JP2011118293A - 計画実行支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】場所や時間の制約を受けることなく精神的な自己実現を可能とする技術を提供すること。
【解決手段】サーバー及びユーザー端末を備える計画実行支援システムであって、サーバーは、被支援者の立てた計画に関する計画情報を記憶する計画記憶部と、計画情報を、被支援者が操作するユーザー端末からネットワークを介して受信し、計画記憶部に書き込む計画受付部と、計画記憶部に書き込まれた計画情報に基づいて、計画の実行を催促するためにユーザー端末が行うべき処理を定義した実行催促定義情報を生成し、ユーザー端末に送信する実行催促部と、を備え、ユーザー端末は、サーバーに対し計画情報を送信し、サーバーから実行催促定義情報を受信する送受信部と、受信された実行催促定義情報に基づいて、ユーザーに対し計画の実行を促す処理を実行する実行催促部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、計画を立て又は実行しようとする者を支援するための技術に関する。
人間は様々な不安や悩みを克服して、自分にとって最高の人生を実現させ、しかも自己実現を図ることができることを望んでいる。人間は物事を判断し、思考することのできることを何千年もの間悩み、恐怖や飢餓等の生活上の不安を乗り越え、自己実現の人生を求めてきた。
人間の歴史を紐解いてみると、洋の東西を問わず、宗教という精神文化を創造し、宗教によって最高の人生が実現すると考えてきたと言っても過言ではない。一方、宗教とは別に、科学技術の目覚ましい発展によって、充実した人生を享受しつつあることも事実である。特に、ここ100余年で人間の生活様式は一変し、過去数千年の間には人間が経験したことのないほど物質的に豊かで自由な生活が保障されるようになってきた。すなわち、釈迦が言う「生老病死」、つまり生まれること、老いること、病にかかること、死ぬことに対する不安もなくなると共に、アブラハム・マズローが指摘する精神的な自己実現を求める社会環境になってきているといえる。
このような社会環境の変化により、精神的な自己実現に対する欲求が近年急激に増大しているにもかかわらず、このような欲求に対して満足に応じることのできる者は大変少ない。また、欲求が急激に増大しているとはいえ、精神的な自己実現に関する社会的な理解は未だ乏しく、このような欲求に応じるための場も、現代の社会では多くは提供されていない。そのため、精神的な自己実現に関して教授できる者が近くにいるような恵まれた環境にある者以外は、精神的な自己実現に対する欲求が大きいにも拘わらず、どのようにすべきか教授を受けることが難しい。
このような問題に対し、例えば特許文献1に開示されているように遠隔地においても学習講座用コンテンツに基づいて受講を行うことを可能とするシステムが提案されている。
特開2002−341737号公報
しかしながら、確かに特許文献1に開示されたシステムを用いることによって場所及び時間に制約を受けることなく講座を受講することは可能となったが、単にシステムから流れる講座を受講するのみでは精神的な自己実現を図ることは困難であった。すなわち、国語や数学等の一般的な授業で取り扱われる問題とは異なり、精神的な自己実現を図ることは単に受け身で授業を受けることのみでは困難であり、従来のようなシステムでは実現できないという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、場所や時間の制約を受けることなく精神的な自己実現を可能とする技術を提供することを目的としている。より具体的には、場所や時間の制約を受けることなく低いコストで各自の計画について支援を行うことを可能とする技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、ユーザー端末と、前記ユーザー端末のユーザーに対しサービスを提供するサーバーと、を備える計画実行支援システムであって、前記サーバーは、被支援者の立てた計画に関する計画情報を記憶する計画記憶部と、前記計画情報を、前記被支援者が操作するユーザー端末からネットワークを介して受信し、前記計画記憶部に書き込む計画受付部と、前記計画記憶部に書き込まれた前記計画情報に基づいて、前記計画の実行を催促するために前記ユーザー端末が行うべき処理を定義した実行催促定義情報を生成し、前記ユーザー端末に送信する実行催促部と、を備え、前記ユーザー端末は、前記サーバーに対し前記計画情報を送信し、前記サーバーから前記実行催促定義情報を受信する送受信部と、受信された前記実行催促定義情報に基づいて、ユーザーに対し計画の実行を促す処理を実行する実行催促部と、を備えることを特徴とする。
本発明により、場所や時間の制約を受けることなく低いコストで精神的な自己実現が可能となる。より具体的には、場所や時間の制約を受けることなく各自の計画について支援を受けることが可能となる。
第1実施形態における計画実行支援システムのシステム構成を表すシステム構成図である。 ユーザー端末の第1実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 計画情報の構成の具体例を表す図である。 サーバーの第1実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。 計画DBが記憶するデータの概略を表す図である。 計画実行支援システムのデータ及び処理の流れを表すシーケンス図である。 計画実行支援システムのデータ及び処理の流れを表すシーケンス図である。 第2実施形態における計画実行支援システムのサーバーの機能構成を表す概略ブロック図である。 第2実施形態の計画実行支援システムの診断結果に関する処理を表すシーケンス図である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態における計画実行支援システム1のシステム構成を表すシステム構成図である。以下、計画実行支援システム1の第1実施形態について説明する。
