JP2011124922A - ループアンテナおよびこれを含む多素子ループアンテナ - Google Patents

ループアンテナおよびこれを含む多素子ループアンテナ Download PDF

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Abstract

【課題】一つのループアンテナだけで、複数の周波数に同調させることができ、多バンドでも簡便に使用することができるループアンテナおよびこれを含む多素子ループアンテナを提供すること。
【解決手段】ケーブルがループ状に配されたループアンテナであって、前記ケーブルのループの全周長が長く配される長配置と、前記長配置に配されたときよりも前記ループの全周長が短く配される短配置とで、前記ループの配置を変更することにより、前記ループの全周長を変化させる可変機構を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、多バンドに対応可能なループアンテナおよびこれを含む多素子ループアンテナに関する。
従来、送受信機用のアンテナとして、ループアンテナが利用されている(例えば、特許文献1参照。)。
ループアンテナは、ケーブルの両端が対向されて、全体としてループ状に配されて構成されるものである。そして、ケーブルの両端に給電されると、たとえばループの全周長を1波長とした電磁波を発することにより、送信用のアンテナとして機能する。また、たとえばループの全周長を1波長とした電磁波を受けることにより、受信用のアンテナとして機能する。
特開2009−118268号公報
しかしながら、上記のようなループアンテナでは、多バンドで使用する場合に、一つのループアンテナで複数の周波数に同調を得ることができないという問題がある。
また、多バンドで使用するためには、全周長の異なる複数のループアンテナを用意しなければならず、アンテナ全体が大型化してしまうという問題もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、一つのループアンテナだけで、複数の周波数に同調させることができ、多バンドでも簡便に使用することができるループアンテナおよびこれを含む多素子ループアンテナを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提供する。
本発明は、ケーブルがループ状に配されたループアンテナであって、前記ケーブルのループの全周長が長く配される長配置と、前記長配置に配されたときよりも前記ループの全周長が短く配される短配置とで、前記ループの配置を変更することにより、前記ループの全周長を変化させる可変機構を備えることを特徴とする。
この発明においては、可変機構により、長配置と短配置とで、ケーブルの全周長が変化する。
これにより、一つのループアンテナだけで、複数の周波数に同調させることができ、多バンドでも簡便に使用することができる。
また、本発明は、前記可変機構が、前記長配置に配されたループ内のケーブルの一部を、前記ループからオフセットされたオフセット位置に移動させることにより、前記長配置から前記短配置へと変更し、前記短配置において前記オフセット位置に配されたケーブルの一部を、前記ループ内に移動させることにより、前記短配置から前記長配置へと変更することを特徴とする。
この発明においては、長配置に配されたループ内のケーブルの一部が、可変機構によりオフセット位置に移動して、長配置から短配置へと変更され、短配置においてオフセット位置に配されたケーブルがループ内に移動することにより、短配置から長配置へと変更される。
これにより、ケーブルの全周長を確実に変化させることができる。
また、本発明は、前記可変機構が、前記ループが前記長配置に配されるように付勢する付勢手段と、前記長配置に配されたループ内のケーブルの一部を、前記付勢手段の付勢力に抗して引っ張り、前記オフセット位置に移動させて前記短配置へと変更する移動手段と、前記移動手段によって前記オフセット位置に移動されたケーブルを保持し、前記長配置に変更するときには前記保持を解除する保持・解除手段とを備えることを特徴とする。
この発明においては、長配置に配されたループ内のケーブルの一部が、移動手段によって、付勢手段の付勢力に抗して引っ張られ、オフセット位置に移動されることにより短配置へと変更される。このとき、保持・解除手段によって、オフセット位置に移動されたケーブルが保持される。
これにより、長配置と短配置とで確実に変更することができるだけでなく、各配置を保持することができる。
また、本発明は、前記ループを支持する支柱を有し、前記付勢手段が、前記支柱に設けられ、かつ前記ループ内のケーブルを付勢する弓状の弾性部材であることを特徴とする。
この発明においては、支柱に設けられた弓状の弾性部材により、ループが長配置に配されるように付勢される。
これにより、短配置から長配置へと確実に変更することができる。
