JP2007334515A - 防犯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】侵入者の捜索のための手掛かりを得る。
【解決手段】ゲートウェイ装置10は、無線通信部30と、人感センサ37と、計測部48と、カメラ36と、記憶部46と、システム制御部44とを含む。無線通信部30は、送信機12と情報を通信する。人感センサ37は、侵入者の存在を検出する。計測部48は、時間を計測する。カメラ36は、侵入者の像を撮像する。記憶部46は、侵入者の像を表わす情報を記憶する。システム制御部44は、送信機12からの情報の受信の後に経過した時間が閾値を上回るか否かを判断し、カメラ36が像を撮像する空間に侵入者が存在することを前述した時間が閾値を上回った後に人感センサ37が検出した場合、その侵入者の像を撮像するようにカメラ36を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、防犯装置に関し、特に、夜盗や泥棒その他の侵入者を検出できる防犯装置に関する。
特許文献1には、制御部と、防犯モードに入るための設定部と、所定時間を計時する計時部と、センサまたは機器の状態を検知する検知部と、センサまたは機器の状態を登録する登録部とを有し、制御部は、センサまたは機器の状態が変化した時から所定時間内に登録部に登録された状態になれば防犯モードを解除し、そうでなければ侵入と判定する監視装置が開示されている。特許文献1に開示された発明によると、侵入者に気づかれず防犯を行うことができる。
特許文献2には、複数戸または一戸建て住戸に設けられる防犯設備における監視動作として、設定されると直ちに監視状態に入る在宅モードと、設定されてから所定時間が経過した後に監視状態に入る外出モードとの2種類を設け、在宅モードと外出モードとのいずれかである設定を行ない、設定された在宅モードまたは外出モードを解除する兼用スイッチを備えた防犯設備が開示されている。特許文献2に開示された発明によると、在宅中の家人が就寝前に防犯モードを設定する際、所定の時間が経過するまで待たなくとも、直ちに監視状態に入ったことを確認できる。
特開2004−334470号公報 特開2000−132765号公報
しかし、前述の特許文献1および特許文献2に開示された発明では、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることが難しいという問題点がある。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることができる防犯装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のある局面にしたがうと、防犯装置は、通信手段と、検出手段と、計測手段と、実行手段とを含む。通信手段は、第1の情報を通信する。検出手段は、ものの存在を検出する。計測手段は、時間を計測する。実行手段は、第1の情報の受信の後に経過した時間である第1の時間が第1の閾値を上回った後に検出手段がものの存在を検出した場合、動作を実行する。
また、上述した実行手段は、撮像手段と、処理手段と、制御手段とを含むことが望ましい。撮像手段は、像を撮像する。処理手段は、像を表わす情報である第2の情報を処理する。制御手段は、撮像手段を制御する。併せて、制御手段は、第1の判断手段と、第1の手段とを含むことが望ましい。第1の判断手段は、第1の時間が第1の閾値を上回るか否かを判断する。第1の手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した後に、撮像手段が像を撮像する範囲の空間にものが存在することを検出手段が検出した場合、像を撮像するように撮像手段を制御する。
もしくは、上述した検出手段は、焦電センサを含むことが望ましい。併せて、撮像手段は、焦電センサが熱源の移動を検出できる範囲の空間の像を撮像するための手段を含むことが望ましい。併せて、第1の手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した後に、焦電センサが熱源の移動を検出した場合、像を撮像するように撮像するための手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した検出手段は、ものからの反射光を検出するための手段を含むことが望ましい。併せて、撮像手段は、検出するための手段に入射する光が通過する空間の少なくとも一部を含む空間である特定空間の像を撮像するための手段を含むことが望ましい。併せて、第1の手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した後に、特定空間に存在するものからの反射光を反射光の入射の経路および時期の少なくとも一方に基づいて検出するための手段が検出した場合、像を撮像するように撮像するための手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した検出するための手段は、放射手段と、第1の生成手段と、計測手段と、算出手段とを含むことが望ましい。放射手段は、光を放射する。第1の生成手段は、放射手段が放射した光のものからの反射光を受光すると第1の信号を生成する。計測手段は、放射手段が光を放射した時から第1の生成手段が第1の信号を生成するまでの時間である第2の時間を計測する。算出手段は、第2の時間を用いて、ものの位置を一端とする距離である特定距離を算出する。併せて、制御するための手段は、第2の判断手段と、撮像するための手段を制御するための手段とを含むことが望ましい。第2の判断手段は、特定空間にものが存在する場合の特定距離の範囲である特定範囲に、算出手段が算出した特定距離が含まれるか否かを判断する。撮像するための手段を制御するための手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した後に、算出手段が算出した特定距離が特定範囲に含まれると第2の判断手段が判断した場合、像を撮像するように撮像するための手段を制御する。
もしくは、上述した検出するための手段は、第2の生成手段と、第3の生成手段とを含むことが望ましい。第2の生成手段は、第1の範囲の空間に存在するものからの反射光を受光すると、第2の信号を生成する。第3の生成手段は、第2の範囲の空間に存在するものからの反射光を受光すると、第3の信号を生成する。併せて、撮像するための手段は、第2の範囲の空間を含む特定空間の像を撮像するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御するための手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断し、第1の時間が第1の閾値を上回るとの判断の後に第2の生成手段が第2の信号を生成し、かつ第2の信号の生成の後に第3の生成手段が第3の信号を生成した場合、像を撮像するように像を撮像するための手段を制御するための手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した処理手段は、第2の情報を保存するための保存手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した制御手段は、保存後に経過した時間が第2の閾値を上回るまで第2の情報を保存するように、保存手段を制御するための第2の手段をさらに含むことが望ましい。
もしくは、上述した処理手段は、第2の情報を送信するための送信手段を含むことが望ましい。
もしくは、上述した通信手段は、第3の情報のほかに、第1の情報を通信するための手段を含むことが望ましい。併せて、制御手段は、第4の生成手段と、第3の手段とをさらに含むことが望ましい。第4の生成手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した場合、第3の情報を生成する。第3の手段は、第3の情報を送信するように通信するための手段を制御する。
もしくは、上述した実行手段は、情報を音として出力するための出力手段をさらに含むことが望ましい。併せて、制御手段は、第4の生成手段と、第4の手段とをさらに含むことが望ましい。第4の生成手段は、第1の時間が第1の閾値を上回ると第1の判断手段が判断した場合、第3の情報を生成する。第4の手段は、第3の情報を出力するように、出力手段を制御する。
本発明に係る防犯装置は、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
