JP2011119523A - 同軸ケーブル接続部のシールド構造 - Google Patents

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靖人 関口
Toshio Nagakura
利夫 永倉
Takashi Fujita
隆司 藤田
Mikio Nishio
幹雄 西尾
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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら非常に高いシールド効果を得ることができ同軸ケーブル接続部のシールド構造を提供する。
【解決手段】シールドケース30は、シールドケース本体31及び該シールドケース本体31の前面に取付けた接続部シールドケース32a〜32cを備える。シールドケース本体31には芯線金具36a〜36cを取付けた回路基板35を収納する。同軸ケーブル51a〜51cは、先端から芯線52a〜52c及び編組線53a〜53cを一定長さ露出させ、編組線53a〜53c部分を接続部シールドケース32a〜32c内に挿入し、芯線52a〜52cをシールドケース本体31の芯線挿入用の穴37a〜37c内に挿入して芯線金具36a〜36cに接続する。そして、接続部シールドケース32a〜32cの止めネジ42a〜42cを締付け、固定バンド44a〜44cにより編組線53a〜53cを固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば分配器や混合器等のテレビ受信用電子機器における同軸ケーブル接続部のシールド構造に関する。
従来、例えばテレビ受信アンテナにより受信したテレビ放送波や、ケーブルテレビシステムにおいて同軸ケーブルにより送られてくテレビ放送波を複数のテレビ受像機等に分配する場合、分配器を使用して信号の分配を行っている(例えば、特許文献1参照。)。
図4は同軸ケーブルをテレビ受信用電子機器例えば分配器に直付け(直接接続)する従来の簡易型2分配器の構成を示したもので、(a)は同軸ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同軸ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。
図4において、11は回路基板で、この回路基板11には分配器回路が構成される。上記回路基板11の上面には、前端に近接してケーブル固定金具12a、12b、12cが設けられると共に、該ケーブル固定金具12a、12b、12cに対応して芯線金具13a、13b、13cが設けられる。上記ケーブル固定金具12a、12b、12cは、分配器回路のアース配線に接続される。また、芯線金具13aは分配器回路の信号入力端に接続され、他の芯線金具13b、13cは分配器回路の信号出力端に接続される。
上記ケーブル固定金具12a、12b、12cは、ネジ式の固定金具であり、ネジ14a、14b、14cによって同軸ケーブル15a、15b、15cの編組線17a、17b、17c部分を固定するようになっている。上記ケーブル固定金具12aは入力側の同軸ケーブル15aの編組線17aを固定し、ケーブル固定金具12b、12cは出力側の同軸ケーブル15b、15cの編組線17b、17cを固定する。また、芯線金具13a、13b、13cは、例えば先端部分が板バネによって構成された板バネ式の金具であり、板バネ部分の弾性力によって同軸ケーブル15a、15b、15cの芯線16a、16b、16cを保持する。上記芯線金具13a、13b、13cとしては、板バネ式の他、ネジによって同軸ケーブル15a、15b、15cの芯線を固定するネジ式のものも従来から使用されている。
上記のように構成された回路基板11は、図示ないが樹脂ケースに収納される。この樹脂ケースには、同軸ケーブル15a、15b、15cを装着するためのケーブル挿通孔が設けられている。