また、本発明は、前記ループが三角形状に配されており、前記三角形状の頂点が、前記支柱の長さ方向の上方部に設置され、前記三角形状の残りの2点が、前記上方部よりも下方であって、前記支柱の長さ方向に交差する方向に設置されていることを特徴とする。
これにより、ループが支柱によって確実に支持され、三角形状を保持することができる。
また、本発明は、前記弾性部材が、前記三角形状の一辺に対向して設置されており、前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記三角形状の前記一辺からそれぞれの他辺へと前記ケーブルを案内するループ案内部材が前記弾性部材の両端部に設けられていることを特徴とする。
この発明においては、弾性部材の弾性変形に応じて、三角形状の一辺からそれぞれの他辺へと、ループ案内部材によってケーブルが案内される。
これにより、長配置と短配置とでスムーズに変更することができる。
また、本発明は、前記移動手段による前記ケーブルの移動に合わせて、前記三角形状の前記一辺を前記ループの内方に引っ張る補助機構を備えることを特徴とする。
これにより、長配置と短配置とで容易に変更することができる。
また、本発明は、前記ループから前記オフセット位置へと前記ケーブルを案内するオフセット案内部材が設けられ、前記オフセット案内部材に案内されて前記オフセット位置に配されたケーブルまたは前記ケーブルに連結された連結部材を巻き取る巻き取り手段が設けられていることを特徴とする。
この発明においては、オフセット位置に配されたケーブルまたは連結部材が、巻き取り手段によって巻き取られ、このときのケーブルの移動の際に、オフセット案内部材によって、ループからオフセット位置へとケーブルが案内される。
これにより、長配置と短配置とで容易に変更することができる。
また、本発明は、前記巻き取り手段を駆動する駆動部と、前記駆動部の駆動を制御する制御部とを備えることを特徴とする。
この発明においては、制御部によって駆動部が制御され、駆動部によって巻き取り手段が駆動される。
これにより、ループの全周長を迅速かつ高精度に変化させることができる
また、本発明は、前記ケーブルの移動の際に前記ケーブルに負荷を加える負荷手段が設けられていることを特徴とする。
これにより、ケーブルのループを強固に保持することができるだけでなく、保持による負荷を分散させることができる。
また、本発明は、前記長配置のときに、前記ケーブルの全長が前記ループの全周に配されることを特徴とする。
これにより、付勢手段からの付勢力による負荷を、ケーブル全体によって受けることができ、ループの保持力を増大させることができる。
また、本発明は、前記短配置のときに導通している前記ケーブルの一部が、前記長配置のときには絶縁される絶縁機構を備えることを特徴とする。
これにより、長配置に配されたときのみ、エクスパンディッド・クワッドとして使用することができる。
また、本発明は、請求項1から請求項12のいずれか一つに記載のループアンテナを備えることを特徴とする多素子ループアンテナである。
これにより、請求項1から請求項12のいずれか一つに記載のループアンテナと同様の効果を奏することができる。
本発明によれば、一つのループアンテナだけで、複数の周波数に同調させることができ、多バンドでも簡便に使用することができる。
本発明の第1の実施形態におけるループアンテナを示す全体構成図である。 図3に示す領域Aを拡大して示す拡大図である。 図1のループアンテナにおけるケーブルが短配置に配されたときの様子を示す説明図である。 本発明の第2の実施形態におけるループアンテナを示す全体構成図である。 本発明の第3の実施形態におけるループアンテナを示す全体構成図である。 本発明の第4の実施形態におけるループアンテナを示す全体構成図である。 本発明の変形例を示す全体構成図である。 本発明の補助機構を概念的に示す説明図である。 図1のプーリ6aの変形例を概念的に示す説明図である。 図1のプーリ6aの他の変形例を概念的に示す説明図である。 本発明の負荷手段を示す構成図である。 本発明の絶縁機構を概念的に示す説明図である。 図12における絶縁連結部が対をなすプーリにまたがって配される様子を示す説明図である。 本発明における多素子ループアンテナを示す斜視図である。
(実施形態1)
以下、本発明の第1の実施形態におけるループアンテナについて、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態としてのループアンテナを示したものである。
ループアンテナ1は、たとえばアルミなどの部材からなる円柱状の支柱2を備えている。
支柱2は、設置部2aを介して、地面Gに着脱可能に設置することができるようになっている。そして、支柱2は、地面Gに設置すると、地面Gから鉛直方向上方に向けて立てられるようになっている。
また、支柱2の上方部2cには、支柱2の中心線を挟んで対向配置された一対のプーリ(オフセット案内部材)6aが設けられている。プーリ6aは、図1に対して奥行方向に延ばされた回転軸6bを中心としてそれぞれ回転するようになっている。これらプーリ6aおよび回転軸6bは、金属などの導電性部材からなっている。また、これらプーリ6aは、導電性の連結板6c(図2に示す)によって連結されており、互いに導通している。