以下、本発明の第1の実施の形態について説明する。
図1を参照して、本実施の形態に係る防犯システムは、ゲートウェイ装置10と、送信機12と、センサ14と、外部機器18に接続された仲介装置16と、通信網20、ISP(Internet Service Provider)サーバ22、およびインターネット網24を介してゲートウェイ装置10に接続された通信端末26とを含む。
ゲートウェイ装置10は、送信機12が送信した信号に基づき仲介装置16を介して外部機器18を制御する防犯装置である。ゲートウェイ装置10は、通信端末26との間で通信する装置でもある。送信機12は、侵入が発生した旨の情報を送信する装置である。センサ14は、侵入の発生を検出する装置である。仲介装置16は、外部機器18を制御する装置である。通信端末26は、ゲートウェイ装置10から撮像により得たデータを受信する端末である。通信端末26は、ゲートウェイ装置10に対し指示を送信する端末でもある。
ゲートウェイ装置10は、無線通信部30と、インターネット通信部32と、I/F(インターフェイス)34と、カメラ36と、人感センサ37と、設定部41と、表示ランプ42と、スピーカ43と、システム制御部44と、記憶部46と、計測部48とを含む。
無線通信部30は、送信機12および仲介装置16との間で無線LAN(Local Area Network)として通信する装置である。無線通信部30の通信規格は特に限定されない。IEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11b、Bluetooth(登録商標)、およびIrDA(Infrared Data Association)はそれぞれ無線通信部30の通信に利用できる規格の一種である(本実施の形態の場合、通信規格はIEEE802.11bに準拠することとする)。無線通信部30は、送信機12との間で通信することにより、センサ14が検出した、侵入が発生した旨の情報を受信する装置でもある。
インターネット通信部32は、通信網20、ISPサーバ22、インターネット網24を介して通信端末26と通信する装置である。インターネット通信部32が出力したデータは通信網20を介してISPサーバ22に入力される。
ISPサーバ22は、自らに入力されたデータをインターネット網24に出力する。インターネット網24(実際にはインターネット網24を形成するサーバおよび通信ケーブル)は、ISPサーバ22が出力したデータを通信端末26へ導く。通信端末26からインターネット通信部32へ情報を送信する場合、上述の手順とは逆の手順でデータが導かれる。
インターフェイス34は、図示しないコンピュータから制御用の情報を受付ける。
カメラ36は、撮像する装置である。本実施の形態の場合、カメラ36は、人感センサ37が熱源の移動を検出できる範囲の空間の像を撮像するようにゲートウェイ装置10の筐体に固定されている。本実施の形態の場合、カメラ36は、CCD(Charge Coupled Device)カメラであることとする。
人感センサ37は、人を検出するセンサである。本実施の形態の場合、人感センサ37は、人体から発せられる熱の分布を検出することにより人を検出する焦電センサである。人感センサ37は、検出エリア内で人の動きがあると、検出信号をシステム制御部44へ送る。
設定部41は、ユーザなどから本実施の形態に係る防犯システムに関する設定を受付ける装置である。
表示ランプ42は、点灯することにより、本実施の形態に係る防犯システムが監視モードにあるか否かを表わすランプである。
スピーカ43は、警告する装置である。
システム制御部44は、ゲートウェイ装置10を制御する回路である。
記憶部46は、システム制御部44がゲートウェイ装置10を制御するために必要な情報やカメラ36で撮像したデータなどを保存する装置である。システム制御部44がゲートウェイ装置10を制御するために必要な情報は、玄関や窓が開いているか否かを表わす情報と、監視/解除スイッチ50の状態を表わす情報とを含む。
計測部48は、次に述べる時間を計測する装置である。計測部48により計測される第1の時間は、情報の受信後経過した時間である。この時間の起点において受信される情報は、侵入者による侵入が発生した旨の情報である。計測部48により計測される第2の時間は、撮像したデータを記憶部46に保存した期間を表わす時間である。
設定部41は、監視/解除スイッチ50を含む。監視/解除スイッチ50は、監視モードを設定するための指令を受付ける装置である。監視/解除スイッチ50は、監視モードを解除するための指令(本実施の形態の場合、監視モードを解除するための指令は、所定の動作の実行を未然に停止する旨の指令に該当する)を受付ける装置でもある。本実施の形態の場合、上述した「所定の動作」とされる動作は複数存在する。それら複数の「所定の動作」の本実施の形態における具体的な内容は後述する。
送信機12は、インターフェイス60と、設定部62と、制御部64と、無線通信部66とを含む。インターフェイス60は、センサ14から侵入の発生を検出した旨の信号を受付ける装置である。設定部62は設定を受付ける装置である。設定の対象となる動作には、センサ14からの信号の受付けとゲートウェイ装置10に対する送信とが含まれる。制御部64は、送信機12の各部を制御する回路である。無線通信部66は、ゲートウェイ装置10との間で無線通信する装置である。
仲介装置16は、接続部70と、制御部72と、記憶部74と、無線通信部76とを含む。接続部70は、外部機器18に接続され、外部機器18に対し、外部機器18を制御するための信号を出力する装置である。制御部72は、本実施の形態に係る仲介装置16の各部を制御する回路である。記憶部74は、制御部72が制御を実行するために必要な情報を保存する装置である。無線通信部76は、ゲートウェイ装置10との間で無線通信する装置である。
図2は、本実施の形態に係る防犯システムが配置された家屋を表わす図である。図2において、ゲートウェイ装置10は屋内に配置されている。図2において、外部機器18は、回転灯181または照明器具182である。どのような機器が外部機器18であるかということは特に限定されない。前述の記載から明らかなように、外部機器18の例には、回転灯181や照明器具182といった家電機器が含まれる。
窓に取付けられたセンサ14は、窓が開くことにより、マグネットに接したリードスイッチが「OFF」となる結果、窓が開いたことを検出する。玄関に取付けられたセンサ14は、玄関が開くことにより、マグネットに接したリードスイッチが「OFF」となる結果、玄関が開いたことを検出する。
図3を参照して、本実施の形態に係る防犯システムで実行されるプログラムは、監視モードの設定および監視モードの解除に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS100にて、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する。監視/解除スイッチ50が押されたと判断した場合(ステップS100にてYES)、処理はステップS102へと移される。もしそうでないと(ステップS100にてNO)、処理はステップS100へと戻される。
ステップS102にて、システム制御部44は、表示ランプ42が点灯していたか否かを判断する。表示ランプ42が点灯していたと判断した場合(ステップS102にてYES)、処理はステップS104へと移される。もしそうでないと(ステップS102にてNO)、処理はステップS108へと移される。
ステップS104にて、システム制御部44は、表示ランプ42を消灯させる。ステップS106にて、システム制御部44は、監視状態を解除する。なお、監視状態を解除するための動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
ステップS108にて、無線通信部30は、送信機12を介して、センサ14から、窓や玄関の開閉を表わす情報を信号として受信する。これにより、無線通信部30は、窓や玄関の開閉状態を表わす信号を受信することができる。情報が受信されると、システム制御部44は、センサ14からの信号を解析することにより、玄関や窓が閉まっているか否かを判断する。玄関や窓が閉まっているか否かが判断されると、システム制御部44は、玄関や窓の開閉状態を表わす情報を記憶部46に保存する。玄関や窓が閉まっていると判断した場合(ステップS108にてYES)、処理はステップS110へと移される。もしそうでないと(ステップS108にてNO)、処理はステップS114へと移される。
