JP2011118507A - 文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力可能な文字の種類を変更する操作を行うことなく、多種類の言語の文字を入力できるようにして、文章入力の効率化を図る。
【解決手段】文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、複数の候補文字を同心円状に表示する候補文字表示部6を設け、入力文字決定部8が、解除位置特定部7から出力された座標と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触解除位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、効率的な文字入力を実現する文字入力装置に関するものである。
例えば、以下の特許文献1には、文字の入力速度を高めることを目的とする文字入力装置が開示されている。
この文字入力装置では、下記に示す手段を実装することにより、上記の目的を達成している。
(1)一つの文字集合が割り付けられている代表文字を画面に複数表示するソフトウェアキーボード表示手段
(2)画面に表示されている複数の代表文字の中から任意の代表文字が選択されて、その代表文字の表示位置を始点とするドローイングが行われると、その始点の位置とドローイングの終点の位置とによって決まる線分の方向及び線分長を計算する線分計算手段
(3)代表文字に割り付けられている文字集合内の各文字の中から、線分計算手段により計算された線分の方向及び線分長をキーにして、文字を選択する文字選択手段
特開2005−018318号公報(請求項1、図8)
従来の文字入力装置は以上のように構成されているので、文字の入力速度を高めることができるが、多種類の言語の候補文字の中から、所望の言語の候補文字を選択するものではない。このため、例えば、平仮名の文字入力を行っているときに、英字や数字や記号などの文字入力が必要になると、入力可能な文字の種類を変更する操作が必要になり、文章の入力を効率的に行うことができないなどの課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、入力可能な文字の種類を変更する操作を行うことなく、多種類の言語の文字を入力できるようにして、文章を効率的に入力することができる文字入力装置を得ることを目的とする。
この発明に係る文字入力装置は、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネルに表示するキーボード表示手段と、文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶している候補文字記憶手段と、キーボード表示手段により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、接触位置特定手段により特定された接触位置に表示されている文字ボタンがあれば、文字記憶手段から上記文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、複数の候補文字を接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補文字表示手段とを設け、入力文字決定手段が、候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定手段により特定された接触解除位置に表示されている候補文字を入力文字に決定するようにしたものである。
この発明によれば、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネルに表示するキーボード表示手段と、文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶している候補文字記憶手段と、キーボード表示手段により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、接触位置特定手段により特定された接触位置に表示されている文字ボタンがあれば、文字記憶手段から上記文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、複数の候補文字を接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補文字表示手段とを設け、入力文字決定手段が、候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定手段により特定された接触解除位置に表示されている候補文字を入力文字に決定するように構成したので、入力可能な文字の種類を変更する操作を行うことなく、多種類の言語の文字を入力することができるようになり、文章を効率的に入力することができる効果がある。
この発明の実施の形態1による文字入力装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による文字入力装置の処理内容を示すフローチャートである。 ソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 「あ/A/1/@」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字の表示例を示す説明図である。 文字「B」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 文字「B4」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 「や/α/V/mm」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字の表示例を示す説明図である。 文字「B4よ」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 文字「B4ようしをしようする」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態2による文字入力装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による文字入力装置の処理内容を示すフローチャートである。 「か/E/5/!」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字の表示例を示す説明図である。 同心円状に表示されている候補単語の一例を示す説明図である。 文字「コピー」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 同心円状に表示されている候補単語の一例を示す説明図である。 文字「コピー用紙」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態3による文字入力装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3による文字入力装置の処理内容の一部を示すフローチャートである。 「おやゆずりのむてっぽうでこどものときからそんばかりしている」が入力された状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 文字列の変換結果が表示されている状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。 同心円状に表示されている再変換候補の一例を示す説明図である。 再変換された後のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による文字入力装置を示す構成図である。
図1において、ソフトウェアキーボード表示部1は例えばGPUなどの半導体チップを実装している画像処理回路であり、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する処理を実施する。なお、ソフトウェアキーボード表示部1はキーボード表示手段を構成している。
ここで、図3はソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。
図3において、例えば、「あ/A/1/@」や「か/E/5/!」などは、多種類の言語の候補文字が割り付けられている文字ボタンである。
例えば、「あ/A/1/@」の文字ボタンには、代表文字として、“あ”、“A”、“1”、“@”が表記されているが、候補文字として、“あ”、“い”、“う”、“え”、“お”などの平仮名、“A”、“B”、“C”、“D”などの英字、“1”、“2”、“3”、“4”などの数字、“@”、“.”、“,”、“/”などの記号が割り付けられている(図4を参照)
なお、「変換」と表記されている変換ボタンは、文字列の変換処理を実施する際に使用するキーであり、「確定」と表記されている確定ボタンは、文字入力を終了する際に使用するキーである。
候補文字記憶部2はソフトウェアキーボードに実装されている文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶しているメモリなどの記録媒体である。なお、候補文字記憶部2は候補文字記憶手段を構成している。
タッチパネル3は例えば液晶パネルなどの表示装置と、タッチパッドのような入力装置とが組み合わされている電子部品であり、例えば、ソフトウェアキーボードや候補文字などを表示する一方、ユーザの操作を受け付けるマンマシンインタフェースである。
接触位置特定部4は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を出力する処理を実施する。なお、接触位置特定部4は接触位置特定手段を構成している。
選択文字ボタン識別部5は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)と、ソフトウェアキーボード表示部1により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定し、その位置に表示されている文字ボタンがあれば、その文字ボタンの識別情報を出力する処理を実施する。
候補文字表示部6は例えばGPUなどの半導体チップを実装している画像処理回路であり、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字のうち、選択文字ボタン識別部5から出力された識別情報が示す文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、複数の候補文字を同心円状(接触位置特定部4により特定された位置を中心とする同心円)に表示する処理を実施する。
なお、選択文字ボタン識別部5及び候補文字表示部6から候補文字表示手段が構成されている。
