JP2011118748A - 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011118748A
JP2011118748A JP2009276597A JP2009276597A JP2011118748A JP 2011118748 A JP2011118748 A JP 2011118748A JP 2009276597 A JP2009276597 A JP 2009276597A JP 2009276597 A JP2009276597 A JP 2009276597A JP 2011118748 A JP2011118748 A JP 2011118748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
distribution
article
format
distribution control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009276597A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoo Yoshida
智生 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Digital Solutions Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Solutions Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009276597A priority Critical patent/JP2011118748A/ja
Publication of JP2011118748A publication Critical patent/JP2011118748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】配信元及び配信先の負担を軽減し、文書変換を効率よく行うことが可能な情報処理装置及びプログラムを提供する。
【解決手段】配信先毎に、配信する記事種別に応じた体裁及び文書フォーマットに関する配信制御第1テーブル10E1および配信制御第2テーブル10E2を設けて、各配信先に開放し、自動変換・配信先指定部10Fで記事の変換及び配信先を指定し、記事情報送信部10Cで各配信先に記事を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配信先毎に希望する文書フォーマットに変換した記事情報を配信する情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラムに関する。
近年、情報処理時代の発展と共に、新聞社等では記事を新聞紙面、Web、携帯サイトなど各種メディアに掲載又は配信する必要性が高まっている。また、各種メディアに記事を掲載又は配信するためには、例えば記事発信源となる通信社から配信される記事情報を各種メディアに適した体裁及び文書フォーマットに変換する必要がある。その場合、どのような体裁及び文書フォーマットに変換するかは、配信先となるクライアント(例えば、新聞社、放送局、企業等)の要求によって異なる。
このように、配信先毎に異なる要求を満たし、適した体裁及び文書フォーマットの記事情報に変換するものとして、第一に、通信社等の配信元に各種の変換装置を設置する方法がある。この方法によれば、配信元においてそれぞれの配信先の要求に応じた体裁及び文書フォーマットに変換した記事情報を作成して、それぞれの配信先に配信するものである。
また、第二に、それぞれの配信先自身が自社又は自局にあった文書フォーマット変換装置を設置する方法である。この方法によれば、配信元からは標準文書フォーマット(例えば、XMLフォーマット)で記事をそれぞれの配信先に配信し、その記事情報を受信したクライアント自身が、自社又は自局に合った体裁及び文書フォーマットに変換するものである(例えば、特許文献1参照。)。
特開2009−59242号公報
しかしながら、上述した第一の方法では、配信元が配信先毎に体裁及び文書フォーマット変換を行うため、配信元の負担が大きいと言う問題がある。例えば、各配信先から配信元に一斉に変更要求が出された場合、その変更作業が配信先の要求通りに実施できない場合がある。
また、特許文献1のような第二の方法においても、受信した記事を毎回配信先で変換する必要があるため、配信先の負担が大きく、効率が悪いという問題がある。さらに変換装置を置くことのできない配信先は変換作業を人手で行う必要があった。