なお、上方部2cは、支柱2の長さ方向Hのうち、上端部(設置部2aとは反対側の端部)のことをいう。
さらに、支柱2は、アンテナ用のケーブル3を支持している。ケーブル3は、底辺3aと他辺3bとからなる三角形のループ状(デルタループ)に配されている。すなわち、ケーブル3のうち、三角形の頂点部3cが支柱2の上方部2cに配されている。上方部2cにおいては、図2に示すように、それぞれ他辺3bをなすケーブル3がプーリ6aに案内されて、オフセット位置OFに移動するようになっている。一方、オフセット位置OFに配されたケーブル3は、プーリ6aに案内されて、ループ上に移動するようになっている。なお、オフセット位置OFは、ケーブル3のループ上から外された位置であって、ループの内方に設けられている。
さらに、図1に示すように、底辺3aは、長さ方向Hと直交する幅方向Wに延ばされている。すなわち、三角形の頂点部3cが、上方部2cに配され、三角形の残りの2点(他点部)3dが、上方部2cよりも下方であって、支柱2の中心線から互いに幅方向Wに対称に延ばされた位置に配されている。
底辺3aには、ループの外方側において底辺3aと対向する円柱状の弾性支持部(付勢手段、弾性部材)4が設けられている。弾性支持部4は、取り付け部10を介して、支柱2に取り付けられている。この弾性支持部4は、取り付け前の自然状態(外力が加えられていない状態)においては、直線上に延ばされているものである。そして、自然状態から、弾性支持部4の長さ方向の中心部を、取り付け部10を介して支柱2に取り付けてから、弾性支持部4を底辺3a側に弾性変形させることにより、弾性支持部4は、弓状に湾曲するようになっている。したがって、弾性支持部4は、弾性変形の復元力により、直線上に戻るように付勢されている。
弾性支持部4の両端部には、絶縁部材からなるプーリ(ループ案内部材)4aがそれぞれに設けられている。これらプーリ4aは、図1に対して奥行方向に延ばされた回転軸4bを中心としてそれぞれ回転するようになっている。また、これらプーリ4aには、ケーブル3が通されている。これにより、ケーブル3は、プーリ4aによって、底辺3aから他辺3bへと案内され、また、他辺3bから底辺3aへと案内されるようになっている。さらに、ケーブル3は、弾性支持部4の復元力により、後述する長配置Lに配されるように付勢されている。
ケーブル3は、両端が連結リング(ケーブル連結部材)5を介して連結されている。連結リング5は、リング状に形成されており、絶縁部材からなるものである。そして、連結リング5は、支柱2を通されており、支柱2の長さ方向Hにスライド可能になっている。なお、ケーブル3と連結リング5との連結点が、送受信機から延びる同軸ケーブル(不図示)に接続されて給電される給電点15となる。
また、ケーブル3の長さ方向の一部には、長尺状に延びる連結紐(連結部材)14が連結されている。連結紐14は、絶縁部材からなるものである。この連結紐14は、ケーブル3の長さ方向の中心部に取り付けられており、ケーブル3の全長がすべてループ上にあるときに、頂点部3cに配されたケーブル3から支柱2に沿って垂下するようになっている。
支柱2の下端部2dのうち、取り付け部10と設置部2aとの間には、連結紐14を巻き取り・解放する巻き取りドラム(移動手段、保持・解除手段、巻き取り手段)12が設けられている。
巻き取りドラム12は、円柱状のドラム本体部12aと、ハンドル12bとを備えている。
ドラム本体部12aは、ラチェット機構により、一方向(連結紐14を巻き取る方向)にのみ回転するようになっており、解放スイッチ(不図示)を駆動することにより、他方向(巻き取った連結紐14を送り出す方向)にも回転するようになっている。ハンドル12bは、ドラム本体部12aを回転させるものである。
ここで、長配置と短配置について説明する。
長配置Lとは、図1に示すように、ケーブル3の全長がすべてアンテナのループ上に配される位置をいうものであり、短配置S(図3に示す)よりも、ループの全周長が長く配される位置をいうものである。
一方、短配置Sとは、図3に示すように、長配置Lよりも、ループの全周長が短く配される位置をいうものである。
また、ループの全周長とは、三角形の三辺(底辺3aと一対の他辺3b)の長さの合計をいうものである。
このような構成のもと、長配置Lからハンドル12bを一方向に回転させると、連結紐14が巻き取られることにより、頂点部3cにおいてケーブル3が下方に引っ張られ、図3に示すように、ケーブル3が、長配置Lから短配置Sに配されるようになっている。
次に、このように構成された本実施形態におけるループアンテナ1の動作について説明する。
ループアンテナ1を送信用アンテナとして使用する場合、送信機から同軸ケーブル(不図示)を介して給電点15に給電する。これにより、ループの全周長を1波長とした電磁波が発せられる。
一方、ループアンテナ1を受信用アンテナとして使用する場合、ループの全周長を1波長とした電磁波を受けることにより、起電力を発生させ、受信用のアンテナとして機能する。
