JP2011120244A - 映像処理のためのシステム - Google Patents

映像処理のためのシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2011120244A
JP2011120244A JP2010271823A JP2010271823A JP2011120244A JP 2011120244 A JP2011120244 A JP 2011120244A JP 2010271823 A JP2010271823 A JP 2010271823A JP 2010271823 A JP2010271823 A JP 2010271823A JP 2011120244 A JP2011120244 A JP 2011120244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buffer
search window
frame memory
macroblock
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010271823A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5378344B2 (ja
Inventor
Jin Ho Han
振 浩 韓
Kyoung Seon Shin
京 先 愼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Original Assignee
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1020100116380A external-priority patent/KR101419378B1/ko
Application filed by Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI filed Critical Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
Publication of JP2011120244A publication Critical patent/JP2011120244A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5378344B2 publication Critical patent/JP5378344B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/503Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving temporal prediction
    • H04N19/51Motion estimation or motion compensation
    • H04N19/57Motion estimation characterised by a search window with variable size or shape
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
    • H04N19/43Hardware specially adapted for motion estimation or compensation
    • H04N19/433Hardware specially adapted for motion estimation or compensation characterised by techniques for memory access

Abstract

【課題】マクロブロック当たりの実行サイクルを短縮することのできる、映像処理のためのシステムを提供する。
【解決手段】映像処理のためのシステムは、フレームデータを保存するためのフレームメモリと、入力されるデータを保存し、フレームメモリに伝達するための入力ビデオバッファと、複数のマクロブロックを保存するためのマクロブロックバッファと、粗い動き予測のための参照フレームの検索領域を保存するための第1サーチウィンドウバッファと、細かい動き予測のための参照フレームの検索領域を保存するための第2サーチウィンドウバッファと、デブロッキングフィルタを施した結果を保存するためのデブロック化マクロブロックバッファと、入力ビデオバッファ、マクロブロックバッファ、第1サーチウィンドウバッファ、第2サーチウィンドウバッファ、デブロック化マクロブロックバッファ、及びフレームメモリに対する書き込み及び読み出しを行うためのフレームメモリコントローラとを含んでもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像処理のためのシステムに関し、より詳細には、マクロブロック当たりの実行サイクルを短縮することのできる、映像処理のためのシステムに関する。
一般に、映像処理において、映像符号器は、フレームの多くのデータにより、SDRAMなどのフレームメモリにフレームデータを貯蔵しておき、必要なフレームデータのみを符号器内の特定のバッファに移して処理する。
最近の映像符号化標準技術は、実現時に求められるメモリ帯域幅と演算の複雑度が高いため、リアルタイム応用に適用することが困難である。特に、既存の1/2画素単位より複雑度の高い1/4画素単位の動き予測を行うことから、画素補間方式と動き予測方式によってはフレームメモリから多くのデータを読まなければならない必要性が大きくなっており、映像のサイズが増加するにつれて、フレームメモリと符号器内の特定のバッファ間のデータ伝送速度は符号器の性能に大きな影響を及ぼすようになった。
US特許公開公報許 2006−0209960号
本発明の目的は、マクロブロック当たりの実行サイクルを短縮することのできる、映像処理のためのシステムを提供することにある。
上記の本発明の目的を達成するために、本発明による映像処理のためのシステムは、フレームデータを保存するためのフレームメモリと、入力されるデータを保存し、前記フレームメモリに伝達するための入力ビデオバッファと、複数のマクロブロック(Macro Block;MB)を保存するためのマクロブロックバッファ(MBバッファ)と、粗い動き予測(Coarse Motion Estimation;CME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)と、細かい動き予測(Fine Motion Estimation;FME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)と、デブロッキングフィルタを施した結果を保存するためのデブロック化マクロブロックバッファ(デブロック化MB(Deblocked MB)バッファ)と、前記入力ビデオバッファ、マクロブロックバッファ、第1サーチウィンドウバッファ、第2サーチウィンドウバッファ、デブロック化マクロブロックバッファ、及びフレームメモリに対する書き込み及び読み出しを行うためのフレームメモリコントローラとを含んでもよい。
ここで、前記フレームメモリは、エスディーラム(SDRAM)であってもよい。
ここで、前記入力ビデオバッファは、前記入力されるデータをフレーム内のマクロブロック数に分けて保存するものであってもよい。
ここで、前記マクロブロックバッファは、前記フレームメモリから読み出した複数のマクロブロックを順次保存し、保存された前記各マクロブロックを同時に読み出すことができるものであってもよい。