ステップS110にて、システム制御部44は、表示ランプ42を点灯させる。ステップS112にて、表示ランプ42が点灯した後、所定の時間(本実施の形態の場合、ユーザがインターフェイス34を介して自由に設定できることとする)が経過すると、ゲートウェイ装置10は、監視状態になる。なお、監視状態における動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。ステップS114にて、スピーカ43はエラー音を発する。
ステップS116にて、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する。監視/解除スイッチ50が押されたと判断した場合(ステップS116にてYES)、処理はステップS118へと移される。もしそうでないと(ステップS116にてNO)、処理はステップS108へと移される。ステップS118にて、システム制御部44は、スピーカ43にエラー音を止めさせる。
図4および図5を参照して、防犯システムで実行されるプログラムは、侵入者に対する対策に関し、以下のような制御を実行する。
ステップS200にて、センサ14は、自らが取付けられた玄関(センサ14によっては窓)が開いたことを検出する。これにより、センサ14は、侵入の発生を検出することとなる。センサ14は、玄関(センサ14によっては窓)が開いた旨の信号を、送信機12のインターフェイス60に出力する。送信機12の制御部64は、インターフェイス60が受付けた信号が表わす情報を無線通信部66に出力する。無線通信部66は、侵入が発生した旨の情報をゲートウェイ装置10の無線通信部30に送信する。ゲートウェイ装置10の無線通信部30は、侵入を検出したセンサ14から送信機12を介して侵入が発生した旨の情報を受信する。
ステップS202にて、侵入が発生した旨の情報が受信されると、計測部48は、侵入が発生した旨の情報の受信後経過した時間を計測する。
ステップS204にて、システム制御部44は、侵入が発生した旨の情報を受信した時から(すなわち侵入が発生した旨の情報の受信から)監視/解除スイッチ50が押される時まで(すなわち所定の動作の実行を未然に停止する旨の指令の受付まで)に経過した時間の長さが所定の長さ(すなわち閾値)を上回るか否かを判断する。本実施の形態の場合、ステップS204にてシステム制御部44が判断に用いる「所定の長さ」は、ユーザがインターフェイス34を介して自由に設定できることとする。本実施の形態の場合、ユーザは、ステップS204にてシステム制御部44が判断に用いる「所定の長さ」をセンサ14ごとに設定できることとする。本実施の形態の場合、窓に取付けられたセンサ14については、ステップS204にてシステム制御部44が判断に用いる「所定の長さ」が「0」に設定されていることとする。所定の長さを上回ると判断した場合(ステップS204にてYES)、処理はステップS210へと移される。もしそうでないと(ステップS204にてNO)、処理はステップS206へと移される。
ステップS206にて、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する。監視/解除スイッチ50が押されたと判断した場合(ステップS206にてYES)、処理はステップS214へと移される。もしそうでないと(ステップS206にてNO)、処理はステップS202へと移される。
ステップS210にて、スピーカ43は、警報音を鳴らす。警報音を鳴らすことにより、スピーカ43は、侵入を検出したことを表わす情報を音として出力することとなる。システム制御部44は、警報音を鳴らすようにスピーカ43を制御する。
ステップS212にて、インターネット通信部32は、通信網20、ISPサーバ22、インターネット網24を介して、通信端末26へ、侵入が発生した旨の情報をメールとして送信する。無線通信部30は、外部機器18に対する制御の内容の情報を表わす信号(本実施の形態の場合、照明器具182を点灯させるための信号)を送信する。システム制御部44は、その信号を生成した後、その信号を送信するように、無線通信部30を制御する。仲介装置16の無線通信部76は、外部機器18に対する制御の内容の情報を表わす信号を受信する。制御部72は、無線通信部76が受信した信号に対応する信号を接続部70に出力する。接続部70は制御部72が出力した信号を外部機器18に出力する。これにより、外部機器18である照明器具182が制御される。
ステップS214にて、表示ランプ42は消灯する。システム制御部44は、消灯するように表示ランプ42を制御する。
ステップS216にて、ゲートウェイ装置10は、監視状態を解除する。監視状態の解除自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
ステップS218にて、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する。指令を表わす情報が送信されなかったと判断した場合(ステップS218にてYES)、処理はステップS222へと移される。もしそうでないと(ステップS218にてNO)、処理はステップS220へと移される。
ステップS220にて、システム制御部44は、通信端末26から送信された情報が表わす処理を実施する。本実施の形態の場合、通信端末26から送信された情報が表わす処理とは、回転灯181(外部機器18の一種)を点灯させる処理である。その理由は、侵入者があったことを外に知らしめることにある。回転灯181を点灯させるため、システム制御部44は、点灯を命じる旨の信号を仲介装置16に送信する。また、図示していないが、仲介装置16を設置してその他の外部機器18を接続すればその外部機器18を制御することができる。
ステップS222にて、システム制御部44は、人感センサ37が侵入者の動きを検出したか否かを判断する。侵入者の動きを検出したと判断した場合(ステップS222にてYES)、処理はステップS224へと移される。もしそうでないと(ステップS222にてNO)、処理はステップS218へと移される。
ステップS224にて、システム制御部44は、記憶部46が保存した侵入フラグのデータを読み込む。侵入フラグのデータが読み込まれると、システム制御部44は、すでにカメラ36が予め定められた範囲(所定の動作の実行を未然に停止する旨の指令の受付前に予め定められた範囲。本実施の形態の場合、この範囲は、人感センサ37が侵入者の移動を赤外線の放射源の移動として検出できる範囲である。)を撮像したか否かを判断する。すでにカメラ36が予め定められた範囲を撮像したか否かは、侵入フラグのデータに基づいて判断される。侵入があり、かつまだカメラ36が予め定められた範囲を撮像していない場合、侵入フラグのデータは「0」となっている。既にカメラ36が予め定められた範囲を撮像している場合、侵入フラグのデータは「1」となっている。侵入フラグが「0」の場合(ステップS224にてYES)、処理はステップS226へと移される。もしそうでないと(ステップS224にてNO)、処理はステップS250へと移される。
ステップS226にて、カメラ36は、システム制御部44の制御により、予め定められた範囲を撮像する。この場合、人感センサ37が侵入者の移動を検出したことに応じて撮像が実施されているので、その侵入者の像が撮像されている可能性は高い。予め定められた範囲が撮像されると、スピーカ43は警報音を一旦停止し、撮像した旨の音声メッセージ(本実施の形態の場合、「画像を連絡先へメール送信しました」というメッセージ)を出力する。システム制御部44は、音声メッセージを出力するようにスピーカ43を制御する。
ステップS228にて、インターネット通信部32は、通信網20、ISPサーバ22、およびインターネット網24を介して、通信端末26に対し、カメラ36が撮像した画像の情報を送信する。本実施の形態の場合、その情報は画像のデータとして送信される。画像のデータが送信されると、記憶部46は、カメラ36が撮像した画像のデータを保存する。
ステップS230にて、システム制御部44は、記憶部46に保存された侵入フラグのデータを「1」に書き変える。
ステップS232にて、計測部48は、撮像した時から経過した時間を計測する。これにより、計測部48は、カメラ36による撮像後経過した時間を計測することとなる。なお、撮像した時から経過した時間は、記憶部46が画像のデータを保存した期間に等しい。
