JP2011125713A - 拘束メカニズムを有する外科用アクセス装置 - Google Patents

拘束メカニズムを有する外科用アクセス装置 Download PDF

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Abstract

【課題】医療処置に関連して外科用物品の導入を可能にするために下に存在する身体組織にアクセスするための外科用ポータルを提供すること。
【解決手段】外科用アクセス装置であって、ハウジング部材と、ハウジング部材から延在し、中央長手軸を画定するポータル部材であって、ハウジング部材およびポータル部材は、ハウジング部材およびポータル部材を通る長手方向通路を画定し、長手方向通路は、外科用物品の通過を許容するように寸法設定されている、ポータル部材と、ハウジング部材およびポータル部材のうちの少なくとも1つと関連付けられている拘束メカニズムであって、拘束メカニズムは、長手軸と交差するように寸法設定され、配置される拘束部材を含み、拘束部材は、外科用物品を係合し、かつ該外科用物品を中央長手軸に対して半径方向に変位した位置に向かって偏らせるように適合されている、拘束メカニズムとを備えている、装置。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、米国仮特許出願第61/287,837号(2009年12月18日出願)の利益および優先権を主張し、この出願の全内容は、本明細書に参考として援用される。
(1.技術分野)
本開示は、医療処置に関連して、外科用物品の導入を可能にするために、下に存在する身体組織にアクセスする外科用ポータルに関する。さらに具体的には、本開示は、外科用ポータルに対して外科用物品の位置決めおよび/または安定化をもたらすための拘束メカニズムを含む、外科用ポータルに関する。
(2.関連技術の論述)
外科用ポータルは、腹腔鏡処置または内視鏡処置を含む、様々な最小侵襲性の処置において使用される。そのようなポータルは、トロカールカニューレ、カテーテル、または、最小侵襲性の手補助処置の場合には、手アクセス装置を含んでいる。これらのポータルは、一般的に、通過した手または器具の周りに流体密の密閉を形成するためのシールを組み込む。これらのシールは、器具、特に、より小径の器具がポータルの中心軸に対して軸外に移動させられると、シールを維持する能力によってしばしば制限される。
典型的な外科処置の間、幾つかのポータルが下に存在する体腔にアクセスするために設置され得る。臨床医は、所望の外科作業(単数または複数)を実行するために、ポータルからポータルまで移動し得る。このアプローチの1つ不便は、特に、圧力をかけられた体腔にアクセスするときに、ポータル内の器具が管理されず、排除され得るということである。
したがって、外科用器具の移動を拘束して、排除されることを最小にし、さらに潜在的に密閉能力を向上させる能力を有している外科用アクセス装置が提供される。一実施形態に従うと、外科用アクセス装置は、ハウジング部材と、ハウジング部材から延在し、外科用物品の通過を許容するように寸法設定された、ハウジング部材およびポータル部材を通る長手方向通路を画定する、ポータル部材と、ハウジング部材およびポータル部材のうちの少なくとも1つと関連した拘束メカニズムとを含む。拘束メカニズムは、長手方向の通路と交差するように寸法設定される拘束部材を含む。拘束部材は、外科用物品を係合し、かつ外科用物品を中央長手軸に対して一定の関係に制止し得るように適合されている。拘束部材は、中央長手軸に対して半径方向に変位している位置に向かって外科用物品を偏らせるように適合され得る。拘束部材は、外科用物品が存在しない場合の初期状態から、外科用物品が存在する場合の応力状態まで遷移するように適合され、拘束部材は、通常、初期状態に向かって偏らされ得る。
一実施形態において、拘束部材は、細長いバネ部材を含む。細長いバネ部材は、ポータル部材内に少なくとも部分的に配置され得る。細長いバネ部材は、先頭端および後続端を含む。先頭端および後続端のうちの一方は、ポータル部材に対して一定の関係で取り付けられ得る。先頭端および後続端のうちの他方は、ポータル部材に対して長手方向に運動するように取り付けられ得る。細長いバネ部材は、先頭端および後続端の間に曲がった区画を画定し得、細長いバネ部材は、ポータル部材の内壁面に対して外科用物体を係合し、実質的に制止するように寸法設定され得る。
別の実施形態において、拘束部材は、実質的に円盤形状の部材を画定する。円盤形状の部材は、外科用物品を実質的に制止するための、円盤形状の部材を通る開口を有する。開口は、ポータル部材の中央長手軸に対して半径方向に変位し得る。円盤形状の部材は、開口と連絡する物品通路を画定する内面をさらに有する。内面は、開口に向かって外科用物品を偏らせるように寸法設定され、構成され得る。内面は、開口に向かって内側方向にテーパーが付くように構成され得る。
