JP2011117624A - プレート式熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】水などの被加熱流体の温度制御をより正確に行うことのできるプレート式熱交換器を提供することを課題とする。
【解決手段】水を冷媒により加熱するプレート式熱交換器であって、水が流れる第1流路22が上面に形成されるとともに、第1流路22に水を供給する第1供給口23及び第1流路22内を流れた水を排出する第1排出口24が形成された第1伝熱プレート2と、冷媒が流れる第2流路32が上面に形成されるとともに、第2流路32に冷媒を供給する第2供給口33及び第2流路32内を流れた冷媒を排出する第2排出口34が形成された第2伝熱プレート3と、を備えている。第1伝熱プレート2と第2伝熱プレート3とは、交互に複数積層されており、積層方向両端部に位置する第1伝熱プレート2aは、第1流路22内を流れる水の流量を規制する邪魔板27を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プレート式熱交換器に関するものである。
一般的にプレート式熱交換器は、被加熱流体である水を流す流路が形成された第1伝熱プレートと、冷媒を流す流路が形成された第2伝熱プレートとを複数交互に積層し、各伝熱プレートの流路に流す水と冷媒との間で熱交換を行わせるように構成されている(例えば特許文献1参照)。そして、冷媒からの熱を漏らさずに最大限受け取るよう、積層方向両端部には、水が流れる第1伝熱プレートが配置されている。
このような構成を有するプレート式熱交換器によれば、伝熱面積を増加するためには伝熱プレート枚数を増やすことで対応することができ、また、この伝熱プレート枚数が増えても流路内を流れる冷媒や水の流れの抵抗はほとんど増えることがないため、容易に伝熱能力や伝熱効率を向上させることができるというメリットがある。
特開平5−126478号公報
しかしながら、上述したプレート式熱交換器は、積層方向両端部の第1伝熱プレートは1つの第2伝熱プレートにしか隣接していないが、積層方向両端部以外(以下、積層方向中間部と称する)の第1伝熱プレートは2つの第2伝熱プレートに隣接している。このため、積層方向両端部の第1伝熱プレートの流路を流れる水と、積層方向中間部の第1伝熱プレートの流路を流れる水とはその受け取る熱量が異なる。その結果、積層方向両端部の第1伝熱プレートにて熱交換を行った水の温度と、積層方向中間部の第1伝熱プレートにて熱交換を行った水の温度とは異なってしまい、プレート式熱交換器によって熱交換を行った全体としての水の温度の制御が困難となるといった問題がある。このため、給湯温度の制御が重要である給湯機では、二重管式の熱交換器を使用せざるを得なく、プレート式熱交換器は上述したような利点があるにも関わらず使用されていなかった。
そこで本発明に係るプレート式熱交換器は、被加熱流体の温度制御をより正確に行うことのできるプレート式熱交換器を提供することを目的とする。
本発明に係る第1のプレート式熱交換器は、被加熱流体を冷媒により加熱するプレート式熱交換器であって、被加熱流体が流れる第1流路が一方面に形成されるとともに、前記第1流路に被加熱流体を供給する第1供給口及び前記第1流路内を流れた被加熱流体を排出する第1排出口が形成された第1伝熱プレートと、冷媒が流れる第2流路が一方面に形成されるとともに、前記第2流路に冷媒を供給する第2供給口及び前記第2流路内を流れた冷媒を排出する第2排出口が形成された第2伝熱プレートと、を備え、前記第1伝熱プレートと第2伝熱プレートとは、交互に複数積層されており、積層方向両端部に位置する第1伝熱プレートは、第1流路内を流れる被加熱流体の流量を規制する流量規制手段を有する。
このプレート式熱交換器によれば、以下のような効果を得ることができる。すなわち、積層方向両端部における第1伝熱プレートの第1流路内を流れる水の流量は、流量規制手段によって規制されるために積層方向中間部における第1伝熱プレートの第1流路内を流れる水の流量よりも少ない。このように、積層方向両端部における第1伝熱プレートでは、冷媒から受け取る熱量は小さいが、第1流路内を流れる水の流量も少ないため、単位当たりの水が受け取る熱量の差が小さくなり、積層方向両端部における第1伝熱プレートの第1排出口から排出される水の温度と、積層方向中間部における第1伝熱プレートの第1排出口から排出される水の温度との差も小さくなる。このため、このプレート式熱交換器にて熱交換を行った水の温度をより正確に制御することが可能となり、この結果、給湯機にも使用することができる。
また、本発明に係る第2のプレート式熱交換器1の被加熱流体を冷媒により加熱するプレート式熱交換器であって、被加熱流体が流れる第1流路が一方面に形成されるとともに、冷媒が流れる第2流路が他方面に形成され、前記第1流路に被加熱流体を供給する第1供給口、前記第1流路内を流れた被加熱流体を排出する第2排出口、前記第2流路に冷媒を供給する第2供給口、及び前記第2流路内を流れた冷媒を排出する第2排出口が形成された、第3伝熱プレートと、少なくとも前記第1流路及び第2流路を覆うことのできる大きさに形成されたセパレータと、を備え、前記第3伝熱プレートは、前記一方面が同一方向を向くよう、前記セパレータを介して複数積層されており、積層方向端部であって前記一方面が外側を向くよう配置された第3伝熱プレートは、第1流路内を流れる被加熱流体の流量を規制する流量規制手段を有する。