ステップS250にて、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する。監視/解除スイッチ50が押されたと判断した場合(ステップS250にてYES)、処理はステップS260へと移される。もしそうでないと(ステップS250にてNO)、処理はステップS252へと移される。
ステップS252にて、システム制御部44は、カメラ36で撮像してから経過した時間の長さが所定の長さを上回るか否かを判断する。カメラ36で撮像してから経過した時間の長さが所定の長さを上回ると判断した場合(ステップS252にてYES)、処理はステップS254へと移される。もしそうでないと(ステップS252にてNO)、処理はステップS218へと移される。
ステップS254にて、計測部48は、記憶部46が保存した画像のデータそれぞれについて、カメラ36による撮像後経過した時間を計測する。本実施の形態の場合、計測部48は、現在の時刻と画像データが撮像された時刻との差を算出することにより、その時間を計測する。画像データが撮像された時刻は、画像データと共に記憶部46に記憶されていることとする。カメラ36による撮像後経過した時間は、記憶部46が画像のデータを保存した期間に等しいとみなすことができる。
ステップS256にて、カメラ36は、システム制御部44の制御により、予め定められた範囲を撮像する。その範囲に侵入者が居れば、その侵入者も撮像されていることになる。予め定められた範囲が撮像されると、記憶部46は、カメラ36が撮像した画像のデータを保存する。
本実施の形態の場合、記憶部46は、計測部48が計測した期間が閾値を上回るまで画像のデータを保存する。計測部48が計測した期間がその閾値を上回ると、記憶部46は、計測された期間が閾値を上回ったデータを保存した領域に、そのデータが表わす画像の撮像後にカメラ36が撮像した画像のデータを上書き保存する。これにより、記憶部46は保存していた画像のデータを消去することとなる。実際に画像のデータが上書き保存される時期は特に限定されない。通常は、少なくとも1日以上前に撮像された、過去のデータが消去されるように、その期間は設定されることが多い。最後に撮像された画像のデータは、その期間が経過したデータが保存されていた領域か、まだ画像のデータが保存されたことがない領域に保存されることとなる。
ステップS260にて、スピーカ43は警報音を停止する。外部機器18は動作を停止する。システム制御部44は、警報音を停止するようにスピーカ43を制御する。システム制御部44は、外部機器18を停止させるための信号を出力するように無線通信部30を制御する。
ステップS262にて、表示ランプ42は消灯する。システム制御部44は、消灯するように表示ランプ42を制御する。
ステップS264にて、システム制御部44は、記憶部46に保存された侵入フラグのデータを「0」に書き変える。
ステップS266にて、ゲートウェイ装置10は、監視状態を解除する。監視状態の解除自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰り返さない。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、防犯システムの動作について説明する。
システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する(ステップS100)。ユーザが外出時に監視/解除スイッチ50を押した場合(ステップS100にてYES)、システム制御部44は、表示ランプ42が点灯していたか否かを判断する(ステップS102)。この場合、表示ランプ42が点灯していない(監視状態が解除されている)はずなので(ステップS102にてNO)、システム制御部44は、無線通信部30が受信した信号に基づき、玄関や窓が閉まっているか否かを判断する(ステップS108)。
このとき、たまたま窓が開いていたとすると(ステップS108にてNO)、スピーカ43はエラー音を発する(ステップS114)。エラー音が発生すると、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押されたか否かを判断する(ステップS116)。
この場合、監視/解除スイッチ50が押されないままにユーザによって窓が閉められたとすると(ステップS116にてNO)、ステップS108の処理を経て、システム制御部44は、表示ランプ42を点灯させる(ステップS110)。表示ランプ42が点灯すると、ゲートウェイ装置10は監視状態になる(ステップS112)。
ゲートウェイ装置10が監視状態になった後、玄関が開くことでセンサ14が侵入の発生を検出すると、ゲートウェイ装置10の無線通信部30は、侵入が発生した旨の信号を受信する(ステップS200)。
信号が受信されると、計測部48は、侵入が発生した旨の情報の受信後経過した時間を計測する(ステップS202)。時間が計測されると、システム制御部44は、侵入が発生した旨の情報の受信から監視/解除スイッチ50が押される時までに経過した時間の長さが所定の長さを上回るか否かを判断する(ステップS204)。この場合、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付まで(玄関が開いてから監視/解除スイッチ50が押されるまで)に経過した時間の長さが所定の長さを上回るとシステム制御部44が判断したとすると(ステップS204にてYES)、無線通信部30、インターネット通信部32、およびスピーカ43は、所定の動作を実行する。
「所定の動作」のうち、最初の動作として、スピーカ43は、警報音を鳴らす(ステップS210)。スピーカ43は、システム制御部44の制御により、警報音を鳴らす。
警報音が鳴ると、インターネット通信部32は、上述した「所定の動作」のうち、第2の動作として、通信端末26へ、侵入が発生した旨の情報を送信する。
無線通信部30は、上述した「所定の動作」のうち、第3の動作として、点灯するように、照明器具182(外部機器18の一種)を制御するための信号を送信する(ステップS212)。無線通信部30は、システム制御部44の制御により、その信号を送信する。システム制御部44は、無線通信部30を制御する前に、その信号を生成する。
システム制御部44は、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付までに経過した時間の長さが所定の長さを上回ると自らが判断した場合、照明器具182などを制御するための信号を出力したり、警告をしたりするように、無線通信部30およびスピーカ43を制御することとなる。また、無線通信部30、およびスピーカ43は、協調して動作することにより、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付までに経過した時間の長さが所定の長さを上回るとシステム制御部44が判断した場合、その時間の長さが閾値を上回ることに対応する動作を実行することとなる。
所定の動作が実行されると、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する(ステップS218)。
通信端末26から指令を表わす情報の送信がなかったとすると(ステップS218にてYES)、システム制御部44は、人感センサ37が侵入者の動きを感知したか否かを判断する(ステップS222)。
この場合、侵入者の動きが感知されたとすると(ステップS222にてYES)、システム制御部44は、記憶部46が保存した侵入フラグのデータを読み込む。侵入フラグのデータが読み込まれると、システム制御部44は、侵入フラグのデータが「0」か否かを判断する(ステップS224)。
この場合、まだ侵入フラグが「0」とすると(ステップS224にてYES)、カメラ36は、予め定められた範囲を撮像する。これにより、次に述べる場合、予め定められた範囲の空間の像を撮像するように、カメラ36をシステム制御部44が制御することとなる。その場合とは、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付までに経過した時間の長さが所定の長さを上回るとシステム制御部44が判断した後に、人感センサ37が赤外線の熱源の移動を検出した場合である。赤外線の熱源が移動することは、侵入者が移動することを表わすためである。また、上述したように、カメラ36が撮像する範囲は、人感センサ37が侵入者の動きを検出できる範囲である。予め定められた範囲が撮像されると、スピーカ43は、カメラ36で撮像した旨の音声メッセージを出力する(ステップS226)。