上記同軸ケーブル15a、15b、15cを分配器に接続する際は、図4(a)に示すように同軸ケーブル15a、15b、15cの先端から芯線16a、16b、16c及び編組線17a、17b、17cをそれぞれ一定長さ露出させる。そして、ケーブル固定金具12a、12b、12cのネジ14a、14b、14cを緩めた状態で、同軸ケーブル15a、15b、15cの芯線16a、16b、16cをケーブル固定金具12a、12b、12c内に挿通させて芯線金具13a、13b、13cの板バネ部分に圧入すると共に、露出させた編組線17a、17b、17c部分を芯線金具13a、13b、13cの内側に位置させる。この状態でネジ14a、14b、14cを締め付けて同軸ケーブル15a、15b、15cの編組線17a、17b、17c部分を固定する。このとき編組線17a、17b、17cはケーブル固定金具12a、12b、12cに電気的に接続されてアースされた状態となる。
上記のように構成された従来の分配器は、同軸ケーブル15a、15b、15cの芯線16a、16b、16cと芯線金具13a、13b、13cとの接続部分がシールドされていないので、この部分から外部への電波漏洩(不要放射)が発生して他の電子機器に影響したり、外来電波の飛込みにより受信しているテレビ放送の画質が劣化するという問題がある。
このような問題を解決するため、図5に示すようにシールドケース内に回路基板を収納すると共に、回路基板と同軸ケーブルとの接続部にF型接栓及びF型コネクタを使用して外部への電波漏洩や外来電波の飛込みを防止するようにした接栓・コネクタ接続方式の分配器が用いられている。
図5は従来の接栓・コネクタ接続方式の2分配器の構成を示したもので、(a)は同軸ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同軸ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。
図5において、21はシールドケース本体で、このシールドケース本体21の上面開口部にシールド蓋22が着脱可能に設けられる。上記シールドケース本体21内には、分配器回路が構成された回路基板23が収納される。また、シールドケース本体21の前面には、F型コネクタ24a、24b、24cが装着される。F型コネクタ24aは信号入力側のコネクタで、回路基板23に設けられた分配器回路の信号入力端に接続される。また、F型コネクタ24b、24cは信号出力側のコネクタで、回路基板23に設けられた分配器回路の信号出力端に接続される。
一方、上記F型コネクタ24a、24b、24cに接続する同軸ケーブル25a、25b、25cの端部には、該同軸ケーブルのサイズ(太さ)に適合するF型接栓26a、26b、26cが取付けられる。そして、上記同軸ケーブル25a、25b、25cは、F型接栓26a、26b、26cをシールドケース本体21の前面に設けられたF型コネクタ24a、24b、24cに螺着することで分配器に接続される。上記同軸ケーブル25aは信号入力側のケーブル、同軸ケーブル25b、25cは信号出力側のケーブルである。なお、上記分配器は、図示しないが樹脂ケース内に収納される。
上記のように構成された接栓・コネクタ接続方式の分配器は、シールドケース本体21内に回路基板23を収納し、同軸ケーブル25a、25b、25cと回路基板23に設けられた分配器回路との接続をF型コネクタ24a、24b、24c及びF型接栓26a、26b、26cにより行ない、全ての信号経路をシールドした構造となっているので、外部への電波の漏洩(不要放射)や外来電波の飛込みを高い精度で防止することができる。
実開昭49−79122号公報
上記のように接栓・コネクタ接続方式の分配器構造とすることにより、外部への電波の漏洩(不要放射)や外来電波の飛込みを防止することができる。しかし、分配器側にF型コネクタ24a、24b、24cを設けると共に、同軸ケーブル25a、25b、25cの端部にF型接栓26a、26b、26cを取付けているので、高価になるという問題がある。また、同軸ケーブルにF型接栓を取付ける場合には、特殊工具が必要である為、接続作業効率が低下してしまう。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、同軸ケーブルの接続に簡易な接続方法を用いながら非常に高いシールド効果を得ることができ、安価であり、且つ接続作業を円滑に行うことができる同軸ケーブル接続部のシールド構造を提供することを目的とする。
