JP2011121790A - 燃料改質装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
改質装置の運転や改質装置の起動停止を行っても、改質装置の容器の破損や触媒の圧壊が生じにくい燃料電池用改質装置を提供する。
【解決手段】
第1筒体20と、第1筒体20を包囲して包囲空間を構成する第2筒体24bと、包囲空間に充填され、包囲空間を流れる燃料ガスを改質し、得られた改質ガスを包囲空間の下方から排出する触媒層28と、複数の開孔を有し、改質ガスが排出される包囲空間の出口に第1筒体、第2筒体とは独立して配置される隔壁50と、隔壁50を支持する支持部材51と、を備えている。
【選択図】図1
改質装置の運転や改質装置の起動停止を行っても、改質装置の容器の破損や触媒の圧壊が生じにくい燃料電池用改質装置を提供する。
【解決手段】
第1筒体20と、第1筒体20を包囲して包囲空間を構成する第2筒体24bと、包囲空間に充填され、包囲空間を流れる燃料ガスを改質し、得られた改質ガスを包囲空間の下方から排出する触媒層28と、複数の開孔を有し、改質ガスが排出される包囲空間の出口に第1筒体、第2筒体とは独立して配置される隔壁50と、隔壁50を支持する支持部材51と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本発明は、燃料電池の燃料改質装置に関する。
燃料電池は、燃料の有する化学エネルギーを機械エネルギーや熱エネルギーを経由することなく直接電気エネルギーに変換する装置であり、高いエネルギー効率が実現可能である。良く知られた燃料電池の形態としては、電解質層を挟んで一対の電極を配置し、一方の電極(アノード側)に水素を含有する燃料ガスを供給するとともに他方の電極(カソード側)に酸素を含有する酸化ガスを供給するものであり、両極間で起きる電気化学反応を利用して起電力を得る。以下に、燃料電池で起きる電気化学反応を表す式を示す。(1)はアノード側に於ける反応、(2)はカソード側に於ける反応を表し、燃料電池全体では(3)式に表す反応が進行する。
H2→ 2H+ + 2e- … … … (1)
1/2O2 + 2H+ + 2e- → H2O … … … (2)
H2 + 1/2O2 → H2O … … … (3)
燃料電池は、使用する電解質によって、いくつかの種類があるが、これらの燃料電池の中で、固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池等では、その電解質の性質から、二酸化炭素を含んだ酸化ガスや炭酸ガスを使用することが可能である。そこで通常これらの燃料電池では、空気を酸化ガスとして用い、天然ガス等の炭化水素系の原燃料を燃料改質装置の改質器で水蒸気改質して生成した水素を含むガスを燃料ガスとして用いている。
1/2O2 + 2H+ + 2e- → H2O … … … (2)
H2 + 1/2O2 → H2O … … … (3)
燃料電池は、使用する電解質によって、いくつかの種類があるが、これらの燃料電池の中で、固体高分子型燃料電池、リン酸型燃料電池、溶融炭酸塩型燃料電池等では、その電解質の性質から、二酸化炭素を含んだ酸化ガスや炭酸ガスを使用することが可能である。そこで通常これらの燃料電池では、空気を酸化ガスとして用い、天然ガス等の炭化水素系の原燃料を燃料改質装置の改質器で水蒸気改質して生成した水素を含むガスを燃料ガスとして用いている。
式(4)は、改質器におけるメタンの改質反応について示したものである。
CH4+ H2O = CO + 3H2 - 206.14 KJ/mol … … … (4)
式(4)に示される通り、メタンの改質反応は吸熱反応であるため、メタンに水蒸気を添加したうえで、燃料電池からの燃料オフガスを燃焼させた燃焼排ガスにより粒状改質触媒を600〜700℃に加熱することにより改質反応を行わせて、水素に富んだ改質ガスを生成している。
CH4+ H2O = CO + 3H2 - 206.14 KJ/mol … … … (4)
式(4)に示される通り、メタンの改質反応は吸熱反応であるため、メタンに水蒸気を添加したうえで、燃料電池からの燃料オフガスを燃焼させた燃焼排ガスにより粒状改質触媒を600〜700℃に加熱することにより改質反応を行わせて、水素に富んだ改質ガスを生成している。
この種の従来の燃料改質装置例を図6に示す(特許文献1)。この燃料改質装置70のうち、改質部(触媒層)28について以下に説明する。図6で、内筒20と下部仕切り筒24bとの間の環状空間は、下端に触媒が落ちない様に触媒直径よりも小さく、かつガスが通過する際に過度の圧損とならない程度の径の孔が形成された板底を有している。その板底の上の環状空間に改質触媒が充填され改質部(触媒層)28が形成されている。