従って本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、配信元及び配信先の負担を軽減し、文書変換を効率よく行うことが可能な情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報配信システムは、情報配信装置からネットワーク接続される複数の情報受信装置に記事情報を配信する情報配信システムであって、前記情報配信装置は、各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報が設定された配信制御テーブルを備え、この配信制御テーブルに従って配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換して配信先の前記情報受信装置に送信し、前記情報受信装置は、受信した前記配信情報をそのまま又は所定の変換処理を行って所定のメディアへ出力し、前記情報受信装置は、配信先専用IDを用いて、ネットワーク接続される前記情報配信装置へログオンし、前記配信制御情報を設定又は変更する設定入力手段を備え、前記情報配信装置は、前記設定入力手段からの入力に基づき前記配信制御テーブルの前記配信制御情報を設定又は変更することを特徴とする。
本発明に係る情報配信装置は、ネットワークに接続される複数の情報受信装置に対し記事情報を配信する情報配信装置であって、各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報が設定された配信制御テーブルを備え、この配信制御テーブルに従って配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換して配信先の前記情報受信装置に送信し、前記情報受信装置から配信先専用IDを用いて、ネットワーク接続される前記情報配信装置へログオンし、前記配信制御テーブルの前記配信制御情報の設定又は変更が入力された場合、前記配信制御テーブルの前記配信制御情報にその設定又は変更内容を反映することを特徴とする。
本発明に係る情報配信プログラムは、ネットワークに接続される複数の情報受信装置に対し記事情報を配信する情報配信装置の情報配信プログラムであって、配信制御テーブルに各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報を設定又は変更する機能と、前記配信制御テーブルの内容に基づき配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換する機能と、変換した前記配信情報を配信先の前記情報受信装置に配信する機能と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、配信先毎に、配信する記事種別に応じた体裁及び文書フォーマットに関する制御テーブルを設けて、各配信先に開放することにより、配信先からの変更要求を素早く処理することができる。これにより、配信元及び配信先の負担を軽減し、記事情報の配信を効率よく行うことができる。
本発明の実施形態に係る情報配信システムの全体構成を示すブロック図。 上記実施形態に係る配信制御第1テーブル10E1を示す図。 上記実施形態に係る配信制御第2テーブル10E2を示す図。 上記実施形態に係る全体の処理手順を示すフローチャート。 上記実施形態に係る配信制御情報登録手順を示すフローチャート。 上記実施形態に係る日次処理手順を示すフローチャート。 上記実施形態に係る配信処理手順を示すフローチャート。 上記実施形態に係る配信制御テーブル10Eの配信制御情報の変更設定画面を示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の情報配信システムの全体構成を示すブロック図である。
図1に示す情報配信システム100は、ネットワーク30に接続される配信元である情報配信装置10と、配信先であるクライアント毎の情報受信装置20とで構成されている。ここでは、新聞社Aの情報受信装置20A、新聞社Bの情報受信装置20B、新聞社Cの情報受信装置20C、放送局αの情報受信装置20α、企業Nの情報受信装置20N、を例示している。各情報受信装置20A,20B,20C,20α,20Nは、クライアント装置(コンピュータ)である。なお、情報受信装置20は、情報受信装置20A,20B,20C,20α,20Nを総称するものである。
新聞社Aの情報受信装置20Aは、配信元の情報配信装置10から記事情報(全データ)を標準文書フォーマット(NewsML(登録商標))で受信する受信部20A1、記事情報を新聞記事に体裁を整えてテキストフォーマットに変換する第1変換部20A2、記事情報をWebに体裁を整えてHTMLフォーマットに変換する第2変換部20A3、記事情報を携帯サイトに体裁を整えてHTMLフォーマットに変換する第3変換部20A4を備えている。
つまり、新聞社Aの情報受信装置20Aでは、複数の変換部20A2,20A3,20A4を設けて、自社独自の変換が行えるようになっている。第1変換部20A2、第2変換部20A3、第3変換部20A4は、ソフトウェア又はハードウェアの変換のいずれで構成しても良い。また、情報受信装置20Aには、配信元の情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1(詳細は後述する)をアクセスして、配信制御情報を設定又は変更するための設定入力部20A7が設けられている。なお、ここでは、1台のクライアント装置(コンピュータ)で構成される情報受信装置20Aを示しているが、複数台のクライアント装置で構成しても良い。
