JP2011123221A - 光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法 - Google Patents

光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易な構造でより確実に光の漏洩を防止できる光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法とを提供することを目的とする。
【解決手段】挿入されたプラグフェルールと光結合する光レセプタクルモジュールにおいて、一端がスリーブに把持された第一のファイバスタブと、プラグフェルールが挿入されない場合に、第一のファイバスタブと離間するように、スリーブ内に設けられる第二のファイバスタブとを備える光レセプタクルモジュールとする。
【選択図】図1

Description

本発明は、光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法とに関する。
近年、光通信の高速化等に伴い、光通信用として用いられる半導体レーザや光アンプの光出力が高出力化する傾向にある。光出力は例えば100mW以上であって、1Wを越える場合もある。このように高出力化された光出力は、より一層の安全な取り扱いが要求される。
アダプタの一方側に嵌合されている光コネクタの接続端面側から、アダプタの他方側に嵌合されている光コネクタ側に高出力の光が送信されているときに、光を受信する側の光コネクタが誤って外れた場合には、光コネクタ側に送信されるべき光が光コネクタ挿入口からアダプタ外部に漏れてしまうといった問題が懸念される。
また、光レセプタクルモジュールのハウジングに嵌合されている光コネクタが誤って外れてしまった場合も同様の問題が懸念される。これに対し、光コネクタが外れた場合でも、光コネクタ側に向けて送信された光の漏れを防止することができる、安価で比較的作製が容易な遮光シャッター付きアダプタおよび遮光シャッター付き光レセプタクルモジュールが提案されている。
提案された遮光シャッター付き光レセプタクルモジュール等においては、アダプタや光レセプタクルモジュールが、筒形状のハウジングと、ハウジングの光コネクタ挿入口側に向けて送信される光を遮断する立ち上がり部を備えたシャッター板とを有している。そして、光コネクタのアダプタへの非嵌合時にはシャッター板の立ち上がり部が光を遮断する。
このため、光通信中に誤って光コネクタが外れたとしても、シャッター板により光を遮断することができるので、光が、光レセプタクルモジュール等からその外部に漏洩することをある程度防止できる。
また、シャッター板は、立ち上がり部とハウジングの底部外壁に沿って設けられる底板を備えた略L字形状の板である。このシャッター板を、ハウジングの底部外壁に沿って設けられる底部板と底部板からハウジングの両側部壁に沿って立ちあがる側部板とを備えた支持板と、ハウジングの底部外壁と、の間に挟んで固定する。
提案された遮光シャッター付き光モジュールレセプタクル等においては、このようにシャッター板をハウジングに固定するので、シャッター板や支持板の作製および取り付けを容易に行えるとともに、遮光シャッター付きアダプタや遮光シャッター付き光レセプタクルモジュールを容易かつ歩留まり良く作製できるとされる。
上述した遮光シャッター付き光レセプタクルモジュール等は、例えば下記特許文献1に開示されている。
特開2001−194562号公報
しかし、従来の遮光シャッター付き光レセプタクルモジュールにおいては、部品点数が増大して構造が複雑となるだけではなく、依然として出力光が漏洩する懸念が残存しており、光の漏洩をより確実に防止するという意味において、さらなる改善の余地が残されていた。
本発明は、上述の問題点に鑑み為されたものであり、簡易な構造でより確実に光の漏洩を防止できる光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法とを提供することを目的とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、挿入されたプラグフェルールと光結合する光レセプタクルモジュールにおいて、一端がスリーブに把持された第一のファイバスタブと、プラグフェルールが挿入されない場合に、第一のファイバスタブと離間するように、スリーブ内に設けられる第二のファイバスタブとを備えることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、好ましくはプラグフェルールがスリーブ内に挿入される場合に、第二のファイバスタブの一端がプラグフェルールと当接し、第二のファイバスタブの他端が第一