ここで、前記マクロブロックバッファは、複数のメモリで構成され、前記各メモリは、マクロブロックの輝度(luminance)及び彩度(chroma)を保存することができるものであってもよい。
ここで、前記第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、大きさが可変であってもよい。
ここで、前記第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、同時に読み出すことができるものであってもよい。
ここで、前記第2サーチウィンドウバッファは、前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域を保存するものであってもよい。
ここで、前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域は、粗い動き予測(CME)の結果によって異なるものであってもよい。
ここで、前記デブロック化マクロブロックバッファで前記デブロッキングフィルタを施した結果は、前記フレームメモリに保存されてもよい。
ここで、前記フレームメモリコントローラは、マクロブロック単位のデータの書き込み及び読み出しのために構成されたものであってもよい。
このような本発明の映像処理のためのシステムによると、同時に複数のマクロブロックを読み出すことができ、同時に複数の動作を行うことができる。特に、映像処理のためのシステムをパイプラインで構成した場合、映像処理のためのシステムのマクロブロック当たりの実行サイクルを短縮することにより、同時間内に処理できるマクロブロック数を増加させることができる。つまり、より多くのデータを有するマルチメディア映像をリアルタイムで処理することができる。
本発明の一実施形態による映像処理のためのシステムの構造を説明するための構成図である。 本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態による入力ビデオバッファを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態による入力ビデオバッファを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファの動作を説明するための例示図である。 本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するための例示図である。 本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するための他の例示図である。 本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するためのさらに他の例示図である。 本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファの動作を説明するための例示図である。 本発明の一実施形態によるデブロック化マクロブロックバッファを説明するためのインタフェース構成図である。 本発明の一実施形態によるデブロック化マクロブロックバッファを説明するためのブロック構成図である。 本発明の一実施形態による映像処理のためのシステムの各ステージの動作を説明するための例示図である。
本発明は、様々な変更を加えることができ、様々な実施形態が可能であるが、以下では、特定の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
しかしながら、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物ないし代替物を含むものと理解すべきである。
「第1」、「第2」などの用語は、様々な構成要素を説明するために使用されるが、前記構成要素は前記用語により限定されるものではない。前記用語は1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的でのみ使用される。例えば、本発明の権利範囲から外れない限り、第1構成要素を第2構成要素と命名してもよく、第2構成要素を第1構成要素と命名してもよい。「及び/又は」という用語は、記載された複数の関連項目の組み合わせ又はいずれかの項目を含む。
ある構成要素が他の構成要素に「連結」又は「接続」されているとは、その他の構成要素に直接的に連結又は接続されている場合だけでなく、中間にさらに他の構成要素が存在する場合も含む。これに対して、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結」又は「直接接続」されているとは、中間にさらに他の構成要素が存在しないことを意味する。
本明細書で使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するためのものであり、これにより本発明が限定されるものではない。単数の表現は、特に断らない限り、複数の表現も含む。そして、「含む」又は「有する」という用語は、本明細書に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらの組み合わせが存在することを指定しようとするものであり、1つ又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品、又はこれらの組み合わせの存在や付加の可能性を予め排除するものではない。
技術的な用語及び科学的な用語を含めてここで使用される全ての用語は、特に断らない限り、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されているような用語は、関連技術の文脈上の意味と一致する意味を有するものと解釈すべきであり、本明細書に別段の明白な定義がない限り、理想的又は過度に形式的な意味で解釈しない。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。本発明を説明するにあたって、全体的な理解を容易にするために図面において同一の構成要素には同一の符号を付し、同一の構成要素についての重複した説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態による映像処理のためのシステムの構造を説明するための構成図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による映像処理のためのシステム100は、フレームデータを保存するためのフレームメモリ110と、入力されるデータを保存し、前記フレームメモリに伝達するための入力ビデオバッファ130と、複数のマクロブロック(MB)を保存するためのマクロブロックバッファ(MBバッファ)140と、粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)150と、細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)160と、デブロッキングフィルタを施した結果を保存するためのデブロック化マクロブロックバッファ(デブロック化MBバッファ)170と、前記入力ビデオバッファ、マクロブロックバッファ、第1サーチウィンドウバッファ、第2サーチウィンドウバッファ、デブロック化マクロブロックバッファ、及びフレームメモリに対する書き込み及び読み出しを行うためのフレームメモリコントローラ120とを含む。
さらに、映像処理のためのシステム100は、3つのバス、すなわち読み出しデータバス(Read Data Bus)、書き込みデータバス(Write Data Bus)、レジスタバス(Register Bus)を含む。
以下、再び図1を参照して、本発明の一実施形態による映像処理のためのシステム100の動作を説明する。