解除位置特定部7は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を出力する処理を実施する。なお、解除位置特定部7は解除位置特定手段を構成している。
入力文字決定部8は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)が示す位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定する処理を実施する。なお、入力文字決定部8は入力文字決定手段を構成している。
入力文字記憶部9は入力文字決定部8により決定された入力文字を記憶するメモリなどの記録媒体である。
図1の例では、文字入力装置の構成要素であるソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7及び入力文字決定部8のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、文字入力装置がコンピュータで構成される場合、ソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7及び入力文字決定部8の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
図2はこの発明の実施の形態1による文字入力装置の処理内容を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態1では、入力文章が「B4ようしをしようする」である例を説明する。
まず、ソフトウェアキーボード表示部1は、図3に示すように、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
図3の例では、代表文字として、“あ”、“A”、“1”、“@”が表記されている「あ/A/1/@」の文字ボタンなどがソフトウェアキーボードに実装されているが、各文字ボタンの代表文字は、任意に設定することができるものとする。
ユーザは、ソフトウェアキーボード表示部1がソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示すると、入力文章が「B4ようしをしようする」である場合、最初に、文字「B」を入力する必要があるので、文字「B」が割り付けられている「あ/A/1/@」の文字ボタンを押下する。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を選択文字ボタン識別部5に出力する(ステップST2)。
ここでは、ユーザが「あ/A/1/@」の文字ボタンに触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力される。
選択文字ボタン識別部5は、接触位置特定部4からユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)を受けると、ソフトウェアキーボード表示部1からソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標(文字ボタンの左上を示す座標と、右下を示す座標)を取得する。
選択文字ボタン識別部5は、複数の文字ボタンの表示座標を取得すると、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)と複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定する(ステップST3)。
選択文字ボタン識別部5は、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあると判定すると、その文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する(ステップST4)。
ここでは、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力されているので、「あ/A/1/@」の文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する。
候補文字表示部6は、選択文字ボタン識別部5から「あ/A/1/@」の文字ボタンの識別情報を受けると、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字の中から、「あ/A/1/@」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得する。
例えば、「あ/A/1/@」の文字ボタンに対して、候補文字として、“あ”、“い”、“う”、“え”、“お”などの平仮名、“A”、“B”、“C”、“D”などの英字、“1”、“2”、“3”、“4”などの数字、“@”、“.”、“,”、“/”などの記号が割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補文字表示部6は、「あ/A/1/@」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得すると、図4に示すように、複数の候補文字を同心円状に表示する(ステップST5)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図4の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の候補文字がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、候補文字表示部6が複数の候補文字を同心円状に表示すると、文字「B」を入力するため、文字「B」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、文字「B」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を入力文字決定部8に出力する(ステップST6)。
ここでは、ユーザが文字「B」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から文字「B」の表示領域内の座標が出力される。
入力文字決定部8は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が候補文字表示部6により表示されている同心円の内部であれば(ステップST7)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる候補文字の表示領域を特定し、その候補文字を入力文字に決定する(ステップST8)。
入力文字決定部8は、入力文字を決定すると、その入力文字を入力文字記憶部9に格納するとともに、その入力文字をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ここでは、文字「B」が入力文字に決定された旨がソフトウェアキーボード表示部1に通知される。
入力文字決定部8は、座標(x2,y2)が示す位置が同心円の内部でなければ(ステップST7)、ユーザの操作ミスの可能性が高いので、同心円表示のキャンセル指令をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ソフトウェアキーボード表示部1は、入力文字決定部8から同心円表示のキャンセル指令を受けると、同心円状に表示されている複数の候補文字を消去し、改めて、図3のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
一方、入力文字決定部8から文字「B」が入力文字に決定された旨の通知を受けると、図5に示すように、上部の入力文字の欄に「B」が表記されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
ユーザは、ソフトウェアキーボード表示部1が図5のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示すると、入力文章が「B4ようしをしようする」である場合、この段階では、未だ文章の最後の文字まで入力されておらず、次に、文字「4」を入力する必要があるので、文字「4」が割り付けられている「あ/A/1/@」の文字ボタンを押下する。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を選択文字ボタン識別部5に出力する(ステップST2)。
ここでは、ユーザが「あ/A/1/@」の文字ボタンに触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力される。
選択文字ボタン識別部5は、接触位置特定部4からユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)を受けると、ソフトウェアキーボード表示部1からソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標を取得する。
選択文字ボタン識別部5は、複数の文字ボタンの表示座標を取得すると、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)と複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定する(ステップST3)。
選択文字ボタン識別部5は、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあると判定すると、その文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する(ステップST4)。
ここでは、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力されているので、「あ/A/1/@」の文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する。
候補文字表示部6は、選択文字ボタン識別部5から「あ/A/1/@」の文字ボタンの識別情報を受けると、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字の中から、「あ/A/1/@」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得する。
