JP2011124763A - リモコンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】リモコン装置からの入力に備えて待機する待機時の消費電力を削減したリモコンシステムを提供する。
【解決手段】リモコンシステムのリモコン装置によって操作されるリモコン操作機器がテレビジョン装置である場合、テレビジョン装置が待機状態にある時、周囲の明るさを光検出回路8によって検知し、テレビの周囲の明るさが所定の閾値より明るい時、リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路5に電力供給を行い、閾値より暗い時にはリモコン信号受信回路5への電力供給を電源SWによって遮断する。リモコン装置にはテレビの周囲が暗いときに光検出回路の光センサに向けて光を照射するための発光部を設けている。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコンシステムに関し、より詳細には、待機時の消費電力を削減するとともに操作の利便性を改善したリモコンシステムに関する。
近年、環境に配慮した省エネルギーの電子機器や電化製品が普及してきている。また、ユーザ操作の利便性を考慮して、種々の電子機器や電化製品にリモコン装置が付属するようになっている。
このようなリモコン装置によって操作されるリモコン操作機器にあっては、動作時と非動作時における消費電力の削減が求められている。
例えば、リモコン操作機器の一例としてテレビジョン装置の消費電力性能の向上を図る上では、テレビ視聴時における動作時の消費電力の削減とテレビ未視聴時における待機時の消費電力の削減という2つの課題がある。
前者については、人感センサを使ってテレビの前に人がいないかどうかを検知し、テレビの前から人が離れると消画状態にし、人が戻ってくると自動的に画面をオン状態に戻したり、明るさセンサを使って、周囲の明るさに応じて画面の明るさを調整したりすることで、動作時の消費電力を削減したものがある。
また、DVDレコーダなどの電子機器のメイン電源の切り忘れを防止するために、特許文献1には、当該電子機器を設置した部屋の明るさを光センサで検出し、部屋の照明が点灯状態から消灯状態になったことを検出した時に、メイン電源のスイッチ回路をオフし、待機電源からの電力により特定の構成要素のみの待機動作を可能としたものが開示されている。
特開2007−95127号公報
しかしながら、従来のリモコン装置によって操作されるリモコン操作機器では、動作中及び待機時において、リモコン操作機器のリモコン信号受信回路へは常に電源が供給されており、リモコン信号受信回路はリモコン装置からの制御コードを常に受信できる状態に置かれていた。このため、本発明者は、リモコン装置からの入力に備えて待機する待機時の消費電力をさらに削減したリモコン操作機器を先に提案した(特願2009ー223093号参照)。
このリモコン操作機器は、リモコン装置によって操作されるリモコン操作機器が待機モードにある時、リモコン操作機器の周囲の明るさを光検出回路によって検知し、リモコン操作機器の周囲の明るさが所定の閾値より明るい時、リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路に電力供給を行い、周囲の明るさが閾値より暗い時にはリモコン信号受信回路への電力供給を遮断するものである。
これにより、リモコン操作機器が待機時にあって、周囲の明るさが所定の閾値より暗い場合には、リモコン信号受信回路の消費電力を削減することができるが、待機時に周囲が暗い場合は、リモコン操作が受け付けられない状態が生じていた。このため、ユーザはリモコン操作を行う前に、リモコン操作機器が設置されている部屋の照明を点灯させる必要があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、リモコン装置からの入力に備えて待機する待機モード時の消費電力をさらに削減するとともに、操作の利便性を改善したリモコンシステムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、リモコン装置と、該リモコン装置からの信号に応じた動作を行うリモコン操作機器とを有するリモコンシステムにおいて、前記リモコン操作機器は、前記リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路と、周囲の明るさを検知する光検出回路と、待機時に該光検出回路からの出力値が所定の明るさでの出力値よりも暗いときの出力値である場合に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断するスイッチ回路を有するとともに、前記リモコン装置が、操作に応じて光を発光する発光部を有することを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたボタンであることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1の技術手段において、前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたスイッチであることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