入力ビデオバッファ130を介してフレームメモリ110に保存されたフレームデータは、16x16のマクロブロック単位で読み出されてマクロブロックバッファ140に保存されると共に、前記保存されたマクロブロックは、イントラ予測(Intra Prediction;IPRED)、粗い動き予測(CME)、及び細かい動き予測(FME)の過程で使用される。
現在のフレームの参照フレーム領域のうち、粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域は、第1サーチウィンドウバッファ150に保存される。
前記第1サーチウィンドウバッファ150に保存された粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域、及び前記マクロブロックバッファ140に保存されたマクロブロックを使用して、粗い動き予測(CME)では動きベクトル(Motion Vector)を出力する。
前記粗い動き予測(CME)により出力された動きベクトルを用いて計算された細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域は、第2サーチウィンドウバッファ160に保存される。
前記第2サーチウィンドウバッファ160に保存された細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域、前記第1サーチウィンドウバッファ150に保存された粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域、及び前記マクロブロックバッファ140に保存されたマクロブロック(MB)を使用して、細かい動き予測(FME)では動きベクトル及び予測されたマクロブロック(Predicted MB)を出力する。
前記細かい動き予測(FME)により出力された動きベクトル、及び前記マクロブロックバッファ140に保存されたマクロブロックを使用して、イントラ予測(IPRED)、アダマール変換(Hadamard Transform)、離散コサイン変換(Discrete Cosine Transform;DCT)、及び量子化(Quantization)まで行った結果は、CAVLC(Context Adaptive Variable Length Coding)が行われて圧縮映像に出力される。
量子化まで行った結果は、逆量子化(Inverse Quantization)、逆離散コサイン変換(Inverse Discrete Cosine Transform;IDCT)、逆アダマール変換(Inverse Hadamard Transform)、及びREC(Reconstruction)が行われ、その結果は、デブロッキングフィルタでデブロッキング処理されてデブロック化マクロブロックバッファ170に保存される。
前記デブロック化マクロブロックバッファ170に保存されたデブロック化マクロブロック(デブロック化MB)は、フレームメモリ110に保存される。
図2は、本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラを説明するためのインタフェース構成図であり、図3は、本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラを説明するためのブロック構成図である。
図2及び図3を並行して参照すると、本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラ120は、マクロブロック単位のデータの書き込み及び読み出しのために構成されたものであってもよい。すなわち、フレームメモリコントローラ120は、マクロブロックサイズ単位のデータに適した構造で形成され、マクロブロックサイズ単位の書き込み及び読み出しを迅速に行えるように構成されたものであってもよい。
フレームメモリコントローラ120は、前記入力ビデオバッファ、マクロブロックバッファ、第1サーチウィンドウバッファ、第2サーチウィンドウバッファ、デブロック化マクロブロックバッファ、及びフレームメモリに対する書き込み及び読み出しを行う。
レジスタバスを介して設定が行われ、設定によって書き込みデータバス及び読み出しデータバスを介してデータの書き込み及び読み出しが行われる。
フレームメモリコントローラ120は、フレームメモリとしてエスディーラム(SDRAM)を使用することができるため、データを伝送する部分の他に、リフレッシュ(Refresh)、プリチャージ(Precharge)、及びバンクインターリーブ(Bank Interleaving)機能を使うためのSDRAM制御機能、バッファが単にソースメモリ(Source Memory)及びデスティネーションメモリ(Destination Memory)の領域を通知するだけでフレームメモリコントローラが直接メモリ間の伝送を担当するようにしてバッファとフレームメモリ間の伝送機能をなくした直接メモリアクセス機能、並びに映像符号器の特性上マクロブロック単位のデータ伝送を迅速にするための2D伝送機能をサポートする。
再び図2を参照すると、本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラ120のインタフェースは次の通りである。
CLKO、CKE、CS、RAS、CAS、WE、DOE、BA[1:0]、A[12:0]、DQM[3:0]、DOUT[31:0]、CLKI、DIN[31:0]は、JDEC基準のSDRAMインタフェースである。WE_REG、ADDR_REG[31:0]、DATA_REG[31:0]は、フレームメモリコントローラのレジスタインタフェースであって、レジスタバスを介してそれぞれのバッファから信号が伝達される。BUSY、Select[3:0]、WE、ADDR[31:0]、RDATA[31:0]、WDATA[31:0]信号は、それぞれのバッファ内のメモリの書き込み及び読み出しのための信号である。
再び図3を参照すると、本発明の一実施形態によるフレームメモリコントローラ120の内部構造は次の通りである。
SDRAMコントローラは、データ伝送と共に、レジスタ値に対応するコマンドを送ってSDRAM制御を行う。
コマンドFIFOは、レジスタ値に対応するソースアドレス(Source Address)及びデスティネーションアドレス(Destination Address)を保存しており、これを順次SDRAMコントローラに送る。
1次コマンドジェネレータ(1D Command Generator)は、2次コマンドジェネレータ(2D Command Generator)からソース及びデスティネーションのスタートアドレス(Start Address)及びエンドアドレス(End Address)を受け取り、順次該当SDRAMインタフェース信号を発生する。
2次コマンドジェネレータは、2Dブロック伝送モードの場合、様々な1D伝送のためのスタートアドレス及びエンドアドレスを1次コマンドジェネレータに送る。
周辺インタフェースモジュール(Peripheral Interface Module)は、コマンドFIFOから受け取った周辺アドレス(Peripheral Address)、及びデータFIFOから受け取ったデータをマスタインタフェースを介してバッファに保存するか、又はマスタインタフェースを介してバッファから受け取ったデータ、及びコマンドFIFOから受け取ったSDRAMインタフェース信号をデータFIFOに保存する。
データFIFOは、SDRAMコントローラと周辺インタフェースモジュール間の伝送データ、アドレス、及び制御信号を保存し、SDRAMコントローラ又は周辺インタフェースモジュールから要求されると、これを順次送る。