新聞社Bの情報受信装置20Bは、配信元の情報配信装置10から配信される記事情報の「詳細電文」をテキストフォーマットで受信する第1受信部20B1、同じく情報配信装置10から配信される記事情報の「表体裁」をHTMLフォーマットで受信する第2受信部20B2、同じく情報配信装置10から配信される記事情報の「簡易表体裁」をHTMLフォーマットで受信する第3受信部20B3を備えている。また、情報受信装置20Bには、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1をアクセスするための設定入力部20B7が設けられている。同様に、情報受信装置20Bも複数台のクライアント端末で構成しても良い。また、第1受信部20B1乃至第3受信部20B3を1台の受信部で構成して、各文書フォーマットの記事情報が受信できるように切り替えて使用してもよい。
新聞社Cの情報受信装置20Cは、配信元の情報配信装置10から配信される記事情報の「簡易電文」をテキストフォーマットで受信する第1受信部20C1、同じく情報配信装置10から配信される記事情報の「Web用記事」をHTMLフォーマットで受信する第2受信部20C2を備えている。また、情報受信装置20Cには、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1をアクセスするための設定入力部20C7が設けられている。同様に、情報受信装置20Cも複数台のクライアント装置で構成しても良い。また、第1受信部20C1及び第2受信部20C2を1台の受信部で構成して、各文書フォーマットの記事情報が受信できるように切り替えて使用してもよい。
放送局αの情報受信装置20αは、配信元の情報配信装置10から配信される記事情報の「表体裁」をBMLフォーマットで受信する第1受信部20α1を備えている。また、情報受信装置20αには、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1をアクセスするための設定入力部20α7が設けられている。
会社Nの情報受信装置20Nは、配信元の情報配信装置10から配信される記事情報の「一行電文」をテキストフォーマットで受信する第1受信部20N1を備えている。また、情報受信装置20Nには、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1をアクセスするための設定入力部20N7が設けられている。
各クライアント装置の設定入力部20A7,20B7,20C7,20α7,20N7は、配信元の情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1を、例えばWebを介してアクセスすることができる。そして、各々のクライアント装置からの要求に基づいて、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1に記憶される配信制御情報を設定/変更/登録することができる。
配信元の情報配信装置10は、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10A、情報配信装置10全体の制御を司る制御部10B、各種の文書フォーマットに変換したそれぞれの記事情報を送信先クライアント毎の情報受信装置20に送信する記事情報送信部10C、各送信元からの配信制御情報を受信する受信部10Dなどから構成されている。また、制御部10Bには、配信制御情報を記憶する配信制御第1テーブル10E1、配信制御第2テーブル10E2、および配信制御第2テーブル10E2に設定される配信制御情報に基づき、記事情報の体裁および文書フォーマットを自動変換する自動変換・配信先指定部10Fが設けられている。
自動変換・配信先指定部10Fは、配信制御第2テーブル10E2に記憶される配信制御情報に基づいて所定の記事情報に対し体裁および文書フォーマットの変換処理を行なう。例えば、体裁が「表体裁」のHTMLフォーマットに変換、体裁が「詳細電文」のテキストフォーマットに変換するなど、多様な文書フォーマットパターンに変換することが可能である。
自動変換・配信先指定部10Fによって変換された記事情報は、記事情報送信部10Cから各クライアントである新聞社や放送局の情報受信装置20に配信され、新聞紙面やWeb、各種メディアに掲載される。
図2は、配信制御第1テーブル10E1を示す図である。ここでは、(a)に新聞社Aの配信制御情報を示し、(b)に新聞社Bの配信制御情報を示し、(c)に新聞社Cの配信制御情報を示し、(d)に放送局αの配信制御情報を示し、(e)に企業Nの配信制御情報を示している。第1テーブルには、記事種別11、変換体裁12、文書フォーマット13、配信スケジュール種別14といった項目の内容が設定される。
記事種別11は、記事情報の記事種別(タイトルに相当)を識別するためのものである。記事種別11は、あらゆるニュース記事情報が対象となる。ここでは一例として、「世界の天気」、「プロ野球成績」などを例示している。また、例えば、「プロ野球成績」の記事情報でも、「リーグ戦成績」、「オープン戦成績」や「交流戦成績」などと識別することもできる。
変換体裁12は、記事情報をどのような体裁で配信するかを指定するものである。変換体裁12の一例として「全データ」、「詳細電文」、「標準電文」、「表体裁」、「簡易表体裁」、「要約電文」、「Web用」、「縦書き電文」等がある。