このように、ループアンテナ1におけるループの全周長は、使用する電磁波の波長に適合したものである必要がある。
このループアンテナ1は、ループの形状自体を保持(相似形に保持)したまま、ループの全周長を漸次変更することができるものである。以下、ループの全周長の変更動作について説明する。
なお、図1に示すように、ケーブル3は長配置Lにあるものとする。
使用する電磁波によっては、より小さな波長に同調させる必要がある。
この場合、ハンドル12bを介してドラム本体部12aを一方向に回転させると、ドラム本体部12aによって連結紐14が巻き取られる。これにより、上方部2cにおいて、連結紐14を介して、ケーブル3が下方に引っ張られる。そのため、図3に示すように、ケーブル3の一部は、弾性支持部4の付勢力に抗して、プーリ6aに案内されて下方に移動し、オフセット位置OFに配される。すなわち、ケーブル3は、底辺3aからプーリ4aを介して他辺3bへと移動し、他辺3bからプーリ6aを介してオフセット位置OFに移動する。
このとき、ケーブル3の一部が下方に引っ張られることにより、弾性支持部4の両端は、プーリ4aを介して上方に引っ張られる。そして、弾性支持部4は、曲率半径がさらに小さくなるように弾性変形する。
これにより、ケーブル3は、長配置Lから短配置Sへと漸次変化する。すなわち、ループの三角形状が相似形を維持したまま、ループの全周長が漸次短くなる。このとき、弾性支持部4の復元力により、ケーブル3は、長配置Lに戻ろうと付勢されるが、巻き取りドラム12のラチェット機構によりドラム本体部12aの他方向の回転が規制されるため、短配置Sに配された状態で保持される。ここから、ハンドル12bをさらに一方向に回転させると、ループの全周長は漸次小さくなっていく。
なお、短配置Sに配されているときでも、プーリ6a、回転軸6bおよび連結板6cが導電性部材からできているので、頂点部3cにおける他辺3b同士の導通状態は維持される。
一方、短配置Sから、長配置Lに戻すためには、上記と逆に動作させればよい。すなわち、巻き取りドラム12の解放スイッチ(不図示)を駆動し、ドラム本体部12aを解放する。このとき、弾性支持部4により長配置Lに戻るようにケーブル3が付勢されていることから、ドラム本体部12aが他方向に回転して連結紐14を送り出しながら、ケーブル3は、オフセット位置OFから他辺3bへと移動し、他辺3bから底辺3aへと移動する。これにより、ケーブル3は、短配置Sから、長配置Lに漸次変化する。なお、長配置Lのとき、ケーブル3の全長は、すべてループ上に配され、余剰のケーブル3はオフセット位置OFには存しない。
以上より、本実施形態におけるループアンテナ1によれば、ループの全周長を変化させることにより、一つのループアンテナだけで、複数の周波数に同調させることができ、多バンドでも簡便に使用することができる。
また、ケーブル3をオフセット位置OFに配することにより、ループの全周長の変化に応じて、余剰のケーブル3を吸収することができる。
また、弾性支持部4と巻き取りドラム12とにより、巻き取りドラム12の巻き取りと解放という簡易な動作だけで、ループの全周長を容易に変化させることができる。
また、弾性支持部4により、ケーブル3に付勢力を与えることができ、長配置Lと短配置Sとで容易に変更することができる。
また、弾性支持部4にプーリ4aが設けられていることにより、底辺3aと他辺3bとの間でケーブル3を容易に移動させることができ、ループの全周長を容易に変化させることができる。
また、上方部2cにプーリ6aが設けられていることにより、オフセット位置OFと他辺3bとの間でケーブル3を容易に移動させることができ、ループの全周長を容易に変化させることができる。
また、ケーブル3が長配置Lに配されたときに、ケーブル3の全長がすべてループ上に配されることから、弾性支持部4からの付勢力による負荷を、ケーブル3全体によって受けることができ、ループアンテナ1を設置したときの保持力を増大させることができる。すなわち、弾性支持部4からの付勢力による負荷が巻き取りドラム12に集中することを防止することができ、耐久性や安定性を向上させることができる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態としてのループアンテナ1Aを示したものである。
図4において、図1から図3に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは主として異なる点について説明する。
ループアンテナ1Aは、巻き取りドラム12Aと、この巻き取りドラム12Aを回転駆動するステッピングモーター(駆動部)20と、このステッピングモーター20の駆動を制御する制御装置(制御部)21とを備えている。
巻き取りドラム12Aは、ドラム本体部12aと、このドラム本体部12aから延ばされた回転軸12dと、この回転軸12dに設けられたギア12cとを備えている。そして、ギア12cを回転させると、回転軸12dを介して、ドラム本体部12aが回転するようになっている。