計画実行支援システム1は、ネットワークを介して互いに通信可能に接続されたユーザー端末10及びサーバー20を備える。図1では、1台のサーバー20に対して複数台のユーザー端末10が設けられる例が示されているが、サーバー20が複数台設けられても良いし、各装置の台数は図1に示される台数に限定される必要はない。
計画実行支援システム1は、計画を立て実行することにより自らの精神的な自己実現を試みる者(以下、「被支援者」という。)によって利用されるシステムである。被支援者(ユーザー)は、ユーザー端末10を操作することによってサーバー20から計画実行支援サービスの提供を受ける。具体的には、被支援者は、精神的な自己実現を目指すために実行すべき計画(以下、単に「計画」という。)を自ら立ててそれを実行するに当たって、ユーザー端末10を介してサーバー20から計画実行支援サービスの提供を受ける。そして、被支援者は、計画実行支援サービスを受けることによって、より良い計画を立てることを実現するとともに、より確実に計画を実行することが可能となる。以下、計画実行支援システム1が備える各装置の構成について説明する。
図2は、ユーザー端末10の第1実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第1実施形態のユーザー端末10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)、メモリ、補助記憶装置、通信装置、入力装置、出力装置などを備えた情報処理装置である。ユーザー端末10は、所定のOS(オペレーティングシステム)やその他のプログラムを実行することによって、入力部11、出力部12、付加的機能部13、送受信部14、制御部15、実行催促部16を備える装置として機能する。
入力部11は、キーボードやボタンやポインティングデバイスやタッチパネルやジョグダイアル等の入力装置を用いて構成され、被支援者により操作されることによって指示やデータの入力を受け付ける。
被支援者が入力部11を操作することによってユーザー端末10に入力するデータには、例えば計画情報や属性情報などがある。図3は、計画情報の構成の具体例を表す図である。計画情報とは、被支援者が作成する計画の内容を表す情報であり、少なくとも行動計画情報を含む。また、計画情報は、行動計画情報の他にも、環境の変化を表す情報(環境変化情報)、現状分析情報、目標情報、将来の到達目標を表す到達目標情報を含むように構成されても良い。計画情報は、例えば7育それぞれに関する行動計画情報を含む。
7育とは、徳育、体育、知育、財育、遊育、家育、美育のことである。徳育とは、倫理・道徳心を育てることを示す。体育とは、健康管理ができるようになることを示す。知育とは、専門科目の学習と生き方や教養の勉強をすることを示す。財育とは、経済力を身につけることを示す。遊育とは、健全な遊び心を育てることを示す。家育とは、良い家庭を育てることを示す。美育とは、美しい生き方を育てることを示す。図3に示されるような表に基づいて、7育それぞれについての環境変化情報、現状分析情報、目標情報、行動計画情報、到達目標情報を検討することによって、被支援者は自身も分からなかった自分の内面、精神、心の動きを自分に見える形にすることが可能となる。計画受付部21は、例えば7育それぞれについての環境変化情報、現状分析情報、目標情報、行動計画情報、到達目標情報の順番で被支援者による入力を受け付けるように構成されても良い。
行動計画情報とは、被支援者が7育それぞれに関して各自の目標を達成するために実行しようと考える行動の内容を表す情報である。より具体的には、例えば体育に関する行動計画情報としては「毎朝通学時に自宅から学校までランニングをする」や「毎日午後8時に筋力トレーニング及びストレッチを行う」があり、家育に関する行動計画情報としては「親族から電話をもらった際には必ず『ありがとう』と言い、感謝の意を言葉に表す」があり、美育に関する行動計画情報としては「美しいものを一日に一つ以上見つけて写真を撮りブログにアップする」があり、その他様々な行動計画情報がある。
属性情報とは、被支援者の属性を表す情報であり、例えばメールアドレス、性別情報、年齢情報、所属情報、住居情報、職種情報等を含む。属性情報に含まれるメールアドレスは、被支援者が使用するユーザー端末10によって受信される電子メールのメールアドレスである。
出力部12は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置や、スピーカーやイヤフォン等の音声出力装置などを用いて構成され、制御部15や実行催促部16の制御に応じて画像や文字や音声を出力する。
付加的機能部13は、例えば振動を生成するためのバイブレーター装置、ユーザー端末10を携帯した被支援者の歩数を計数する歩数計数装置、などの装置を用いて構成される。
送受信部14は、通信装置を用いて構成され、制御部15の制御に応じてデータをサーバー20へ送信する。また、送受信部14はサーバー20からネットワークを介してデータを受信する。
制御部15は、入力部11を介して入力される被支援者の指示、送受信部14によって受信されるサーバー20の指示、実行催促部16からの指示などに応じて、出力部12、送受信部14、実行催促部16を制御する。