のファイバスタブと当接して光結合するように、スリーブが第一のファイバスタブに対して挿入方向に摺動することを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはプラグフェルールがスリーブ内から引き抜かれる場合に、第二のファイバスタブが第一のファイバスタブから離間するように、スリーブが、第一のファイバスタブに対して引き抜き方向に摺動することを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはプラグフェルールとスリーブとの間の摩擦力が、第一のファイバスタブとスリーブとの間の摩擦力よりも大きいことを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくは第二のファイバスタブが、スリーブに固定されることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくは第一のファイバスタブを把持するスリーブ部分の直径が、プラグフェルールが挿入された場合にプラグフェルールを把持するスリーブ部分の直径よりも大きいことを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはスリーブに把持された第一のファイバスタブの直径は、プラグフェルールが挿入された場合にスリーブに把持されるプラグフェルールの直径よりも小さいことを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはスリーブが、精密スリーブまたは割スリーブであることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくは挿入されたプラグフェルールからの入力光を受光するホトダイオードを備えることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくは挿入されたプラグフェルールへと光を出力するレーザダイオードを備えることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはプラグフェルールが挿入されない場合に、第一のファイバスタブと第二のファイバスタブとの間の離間間隔は、1.0mm乃至1.5mmであることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはプラグフェルールが挿入されない場合に、第一のファイバスタブと第二のファイバスタブとの離間により漏洩光強度は1/30以下に減衰することを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールは、さらに好ましくはプラグフェルールのスリーブに対する引き抜き強度は500g乃至550gであり、第一のファイバスタブのスリーブに対する引き抜き強度は200g乃至250gであることを特徴とする。
本発明の光レセプタクルモジュールの製造方法は、上述のいずれかの光レセプタクルモジュールを製造する方法であって、光レセプタクルモジュールの光出力強度に対応して、プラグフェルールがスリーブ内から引き抜かれた場合の第一のファイバスタブと第二のファイバスタブとの離間間隔を調整するように、スリーブの摺動可能範囲を決定する工程を有することを特徴とする。
本発明により、簡易な構造で、より確実に光の漏洩を防止できる光レセプタクルモジュールと光レセプタクルモジュールの製造方法とを提供できる。
第一の実施形態にかかる光レセプタクルモジュールの断面構造を模式的に説明する概念図である。 外線コネクタを光レセプタクルモジュールから引き抜いた状態のスリーブ位置を説明する概念図である。 第二の実施形態にかかる光レセプタクルモジュールの断面構造を模式的に説明する概念図である。 第三の実施形態にかかる光レセプタクルモジュールの断面構造を模式的に説明する概念図である。 第四の実施形態にかかる光レセプタクルモジュールの断面構造を模式的に説明する概念図である。 スリーブに用いることができるバリエーションを例示する図である。 一般的な光レセプタクルモジュールの断面を模式的に説明する概念図である。 光レセプタクルモジュールの製造方法の特徴的工程を説明するフロー図である。
実施形態で説明する光レセプタクルモジュールは、外線側コネクタが挿入された場合には外線側と第一のファイバスタブとの間の光結合を媒介し、外線側コネクタが引き抜かれた場合には第一のファイバスタブから離間して光結合を解除する第二のファイバスタブを備える。
光レセプタクルモジュールは外線側コネクタが挿入された場合には、スリーブが挿入方向に摺動することにより、第二のファイバスタブはその一端が第一のファイバスタブと当接するとともに、他端が外線側コネクタのプラグフェルールと当接する。