なお、巻き取りドラム12Aには、ラチェット機構は設けられておらず、回転フリーな状態になっている。
ステッピングモーター20は、モータ本体部20aと、このモータ本体部20aから延ばされた回転軸20bと、この回転軸20bに設けられたギア20cとを備えている。なお、ステッピングモーター20は、ケーブル3を保持・解除する保持・解除手段として機能する。
ギア20cは、ギア12cと噛み合わされており、モータ本体部20aを駆動することにより、これらギア20c,12cを介して、ドラム本体部12aを一方向および他方向に回転させるようになっている。
制御装置21は、全体の動作を制御する制御部21dと、この制御部21dに接続された複数の入力ボタン(入力部)21a,21b,21cとを備えている。
入力ボタン21a,21b,21cは、操作者によって押下されると、それぞれのボタンに対応した指示信号を出力する。
制御部21dは、入力ボタン21a,21b,21cから出力された指示信号を読み出し、それぞれの指示信号に対応した駆動信号を出力してステッピングモーター20を駆動する。これにより、ドラム本体部12aがあらかじめ設定された所定の回転位置で停止するようになっている。
このような構成のもと、操作者が入力ボタン21aを押下すると、入力ボタン21aは、周波数3.8MHz用の指示信号を出力する。そして、制御部21dは、その指示信号を読み出し、ステッピングモーター20を駆動して、ドラム本体部12aの回転位置をあらかじめ設定された所定の回転位置で停止させる。これにより、ループの全周長が3.8MHzに対して1λとなるように調整される。
また、操作者が入力ボタン21b,21cを押下すると、上記と同様にして、ループの全周長がそれぞれ5.0MHz,7.0MHzに対して1λとなるように調整される。
以上より、本実施形態におけるループアンテナ1によれば、制御装置21を操作するだけで、ループの全周長を迅速かつ高精度に変化させることができる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態としてのループアンテナ1Bを示したものである。
図5において、図1から図4に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第1の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは主として異なる点について説明する。
本実施形態におけるプーリ6aおよび回転軸6bは、不図示のスライド機構によって、支柱2の長さ方向Hに沿って移動可能に取り付けられている。さらに、プーリ6aおよび回転軸6bは、支柱2の上端に固定されたコイルバネ(付勢手段)30によって、上方(ループの外方)H1に付勢されている。
また、プーリ4aおよび回転軸4bは、コイルバネ(付勢手段)31を介して、板状に延びる支持部33に取り付けられている。すなわち、プーリ4aおよび回転軸4bは、幅方向Wにスライド可能な状態で支持部33に取り付けられている。コイルバネ31は、プーリ4aおよび回転軸4bを、それぞれ幅方向(ループの外方)W1,W2に付勢している。すなわち、ケーブル3は、コイルバネ30,31により、長配置Lになるように付勢されている。
なお、支持部33は、たとえばアルミなどの部材からなり、取り付け部32を介して支柱2に取り付けられている。
また、ケーブル3の両端は、不図示の絶縁連結部材によって連結されている。
このような構成のもと、長配置Lに配された状態で、ハンドル12bを介してドラム本体部12aを一方向に回転させると、コイルバネ30,31の付勢力に抗して、ケーブル3の全周長が漸次小さくなっていく。すなわち、上方部2cにおいて、ケーブル3が下方に引っ張られてオフセット位置OFに移動することにより、プーリ6a,4aおよび回転軸6b,4bがループの内方にスライドする。そして、三角形の相似形を維持したまま、ケーブル3の全周長が漸次小さくなる。これにより、ケーブル3が長配置Lから短配置Sに変更される。
一方、短配置Sから、長配置Lに戻すためには、巻き取りドラム12の解放スイッチ(不図示)を駆動し、上記と逆に動作させればよい。
これにより、上記第1および第2の実施形態と同様の効果を奏することができる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図6は、本発明の第4の実施形態としてのループアンテナ1Cを示したものである。
図6において、図1から図5に記載の構成要素と同一部分については同一符号を付し、その説明を省略する。
この実施形態と上記第3の実施形態とは基本的構成は同一であり、ここでは主として異なる点について説明する。
本実施形態におけるループは、四角形状に配されている。すなわち、四角形の2つの頂点が支柱2上の上下に配置され、残りの2点が、支柱2の中心線から互いに幅方向Wに対称に延ばされた位置に配されている。
