JP2011120974A - 二酸化炭素削減装置及び二酸化炭素削減方法 - Google Patents

二酸化炭素削減装置及び二酸化炭素削減方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 焼却炉等から排出される燃焼ガス中の二酸化炭素を、マイクロバブル発生器を用いて他の物質に化学変化させることにより二酸化炭素の大気中への放出を抑制する。
【解決手段】 本発明に用いるマイクロバブル発生器は、テーパー部3b内にスパイラル3fが設けてある本体部1と、先端が部分的に穴部に嵌合する状態に設けてある気体導入管5とを組み合わせたものからなる。本体部3の入り口から水酸化カルシウムを供給するとともに、気体導入管の入り口から二酸化炭素を含む燃焼ガスを供給可能としてある。テーパー部3b内で高速旋回流により燃焼ガスをマイクロバブル化し、これを溶解した流体は本体部3内を移動中に水酸化カルシウムと燃焼ガス中の二酸化炭素を化合させ、炭酸カルシウムと水に化学変化させる。炭酸カルシウムと水を含んだ第3流体F3は、二酸化炭素吸収槽15内に放出され、さらに次の工程で炭酸カルシウムとそれぞれの物質に分離する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ゴミ焼却炉等の排ガスをマイクロバブル発生器により二酸化炭素を他の物質に化学変化させることにより大気中への二酸化炭素の排出を抑制するマイクロバブル発生器を用いた二酸化炭素削減装置及び二酸化炭素削減方法に関するものである。
周知の通り、二酸化炭素の環境に及ぼす影響は地球規模で問題となっており、国際間においても二酸化炭素の削減問題は大きな課題となっている。このような課題の下で二酸化炭素の削減手段としては、エネルギー消費量の抑制、太陽熱や風力等のクリーンなエネルギーの利用による化石燃料からの脱却など一般的な取り組みがなされている。
また、二酸化炭素を排出する企業においては、自己の二酸化炭素排出量をいかに少なくするかについての努力がなされており、多数の提案がなされている。その第1例として、排ガスを導入する排ガス分解塔内で吸着剤を混入したシャワー液によって排ガスを洗煙、冷却し、排ガス分解塔内に段状に配置した複数の堰盤の落下孔を順次経ることで吸着剤に有害有分を吸着させ、気液分離機構にて分離したガス成分は、吸着分離塔内に排気導出し、吸着溶解したシャワー廃液によって排ガスを再度洗浄し、シャワー廃液は濾過装置に落下させる一方、ガス成分を上昇させて吸着体を充填したフィルター盤を順次経ることで有害成分、湿気分を吸着し、清浄にした排気を外部に排出するようにした焼却炉等における排ガス等の有害物質の除去方法及びその除去装置がある(特許文献1)。
その第2例として、流体流を、第1成分、第2成分及び水を含むスラビング材と接触させることによって流体流中の二酸化炭素を削減する工程を含み、第1成分が第2成分と異なり、第1成分が酸化カルシウム源及びアルカリ金属イオン源を含み、第2成分が1つ以上の反応性ケイ酸塩化合物を有するスラグを含むことを特徴とする二酸化炭素含有流体流から二酸化炭素を除去する方法がある(特許文献2)。
また、多くの研究機関においては、マイクロバブルやナノバブルの研究が進み、これらのバブルの応用が多数発表されている。この中においても二酸化炭素の削減を可能にする技術にも触れている。マイクロバブルを応用して二酸化炭素を削減する技術については、次のような先行技術が見受けられる。これは炭酸ガスをマイクロバブル化して水中に分散させ海洋又は地底に登記するか、水中に分散させ、効率よく液体炭酸ガス化し、液体炭酸ガス又は炭酸ガスハイドレードをマイクロ粒にした後、海洋又は地底に投棄・隔離することにより火力発電所等の工場から排出される二酸化炭素を処理するものである(特許文献3)。
特開平11―165025号公報 特開2009―529408号公報 特開2004−50167号公報