本発明に係る同軸ケーブル接続部のシールド構造は、シールドケース本体と、前記シールドケース本体の外側面に装着される複数の接続部シールドケースと、前記シールドケース本体内に収納される回路基板と、前記各接続部シールドケースに設けられ、外部から挿入される同軸ケーブル先端の露出された編組線部分を固定して電気的に接続する編組線固定手段と、前記シールドケース本体の前記接続部シールドケース装着位置に設けられる芯線挿入用穴と、前記回路基板上において前記各芯線挿入用穴に対応して設けられる複数の芯線金具とを具備し、前記各接続部シールドケースに編組線部分が固定されて前記芯線挿入用穴より前記シールドケース本体内に挿入される同軸ケーブル先端の露出された芯線を前記各芯線金具に接続して保持することを特徴とする。
本発明によれば、同軸ケーブルの接続に接栓やコネクタ等を用いることなく、簡易な構成でありながら非常に高いシールド効果を得ることができる。また、同軸ケーブルには接栓を取付けていないので、安価であり、特殊工具を必要とせず、接続作業を円滑に行うことができる。
本発明を2分配器に実施した場合の構成例を示し、(a)は分解斜視図、(b)は同軸ケーブルを分配器に接続する際の状態を示す斜視図、(c)は同軸ケーブルを分配器に接続した状態を示す斜視図である。 図1(c)におけるA−A線矢視断面図である。 本発明の実施例1に係る分配器と従来の分配器のシールド性能を比較して示すシールド特性図である。 従来の簡易型2分配器の構成を示し、(a)は同軸ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同軸ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。 従来の接栓・コネクタ接続方式の2分配器の構成を示し、(a)は同軸ケーブルを接続する前の状態を示す斜視図、(b)は同軸ケーブルを接続した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明を2分配器に実施した場合の構成例を示したもので、(a)は分解斜視図、(b)は同軸ケーブルを分配器に接続する際の状態を示す斜視図、(c)は同軸ケーブルを分配器に接続した状態を示す斜視図である。図2は図1(c)におけるA−A線矢視断面図である。
図1及び図2において、30はシールドケースで、シールドケース本体31及び該シールドケース本体31の外側面例えば前面側に設けられる接続部シールドケース32a、32b、32cによって構成される。上記シールドケース30は、例えば板金プレス、ダイカスト、成形メッキ品などにより形成される。上記シールドケース本体31は、上部及び下部、もしくは上部のみが開口した箱状に形成され、上部開口部及び下部開口部、もしくは上部開口部のみにシールドケース蓋33a、33b、もしくはシールドケース蓋33aのみが着脱可能に設けられる。
上記シールドケース本体31内には、分配器回路が設けられた回路基板35が収納され、所定の高さ位置に保持される。上記回路基板35の上面には、前端側に近接して芯線金具36a、36b、36cが設けられる。芯線金具36aは回路基板35に設けられた分配器回路の信号入力端に接続され、他の芯線金具36b、36cは上記分配器回路の信号出力端に接続される。芯線金具36a、36b、36cは、例えば先端部分が板バネによって構成された板バネ式の金具であり、板バネ部分の弾性力によって同軸ケーブル51a、51b、51cの芯線52a、52b、52cを保持する。
上記シールドケース本体31の前面には、同軸ケーブル51a、51b、51cの芯線挿入用の穴37a、37b、37cが所定の間隔で設けられる。この芯線挿入用の穴37a、37b、37cと上記芯線金具36a、36b、36cとは、対応する位置に設けられる。更に、シールドケース本体31の前面には、芯線挿入用の穴37a、37b、37cの近傍に接続部シールドケース32a、32b、32cを取付けるための溝38a、38b、38cが設けられる。上記溝38a、38b、38cは、それぞれ芯線挿入用の穴37a、37b、37cの周囲に複数個所、例えば穴の上側及び両側の3個所に設けられる。
上記接続部シールドケース32a、32b、32cは、背面が開口した箱状に形成され、前面にケーブル挿通用の穴39a、39b、39cが下方に偏倚して、すなわち、ケーブル挿通用の穴39a、39b、39cの最低部が接続部シールドケース32a、32b、32cの内側底面に略一致するように設けられる。上記ケーブル挿通用の穴39a、39b、39cの直径は、接続する同軸ケーブル51a、51b、51cの編組線53a、53b、53c部分における直径よりやや大きく設定する。