本実施形態においては、支柱2の下方に、絶縁部材からなるプーリ36aおよび回転軸36bが設けられている。そして、プーリ36aおよび回転軸36bは、コイルバネ(付勢手段)35を介して、長さ方向Hにスライド可能な状態で支柱2に取り付けられている。コイルバネ35は、プーリ36aおよび回転軸36bを、下方(ループの外方)H2に付勢している。すなわち、ケーブル3は、コイルバネ30,31,35により、長配置Lになるように付勢されている。
そして、プーリ6a,4a,36aにケーブル3が通されることにより、ループの形状が四角形状に保持されている。
なお、ケーブル3の両端は、不図示の絶縁連結部材によって連結されている。
このような構成のもと、長配置Lに配された状態で、ハンドル12bを介してドラム本体部12aを一方向に回転させると、コイルバネ30,31,35の付勢力に抗して、ケーブル3の全周長が漸次小さくなっていく。すなわち、上方部2cにおいて、ケーブル3が下方に引っ張られてオフセット位置OFに移動することにより、プーリ6a,4a,36aおよび回転軸6b,4b,36bがループの内方にスライドする。そして、四角形の相似形を維持したまま、ケーブル3の全周長が漸次小さくなる。これにより、ケーブル3が長配置Lから短配置Sに変更される。
一方、短配置Sから、長配置Lに戻すためには、巻き取りドラム12の解放スイッチ(不図示)を駆動し、上記と逆に動作させればよい。
これにより、弓状の弾性支持部4を利用することなく、ループの全周長を漸次変更することができるだけでなく、ループを四角形状に保持することができる。
なお、上記第1から第3の実施形態においては、ループの形状を三角形および四角形としたが、これに限ることはなく、その形状は適宜変更可能である。たとえば、図7に示すループアンテナ1Dのように、コイルバネ(付勢手段)40によってループの外方に付勢された、スライド可能なループ41aと回転軸41bとをループの周方向に増やすことにより、八角形状にすることができる。すなわち、多角形状に変更することができる。さらに、それらループ41aと回転軸41bをループの周方向に増やすことにより、円形状に近づけることができる。
また、上記第1から第4の実施形態において、図8に示すように、補助機構43をさらに設けることができる。
補助機構43は、巻き取りドラム12と連結リング5とを繋ぐ補助連結線41と、補助プーリ42aと、回転軸42bとを備えている。
補助連結線41の一端は、巻き取りドラム12に巻き取られ、他端は、連結リング5に固定されている。
補助プーリ42aは、補助連結線41を巻き取りドラム12および連結リング5へと案内するものである。
このような構成のもと、ドラム本体部12aを一方向に回転させると、補助連結線41が巻き取られ、補助プーリ42aの案内により、連結リング5が上昇する。すなわち、ドラム本体部12aの一方向の回転に合わせて(同期して)、連結リング5が上昇する。
これにより、ドラム本体部12aを巻き取ることによる力を、ケーブル3を介することなく連結リング5に直接伝えることができ、連結リング5の昇降を容易に行うことができる。
また、上記第1から第4の実施形態において、プーリ6aに代えて、図9に示すように、支柱2の上端に案内片(オフセット案内部材)2eを設けてもよい。案内片2eは、支柱2の径方向外方に湾曲状に延ばされており、ケーブル3を案内している。
また、図10に示すように、プーリ6aに代えて、円柱状の金属柱(オフセット案内部材)45を設けてもよい。
このような変形例によれば、より簡易な構成によって、ケーブル3を案内することができる。
また、上記第1から第4の実施形態において、図11に示すように、ケーブル3の移動をロックするロック機構(負荷手段)50をさらに設けることもできる。
ロック機構50は、一対のロック片51aが支点部54によって回転可能に連結されたロック本体部51を備えている。ロック片51aは、なだらかなクランク状に形成されている。ロック片51aの下端部内方には、互いの下端部を幅方向Wの外方に付勢するコイルバネ53か設けられている。ロック片51aの外方には、押圧部52がそれぞれ設けられている。押圧部52は、不図示のスイッチにより、支柱2の径方向内方に延ばされ、コイルバネ53の付勢力に抗してロック片51aを径方向内方に押圧するようになっている。
なお、ロック片51aの上端部の外壁と支柱2の内壁との間には、ケーブル3が配されるようになっている。
次いで、ロック機構50の動作について説明する。
不図示のスイッチを駆動すると、押圧部52が支柱2の径方向内方に延ばされ、コイルバネ53の付勢力に抗してロック片51aを径方向内方に押圧する。そのため、ロック片51aの下端部は、互いに近づく方向に移動し、支点部54を介して、上端部が互いに離れる方向に移動する。そして、上端部の外壁が、支柱2の内壁と接触し、さらに支柱2の内壁を径方向外方に押圧する。このとき、上端部の外壁と支柱2の内壁との間にケーブル3が配されていることから、ケーブル3は、その移動がロックされ、ループが強固に保持される。
