第1の筺体の前記出射面の周囲を掃く所定の形状を有する接触部を備えることを特徴とする開閉検出装置。
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JP2015169571A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社デンソー 光装置
JP2018511720A (ja) * 2015-02-24 2018-04-26 ブローゼ ファールツォイクタイレ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニ コマンディートゲゼルシャフト バンベルクBrose Fahrzeugteile GmbH & Co. KG, Bamberg 自動車の閉鎖エレメント用の駆動装置
CN108100482A (zh) * 2018-01-29 2018-06-01 黑凤梨供应链管理(上海)有限公司 一种可远程监视状态的保温运输容器

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