候補文字表示部6は、「あ/A/1/@」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得すると、図4に示すように、複数の候補文字を同心円状に表示する(ステップST5)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている「あ/A/1/@」の文字ボタンの表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図4の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の候補文字がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、候補文字表示部6が複数の候補文字を同心円状に表示すると、文字「4」を入力するため、文字「4」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、文字「4」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を入力文字決定部8に出力する(ステップST6)。
ここでは、ユーザが文字「4」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から文字「4」の表示領域内の座標が出力される。
入力文字決定部8は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が候補文字表示部6により表示されている同心円の内部であれば(ステップST7)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる候補文字の表示領域を特定し、その候補文字を入力文字に決定する(ステップST8)。
入力文字決定部8は、入力文字を決定すると、その入力文字を入力文字記憶部9に格納するとともに、その入力文字をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ここでは、文字「4」が入力文字に決定された旨がソフトウェアキーボード表示部1に通知される。
入力文字決定部8は、座標(x2,y2)が示す位置が同心円の内部でなければ(ステップST7)、ユーザの操作ミスの可能性が高いので、同心円表示のキャンセル指令をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ソフトウェアキーボード表示部1は、入力文字決定部8から同心円表示のキャンセル指令を受けると、同心円状に表示されている複数の候補文字を消去し、改めて、図5のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
一方、入力文字決定部8から文字「4」が入力文字に決定された旨の通知を受けると、図6に示すように、上部の入力文字の欄に「B4」が表記されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
ユーザは、ソフトウェアキーボード表示部1が図6のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示すると、入力文章が「B4ようしをしようする」である場合、この段階では、未だ文章の最後の文字まで入力されておらず、次に、文字「よ」を入力する必要があるので、文字「よ」が割り付けられている「や/α/V/mm」の文字ボタンを押下する。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を選択文字ボタン識別部5に出力する(ステップST2)。
ここでは、ユーザが「や/α/V/mm」の文字ボタンに触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力される。
選択文字ボタン識別部5は、接触位置特定部4からユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)を受けると、ソフトウェアキーボード表示部1からソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標を取得する。
選択文字ボタン識別部5は、複数の文字ボタンの表示座標を取得すると、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)と複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定する(ステップST3)。
選択文字ボタン識別部5は、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあると判定すると、その文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する(ステップST4)。
ここでは、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力されているので、「や/α/V/mm」の文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する。
候補文字表示部6は、選択文字ボタン識別部5から「や/α/V/mm」の文字ボタンの識別情報を受けると、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字の中から、「や/α/V/mm」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得する。
例えば、「や/α/V/mm」の文字ボタンに対して、候補文字として、“や”、“ゆ”、“よ”などの平仮名、“α”、“β”、“γ”、“δ”などのギリシャ文字、“V”、“VI”、“VII”、“VIII”などのアラビア数字、“mm”、“cm”、“km”、“mg”などの単位記号が割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補文字表示部6は、「や/α/V/mm」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得すると、図7に示すように、複数の候補文字を同心円状に表示する(ステップST5)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図7の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の候補文字がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、候補文字表示部6が複数の候補文字を同心円状に表示すると、文字「よ」を入力するため、文字「よ」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、文字「よ」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を入力文字決定部8に出力する(ステップST6)。
ここでは、ユーザが文字「よ」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から文字「よ」の表示領域内の座標が出力される。
入力文字決定部8は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が候補文字表示部6により表示されている同心円の内部であれば(ステップST7)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる候補文字の表示領域を特定し、その候補文字を入力文字に決定する(ステップST8)。
入力文字決定部8は、入力文字を決定すると、その入力文字を入力文字記憶部9に格納するとともに、その入力文字をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ここでは、文字「よ」が入力文字に決定された旨がソフトウェアキーボード表示部1に通知される。
入力文字決定部8は、座標(x2,y2)が示す位置が同心円の内部でなければ(ステップST7)、ユーザの操作ミスの可能性が高いので、同心円表示のキャンセル指令をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ソフトウェアキーボード表示部1は、入力文字決定部8から同心円表示のキャンセル指令を受けると、同心円状に表示されている複数の候補文字を消去し、改めて、図6のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
一方、入力文字決定部8から文字「よ」が入力文字に決定された旨の通知を受けると、図8に示すように、上部の入力文字の欄に「B4よ」が表記されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST1)。
以下、文章の最後の文字の入力が終わるまで、ステップST1〜ST9の処理を繰り返し実施する。
即ち、文字「う」「し」「を」「し」「よ」「う」「す」「る」の文字入力を上述した手順で実施する。
ユーザは、文章の最後の文字の入力が終わり(図9を参照)、「確定」と表記されている確定ボタンを押下すると、最終的に文字入力が終了する。
以上で明らかなように、この実施の形態1によれば、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示するソフトウェアキーボード表示部1と、文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶している候補文字記憶部2と、ソフトウェアキーボード表示部1により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す接触位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定し、その接触位置に表示されている文字ボタンがあれば、その文字ボタンの識別情報を出力する選択文字ボタン識別部5と、選択文字ボタン識別部5から出力された識別情報が示す文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、複数の候補文字を同心円状に表示する候補文字表示部6とを設け、入力文字決定部8が、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)が示す接触解除位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定するように構成したので、入力可能な文字の種類を変更する操作を行うことなく、多種類の言語の文字を入力することができるようになり、文章を効率的に入力することができる効果を奏する。
即ち、ソフトウェアキーボードに実装されている1つの文字ボタンに対して、様々な言語の文字を関連付けることが可能になるため、例えば、和文入力の途中で英文や数字や記号などが必要になった場合でも、文字の種類を変更する操作を行うことなく、ストレスフリーで文章入力が可能になる。
実施の形態2.