一方、不図示のスイッチを解除すると、押圧部52が径方向外方に戻される。そして、コイルバネ53の付勢力により、ロック片51aの下端部が径方向外方に移動し、支点部54を介して、上端部が径方向内方に移動する。そのため、上端部の外壁と支柱2の内壁とが離され、ケーブル3のロックが解除される。
これにより、ケーブル3のループを強固に保持することができるだけでなく、保持による負荷を巻き取りドラム12やステッピングモーター20以外に分散させることができる。
なお、負荷手段としては、プーリ6aや金属柱45に対するケーブル3の巻き付け回数を増やすことによっても実現できる。すなわち、巻き付けを二重、三重にすることにより、ケーブル3の移動に負荷が加わり、ケーブル3のループを強固に保持することができるだけでなく、保持による負荷を巻き取りドラム12やステッピングモーター20以外に分散させることができる。
また、上記第1から第4の実施形態において、図12および図13に示すように、絶縁機構66を設けることもできる。絶縁機構66は、ケーブル3を連結する長尺状の絶縁連結部65を備えている。絶縁連結部65は、絶縁部材からできており、ケーブル3を絶縁するものである。
このような構成のもと、図12に示すように、ケーブル3の一部がオフセット位置OFに配されているときには、プーリ6a、回転軸6bおよび連結板6cを介して、ループの他辺3b同士が導通する。一方、図13に示すように、ケーブル3の全長すべてがループ上に配されているときには、絶縁連結部65が、対をなすプーリ6aにまたがって配される。このとき、ケーブル3が絶縁連結部65によって絶縁されており、かつ、ケーブル3が絶縁連結部65を介してプーリ6aからも絶縁されることから、頂点部3cにおいて、ケーブル3が絶縁される。
これにより、長配置Lに配されたときのみ、エクスパンディッド・クワッドとして使用することができる。
なお、絶縁によるインピーダンスの変化には、整合器により調整すればよい。
また、上記第1から第4の実施形態においては、一つのループアンテナとして使用しているが、図14に示すように、これらを複数設けて、多素子ループアンテナ60として使用することも可能である。
金属製の支柱61に、同じく金属製の支持柱62が直交方向に設けられ、この支持柱62に、ループアンテナ1,1a,1b,1cが設けられている。
具体的には、ループアンテナ1は、第2導波器として機能し、ループアンテナ1aは第1導波器、ループアンテナ1bは輻射器、ループアンテナ1cは反射器として機能するものである。
なお、それぞれのループアンテナ1,1a,1b,1cは、長配置Lのときのループの全周長が異なるのみで、その他の構成は同一である。
また、支持柱62は、円筒状に形成されており、径の異なる複数の部材が互いにスライド可能な状態で連結されている。そのため、ループアンテナ1,1a,1b,1c同士の互いの距離が変更できるようになっている。
これにより、一つのループアンテナだけでなく、多素子ループアンテナ60として使用することができ、利便性を向上させることができる。また、支柱61が地面に設けられていることから、落雷などがあっても各アンテナ1,1a,1b,1cから支持柱62、支柱62を介して、雷サージを地面Gに逃がすことができる。
なお、図14に示す多素子ループアンテナ60は、四つのループアンテナからなるものとしているが、これに限ることはなく、ループアンテナの数は適宜変更可能(たとえば、2つ、3つ、5つ、6つなど)である。
また、それぞれのループアンテナ同士の間隔なども適宜変更可能である。さらに、それぞれのループアンテナ同士が互いに平行に配されていなくてもよい。たとえば、2つのループアンテナからなり、それら2つのループアンテナの頂点部3c同士が、底辺3a同士よりも近づけられて配されていてもよい。
なお、上記第1から第4の実施形態においては、長配置Lのときにケーブル3の全長すべてがループ上に配されるとしたが、これに限ることはなく、ケーブル3の全周は適宜変更可能である。すなわち、長配置Lのときでも、ケーブル3の一部がオフセット位置OFに配されるようにしてもよい。
また、オフセット位置OFがループの内方に設けられるとしたが、これに限ることはなく、ループの外方に設けてもよい。
また、オフセット位置OFを設けることなく、余剰のケーブル3をループ上に沿って移動させることにより、ループの全周長を変更するようにしてもよい。
また、弾性支持部4やコイルバネ30,31,35,40が設けられるとしたが、これに限ることはなく、磁石やソレノイドなどの電磁気的機構によって付勢してもよい。
また、ケーブル3は、導線が絶縁材によって被覆されたものや、導線が露出したもの(ワイヤー)などであってもよい。
また、三角形の頂点部3cが、上方部2cに配されるとしたが、これに限ることはなく、たとえば図1から図7の紙面上における三角形の回転位置は適宜変更可能である。たとえば、図1から図7の紙面上において、90度または180度回転させた位置に三角形を配することもできる。
また、給電点15が、三角形の底辺3aに設けられるとしたが、これに限ることはなく、その位置は適宜変更可能である。たとえば、他辺3b、頂点部3cまたは他点部3dなどに設けられてもよい。