図4は、本発明の一実施形態による入力ビデオバッファを説明するためのインタフェース構成図であり、図5は、本発明の一実施形態による入力ビデオバッファを説明するためのブロック構成図である。
図4及び図5を並行して参照すると、本発明の一実施形態による入力ビデオバッファ130は、入力されるデータを保存し、前記フレームメモリに伝達するためのバッファであって、前記入力されるデータをフレーム内のマクロブロック数に分けて保存するものであってもよい。
入力ビデオバッファ130は、入力映像を保存し、保存された映像をフレームメモリコントローラ120を介してフレームメモリ110に保存する役割を果たす。
YUVフォーマットの入力映像は、カメラインタフェースを介して映像のサイズと秒当たりのフレーム数に合うように一方的に入る。これをフレームメモリコントローラを介してフレームメモリに直ちに保存する場合、フレームメモリコントローラが他のバッファにより使用中のこともあり、フレームメモリコントローラの状態によっては入力映像を直ちに保存できないことがあるため、入力ビデオバッファのメモリに保存した後、フレーム内のマクロブロック数に分けてフレームメモリコントローラを介してフレームメモリに保存することにより、マクロブロック当たりの処理サイクル数を一定に維持する。
再び図4及び図5を並行して参照すると、本発明の一実施形態による入力ビデオバッファのインタフェース信号は次の通りである。
CIS_CONは、カメラの入力を有効なSRAM0/SRAM1のメモリにライン単位で保存する。SRAM0とSRAM1は、1ラインの輝度(luma)値及び彩度(chrom)値を保存できるサイズを有する。FMC_CONは、ラインが埋められたメモリを読み出し、保存されているラインデータをフレームメモリコントローラの設定によりフレームメモリに送る。
VICLK、VIVSYNC、VIHSYNC、VIY[7:0]を介してYUVフォーマットの映像が入力され、これは内部メモリに保存される。映像が入力される方式において、フレーム内にライン単位で入力される映像のフォーマットによっては、彩度値が含まれる場合がある。よって、SRAM0/SRAM1は、最大の映像サイズの輝度、彩度の1ラインを保存できるサイズを有し、1つのラインがSRAM0に保存された後に次のラインがSRAM1に保存される間、SRAM0にあるラインは、FMC_CONによりマクロブロック単位のデータがフレームメモリに保存される。
図6は、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファを説明するためのインタフェース構成図であり、図7は、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファを説明するためのブロック構成図である。
図6及び図7を並行して参照すると、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファ140は、前記フレームメモリから読み出した複数のマクロブロックを順次保存し、保存された前記各マクロブロックを同時に読み出すことができるものであってもよい。
現在処理中のフレームで順次マクロブロック単位の映像データをフレームメモリ110から読み取ると共に、既に読み取ったマクロブロックをN個保存しているので、これらのマクロブロックを必要とする内部機能ブロックがそれぞれのマクロブロックを同時に読み取ることができる。
内部にはN個で構成されたメモリを有し、1つのメモリは、マクロブロックの輝度、彩度を保存することができ、独立したポートを有し、自身が保存しているマクロブロックのインデックスを有するため、これを必要とする内部ブロックが該当インデックスを見て読み取ることができる。また、多数のブロックが異なるインデックスのマクロブロックを同時に読み取ることができる。
再び図6及び図7を並行して参照すると、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファ140のインタフェース信号及び内部ブロックは次の通りである。
内部メモリであるSRAMはN個存在し、ここではNが4の場合を仮定して動作方式を説明する。SRAM0は、フレームメモリコントローラにより次の粗い動き予測(CME)で使用されるN+1番目のMBを保存しており、既にフレームメモリコントローラによりN番目のMBが保存されたSRAM1は、粗い動き予測(CME)により使用され、N−1番目のMBが保存されたSRAM2は、イントラ予測(IPRED)により使用される。N−2番目のMBが保存されたSRAM3は、細かい動き予測(FME)により使用される。
次に、使用しなくなったN−2番目のMBが保存されているSRAM3は、フレームメモリコントローラによりN+2番目のMBが保存される。粗い動き予測(CME)は、N+1番目のMBが保存されていたSRAM0を使用する。そして、イントラ予測(IPRED)は、N番目のMBが保存されていたSRAM1を使用し、細かい動き予測(FME)は、N−1番目のMBが保存されていたSRAM2を使用する。
引き続き、フレームメモリコントローラは、次の段階では使用しなくなったMBが保存されているSRAMを探して新しいMBを保存する。
図8は、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファの動作を説明するための例示図である。
図8を参照すると、本発明の一実施形態によるマクロブロックバッファ140内のSRAM0〜3の内部は、ブロックをより効率的に読み取ることができるように構成される。
マクロブロックバッファ140内のSRAMは、Block_w0、Block_w1、Block_w2、Block_w3に分けられ、MB内のブロックの4ワードを分けて保存している。よって、同時に1つのブロックを読めるようにして、ブロック単位処理を行う機能ブロックが同時に1つのブロックを読んで処理できるようにした。
また、粗い動き予測(CME)の演算特性である既存のMBのサイズである16x16マトリクスの画素に対する動き予測を行うのではなく、1/2サンプリングを行った8x8マトリクスの画素に対する動き予測を行う。よって、外部メモリから読み取った画素を有効画素と無効画素に分けて物理的に異なるメモリに保存するようにした。
すなわち、ブロック内で同じラインにある4画素のうち、1番目、3番目の画素はoddメモリに保存し、2番目、4番目の画素はevenメモリに保存する。
粗い動き予測(CME)は、マクロブロックを読み取るとき、Block_w0、Block_w1内のodd SRAMのみを使用し、ワード単位で読むときは、Block_w0とBlock_w1に保存されるラインの隣接ブロックの画素までそれぞれ4つの有効画素が得られる。このようにBlock_w0とBlock_w1とから構成しても、イントラ予測(IPRED)及び細かい動き予測(FME)でBlock_w0、Block_w1を使用するときにワード単位で読めるように、odd/evenメモリはハーフワード単位で読まれることができる。
図9は、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファを説明するためのインタフェース構成図であり、図10は、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファを説明するためのブロック構成図である。
図9及び図10を並行して参照すると、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファ150は、粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域を保存するためのものであり、第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、大きさが可変であってもよく、第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、同時に読み出すことができるものであってもよい。