別の実施形態において、拘束部材は、ハウジング部材およびポータル部材のうちの一方の中に取り付けられたレバーを含む。レバーは、拘束部材の初期状態に対応する第1の位置と拘束部材の応力状態に対応する第2の位置との間の旋回運動のために取り付けられ得る。レバーは、通常、第1の位置に向かって偏らされ得る。目穴が拘束部材と関連し得る。目穴は、外科用物品の通過のための開口を画定し得る。レバーは、目穴の内壁面に対して外科用物品を係合および実質的に制止するように寸法設定され得る。レバーは、目穴を係合するように寸法設定され得、レバーは、レバーの第1の位置にあるとき、ポータル部材の長手方向の通路を実質的に閉鎖するように目穴と協同する。
物品シールが、ハウジングの中に配置され得る。物品シールは、外科用物品の周りに実質的な密閉を確立するように寸法設定され得る。ゼロ閉鎖バルブは、外科用物品の通過を許容するように開き、外科用物品が存在しない場合に閉じるように適合され得る。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
外科用アクセス装置であって、
ハウジング部材と、
該ハウジング部材から延在し、中央長手軸を画定するポータル部材であって、該ハウジング部材および該ポータル部材は、該ハウジング部材および該ポータル部材を通る長手方向通路を画定し、該長手方向通路は、外科用物品の通過を許容するように寸法設定されている、ポータル部材と、
該ハウジング部材および該ポータル部材のうちの少なくとも1つと関連付けられている拘束メカニズムであって、該拘束メカニズムは、該長手軸と交差するように寸法設定され、配置される拘束部材を含み、該拘束部材は、該外科用物品を係合し、かつ該外科用物品を該中央長手軸に対して半径方向に変位した位置に向かって偏らせるように適合されている、拘束メカニズムと
を備えている、装置。
(項目2)
上記拘束部材は、上記外科用物品が存在しない場合の初期状態から該外科用物品が存在する場合の応力状態まで遷移するように適合されており、該拘束部材は、通常、該初期状態に向かって偏らされている、上記項目に記載の外科用アクセス装置。
(項目3)
上記拘束部材は、細長いバネ部材を含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目4)
上記細長いバネ部材は、上記ポータル部材内に少なくとも部分的に配置される、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目5)
上記細長いバネ部材は、先頭端および後続端を含み、該先頭端および後続端のうちの一方は、上記ポータル部材に対して一定の関係で取り付けられ、該先頭端および後続端のうちの他方は該ポータル部材に対して長手方向に運動するように取り付けられる、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目6)
上記細長いバネ部材は、上記先頭端と後続端との間に曲がった区画を画定する、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目7)
上記細長いバネ部材は、上記ポータル部材の内壁面に対して上記外科用物体を係合し、実質的に制止するように寸法設定される、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目8)
上記拘束部材は、実質的に円盤形状の部材を画定し、該円盤形状の部材は、上記外科用物品を実質的に制止するための、該円盤形状の部材を通る開口を画定し、該開口は、上記ポータル部材の中央長手軸に対して半径方向に変位しており、該円盤形状の部材は、該開口と連絡する物品通路を画定する内面をさらに有し、該内面は該開口に向かって該外科用物品を偏らせるように寸法設定され、構成されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目9)
上記内面は、上記開口に向かって内側方向にテーパーが付くように構成されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目10)
上記拘束部材は、上記ハウジング部材および上記ポータル部材のうちの一方の中に取り付けられたレバーを含み、該レバーは、該拘束部材の上記初期状態に対応する第1の位置と該拘束部材の上記応力状態に対応する第2の位置との間の旋回運動のために取り付けられている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目11)