また、上記第1から第4の実施形態および種々の変形例は、それぞれ自由に組み合わせることができることは言うまでもない。
なお、本発明の技術範囲は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
1 ループアンテナ
2 支柱
2c 上方部
3 ケーブル
4 弾性支持部(付勢手段、弾性部材)
4a プーリ(ループ案内部材)
6a プーリ(オフセット案内部材)
12 巻き取りドラム(移動手段、保持・解除手段、巻き取り手段)
14 連結紐(連結部材)
20 ステッピングモーター(駆動部)
21 制御装置(制御部)
30 コイルバネ(付勢手段)
31 コイルバネ(付勢手段)
35 コイルバネ(付勢手段)
40 コイルバネ(付勢手段)
43 補助機構
50 ロック機構(負荷手段)
60 多素子ループアンテナ
66 絶縁機構
L 長配置
OF オフセット位置
S 短配置

Claims (13)

  1. ケーブルがループ状に配されたループアンテナであって、
    前記ケーブルのループの全周長が長く配される長配置と、前記長配置に配されたときよりも前記ループの全周長が短く配される短配置とで、前記ループの配置を変更することにより、前記ループの全周長を変化させる可変機構を備えることを特徴とするループアンテナ。
  2. 前記可変機構は、
    前記長配置に配されたループ内のケーブルの一部を、前記ループからオフセットされたオフセット位置に移動させることにより、前記長配置から前記短配置へと変更し、
    前記短配置において前記オフセット位置に配されたケーブルの一部を、前記ループ内に移動させることにより、前記短配置から前記長配置へと変更することを特徴とする請求項1に記載のループアンテナ。
  3. 前記可変機構は、
    前記ループが前記長配置に配されるように付勢する付勢手段と、
    前記長配置に配されたループ内のケーブルの一部を、前記付勢手段の付勢力に抗して引っ張り、前記オフセット位置に移動させて前記短配置へと変更する移動手段と、
    前記移動手段によって前記オフセット位置に移動されたケーブルを保持し、前記長配置に変更するときには前記保持を解除する保持・解除手段と
    を備えることを特徴とする請求項2に記載のループアンテナ。
  4. 前記ループを支持する支柱を有し、
    前記付勢手段が、前記支柱に設けられ、かつ前記ループ内のケーブルを付勢する弓状の弾性部材であることを特徴とする請求項3に記載のループアンテナ。
  5. 前記ループが三角形状に配されており、
    前記三角形状の頂点が、前記支柱の長さ方向の上方部に設置され、
    前記三角形状の残りの2点が、前記上方部よりも下方であって、前記支柱の長さ方向に交差する方向に設置されていることを特徴とする請求項4に記載のループアンテナ。
  6. 前記弾性部材が、前記三角形状の一辺に対向して設置されており、
    前記弾性部材の弾性変形に応じて、前記三角形状の前記一辺からそれぞれの他辺へと前記ケーブルを案内するループ案内部材が前記弾性部材の両端部に設けられていることを特徴とする請求項5に記載のループアンテナ。
  7. 前記移動手段による前記ケーブルの移動に合わせて、前記三角形状の前記一辺を前記ループの内方に引っ張る補助機構を備えることを特徴とする請求項6に記載のループアンテナ。
  8. 前記ループから前記オフセット位置へと前記ケーブルを案内するオフセット案内部材が設けられ、
    前記オフセット案内部材に案内されて前記オフセット位置に配されたケーブルまたは前記ケーブルに連結された連結部材を巻き取る巻き取り手段が設けられていることを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一つに記載のループアンテナ。
  9. 前記巻き取り手段を駆動する駆動部と、
    前記駆動部の駆動を制御する制御部とを備えることを特徴とする請求項8に記載のループアンテナ。
  10. 前記ケーブルの移動の際に前記ケーブルに負荷を加える負荷手段が設けられていることを特徴とする請求項5から請求項9のいずれか一つに記載のループアンテナ。
  11. 前記長配置のときに、前記ケーブルの全長が前記ループの全周に配されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一つに記載のループアンテナ。
  12. 前記短配置のときに導通している前記ケーブルの一部が、前記長配置のときには絶縁される絶縁機構を備えることを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一つに記載のループアンテナ。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一つに記載のループアンテナを備えることを特徴とする多素子ループアンテナ。
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