カメラ36が撮像し、かつ警告が終了すると、インターネット通信部32は、撮像により得た侵入者の顔などを表わす情報を通信端末26に送信する。その情報は画像のデータとして送信される(ステップS228)。
そして、システム制御部44は、記憶部46に保存された侵入フラグのデータを「1」に書き変える(ステップS230)。侵入フラグのデータが書き変えられると、計測部48は、撮像してから経過した時間を計測する(ステップS232)。さらにステップS218の処理を経た後、人感センサ37が侵入者を感知すると(ステップS222にてYES)、ステップS224の処理を経て、システム制御部44は、監視/解除スイッチ50が押された否かを判断する(ステップS250)。監視/解除スイッチ50が押されていなければ(ステップS250にてNO)、撮像してから経過した時間の長さが所定の長さを上回るか否かを判断する(ステップS252)。
所定の長さを上回ると判断した場合(ステップS252にてYES)、計測部48は、記憶部46が保存した画像のデータそれぞれについて、カメラ36による撮像後経過した時間を計測する(ステップS254)。時間が計測されると、カメラ36は予め定められた範囲を撮像する。予め定められた範囲が撮像されると、記憶部46は、カメラ36が撮像した画像のデータを保存する(ステップS256)。
以上のようにして、本実施の形態に係るゲートウェイ装置は、侵入が発生した旨の情報の受信後、所定の指令の受付(監視/解除スイッチを押すこと)までに経過した時間の長さが所定の長さを上回る場合、その指令の受付の前に、所定の動作を実行する。本実施の形態にかかるゲートウェイ装置の場合、「所定の動作」として、次の処理を実施する。
第1の処理は、人感センサが侵入者を感知すると予め定められた範囲をカメラで撮像する処理である。
第2の処理は、撮像した画像を通信端末の端末に送信する処理である(この処理により、通信端末から警備会社の端末へ侵入があったことを通報できる)。
第3の処理は、撮像したことを音声により侵入者に知らせる処理である。
第4の処理は、任意の家電機器(本実施の形態であれば照明器具および回転灯)を制御する処理である。
第5の処理は、侵入者に対し、撮像した画像を送信した旨を通知することにより、侵入者を威嚇する処理である。
これにより、侵入者が監視モードを解除しても、引続き侵入者に対する対処を可能とすることができる。その上、監視/解除スイッチを押すために侵入者がゲートウェイ装置に近づくと、その侵入者の像が撮像される。侵入者の像が撮像されるので、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることができる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、撮像されたことを侵入者に対して通知する。そのことが通知されると、その侵入者には、再侵入に対する恐怖心が植え付けられることとなる。この恐怖心は、再侵入に対する抑制効果を生じさせる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、予め警報音で侵入者を威嚇するので、侵入者による盗難を最小限に抑制できる。侵入者が警報音に驚かず、警報音を止めようとしてゲートウェイ装置の傍にやってくると、その侵入者の像を撮像する。これらの二重の対策により、これらの方法で侵入者に対処できない防犯装置に比べ、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、防犯能力が高い。
また、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、操作が簡単なので、監視を解除する手順を忘れる(その結果監視モードを解除できなくなる)ことは少なくなる。操作の手順を登録したり変更したりする操作がわずらわしくなくなる。また、監視モードを解除したのが家人であった場合、通信端末からそのことを容易に確認できる。侵入者があったとき、ユーザが宅内の様子を容易に知ることができる。
その結果、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることができ、再侵入に対する抑制効果を生じさせることができ、誰が侵入者として検出されたのかユーザが容易に知ることができる、防犯能力の高い防犯装置を提供することができる。
なお、無線通信部30に代えて、送信機12および仲介装置16との間で有線により通信する装置を用いてもよい。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図6を参照して、本実施の形態に係る防犯システムは、ゲートウェイ装置11と、送信機12と、センサ14と、外部機器18に接続された仲介装置16と、通信網20、ISPサーバ22、およびインターネット網24を介してゲートウェイ装置11に接続された通信端末26とを含む。
ゲートウェイ装置11は、送信機12が送信した信号に基づき仲介装置16を介して外部機器18を制御する防犯装置である。ゲートウェイ装置11は、通信端末26との間で通信する装置でもある。
ゲートウェイ装置11は、無線通信部30と、インターネット通信部32と、I/F34と、カメラ36と、測距センサ38と、設定部41と、表示ランプ42と、スピーカ43と、システム制御部44と、記憶部46と、計測部48とを含む。
測距センサ38は、光を放射し、その反射光を検出し、光を放射した時から反射光を検出するまでの時間を計測することで、光を反射した「もの」の存在と測距センサ38からその「もの」までの距離とを検出する。
本実施の形態の場合、カメラ36は、次に述べる空間の一部を含む、空間の像を撮像するようにゲートウェイ装置11に取付けられる。その空間とは、測距センサ38に入射する反射光が通過する空間である。すなわち、本実施の形態において、その空間は、測距センサ38が「もの」を検出できる空間である。本実施の形態の場合、その空間のうち、後述する受光回路82からの距離が20センチメートルから50センチメートルまでの空間が、カメラ36によって実際に像が撮像される空間であることとする。
図7は、測距センサ38の制御ブロック図である。図7を参照して、測距センサ38は、LED(Light Emitting Diode)80と、受光回路82と、制御部84と、発振回路86とを含む。LED80は、電力が供給されると光を放射する。受光回路82は、LED80が放射し、かつ「もの」から反射した光を受光すると、信号を生成する。制御部84は、次に述べる回路を含む回路の集合体である。第1の回路は、LED80が光を放射した時から反射光を受光した時までの時間を算出する回路である。後述するように、発振回路86が一定の周期で信号を出力し、第1の回路がその信号を元に時間を算出するので、制御部84の第1の回路と発振回路86とは、LED80が光を放射した時から受光回路82が信号を生成するまでの時間を計測する1つの装置として動作することとなる。第2の回路は、第1の回路が算出した時間を用いて、測距センサ38の中心から上述した「もの」までの距離を算出する回路である。第2の回路が算出する距離は、上述した「もの」の位置を一端とする限り、どこを起点または終点の他端としてもよいが、本実施の形態の場合、測距センサ38の中心をその他端とする。第3の回路は、LED80と受光回路82とを制御する回路である。発振回路86は、制御部84に対し一定の周期で信号を出力する。
なお、その他のハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図8を参照して、本実施の形態に係る防犯システムで実行されるプログラムは、侵入者に対する対策に関し、以下のような制御を実行する。なお、図8に示すフローチャートの中で、前述の図4に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS300にて、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する。指令を表わす情報が送信されなかったと判断した場合(ステップS300にてYES)、処理はステップS302へと移される。もしそうでないと(ステップS300にてNO)、処理はステップS220へと移される。
ステップS302にて、測距センサ38は、周囲に存在する「もの」との距離を測定する。この動作は、測距センサ38の周囲に「もの」が存在するか否かを検出するための動作でもある。「もの」は、人であっても人以外の物であってもよい。距離が測定されると、測距センサ38は、測定された距離を表わすデータをシステム制御部44に出力する。システム制御部44は、そのデータと、そのデータがシステム制御部44に出力された時刻を表わすデータとを記憶部46に記憶させる。本実施の形態の場合、これらのデータは互いに対応付けられている。