原燃料ガス供給口25から導入された原燃料ガスと改質用水は、水蒸気発生部27の上方から下方へ向かって流れる。改質用水は螺旋状ガイド26上を伝わって内筒20表面を旋回しながら流れるので、バーナー14の燃焼によって発生した内筒20の内側を流れる燃焼排ガスの熱が有効に伝熱され水蒸気となって改質部(触媒層)28へ原燃料ガスとともに供給される。内筒20の内側を流れる燃焼排ガスにより改質部(触媒層)28は600℃〜700℃程度に加熱される。原燃料ガスが改質部(触媒層)28を通過する際に改質ガスに改質される。改質部(触媒層)28を出た改質ガスは、下部仕切り筒24bの下端で折り返して流れの方向を変え、改質ガス流路31を上昇する。
従来の別の燃料改質装置例を図7に示す(特許文献2)。図7において、蒸発器1には、燃料供給管5からメタノールと水との混合燃料が供給され、バーナー14の加熱によって気化するようになっている。蒸発器1の上部には、気化した燃料を反応させて改質ガス(水素ガス)に変化させる触媒層28が充填された複数本の反応管3が接続され、さらにその上部に改質ガスを集める集合室9が設けられている。この触媒層28の下部入り口側には、多孔質金属、多孔質磁器、金網等からなる多孔構造の支持板10が設けられ、また上部の出口側にも同様の材料からなる多孔構造の蓋11が設けられている。蓋11は反応管3に対し摺動自在に嵌め合わせ、かつ上方へ抜き出し可能になっており、着脱自在な構成になっている。このような蓋11と上方のケース13との間には、スプリング12が介在している。このスプリング12は蓋11の固定具として作用し、一定の弾性力によって蓋11を触媒層28に向けて押圧するようにしている。
しかしながら、特許文献1に記載された図6に示す燃料改質装置70は、改質部(触媒層)28の改質ガスの出口付近が最も高温(700℃)となることから、装置の起動停止時の温度変化による金属容器の熱膨張による変形や、曲げ応力の発生により、改質ガスの出口の隔壁の変形、破損が生じ、触媒の流出、燃料改質装置70の破損が生じる恐れがあるという問題点があった。
また、特許文献2に記載された図7に示す燃料改質装置は、スプリング12で触媒層6を押さえているので、高温時、および装置の起動停止に伴う、容器(反応管3)の膨張・収縮の繰り返しの際に、容器・触媒に常に力が加わるため、容器の破損、触媒の圧壊が生じる恐れがあるという問題点があった。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、改質装置の運転や改質装置の起動停止を行っても、改質装置の容器の破損や触媒の圧壊が生じにくい燃料電池用改質装置を提供することを課題とする。
本発明の燃料電池用改質装置は、立設された第1筒体と、第1筒体を包囲して包囲空間を構成する第2筒体と、包囲空間に充填され、包囲空間を流れる燃料ガスを改質し、得られた改質ガスを包囲空間の下方から排出する触媒層と、改質ガスが排出される包囲空間の出口に第1、第2筒体とは独立して配置される複数の開孔を有する隔壁と、隔壁を支持する支持部材と、を備えている。
本発明の燃料電池用改質装置は、改質装置内で最も高温になる、包囲空間の出口付近において、包囲空間内に充填された触媒を支える隔壁を第1筒体及び第2筒体に固定しない構成としたので、装置の起動停止時の温度変化によって第1筒体及び第2筒体に熱膨張による変形や曲げ応力が発生しても、改質ガスの出口の隔壁に変形や破損は生じにくい。
本発明によれば、包囲空間内に充填された触媒を支える隔壁を第1筒体及び第2筒体に固定しない構成としたので、装置の起動停止時の温度変化によって第1筒体及び第2筒体に熱膨張による変形や曲げ応力が発生しても、改質ガスの出口の隔壁に変形や破損は生じにくい。
本発明によれば、包囲空間内に充填された触媒をスプリングなどによって押さえる構成としていないので、高温時、および装置の起動停止に伴う、第1筒体及び第2筒体の膨張・収縮の繰り返しの際に、容器の破損、触媒の圧壊が生じる恐れは少ない。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用改質装置の構成を示す概略図である。図6の従来の燃料電池用改質装置と同じ機能部材には同一の番号を付して説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用改質装置の構成を示す概略図である。図6の従来の燃料電池用改質装置と同じ機能部材には同一の番号を付して説明を省略する。
図6の従来の燃料電池用改質装置70で内筒20及び下部仕切り筒24bと一体となっている板底の代わりに、図1の本発明の第1の実施形態に係る燃料電池用改質装置70では第1筒体20(内筒20に相当)と第2筒体24b(下部仕切り筒24bに相当)のどちらにも固定されていない隔壁50(板底に相当)としている。第3筒体23(外筒23に相当)内の底面に所定の間隔で設けられた固定座51が隔壁50を下方より所望の位置に支持する。
隔壁50は、上から見るとリング状であり、包囲空間に納められた際に、隔壁50と第1筒体20の間の隙間、及び隔壁50と第2筒体24bの間の隙間から触媒粒が流出しないような大きさである。従来の板底と同様に、触媒直径(一例、3mm)よりも小さく、かつガスが通過する際に過度の圧損とならない程度の径(一例、1mm×2mmの角穴)の孔が多数、隔壁50に形成されている。隔壁50の材質は、還元雰囲気、高温で変形やヘタリが無い、金属(ステンレスなど)、セラミックスなどである。また、隔壁50は、金網であってもよい。