図10はこの発明の実施の形態2による文字入力装置を示す構成図であり、図において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
候補単語記憶部11は候補文字記憶部2により記憶されている候補文字を頭文字とする候補単語を少なくとも1以上記憶しているメモリなどの記録媒体である。なお、候補単語記憶部11は候補単語記憶手段を構成している。
位置変化検知部12は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている候補文字がある場合、接触位置特定部4により特定された位置が規定時間以上連続して変化していないことを検知する処理を実施する。
候補単語表示部13は例えばGPUなどの半導体チップを実装している画像処理回路であり、位置変化検知部12により位置が規定時間以上連続して変化していないことが検知されると、候補単語記憶部11から上記候補文字を頭文字とする1以上の候補単語を取得して、1以上の候補単語を同心円状(接触位置特定部4により特定された位置を中心とする同心円)に表示する処理を実施する。
なお、位置変化検知部12及び候補単語表示部13から候補単語表示手段が構成されている。
入力単語決定部14は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、候補単語表示部13により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている候補単語を入力単語に決定する処理を実施する。なお、入力単語決定部14は入力単語決定手段を構成している。
図10の例では、文字入力装置の構成要素であるソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7、入力文字決定部8、位置変化検知部12、候補単語表示部13及び入力単語決定部14のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、文字入力装置がコンピュータで構成される場合、ソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7、入力文字決定部8、位置変化検知部12、候補単語表示部13及び入力単語決定部14の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
図11はこの発明の実施の形態2による文字入力装置の処理内容を示すフローチャートである。
上記実施の形態1では、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す接触位置に表示されている文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を同心円状に表示し、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)が示す接触解除位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定するものについて示したが、この実施の形態2では、候補文字を頭文字とする1以上の候補単語を同心円状に表示して、所望の候補単語を選択できる機能を追加している。
以下、具体的な処理内容を説明する。
この実施の形態2では、入力文章が「コピー用紙」である例を説明する。
まず、ソフトウェアキーボード表示部1は、図3に示すように、複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST11)。
ユーザは、ソフトウェアキーボード表示部1がソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示すると、入力文章が「コピー用紙」である場合、最初に、文字「コ」を入力する必要があるので、文字「こ」が割り付けられている「か/E/5/!」の文字ボタンを押下する。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を選択文字ボタン識別部5に出力する(ステップST12)。
ここでは、ユーザが「か/E/5/!」の文字ボタンに触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「か/E/5/!」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力される。
選択文字ボタン識別部5は、接触位置特定部4からユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)を受けると、ソフトウェアキーボード表示部1からソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標(文字ボタンの左上を示す座標と、右下を示す座標)を取得する。
選択文字ボタン識別部5は、複数の文字ボタンの表示座標を取得すると、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)と複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定する(ステップST13)。
選択文字ボタン識別部5は、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあると判定すると、その文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する(ステップST14)。
ここでは、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「か/E/5/!」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力されているので、「か/E/5/!」の文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する。
候補文字表示部6は、選択文字ボタン識別部5から「か/E/5/!」の文字ボタンの識別情報を受けると、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字の中から、「か/E/5/!」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得する。
例えば、「か/E/5/!」の文字ボタンに対して、候補文字として、“か”、“き”、“く”、“け”、“こ”などの平仮名、“E”、“F”、“G”、“H”などの英字、“5”、“6”、“7”、“8”などの数字、“!”、“#”、“$”、“&”などの記号が割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補文字表示部6は、「か/E/5/!」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得すると、図12に示すように、複数の候補文字を同心円状に表示する(ステップST15)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている「か/E/5/!」の文字ボタンの表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図12の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の候補文字がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、候補文字表示部6が複数の候補文字を同心円状に表示すると、文字「コ」を入力するため、文字「こ」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、文字「こ」が表示されている位置を規定時間(例えば、1秒)以上触れるようにする。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を位置変化検知部12に出力する。
ここでは、ユーザが文字「こ」が表示されている位置で触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から文字「こ」の表示領域内の座標が出力される。