ステップS304にて、システム制御部44は、測距センサ38が測定した距離を表わすデータに基づいて、カメラ36が像を撮像する空間の中に「もの」が存在するか否かを判断する。カメラ36が像を撮像する空間の中に「もの」が存在すると判断した場合(ステップS304にてYES)、処理はステップS224へと移される。もしそうでないと(ステップS304にてNO)、処理はステップS300へと移される。
なお、その他の処理フローについては前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、防犯システムの動作について説明する。
ステップS212までの処理を経て、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する(ステップS300)。この場合、指令を表わす情報が送信されなかったとすると(ステップS300にてYES)、測距センサ38は、周囲に存在する「もの」との距離を測定する。システム制御部44は、そのデータと、そのデータがシステム制御部44に出力された時刻を表わすデータとを記憶部46に記憶させる(ステップS302)。データが記憶されると、システム制御部44は、測距センサ38が測定した距離を表わすデータに基づいて、カメラ36が像を撮像する空間の中に「もの」が存在するか否かを判断する(ステップS304)。この場合、「もの」が存在すると判断したとすると(ステップS304にてYES)、ステップS224の処理を経て、カメラ36は、予め定められた範囲を撮像する(ステップS226)。これにより、次に述べる要件がいずれも満たされると、予め定められた範囲の空間の像を撮像するように、カメラ36をシステム制御部44が制御することとなる。その要件のうち第1の要件は、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付までに経過した時間の長さが閾値を上回るとシステム制御部44が判断することである。第2の要件は、次に述べる距離の範囲に測距センサ38が算出した距離が含まれることである。その距離の範囲とは、次に述べる場合の、測距センサ38の中心から上述した「もの」までの距離である。その場合とは、カメラ36が像を撮像する空間の中に「もの」が存在する場合である。通常、侵入者がゲートウェイ装置11に近づきつつある場合、ステップS302にて測定される「もの」の距離は、ステップS302の処理が繰返されるにつれ、次第に短くなる。これにより、システム制御部44は、侵入者が近づきつつあることを検出できる。侵入者が近づいた結果、カメラ36が撮像できる範囲の中に侵入者が入ると、カメラ36はその侵入者を撮像する。
以上のようにして、本実施の形態に係るゲートウェイ装置は、侵入が発生した旨の情報の受信後、所定の指令の受付(監視/解除スイッチを押すこと)までに経過した時間の長さが所定の長さを上回り、かつゲートウェイ装置に何らかの「もの」が近づいて来る場合、第1の実施の形態に係るゲートウェイ装置と同様の所定の動作を実施する。
これにより、侵入者が監視モードを解除しようとする機会を捉えて、その侵入者の像を撮像できる。監視モードを解除しようとする機会が捉えられることにより、そのような機会が捉えられない場合に比べて、侵入者の像が明確に撮像される。侵入者の像が明確に撮像されると、侵入者の捜索のための手掛かりは明確なものになる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、撮像されたことを侵入者に対して通知する。そのことが通知されると、その侵入者には、再侵入に対する恐怖心が植え付けられることとなる。この恐怖心は、再侵入に対する抑制効果を生じさせる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、予め警報音で侵入者を威嚇するので、侵入者による盗難を最小限に抑制できる。侵入者が警報音に驚かず、警報音を止めようとしてゲートウェイ装置の傍にやってくると、その侵入者の像を撮像する。これらの二重の対策により、これらの方法で侵入者に対処できない防犯装置に比べ、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、防犯能力が高い。
また、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、操作が簡単なので、監視を解除する手順を忘れる(その結果監視モードを解除できなくなる)ことは少なくなる。操作の手順を登録したり変更したりする操作がわずらわしくなくなる。また、監視モードを解除したのが家人であった場合、通信端末からそのことを容易に確認できる。侵入者があったとき、ユーザが宅内の様子を容易に知ることができる。
その結果、侵入者の捜索のための明確な手掛かりを得ることができ、再侵入に対する抑制効果を生じさせることができ、誰が侵入者として検出されたのかユーザが容易に知ることができる、防犯能力の高い防犯装置を提供することができる。
なお、本実施の形態の第1の変形例において、無線通信部30に代えて、送信機12および仲介装置16との間で有線により通信する装置を用いてもよい。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。
図9を参照して、本実施の形態に係る防犯システムは、ゲートウェイ装置13と、送信機12と、センサ14と、外部機器18に接続された仲介装置16と、通信網20、ISPサーバ22、およびインターネット網24を介してゲートウェイ装置13に接続された通信端末26とを含む。
ゲートウェイ装置13は、送信機12が送信した信号に基づき仲介装置16を介して外部機器18を制御する防犯装置である。ゲートウェイ装置13は、通信端末26との間で通信する装置でもある。
ゲートウェイ装置13は、無線通信部30と、インターネット通信部32と、I/F34と、カメラ36と、第1センサ39と、第2センサ40と、設定部41と、表示ランプ42と、スピーカ43と、システム制御部44と、記憶部46と、計測部48とを含む。
第1センサ39および第2センサ40は、赤外線を放射した位置と反射光を検出した位置とに基づいて、三角測量の原理により、赤外線を反射した「もの」の位置を検出する。位置が検出されたことはその「もの」が存在することを表わす。位置が検出されなかったことはその「もの」が存在しないことを表わす。位置を検出するため、第1センサ39と第2センサ40とは、赤外線を放射し、「もの」からの反射光を検出する。ただし、第1センサ39も第2センサ40も、ある範囲の空間に「もの」が存在する場合に限り、反射光を検出できる。第1センサ39と第2センサ40とでは、その「ある範囲の空間」が互いに異なる。本実施の形態の場合、第1センサ39は、第1センサ39の中心から50センチメートルプラスマイナス10センチメートルの範囲の空間に「もの」が存在する場合、反射光を検出できる。本実施の形態の場合、第2センサ40は、第2センサ40の中心から10センチメートルプラスマイナス10センチメートルの範囲の空間に「もの」が存在する場合、反射光を検出できる。本実施の形態の場合、第2センサ40が反射光を検出できるような「ある範囲の空間」は、第1センサ39のそれよりもカメラ36に近い。なお、「もの」の意味は、第2の実施の形態と同様である。
本実施の形態の場合、カメラ36は、次に述べる空間を含む、空間の像を撮像するように設置される。その空間とは、第2センサ40についての、上述した「ある範囲の空間」である。