1の技術手段において、前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたタッチパネルであることを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1から4のいずれか1の技術手段において、前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けた前記リモコン操作機器用の電源ボタンと兼用されていることを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1から5のいずれか1の技術手段において、前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であることを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第5の技術手段において、前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であり、前記リモコン装置の電源ボタンを操作した後、前記リモコン操作機器からの信号に応じて前記発光部からの発光を停止することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第5の技術手段において、前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であり、前記リモコン装置の電源ボタンを操作した後、前記リモコン操作機器からの信号に応じて、前記リモコン装置から電源オンコマンドを送信することを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1から8のいずれか1の技術手段において、前記リモコン操作機器がテレビジョン装置であることを特徴としたものである。
本発明によれば、リモコン操作機器が設置された部屋が暗い時にリモコン信号受信回路への電力供給を遮断して、リモコン信号受信回路を無効にすることでリモコン操作機器の消費電力を削減できる。また、暗い部屋の中でもリモコンの操作により光を発光させることによりリモコン信号受信回路の電源を有効にすることが可能となり、その後のリモコン操作でリモコン操作機器の操作を可能とすることができる。
本発明の一実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るリモコンシステムのリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用し、光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合のフローチャートである。 本発明の一実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。 本発明の他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。 本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。 図8に示すリモコン装置を用いた際のリモコンシステムの動作を示すタイミングチャートである。 本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。 図10に示すリモコン装置を用い、双方向通信機能を利用する際のリモコンシステムの動作を示すタイミングチャートである。
本発明のリモコンシステムは、リモコン操作が可能な機器であれば、種々の電子機器や家庭用電化製品に好適に適用できる。以下の具体的な実施形態では、リモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合を例として説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。
テレビジョン装置は、電源回路1、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、主電源SW(スイッチ)4、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7、光検出回路8、及び、リモコン信号受信回路5への電力供給を遮断するための電源SW(スイッチ)9を備えている。
ここで、映像音声受信出力部3は、テレビジョン装置の映像音声出力のための主たる機能を実現するための構成部であり、たとえば、液晶テレビジョン装置の場合は、デジタル放送信号を受信し、復調、デコードを行って、映像信号に対して映像信号処理を行った後、液晶パネル(LCD)に表示させるとともに、音声信号に対して音声信号処理を行ってスピーカから出力させる部分であって、テレビジョン装置の通常動作モード時における消費電力は映像音声受信出力部3によって大部分を占められている。また、テレビ制御マイコン2は、映像音声受信出力部1を含むテレビジョン装置全体の動作制御を行うものである。
テレビジョン装置は、テレビジョン放送の受信や映像音声の出力に係る全ての機能が動作する通常動作モード(通常動作状態)と、商用電源に接続されただけの状態である待機モード(待機状態)を備えている。