また、光レセプタクルモジュールは外線側コネクタが引き抜かれた場合には、スリーブが引き抜き方向に摺動することにより、第二のファイバスタブはその一端が第一のファイバスタブと離間する。第二のファイバスタブが、第一のファイバスタブと離間することにより、光軸上に空気層のギャップが存在することとなるので、光レセプタクルモジュールからその外部に漏洩する光強度を著しく減衰させることができる。
(第一の実施形態)
図1は、第一の実施形態にかかる光レセプタクルモジュール100(1)の光軸に平行な断面構造を模式的に説明する概念図である。
図1において光レセプタクルモジュール100(1)は、スリーブ10(1)に一端が把持された第一のファイバスタブ20を備える。また、光レセプタクルモジュール100(1)は、スリーブ10(1)の略中央部分に、第二のファイバスタブ30を備える。
スリーブ10(1)は長さがLであり、筐体50の中で長さLの摺動範囲内で光軸方向に摺動可能なように配置されている。すなわちスリーブ10(1)が摺動する摺動距離は、L(=L−L)となる。
図1においては、光レセプタクルモジュール100(1)には外線コネクタ60が接続されており、従ってプラグフェルール40がスリーブ10(1)内に挿入されている。図1に示すように、プラグフェルール40がスリーブ10(1)内に挿入されると、プラグフェルール40とスリーブ10(1)との摩擦力により、スリーブ10(1)が、プラグフェルール40の挿入方向に光軸上を摺動する。
そして、スリーブ10(1)が摺動距離Lだけ摺動すると、第二のファイバスタブ30が第一のファイバスタブ20と当接する。続いて、プラグフェルール40がスリーブ10(1)内にさらに深く挿入されることにより、プラグフェルール40と第二のファイバスタブ30とが当接する。
これにより、図1に示す状態の光レセプタクルモジュール100(1)は、レーザダイオード80の光出力を、ハーフミラー90と第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とプラグフェルール40とを順次介して外線コネクタ60へと伝達することができる。なお、図1において、70は、受光した光強度を検知するホトダイオードである。
また、第二のファイバスタブ30は、スリーブ10(1)の略中央部分に配置して示したが、これに限定されることはなくスリーブ10(1)内の任意の位置に第二のファイバスタブ30を配置してもよい。ただし、ウィグル特性等を含めた横方向からの荷重への耐久性を高める意味においては、第二のファイバスタブ30が、スリーブ10(1)の略中央部分に配置されることが好ましい。
図2は、外線コネクタ60を光レセプタクルモジュール100(1)から引き抜いた状態のスリーブ10(1)の位置を説明する概念図である。外線コネクタ60を光レセプタクルモジュール100(1)から引き抜く場合には、プラグフェルール40とスリーブ10(1)との間の摩擦力により、プラグフェルール40がスリーブ10(1)を、光軸上を引き抜き方向に摺動させる。
スリーブ10(1)が摺動距離Lだけ引き抜き方向に摺動することに対応して、スリーブ10(1)とともに第二のファイバスタブ30が距離Lだけ引き抜き方向に移動する。これにより、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とは、摺動距離Lだけ離間することとなる。
そして、スリーブ10(1)は、筐体50のスリーブが配置される凹み内壁面に摺動を阻止されてその位置、すなわち摺動範囲L内の図面上左端で停止する。続けて、外線コネクタ60を光レセプタクルモジュール100(1)から引き抜き動作をすることで、プラグフェルール40が、停止したスリーブ10(1)から引き抜かれる。
図2に示すように、外線コネクタ60が光レセプタクルモジュール100(1)から引き抜かれた状態においては、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とが摺動距離Lだけ離間する。このため、第一のファイバスタブ20から第二のファイバスタブ30へと伝達されるレーザダイオード80の光出力は、著しく低減されることとなる。従って、第二のファイバスタブ30を介して光レセプタクルモジュール100(1)の外部へと漏洩する光出力を実質的に遮断することができる。
ここで、光レセプタクルモジュール100(1)は、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とが1.0mmだけ離間する場合、すなわち摺動距離L=1.0mmとする場合には、光出力が15dB程度低減されて1/30程度の光強度となる。