位置変化検知部12は、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている候補文字がある場合、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間(例えば、1秒)以上連続して変化していないかどうかを判別する(ステップST16)。
ここでは、ユーザが文字「こ」が表示されている位置を規定時間(例えば、1秒)以上触れているので、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間(例えば、1秒)以上連続して変化していないことを検知する。
候補単語表示部13は、位置変化検知部12が、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間以上連続して変化していないことを検知すると、候補単語記憶部11から、座標(x1,y1)が示す位置に表示されている文字「こ」を頭文字とする1以上の候補単語を取得する。
例えば、文字「こ」を頭文字とする候補単語として、“こんぶ”、“子”、“コール”、“子供”、“こえ”、“小”、“コピー”、“個人”などが割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補単語表示部13は、文字「こ」を頭文字とする1以上の候補単語を取得すると、図13に示すように、複数の候補単語を同心円状に表示する(ステップST17)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている文字「こ」の表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図13の例では、図12の候補文字の上に候補単語が重なるように表示されている。
なお、候補単語を表示する順番は特に問わないが、例えば、過去に選択された回数が多いほど、同心円の中心に近い位置に表示されるようにしてもよい。
ユーザは、候補単語表示部13が1以上の候補単語を同心円状に表示すると、単語「コピー」を入力するため、単語「コピー」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、単語「コピー」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を入力単語決定部14に出力する(ステップST18)。
ここでは、ユーザが単語「コピー」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から単語「コピー」の表示領域内の座標が出力される。
入力単語決定部14は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が候補単語表示部13により表示されている同心円の内部であれば(ステップST19)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている1以上の候補単語の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる候補単語の表示領域を特定し、その候補単語を入力文字に決定する(ステップST20)。
入力単語決定部14は、入力文字を決定すると、その入力文字を入力文字記憶部9に格納するとともに、その入力文字をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ここでは、単語「コピー」が入力文字に決定された旨がソフトウェアキーボード表示部1に通知される。
入力単語決定部14は、座標(x2,y2)が示す位置が同心円の内部でなければ、同心円表示のキャンセル指令をソフトウェアキーボード表示部1に通知する(ステップST21)。
ソフトウェアキーボード表示部1は、入力単語決定部14から同心円表示のキャンセル指令を受けると、同心円状に表示されている複数の候補文字を消去し、改めて、図3のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST11)。
一方、入力単語決定部14から単語「コピー」が入力文字に決定された旨の通知を受けると、図14に示すように、上部の入力文字の欄に「コピー」が表記されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST11)。
ユーザは、ソフトウェアキーボード表示部1が図14のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示すると、入力文章が「コピー用紙」である場合、この段階では、未だ文章の最後の文字まで入力されておらず、次に、文字「用」を入力する必要があるので、文字「よ」が割り付けられている「や/α/V/mm」の文字ボタンを押下する。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を選択文字ボタン識別部5に出力する(ステップST12)。
ここでは、ユーザが「や/α/V/mm」の文字ボタンに触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力される。
選択文字ボタン識別部5は、接触位置特定部4からユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)を受けると、ソフトウェアキーボード表示部1からソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの表示座標を取得する。
選択文字ボタン識別部5は、複数の文字ボタンの表示座標を取得すると、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)と複数の文字ボタンの表示座標とを比較することで、ソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあるか否かを判定する(ステップST13)。
選択文字ボタン識別部5は、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置に表示されている文字ボタンがあると判定すると、その文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する(ステップST14)。
ここでは、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示領域内の座標が出力されているので、「や/α/V/mm」の文字ボタンの識別情報を候補文字表示部6に出力する。
候補文字表示部6は、選択文字ボタン識別部5から「や/α/V/mm」の文字ボタンの識別情報を受けると、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字の中から、「や/α/V/mm」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得する。
例えば、「や/α/V/mm」の文字ボタンに対して、候補文字として、“や”、“ゆ”、“よ”などの平仮名、“α”、“β”、“γ”、“δ”などのギリシャ文字、“V”、“VI”、“VII”、“VIII”などのアラビア数字、“mm”、“cm”、“km”、“mg”などの単位記号が割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補文字表示部6は、「や/α/V/mm」の文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得すると、図7に示すように、複数の候補文字を同心円状に表示する(ステップST15)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている「や/α/V/mm」の文字ボタンの表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図7の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の候補文字がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、候補文字表示部6が複数の候補文字を同心円状に表示すると、文字「用」を入力するため、文字「よ」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、文字「よ」が表示されている位置を規定時間(例えば、1秒)以上触れるようにする。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を位置変化検知部12に出力する。