インター予測(Inter Prediction)のためには、以前のフレームの領域を利用して動き予測を行うが、このために、以前のフレームの領域、すなわちサーチウィンドウのうち階層的動き予測の粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を保存し、前記保存された粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を粗い動き予測機能ブロックと細かい動き予測機能ブロックで読み取れるようにする。
再び図9及び図10を並行して参照すると、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファのインタフェース信号及び内部ブロックは次の通りである。
第1サーチウィンドウバッファ150は、N個のSRAMが存在し、保存できる粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)の大きさも可変である。
但し、細かい動き予測(FME)の動き推定が様々な段階に分けられている場合、各段階を担当する動き推定ブロックが同時に異なるMBの粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を読み取れるように構成される。
動作を説明すると、サーチウィンドウ(SW)は、48x48画素でMBの中心でMBの9倍サイズとなる場合であり、動き推定は、階層的動き推定を行うので、粗い動き推定と細かい動き推定に分けられ、粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)は、粗い動き推定のための参照フレームのサーチウィンドウを保存する。これに基づいて通常の様々な段階の動き推定を行うインター予測方式などに適用可能である。
図11は、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するための例示図であり、図12は、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するための他の例示図であり、図13は、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファの動作を説明するためのさらに他の例示図である。
図11を参照すると、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファ150は、粗い動き予測(CME)のサーチウィンドウ領域を均等に垂直に3等分し、1つの領域のYのみを1つのバンクに保存するようにする。9個のバンクを有し、フレームメモリコントローラ、粗い動き予測(CME)と細かい動き予測(FME)が同時に互いに単位MBのサーチウィンドウ領域の書き込み及び読み出しを行うことができる。
現在のMBの粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)がN+1番目のSW、N+2番目のSW、N+3番目のSWである場合、次のMBのSW領域は、N+2番目のSW、N+3番目のSW、N+4番目のSWとなる。
最初は、フレームメモリコントローラが3つのSWを連続してフレームメモリから読み出し、次に、フレームメモリコントローラが1つのSWをフレームメモリから読み出して第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)に書き込むと共に、粗い動き予測(CME)が前の3つのSWを読み出し、さらに、フレームメモリコントローラが1つのSWをフレームメモリから読み出して第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)に書き込むと共に、粗い動き予測(CME)が前の3つのSWを読み出すと共に、細かい動き予測(FME)が前の3つのSWを読み出す。
フレームメモリコントローラは、既に先にN番目のSWのYをSRAM0、SRAM5に読み取る。SRAM0、SRAM5には同じ内容が保存される。このようにN+1番目のSW、N+2番目のSW、N+3番目のSWまでSRAM1、SRAM6、SRAM2、SRAM7、SRAM3、SRAM8に保存される。フレームメモリコントローラがN+3番目のSWを保存するとき、粗い動き予測(CME)は、N番目のSW、N+1番目のSW、N+2番目のSWの粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を読むために、SRAM0、SRAM1、SRAM2を読む。
図12を参照すると、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファ150での次の段階の動作を説明すると、フレームメモリコントローラは、N+4番目のSWをSRAM0、SRAM4に保存する。これと同時に粗い動き予測(CME)は、N+1番目のSW、N+2番目のSW、N+3番目のSWである粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を読むために、SRAM1、SRAM2、SRAM3を読む。
細かい動き予測(FME)は、細かい動き推定のためのサーチウィンドウの一部を読むために、N番目のSW、N+1番目のSW、N+2番目のSWを保存しているSRAM5、SRAM6、SRAM7を読む。
図13を参照すると、本発明の一実施形態による第1サーチウィンドウバッファ150での次の段階の動作を説明すると、フレームメモリコントローラは、N+5番目のSWをSRAM1、SRAM5に保存する。これと同時に粗い動き予測(CME)は、N+2番目のSW、N+3番目のSW、N+4番目のSWである粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を読むために、SRAM2、SRAM3、SRAM4を読む。細かい動き予測(FME)は、細かい動き推定のためのサーチウィンドウの一部を読むために、N+1番目のSW、N+2番目のSW、N+3番目のSWを保存しているSRAM6、SRAM7、SRAM8を読む。
図14は、本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファを説明するためのインタフェース構成図である。図15は、本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファを説明するためのブロック構成図である。
図14及び図15を並行して参照すると、本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファ160は、細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域(SWII)を保存するためのものであり、第2サーチウィンドウバッファは、前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域を保存するものであってもよく、前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域は、粗い動き予測(CME)の結果によって異なるものであってもよい。
通常、ハードウェアで設計される映像符号器のインター予測のための動き推定としては、階層的動き推定を行い、階層的動き推定は、大きく粗い動き推定と細かい動き推定に分けられる。