文書フォーマット13は、各記事情報をどのような文書フォーマットに変換して送信先に送信するかを指定するものである。文書フォーマット13の一例として、NewsML(登録商標)、テキスト、HTML、BMLなどがある。
配信スケジュール種別14は、各記事情報の配信日を指定するものである。配信スケジュール種別14では、毎日、曜日指定、日付指定等の設定が可能である。また、配信先が新聞社である場合には、新聞休刊日の前日以外に配信を希望するなど、特定日指定をすることも可能である。
図3は、図2の配信制御第1テーブル10E1をもとに、情報配信装置10の制御部10Bによって作成される配信制御第2テーブル10E2を示す図である。ここでは、記事種別ごとに配信制御情報が示されており、配信先15、変換体裁12、文書フォーマット13、配信スケジュール16といった項目がある。記事種別11、変換体裁12、文書フォーマット13の設定内容は、配信制御第1テーブル10E1と同一内容である。
配信先15は、記事情報を送信する配信先名を識別するものである。ここでは、一例として新聞社A、新聞社B、新聞社C、放送局α、企業Nなどを例示している。
配信スケジュール16は、第1テーブルの配信スケジュール種別14に基づいて、記事情報の各日付毎の配信要否を設定する。例えば、配信制御第1テーブル10E1の配信スケジュール種別14をもとに各日付毎に記事を配信する場合は○、配信しない場合は×を設定する。配信スケジュール16は、当日から1〜3週間先の予定を設定したものが望ましいが、これに限定されない。また、配信スケジュールに、配信時刻もさらに限定して設定するものであってもよい。
配信元の情報配信装置10の制御部10Bは、配信制御第2テーブル10E2に基づいて、各配信先に記事情報を配信する。
次に、本実施形態の情報配信システムの動作を説明する。
図4は、上記実施形態に係る情報配信システムの処理手順の全体構成を示すフローチャートである。
まず、配信先からの配信設定要求に基づいて、情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1に配信制御情報を登録する(ステップS21)。配信制御情報の登録は、情報配信装置10側に登録設定用の画面を予め用意して、各配信先の情報受信装置20に設けられている設定入力部20A7、20B7、20C7、20α7、20N7からその登録設定用の画面をWebアクセスして設定する。または、情報配信装置10側で設定するようにしても良い。
次に、情報配信装置10の制御部10Bは、配信制御第1テーブル10E1から配信制御第2テーブル10E2を作成する(ステップS31)。つまり、図2に示す配信制御第1テーブル10E1から図3に示す配信制御第2テーブル10E2を作成する。尚、この日次処理(ステップS31)については後で詳述する。
続いて、制御部10Bの自動変換・配信先指定部10Fは、配信制御第2テーブル10E2に従い記事ファイル部10Aから配信記事情報を読み出し、設定された所定の体裁に整え、設定された文書フォーマットに変換して送信記事情報を作成する。こうして作成された送信記事情報が、記事情報送信部10Cから設定された各配信先に配信される(ステップS41)。図4は、基本的な動作手順を示すものであり、配信制御情報の登録後は、ステップS31,S41が実行されるだけである。
図5は、上記実施形態に係る配信制御情報の登録(図4のステップS21)手順を示すフローチャートである。
配信先には、それぞれ本情報配信システムにアクセスするための配信先専用のIDが付与されており、例えば、設定入力部20A7からこの配信先専用IDを入力して情報配信装置10のシステムにログインする(ステップS22)。すると、配信先の設定入力部20A7は、情報配信装置10から提供される配信制御第1テーブル10E1にアクセスすることができる(ステップS23)。配信先の設定入力部20A7は、配信制御テーブル10Eの第1テーブルの項目(記事種別、変換体裁、文書フォーマット、配信スケジュール種別の配信制御情報)を編集する(ステップS24)。配信先の設定入力部20A7は、編集が終わった配信制御情報を情報配信装置10の配信制御第1テーブル10E1に登録する(ステップS25)。その後、配信先がログアウトすると配信制御情報の登録が完了する(ステップS26)。ここでは、設定入力部20A7からの設定入力としたが、他の設定入力部からも同じように設定できる。
図6は、上記実施形態に係る日次処理(図4のステップS31)を示すフローチャートである。
日次処理は、予め定められた時刻に自動的に起動されるものであり、情報配信装置10の制御部10Bは、まず当日の日付(例えば、8月20日)を設定日付として取得する(ステップS32)。次に、制御部10Bは、8月20日に設定されている配信制御第1テーブル10E1から配信制御情報を読み込む(ステップS33)。制御部10Bは、読み込んだ配信制御情報から設定日付における記事種別毎の配信要否を示す配信制御第2テーブル10E2を作成する(ステップS34)。制御部10Bは、次に設定日付+1した日付を新たな設定日付(例えば、8月21日)とする(ステップS35)。設定日付が、システムで予め設定した「n」(n:正の整数値)以上の場合には、処理を終了し、「n」未満の場合には、ステップS33〜S35を繰り返し実行する。その結果、図3に示す8月20日〜8月26日の配信制御情報が作成される。