固定座51の概略図を図2に示す。図2(a)は固定座51の断面概略図、図2(b)は固定座51の平面図である。複数の固定座51が第3筒体23内の底面に溶接などによって固定設置される。図2では固定座51が第3筒体23内の底面に固定設置されているが、これに限定されることはなく、改質装置の構造によって固定座を固定設置する場所は異なりうる。図2(b)には8個の固定座51が示されているが、特にこの数に限定されることはない。所望の位置に隔壁50を支えることができればよい。固定座51の材質は、隔壁50と同様に還元雰囲気、高温で変形やヘタリが無い、金属(ステンレスなど)、セラミックスなどである。固定座51は、図2に示される形状・大きさに特に限定されることはなく、所望の位置に隔壁50を支えることができればどのような形状・大きさでもよい。
[第2の実施形態]
図3は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用改質装置の支持部材(固定座51:座面部51bと支持脚51a)を示す概略図である。図3(a)は第2の実施形態に係る固定座51の断面概略図、図3(b)は第2の実施形態に係る固定座51の平面図である。図3に示す固定座51はリング状の座面部51bと支持脚52aからなる。図3に示す固定座51は、座面部51bを第3筒体23内の底面に溶接して固定してもよいが、特に溶接せずに単に置くだけでもよい。製造の容易さやコストの点から溶接せずに置くだけの方が好ましい。図3では固定座51の座面部51bが第3筒体23内の底面に設置されているが、これに限定されることはなく、改質装置の構造によって固定座51の座面部51bを設置する場所は異なりうる。図3に示す固定座51の材質も、上記第1の実施形態に係る固定座51の材質と同じである。第2の実施形態に係る固定座51は、特に図3に示される形状・大きさに限定されることはなく、所望の位置に隔壁を支えることができればどのような形状・大きさでもよい。図3(b)には支持脚51aが8個示されているが、特にこの数に限定されることはない。所望の位置に隔壁50を支えることができればよい。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池用改質装置の支持部材(固定座51:座面部51bと支持脚51a)を示す概略図である。図3(a)は第2の実施形態に係る固定座51の断面概略図、図3(b)は第2の実施形態に係る固定座51の平面図である。図3に示す固定座51はリング状の座面部51bと支持脚52aからなる。図3に示す固定座51は、座面部51bを第3筒体23内の底面に溶接して固定してもよいが、特に溶接せずに単に置くだけでもよい。製造の容易さやコストの点から溶接せずに置くだけの方が好ましい。図3では固定座51の座面部51bが第3筒体23内の底面に設置されているが、これに限定されることはなく、改質装置の構造によって固定座51の座面部51bを設置する場所は異なりうる。図3に示す固定座51の材質も、上記第1の実施形態に係る固定座51の材質と同じである。第2の実施形態に係る固定座51は、特に図3に示される形状・大きさに限定されることはなく、所望の位置に隔壁を支えることができればどのような形状・大きさでもよい。図3(b)には支持脚51aが8個示されているが、特にこの数に限定されることはない。所望の位置に隔壁50を支えることができればよい。
[第3の実施形態]
図4は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用改質装置70の構成を示す概略図である。図6の従来の燃料電池用改質装置70と同じ機能部材には同一の番号を付して説明を省略する。
図4は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池用改質装置70の構成を示す概略図である。図6の従来の燃料電池用改質装置70と同じ機能部材には同一の番号を付して説明を省略する。
隔壁50については、本発明の第1、第2の実施形態と同一である。隔壁50を支える構造が第1、第2の実施形態と異なる。第1、第2筒体の下部の少なくともいずれかに所定の間隔で設けられた複数の鍔部の上に隔壁50が置かれる。第1筒体20の下部に設けられるのが鍔部52a、第2筒体24bの下部に設けられるのが鍔部52bである。各鍔部はそれぞれの各筒体に溶接などで固定される。しかし各鍔部は隔壁50と固定されていないので、第1筒体20及び第2筒体24bに熱膨張による変形や曲げ応力が発生しても、隔壁50に変形や破損は生じにくい。鍔部の材質は、還元雰囲気、高温で変形やヘタリが無い、金属(ステンレスなど)、セラミックスなどである。
図5は、図4に示す燃料電池用改質装置の支持部材(鍔部)を示す概略図である。図5(a)は鍔部の断面概略図、図5(b)は鍔部の平面図である。図5(b)には全部で16個の鍔部が示されているが、特にこの数に限定されることはない。また、鍔部の取付け位置も図5(b)に示された位置に限定されることはない。所望の位置に隔壁50を支えることができればよい。鍔部は、図5に示される形状・大きさに特に限定されることはなく、所望の位置に隔壁50を支えることができればどのような形状・大きさでもよい。