また、接続部シールドケース32a、32b、32cには、後端側に係合用突部41a、41b、41cが設けられる。この係合用突部41a、41b、41cは、それぞれ接続部シールドケース32a、32b、32cの後端側に複数個所、例えば上部及び左右両側部の3個所に設けられる。上記各係合用突部41a、41b、41cは、シールドケース本体31の芯線挿入用の穴37a、37b、37cの周囲に設けた溝38a、38b、38cに対応する位置に設けられる。
また、接続部シールドケース32a、32b、32cの上面にはネジ穴が設けられ、このネジ穴に止めネジ42a、42b、42cが螺着され、その先端部が接続部シールドケース32a、32b、32c内に挿入される。接続部シールドケース32a、32b、32c内に挿入された止めネジ42a、42b、42cの先端部には、抜け止め樹脂ワッシャ43a、43b、43cが装着される。更に接続部シールドケース32a、32b、32c内には、ケーブル固定用の固定バンド44a、44b、44cが背面開口部から挿入される。固定バンド44a、44b、44cは、金属板により薄い箱状に形成したもので、前端面が開口されると共に上面の前端から中央部に位置するように略U字状のネジ挿入溝45a、45b、45cが設けられる。また、固定バンド44a、44b、44cは、底板が内側方向に湾曲するように円弧状に形成される。そして、上記止めネジ42a、42b、42cの先端及び抜け止め樹脂ワッシャ43a、43b、43cを固定バンド44a、44b、44cの前端開口部からネジ挿入溝45a、45b、45cに沿って固定バンド内に挿入し、樹脂ワッシャ43a、43b、43cにより固定バンド44a、44b、44cを保持する。
上記固定バンド44a、44b、44cを取付けた接続部シールドケース32a、32b、32cは、係合用突部41a、41b、41cをシールドケース本体31の前面に設けた溝38a、38b、38c内に挿入し、その挿入先端を図2に示すように折曲げることでシールドケース本体31に取付け、且つ、係合用突部41a、41b、41cの先端折曲げ部に半田付け46を行う。これにより接続部シールドケース32a、32b、32cは、シールドケース本体31に電気的に接続されてアースされた状態となる。
次に上記のように構成された分配器に同軸ケーブル51a、51b、51cを接続する際の処理について説明する。
先ず、シールドケース本体31のシールドケース蓋33aを開けた後、図1(b)に示すように同軸ケーブル51a、51b、51cの先端から芯線52a、52b、52c及び編組線53a、53b、53cをそれぞれ一定長さ露出させる。次に接続部シールドケース32a、32b、32cのネジ42a、42b、42cを緩めた状態で、ケーブル挿通用の穴39a、39b、39cから同軸ケーブル51a、51b、51cの先端部を挿入し、露出させた編組線53a、53b、53c部分を接続部シールドケース32a、32b、32c内に位置させると共に、芯線52a、52b、52cを芯線挿入用の穴37a、37b、37cからシールドケース本体31内に挿入し、その先端を芯線金具36a、36b、36cの板バネ部分に圧入する。これにより同軸ケーブル51a、51b、51cの芯線52a、52b、52cと芯線金具36a、36b、36cが電気的に接続される。
上記接続部シールドケース32a、32b、32c内に挿入した同軸ケーブル51a、51b、51cの編組線53a、53b、53cは、固定バンド44a、44b、44cの下側に位置している。この状態で接続部シールドケース32a、32b、32cの止めネジ42a、42b、42cを締め付け、固定バンド44a、44b、44cを同軸ケーブル51a、51b、51cの編組線53a、53b、53cに圧接して接続部シールドケース32a、32b、32cに固定する。このとき編組線53a、53b、53cは、下側部が接続部シールドケース32a、32b、32cの底面に直接接触して電気的に接続されると共に、上側部が固定バンド44a、44b、44c及び止めネジ42a、42b、42cを介して接続部シールドケース32a、32b、32cに電気的に接続される。この結果、同軸ケーブル51a、51b、51cの編組線53a、53b、53cは、接続部シールドケース32a、32b、32cを介してシールドケース本体31に電気的に接続されてアースされる。
その後、シールドケース本体31の上部開口部にシールドケース蓋33aを取付け、同軸ケーブル51a、51b、51cと分配器との接続処理を終了する。