ここでは、ユーザが文字「よ」が表示されている位置で触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から文字「よ」の表示領域内の座標が出力される。
位置変化検知部12は、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている候補文字がある場合、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間(例えば、1秒)以上連続して変化していないかどうかを判別する(ステップST16)。
ここでは、ユーザが文字「よ」が表示されている位置を規定時間(例えば、1秒)以上触れているので、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間(例えば、1秒)以上連続して変化していないことを検知する。
候補単語表示部13は、位置変化検知部12が、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が規定時間以上連続して変化していないことを検知すると、候補単語記憶部11から、座標(x1,y1)が示す位置に表示されている文字「よ」を頭文字とする1以上の候補単語を取得する。
例えば、文字「よ」を頭文字とする候補単語として、“ヨガ”、“世”、“予定表”、“横浜”、“ヨーロッパ”、“余”、“要注意”、“用紙”などが割り付けられていれば、これらの候補文字を取得する。
候補単語表示部13は、文字「よ」を頭文字とする1以上の候補単語を取得すると、図15に示すように、複数の候補単語を同心円状に表示する(ステップST17)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(文字「よ」の表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図15の例では、図12の候補文字の上に候補単語が重なるように表示されている。
ユーザは、候補単語表示部13が1以上の候補単語を同心円状に表示すると、単語「用紙」を入力するため、単語「用紙」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、単語「コピー」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を入力単語決定部14に出力する(ステップST18)。
ここでは、ユーザが単語「用紙」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から単語「用紙」の表示領域内の座標が出力される。
入力単語決定部14は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が候補単語表示部13により表示されている同心円の内部であれば(ステップST19)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている1以上の候補単語の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる候補単語の表示領域を特定し、その候補単語を入力文字に決定する(ステップST20)。
入力単語決定部14は、入力文字を決定すると、その入力文字を入力文字記憶部9に格納するとともに、その入力文字をソフトウェアキーボード表示部1に通知する。
ここでは、単語「用紙」が入力文字に決定された旨がソフトウェアキーボード表示部1に通知される。
入力単語決定部14は、座標(x2,y2)が示す位置が同心円の内部でなければ、同心円表示のキャンセル指令をソフトウェアキーボード表示部1に通知する(ステップST21)。
ソフトウェアキーボード表示部1は、入力単語決定部14から同心円表示のキャンセル指令を受けると、同心円状に表示されている複数の候補文字を消去し、改めて、図14のソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST11)。
一方、入力単語決定部14から単語「用紙」が入力文字に決定された旨の通知を受けると、図16に示すように、上部の入力文字の欄に「コピー用紙」が表記されているソフトウェアキーボードをタッチパネル3に表示する(ステップST11)。
このようにして、文章の最後の文字の入力が終わり、ユーザが「確定」と表記されている確定ボタンを押下すると、最終的に文字入力が終了する。
この実施の形態2では、入力文章が「コピー用紙」であり、2つの単語「コピー」「用紙」のみから構成されているが、例えば、「コピーの用紙が不足」のように、「の」や「が」などの文字が含まれていれば、これらの文字は、上記実施の形態1と同様の手順で入力する。
即ち、文字「の」を入力する場合、図11のステップST15で、“な”、“に”、“ぬ”、“ね”、“の”などの候補文字が表示されたのち、“の”が表示されている位置まで指を移動し、その位置を規定時間以上連続して触れることなく(ステップST16)、その位置で指を離せば、文字「の」を入力することができる。
以上で明らかなように、この実施の形態2によれば、候補文字記憶部2により記憶されている候補文字を頭文字とする候補単語を少なくとも1以上記憶している候補単語記憶部11と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている候補文字があり、接触位置特定部4により特定された位置が規定時間以上連続して変化していなければ、候補単語記憶部11から上記候補文字を頭文字とする1以上の候補単語を取得して、1以上の候補単語を接触位置特定部4により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補単語表示部13とを設け、入力単語決定部14が、候補単語表示部13により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている候補単語を入力単語に決定するように構成したので、簡単な単語入力が可能になり、更に文章を効率的に入力することができる効果を奏する。
実施の形態3.
図17はこの発明の実施の形態3による文字入力装置を示す構成図であり、図において、図10と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
文字列変換部21は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、入力文字決定部14により複数の入力文字が決定されると、複数の入力文字からなる文字列の変換処理を実施して、少なくとも1以上の変換候補からなる文字列の変換結果をタッチパネル3に表示する処理を実施する。なお、文字列変換部21は文字列変換手段を構成している。
再変換候補表示部22は例えばGPUなどの半導体チップを実装している画像処理回路であり、文字列変換部21により表示されている1以上の変換候補の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている変換候補があれば、その変換候補に係る1以上の再変換候補を同心円状(接触位置特定部4により特定された位置を中心とする同心円)に表示する処理を実施する。なお、再変換候補表示部22は再変換候補表示手段を構成している。
再変換部23は例えばCPUなどを実装している半導体集積回路、あるいは、ワンチップマイコンなどから構成されており、再変換候補表示部22により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている再変換候補を最終的な変換結果に確定する処理を実施する。なお、再変換部23は再変換手段を構成している。
図17の例では、文字入力装置の構成要素であるソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7、入力文字決定部8、位置変化検知部12、候補単語表示部13、入力単語決定部14、文字列変換部21、再変換候補表示部22及び再変換部23のそれぞれが専用のハードウェアで構成されているものを想定しているが、文字入力装置がコンピュータで構成される場合、ソフトウェアキーボード表示部1、接触位置特定部4、選択文字ボタン識別部5、候補文字表示部6、解除位置特定部7、入力文字決定部8、位置変化検知部12、候補単語表示部13、入力単語決定部14、文字列変換部21、再変換候補表示部22及び再変換部23の処理内容を記述しているプログラムをコンピュータのメモリに格納し、当該コンピュータのCPUが当該メモリに格納されているプログラムを実行するようにしてもよい。