図10は、第1センサ39の制御ブロック図である。なお、第2センサ40のハードウェア構成については第1センサ39と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図10を参照して、第1センサ39は、LED90と、第1レンズ92と、第2レンズ94と、受光ユニット96と、処理回路98と、出力端子100と、駆動回路102と、発振回路104と、定電圧回路106と、電源端子108とを含む。LED90は、電力が供給されると赤外線を放射する。第1レンズ92は、LED90が放射した赤外線を焦点に導く。第2レンズ94は、「もの」からの反射光を受光ユニット96に導く。受光ユニット96は、赤外線を受光すると、反射光を受光したことを表わす信号を生成する。これにより、第1センサ39は、「もの」から反射した赤外線を受光すると、反射光を受光したことを表わす信号を生成する装置として動作する。本実施の形態の場合、受光ユニット96は、複数の受光素子の集合体である。処理回路98は、受光ユニット96を構成する受光素子のうちどの素子が「もの」からの反射光を受光したかを検出する。処理回路98は、「もの」からの反射光を受光した受光素子の位置とLED90の位置とに基づいて、「もの」の位置を算出する回路でもある。出力端子100は、処理回路98が出力した「もの」の位置を表わす信号を第1センサ39の外部に出力する。駆動回路102は、光を放射するように、LED90を制御する。発振回路104は、処理回路98と駆動回路102とに対し一定の周期で信号を出力する。処理回路98と駆動回路102との動作の時期は、発振回路104が信号を出力する時のいずれかに対応する。定電圧回路106は、受光ユニット96を構成する各受光素子と処理回路98とに一定の電圧の電力を供給する。電源端子108は、定電圧回路106に供給する電力を入力するための端子である。
なお、その他のハードウェア構成については前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
図11を参照して、本実施の形態に係る防犯システムで実行されるプログラムは、侵入者に対する対策に関し、以下のような制御を実行する。なお、図11に示すフローチャートの中で、前述の図4に示した処理は同じステップ番号を付してある。それらの処理も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
ステップS310にて、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する。指令を表わす情報が送信されなかったと判断した場合(ステップS310にてYES)、処理はステップS312へと移される。もしそうでないと(ステップS310にてNO)、処理はステップS220へと移される。
ステップS312にて、第1センサ39と第2センサ40とは、それぞれ赤外線を放射する。第1センサ39と第2センサ40とは、「もの」からの反射光を受光できれば、それぞれ信号を生成する。この動作は、第1センサ39および第2センサ40の周囲に「もの」が存在するか否かを検出するための動作でもある。信号が生成されると、第1センサ39と第2センサ40とは、それぞれ赤外線を反射した「もの」の位置を算出し、その位置を表わすデータをシステム制御部44に出力する。システム制御部44は、そのデータと、そのデータがシステム制御部44に出力された時刻を表わすデータとを記憶部46に記憶させる。本実施の形態の場合、これらのデータは互いに対応付けられている。
ステップS314にて、システム制御部44は、第1センサ39と第2センサ40とが算出した位置を表わすデータに基づいて、何らかの「もの」が近づいているか否かを判断する。上述したように、第1センサ39と第2センサ40とは「もの」がある範囲に存在している場合に限り反射光を検出できるので、第1センサ39が位置を表わすデータを出力した後に第2センサ40が位置を表わすデータを出力したことは、何らかの「もの」がカメラ36に近づいていることを表わす。何らかの「もの」が近づいていると判断した場合(ステップS314にてYES)、処理はステップS224へと移される。もしそうでないと(ステップS314にてNO)、処理はステップS310へと移される。
なお、その他の処理フローについては前述の第1の実施の形態と同じである。それらについての機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明はここでは繰返さない。
以上のような構造およびフローチャートに基づく、防犯システムの動作について説明する。
ステップS212までの処理を経て、システム制御部44は、通信端末26から指令を表わす情報が送信されなかったか否かを判断する(ステップS310)。この場合、指令を表わす情報が送信されなかったとすると(ステップS310にてYES)、第1センサ39と第2センサ40とは、それぞれ赤外線を放射し、かつ「もの」からの反射光の受光に応じてそれぞれ信号を生成する。信号が生成されると、第1センサ39と第2センサ40とは、それぞれ赤外線を反射した「もの」の位置を算出し、その位置を表わすデータをシステム制御部44に出力する。システム制御部44は、そのデータと、そのデータがシステム制御部44に出力された時刻を表わすデータとを記憶部46に記憶させる(ステップS312)。データが記憶されると、システム制御部44は、第1センサ39と第2センサ40とが算出した位置を表わすデータに基づいて、何らかの「もの」が近づいているか否かを判断する(ステップS314)。この場合、何らかの「もの」が近づいていると判断したとすると(ステップS314にてYES)、ステップS224の処理を経て、カメラ36は、予め定められた範囲を撮像する(ステップS226)。これにより、侵入が発生した旨の情報の受信から指令の受付までに経過した時間の長さが閾値を上回るとシステム制御部44が判断し、その判断の後に反射光を受光したことを表わす信号を第1センサ39が生成し、かつ第1センサ39による信号の生成の後に反射光を受光したことを表わす信号を第2センサ40が生成した場合、予め定められた範囲の空間の像を撮像するように、カメラ36をシステム制御部44が制御することとなる。
以上のようにして、本実施の形態に係るゲートウェイ装置は、侵入が発生した旨の情報の受信後、所定の指令の受付(監視/解除スイッチを押すこと)までに経過した時間の長さが所定の長さを上回り、かつゲートウェイ装置に何らかの「もの」が近づいて来る場合、第1の実施の形態に係るゲートウェイ装置と同様の所定の動作を実施する。
これにより、侵入者が監視モードを解除しようとする機会を捉えて、その侵入者の像を撮像できる。監視モードを解除しようとする機会が捉えられることにより、そのような機会が捉えられない場合に比べて、侵入者の像が明確に撮像される可能性は格段に高くなる。その上、本実施の形態に係るゲートウェイ装置は、「もの」からの反射光を第1センサが検出した後に「もの」からの反射光を第2センサが検出すると撮像を実施するので、第1センサおよび第2センサの配置に対応した方向から侵入者を撮像できる。そのような方向から侵入者を明確に撮像できると、それができない場合に比べ、その侵入者に対する創作の手掛かりは明確なものとなる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、撮像されたことを侵入者に対して通知する。そのことが通知されると、その侵入者には、再侵入に対する恐怖心が植え付けられることとなる。この恐怖心は、再侵入に対する抑制効果を生じさせる。
その上、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、予め警報音で侵入者を威嚇するので、侵入者による盗難を最小限に抑制できる。侵入者が警報音に驚かず、警報音を止めようとしてゲートウェイ装置の傍にやってくると、その侵入者の像を撮像する。これらの二重の対策により、これらの方法で侵入者に対処できない防犯装置に比べ、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、防犯能力が高い。
また、本実施の形態にかかるゲートウェイ装置は、操作が簡単なので、監視を解除する手順を忘れる(その結果監視モードを解除できなくなる)ことは少なくなる。操作の手順を登録したり変更したりする操作がわずらわしくなくなる。また、監視モードを解除したのが家人であった場合、通信端末からそのことを容易に確認できる。侵入者があったとき、ユーザが宅内の様子を容易に知ることができる。
その結果、侵入者の捜索のための手掛かりを得ることができ、再侵入に対する抑制効果を生じさせることができ、誰が侵入者として検出されたのかユーザが容易に知ることができる、防犯能力の高い防犯装置を提供することができる。