図7は、上記実施形態に係る配信処理(図4のステップS41)を示すフローチャートである。
配信元の情報配信装置10は、登録された記事情報を含む各種のニュース記事情報を取得すると(ステップS42)、各記事情報を解析し、記事種別を判定する。そして、記事種別に応じて記事情報を記憶ファイル部10Aに蓄積する(ステップS43)。
情報配信装置10の制御部10Bは、そこで得られた記事種別と同じ記事種別が配信制御第2テーブル10E2のレコードに存在するかを検索する(ステップS44)。配信制御第2テーブル10E2のレコードに同じ記事種別がある場合は、制御部10Bの自動変換・配信先指定部10Fは、配信制御第2テーブル10E2の配信制御情報を参照し、配信先に対応する体裁や文書フォーマットに記事情報を変換する(ステップS45)。配信制御第2テーブル10E2のレコードに同じ記事種別がなかった場合には、処理を終了する。
自動変換・配信先指定部10Fは、変換した記事情報に記事種別や用途情報を更に付加し、記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、配信記事情報を第2テーブルに設定される各配信先に向けて配信する(ステップS46)。配信終了後、自動変換・配信先指定部10Fは、配信制御第2テーブル10E2に他のレコードがあるかを検索し、あった場合にはステップS45、S46を繰り返し実行して、配信制御第2テーブル10E2に登録される設定日付の全ての配信記事情報を各配信先に送信して終了する。
ここで、自動変換・配信先指定部10Fによる配信処理について説明する。
例えば、図3の「世界の天気」を配信する場合について説明する。まず、新聞社Aに配信する場合、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10Aから一つの記事を読み出す。制御部10Bは、読み出した記事の記事情報を解析し、記事種別が「世界の天気」であると判断する。自動変換・配信先指定部10Fは、配信制御第2テーブル10E2から新聞社Aへ「世界の天気」の全データを標準文書フォーマット(NewsML(登録商標))で配信すると判断する。そして、自動変換・配信先指定部10Fは、その記事情報の全データを標準文書フォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、「世界の天気」の全データを標準文書フォーマットに変換された配信記事情報を新聞社Aの情報受信装置20Aに向けて送信する。
新聞社Aの情報受信装置20Aでは、受信部20A1が標準文書フォーマットの記事情報を受信する。受信した記事のうち、新聞紙面に掲載する記事とするため、第1変換部20A2では詳細電文に編集すると共にテキストフォーマットに変換して出力する。また、第2変換部20A3では、Webに掲載する記事とするため表体裁に編集すると共にHTMLフォーマットに変換して出力する。また、第3変換部20A4では、携帯サイトに掲載する記事とするため簡易表体裁に編集すると共にHTMLフォーマットに変換して出力する。
次に、新聞社Bに「世界の天気」を配信する場合、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10Aから一の記事を読み出す。読み出された記事は記事情報を解析され、記事種別が「世界の天気」であると判断される。自動変換・配信先指定部10Fは、新聞社Bへ「世界の天気」の標準電文をテキストフォーマットで配信、同じく「世界の天気」の表体裁をHTMLフォーマットで配信すると判断し、同じく「世界の天気」の簡易表体裁をHTMLフォーマットで配信すると判断する。そして、自動変換・配信先指定部10Fは、取得した「世界の天気」を標準電文に編集すると共にテキストフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。また、「世界の天気」を表体裁に編集すると共にHTMLフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。また、「世界の天気」を簡易表体裁に編集すると共にHTMLフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、テキストフォーマットの標準電文を新聞社Bの第1受信部20B1に向けて送信し、HTMLフォーマットの表体裁を第2受信部20B2に向けて送信し、HTMLフォーマットの簡易表体裁を第3受信部20B3に向けて送信する。新聞社Bの情報受信装置20Bでは、それぞれの受信部20B1,20B2,20B3で受信した記事情報を新聞、Web、携帯サイトのメディアに向けて出力する。
