JP2011125376A - 衛生マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】空気中浮遊微細物の捕捉機能を向上させる。
【解決手段】通気性を有し使用者の顔面下半部に被せられる被覆部1と、該被覆部1の左右に夫々設けた耳掛け部を備えた衛生マスクにおいて、非粘着性の表面層3および裏面層4の間に粘着性を有する中間層5を設けて、前記被覆部1を形成することによって、表面層3を透過した空気中の浮遊微細物を中間層5で吸着し捕捉する。
【選択図】図2
【解決手段】通気性を有し使用者の顔面下半部に被せられる被覆部1と、該被覆部1の左右に夫々設けた耳掛け部を備えた衛生マスクにおいて、非粘着性の表面層3および裏面層4の間に粘着性を有する中間層5を設けて、前記被覆部1を形成することによって、表面層3を透過した空気中の浮遊微細物を中間層5で吸着し捕捉する。
【選択図】図2
Description
本発明は、埃、花粉、バクテリア、ウイルス等の人体に悪影響を及ぼす空中浮遊微細物を捕捉し透過させない衛生マスクに関する。
従来より、人の健康に害を及ぼす空中浮遊微細物の吸込み防止に、衛生マスクが利用されており、使用者の鼻孔や口元等の顔面下半部に被せる被覆部をガーゼで形成した衛生マスクの他、近時では被覆部を不織布で形成した衛生マスクが主流となりつつある。
不織布で形成した衛生マスクとしては、例えば次のものが見受けられる。
外側不織布と、中間不織布と、口元側不織布が、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されることで、マスク本体が構成され、中間不織布の糸密度が外側不織布よりも密とされた衛生マスク(下記特許文献1を参照)。
不織布で形成した衛生マスクとしては、例えば次のものが見受けられる。
外側不織布と、中間不織布と、口元側不織布が、外側から口元側に向かって、上記の順で並設されることで、マスク本体が構成され、中間不織布の糸密度が外側不織布よりも密とされた衛生マスク(下記特許文献1を参照)。
外層−内層−外層の少なくとも3層の積層不織布からなる衛生マスク用不織布基材であって、外層は、ポリオレフィン系短繊維またはポリエステル系短繊維で構成される不織布からなり、内層は、ポリプロピレン製スパンボンド不織布とメルトブロー不織布が組み合わされた複合不織布からなり、積層一体化された不織布基材を顔面覆い部に用いた衛生マスク(下記特許文献2を参照)。
ところが、上記従来の衛生マスクは、使用する不織布の特性を吟味し、異なる特性の不織布の組合せに工夫を凝らしたものであるが、不織布の細孔に空気を通すことで、空気中の浮遊微細物を捕捉することに何ら変わらず、細孔より小さな浮遊微細物を捕捉することはできないため、ウイルスなど極微小の浮遊物の対策には不十分であり、捕捉機能の更なる向上が求められた。
本発明は、通気性を有し使用者の顔面下半部に被せられる被覆部と、該被覆部の左右に夫々設けた耳掛け部を備えた衛生マスクにおいて、非粘着性の表面層および裏面層の間に粘着性を有する中間層を設けて、前記被覆部を形成することによって、表面層を透過した空気中の浮遊微細物を中間層で吸着し捕捉する様にして、上記課題を解決する。
要するに本発明は、通気性を有し使用者の顔面下半部に被せられる被覆部と、該被覆部の左右に夫々設けた耳掛け部を備えた衛生マスクにおいて、前記被覆部は、非粘着性の表面層および裏面層の間に粘着性を有する中間層を設けて形成したので、表面層を透過した空気中の浮遊微細物を中間層で吸着することにより、表面層およびの中間層の通気細孔より小さな浮遊微細物を捕捉することが出来る。
又、非粘着性の表面層を設けることにより、表面層の通気細孔より大きな浮遊微細物は表面層の通気細孔を透過できないため、中間層に吸着されることがなく、中間層が目詰まりしたり、中間層の粘着性が急激に低下することがない。
又、表面層は非粘着性であるから、通気細孔を透過できずに表面層にて捕捉された浮遊微細物を簡単に払い落とすことが出来る。
又、非粘着性の裏面層を設けることにより、従来の衛生マスクと同様の肌触り、使い心地を維持することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
又、非粘着性の表面層を設けることにより、表面層の通気細孔より大きな浮遊微細物は表面層の通気細孔を透過できないため、中間層に吸着されることがなく、中間層が目詰まりしたり、中間層の粘着性が急激に低下することがない。