実行催促部16は、ユーザー端末10に予め実行催促プログラムがインストールされ、ユーザー端末10のCPUによって実行催促プログラムが実行されることによって実現される機能部である。実行催促部16は、サーバー20から実行催促定義情報を受信して記憶し、記憶された実行催促定義情報に基づいて以下のように動作する。実行催促部16は、ユーザー端末10の使用者である被支援者に対し、この被支援者によって作成された計画を実行するように催促するための処理を行う。具体的には、実行催促部16は、計画が実行されるべき時刻よりも前に、計画を実行することを催促するように構成されても良い。また、実行催促部16は、計画が実行されたか否かを判定し、計画が実行されていなかった場合に計画の実行を催促するように構成されても良い。
実行催促部16は、例えば、実行される時間帯や実行開始時刻の情報を計画情報が含む場合、実行される時間帯や実行開始時刻の所定時間前に計画の実行を促す内容の文字や画像や音声を出力部12から出力する。具体的には、「毎朝通学時に自宅から学校までランニングをする」という計画が被支援者によって作成されている場合は、実行催促部16は、起床から通学開始までの間の時刻で予め設定された時刻(例えば朝7時)に「今日もランニングで元気に通学しましょう」等のメッセージを出力部12に表示する。また、「毎日午後8時に筋力トレーニング及びストレッチを行う」という計画が被支援者によって作成されている場合は、実行催促部16は、午後8時の所定時間前(例えば5分前)に「今日もトレーニングを頑張りましょう」等のメッセージを出力部12に表示する。
また、実行催促部16は、実行される時間帯や実行開始時刻の情報を計画情報が含む場合、実行される時間帯や実行開始時刻の所定時間前に付加的機能部13のバイブレーターを制御して振動を生成しても良い。この場合、バイブレーターの振動によって、被支援者は計画を実行すべき時刻になったことを容易に知ることが可能となる。
また、実行される時間帯や実行開始時刻の情報を計画情報が含まない場合、実行催促部16は、予め設定された所定の時刻に計画の実行を促す内容のメッセージを出力部12に表示する。具体的には、「親族から電話をもらった際には必ず『ありがとう』と言い、感謝の意を言葉に表す」や、「美しいものを一日に一つ以上見つけて写真を撮りブログにアップする」という計画が被支援者によって作成されている場合は、実行催促部16は、例えば午前6時などの所定時刻に「今日も親族からもらった電話には『ありがとう』と伝えましょう」、「今日も一つ美しいものを発見できるように周囲を観察しましょう」等のメッセージを出力部12に表示する。以上が、計画が実行されるべき時刻よりも前に計画を実行することを催促する処理の具体例である。
また、所定のウェブサイトにアクセスしなければ実行できない計画を計画情報が含む場合、実行催促部16は、予め設定された確認時刻(例えば午後10時や翌日の0時など)に、制御部15にウェブアクセス履歴を問い合わせ、所定のウェブサイトへのアクセスが行われたか否か判定する。この判定結果において、所定のウェブサイトへのアクセスが行われていなかった場合には、実行催促部16は所定のウェブサイトへアクセスして計画を実行することを促すメッセージ(例えば、「ブログの更新が本日はまだのようです。寝る前にブログを更新しましょう。」とのメッセージ)を出力部12に表示する。
また、徒歩やランニングを行う計画を計画情報が含む場合、実行催促部16は、付加的機能部13の歩数計数装置から歩数計数の履歴情報を受け取り、予め設定された時間(例えば通学時間、より具体的には朝8時20分から50分までの30分間など)の間に所定の歩数の計数がなされたか否か判定する。この判定結果において、計数がなされていなかった場合には、実行催促部16は徒歩又はランニングの実行を促すメッセージ(例えば、「今日もサボらずランニングを頑張りましょう」とのメッセージ)を出力部12に表示する。
また、実行催促部16は、上記のように計画が実行されたか否か判定し計画が実行されていなかった場合に行う処理として、出力部12にメッセージを出力するのではなく、予め設定された被支援者の保護者(両親や兄弟など)の電話番号に自動音声による通話又は電子メールアドレスの送信によって、計画が実行されていない旨の報告を行うように構成されても良い。このように構成された場合には、実行催促部16による催促のみではなかなか計画を実行に移さない被支援者に対し、保護者から直接催促を行うことが可能となる。そのため、より確実な計画の実行を実現させることが可能となる。以上が、計画が実行されたか否かを判定し計画が実行されていなかった場合に計画の実行を催促する処理の具体例である。
図4は、サーバー20の第1実施形態の機能構成を表す概略ブロック図である。第1実施形態のサーバー20は、バスで接続されたCPU、メモリ、補助記憶装置、通信装置などを備え、計画実行支援プログラムを実行することによって計画受付部21、計画DB22、参考事例検索部23、実行催促部24、計画変更受付部25、公開部26、評価受付部27を備える装置として機能する。
計画受付部21は、ネットワークを介してユーザー端末10から計画情報及び属性情報を受信し、受信された計画情報を属性情報と対応付けて計画DB22に記録する。なお、計画受付部21は、受信された計画情報を、その計画情報を作成した被支援者の属性情報と対応付けて計画DB22に記録するように構成されていれば良く、その他の構成についてはどのように構成されても良い。例えば、計画受付部21は予め被支援者の識別情報と属性情報とを対応付けて記憶しており、ユーザー端末10からは計画情報と識別情報とを受信し、受信された識別情報に対応する属性情報に対応付けて計画情報を計画DB22に記録するように構成されても良い。このように計画受付部21が構成された場合は、ユーザー端末10は計画情報と識別情報とを送信するように構成される。