次に、新聞社Cに「世界の天気」を配信する場合、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10Aから一の記事を読み出す。読み出された記事は記事情報を解析され、記事種別が「世界の天気」であると判断される。自動変換・配信先指定部10Fは、新聞社Cへ「世界の天気」の標準電文をテキストフォーマットで配信すると判断し、同じく「世界の天気」の表体裁をHTMLフォーマットで配信すると判断する。そして、自動変換・配信先指定部10Fは、取得した「世界の天気」を標準電文に編集すると共にテキストフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。また、「世界の天気」を表体裁に編集すると共にHTMLフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、テキストフォーマットの標準電文を新聞社Cの第1受信部20C1に向けて送信し、HTMLフォーマットの表体裁を第2受信部20C2に向けて送信する。新聞社Cの情報受信装置20Cでは、それぞれの受信部20C1,20C2で受信した記事情報を新聞、Webのメディアに向けて出力する。
次に、放送局αに「世界の天気」を配信する場合、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10Aから一の記事を読み出す。読み出された記事は記事情報を解析され、記事種別が「世界の天気」であると判断される。自動変換・配信先指定部10Fは、放送局αへ「世界の天気」の表体裁をBMLフォーマットで配信すると判断する。そして、自動変換・配信先指定部10Fは、取得した「世界の天気」を表体裁に編集すると共にBMLフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、BMLフォーマットの表体裁を放送局αの情報受信装置20αに向けて送信する。放送局αの情報受信装置20αでは、第1受信部20α1で受信した記事情報を放送データとして出力する。
次に、企業Nに「世界の天気」を配信する場合、大量の記事情報を記憶する記憶ファイル部10Aから一の記事を読み出す。読み出された記事は記事情報を解析され、記事種別が「世界の天気」であると判断される。自動変換・配信先指定部10Fは、企業Nへ「世界の天気」の一行電文をテキストフォーマットで配信すると判断する。そして、自動変換・配信先指定部10Fは、取得した「世界の天気」を一行電文に編集すると共にテキストフォーマットに変換して記事情報送信部10Cに渡す。記事情報送信部10Cは、テキストフォーマットの一行電文を企業Nの情報受信装置20Nに向けて送信する。会社Nの情報受信装置20Nでは、第1受信部20N1で受信した記事情報をデジタルサイネージの掲載データとして出力する。
自動変換・配信先指定部10Fは、同様にして第2テーブルの「プロ野球成績」、「プロゴルフスコア」、‥の各記事情報を各配信先に向けて配信する。
次に、図8を用いて配信制御第1テーブル10E1に設定される配信制御情報の変更処理について説明する。
図8は、上記実施形態に係る配信制御第1テーブル10E1の配信制御情報の変更設定画面を示す図である。ここでは、各配信先の配信制御情報が示されており、記事種別11、変換体裁12、文書フォーマット13、配信スケジュール16といった項目毎に変更用のプルダウンボタンが表示されるようになっている。記事種別11、変換体裁12、文書フォーマット13、配信スケジュール16の設定内容は配信制御第2テーブル10E2と同一内容である。
例えば、新聞社Aの情報受信装置20Aに設けられている設定入力部20A7は、情報配信装置10の受信部10Dと例えばWebによって接続されている。そして、設定入力部20A7は、配信制御第1テーブル10E1を読み出す。設定入力部20A7に読み出された新聞社Aの配信制御情報には、記事種別11に対応する変換体裁12、文書フォーマット13、配信スケジュール16の日付毎に、変更用のプルダウンボタンが表示される。設定入力部20A7の操作者は、変更したい記事種別の変更したい項目のプルダウンボタンを操作して、配信制御情報の変更を設定する。新聞社Aによって設定された配信制御情報は、受信部10Dによって情報配信装置10に受信され、配信制御第1テーブル10E1に反映される。
例えば、設定入力部20A7の操作者は、「世界の天気」の文書フォーマットを標準文書フォーマットからテキストフォーマットに修正したい場合、該当部のプルダウンボタンを操作して、「テキスト」フォーマットを選択する。その後、変更登録操作を行うことにより、配信制御第1テーブル10E1が変更される。
以上のように本実施形態によれば、配信先毎に、配信する記事種別に応じた体裁及び文書フォーマットに関する制御テーブルを設けて、各配信先に開放するため、配信先からの変更要求を素早く処理することができ、配信元及び配信先の負担を軽減し、記事情報の配信を効率よく行うことができる。
また、配信制御第1テーブル10E1の内容に基づいて、配信情報の課金を簡単に算出することができる。即ち、配信制御第1テーブル10E1の体裁12と文書フォーマットからファイルの大きさを求めることが出来、配信スケジュール種別14から配信回数を得ることができる。それらの情報と予め設定した単価とを演算することにより配信情報の課金額が算出される。
さらに、上述の課金方式の他に、制御部10Bで配信する記事情報のパケット量を測定し、そのパケット量と予め設定した単価とを演算することにより課金額を算出することもできる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されず、発明の要旨を逸脱しない範囲において、設計変更して構わない。