待機モードでは、電源回路1から、テレビ制御マイコン2とその周辺の入出力回路であるリモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7のみへ電源が供給される。待機モードでは、パワーLED6は、例えば赤色に点灯している。
そして、少なくとも、待機モードでリモコン装置の電源ボタンが操作されることによって電源投入の要求が行われると、所定の処理手順で通常動作モードに移行する。
図1に示すテレビジョン装置では、電源回路1はスタンバイ電源1aとシステム電源1bとを備えており、待機モードでは、スタンバイ電源1aから電力が供給され、また、通常動作モードでは、このスタンバイ電源1aに加えてシステム電源1bから映像音声受信出力部3へ電力が供給される。また、主電源SW4をオフした場合は、スタンバイ電源1a、システム電源1bからの電力供給は行われないため、パワーLED6も消灯され、テレビジョン装置の消費電力はほぼゼロにすることができる。
また、光検出回路8はテレビジョン装置が設置された周囲の明るさを検出するためのもので、フォトダイオードやフォトトランジスタなどの光センサを備えている。この光検出回路8からの出力は光検出信号としてテレビ制御マイコン2に入力される。また、電源SW9はテレビ制御マイコン2からの制御信号であるリモコン−オン信号によって、リモコン信号受信回路5への電力供給をオン・オフしている。
テレビジョン装置がテレビジョン放送の受信や出力に係る全ての機能が動作する通常動作モードでは、電源回路1から、テレビ制御マイコン2、映像音声受信出力部3、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7へ電源が供給される。この通常動作モードでは、テレビジョン装置の前面に配置されテレビジョン装置の動作モードを表示するための表示素子であるパワーLED6は、例えば緑色に点灯している。
また、通常動作モードでは、光検出回路8への電力供給を行ってもよいが、光検出回路8からの光検出信号はテレビジョン装置の動作に利用しないため、光検出回路8への電力供給はオフの状態にしておいた方が省エネの点から望ましい。なお、光検出回路8として太陽電池を用いて構成することも可能であり、この場合は、光検出回路8への電源供給が不要となるため、消費電力を削減することが可能となる。
この通常動作モードでは、赤外線受光素子51を備えたリモコン信号受信回路5は常に動作しており、ユーザによって図示しないリモコン装置が操作されると、リモコン装置から送信される制御コードを受信し、テレビ制御マイコン2へリモコン信号として伝えている。そして、テレビ制御マイコン2は、リモコン信号受信回路5からのリモコン信号に応じて、視聴チャンネルの変更や音声の調整など種々のテレビジョン装置の制御を行うようになっている。
次に、リモコン装置の操作によってテレビジョン装置の電源がオフされた場合は、テレビジョン装置は通常動作モードから待機モードへ移行する。待機モードでは、テレビジョン装置の消費電力の大部分を占める映像音声受信出力部3への電力の供給がストップされる。また、待機モードでは、電源回路1のスタンバイ電源1aから、少なくともテレビ制御マイコン2と光検出回路8への電力の供給は維持される。
そして、リモコン装置を備えたテレビジョン装置では、待機モード時において、部屋が暗いときにリモコン装置が操作されることはほとんどない。したがって、テレビジョン装置が待機モードにあるときに光検出回路8からの光検出信号に値に応じて、テレビ制御マイコン2は電源SW9へのリモコン−オン信号を制御することで電源SW9をオン・オフし、リモコン信号受光回路5の有効・無効を制御している。具体的には、光検出回路8からの出力値を所定の閾値と比較し、所定の明るさよりも明るいときの出力値である場合に、リモコン信号受信回路5へ電力供給を行い、また、所定の明るさよりも暗いときの出力値である場合に、リモコン信号受信回路5へ電力供給を遮断することにより、消費電力の削減を図っている。
なお、リモコン信号受信回路5への電力供給から遮断への閾値と電力遮断から供給への閾値のそれぞれの値を変えることにより、リモコン信号受信回路5への電力の供給・遮断にヒステリシス特性を持たせることも可能である。ヒステリシスを持たせることにより、光検出回路8からの出力値がそれぞれの閾値を挟んで変化しても、リモコン信号受信回路5への電力供給のためのスイッチングが行われることがなく、ノイズ等の変動に強い制御回路にすることができる。
テレビジョン装置の動作モードを示すパワーLED6は、テレビジョン装置が待機モードでかつリモコン信号受信回路5に電力が供給されて有効の場合には、例えば赤色に点灯し、リモコン装置による操作が受け付け可能であることを示すようにしている。この場合、電源回路1のスタンバイ電源1aからは、テレビ制御マイコン2、リモコン信号受信回路5、パワーLED6、LED制御回路7、光検出回路8へ電力が供給される。
また、テレビジョン装置が待機モードでかつリモコン信号受信回路5に電力が供給されずに無効の場合は、パワーLED6及びLED制御回路7への電力供給もストップすることで、パワーLED6を消灯し、更なる消費電力の低減を図ることが可能である。この場合、電源回路1のスタンバイ電源1aからは、テレビ制御マイコン2、光検出回路8へのみ電力が供給される。
図2は、本発明の他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合のブロック図である。