上記レバーは、通常、上記第1の位置に向かって偏らされている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目12)
上記外科用物品の通過のための開口を画定する目穴をさらに含み、上記レバーは、該目穴の内壁面に対して該外科用物品を係合および実質的に制止するように寸法設定されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目13)
上記レバーは、上記目穴を係合するように寸法設定され、該レバーおよび該目穴は、上記ポータル部材の上記長手方向の通路を実質的に閉鎖するように寸法設定されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目14)
上記ハウジングの中に物品シールを含み、該物品シールは、上記外科用物品の周りに実質的な密閉を確立するように寸法設定されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(項目15)
上記外科用物品の通過を許容するように開き、該外科用物品が存在しない場合に閉じるように適合されているゼロ閉鎖バルブを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載の外科用アクセス装置。
(摘要)
外科用アクセス装置は、ハウジング部材と、ハウジング部材から延在し、中央長手軸を画定し、外科用物品の通過を許容するように寸法設定された、ハウジング部材およびポータル部材を通る長手方向通路を画定する、ポータル部材と、ハウジング部材およびポータル部材のうちの少なくとも1つと関連した拘束メカニズムとを含む。拘束メカニズムは、長手方向通路と交差するように寸法設定された拘束部材を含む。拘束部材は、外科用物品を係合し、かつ外科用物品を中央長手軸に対して半径方向に変位している位置に向かって外科用物品を偏らせるように適合される。拘束部材は、外科用物品が存在しない場合の初期状態から、外科用物品が存在する場合の応力状態まで遷移するように適合される。拘束部材は、通常、初期状態に向かって偏らされ得る。
本開示の好ましい実施形態は、以下の図面を参照することによってよりよく理解される。
図1は、本開示の原理に従う、外科用アクセス装置の斜視図である。 図1Aは、図1の線1A−1Aに沿ってとられた外科用アクセス装置の側面断面図である。 図2は、図1の線2−2に沿ってとられた外科用アクセス装置の側面断面図であり、細長いバネの形式の拘束メカニズムを、外科用物品がない場合の初期状態において示している。 図3は、細長いバネの平面図であって、ポータル部材の内壁に細長いバネを取り付けるための取付メカニズムを図示している。 図4は、細長いバネの斜視図である。 図5は、図4の図に類似した図であって、外科用物品が存在する応力状態における細長いバネを図示している。 図6は、図3の図に類似しており、細長いバネが応力状態にあるときの、取付メカニズムの構成を示す。 図7は、図5の線7−7に沿ってとられた軸方向図であって、外科用物品を拘束する細長いバネを図示している。 図8は、軸方向図であって、より小さい直径を有している器具を拘束している細長いバネを図示している。 図9は、本開示の代替的な実施形態の断面図であって、拘束円盤の形状の拘束メカニズムを図示している。 図10は、図9の図に類似の図であって、図9の拘束円盤内への外科用物品の導入を図示している。 図11は、図10の図と同様の図であって、半径方向の変位している開口内に拘束されるために半径方向外側方向に外科用物品を偏らせる拘束円盤を図示している。 図12は、ポータル部材の区画の側面断面図であり、レバーの形状の拘束メカニズムおよび第1の位置のレバーを伴う関連した拘束目穴を図示している。 図13は、図12の線13−13に沿ってとられた断面図であって、拘束目穴の中に取り付けられるレバーを図示している。 図14は、図12および図13の拘束メカニズムの目穴の斜視図である。 図15は、第2の旋回された位置にあり、拘束目穴に対して半径方向外側方向に外科用物品を偏らせるレバーを伴う拘束メカニズムを図示している部分断面図である。 図16は、拘束メカニズムの中に固定された外科用物品をさらに図示している斜視図である。
本開示のアクセス装置は、最小侵襲性外科処置の間、例えば、約2.0ミリメートル(mm)乃至約15ミリメートル(mm)の器具を含む、様々な直径の物品を収容することができる。さらに、アクセス装置100は、確立された気腹からのガスおよび/または流体漏れを防止するための器具周りの流体密な界面を保持して、外科処置の大気保全を維持しつつ、トロカールおよび/またはカニューレアセンブリを通した挿入に適合された様々な型式の器具の導入および操作を企図している。具体的には、アクセス装置10は、装置に対する所定の一定の位置において外科用物品を選択的に制止するための拘束メカニズムを含む。本開示のこの特徴は、望ましくは、外科用物品の不注意による移動または排除の可能性を最小にし、装置内の密閉を保持することを支援し得る。