図18はこの発明の実施の形態3による文字入力装置の処理内容の一部を示すフローチャートである。
次に動作について説明する。
この実施の形態3では、入力文章が「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」である例を説明する。
ただし、ここでは、平仮名のみからなる文章「おやゆずりのむてっぽうでこどものときからそんばかりしている」が、既に上記実施の形態1と同様の手順で入力されているものとする(図19を参照)。
文字列変換部21は、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が変換ボタンの表示領域内の座標であれば(ステップST31)、文字列の変換要求であると認識し、入力文章「おやゆずりのむてっぽうでこどものときからそんばかりしている」の変換処理を実施する(ステップST32)。
そして、文字列変換部21は、少なくとも1以上の変換候補からなる文字列の変換結果をタッチパネル3に表示する(ステップST33)。
図20は文字列の変換結果が表示されている状態のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図である。
図20では、5個の変換候補からなる文字列の変換結果が表示されており、「むてっぽうで」の部分が正しく変換できていない例を示している。
このため、ユーザは、「むてっぽうで」の部分を再変換するため、変換候補「むてっぽうで」が表示されている位置に触れるようにする。
接触位置特定部4は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触を検知することで、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x1,y1)を再変換候補表示部22に出力する。
ここでは、ユーザが変換候補「むてっぽうで」が表示されている位置で触れているので、ユーザが触れているタッチパネル3上の位置を示す座標(x1,y1)として、接触位置特定部4から変換候補「むてっぽうで」の表示領域内の座標が出力される。
再変換候補表示部22は、接触位置特定部4により出力された座標(x1,y1)が変換候補「むてっぽうで」の表示領域内の座標であれば(ステップST34)、図21に示すように、その変換候補に係る1以上の再変換候補を同心円状に表示する(ステップST35)。
この同心円の中心は、接触位置特定部4により特定された位置(ユーザが触れている変換候補「むてっぽうで」の表示位置)であり、現在もユーザが触れている位置である。
図21の例では、ソフトウェアキーボードが一時的に消去されて、複数の再変換候補(“MUTEPPOUDE”、“無鉄砲で”、“ムテッポウデ”など)がタッチパネル3に表示されている。
ユーザは、再変換候補表示部22が1以上の再変換候補を同心円状に表示すると、複数の再変換候補の中で、再変換候補「無鉄砲で」が正しい変換結果であるため、再変換候補「無鉄砲で」が表示されている位置まで、タッチパネル3に触れている指(あるいは、タッチペンなど)を移動し(接触状態を維持したまま移動)、再変換候補「無鉄砲で」が表示されている位置で指を離すようにする。
解除位置特定部7は、タッチパネル3を構成しているタッチパッドと連動して、タッチパネル3に対するユーザの接触解除を検知して、タッチパネル3に対するユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を特定し、その位置を示す座標(x2,y2)を再変換部23に出力する(ステップST36)。
ここでは、ユーザが再変換候補「無鉄砲で」が表示されている位置で指を離しているので、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)として、解除位置特定部7から再変換候補「無鉄砲で」の表示領域内の座標が出力される。
再変換部23は、解除位置特定部7からユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)を受けると、その座標(x2,y2)が示す位置が再変換候補表示部22により表示されている同心円の内部であれば(ステップST37)、ユーザの接触が解除されたタッチパネル3上の位置を示す座標(x2,y2)と同心円状に表示されている1以上の再変換候補の表示座標とを比較することで、その座標(x2,y2)が含まれる再変換候補の表示領域を特定し、その再変換候補を最終的な変換結果に確定する(ステップST38)。
上記のようにして、変換結果が確定し、ユーザが「確定」と表記されている確定ボタンを押下すると(ステップST39)、最終的に文字入力が終了する。
図22は再変換された後のソフトウェアキーボードの一例を示す説明図であり、「親譲りの無鉄砲で子供の時から損ばかりしている」の文章が表示されている。
以上で明らかなように、この実施の形態3によれば、入力文字決定部14により複数の入力文字が決定されると、複数の入力文字からなる文字列の変換処理を実施して、少なくとも1以上の変換候補からなる文字列の変換結果をタッチパネル3に表示する文字列変換部21と、文字列変換部21により表示されている1以上の変換候補の中で、接触位置特定部4により特定された位置に表示されている変換候補があれば、その変換候補に係る1以上の再変換候補を同心円状(接触位置特定部4により特定された位置を中心とする同心円)に表示する再変換候補表示部22とを設け、再変換部23が、再変換候補表示部22により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている再変換候補を最終的な変換結果に確定するように構成したので、文字列の変換処理を素早く完了することができる効果を奏する。
実施の形態4.
上記実施の形態1では、入力文字決定部8が、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、解除位置特定部7から出力された座標(x2,y2)が示す接触解除位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定するものについて示したが、候補文字表示部6により複数の候補文字が同心円状に表示されたのち、ユーザがタッチパネル3から指を一旦離し、ユーザが複数の候補文字の中から、所望の候補文字を選択するようにしてもよい。
この場合、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、ユーザが触れている候補文字のタッチパネル上の位置を特定する必要がある。
そこで、入力文字決定部8は、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)と、候補文字表示部6により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す接触位置に表示されている候補文字を特定し、その候補文字を入力文字に決定するようにする。
また、上記実施の形態2では、入力単語決定部14が、候補単語表示部13により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている候補単語を入力単語に決定するものについて示したが、候補単語表示部13により1以上の候補単語が同心円状に表示されたのち、ユーザがタッチパネル3から指を一旦離し、ユーザが1以上の候補単語の中から、所望の候補単語を選択するようにしてもよい。
この場合、候補単語表示部13により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、ユーザが触れている候補単語のタッチパネル上の位置を特定する必要がある。
そこで、入力単語決定部14は、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)と、候補単語表示部13により同心円状に表示されている複数の候補文字の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す接触位置に表示されている候補単語を特定し、その候補単語を入力単語に決定するようにする。