上記先行技術の第1例及び第2例は、二酸化炭素を除去するための装置ないしは方法であるが、二酸化炭素の除去だけでいずれも大規模な装置を必要とするものであるため、二酸化炭素削減に対するコスト上の問題がある。また、第3例はマイクロバブルを利用したものではあるが、炭酸ガス(二酸化炭素)を水中でマイクロバブル化して分散してから投棄等の処理をしようとするもので、炭酸ガス自体を削減するものではなく、いずれは地表に現れるものであり、その点で不完全な処理方法である。本発明は、マイクロ(ナノ)バブルの特殊効果の1つとして知られている化学反応進行を利用して二酸化炭素の固定化を実現し、既存のゴミ焼却炉等の排ガスシステムに設置することにより低コストにより二酸化炭素を削減することを意図するものである。
上記の課題を解決するために本発明は、以下の手段を採用することにより以下の作用効果を生じるようにした。請求項1に記載した発明の二酸化炭素削減装置は、大径部と小径部との間に下流側を細くするテーパー部を有し、このテーパー部内には軸線に沿った穴部を有するスパイラルが設けてある本体部と、上記の大径部の側部に挿着してあるとともに先端が部分的に上記の穴部に嵌合する状態に設けてある気体導入管とを組み合わせてマイクロバブル発生器としたものを用い、上記の本体部の入り口は液体としての水酸化カルシウムの供給管に接続可能としてあり、上記の気体導入管の入り口には気体としての二酸化炭素を含む燃焼ガスの供給管に接続可能としてあるところに特徴がある。
本発明は、本体部に液体である第1流体を供給し、気体導入管から気体である第2流体を供給して合流させることにより、内部にスパイラルが設けてあるテーパー部内で高速旋回流を起こさせ、これによりマイクロバブルを発生可能とするマイクロバブル発生器を構成した。本発明は、このマイクロバブル発生器を二酸化炭素削減装置に応用したものである。ここでは、本体部に供給される液体を第1流体とし、その供給圧力は大気圧以上とする。そして気体導入管から供給される気体を第2流体とすると、第1流体中に進入可能とするためには、第2流体の供給圧力はこれよりもさらに高い圧力にする必要がある。本体部から供給された第1流体はテーパー部内で、徐々に細くなるスパイラルにより旋回流となり、かつ加速されるようになっている。また第2流体は第1流体の旋回流の中心部に沿ってさらに高い圧力で放出されるが、第2流体はテーパー部内で気泡化する。これらの気泡は第1流体の旋回流に揉まれながら第1流体とともに移動し、移動中に第1流体の旋回流の高速化に伴い、上記の気泡は千切られ、細分化し、テーパー部の出口付近に達する頃にはマイクロバブル化する。
上記の本体部の入り口を第1流体である液体としての水酸化カルシウムの供給管に接続し、上記の気体導入管の入り口を第2流体である気体としての二酸化炭素を含む燃焼ガスの供給管に接続してあれば、上記のマイクロバブルは二酸化炭素を含む燃焼ガスが微細気泡化したものである。マイクロバブルにより、二酸化炭素は水酸化カルシウムと化学反応を起こして、炭酸カルシウムと水に変化する。これにより燃焼ガス中の二酸化炭素は消滅し、副産物としての炭酸カルシウムを回収可能とする。
請求項2に記載した発明のマイクロバブル発生器による二酸化炭素削減方法は、請求項1に記載した発明を作用面からとらえたものである。この発明は、請求項1に記載したマイクロバブル発生器を用いて燃焼ガス中の二酸化炭素を除去するものである。この二酸化炭素削減方法は上記の本体部に水酸化カルシウムを供給するとともに、上記の気体導入管から二酸化炭素を含む燃焼ガスを水酸化カルシウムの供給圧力よりも高圧で供給する。上記のテーパー部内で燃焼ガスを水酸化カルシウムと合流させることにより燃焼ガスを気泡化させ、上記のテーパー部内に設けてあるスパイラルに沿って流れることにより高速旋回させ、流体中で発生した気泡を細分してマイクロバブルを発生させる。こうして発生したマイクロバブルは流体中に溶解し、移動しながら水酸化カルシウムと二酸化炭素を下記の化学式のとおり化学変化させることにより炭酸カルシウムと水に化学変化させる。
Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O
これらの炭酸カルシウムと水とは未化合の水酸化カルシウムとともに、これらの成分を分離するために設けてある本発明外の回収装置等に送り出され、炭酸カルシウムを分離回収することにより空気中に放出される二酸化炭素を削減する。これとともに、炭酸カルシウムを石膏ボードなどの建築資材として有効利用可能とする。