図2に示すテレビジョン装置は、リモコン装置との間の信号の授受にRF無線方式が用いられる。図1に示すテレビジョン装置では、リモコン装置とリモコン信号受信回路5との信号の授受は、赤外線(IR)方式が用いられるため、リモコン装置からの一方向通信となるが、RF無線方式の場合は双方向通信を行うことが可能となる。このため、リモコン信号送受信回路5’はRFアンテナ52を備えている。リモコン装置との間で双方向通信を行う以外は、図1のテレビジョン装置と同様であるので、説明を省略する。
図3は、本発明の一実施形態に係るリモコンシステムのリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用し、光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合のフローチャートである。
テレビジョン装置の起動時にリモコン信号受信回路5を有効にするため、テレビ制御マイコン2はリモコン−オン信号をアサートし、リモコン信号受信回路5に電源SW9を介してスタンバイ電源1aを接続し、リモコン信号受信回路5を有効にする(ステップS1)。次に、ステップS1からステップS2に移り、テレビジョン装置の状態をチェックする。システム電源1bがオンで通常動作中(映像音声出力中)の場合はパワーLED6を緑色にし(ステップS3)、リモコン信号受信回路5を有効にした状態を維持する。
ステップS2でテレビジョン装置が動作中でない場合、例えば、リモコン装置の操作によってテレビジョン装置の電源がオフされた状態であると、ステップS4に移行し、光検出回路8からの出力信号の出力値をチェックする。ステップS4で光検出回路3からの出力値が所定の明るさを示す閾値以上の場合は、パワーLED6を、待機モードでリモコン装置からの操作を受け入れ可能であることを示す赤色にし(ステップS5)、ステップ1に移行する。なお、図3ではステップS3及びステップS5からステップS1へ移行するようにしているが、すでにリモコン信号受信回路5は有効であるため、ステップS2へ戻ってもよい。
ステップS5の状態は、リモコン装置からの操作を受け入れることが可能なため、リモコン装置から電源ボタンが操作されると、リモコン信号受信回路5はリモコン装置からの信号を受け付け、テレビ制御マイコン2にリモコン装置からの制御コードをリモコン信号として伝え、テレビ制御マイコン2は所定の処理手順でシステム電源1bから映像音声受信出力回路3へ電力を供給して通常動作モードに移行する。
ステップS4で光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値より低い場合は、ステップ6に移行し、光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値より低くなった時点から所定の時間が経過したかどうかを判断する。
そして、所定の時間が経過していない場合は、ステップS1に戻る。また、光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値より低くなった時点から所定の時間が経過している場合は、ステップS7に移る。
ステップS7では、リモコン信号受信回路5を無効化にするためリモコン−オン信号をネゲートし、電源SW9をオフすることによりリモコン信号受信回路5への電力供給を遮断し、さらにステップS8に移ってパワーLED6を消灯する。したがって、パワーLED6はリモコン操作が有効な時のみ点灯する。
図3に示すフローチャートおいて、光検出回路8からの出力値が所定の明るさを示す閾値より低くなった時点から所定の時間が経過したかどうかを判断するステップ6を設けているのは、例えば、部屋が暗い状態で視聴中のテレビジョン装置をリモコン操作で電源オフした場合、すでに部屋が暗い状態であるためにリモコン信号受信回路5は無効の状態となり、再度、リモコン装置でテレビジョン装置を電源オンの状態(視聴状態)にすることができない。この状態を避けるために、部屋が暗い状態で視聴中のテレビジョン装置をリモコン装置で電源オフしても、所定の時間が経過するまではリモコン信号受信回路5の電源をオンしたままで維持するタイムアウト機能を設けているからである。また、後述するように、暗い部屋でリモコン装置からの光で電源オンする際にもこのタイムアウト機能が有効に働く。
なお、ステップS7からステップS4ではなくステップS2へ手順を移行させているが、これはリモコン装置によらずにテレビジョン装置本体での操作によって、通常動作モードに移る場合が想定されるためである。
図4は、本発明の一実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン操作機器をテレビジョン装置に適用した場合の動作を示すタイミングチャートであり、光センサの照度とリモコン信号受信回路の電源スイッチのオン・オフの状態を示している。また、図4で示す動作は光検出信号の判定を1つの閾値で行う場合であり、閾値を照度として示しているが、これらの閾値は光検出回路の出力値の閾値に対応している。