アクセス装置100とともに使用することが意図される外科用物品または器具の例は、クリップアプライヤー、把持具、解剖器具、レトラクタ、ステープラー、レーザプローブ、写真装置、内視鏡と腹腔鏡、管等を含む。その様な器具は、本明細書において、集合的に「外科用物品」と呼ばれる。
以下の論議において、用語「近位の」または「後続の」は、外科処置中の臨床医に最も近い、アクセス装置の部分を指し、一方、用語「遠位の」または「先頭の」は、臨床医に最も遠い、アクセス装置の部分を指す。
ここで図面を参照すると、図面においては、参照番号はいくつかの図を通して同一または実質的に類似の部品を識別しているが、図1および図1Aは、本開示のアクセス装置100を図示している。アクセス装置100は、体腔にアクセスするという意図された目的に好適な任意の部材であり得、器具または臨床医の手の導入を許容する通路を画定する。アクセス装置100は、腹腔鏡手術における使用に特に適合され、腹腔鏡手術においては、中空壁を中空壁内の内部器官から持ち上げるためにCOのような好適なガスによって通気される。アクセス装置100は、一般的には栓子アセンブリ(図示せず)とともに使用され、栓子アセンブリは、アクセス装置100の通路内に設置可能である鈍いか、刃状でないか、または鋭く尖っている器具であり得る。栓子アセンブリは、腹壁に貫入して腹壁を通してアクセス装置100を導入するために利用され、その後続けて、アクセス装置100から取り除かれて、通路を通して処置を実行するために利用される外科用機器類の導入を許容する。
アクセス装置100は、ハウジング部材102、およびハウジング部材102に連結され、ハウジング部材102から延在するポータル部材104を含む。ポータル部材104は、ポータル部材104の長さに沿って延在する長手軸「k」を画定する。ハウジング102およびポータル部材104は、外科用機器類の通過を許容するように寸法設定にされている内部長手方向通路106をさらに画定する。ポータル部材104は、任意の好適な医療等級材料、例えば、ステンレス鋼、またはポリカーボネート等のポリマー材料を含む他の硬質材料から形成され得る。ポータル部材104は、透明または不透明であり得る。ポータル部材104の直径は、変動し得るが、一般的には約4.5ミリメートル(mm)乃至約15ミリメートル(mm)の範囲であり得る。
ハウジング部材102は、図に示される外側ハウジングを画定するために一体的に組み立てられるいくつかの構成要素を含み得る。ハウジング部材102は、外科用器具等の外科用物品の周りに実質的な密閉を確立するように適合される物品シール108を含む。物品シール108は、外科用器具の密閉された受容のための中央穴110を画定する内部領域または内部表面を有するシールであり得る。一実施形態において、物品シール108は、同一人に譲渡された米国特許出願第11/098966号(2005年4月5日出願)に開示されるジンバルシールであり、そのような開示の全内容は本明細書に参照により援用される。物品シール108は、本明細書に参照によって援用されるそのような開示物であり得る。物品シール108は、ポリマー材料を含み得、そしてポリマー材料と並置された織物層を含む場合も含まない場合もある。例えば、一実施形態において、物品シール108は、望ましくは、同一人に譲渡されたRacenetへの米国特許第6,702,787号の特定の実施形態に開示されるような織物材料とともに圧縮成形された弾性材料を含み、そのような開示の全内容は、本明細書に参照により援用される。織物は、ポリマー材料の織られた、編まれた、組まれた、または織られていない材料を含み得る。代替的に、物品シール108は、軟質ウレタンゲル、シリコンゲル等から製造されるゲル材料を含み得る。
ハウジング部材102は、バルブ112をさらに含み得る。バルブ112は、スリットを有するダックビルバルブのようなゼロ閉鎖バルブであり得、このスリットは、外科用物品が存在しないとき、および/または加圧された腔の通気ガスに応じて閉鎖するように適合される。代替において、バルブ112は、ゲルシール、バルーンバルブ、またはフラッパーバルブであり得る。