10・・・情報配信装置
10A・・・記憶ファイル部
10B・・・制御部
10C・・・記事情報送信部
10D・・・受信部
10E1、10E2・・・配信制御テーブル
10F・・・自動変換・配信先指定部
20、20A、20B、20C、20α、20N・・・情報受信装置
20A1、20B1、20B2、20B3、20C1、20C2、20α1、20N1・・・受信部
20A2、20A3、20A4・・・変換部
20A7、20B7、20C7、20α7、20N7・・・設定入力部
30・・・ネットワーク
100・・・情報配信システム

Claims (5)

  1. 情報配信装置からネットワーク接続される複数の情報受信装置に記事情報を配信する情報配信システムであって、
    前記情報配信装置は、各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報が設定された配信制御テーブルを備え、この配信制御テーブルに従って配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換して配信先の前記情報受信装置に送信し、
    前記情報受信装置は、受信した前記配信情報をそのまま又は所定の変換処理を行って所定のメディアへ出力し、
    前記情報受信装置は、配信先専用IDを用いて、ネットワーク接続される前記情報配信装置へログオンし、前記配信制御情報を設定又は変更する設定入力手段を備え、
    前記情報配信装置は、前記設定入力手段からの入力に基づき前記配信制御テーブルの前記配信制御情報を設定又は変更することを特徴とする情報配信システム。
  2. 前記情報配信装置は、一又は複数の記事情報を解析し、各記事種別を判別する判別手段を備え、
    前記判別手段によって判別された記事種別と、前記配信制御テーブルに設定された前記配信制御情報の記事種別とを照合し、一致した場合に配信情報の体裁を整えると共に文書フォーマットを変換することを特徴とする請求項1に記載の情報配信システム。
  3. 前記情報配信装置は、前記情報受信装置に記事情報を配信する配信情報の課金額を算出する課金算出手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報配信システム。
  4. ネットワークに接続される複数の情報受信装置に対し記事情報を配信する情報配信装置であって、
    各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報が設定された配信制御テーブルを備え、この配信制御テーブルに従って配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換して配信先の前記情報受信装置に送信し、
    前記情報受信装置から配信先専用IDを用いて、ネットワーク接続される前記情報配信装置へログオンし、前記配信制御テーブルの前記配信制御情報の設定又は変更が入力された場合、前記配信制御テーブルの前記配信制御情報にその設定又は変更内容を反映することを特徴とする情報配信装置。
  5. ネットワークに接続される複数の情報受信装置に対し記事情報を配信する情報配信装置の情報配信プログラムであって、
    配信制御テーブルに各配信情報に対し少なくとも記事種別、体裁、文書フォーマット、配信スケジュールからなる配信制御情報を設定又は変更する機能と、
    前記配信制御テーブルの内容に基づき配信情報の体裁を整えると共に設定の文書フォーマットに変換する機能と、
    変換した前記配信情報を配信先の前記情報受信装置に配信する機能と、
    を具備することを特徴とするプログラム。
JP2009276597A 2009-12-04 2009-12-04 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム Pending JP2011118748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009276597A JP2011118748A (ja) 2009-12-04 2009-12-04 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009276597A JP2011118748A (ja) 2009-12-04 2009-12-04 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011118748A true JP2011118748A (ja) 2011-06-16

Family

ID=44283981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009276597A Pending JP2011118748A (ja) 2009-12-04 2009-12-04 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011118748A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08272826A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 文書加工方法および装置