図4で示す状況は、天気が良く昼間の室内が外光により明るくなっている場合であり、時刻t及びtで室内の照明を点灯し、時刻t及びtで消灯した場合を示している。図4では、朝、まだ暗いうち時刻tに室内の照明を点灯することにより、リモコン信号受信回路は有効になり、室内照明を消灯したtの時点では、外光により室内が閾値より明るいため、リモコン信号受信回路5は外光が少なくなるtの時点まで有効な状態を維持している。また、さらに暗くなって、室内照明が点灯される時刻tからtの間有効になっていることを示している。
本発明では、このようにリモコン操作が可能な場合は、少なくとも光検出信号が所定の閾値より大きいことを前提にしているが、部屋が暗い場合でもリモコン装置でテレビジョン装置を視聴したいという要求がある。例えば、図4において、深夜あるいは朝の起床時に寝室にあるテレビをつけたい場合でも、部屋が暗くてはリモコン操作が効かない。この場合、部屋の照明を点灯することでリモコン操作が可能となるが、本発明では、後述するようにリモコン装置に操作に応じて光を発光する発光部を設けているため、部屋の照明を点灯することなくリモコン操作を可能にしている。
図5は、本発明の一実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。
図5に示すリモコン装置は、リモコン信号受信回路が赤外線(IR)方式のものであり、電源回路11、リモコン制御マイコン12、キーマトリックス13、リモコン信号送信回路14、通信用赤外LED15、LED制御回路16、発光用LED17を備えている。
ここで、リモコン制御マイコン12は、視聴者がテレビジョン装置の操作を行うために、操作部であるキーマトリクス13の操作内容に応じて制御コードであるリモコン信号を生成し、生成したリモコン信号をリモコン信号送信回路14に出力している。リモコン信号送信回路14はリモコン制御マイコン12からのリモコン信号にしたがって通信用赤外LED15を駆動し、通信用赤外LED15からリモコン信号を赤外光出力として出力している。
また、リモコン装置は、LED制御回路16、発光部として発光用LED17、この発光部の操作部としてキーマトリックス13の所定のキーである光発光ボタン13aを備えており、光発光ボタン13aが押されると、リモコン制御マイコン12からLED制御回路16へ発光用LED17を駆動するための信号が出力されるようになっている。
そして、部屋が暗くテレビジョン装置のリモコン信号受信回路5が無効になっている際にテレビジョン装置を視聴したい場合は、まず、キーマトリックス13の光発光ボタン13aを押した状態で、リモコン装置をテレビジョン装置側に向け、テレビジョン装置のリモコン信号受信回路5を有効な状態にし、その後、リモコン装置のテレビジョン装置用の電源ボタンを操作することにより、テレビジョン装置を通常動作モードに移行する。
この場合、テレビジョン装置の光センサが閾値より高い照度の光を受光して、リモコン信号受信回路5を有効な状態になった後は、先述したように光が切れても規定時間(数十秒から数分程度)の間はリモコン受信回路5が有効な状態を維持するようにタイムアウト機能を設けておくことが望ましい。また、発光用LED17の発光強度は、通常の使用距離で、テレビジョン装置の光センサの照度の閾値より大きな照度が得られるものとしておくことが必要である。
図6は、本発明の他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。
図6で示したリモコン装置は、発光部の操作部として、図5で示したリモコン装置におけるキーマトリックス13の光発光ボタン13aの代わりに、光発光スイッチ18を別途設けている。リモコン装置の他の構成と機能は図5にしたものと同じであるので、説明を省略する。
図7は、本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。
図7に示すリモコン装置は、発光部の操作部として、図5で示したリモコン装置のキーマトリックス13の代わりにタッチパネル13’を用い、このタッチパネル13’上に光発光ボタン13a’を表示するようにしている。リモコン制御マイコン12はタッチパネルコントロール機能を搭載している他、リモコン装置の他の構成と機能は図5にしたものと同じであるので、説明を省略する。
図8は、本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。
図8に示すリモコン装置では、図5で示したリモコン装置と同様にキーマトリックス13を用いているが、テレビジョン装置用の電源ボタン13bを発光部の操作部である光発光ボタンに兼用している。このため、電源ボタン13bを押し続けている間は、発光部である発光用LED17から光が照射されるとともに、リモコン装置の光出力として通信用赤外LED15から電源オンコマンドがリモコン信号として出力されることになる。なお、リモコン装置の他の構成と機能は図5にしたものと同じである。
図9は、図8に示すリモコン装置を用いた際のリモコンシステムの動作を示すタイミングチャートである。
図9において、時刻t11でリモコン装置の電源ボタン13bを押すと(図9(a))、図9(b)で示すように、発光用LED17から光出力がオンになるとともに、通信用赤外LED15から電源オンコマンドが送出される(図9(c))。
光出力がオンの状態で、リモコン装置をテレビジョン装置側に向けることにより、図9(d)に示すように時刻t12でテレビジョン装置の光センサの受光照度が閾値を超えると、テレビジョン装置の電源SW9がオンし、リモコン信号受信回路5にスタンバイ電源1aから電力が供給され、リモコン信号受信回路5が起動する(図9(e))。