また、光レセプタクルモジュール100(1)は、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とが1.5mmだけ離間する場合には、すなわち摺動距離L=1.5mmとする場合には、光出力が20dB程度低減されて1/100程度の光強度となる。従って、光レセプタクルモジュール100(1)は、外線コネクタ60が予期せずに外れた場合でも、悪影響を及ぼすことが懸念されるような外部への漏洩光出力を実質的に遮断することが可能である。
(第二の実施形態)
図3は、第二の実施形態にかかる光レセプタクルモジュール100(2)の光軸に平行な断面構造を模式的に説明する概念図である。図3においては、図1及び図2と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここではその説明を省略する。
図3に示すように、光レセプタクルモジュール100(2)のスリーブ10(2)は、第一のファイバスタブ20が挿入される部分の内径と、プラグフェルール40が挿入される部分の内径とが異なる。
すなわち、第一のファイバスタブ20が挿入される部分のスリーブ10(2)の内径は、プラグフェルール40が挿入される部分のスリーブ10(2)の内径よりも大きい。
このようにスリーブ10(2)の内径に差を設けることで、第一のファイバスタブ20とプラグフェルール40とが同一の直径である場合においても、スリーブ10(2)が、第一のファイバスタブ20とプラグフェルール40とに対し、各々異なる摩擦力を生じることとなる。
図3に示す光レセプタクルモジュール100(2)において、プラグフェルール40がスリーブ10(2)内に挿入されると、プラグフェルール40とスリーブ10(2)との比較的大きな摩擦力により、スリーブ10(2)が、プラグフェルール40の挿入方向に光軸上を摺動する。
そして、スリーブ10(2)が摺動距離Lだけ摺動すると、スリーブ10(2)の移動がスリーブが配置される凹み内壁端部に阻止され、第二のファイバスタブ30が第一のファイバスタブ20と当接する。続いて、プラグフェルール40がスリーブ10(2)内にさらに深く挿入されることにより、プラグフェルール40と第二のファイバスタブ30とが当接する。
これにより、光レセプタクルモジュール100(2)は、レーザダイオード80の光出力を、ハーフミラー90と第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とプラグフェルール40とを順次介して、外線コネクタ60へと伝達することができる。
また、プラグフェルール40を光レセプタクルモジュール100(2)から引き抜く場合には、プラグフェルール40とスリーブ10(2)との間の比較的大きな摩擦力により、プラグフェルール40がスリーブ10(2)を、光軸上を引き抜き方向に摺動させる。
スリーブ10(2)が摺動距離Lだけ引き抜き方向に摺動するのに対応して、スリーブ10(2)とともに第二のファイバスタブ30が距離Lだけ引き抜き方向に移動する。これにより、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とは、摺動距離Lだけ離間することとなる。
また、スリーブ10(2)は、筐体50のスリーブが配置される凹み内壁面に摺動を阻止されてその位置、すなわち摺動範囲L内の図面上左端で停止する。続けて、プラグフェルール40を光レセプタクルモジュール100(2)から引き抜く動作をすることで、プラグフェルール40が、停止したスリーブ10(2)から引き抜かれる。
光レセプタクルモジュール100(2)は、スリーブ10(2)の内径に差を設けているので、スリーブ10(2)とプラグフェルール40との間の引き抜き強度が、スリーブ10(2)と第一のファイバスタブ20との間の引き抜き強度よりも大きくなる。従って、プラグフェルール40を引き抜く場合に、スリーブ10(2)が安定してかつ良好に、光軸上を引き抜き方向に摺動することとなり、これに伴い第二のファイバスタブ30を、より確実に第一のファイバスタブ20から離間させることができる。
ここで、プラグフェルール40の引き抜き強度は、一般に200g乃至600gの範囲とすることが規格上決められている。このため、光レセプタクルモジュール100(2)は、引き抜き強度の規格を遵守しつつ、その規格範囲内で比較的大きな引き抜き強度差すなわち摩擦力の差を、第二のファイバスタブ30を境として、スリーブ10(2)の両側に生じるものとする。
なお、図3においては、第二のファイバスタブ30が配置される部位からプラグフェルール40が挿入される一端に向けて、スリーブ10(2)の内径が次第に(テーパ状に)小さくなる典型例を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、スリーブ10(2)の内径に小さな段差を設けて、階段状に内径を変化させてもよい。