本発明は、マイクロバブル発生器を利用して水酸化カルシウムと二酸化炭素とを化学変化させて炭酸カルシウムと水とにすることにより環境に有害な二酸化炭素を他の物質として得ることにより、二酸化炭素の発生を抑制することが可能になる。また、本発明に係る二酸化炭素削減装置をゴミ焼却炉等の有害ガス処理システムの中に組み込むことにより、有害ガス処理過程おける二酸化炭素を個体化可能とするため、これまでのような大規模の設備を要することなく、しかも石膏ボードなどの建築資材などの副産物を製造可能とすることから二酸化炭素削減のためのコストを低減することができる。
初めに本発明に係るマイクロバブル発生器について説明する。図1は、本発明に係るマイクロバブル発生器1の構成を示したものである。同図(a)、(b)に示すように、マイクロバブル発生器1は本体部3と気体導入管5とを結合したものからなる。本体部3は大径部3a、テーパー部3b及び小径部3cの3つの部分からなる。大径部3a及び小径部3cはいずれもストレート管であり、テーパー部3bは下流側(図面左方)を細くしてある。大径部3aの端部及び小径部3cの端部にはそれぞれ接続用フランジ3d,3eが設けてある。テーパー部3bの内周部にはコンベヤ状のスパイラル3fが設けてある。スパイラル3fはテーパー部の径の変化に対応してピッチが小さくなるようにしてあり、軸線に沿って穴部3gが設けてある。気体導入管5は、大径部3aの側部に設けた挿通孔に挿入される直管部5aと、大径部3aの内部でエルボ5bを介して大径部3aと平行する平行部3cとからなる。平行部3cの先端部は部分的に上述の穴部3gに嵌合している。気体導入管5の外端部には接続用フランジ5dが設けてある。
図1(c)は、マイクロバブル発生器の取り付け状態の例を示したものである。マイクロバブル発生器1の入り口部に設けてあるフランジ部3dには、水酸化カルシウム等の液体の供給管7が接続してあり、出口部のフランジ部3eには他の設備への接続管9が接続してある。本体部3はサポート11,11によって支持してある。また、気体導入管5のフランジ部5dには、二酸化炭素の処理装置等への接続管13が接続してある。本体部3の先端部に接続してある接続管9は、二酸化炭素吸収槽15に接続してあり、二酸化炭素のマイクロバブルを溶解した水溶液をこの吸収槽中に放出可能としてある。
次に図2を参照して、本発明に係るマイクロバブル発生器によるマイクロバブル発生による二酸化炭素の固定化のメカニズムについて説明する。図2は、本体部3の中央部分を拡大し、スパイラル3fの表示を省略し、流体の動きを説明用に示したものである。このテーパー部3bはマイクロバブル発生部でもある。大径部3aに、液体である水酸化カルシウムなどの第1流体F1を大気圧以上の圧力(第1圧力)で流入させるとともに、気体導入管5に気体である二酸化炭素を含む第2流体を上記の第1圧力よりも高い圧力で供給する。第1流体F1はテーパー部3bでスパイラル3f(図1(a)参照)により旋回流Sとなり、管径が細くなるのに従ってその速度が速くなるようになっている。テーパー部3b内で放出された第2流体F2は、気泡B1となって第1流体の旋回流S中に混入し、第1流体と一緒になって旋回しながら移動する。この時これらの気泡B1は高速旋回流により千切られて細分化し、移動を続ける間にさらに細分化しマイクロバブルB2となり、小径部3cの出口付近に達する頃には、マイクロバブルを溶解した第3流体F3となる。小径部3cの出口はマイクロバブルを利用する諸設備に第3流体F3を供給可能となる(なお、図1(c)参照)。