JP2002123463A (ja) * 2000-07-28 2002-04-26 Seiko Epson Corp 情報を供給する方法及びシステム並びにプログラム
JP2004287300A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Hitachi Ltd 広告データ提供方法,広告配信方法,車載広告システム
JP2008117265A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Ns Solutions Corp ドキュメント配布システム及びドキュメント配布方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08272826A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Hitachi Ltd 文書加工方法および装置
JP2002123463A (ja) * 2000-07-28 2002-04-26 Seiko Epson Corp 情報を供給する方法及びシステム並びにプログラム
JP2004287300A (ja) * 2003-03-25 2004-10-14 Hitachi Ltd 広告データ提供方法,広告配信方法,車載広告システム
JP2008117265A (ja) * 2006-11-07 2008-05-22 Ns Solutions Corp ドキュメント配布システム及びドキュメント配布方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103002274B (zh) 一种基于离线下载的移动多媒体实时转码播放系统及方法
CN101611578B (zh) 构建和处理数据文件请求的方法
CN1812408B (zh) 用于传送多媒体系统中的数据的方法和系统
US20020032776A1 (en) Contents rating method
KR100801366B1 (ko) 정보 제공장치, 정보 이용장치, 정보 가공장치, 정보제공시스템, 정보 제공방법, 정보 이용방법 및 기록매체
CN101321262B (zh) 网络电视增值业务系统及实现业务组合的方法
EP1215605A1 (en) Contents distribution system
CN103379362A (zh) 视频点播方法和系统
CN101321025A (zh) 信息提供系统、装置、方法、信息接收装置和程序
CN202171946U (zh) 一种无线ktv点歌系统
CN101325685A (zh) 一种因特网网络电视业务系统频道混排的实现方法
EP1206097A2 (en) System and method for appending advertisement to music card, and corresponding storage medium
JP2004030327A (ja) コンテンツ関連情報提供装置及びコンテンツ関連情報提供方法、電子掲示板システム、並びにコンピュータ・プログラム
JP2001351021A (ja) 送信装置および方法、受信装置および方法、管理装置および方法、課金装置および方法、提供装置および方法、並びに記録媒体
CN101316147A (zh) 将多媒体内容在终端上进行呈现的装置和方法
JP5534579B2 (ja) コンテンツ放送システム及びコンテンツ放送方法
JP2004120493A (ja) イベント情報配信方法、及びイベント情報配信プログラム
CN102014140A (zh) 优化在推内容处理协议中传递的元数据的方法和系统
CN102271098A (zh) 联网方法和系统
EP1164504A2 (en) System for broadcasting requested pieces of music utilizing information system
CN101119455B (zh) 一种在手机电视中快速显示节目信息的方法
JP2011118748A (ja) 情報配信システム、情報配信装置及び情報配信プログラム
CN102017648A (zh) 元数据生成管理装置、元数据生成系统、元数据生成管理用集成电路、元数据生成管理方法及程序
JP2004364140A (ja) 再放送要求収集方法、放送コンテンツ再送出方法、放送コンテンツ再送出装置および放送コンテンツ再送出プログラム
JP2004070646A (ja) 情報端末装置、サーバ装置、コンテンツ配信システム、コンテンツの同時再生制限方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111206

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120427

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130301

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130628