粗い動き推定では、広いサーチウィンドウ領域で大きい動きベクトル間隔で全てのサーチウィンドウ領域を検索して最適な動きベクトルを探し、細かい動き推定では、当該動きベクトルを基準に周辺サーチウィンドウ領域でのみ1/4画素単位までの動き推定を行う。
細かい動き推定で必要とするサーチウィンドウ領域は、多くの部分が粗い動き推定で必要とするサーチウィンドウ領域と重なり、そうでないサーチウィンドウ領域を細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域(SWII)といい、これを保存するために第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)を使用する。
よって、第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)では、粗い動き推定の結果である動きベクトルを基準に細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域(SWII)をフレームメモリから読み取ると共に、前記保存された細かい動き予測(FME)のための参照フレームの検索領域(SWII)と第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)を介して読み取った粗い動き予測(CME)のための参照フレームの検索領域(SWI)を利用して、細かい動き予測(FME)を行う。
図16は、本発明の一実施形態による第2サーチウィンドウバッファの動作を説明するための例示図である。
図16を参照すると、粗い動き予測(CME)は、演算特性である既存のMBのサイズである16x16マトリクスの画素に対する動き予測を行うのではなく、1/2サンプリングを行った8x8マトリクスの画素に対する動き予測を行うため、サーチウィンドウ領域内のデータもマクロブロックバッファ(MBバッファ)を読む特性にそのままついていく。
よって、第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)のSRAMは、サーチウィンドウ領域をブロック単位で分けた場合、4つのワードのうち1番目と2番目のみ第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)のSRAM内のBlock_w0とBlock_w1に保存される。このうち、ワード内の1番目と3番目の画素はoddに、2番目と4番目の画素はevenに保存され、粗い動き予測(CME)はoddのみを読み取る。evenには細かい動き予測(FME)で使用されるデータが保存される。
第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)は、粗い動き予測(CME)の結果に応じて必要なブロックの2番目と4番目のワードを読み取る。それぞれはBlock_w2とBlock_w3に保存される。その他に、細かい動き予測(FME)内でのハーフペル(half−pel)演算のためには、サーチウィンドウ領域の他に上下左右に3つの画素を含む領域がさらに必要である。
既に第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)とBlock_w2とBlock_w3に含まれていることもあるが、そうでない場合、含まれていない領域の中で上位のInterpolation_upperと下位のInterpolation_bottom領域は、Interpolation_upper_bottomに保存され、左右領域の中でBlock_w0とBlock_w1に保存されたラインのような領域は、Block_w0_w1_interpolに保存される。
図17は、本発明の一実施形態によるデブロック化マクロブロックバッファを説明するためのインタフェース構成図であり、図18は、本発明の一実施形態によるデブロック化マクロブロックバッファを説明するためのブロック構成図である。
図17及び図18を並行して参照すると、本発明の一実施形態によるデブロック化マクロブロックバッファ170は、デブロッキングフィルタを施した結果を保存するためのものであり、前記デブロック化マクロブロックバッファ170でデブロッキングフィルタを施した結果は、追加的に前記フレームメモリに保存されてもよい。
デブロック化マクロブロックバッファ170は、イントラ予測又はインター予測で予測されたマクロブロックと符号化中のマクロブロックとの差を変換及び量子化した後にさらに逆変換及び逆量子化した値を用いて復元したマクロブロック(MB)にMB単位間のブロック現象をなくすためにデブロッキングフィルタを施した結果(デブロック化マクロブロック)を保存すると共に、既に保存されたデブロック化マクロブロックをフレームメモリコントローラを介してフレームメモリに保存する。
再び図17及び図18を並行して参照すると、DB_CONにより、デブロッキングフィルタを施した結果はMB_numと共に空いているSRAMに保存される。そして、FMC_CONにより、埋められたSRAMはフレームメモリコントローラの設定を介してフレームメモリに保存される。
通常、マクロブロックを保存できるSRAMはN個であり、これはフレームメモリに保存しないデブロック化マクロブロックをN個保存できるようにして、N−1個のMB処理期間を待った後にフレームメモリに保存できるようにする。
図19は、本発明の一実施形態による映像処理のためのシステムの各ステージの動作を説明するための例示図である。
図19を参照して、パイプラインステージ(Pipe Line Stage)を有する実施形態におけるMB単位処理のためのクロック数を比較する。通常、このような構造で支配的なパイプラインステージを決定する要因は、フレームメモリコントローラにより毎ステージで前記必要なバッファを埋めたり空にしたりする時間である。よって、MB単位処理のためのクロック数を毎ステージでフレームメモリコントローラによりバッファを埋めるクロック数とみなしてもよい。
本発明で提案した構造を有しない場合、粗い動き予測(CME)とイントラ予測(IPRED)及び細かい動き予測(FME)は、異なるステージで異なる現在のマクロブロック(Current MB)を必要とし、同じステージにあるイントラ予測(IPRED)と細かい動き予測(FME)が必要とする現在のマクロブロックの有効画素も異なる。
従って、イントラ予測(IPRED)、粗い動き予測(CME)、及び細かい動き予測(FME)のための現在のマクロブロックは、それぞれ保存されていなければならず、全てがそれぞれ必要とする現在のマクロブロックを繰り返してフレームメモリコントローラを介してフレームメモリから読み取らなければならない。
そして、第2サーチウィンドウバッファ(SWIIバッファ)を埋めるときは、第1サーチウィンドウバッファ(SWIバッファ)の内容を参照しないため、細かい動き予測(FME)のサーチレンジ(Search Range)の全てのYUVを保存しなければならない。
通常、フレームメモリはSDRAMとし、720pや1080pなどの映像サイズをサポートするために、Cas Latency 3、tRAC 7のパラメータとし、読み出し/書き込みのサイクル測定のためにtRACは測定に支配的でないので無視し、単にCas Latency 3で性能を比較することができる。
Figure 2011120244
上記表1では、各バッファ毎に必要なクロック数とこれによるMB単位処理のためのクロック数とを比較した。
パイプラインのスループット(Cycle/MB)は、984.3cycleであったのが本発明で提案した構造を用いた場合に720.9cycleとなった。つまり、スループットによるMB単位処理のためのクロック数は、本発明非適用時の73.24%となり、約26.76%が減少する効果が得られた。