また、図3においては、スリーブ10(2)の内径の差異について、その説明のために誇張して概念的に示したものである。しかし、上述した引き抜き動作時のスリーブ10(2)の摺動動作により、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30とを確実に離間させることができる程度の摩擦力の差異を生じる限りにおいて、可能な限り小さな内径差とすることが好ましい。スリーブ10(2)の内径差は、例えば数ミクロン程度以内の差異を設ける程度とすることができ、典型的には1ミクロン程度の内径差とすることが好ましい。
(第三の実施形態)
図4は、第三の実施形態にかかる光レセプタクルモジュール100(3)の光軸に平行な断面構造を模式的に説明する概念図である。図4においては、図1乃至図3と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここではその説明を省略する。
図4に示すように、光レセプタクルモジュール100(3)においては、第一のファイバスタブ20(3)の直径R20が、プラグフェルール40(3)の直径R40よりも小さい。すなわち、R40>R20である。
このため、仮にスリーブ10(3)の内径が両端部で差異がなく一定である場合においても、スリーブ10(3)と第一のファイバスタブ20(3)との間の摩擦力よりも、スリーブ10(3)とプラグフェルール40(3)との間の摩擦力の方が大きくなる。従って、プラグフェルール40(3)の引き抜き動作をする場合に、スリーブ10(3)が、より確実かつ安定して光軸上を引き抜き方向に摺動することとなる。
これにより、第二のファイバスタブ30が、第一のファイバスタブ20(3)と、スリーブ10(3)の摺動距離Lだけ離間することとなり、光出力の漏洩を効果的に抑制することができる。光レセプタクルモジュール100(3)における、スリーブ10(3)の動作は、上述した第一の実施形態等と同じであるので、説明の重複を避けるためここではその説明を省略する。
(第四の実施形態)
図5は、第四の実施形態にかかる光レセプタクルモジュール100(4)の光軸に平行な断面構造を模式的に説明する概念図である。図5においては、図1乃至図4と対応する部位には対応する符号を付して、説明の重複を避けるためにここではその説明を省略する。
図5に示すように、光レセプタクルモジュール100(4)においては、第二のファイバスタブ30(4)が、スリーブ10(4)と接着剤35で固定されている。このため、スリーブ10(4)が摺動する場合に、スリーブ10(4)に固定された第二のファイバスタブ30(4)が、より確実にスリーブ10(4)とともに移動することとなるので好ましい。
図5から理解されるように、スリーブ10(4)が、摺動範囲Lの限界位置まで第一のファイバスタブ20側に摺動した場合には、第二のファイバスタブ30(4)の一端と第一のファイバスタブ20とは当接する。
続いて不図示のプラグフェルールをさらにスリーブ10(4)内に深く挿入することで、スリーブ10(4)内において、プラグフェルールが第二のファイバスタブ30(4)の他端と当接することとなり、光結合が形成される。
一方、不図示のプラグフェルールを引き抜く場合には、プラグフェルールとスリーブ10(4)との摩擦力により、スリーブ10(4)とこれに固定された第二のファイバスタブ30(4)とが、光軸上を引き抜き方向に摺動距離Lだけ移動する。これにより、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30(4)の一端とが距離Lだけ離間して光結合を解除することで、光レセプタクルモジュール100(4)からレーザダイオ−ド80の光が漏洩することを確実に抑制できる。
図6は、スリーブ10(1),10(2),10(3),10(4)に用いることができるバリエーションを例示する図である。図6(a)が精密スリーブ610(1)を光軸に垂直な面内において説明する断面図であり、図6(b)が割スリーブ610(2)を光軸に垂直な面内において説明する断面図である。割スリーブ610(2)は、様々な太さのプラグフェルール等に対し、より柔軟に対応可能であるという意味において好ましい。
また、図7は、一般的な光レセプタクルモジュール700の光軸に平行な断面を模式的に説明する概念図である。図7から理解されるように、一般的な光レセプタクルモジュール700は、長さLのスリーブ710が筐体750に固定されている。