計画受付部21は、7育それぞれに関して予め複数の計画情報の候補を記憶しておき、ユーザー端末10に対して複数の計画情報の候補を提示するように構成されても良い。この場合、被支援者は、サーバー20の計画受付部21からユーザー端末10に送信された計画情報の候補の中から、自身に最も適していると考えられる計画情報を選択する。以下の説明では、計画受付部21がこのように予め複数の計画情報の候補を記憶している構成であることを前提として説明する。
計画DB22は、磁気ハードディスクや半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。図5は、計画DB22が記憶するデータの概略を表す図である。計画DB22は、計画情報と属性情報と他者評価情報と実践評価情報とを対応付けて記憶する。他者評価情報とは、計画情報が他者(被支援者と異なる者)によって評価された結果を表す情報である。実践評価情報とは、被支援者が自身の計画をどの程度実践できたか自ら評価した結果を表す情報である。被支援者は、自身の計画情報に対応する他者評価情報又は実践評価情報を参照することによって、自身の計画の内容を見直しより良い計画を立てることが可能となる。
図4に戻ってサーバー20の説明を続ける。参考事例検索部23は、ユーザー端末10から参考事例検索要求を受信する。参考事例検索要求は、参考事例検索要求の送信元となるユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報又は識別情報を含む。参考事例検索部23は、参考事例検索要求を受信すると、計画DB22を参照し、被支援者の属性情報に類似する属性情報を検索する。例えば、参考事例検索部23は、属性情報のうち性別情報、年齢情報、所属情報、住居情報、職種情報のいずれか一つ又は複数が一致する属性情報を検索する。そして、参考事例検索部23は、検索された属性情報に対応する計画情報を、参考事例情報としてユーザー端末10へ送信する。このような参考事例検索部23の動作により、被支援者は自身に似た属性情報を有する他者の計画情報を参考にし、自身の計画を立案・修正することが可能となる。また、被支援者は、単に他者の計画情報を参考とするのではなく、自身に似た属性を有する他者の計画情報を参考にすることができるため、自身に適した計画の立案・修正がより容易となる。
実行催促部24は、ユーザー端末10の実行催促部16が催促するために行うべき処理を定義した情報(実行催促定義情報)を計画情報に基づいて生成し、被支援者のユーザー端末10に対して送信する。実行催促部24は、実行催促テーブルを予め記憶しており、実行催促テーブルを参照することによって実行催促定義情報を生成する。実行催促テーブルには、複数の計画情報と、各計画情報に応じた実行催促定義情報とが対応付けられている。
例えば、「毎朝通学時に自宅から学校までランニングをする」という計画情報と、予め設定された時刻(例えば朝7時)に「今日もランニングで元気に通学しましょう」というメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報や、歩数計数の履歴情報を確認し予め設定された時間に所定の歩数の計数がなされたか否か判定し、計数がなされていなかった場合には徒歩又はランニングの実行を促すメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報などが、実行催促テーブルに予め対応付けられている。
また、例えば、「毎日午後8時に筋力トレーニング及びストレッチを行う」という計画情報と、午後8時の所定時間前(例えば5分前)に「今日もトレーニングを頑張りましょう」等のメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報とが、実行催促テーブルに予め対応付けられている。
また、例えば、「親族から電話をもらった際には必ず『ありがとう』と言い、感謝の意を言葉に表す」という計画情報と、午前6時などの所定時刻に「今日も親族からもらった電話には『ありがとう』と伝えましょう」というメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報とが、実行催促テーブルに予め対応付けられている。
また、例えば、「美しいものを一日に一つ以上見つけて写真を撮りブログにアップする」という計画情報と、午前6時などの所定時刻に「今日も一つ美しいものを発見できるように周囲を観察しましょう」等のメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報や、予め設定された確認時刻に、所定のウェブサイトへのアクセスが行われたか否か判定し、ウェブアクセスが行われていなかった場合には所定のウェブサイトへアクセスして計画を実行することを促すメッセージを出力することを定義した実行催促定義情報が、実行催促テーブルに予め対応付けられている。