次に、リモコン信号受信回路5が時刻t13で有効な状態になると、テレビジョン装置はリモコン装置からのリモコンコマンドの受け付けが可能となるとともに、パワーLED6が赤色に点灯する(図9(g))。
一方、リモコン装置の通信用赤外LED15からは電源オンコマンドが送出され続けているため、リモコン信号受信回路5はリモコン装置からの電源オンコマンドを受け付け、テレビ制御マイコン2にリモコン信号として伝える。テレビ制御マイコン2は所定の処理手順でシステム電源1bを時刻t14にオン状態にして、映像音声受信出力回路3へ電力を供給し通常動作モードに移行する(図9(f))。
また、図9(g)に示すように、通常動作モードへの移行と同時にパワーLED6が緑色に点灯する。視聴者は、パワーLED6が緑色に変わったこと、あるいはテレビジョン装置が通常動作モードで映像音声を出力し始めたことを確認することにより、時刻t15にリモコン装置の電源ボタン13bを押す操作を停止することができる。
図10は、本発明のさらに他の実施形態に係るリモコンシステムにおけるリモコン装置のブロック図である。
図10に示すリモコン装置は、リモコン信号受信回路がRF無線方式のものであり、テレビジョン装置との間で双方向通信が可能となっているため、図8に示すリモコン装置と比べ、リモコン信号送受信回路がリモコン信号送受信回路19となっており、さらに、RFアンテナ20を備えている。その他の、電源回路11、リモコン制御マイコン12、キーマトリックス13、LED制御回路16、発光用LED17を備えている点は、図8に示すリモコン装置と同じである。
さらに、図8で示したリモコン装置と同様にキーマトリックス13の電源ボタン13bを光発光ボタンに兼用しているが、テレビジョン装置との間で双方向通信が可能なため、図8に示すリモコン装置を用いる場合とその動作が異なっている。なお、図10に示すリモコン装置を用いる場合は、テレビジョン装置も図2で示すRF無線方式のものが用いられる。
図11は、図10に示すリモコン装置を用い、双方向通信機能を利用する際のリモコンシステムの動作を示す図である。
図11において、時刻t21でリモコン装置の電源ボタン13bを押すと(図11(a))、光発光ボタンを兼用していることから発光用LED17から光出力がオンになる(図11(b))。なお、図11のリモコン装置では、後述する理由から、テレビジョン装置が通常動作モードになるまで電源ボタン13bを押し続ける必要はない。
そして、リモコン装置をテレビジョン装置側に向けることにより、図11(d)に示すように時刻t22でテレビジョン装置の光センサの受光照度が閾値を超えると、テレビジョン装置の電源SW9がオンし、リモコン信号送受信回路5’にスタンバイ電源1aから電力が供給され、リモコン信号送受信回路5’が起動する(図11(e))。
次に、テレビジョン装置側のリモコン信号送受信回路5’が時刻t23で有効な状態になると、テレビジョン装置はリモコン装置からのリモコンコマンドの受け付けが可能となるとともに、パワーLED6が赤色に点灯する(図11(h))。さらに、リモコン信号送受信回路5’からは、RFアンテナ20を介してリモコン信号受信回路5’が有効な待機モードになったことを示すACK信号1が送出される。
リモコン装置側のリモコン信号送受信回路19は、テレビジョン装置からのACK信号1を受信すると、テレビジョン装置側のリモコン信号受信回路5’が有効な状態になったことをリモコン制御マイコン12に伝え、リモコン制御マイコン12はLED制御回路16を制御して発光用LED17からの光出力をオフする。さらに、リモコン制御マイコン12はリモコン信号送受信回路19を介して、RFアンテナ20から電源オンコマンドを送出する(図11(c))。
次に、テレビジョン装置のリモコン信号送受信回路5’はリモコン装置からの電源オンコマンドを受信すると、テレビ制御マイコン2にリモコン信号として伝える。これにより、
テレビ制御マイコン2は所定の処理手順でシステム電源1bを時刻t24にオン状態にして、映像音声受信出力回路3へ電力を供給し通常動作モードに移行する(図11(g))。
さらに、テレビ制御マイコン2は通常動作モードへの移行と同時にパワーLED6を赤色から緑色に点灯するとともに(図11(h))、通常動作モードへ移行したことを示すACK信号2をリモコン信号送受信回路5’を介してRFアンテナ20から送出する。
リモコン装置は、リモコン信号送受信回路5’がテレビジョン装置からのACK信号2を受信すると、リモコン制御マイコン12に伝え、リモコン制御マイコン12は、RFアンテナ20からの電源オンコマンドを送出を中止して(図11(c))、一連の処理を終了する。
このように、図2に示すテレビジョン装置と図10に示すリモコン装置とからなるリモコンシステムでは、双方向通信機能を用いることにより、テレビジョン装置の周囲が暗い状態において、リモコン装置の光発光ボタン兼用の電源ボタン13bを押し続けなくても、テレビジョン装置を通常動作モードへ移行することができる。また、電源オンコマンドを送出し続ける必要がないため、リモコン装置側の消費電力の削減を図ることができる。
なお、図11に示したリモコンシステムの動作では、周囲が暗い状態においてリモコン装置以外からの光によっても、光センサの受光照度が閾値を超えることがあるため、リモコン装置は電源ボタン13bが押された所定時内にACK信号1を受信した場合に、電源オンコマンドを送出するようにしておけばよい。