本発明は、上記実施形態に基づいて説明したが、添付の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から外れない範囲内で、当該技術分野における通常の知識を有する者によって様々な変形及び変更が可能であることは明らかである。
100 映像処理のためのシステム
110 フレームメモリ
120 フレームメモリコントローラ
130 入力ビデオバッファ
140 マクロブロックバッファ
150 第1サーチウィンドウバッファ
160 第2サーチウィンドウバッファ
170 デブロック化マクロブロックバッファ

Claims (11)

  1. フレームデータを保存するためのフレームメモリ(Frame Memory)と、
    入力されるデータを保存し、前記フレームメモリに伝達するための入力ビデオバッファ(Input Video Buffer)と、
    複数のマクロブロック(Macro Block;MB)を保存するためのマクロブロックバッファ(MB Buffer)と、
    粗い動き予測(Coarse Motion Estimation;CME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第1サーチウィンドウバッファ(SWI Buffer)と、
    細かい動き予測(Fine Motion Estimation;FME)のための参照フレームの検索領域を保存するための第2サーチウィンドウバッファ(SWII Buffer)と、
    デブロッキングフィルタを施した結果を保存するためのデブロック化マクロブロックバッファ(Deblocked MB Buffer)と、
    前記入力ビデオバッファ、マクロブロックバッファ、第1サーチウィンドウバッファ、第2サーチウィンドウバッファ、デブロック化マクロブロックバッファ、及びフレームメモリに対する書き込み及び読み出しを行うためのフレームメモリコントローラ(Frame Memory Controller)と
    を含む、映像処理のためのシステム。
  2. 前記フレームメモリは、エスディーラム(SDRAM)であることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  3. 前記入力ビデオバッファは、前記入力されるデータをフレーム内のマクロブロック数に分けて保存するものであることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  4. 前記マクロブロックバッファは、前記フレームメモリから読み出した複数のマクロブロックを順次保存し、保存された前記各マクロブロックを同時に読み出すことができるものであることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  5. 前記マクロブロックバッファは、複数のメモリで構成され、前記各メモリは、マクロブロックの輝度(luminance)及び彩度(chroma)を保存することができるものであることを特徴とする請求項4に記載の映像処理のためのシステム。
  6. 前記第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、大きさが可変であることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  7. 前記第1サーチウィンドウバッファにおける各参照フレームの検索領域は、同時に読み出すことができるものであることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  8. 前記第2サーチウィンドウバッファは、前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域を保存するものであることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  9. 前記第1サーチウィンドウバッファ以外の参照フレームの検索領域は、粗い動き予測(CME)の結果によって異なるものであることを特徴とする請求項8に記載の映像処理のためのシステム。
  10. 前記デブロック化マクロブロックバッファで前記デブロッキングフィルタを施した結果は、前記フレームメモリに保存されることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
  11. 前記フレームメモリコントローラは、マクロブロック単位のデータの書き込み及び読み出しのために構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の映像処理のためのシステム。
JP2010271823A 2009-12-07 2010-12-06 映像処理のためのシステム Expired - Fee Related JP5378344B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2009-0120355 2009-12-07
KR20090120355 2009-12-07
KR10-2010-0116380 2010-11-22
KR1020100116380A KR101419378B1 (ko) 2009-12-07 2010-11-22 영상 처리를 위한 시스템

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011120244A true JP2011120244A (ja) 2011-06-16
JP5378344B2 JP5378344B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=44081988

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010271823A Expired - Fee Related JP5378344B2 (ja) 2009-12-07 2010-12-06 映像処理のためのシステム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20110135008A1 (ja)
JP (1) JP5378344B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120147961A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Qualcomm Incorporated Use of motion vectors in evaluating geometric partitioning modes

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150016530A1 (en) * 2011-12-19 2015-01-15 James M. Holland Exhaustive sub-macroblock shape candidate save and restore protocol for motion estimation
EP2839654A4 (en) * 2012-04-20 2015-11-18 Intel Corp EFFICIENT FRACTIONAL MOTION ESTIMATION IN TERMS OF PERFORMANCE AND BANDWIDTH
US9224187B2 (en) 2013-09-27 2015-12-29 Apple Inc. Wavefront order to scan order synchronization