計画変更受付部25は、ユーザー端末10から計画変更情報を受信する。計画変更情報は、計画情報の変更を表す情報と、計画変更情報の送信元となるユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報又は識別情報と、を含む。計画情報の変更を表す情報とは、例えば計画受付部21に予め記憶されている複数の計画情報のうち、被支援者によって新たに選択された計画情報を指す情報である。計画変更受付部25は、計画変更情報を受信すると、受信された属性情報又は識別情報に対応する計画情報を計画DB22から読み出し、受信された計画変更情報に基づいて計画情報を変更し、変更後の計画情報を計画DB22に記録する。このような計画変更受付部25の動作により、被支援者は計画DB22に既に記録されている計画情報をより良いものへ変更することが可能となる。
公開部26は、計画DB22に記録されている計画情報を他者に対して公開する。例えば、公開部26は、ユーザー端末10から計画情報公開要求を受信すると、計画情報公開要求の送信元となるユーザー端末10を使用する被支援者の計画情報を計画DB22から読み出し、予め設定されている他者のユーザー端末10に対して計画情報を送信する。この場合、計画情報の送信先となるユーザー端末10の使用者である他者に対して計画情報が公開される。
また、公開部26は、WWW(World Wide Web)サーバーとしての機能を有し、計画情報を公開するためのウェブサイト(以下、「公開サイト」という。)を制御しても良い。この場合は、ユーザー端末10を用いて公開サイトにアクセスした他者に対して計画情報が公開される。
評価受付部27は、計画情報の公開先となった他者による計画情報に関する評価情報を、ユーザー端末10から受信する。そして、評価受付部27は、受信された評価情報を他者評価情報として、評価対象となった計画情報と対応付けて計画DB22に記録する。また、評価受付部27は、計画情報の作成者である被支援者のユーザー端末10から実践評価情報を受信する。そして、評価受付部27は、受信された実践評価情報を、評価対象となった計画情報と対応付けて計画DB22に記録する。
図6及び図7は、計画実行支援システム1のデータ及び処理の流れを表すシーケンス図である。以下、図6及び図7を用いて計画実行支援システム1のデータ及び処理の流れについて説明する。
図6Aは、計画情報の登録に関する処理を表すシーケンス図である。まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し計画情報選択肢要求指示を入力する。ユーザー端末10の制御部15は、計画情報選択肢要求指示を受けて、計画情報選択肢要求を、予め設定されているサーバー20に送信する(ステップS110)。サーバー20の計画受付部21は、計画情報選択肢要求を受信すると、計画情報選択肢をユーザー端末10に送信する(ステップS112)。ユーザー端末10の制御部15は、計画情報選択肢を受信し、出力部12に表示させる。
次に、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し計画情報、属性情報又は識別情報、計画情報登録指示を入力する。このとき、被支援者は、入力部11を操作することによって、表示された計画情報選択肢の中から自身に合った計画情報を選択する。ユーザー端末10の制御部15は、計画情報登録指示を受けて、入力された計画情報と属性情報又は識別情報を、予め設定されているサーバー20に対して送信する(ステップS112)。サーバー20の計画受付部21は、計画情報と属性情報又は識別情報とを受信すると、計画情報と属性情報とを対応付けて計画DB22に記録する(ステップS113)。このとき、計画受付部21は、識別情報が受信された場合は、受信された識別情報に対応する属性情報を検索し、検索された属性情報と計画情報とを対応付けて記録する。
図6Bは、参考事例の検索に関する処理を表すシーケンス図である。まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し属性情報又は識別情報、参考事例検索指示を入力する。ユーザー端末10の制御部15は、参考事例検索指示を受けて、入力された属性情報又は識別情報を含む参考事例検索要求をサーバー20に対して送信する(ステップS120)。サーバー20の参考事例検索部23は、参考事例検索要求を受信すると、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報に類似する属性情報を検索する(ステップS121)。そして、参考事例検索部23は、検索された属性情報に対応付けて計画DB22に記録されている1又は複数の計画情報を読み出し、読み出された計画情報を参考事例としてユーザー端末10に送信する(ステップS122)。ユーザー端末10の制御部15は、参考事例を受信すると、受信された参考事例の内容を出力部12に表示させる。
図6Cは、実行催促に関する処理を表すシーケンス図である。まず、ユーザー端末10の実行催促部16は、実行催促定義情報に基づいて実行催促のタイミングであるか否かを継続的に繰り返し判定する(ステップS130)。実行催促のタイミングでない場合には(ステップS130−NO)、実行催促部16は、実行催促を行わない。一方、実行催促のタイミングである場合には(ステップS130−YES)、実行催促部16は、実行催促定義情報に基づいて、タイミングになった所定の実行催促を行う(ステップS131)。
図7Aは、計画変更に関する処理を表すシーケンス図である。まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し計画変更情報、属性情報又は識別情報、計画変更指示を入力する。ユーザー端末10の制御部15は、計画変更指示を受けて、入力された計画変更情報と属性情報又は識別情報を、予め設定されているサーバー20に対して送信する(ステップS140)。サーバー20の計画変更受付部25は、計画変更情報と属性情報又は識別情報とを受信すると、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報に対応付けられている計画情報を計画DB22から読み出す。そして、計画変更受付部25は、受信された計画変更情報に基づいて、読み出された計画情報を変更し、変更後の計画情報を計画DB22に上書きする(ステップS141)。