ここで図2−4を参照すると、本開示の拘束メカニズムの一実施形態が図示されている。拘束メカニズムは、外科用物品「o」の移動をポータル部材104内に拘束または制限するように適合される。一実施形態において、拘束メカニズムは、例えば、半径方向外側方向に外科用物品「o」を偏らせて、外科用物品「o」がポータル部材104内の構造に対して拘束されるように適合される。この様に、外科用物品「o」は、ポータル部材104内の一定の長手方向位置に固定され得、それによって、外科用物品「o」がアクセス装置100から排除または放出される可能性を最小にし得る。さらに、拘束メカニズムは、外科用物品「o」の軸外へのまたは角度の付いた運動を制限し得、それよって、外科用物品「o」の周りに物品シール108との密閉を維持することを支援する。さらに、拘束メカニズムは、他の外科作業の実行中、臨床医が外科用物品を管理されない状態にしておくことをも許容する。図2−4の実施形態において、拘束メカニズムは、ポータル部材104の内壁面116に取り付けられた細長いバネ114を含む。細長いバネ114は、ステンレス鋼、チタン、または弾力性のポリマー材料等の任意の弾力性材料を含み得る。細長いバネ114は、先頭(遠位)端118および後続(近位)端120、ならびに先頭(遠位)端118と後続(近位)端120との間の中間区画122を含む。中間区画122は、中央長手軸「k」に向かって延在している弓形または湾曲を有する概して曲がった区間を含む。
細長いバネ114は、様々なメカニズムを介してポータル部材104に取り付けられ得る。一実施形態において、後続または近位端120は、少なくとも1つのファスナーまたはピン124によって内壁面116に固定され、これらは、後続端に隣接した対応する穴126を貫通する。2つのファスナー124および対応する2つの穴126が提供され得る。先頭または遠位端118は、先頭端118が長手軸「k」に対して制限された長手方向に運動することを許容するように内壁面116に固定される。例えば、細長いバネ114は、先頭端118に隣接した1対の細長いスロット128を含む。ピンまたはファスナー130は、スロット128を貫通し、細長いバネ114が曲がっている間、スロット128を横断するように適合される。
細長いバネ114は、通常、中間の曲がった区画122が図2および図4に示される構成を呈するような初期状態へと偏らされている。中間の曲がった区画122は、ポータル部材104の対向する壁面132を係合するように、外側に向かって垂れ下がり得る。代替的に、曲がった区画122は、初期状態にあるとき、対向する壁面132から変位し得る。曲がった区画122は、外科用物品を係合するために、長手方向通路106および中央長手軸「k」と交差するような寸法にされている。
ここで図5−7を参照すると、拘束メカニズムの動作が論議される。外科処置の進行の間に、外科用物品「o」はアクセス装置100を通して導入される。外科用物品「o」がポータル部材104内を前進すると、曲がった区画122は、外科用物品「o」と接触または係合する。外科用物品「o」のさらなる前進運動によって、曲がった区画122は、中央長手軸「k」に対して半径方向外側に内壁面116に向かって曲げられるか、または偏向させられ、図5および7に示される応力状態を呈する。それと並行して、先頭端118は、遠位または先頭方向に移動して、ピンまたはファスナー130が細長いバネ114の細長いスロット128を横断することによって、曲がった区画122の偏向を適合させる。論議されたように、細長いバネ114は、通常、その初期状態へと偏らされている。従って、曲がった区画122は、外科用物品「o」を反対の半径方向外側方向に内側壁面132に向かって絶えず付勢する。一実施形態において、曲がった区画122は、ポータル部材104の反対の内壁面132に対して外科用物品「o」を捕捉または拘束することにより、外科用物品「o」を所定の長手方向位置に固定する。この位置において、外科用物品「o」の軸「b」は、ポータル部材104の長手軸「k」に対して概して平行な関係であり得、ポータル部材104は、外科用物品「o」の角度形成に抵抗することによって外科用物品「o」の周りの密閉を維持することを支援し得る。外科用物品「o」を除去すると、曲がった区画122は図2の初期状態を呈する。図8は、比較的小さい直径の外科用物品「o」を固定するための、ポータル部材104の内壁面132と協同して動く曲がった区画122を図示している。
図9−11は、本開示の別の代替的な実施形態を図示している。この実施形態に従うと、拘束部材200は、概して、円盤状であり、粘着剤、接着剤、または機械的手段を含む任意の従来手段によってポータル部材104に取り付けられ得る。拘束部材200は、長手方向の一定の位置においてポータル部材104に固定され得る。拘束部材200は、細長いバネの論議と関連して上記本明細書において明らかにされた任意の好適な弾力性材料から製造され得る。拘束部材200は、開口202および開口202と連絡する内面204を含む。開口202は、拘束部材200の中心「m」から、かつポータル部材104の中央長手軸「k」に対して半径方向に変位している。内面204は、内面204が開口202に近づくにつれて、互いから離れる方向にテーパーが付き得る。図9は、拘束部材200の初期状態を図示している。この位置において、内面204は接近した関係にある。