上記のように同軸ケーブル51a、51b、51cを接続した分配器は、図示しないが例えば樹脂ケース等に収納される。
本発明は上記実施例1に示したようにシールドケース30としてシールドケース本体31の他に接続部シールドケース32a、32b、32cを設け、この接続部シールドケース32a、32b、32cにおいて同軸ケーブル51a、51b、51cの編組線53a、53b、53c部分を固定し、芯線52a、52b、52cと芯線金具36a、36b、36cの部分を接続部シールドケース32a、32b、32c及びシールドケース本体31でシールドするようにしているので、同軸ケーブルの接続手段として直付け(直接接続)の方法を用いた簡易な構成でありながら、図5に示したF型接栓やF型コネクタを用いたシールド構造と同等の非常に高いシールド効果を得ることができ、図3に示すように良好なシールド特性(不要放射特性)とすることができる。
図3における曲線aは上記実施例1に係る2分配器のシールド特性を示したもので、横軸に周波数(MHz)をとり、縦軸にシールド性能(10dB/div)をとって示した。なお、図3における曲線bは図4に示した従来の2分配器のシールド特性である。
図3から明らかなように上記実施例1に係る分配器では、従来の分配器に比較して非常に良好なシールド特性とすることができる。
また、本発明では同軸ケーブル51a、51b、51cには接栓を取付けていないので、安価であり、特殊工具を必要とせず、接続作業を円滑に行うことができる。
なお、上記実施例1では、シールドケース本体31の前面に全ての接続部シールドケース32a、32b、32cを設けた場合について示したが、その他、例えば信号入力用の接続部シールドケース32aをシールドケース本体31の側面に設け、信号出力用の接続部シールドケース32b、32cをシールドケース本体31の前面に設けるなど、接続部シールドケース32a、32b、32cをシールドケース本体31の外側面に分散して設けてもよい。
また、上記実施例1では板バネ式の芯線金具36a、36b、36cを用いた場合について示したが、ネジ式の芯線金具を用いても同様にして実施し得るものである。
また、上記実施例1では2分配の分配器に実施した場合について示したが、その他、3分配や4分配等、更に多数に分配する分配器であっても同様にして実施し得るものである。
また、上記実施例1では分配器に実施した場合について示したが、その他、例えば同軸ケーブルにより伝送する複数の高周波信号を混合する混合器等、同軸ケーブルを接続する電子機器において上記実施例1と同様にして実施し得るものである。
また、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
30…シールドケース、31…シールドケース本体、32a、32b、32c…接続部シールドケース、33a、33b…シールドケース蓋、35…回路基板、36a、36b、36c…芯線金具、37a、37b、37c…芯線挿入用の穴、38a、38b、38c…接続部シールドケースを保持するための溝、39a、39b、39c…ケーブル挿通用の穴、41a、41b、41c…係合用突部、42a、42b、42c…止めネジ、43a、43b、43c…抜け止め樹脂ワッシャ、44a、44b、44c…固定バンド、45a、45b、45c…ネジ挿入溝、46…半田付け、51a、51b、51c…同軸ケーブル、52a、52b、52c…同軸ケーブルの芯線、53a、53b、53c…同軸ケーブルの編組線。

Claims (1)

  1. シールドケース本体と、前記シールドケース本体の外側面に装着される複数の接続部シールドケースと、前記シールドケース本体内に収納される回路基板と、前記各接続部シールドケースに設けられ、外部から挿入される同軸ケーブル先端の露出された編組線部分を固定して電気的に接続する編組線固定手段と、前記シールドケース本体の前記接続部シールドケース装着位置に設けられる芯線挿入用穴と、前記回路基板上において前記各芯線挿入用穴に対応して設けられる複数の芯線金具とを具備し、
    前記各接続部シールドケースに編組線部分が固定されて前記芯線挿入用穴より前記シールドケース本体内に挿入される同軸ケーブル先端の露出された芯線を前記各芯線金具に接続して保持することを特徴とする同軸ケーブル接続部のシールド構造。
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