図7Bは、計画情報の公開及び他者による評価に関する処理を表すシーケンス図である。まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し属性情報又は識別情報、計画情報公開指示を入力する。ユーザー端末10の制御部15は、計画情報公開指示を受けて、入力された属性情報又は識別情報を含む計画情報公開要求を、予め設定されているサーバー20に対して送信する(ステップS150)。サーバー20の公開部26は、計画情報公開要求を受信すると、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報に対応する計画情報を計画DB22から読み出す。そして、予め設定されている他者のユーザー端末10(1台又は複数台)に対し、読み出された計画情報及び計画情報に付された識別情報(計画識別情報)を送信する(ステップS151)。
他者のユーザー端末10の制御部15は、サーバー20から計画情報及び計画識別情報を受信すると、受信された計画情報を出力部12に表示する。他者は、表示された計画情報を参照し、入力部11を操作してこの計画情報に対する評価、自身の属性情報又は識別情報、評価送信指示をユーザー端末10に入力する。制御部15は、評価送信指示を受けて、入力された評価の内容、他者の属性情報又は識別情報、計画識別情報を含む評価情報を生成し、生成された評価情報を予め設定されているサーバー20へ送信する(ステップS152)。サーバー20の評価受付部27は、評価情報を受信すると、属性情報又は識別情報と計画識別情報に基づいて、受信された評価情報が、計画情報を立てた被支援者自身による評価情報であるか、他者による評価情報であるか判定する。そして、他者による評価情報である場合には、受信された評価情報を他者評価情報として計画DB22に記録する(ステップS153)。なお、評価受付部27が他者からの評価情報であるか被支援者本人からの評価情報であるかを判定する方法は、上記のように評価情報とともに送信される属性情報又は識別情報に基づく方法に限定されない。例えば、ユーザーID等の識別情報に基づいた認証後にログインできるウェブサイト上で評価情報の送信を受け付けることによって、ログイン時の識別情報に基づいて評価受付部27が判定を行っても良い。
図7Cは、実践評価情報の登録に関する処理を表すシーケンス図である。まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作して自身の計画情報に対する評価、自身の属性情報又は識別情報、計画識別情報、評価送信指示をユーザー端末10に入力する。制御部15は、評価送信指示を受けて、入力された評価の内容、属性情報又は識別情報、計画識別情報を含む評価情報を生成し、生成された評価情報を予め設定されているサーバー20へ送信する(ステップS160)。サーバー20の評価受付部27は、評価情報を受信すると、属性情報又は識別情報と計画識別情報に基づいて、受信された評価情報が、計画情報を立てた被支援者自身による評価情報であるか、他者による評価情報であるか判定する。そして、被支援者自身による評価情報である場合には、受信された評価情報を実践評価情報として計画DB22に記録する(ステップS161)。なお、上述したように、評価受付部27が他者からの評価情報であるか被支援者本人からの評価情報であるかを判定する方法は、評価情報とともに送信される属性情報又は識別情報に基づく方法に限定されない。
このように構成された計画実行支援システム1では、被支援者は、ユーザー端末10を用いることによって、場所や時間の制約を受けることなく精神的な自己実現を行うための支援を受けることが可能となる。例えば、自身のたてた計画情報が公開部26によって他者に公開されることによって、他者からの評価を得ることが可能となる。そのため、他者からの評価に基づいて、より良い計画を立てることが可能となる。また、実行催促部16が出力部12にメッセージを表示するなどして、計画を実行することを被支援者に対し催促する。そのため、被支援者は忘れることなく計画を確実に実行することが可能となる。また、計画が実行されていなかった場合には実行催促部16が計画の実行を催促する。そのため、被支援者は上記と同様に忘れることなく計画を確実に実行することが可能となる。
また、計画実行支援システム1では、支援を行う者が講義を行うことによって支援が実現されるのではなく、ユーザー端末10が被支援者の一日の生活の中の大部分において支援を行う。そのため、被支援者に対し成果が出るまでの時間を短縮することが可能となる。より具体的には、ユーザー端末10が被支援者の携帯電話機や携帯用ゲーム機や携帯用パーソナルコンピューターや腕時計など、被支援者によって携帯される装置に実装されることが望ましい。
また、計画実行支援システム1では、図3に示されるような表が用いられる。図3に示される表を用いることによって、被支援者が自信の状況を7育という様々な観点から分析をし、問題点の存在を確認し、確認された問題点に応じて立てた行動計画によって自己実現が図られる。そのため、被支援者はこのような分析を実行することによって、事象の本質的部分を理解する能力を向上させ、学習能力が高まるという効果を奏する。