US9224186B2 (en) * 2013-09-27 2015-12-29 Apple Inc. Memory latency tolerance in block processing pipelines
US9336558B2 (en) 2013-09-27 2016-05-10 Apple Inc. Wavefront encoding with parallel bit stream encoding
CN112511702B (zh) * 2020-12-18 2022-06-03 咪咕文化科技有限公司 媒体帧的推送方法、服务器、电子设备和存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189518A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置、撮像装置、ネットワークカメラシステム及び映像システム
JP2009130599A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Toshiba Corp 動画像復号装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6064450A (en) * 1995-12-06 2000-05-16 Thomson Licensing S.A. Digital video preprocessor horizontal and vertical filters
JPH10191236A (ja) * 1996-12-25 1998-07-21 Nec Corp 画像処理装置及び画像データメモリ配置方法
US7865021B2 (en) * 2004-12-06 2011-01-04 Nec Electronics Corporation Compressed stream decoding apparatus and method
KR100843196B1 (ko) * 2004-12-17 2008-07-02 삼성전자주식회사 H.264/avc 비디오 디코더의 디블록킹 필터
JP4502203B2 (ja) * 2005-03-17 2010-07-14 ルネサスエレクトロニクス株式会社 画像符号化装置、及び画像復号化装置
US7924925B2 (en) * 2006-02-24 2011-04-12 Freescale Semiconductor, Inc. Flexible macroblock ordering with reduced data traffic and power consumption

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007189518A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号処理装置、撮像装置、ネットワークカメラシステム及び映像システム
JP2009130599A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Toshiba Corp 動画像復号装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20120147961A1 (en) * 2010-12-09 2012-06-14 Qualcomm Incorporated Use of motion vectors in evaluating geometric partitioning modes

Also Published As

Publication number Publication date
JP5378344B2 (ja) 2013-12-25
US20110135008A1 (en) 2011-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5378344B2 (ja) 映像処理のためのシステム
WO2009133671A1 (ja) ビデオ符号化・復号化装置
US8295361B2 (en) Video compression circuit and method thereof
KR20060123632A (ko) 직사각형 영역에 대한 버스트 메모리 액세스 방법
JP5245004B2 (ja) 高性能ビデオプロセッサ用の低電力メモリ階層
JPH08123953A (ja) 画像処理装置
US20110064137A1 (en) Video encoding apparatus
US20140219361A1 (en) Image data encoding for access by raster and by macroblock
US10459646B2 (en) Semiconductor device, data processing system, and semiconductor device control method
US5754234A (en) Moving picture decoding system
KR101419378B1 (ko) 영상 처리를 위한 시스템
US20130322552A1 (en) Capturing Multiple Video Channels for Video Analytics and Encoding
EP1992162B1 (en) Memory organizational scheme and controller architecture for image and video processing
JP2950367B2 (ja) 逆離散余弦変換器におけるデータ出力順序変換方法及び回路
KR100891116B1 (ko) 대역폭 인식 움직임 보상 장치 및 그 방법
US20130329137A1 (en) Video Encoding in Video Analytics
US8350865B2 (en) Method and system for efficiently organizing data in memory
US20030123555A1 (en) Video decoding system and memory interface apparatus
US10085016B1 (en) Video prediction cache indexing systems and methods
US9179156B2 (en) Memory controller for video analytics and encoding
RU142700U1 (ru) Система обработки изображения
RU2557579C1 (ru) Способ и система обработки изображения
KR100504507B1 (ko) 비디오 디코딩 시스템
KR100903863B1 (ko) Wmv 디코더의 오버랩 변환부와 디블록킹 필터 사이의인터페이스 방법
EP1066724A1 (en) Apparatus and method for efficient memory utilization in a video decoder

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130827

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5378344

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees