JP2011119851A - フーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法 - Google Patents

フーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2のべき乗以外のデータポイント数のデータに対しても高速に逆フーリエ変換を行なうことができるフーリエ変換回路を得ること。
【解決手段】IDFT処理を行うIDFT部4であって、N点の入力データに対し、前記入力データの前後に値を0とするデータを挿入してNより大きい2のべき乗数であるM点のデータ列を生成する0挿入部11と、前記データ列に対してM点のIFFT処理を行なうIFFT部12と、IFFT処理後のM点のデータ列をN点の出力データ列へ変換するデータ間引き部13と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、フーリエ変換対象のデータポイント数を2のべき乗数以外に限定しないフーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法に関する。
従来、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing),SC−FDMA(Single Carrier−Frequency Division Multiple Access)などの無線通信システムでは、送信装置は周波数領域の信号を逆フーリエ変換により時間領域の信号に変換して送信する。また、受信装置では、受信信号をフーリエ変換により周波数領域に変換する。上記の送信装置および受信装置では、処理の高速化のため、逆フーリエ変換またはフーリエ変換を実施する際、一般にIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)またはFFT(Fast Fourier Transform)が用いられる。
一方、IFFTまたはFTTを実現する回路(以下FFT回路という)は処理対象とするデータポイント数が固定されている。したがって、サブキャリア数が異なる受信信号を受信するためには、FFT回路をそれぞれのサブキャリア数に対応した数備えることになり、装置規模が増大する。
キャリア数(サブキャリア数)が異なる受信信号を受信する場合に装置規模を抑えるための技術として、たとえば、下記特許文献1に記載の技術がある。下記特許文献1に記載のOFDM受信機は、想定する受信信号の最大のキャリア数(2のべき乗)の入力端子を有するFFT回路を備え、入力端子数より少ないキャリア数の受信信号を受信した場合に、そのキャリア数分のデータ数の受信信号を入力端子に入力し、また受信信号が入力されない入力端子には0を挿入する。そして、FFT回路から出力されるデータを間引きして受信信号のキャリア数分のデータ数として出力する。このようにして下記特許文献1に記載のOFDM受信機は、キャリア数の異なる受信信号を受信する場合にも、1つのFFT回路で対応できるようにしている。
特開2004−186852号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術によれば、キャリア数の異なる受信信号に1つのFFT回路で対応しているが、想定する受信信号のキャリア数はいずれも2のべき乗であり、入力端子数はキャリア数の整数倍となる。FFT間引きの際には、この整数比に基づいて単純に間引きをしている。そのため、キャリア数が2のべき乗以外の場合に対応することができない、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、入力されるデータポイント数が異なる複数の種類のデータを処理する場合に、回路規模を増大することなく、2のべき乗以外のデータポイント数のデータに対しても高速にフーリエ変換または逆フーリエ変換を行なうことができるフーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、IDFT処理を行うフーリエ変換回路であって、N(Nは正の整数)点の入力データに対し、前記入力データの前後に値を0とするデータを挿入してNより大きい2のべき乗数であるM点のデータ列を生成する0挿入手段と、前記データ列に対してM点のIFFT処理を行なうIFFT手段と、前記IFFT処理後のM点のデータ列をN点の出力データ列へ変換する変換手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、N(Nは正の整数)ポイントの入力信号が入力される場合に、入力信号に0を挿入してM(Mは2のべき乗)ポイントの信号とし、その信号に対してMポイントのFFT処理を実施し、FFT処理後の信号をNポイントのデータに変換するようにしたので、入力されるデータポイント数が異なる複数の種類のデータを処理する場合に、回路規模を増大することなく、2のべき乗以外のデータポイント数のデータに対しても高速にフーリエ変換または逆フーリエ変換を行なうことができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる受信装置の機能構成例を示す図である。 図2は、IDFT部の構成例を示す図である。 図3は、0挿入部の0挿入処理の一例を示す図である。 図4は、データ間引き部が備えるフィルタの周波数特性の一例を示す図である。 図5は、例1の間引き処理を行った場合の誤差特性を示す図である。 図6は、例2の間引き処理を行った場合の誤差特性を示す図である。
以下に、本発明にかかるフーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる受信装置の実施の形態の機能構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の受信装置は、受信アンテナ1と、FFT部2と、SC−FDMA復調部3と、IDFT(Inverse Discrete Fourier Transform)部4と、LLR(Log Likelihood Ratio:対数尤度比)計算部5と、誤り訂正部6と、で構成される。
本実施の形態では、受信装置が、LTE(Long Term Evolution)の基地局受信(上りリンクの受信)を行なう場合を例にとり、説明する。LTEの上りリンクでは、SC−FDMA方式が適用される。したがって、本実施の形態の受信装置は、SC−FDMA方式で送信された信号を受信する。
まず、受信装置の全体動作を説明する。受信アンテナ1は、SC−FDMA方式で送信された信号を受信する。FFT部2は、受信アンテナ1で受信した信号に対して高速フーリエ変換を行い、周波数領域の信号(周波数領域信号)に変換する。SC−FDMA復調部3は、周波数領域信号に基づいて所定の復調処理を行う。IDFT部4は、復調処理後の信号を逆離散フーリエ変換により、時間領域の信号(時間領域信号)に変換する。LLR計算部5は、時間領域信号に基づいて対数尤度比(LLR)を算出する。誤り訂正部6は、LLRに基づいて誤り訂正復号を行い、復号データを得る。
LTEでは、FFT部2に入力されるデータポイント数は2のべき乗となるものの、データが割り当てられるサブキャリア数が2のべき乗数とは限らないため、IDFT部4へ入力するデータポイント数は2のべき乗ポイントとならない。したがって、IDFT部4として、IDFTの高速アルゴリズムである2のべき乗ポイントのIFFTのアルゴリズムを適用することができない。
また、データが割り当てられるサブキャリア数は、12×2a×3b×5c(a,b,cは0以上の整数)であり、最大で1200である。データが割り当てられるサブキャリア数は、通信中でも伝搬環境の変化などにより時々刻々と変化する。したがって、IDFT部4は、複数通りの入力データポイント数に対応する必要がある。
そこで、本実施の形態では、IDFT部4を以下に示す構成とする。図2は、IDFT部4の構成例を示す図である。IDFT部4は、0挿入部11と、IFFT部12と、データ間引き部13と、で構成される。
図2を用いて本実施の形態のIDFT部4の動作を説明する。上述のように、IDFT部4に入力されるSC−FDMA復調処理後の信号のデータポイント数N(Nは正の整数)は、送信側でデータの割り当てられたサブキャリア数に等しいため、2のべき乗とは限らない。そこで、まず、0挿入部11が、入力されたNポイントの信号に0を付加しM(Mは2のべき乗)ポイントの信号とする。
図3は、0挿入部11の0挿入処理の一例を示す図である。図3に示すように、周波数領域のNポイントの入力信号(IDFT部4への入力信号)の両側(高周波数側)に0の値の信号を挿入し、合計Mポイントの信号とする。なお、ここでは、後段のIFFT処理を効率良く実施するため、サブキャリアの実際の周波数にかかわらず、データの割り当てられたサブキャリアのうち最小の周波数を0としてデータ処理を行う。したがって、図3では、IDFT部4への入力信号を0を中心とした周波数帯の信号として示している。
IFFT部12は、0挿入後のMポイントの信号に対して従来と同様のIFFT処理を行い、Mポイントの時間領域信号を出力する。データ間引き部13は、IFFT部12から出力されたMポイントの時間領域信号に対して間引き処理を行いNポイントの時間領域信号とする。すなわち、データ間引き部13は、Mポイントの信号をNポイントの信号に変換する変換手段である。
つぎに、データ間引き部13が実施する間引き処理について説明する。本実施の形態では、MはNの整数倍とは限らないため、所定の数ごとに単純にデータを間引く方法は適用できない。ここでは、一例として、フィルタを用いた間引き処理について説明する。
図4は、データ間引き部13が備えるフィルタの周波数特性(透過特性)の一例を示す図である。図4に示すように、データ間引き部13が備えるフィルタは、IDFT部4への入力信号(データが割り当てられているサブキャリアに対応する周波数のNポイントの信号、図4の斜線で塗りつぶした部分)の周波数帯については周波数特性がフラットであり、この周波数帯の信号を通過させる。
一方、IFFT部12から出力される信号は、IFFT処理によりサンプリング周波数fsの整数倍付近にエイリアシングによる高周波成分が生じる。図4では、fsを中心とした塗りつぶしのない矩形で示している。データ間引き部13が備えるフィルタは、この高周波成分を除去するような周波数特性とする。図4に示したフィルタの周波数特性は一例であり、IDFT部4への入力信号(Nポイントのデータ)に対応する周波数帯を通過させ、fsの整数倍付近の高周波成分を除去するような周波数特性であればどのようなフィルタを用いてもよい。
本実施の形態では、データ間引き部13が上記のようなフィルタを用いて間引き処理を行う。フィルタを用いた間引き処理の一例として、まず、データ割り当てサブキャリア数(=IDFT部4への入力データポイント数)Nを1200とし、0挿入後のポイント数(=IFFTポイント数)Mを2048とする場合について説明する。この例では、2048/1200=128/75のサンプル間隔で間引きを行えばよい。したがって、データ間引き部13の出力信号の各データに対するインデックスをn(n=0,1,…,1199)とすると、データ間引き部13の入力信号のうち128×n/75番目に相当する信号をサンプリングする。
128×n/75は、正整数mおよびiを用いて以下の式(1)のように変形することができる。
128×n/75=m+i/75 (mは正整数,iは75以下の正整数) …(1)
すなわち、Mサンプルの入力信号のm番目のサンプルのさらにi/75サンプルだけ進んだ点をサンプル点としてサンプリングすればよい。したがって、データ間引き部13は、NとMに基づいて、mおよびi/75(=pとする。p≦1)を求め、フィルタのシフトレジスタのシフト量をmとしてmの値に応じて入力信号をシフトさせるようにし、また、フィルタ(図4に例示したようなフィルタ)のフィルタ関数をpサンプルだけ遅延させたフィルタ関数となるようタップ係数を設定する。タップ係数は、たとえばiごとにテーブルとして保持しておくことで、タップ係数算出に要する処理量を削減することができる。
つぎに、フィルタのタップ係数を求める上記の例(以下、例1とする)と異なる一例を例2として説明する。例2では、間引き処理のためのフィルタ関数を多項式で近似し、その多項式の係数をテーブルとして保持する。
タップ長をKとすると、データ間引き部13の出力信号y(n)は、以下の式(2)のように表すことができる。
Figure 2011119851
ただし、cΔ(k)はタップkに対応したタップ係数であり、d(m)は間引きフィルタ部13のm番目の入力信号である。また、Δをフィルタ関数の遅延量とする。Δは上記式(1)のp(=i/75)に相当する遅延量である。
cΔ(k)をΔのL次(Lは正整数)の多項式で表現するとし、l次の多項式係数をbk(l)とおくと、cΔ(k)は以下の式(3)で表すことができる。
Figure 2011119851
上記式(3)を式(2)の右辺に代入することにより、式(2)は以下のように変形することができる。
Figure 2011119851
したがって、適用するフィルタの周波数特性に応じて多項式係数bk(l)を予め計算しておき、bk(l)をテーブルとして保持しておくことで、bk(l)に基づいてタップ係数を設定することで、上記の式(4)を用いてデータ間引き処理(すなわちy(n)の算出)を行うことができる。
つぎに、本実施の形態のIDFT部4の処理を行う場合について、NポイントのIDFT処理を以下の式(5)に示す定義式とおりに行う場合との誤差の算出例を示す。なお、本実施の形態のIDFT部4の処理の間引き処理については上記例1および例2の2通りのデータ間引き方法を適用する。
Figure 2011119851
なお、tは時間領域でのインデックスであり、fは周波数領域でのインデックスであり、X(f)は周波数領域での信号を示し、x(t)はX(f)をIDFT処理により時間領域に変換した信号を示す。
ここでは、具体例として、系列長NのZadoff−Chu系列を、式(5)に従ってIDFTする場合と、本実施の形態のIDFT部4の処理(0挿入処理+IFFT処理+データ間引き処理)によって行う場合との二乗誤差を算出した結果を示す。なお、データ間引きで使用するフィルタはロールオフ率0.414のコサインロールオフフィルタとする。
図5は、例1の間引き処理を行った場合の誤差特性を示す図である。図5では、3から10までの8種類のタップ長について、それぞれ式(5)に従ってIDFT処理を行った場合との誤差を示している。横軸には、IDFTのポイント数N(入力信号のポイント数)を示している。なお、ここでは、IFFTのポイント数(M)は、Nより大きい最小の2のべき乗数としている。図5に示すように、タップ長を6以上とすることで誤差を−40dBc以下に抑えることができる。
図6は、例2の間引き処理を行った場合の誤差特性を示す図である。図6では、タップ長を6に固定し、多項式の次数Lを1から5までの5種類とした場合について、それぞれ式(5)に従ってIDFT処理を行った場合との誤差を示している。図6に示すように、多項式の次数を3以上とすることで誤差を−40dBc以下に抑えることができる。
タップ長および多項式の次数を、大きくすると誤差が小さくなる反面、処理量が増大してしまう。そのため、システムで許容される誤差以下となるような最小のタップ長,多項式の次数を選択すればよい。
なお、本実施の形態で述べた間引き処理方法(MポイントからNポイントへの変換方法)は一例であり、上記方法に限らず、どのような方法を用いてもよい。
また、IDFT部4の入力ポイント数NとIFFT部12の入力ポイント数Mの比率(以下、変換比率という)が同じ場合(たとえば、N=1200,M=2048のケースとN=30,M=512のケース)は、同一のタップ係数を使用することができるため、変換比率ごとにタップ係数を保持することで、タップ係数テーブルの大きさを削減することができる。
また、変換比率が異なる場合でも、変換比率の分母(分母をM,分子をNとする)が同じになる場合(たとえば、N=1200,M=2048のケース(2048/1200=384/225)と、N=900,M=2048のケース(2048/900=512/225))も、同一のタップ係数を使用することができる。したがって、変換比率の分母が同じものについてはタップ係数テーブルを共通化することで、タップ係数テーブルの大きさを削減することができる。
また、本実施の形態では、IFFTポイント数Mを、IDFT部4への入力信号のポイント数Nより大きい最小の2のべき乗の数とした。これにより、IFFT処理のポイント数を必要最小限にすることができ、処理量を削減することができるが、IFFTポイント数Mはこれにかぎらず、Nより大きい2のべき乗の数であればどのような値としてもよい。たとえば、IFFTポイント数Mを、システムで想定される最大のIDFT部4への入力信号のポイント数(たとえば、最大のデータが割当られるサブキャリア数)より大きな最小の2のべき乗数としてもよい。この場合、Nの値が複数想定される場合にも必要なIFFT回路は1つとなり,回路規模を削減することができる。
また、上記の例では、周波数領域から時間領域へ変換するIDFTを行なう場合について説明したが、時間領域から周波数領域へ変換するDFTについても、IFFT部12をFFT部に替え、データ間引き処理時のフィルタの時間領域のフィルタリングを行なうフィルタとして設定することにより、同様に0挿入と間引きを行なうことで2のべき乗以外の入力信号の処理を行うことができる。
また、本実施の形態では、LTE上りリンクを例にとり説明したが、これに限らず、2のべき乗ポイントに限定されないポイント数の信号を入力とする、DFTまたはIDFTを行うすべてのシステムに対して本実施の形態と同様の処理を適用することができる。
このように、IDFT部4へNポイントの入力信号が入力される場合に、0挿入部11が入力信号に0を挿入してMポイントの信号とし、IFFT部12がその信号に対してMポイントのIFFT処理を実施し、データ間引き部13が、IFFT処理後の信号をNポイントのデータに変換するようにした。そのため、2のべき乗ポイントとは限らない任意のデータポイント数のデータについて、回路規模を増大することなく高速に逆フーリエ変換を行なうことができる。
また、入力されるデータポイント数が異なる複数の種類のデータを処理する場合でも、Nを超える最小の2のべき乗が等しくなる場合には、同一の範囲であればIFFT部12を1つのIFFT回路で実現でき、回路規模を抑えることができる。また、Mをシステムで想定される最大のIDFT部4への入力信号のポイント数より大きな最小の2のべき乗数とすれば、Nを超える最小の2のべき乗が等しくない場合にもIFFT部12を1つのIFFT回路で実現でき、回路規模を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかるフーリエ変換回路、受信装置およびフーリエ変換方法は、フーリエ変換対象のデータポイント数を2のべき乗数以外に限定しないフーリエ変換を行なうシステムに有用であり、特に、フーリエ変換処理に入力されるデータポイント数が複数想定されるシステムに適している。
1 受信アンテナ
2 FFT部
3 SC−FDMA復調部
4 IDFT部
5 LLR計算部
6 誤り訂正部
11 0挿入部
12 IFFT部
13 データ間引き部

Claims (10)

  1. IDFT処理を行うフーリエ変換回路であって、
    N(Nは正の整数)点の入力データに対し、前記入力データの前後に値を0とするデータを挿入してNより大きい2のべき乗数であるM点のデータ列を生成する0挿入手段と、
    前記データ列に対してM点のIFFT処理を行なうIFFT手段と、
    前記IFFT処理後のM点のデータ列をN点の出力データ列へ変換する変換手段と、
    を備えることを特徴とするフーリエ変換回路。
  2. DFT処理を行うフーリエ変換回路であって、
    N(Nは正の整数)点の入力データに対し、前記入力データの前後に値を0とするデータを挿入してNより大きい2のべき乗数であるM点のデータ列を生成する0挿入手段と、
    前記データ列に対してM点のFFT処理を行なうFFT処理手段と、
    前記FFT処理後のM点のデータ列をN点の出力データ列へ変換する変換手段と、
    を備えることを特徴とするフーリエ変換回路。
  3. 前記変換手段は、
    前記入力データに対応する領域を通過させ、かつ前記入力データのエイリアシング成分に対応する領域を除去するようなフィルタ関数でフィルタリングを行なうようタップ係数を設定した所定のタップ数のフィルタ、
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のフーリエ変換回路。
  4. 前記変換手段は、
    前記出力データ列のインデックスをnとするとき、nごとに、M×n/N=m+p(mは正の整数,pは1以下の数)を満たすようなmおよびpを求め、
    前記フィルタは、前記入力データをm点シフトし、前記フィルタ関数をpだけ遅延させた遅延フィルタ関数に対応するタップ係数を設定して前記フィルタリングを行なう、
    ことを特徴とする請求項3に記載のフーリエ変換回路。
  5. 前記変換手段は、
    想定される前記pごとに前記タップ係数を保持し、保持している前記タップ係数をpに応じて設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフーリエ変換回路。
  6. 前記変換手段は、
    前記フィルタ関数を生成するタップ係数を前記pに関する多項式で近似した際の前記多項式の係数を保持し、保持している前記係数を用いてpに応じて前記タップ係数を設定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフーリエ変換回路。
  7. MをNごとに設定することとし、MをNより大きい最小の2のべき乗数とする、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のフーリエ変換回路。
  8. Mを、想定されるNの最大値より大きい最小の2のべき乗数とする、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のフーリエ変換回路。
  9. 複数のサブキャリアを用いた信号を受信する受信装置であって、
    請求項1に記載のフーリエ変換回路、
    を備え、
    Nをデータが割り当てられたサブキャリア数とする、
    ことを特徴とする受信装置。
  10. IDFT処理を行うフーリエ変換回路におけるフーリエ変換方法であって、
    N(Nは正の整数)点の入力データに対し、前記入力データの前後に値を0とするデータを挿入してNより大きい2のべき乗数であるM点のデータ列を生成する0挿入ステップと、
    前記データ列に対してM点のIFFT処理を行なうIFFTステップと、
    前記IFFT処理後のM点のデータ列をN点の出力データ列へ変換する変換ステップと、
    を含むことを特徴とするフーリエ変換方法。
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