<変形例>
実行催促部16は、サーバー20から受信する実行催促定義情報に基づいて動作するのではなく、入力部11から被支援者によって入力された計画情報に基づいて自ら実行催促定義情報を生成することによって動作するように構成されても良い。
また、上記の実行催促部24は、計画受付部21が予め複数の計画情報を記憶している場合の構成であるため、計画情報に対応する実行催促テーブルを予め記憶していた。これに対し、計画受付部21が予め複数の計画情報を記憶していない場合には、実行催促部24は、人工知能や人工無能の機能に基づいて動作することによって、任意の計画情報ごとに、その実行を促すメッセージや出力のタイミングを実行催促定義情報として定義するように構成されても良い。
また、被支援者は所定のグループに属するように設定されても良い。この場合、上記の計画DB22は、属性情報、計画情報、他者評価情報、実践評価情報に加えて、グループ識別情報を対応付けて記憶するように構成される。グループ識別情報とは、各属性情報に対応する被支援者が属するグループを一意に識別するための情報(例えばID)である。このように構成された計画DB22を備えるサーバー20の公開部26は、計画情報公開要求を受信した場合(図7(B)のS150)、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者と同一のグループに属する他者のユーザー端末10(1台又は複数台)に対し、計画情報及び計画情報に付された識別情報(計画識別情報)を送信する。このように構成されることによって、被支援者は、自身と同じグループに属する人間(他者)から生の声として評価を得ることができる。そのため、同一のグループ内の人間同士で評価を行うのみならず、励まし合いや助け合いによる精神的な支えを得ることができ、独りで計画の実行を目指すよりもより確実に計画の実行に向けての行動を継続することが可能となる。
また、実行催促部16は、上記のように計画が実行されたか否か判定し計画が実行されていなかった場合に行う処理として、出力部12にメッセージを出力するのではなく、被支援者と同一のグループに属する他者のユーザー端末10に対し、電子メールアドレスの送信によって、計画が実行されていない旨の報告を行うように構成されても良い。このような機能によっても、励まし合いや助け合いによる精神的な支えを得ることができ、独りで計画の実行を目指すよりもより確実に計画の実行に向けての行動を継続することが可能となる。
[第2実施形態]
図8は、第2実施形態における計画実行支援システム1のサーバー20の機能構成を表す概略ブロック図である。第2実施形態における計画実行支援システム1は、サーバー20の機能構成が第1実施形態と異なり、ユーザー端末10の機能構成は第1実施形態と同一である。そのため、ユーザー端末10についての説明は省略する。
第2実施形態では、計画情報は、行動計画情報に加えて現状分析情報を含む。現状分析情報とは、被支援者が自身の現状を分析した結果を表す情報であり、ユーザー端末10に入力される情報である。例えば、知育に関する現状分析情報として「大学における勉学については、一夜漬けの勉強で、過去問中心にテストの点数を取ることを目的としている」があり、徳育に関する現状分析情報として「『ありがとうございます』という言葉など言ったことがない」があり、体育に関する現状分析情報として「特に運動はしていない」がある。
行動分析情報は7育それぞれについて予め複数の選択肢が用意されており、計画受付部21は、行動分析情報の選択肢をユーザー端末10に送信する。ユーザー端末10は、受信された行動分析情報の選択肢の中から、自身の現状分析結果に最も近いものを選択する。
第2実施形態のサーバー20は診断部28をさらに備える点で第1実施形態のサーバー20と異なる。診断部28は、計画受付部21によって計画DB22に登録された計画情報に含まれる現状分析情報について診断を行い、診断結果をユーザー端末10に送信する。具体的には、診断部28は、現状分析情報の各選択肢に対応する診断結果を記憶しており、計画DB22に登録されている現状分析情報に対応する診断結果をユーザー端末10に送信する。例えば、「大学における勉学については、一夜漬けの勉強で、過去問中心にテストの点数を取ることを目的としている」という現状分析情報に対しては、「このままだと、大学で本当の学習は出来ません。ただ、単位は取得して合格して卒業は出来ましょう。しかし、何のために大学に入学したのかという真の意義がわからないままになります。殆ど大学で学習する意味が分からないまま卒業することになりましょう。しかも、実社会に出ますと、大変厳しい評価を受け、いい仕事が出来ずに一生涯に亘って浮かばれない人生を送ることになりましょう。」という診断結果を診断部28は記憶している。また、例えば、「『ありがとうございます』という言葉など言ったことがない」という現状分析情報に対しては、「あなたは人間にとって一番大切な感謝と報恩の心を持っていません。あなたは大学に入学していますが、自分の力で入学したのではないのです。ご両親から、或いは奨学金を貰っているにしても、奨学金制度のおかげで入学できているのです。また、あなたは健康で、元気に大学生活を過ごしていますが、その健康そのものも、ご両親を始め、多くの人々から支えられて健康で生きているのです。大学に入学していますので、頭も良い方なのでしょう。感謝の心は持っておられるかもしれませんが、感謝の心を持っているだけでは、感謝の気持ちを持たないのと同じなのです。『ありがとうございます』という単純な言葉を少なくとも一日10回位は発語(はつご)しなければ、つまり口に出して言わなければ、あなたの感謝の気持ちは他の人には通じないのです。また、人のためになることをやらねばならぬとも考えたこともないようです。感謝の報恩の心がけがない人は、人から尊敬も受けません。家族の中ですら人間関係がうまくいきません。人間関係がうまくいかない人には、明るく楽しい人生は訪れないのです。」という診断結果を診断部28は記憶している。