また、電源ボタン13bと光発光ボタンを兼用しているため、部屋が明るい状態でリモコン信号送受信回路5’が有効な時に電源ボタン13bが押されたときに対応するため、図11には図示していないが、電源ボタン13bが押された直後に、電源オンコマンドを所定時間の間送信するようにしておくことが望ましい。
さらに、図示しないが、図11に示したリモコンシステムの動作において、リモコン装置の電源ボタン13bを一度押すと、リモコン信号送受信回路19を介して、RFアンテナ20から電源オンコマンドを送出し続けるようにしてもよい。この場合は、テレビジョン装置がACK信号1を送出する必要がなく、テレビジョン装置が通用動作モードとなったことを示すACK信号2のみをリモコン装置側に送出し、リモコン装置はこのACK信号2を受信した際に、発光用LED17からの光出力をオフするとともに電源オンコマンドの送出を停止するようにしてもよい。
なお、電源ボタン13bを押した後、自動的に発光用LED17からの光出力をオフさせる場合は、リモコン装置からの光がいつまでもテレビジョン装置に届かない場合に、リモコン装置は光を出し続けるため、所定の時間内に光出力をオフするようにしておくことが望ましい。
以上、本発明のリモコンシステムのリモコン操作機器としてテレビジョン装置を例に説明したが、本発明のリモコン操作機器はテレビジョン装置に限られるものではなく、オーディオ・ビデオ製品や、給湯器、エアコンなど種々のリモコン操作が可能な機器を含むものである。また、リモコン装置の発光部としてLEDを用いた例を示したが、リモコンに搭載可能な発光デバイスであればLEDに限らない。
1…電源回路、2…テレビ制御マイコン、3…映像音声受信出力部、4…主電源SW、5…リモコン信号受信回路、5’…リモコン信号送受信回路、6…パワーLED、7…LED制御回路、8…光検出回路、9…電源SW、11…電源回路、12…リモコン制御マイコン、13…キーマトリックス、14…リモコン信号送信回路、15…通信用赤外LED、16…LED制御回路、17…発光用LED、18…光発光スイッチ、19…リモコン信号送受信回路、20…RFアンテナ20、51…赤外線受光素子、52…RFアンテナ52。

Claims (9)

  1. リモコン装置と、該リモコン装置からの信号に応じた動作を行うリモコン操作機器とを有するリモコンシステムにおいて、
    前記リモコン操作機器は、前記リモコン装置からの信号を受信するリモコン信号受信回路と、周囲の明るさを検知する光検出回路と、待機時に該光検出回路からの出力値が所定の明るさでの出力値よりも暗いときの出力値である場合に、前記リモコン信号受信回路への電力供給を遮断するスイッチ回路を有するとともに、
    前記リモコン装置が、操作に応じて光を発光する発光部を有することを特徴とするリモコンシステム。
  2. 前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたボタンであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンシステム。
  3. 前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたスイッチであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンシステム。
  4. 前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けたタッチパネルであることを特徴とする請求項1に記載のリモコンシステム。
  5. 前記リモコン装置の発光部の操作部が、前記リモコン装置に設けた前記リモコン操作機器用の電源ボタンと兼用されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1に記載のリモコンシステム。
  6. 前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1に記載のリモコンシステム。
  7. 前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であり、前記リモコン装置の電源ボタンを操作した後、前記リモコン操作機器からの信号に応じて前記発光部からの発光を停止することを特徴とする請求項5に記載のリモコンシステム操作機器。
  8. 前記リモコン装置とリモコン操作機器とが双方向通信可能であり、前記リモコン装置の電源ボタンを操作した後、前記リモコン操作機器からの信号に応じて、前記リモコン装置から電源オンコマンドを送信することを特徴とする請求項5に記載のリモコンシステム。
  9. 前記リモコン操作機器がテレビジョン装置であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1に記載のリモコンシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111787414A (zh) * 2020-07-08 2020-10-16 福建新大陆通信科技股份有限公司 一种电视及机顶盒亮度和色调动态调节方法及系统

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