図2において、第1流体F1としての水酸化カルシウムを、マイクロバブル発生器1の本体部3の入り口から12MPa以上の圧力(第1圧力)で流入させる。これとともに第2流体F2としての二酸化炭素を含む燃焼ガスを気体導入管5から本体部1内に第1圧力寄りも少し高い圧力(第2圧力)で流入させる。第2流体F2はテーパー部3内でスパイラルSの穴部3gに放出され、そこから第1流体の旋回流S中に拡散・混入する。第1流体の旋回流S中に混入した燃焼ガスは気泡化して第1流体F1とともに、旋回しながら高速移動する。これらの燃焼ガスの気泡は、高速旋回流により第1流体中で千切られて細分化し、高速化に従ってさらに細分化が進み、小径部の中間位置あたりでは直径が10μm程度となる。さらに旋回流Sの速度が大きくなると細分化も進み、テーパー部3bの出口に達する頃には1〜5μmのマイクロバブルとなる。これらのマイクロバブルは第1流体と第2流体とをなす物質同士の化学反応を誘起し、ここでは水酸化カルシウムと燃焼ガス中の二酸化炭素とを下記の化学式のとおり炭酸カルシウムと水とに化学変化させる。
Ca(OH)2+CO2→CaCO3+H2O
こうしてマイクロバブル発生器1内で化学変化した流体は、第3流体F3すなわち炭酸カルシウム(CaCO3、)水(H2O)及び水酸化カルシウム(Ca(OH)2)と化合しなかった他のマイクロバブル化した燃焼ガスの溶液となる。第3流体F3は接続管9の先端部から二酸化炭素吸収槽15内に放出され、この中で上記の各成分を分離可能としてある。
二酸化炭素吸収槽15内に放出された第3流体F3は、ここで消泡器17により気泡やマイクロバブルを消滅させ、さらにサイクロン(図示せず)を経て分離され、炭酸カルシウムの回収や水酸化カルシウムの再利用に供される。また、二酸化炭素を含む燃焼ガスは、いずれも図示していないが焼却炉等から排出された後、ダイオキシン分解装置や熱交換機等を経てマイクロバブル発生に適した条件に調整して接続管13から気体導入管5に供給可能となっている。
本発明は燃焼ガスを発生するプラント等の中に組み込まれることにより上述の作用効果を顕すものであるが、製造コストを抑えるために、既存の第1流体及び第2流体を供給可能な構成のマイクロバブル発生器に適用しても同様の効果が得られる。
本発明の実施の形態例で使用するマイクロバブル発生器の構成を示しており、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は本発明の実施の形態例で使用するマイクロバブル発生器の設置状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態例で使用するマイクロバブル発生器の動作を示す説明図である。
1 マイクロバブル発生器
3 本体部
3a 大径部
3b テーパー部
3c 小径部
3f スパイラル
3g 穴部
5 気体導入管
7 水酸化カルシウムの供給管
13 燃焼ガスの供給管

Claims (2)

  1. 大径部と小径部との間に下流側を細くするテーパー部を有し、該テーパー部内には軸線に沿った穴部を有するスパイラルが設けてある本体部と、上記大径部の側部に挿着してあるとともに先端が上記穴部に部分的に嵌合する状態に設けてある気体導入管とを組み合わせてマイクロバブル発生器とし、
    上記本体部の入り口は液体としての水酸化カルシウムの供給管に接続可能としてあるとともに上記気体導入管の入り口には気体としての二酸化炭素を含む燃焼ガスの供給管に接続可能としてある
    ことを特徴とする二酸化炭素削減装置。
  2. 大径部と小径部との間に下流側を細くするテーパー部を有し、該テーパー部内には軸線に沿った穴部を有するスパイラルが設けてある本体部と、上記大径部の側部に挿着してあるとともに先端が上記穴部に部分的に嵌合する状態に設けてある気体導入管とを組み合わせてなるマイクロバブル発生器となし、
    上記本体部に水酸化カルシウムを供給し、上記気体導入管から二酸化炭素を含む燃焼ガスを上記水酸化カルシウムの供給圧力よりも高圧で供給し、
    上記燃焼ガスを上記テーパー部内で水酸化カルシウムと合流させることにより上記燃焼ガスを気泡化させ、
    上記スパイラルにより高速旋回させた流体中で上記気泡を細分してマイクロバブルを発生させ、
    上記マイクロバブルを溶解した流体中で上記水酸化カルシウムと上記二酸化炭素を化合させることにより炭酸カルシウムと水に化学変化させ、
    上記炭酸カルシウムを回収することにより燃焼ガス中の二酸化炭素を除去する
    ことを特徴とする二酸化炭素削減方法。
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