使用中、外科用物品「o」は、アクセス装置100内に導入され、ポータル部材104内を前進させられて、拘束部材200と係合する。拘束部材200の内面204は、外科用物品「o」の収容通路に対して外向きに偏向して、図10に示される応力状態を呈する。しかしながら、内面204は、通常、図9の初期状態に偏らされているので、内面204は、協同して動いて、外科用物品「o」の外周に対して半径方向の力を適用する。外科用物品「o」の周囲付近での半径方向の力の適用は、外科用物品「o」を穴202に向かって駆動するものであり、内面204のテーパーが付いた構成(もし存在するならば)を介して助長され得る。外科用物品「o」は、それによって、外科用物品「o」を囲む穴を画定する内面202aによって、穴202の中に受容される。外科用物品「o」は、穴202内に拘束される。一実施形態において、外科用物品「o」は、穴202を画定する内壁202aとの摩擦係合を介して、穴202内の長手方向の一定の位置に固定され得る。拘束状態において、外科用物品「o」の軸「b」は、ポータル部材104の長手軸「k」と平行な関係にあり得、それにより外科用物品「o」の周りに密閉を維持することを支援する。
図12−14は、本開示に従う拘束メカニズム300の別の実施形態を図示している。拘束メカニズム300は、目穴302およびレバー304を含み、その両方は、ポータル部材308の内面306内に取り付けられる。一実施形態において、目穴302およびレバー304は、取付ピン308の受容のための穴を画定し、取付ピン308はポータル部材308に固定または埋め込まれる。図14に最もよく示されているように、目穴302は、細長いかまたは長方形の開口310を画定し、開口310は取付ピン308から変位している円形区画312および取付ピン300に隣接しているテーパー付き区画314を有している。
レバー304は、図12−13に示される初期状態と図15−16に示される旋回位置との間での、取付ピン308の周りのかつ目穴302に対する旋回運動に適合されている。一実施形態において、ポータル部材308は、レバー304の妨害されない旋回運動を許容するための凹んだ区画316を含む。レバー304は、通常、偏向メカニズムを介して初期状態に向かって偏らされている。例えば、一実施形態において、板バネ318は、ポータル部材308に取り付けられ、レバー304の下面に係合する。板バネ318は、垂直上方または反時計回り方向(図12)、すなわち、初期状態に向かってレバー304を偏らせる。別の実施形態においては、ねじりバネ320(図示せず)が取付ピン310の周りに同軸に配置され得る。ねじりバネ320は、ポータル部材104内に一端が取り付けまたは埋め込まれており、他端がレバー304の下面と係合可能である。さらなる実施形態において、レバー304は、ポータル部材104とモノリシックに形成され、初期状態と応力状態との間でリビングヒンジの周りに旋回する。レバー304は、好適な金属またはポリマー材料から製造される。
使用において、外科用物品「o」は、目穴302を通して導入され、レバー304と係合する。レバー304は、取付ピン308の周りを旋回するように旋回させられて、応力状態を呈し、図15に示されるように外科用物品「o」の通過を許容する。初期状態に向かうレバー304の通常の偏りによって、レバー304は、外科用物品「o」を半径方向外側にポータル部材104の中央軸「k」に対して係合、および駆動させ、外科用物品「o」を目穴302内の円形区画312の中に設置する。円形区画302は、少なくとも部分的に外科用物品「o」を外接させるような寸法にされることにより、目穴302の円形区画302内に外科用物品「o」をさらに拘束し得る。円形区画302は、また、外科用物品「o」を摩擦係合するような寸法にされて、個別に、またはレバー304と協同してのいずれかで、ポータル部材308内の、かつ長手軸「k」に対する一定の位置に、おそらく長手軸「k」と平行に外科用物品「o」を固定し得る。一旦、外科処置または外科作業が完了すると、外科用物品「o」は、ポータル部材から引き抜かれて、レバー304が図12の初期状態を呈することを許容し得る。初期状態において、目穴302およびレバー304は、下に存在する体腔からのガスの漏出を防止する閉鎖バルブとして機能し得る。