このため、プラグフェルール740の引き抜き時には、ファイバスタブ720を介してレーザダイオード780の光出力が、ハーフミラー790とファイバスタブ720とを介して出射され漏洩する懸念が生じる。なお、図7において、770はホトダイオードである。
(光レセプタクルモジュールの製造方法)
上述した光レセプタクルモジュール100(1),100(2),100(3),100(4)(以下光レセプタクルモジュール100と総称する)の製造方法の特徴的工程について、図8を用いて説明する。図8は、光レセプタクルモジュール100の製造方法の特徴的工程を説明するフロー図である。
(ステップS810)
光レセプタクルモジュール100に求められる設計上の光出力が比較的大きいか否かを判断する。光レセプタクルモジュール100に求められる設計上の光出力が比較的大きい場合には、ステップS820へと進む。また、光レセプタクルモジュール100に求められる設計上の光出力が比較的大きくない場合には、ステップS830へと進む。
(ステップS820)
スリーブ10の摺動範囲Lを、比較的大きく設計する。すなわち、筐体50に設けるスリーブ10の配置凹みの光軸方向長さを比較的大きくする。これにより、スリーブ10が比較的大きく摺動可能となるので、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30との離間距離が比較的大きくなる。従って、比較的大きな光出力を有する光レセプタクルモジュール100においても、効果的かつ確実に漏洩光出力を低減することが可能となる。
(ステップS830)
スリーブ10の摺動範囲Lを、比較的小さく設計する。すなわち、筐体50に設けるスリーブ10の配置凹みの光軸方向長さを比較的小さくする。これにより、スリーブ10が比較的小さく摺動可能となるので、第一のファイバスタブ20と第二のファイバスタブ30との離間距離が比較的小さくなる。従って、比較的小さな光出力が求められる光レセプタクルモジュール100において、必要かつ充分に漏洩光出力を低減しつつ小型軽量化することも可能となる。
(ステップS840)
上述したステップS820またはステップS830で設計した光軸方向の長さLのスリーブ配置凹みを、筐体50の内側に形成する。
(ステップS850)
ステップS840で形成した筐体50のスリーブ配置凹みに、スリーブ10を配設する。
上述した各実施形態において、光レセプタクルモジュール100は、好ましくはプラグフェルール40のスリーブ10に対する引き抜き強度が500g乃至550gであり、第一のファイバスタブ20のスリーブ10に対する引き抜き強度は200g乃至250gである。一方、スリーブ10と筐体50の内側のスリーブ配置凹みとの摩擦力は、可能な限り低減するものとする。これにより、プラグフェルール40をスリーブ10から引き抜く場合に、よりスムーズにスリーブ10が、筐体50の内側のスリーブ配置凹みを摺動することができる。
光レセプタクルモジュール100は、遮光板等をその外部に設けないので、光レセプタクルモジュール100が実装される装置に対して何らの制約や条件の追加を必要としない。また、光レセプタクルモジュール100が実装される装置等に、漏洩光を遮光するための機構を設ける必要もないので好ましい。
さらに、光レセプタクルモジュール100は、外観上その大きさや形状が従来の光モジュールと同一とできるので、実装上の設計変更等を必要とせず、汎用性に富むので好ましい。また、光レセプタクルモジュール100は遮光シャッターや遮光板を備えないので、第二のファイバスタブ30のクリーニングなどメンテナンス時においても、従来と同様にプラグフェルール40の挿入口から綿棒等を容易に挿入でき、洗浄が可能である。
第一の実施形態乃至第四の実施形態で各々説明した光レセプタクルモジュール100は、各実施形態での説明に限定されるものではなく、各実施形態の特徴的事項を適宜組み入れた光レセプタクルモジュール100を構成することができる。
また、上述した各実施形態における光レセプタクルモジュール100とその製造方法とは、各実施形態での説明に限定されることはなく、自明な範囲で動作や構成を適宜変更してもよく、また自明な範囲で形状や構造やそれらの組み合わせ及び材料を適宜変更してもよい。
本発明は、光コネクタや光レセプタクルモジュール等の光モジュール一般に幅広く適用できる。
10(1)・・スリーブ、20・・第一のファイバスタブ、30・・第二のファイバスタブ、35・・接着剤、40・・プラグフェルール、50・・筐体、60・・外線コネクタ、70・・ホトダイオード、80・・レーザダイオード、90・・ハーフミラー、100(1)・・光レセプタクルモジュール。

Claims (14)

  1. 挿入されたプラグフェルールと光結合する光レセプタクルモジュールにおいて、
    一端がスリーブに把持された第一のファイバスタブと、