図9は、第2実施形態の計画実行支援システム1の診断結果に関する処理を表すシーケンス図である。以下、図9を用いて計画実行支援システム1のデータ及び処理の流れについて説明する。
まず、被支援者がユーザー端末10の入力部11を操作することによってユーザー端末10に対し属性情報又は識別情報、診断結果要求指示を入力する。ユーザー端末10の制御部15は、診断結果要求指示を受けて、入力された属性情報又は識別情報を含む診断結果要求をサーバー20に対して送信する(ステップS210)。サーバー20の診断部28は、診断結果要求を受信すると、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者の属性情報に対応する現状分析情報を計画DB22から検索する。次に、検索された現状分析情報に対応する診断結果を検索する(ステップS211)。そして、診断部28は、検索された診断結果をユーザー端末10に送信する(ステップS212)。ユーザー端末10の制御部15は、診断結果を受信すると、受信された診断結果の内容を出力部12に表示させる。
このように構成された計画実行支援システム1では、被支援者は、自身の現状分析に対して診断部28による診断を受けることが可能となる。従って、被支援者は自信の現状分析に対する診断に基づいて、より自身に適した行動計画を検討することが可能となる。
<変形例>
診断部28は、さらに行動分析情報の各選択肢に対応するアドバイスを記憶しており、計画DB22に登録されている現状分析情報に対応するアドバイスをユーザー端末10に送信するように構成されても良い。例えば、診断部28は、「大学における勉学については、一夜漬けの勉強で、過去問中心にテストの点数を取ることを目的としている」という現状分析情報に対しては、「今から、『自己実現ワンダーランド』に出かけて、本当の『自己実現のやり方』を学習しましょう。」というアドバイスを対応付けて記憶している。また、診断部28は、「『ありがとうございます』という言葉など言ったことがない」という現状分析情報に対しては、「このシステムの中で「徳育」の具体化の中から、3つを選んで、毎日生活のなかで実践するプランを作ってください。」というアドバイスを対応付けて記憶している。
また、第2実施形態においても、被支援者は所定のグループに属するように設定されても良い。この場合、上記の計画DB22は、上述した第1実施形態の変形例と同様に構成される。このように構成された計画DB22を備えるサーバー20の診断部28は、診断結果要求を受信した場合(図9のS210)、送信元となったユーザー端末10を操作する被支援者と同一のグループに属する他者のユーザー端末10(1台又は複数台)に対し、送信元となった被支援者の現状分析情報を送信するように構成されても良い。この場合、同一のグループに属する他者のユーザー端末10は、受信された現状分析情報を表示し、他者は現状分析情報を閲覧して意見、批判、感想、アドバイスなどを入力する。他者のユーザー端末10は、入力された意見、批判、感想、アドバイスなどをサーバー20へ返信する。そして、サーバー20は、診断結果として、他者のユーザー端末10から送られてきた意見、批判、感想、アドバイスなどを、被支援者のユーザー端末10(診断結果要求の送信元)へ送信する。このように構成されることによって、被支援者は、サーバー20の機械装置によって生成された診断結果ではなく、自身と同じグループに属する生身の人間(他者)から生の声として診断結果を得ることができる。そのため、励まし合いや助け合いによる精神的な支えを得ることができ、独りで計画の実行を目指すよりもより確実に計画の実行に向けての行動を継続することが可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…計画実行支援システム, 11…入力部, 12…出力部, 13…付加的機能部, 14…送受信部, 15…制御部, 16…実行催促部, 21…計画受付部, 22…計画DB22…参考事例検索部, 24…実行催促部, 25…計画変更受付部, 26…公開部, 27…評価受付部, 28…診断部

Claims (1)

  1. ユーザー端末と、前記ユーザー端末のユーザーに対しサービスを提供するサーバーと、を備える計画実行支援システムであって、
    前記サーバーは、
    被支援者の立てた計画に関する計画情報を記憶する計画記憶部と、
    前記計画情報を、前記被支援者が操作するユーザー端末からネットワークを介して受信し、前記計画記憶部に書き込む計画受付部と、
    前記計画記憶部に書き込まれた前記計画情報に基づいて、前記計画の実行を催促するために前記ユーザー端末が行うべき処理を定義した実行催促定義情報を生成し、前記ユーザー端末に送信する実行催促部と、を備え、
    前記ユーザー端末は、
    前記サーバーに対し前記計画情報を送信し、前記サーバーから前記実行催促定義情報を受信する送受信部と、
    受信された前記実行催促定義情報に基づいて、ユーザーに対し計画の実行を促す処理を実行する実行催促部と、を備える
    ことを特徴とする計画実行支援システム。
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