又、表面層は非粘着性であるから、通気細孔を透過できずに表面層にて捕捉された浮遊微細物を簡単に払い落とすことが出来る。
又、非粘着性の裏面層を設けることにより、従来の衛生マスクと同様の肌触り、使い心地を維持することが出来る等その実用的効果甚だ大である。
以下、本発明の衛生マスクにつき詳細に説明する。
本発明の衛生マスクは、図1に示す様に、使用者の顔面下半部(鼻孔および口元等)に被せられる被覆部1と、該被覆部1の左右に夫々設けた耳掛け部2を備えている。
被覆部1は、その表裏面方向に通気性を有し、図2に示す様に、表面層3と裏面層4の間に粘着性を有する中間層5を設けて形成されている。
本発明の衛生マスクは、図1に示す様に、使用者の顔面下半部(鼻孔および口元等)に被せられる被覆部1と、該被覆部1の左右に夫々設けた耳掛け部2を備えている。
被覆部1は、その表裏面方向に通気性を有し、図2に示す様に、表面層3と裏面層4の間に粘着性を有する中間層5を設けて形成されている。
表面層3および裏面層4は、非粘着性であり、例えば、ガーゼ、不織布等の従来の衛生マスクと同様の素材で形成され、中間層5は、前記素材に、その通気細孔を塞がないように粘着剤を担持させたり、紙材、プラスチックフィルムのシート材に粘着剤を塗布して、かかる粘着剤塗布済のシート材に通気細孔を多数穿設すれば良い。
粘着剤としては、例えば高分子化合物のゲルで良く、人体への安全性の点からして、シリコーンゲルが好適である
粘着剤としては、例えば高分子化合物のゲルで良く、人体への安全性の点からして、シリコーンゲルが好適である
尚、図1には、被覆部1が矩形シート状のものを示したが、被覆部1の形状は、これに限らず、例えば立体的に形成し嘴形としたものでも良い。
1 被覆部
2 耳掛け部
3 表面層
4 裏面層
5 中間層
2 耳掛け部
3 表面層
4 裏面層
5 中間層
Claims (1)
- 通気性を有し使用者の顔面下半部に被せられる被覆部と、該被覆部の左右に夫々設けた耳掛け部を備えた衛生マスクにおいて、前記被覆部は、非粘着性の表面層および裏面層の間に粘着性を有する中間層を設けて形成したことを特徴とする衛生マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009283767A JP2011125376A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 衛生マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009283767A JP2011125376A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 衛生マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011125376A true JP2011125376A (ja) | 2011-06-30 |
Family
ID=44288655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009283767A Pending JP2011125376A (ja) | 2009-12-15 | 2009-12-15 | 衛生マスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011125376A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111035869A (zh) * | 2020-03-13 | 2020-04-21 | 在远方(深圳)快递物流有限公司 | 一种新型过滤口罩及其生产工艺 |
-
2009
- 2009-12-15 JP JP2009283767A patent/JP2011125376A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111035869A (zh) * | 2020-03-13 | 2020-04-21 | 在远方(深圳)快递物流有限公司 | 一种新型过滤口罩及其生产工艺 |
CN111035869B (zh) * | 2020-03-13 | 2020-07-14 | 在远方(深圳)快递物流有限公司 | 一种过滤口罩的生产工艺 |
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