本発明の例示的な実施形態は、添付図面を参照して本明細書に記載されたが、開示が、それらのまさにその実施形態に限定されることはなく、様々な別の変形または修正が、開示の範囲または精神から逸脱することなく、当業者によって本明細書においてもたらされ得る。
100 アクセス装置
102 ハウジング部材
104 ポータル部材
106 内部長手方向通路
108 物品シール
112 バルブ
114 細長いバネ
116 内面壁
118 先頭端
120 後続端
122 中間区画
128 スロット

Claims (15)

  1. 外科用アクセス装置であって、
    ハウジング部材と、
    該ハウジング部材から延在し、中央長手軸を画定するポータル部材であって、該ハウジング部材および該ポータル部材は、該ハウジング部材および該ポータル部材を通る長手方向通路を画定し、該長手方向通路は、外科用物品の通過を許容するように寸法設定されている、ポータル部材と、
    該ハウジング部材および該ポータル部材のうちの少なくとも1つと関連付けられている拘束メカニズムであって、該拘束メカニズムは、該長手軸と交差するように寸法設定され、配置される拘束部材を含み、該拘束部材は、該外科用物品を係合し、かつ該外科用物品を該中央長手軸に対して半径方向に変位した位置に向かって偏らせるように適合されている、拘束メカニズムと
    を備えている、装置。
  2. 前記拘束部材は、前記外科用物品が存在しない場合の初期状態から該外科用物品が存在する場合の応力状態まで遷移するように適合されており、該拘束部材は、通常、該初期状態に向かって偏らされている、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  3. 前記拘束部材は、細長いバネ部材を含む、請求項2に記載の外科用アクセス装置。
  4. 前記細長いバネ部材は、前記ポータル部材内に少なくとも部分的に配置される、請求項3に記載の外科用アクセス装置。
  5. 前記細長いバネ部材は、先頭端および後続端を含み、該先頭端および後続端のうちの一方は、前記ポータル部材に対して一定の関係で取り付けられ、該先頭端および後続端のうちの他方は該ポータル部材に対して長手方向に運動するように取り付けられる、請求項4に記載の外科用アクセス装置。
  6. 前記細長いバネ部材は、前記先頭端と後続端との間に曲がった区画を画定する、請求項5に記載の外科用アクセス装置。
  7. 前記細長いバネ部材は、前記ポータル部材の内壁面に対して前記外科用物体を係合し、実質的に制止するように寸法設定される、請求項4に記載の外科用アクセス装置。
  8. 前記拘束部材は、実質的に円盤形状の部材を画定し、該円盤形状の部材は、前記外科用物品を実質的に制止するための、該円盤形状の部材を通る開口を画定し、該開口は、前記ポータル部材の中央長手軸に対して半径方向に変位しており、該円盤形状の部材は、該開口と連絡する物品通路を画定する内面をさらに有し、該内面は該開口に向かって該外科用物品を偏らせるように寸法設定され、構成されている、請求項2に記載の外科用アクセス装置。
  9. 前記内面は、前記開口に向かって内側方向にテーパーが付くように構成されている、請求項8に記載の外科用アクセス装置。
  10. 前記拘束部材は、前記ハウジング部材および前記ポータル部材のうちの一方の中に取り付けられたレバーを含み、該レバーは、該拘束部材の前記初期状態に対応する第1の位置と該拘束部材の前記応力状態に対応する第2の位置との間の旋回運動のために取り付けられている、請求項2に記載の外科用アクセス装置。
  11. 前記レバーは、通常、前記第1の位置に向かって偏らされている、請求項10に記載の外科用アクセス装置。
  12. 前記外科用物品の通過のための開口を画定する目穴をさらに含み、前記レバーは、該目穴の内壁面に対して該外科用物品を係合および実質的に制止するように寸法設定されている、請求項11に記載の外科用アクセス装置。
  13. 前記レバーは、前記目穴を係合するように寸法設定され、該レバーおよび該目穴は、前記ポータル部材の前記長手方向の通路を実質的に閉鎖するように寸法設定されている、請求項12に記載の外科用アクセス装置。
  14. 前記ハウジングの中に物品シールを含み、該物品シールは、前記外科用物品の周りに実質的な密閉を確立するように寸法設定されている、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  15. 前記外科用物品の通過を許容するように開き、該外科用物品が存在しない場合に閉じるように適合されているゼロ閉鎖バルブを含む、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
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