次に、本発明の各実施形態の燃料電池用改質装置70が作動した場合の改質部(触媒層)28におけるガスの流れについて説明する。なお、ガスの流れは各実施形態とも同じである。原燃料ガスと水蒸気が改質部(触媒層)28へ供給される。改質部(触媒層)28は内側を流れる燃焼排ガスにより600℃〜700℃程度に加熱される。改質部(触媒層)28で改質された改質ガスは第2筒体24bの下端で折り返して流れの方向を変え、改質ガス流路31を上昇しながら内側に隣接する改質部(触媒層)28に熱を与え、300℃〜350℃程度となって、次の工程を行う装置へ導入される。
70 燃料電池発電装置
1 蒸発器
3 反応管
5 燃料供給管
9 集合室
10 支持板
11 蓋
12 スプリング
13 上方のケース
14 バーナー
20 内筒、第1の筒体
23 外筒、第3の筒体
24b下部仕切り筒、第2の筒体
25 原燃料ガス供給口
26 螺旋状ガイド
27 水蒸気発生部
28 改質部(触媒層)
31 改質ガス流路
50 隔壁
51 固定座
51a支持脚
51b座面部
52a第1の鍔部
52b第2の鍔部
1 蒸発器
3 反応管
5 燃料供給管
9 集合室
10 支持板
11 蓋
12 スプリング
13 上方のケース
14 バーナー
20 内筒、第1の筒体
23 外筒、第3の筒体
24b下部仕切り筒、第2の筒体
25 原燃料ガス供給口
26 螺旋状ガイド
27 水蒸気発生部
28 改質部(触媒層)
31 改質ガス流路
50 隔壁
51 固定座
51a支持脚
51b座面部
52a第1の鍔部
52b第2の鍔部
Claims (5)
- 燃料ガスを、水素を含有する改質ガスに改質する燃料改質装置であって、
立設された第1筒体と、
前記第1筒体を包囲して包囲空間を構成する第2筒体と、
前記包囲空間に充填され、該包囲空間を流れる前記燃料ガスを改質し、得られた改質ガスを前記包囲空間の下方から排出する触媒層と、
複数の開孔を有し、前記改質ガスが排出される前記包囲空間の出口に、前記第1筐体、第2筒体とは独立して配置される隔壁と、
前記隔壁を支持する支持部材と、
を備えたことを特徴とする燃料改質装置。 - 請求項1に記載の燃料改質装置において、
前記支持部材は、所定の間隔で設けられ、前記隔壁を下方より支持する複数の固定座であることを特徴とする燃料改質装置。 - 請求項1に記載の燃料改質装置において、
前記支持部材は、リング状の座面部と、該座面部上に所定の間隔で設けられ、前記隔壁を下方より支持する複数の支持脚と、からなることを特徴とする燃料改質装置。 - 請求項1に記載の燃料改質装置において、
前記支持部材は、前記第1、第2筒体の下部の少なくともいずれかに所定の間隔で設けられ、前記隔壁を下方より支持する複数の鍔部であることを特徴とする燃料改質装置。 - 請求項1ないし4の何れか1項に記載の燃料改質装置において、
前記隔壁は、金網であることを特徴とする燃料改質装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009278683A JP2011121790A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 燃料改質装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009278683A JP2011121790A (ja) | 2009-12-08 | 2009-12-08 | 燃料改質装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country | Link |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101107220B1 (ko) | 2011-12-01 | 2012-01-25 | 국방과학연구소 | 연료 개질기 및 이의 제조 방법 |
JP2020158334A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質炉 |
-
2009
- 2009-12-08 JP JP2009278683A patent/JP2011121790A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020158334A (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質炉 |
WO2020196711A1 (ja) * | 2019-03-26 | 2020-10-01 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質炉 |
JP7126469B2 (ja) | 2019-03-26 | 2022-08-26 | 大阪瓦斯株式会社 | 改質炉 |
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