なお、本実施の形態の変形例において、無線通信部30に代えて、送信機12および仲介装置16との間で有線により通信する装置を用いてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態に係る防犯システムの構成図である。 本発明の第1の形態に係る防犯システムが配置された家屋を表わす図である。 本発明の第1の実施の形態に係る監視モード設定処理および監視モード解除処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る侵入者に対する対策処理の制御の手順を示す第1のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る侵入者に対する対策処理の制御の手順を示す第2のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る防犯システムの構成図である。 本発明の第2の実施の形態に係る測距センサの制御ブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る侵入者に対する対策処理の制御の手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る防犯システムの構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る第1センサの制御ブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る侵入者に対する対策処理の制御の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
10,11,13 ゲートウェイ装置、12 送信機、14 センサ、16 仲介装置、18 外部機器、20 通信網、22 ISPサーバ、24 インターネット網、26 通信端末、30,66,76 無線通信部、32 インターネット通信部、34,60 インターフェイス、36 カメラ、37 人感センサ、38 測距センサ、39 第1センサ、40 第2センサ、41,62 設定部、42 表示ランプ、43 スピーカ、44 システム制御部、46,74 記憶部、48 計測部、50 監視/解除スイッチ、64,72,84 制御部、70 接続部、80,90 LED、82 受光回路、86 発振回路、92 第1レンズ、94 第2レンズ、96 受光ユニット、98 処理回路、100 出力端子、102 駆動回路、104 発振回路、106 定電圧回路、108 電源端子、181 回転灯、182 照明器具。

Claims (11)

  1. 第1の情報を通信するための通信手段と、
    ものの存在を検出するための検出手段と、
    時間を計測するための計測手段と、
    前記第1の情報の受信の後に経過した時間である第1の時間が第1の閾値を上回った後に前記検出手段が前記ものの存在を検出した場合、動作を実行するための実行手段とを含む、防犯装置。
  2. 前記実行手段は、
    像を撮像するための撮像手段と、
    前記像を表わす情報である第2の情報を処理するための処理手段と、
    前記撮像手段を制御するための制御手段とを含み、
    前記制御手段は、
    前記第1の時間が前記第1の閾値を上回るか否かを判断するための第1の判断手段と、
    前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した後に、前記撮像手段が前記像を撮像する範囲の空間に前記ものが存在することを前記検出手段が検出した場合、前記像を撮像するように前記撮像手段を制御するための第1の手段とを含む、請求項1に記載の防犯装置。
  3. 前記検出手段は、焦電センサを含み、
    前記撮像手段は、前記焦電センサが熱源の移動を検出できる範囲の空間の前記像を撮像するための手段を含み、
    前記第1の手段は、前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した後に、前記焦電センサが前記熱源の移動を検出した場合、前記像を撮像するように前記撮像するための手段を制御するための手段を含む、請求項2に記載の防犯装置。
  4. 前記検出手段は、前記ものからの反射光を検出するための手段を含み、
    前記撮像手段は、前記検出するための手段に入射する光が通過する空間の少なくとも一部を含む空間である特定空間の前記像を撮像するための手段を含み、
    前記第1の手段は、前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した後に、前記特定空間に存在する前記ものからの前記反射光を前記反射光の入射の経路および時期の少なくとも一方に基づいて前記検出するための手段が検出した場合、前記像を撮像するように前記撮像するための手段を制御するための手段を含む、請求項2に記載の防犯装置。
  5. 前記検出するための手段は、
    光を放射するための放射手段と、
    前記放射手段が放射した光の前記ものからの前記反射光を受光すると第1の信号を生成するための第1の生成手段と、
    前記放射手段が前記光を放射した時から前記第1の生成手段が前記第1の信号を生成するまでの時間である第2の時間を計測するための計測手段と、
    前記第2の時間を用いて、前記ものの位置を一端とする距離である特定距離を算出する算出手段とを含み、
    前記制御するための手段は、
    前記特定空間に前記ものが存在する場合の前記特定距離の範囲である特定範囲に、前記算出手段が算出した前記特定距離が含まれるか否かを判断するための第2の判断手段と、
    前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した後に、前記算出手段が算出した前記特定距離が前記特定範囲に含まれると前記第2の判断手段が判断した場合、前記像を撮像するように前記撮像するための手段を制御するための手段を含む、請求項4に記載の防犯装置。
  6. 前記検出するための手段は、
    第1の範囲の空間に存在する前記ものからの前記反射光を受光すると、第2の信号を生成するための第2の生成手段と、
    第2の範囲の空間に存在する前記ものからの前記反射光を受光すると、第3の信号を生成するための第3の生成手段とを含み、
    前記撮像するための手段は、前記第2の範囲の空間を含む前記特定空間の前記像を撮像するための手段を含み、
    前記制御するための手段は、前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断し、前記第1の時間が前記第1の閾値を上回るとの判断の後に前記第2の生成手段が前記第2の信号を生成し、かつ前記第2の信号の生成の後に前記第3の生成手段が前記第3の信号を生成した場合、前記像を撮像するように前記像を撮像するための手段を制御するための手段を含む、請求項4に記載の防犯装置。
  7. 前記処理手段は、前記第2の情報を保存するための保存手段を含む、請求項2に記載の防犯装置。
  8. 前記制御手段は、保存後に経過した時間が第2の閾値を上回るまで前記第2の情報を保存するように、前記保存手段を制御するための第2の手段をさらに含む、請求項7に記載の防犯装置。
  9. 前記処理手段は、前記第2の情報を送信するための送信手段を含む、請求項2に記載の防犯装置。
  10. 前記通信手段は、第3の情報のほかに、前記第1の情報を通信するための手段を含み、
    前記制御手段は、
    前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した場合、第3の情報を生成するための第4の生成手段と、
    前記第3の情報を送信するように前記通信するための手段を制御するための第3の手段とをさらに含む、請求項2に記載の防犯装置。
  11. 前記実行手段は、情報を音として出力するための出力手段をさらに含み、
    前記制御手段は、
    前記第1の時間が前記第1の閾値を上回ると前記第1の判断手段が判断した場合、第3の情報を生成するための第4の生成手段と、
    前記第3の情報を出力するように、前記出力手段を制御するための第4の手段とをさらに含む、請求項2に記載の防犯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013145433A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Panasonic Corp 無線通信システム
WO2016199267A1 (ja) * 2015-06-11 2016-12-15 日立マクセル株式会社 光測距装置及びその制御方法、及びそれを用いたジェスチャ検出装置
JP2018533102A (ja) * 2015-08-20 2018-11-08 エルジー・ハウシス・リミテッド スマート建具用防犯システム

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