    前記プラグフェルールが挿入されない場合に、前記第一のファイバスタブと離間するように、前記スリーブ内に設けられる第二のファイバスタブと
    を備えることを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  2. 請求項1に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記プラグフェルールが前記スリーブ内に挿入される場合に、前記第二のファイバスタブの一端が前記プラグフェルールと当接し、前記第二のファイバスタブの他端が前記第一のファイバスタブと当接して光結合するように、前記スリーブが前記第一のファイバスタブに対して前記挿入方向に摺動する
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  3. 請求項1または請求項2に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記プラグフェルールが前記スリーブ内から引き抜かれる場合に、前記第二のファイバスタブが前記第一のファイバスタブから離間するように、前記スリーブが、前記第一のファイバスタブに対して前記引き抜き方向に摺動する
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、 前記プラグフェルールと前記スリーブとの間の摩擦力は、前記第一のファイバスタブと前記スリーブとの間の摩擦力よりも大きい
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記第二のファイバスタブは、前記スリーブに固定される
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記第一のファイバスタブを把持する前記スリーブ部分の直径は、前記プラグフェルールが挿入された場合に前記プラグフェルールを把持する前記スリーブ部分の直径よりも大きい
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記スリーブに把持された前記第一のファイバスタブの直径は、前記プラグフェルールが挿入された場合に前記スリーブに把持される前記プラグフェルールの直径よりも小さい
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記スリーブは、精密スリーブまたは割スリーブである
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    挿入された前記プラグフェルールからの入力光を受光するホトダイオードを備える
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    挿入された前記プラグフェルールへと光を出力するレーザダイオードを備える
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記プラグフェルールが挿入されない場合に、前記第一のファイバスタブと前記第二のファイバスタブとの間の離間間隔は、1.0mm乃至1.5mmである
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記プラグフェルールが挿入されない場合に、前記第一のファイバスタブと前記第二のファイバスタブとの離間により漏洩光強度は1/30以下に減衰する
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  13. 請求項4に記載の光レセプタクルモジュールにおいて、
    前記プラグフェルールの前記スリーブに対する引き抜き強度は500g乃至550gであり、前記第一のファイバスタブの前記スリーブに対する引き抜き強度は200g乃至250gである
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュール。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれか一項に記載の光レセプタクルモジュールを製造する方法であって、
    前記光レセプタクルモジュールの光出力強度に対応して、前記プラグフェルールが前記スリーブ内から引き抜かれた場合の前記第一のファイバスタブと前記第二のファイバスタブとの離間間隔を調整するように、前記スリーブの摺動可能範囲を決定する工程を有する
    ことを特徴とする光レセプタクルモジュールの製造方法。
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