また、上記実施の形態3では、再変換部23が、再変換候補表示部22により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、解除位置特定部7により特定された位置に表示されている再変換候補を最終的な変換結果に確定するものについて示したが、再変換候補表示部22により複数の再変換候補が同心円状に表示されたのち、ユーザがタッチパネル3から指を一旦離し、ユーザが複数の再変換候補の中から、所望の再変換候補を選択するようにしてもよい。
この場合、再変換候補表示部22により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、ユーザが触れている再変換候補のタッチパネル上の位置を特定する必要がある。
そこで、再変換部23は、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)と、再変換候補表示部22により同心円状に表示されている複数の再変換候補の表示座標とを比較することで、同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、接触位置特定部4から出力された座標(x1,y1)が示す接触位置に表示されている再変換候補を特定し、その再変換候補を最終的な変換結果に確定するようにする。
1 ソフトウェアキーボード表示部(キーボード表示手段)、2 候補文字記憶部(候補文字記憶手段)、3 タッチパネル、4 接触位置特定部(接触位置特定手段)、5 選択文字ボタン識別部(候補文字表示手段)、6 候補文字表示部(候補文字表示手段)、7 解除位置特定部(解除位置特定手段)、8 入力文字決定部(入力文字決定手段)、9 入力文字記憶部、11 候補単語記憶部(候補単語記憶手段)、12 位置変化検知部(候補単語表示手段)、13 候補単語表示部(候補単語表示手段)、14 入力単語決定部(入力単語決定手段)、21 文字列変換部(文字列変換手段)、22 再変換候補表示部(再変換候補表示手段)、23 再変換部(再変換手段)。

Claims (6)

  1. 複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネルに表示するキーボード表示手段と、上記文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶している候補文字記憶手段と、上記タッチパネルに対するユーザの接触を検知して、上記ユーザが触れているタッチパネル上の位置を特定する接触位置特定手段と、上記キーボード表示手段により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、上記接触位置特定手段により特定された位置に表示されている文字ボタンがあれば、上記文字記憶手段から上記文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、上記複数の候補文字を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補文字表示手段と、上記タッチパネルに対するユーザの接触解除を検知して、上記タッチパネルに対するユーザの接触が解除されたタッチパネル上の位置を特定する解除位置特定手段と、上記候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、上記解除位置特定手段により特定された位置に表示されている候補文字を入力文字に決定する入力文字決定手段とを備えた文字入力装置。
  2. 候補文字記憶手段により記憶されている候補文字を頭文字とする候補単語を少なくとも1以上記憶している候補単語記憶手段と、候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定手段により特定された位置に表示されている候補文字があり、上記接触位置特定手段により特定された位置が規定時間以上連続して変化していなければ、上記候補単語記憶手段から上記候補文字を頭文字とする1以上の候補単語を取得して、1以上の候補単語を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補単語表示手段と、上記候補単語表示手段により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、解除位置特定手段により特定された位置に表示されている候補単語を入力単語に決定する入力単語決定手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
  3. 入力文字決定手段により複数の入力文字が決定されると、複数の入力文字からなる文字列の変換処理を実施して、少なくとも1以上の変換候補からなる文字列の変換結果をタッチパネルに表示する文字列変換手段と、上記文字列変換手段により表示されている1以上の変換候補の中で、接触位置特定手段により特定された位置に表示されている変換候補があれば、上記変換候補に係る1以上の再変換候補を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する再変換候補表示手段と、上記再変換候補表示手段により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、解除位置特定手段により特定された位置に表示されている再変換候補を最終的な変換結果に確定する再変換手段とを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の文字入力装置。
  4. 複数の文字ボタンが実装されているソフトウェアキーボードをタッチパネルに表示するキーボード表示手段と、上記文字ボタンに割り付けられている多種類の言語の候補文字を複数記憶している候補文字記憶手段と、上記タッチパネルに対するユーザの接触を検知して、上記ユーザが触れているタッチパネル上の位置を特定する接触位置特定手段と、上記キーボード表示手段により表示されているソフトウェアキーボード上の複数の文字ボタンの中で、上記接触位置特定手段により特定された位置に表示されている文字ボタンがあれば、上記文字記憶手段から上記文字ボタンに割り付けられている複数の候補文字を取得して、上記複数の候補文字を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補文字表示手段と、上記候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、上記接触位置特定手段により特定された位置に表示されている候補文字を入力文字に決定する入力文字決定手段とを備えた文字入力装置。
  5. 候補文字記憶手段により記憶されている候補文字を頭文字とする候補単語を少なくとも1以上記憶している候補単語記憶手段と、候補文字表示手段により同心円状に表示されている複数の候補文字の中で、接触位置特定手段により特定された位置に表示されている候補文字があり、上記接触位置特定手段により特定された位置が規定時間以上連続して変化していなければ、上記候補単語記憶手段から上記候補文字を頭文字とする1以上の候補単語を取得して、1以上の候補単語を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する候補単語表示手段と、上記候補単語表示手段により同心円状に表示されている1以上の候補単語の中で、上記接触位置特定手段により特定された位置に表示されている候補単語を入力単語に決定する入力単語決定手段とを設けたことを特徴とする請求項4記載の文字入力装置。
  6. 入力文字決定手段により複数の入力文字が決定されると、複数の入力文字からなる文字列の変換処理を実施して、少なくとも1以上の変換候補からなる文字列の変換結果をタッチパネルに表示する文字列変換手段と、上記文字列変換手段により表示されている1以上の変換候補の中で、接触位置特定手段により特定された位置に表示されている変換候補があれば、上記変換候補に係る1以上の再変換候補を上記接触位置特定手段により特定された位置を中心とする同心円状に表示する再変換候補表示手段と、上記再変換候補表示手段により同心円状に表示されている複数の再変換候補の中で、上記接触位置特定手段により特定された位置に表示されている再変換候補を最終的な変換結果に確定する再変換手段とを設けたことを特徴とする請求項4または請求項5記載の文字入力装置。
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