このプレート式熱交換器によれば、以下のような効果を得ることができる。すなわち、積層方向端部であって一方面が外側を向くよう配置された第3伝熱プレートの第1流路内を流れる水が受け取る熱量は、他の第3伝熱プレートを流れる水が受け取る熱量よりも少ない。しかし、積層方向端部の第3伝熱プレートは、流量規制手段によって第1流路内を流れる水の流量を規制しているため、第1流路内を流れる水の流量は他の第3伝熱プレートを流れる水の流量よりも少ない。よって、積層方向端部の第3伝熱プレートを流れる水の温度と、他の第3伝熱プレートを流れる水の温度との差は小さくなり、このプレート式熱交換器にて熱交換を行った水の温度をより正確に制御することが可能となって、給湯機にも使用することができる。
上記プレート式熱交換器は種々の構成をとることができるが、例えば上記流量規制手段は、第1流路へと流れる被加熱流体の流れを阻害するよう、第1供給口周辺に形成された邪魔板により構成することができる。
また、上記邪魔板は、第1排出口と対向する領域に形成されており、前記第1流路と同じ高さを有するような構成にすることもできる。
また、上記第1のプレート式熱交換器において、上記流量規制手段を、邪魔板により構成するのではなく、積層方向両端部における第1伝熱プレートの第1流路の深さを他の第1伝熱プレートの第1流路よりも浅くすることにより構成することもできる。
また、上記第2のプレート式熱交換器において、上記流量規制手段は、邪魔板により構成するのではなく、積層方向端部における第1伝熱プレートの第1流路の深さを他の第1伝熱プレートの第1流路よりも浅くすることにより構成することもできる。
本発明に係るプレート式熱交換器によれば、被加熱流体の温度制御をより正確に行うことができる。
図1は本発明に係るプレート式熱交換器の実施形態を示す斜視図である。 図2は本実施形態に係る第1伝熱プレートの平面図である。 図3は本実施形態に係る第2伝熱プレートの平面図である。 図4は本実施形態に係る積層方向両端部における第1伝熱プレートの平面図である。 図5は積層方向両端部における第1伝熱プレートの別の実施形態を示す平面図である。 図6は積層方向両端部における第1伝熱プレートのさらに別の実施形態を示す平面図である。 図7は本発明に係るプレート式熱交換器の別の実施形態を示す斜視図である。 図8は別の実施形態に係る第3伝熱プレートの平面図である。 図9は別の実施形態に係る第3伝熱プレートの底面図である。
以下、本発明に係るプレート式熱交換器の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、プレート式熱交換器1は、第1伝熱プレート2及び第2伝熱プレート3が交互に複数枚積層されており、この積層された複数の第1伝熱プレート2及び第2伝熱プレート3の周囲を断熱材4によって覆うことで構成されている。なお、この断熱材4としては、発泡ウレタンやグラスウールなどを使用することができる。また、図中の矢印Aは水の流れる向きを示し、矢印Bは冷媒の流れる向きを示している。
図2に示すように、第1伝熱プレート2は、板状の伝熱プレート本体21から構成されており、この本体21の上面には被加熱流体である水を流すための第1流路22が形成されている。この第1流路22は、伝熱プレート本体21の上面に凹部を形成することで構成されている。また、第1流路22に水を供給するための第1供給口23及び第1流路22内を流れた水を排出するための第1排出口24が、伝熱プレート本体21を貫通するように形成されている。なお、この第1供給口23は第1流路22内の左上に形成され、第1排出口24は流路内の右下に形成されており、第1流路22内に供給された水は、図2中の矢印Aが示すように左上から右下へと流れる。また、各第2伝熱プレート3へ送られる冷媒が当該第1伝熱プレート2を通過するための第1貫通孔25や、各第2伝熱プレート3から排出される冷媒が当該第1伝熱プレート2を通過するための第2貫通孔26が、第1流路22の外部において伝熱プレート本体21に形成されている。なお、第1伝熱プレート2の材質としては、銅やステンレスなどを使用することができる。
図3に示すように、第2伝熱プレート3は、流路内に水ではなく冷媒を流す点や、その冷媒が流れる向きが反対な点を除いて、上述した第1伝熱プレート2とほぼ同様の構成となっている。すなわち、第2伝熱プレート3は、板状の伝熱プレート本体31から構成されており、その上面に凹部を形成することで冷媒を流すための第2流路32が形成されている。そして、冷媒を第2流路32内に供給するための第2供給口33及び第2流路32内の冷媒を排出するための第2排出口34が第2流路32内に形成されており、第2流路32内の冷媒は図3中の矢印Bが示すように右上から左下へと流れる。また、各第1伝熱プレート2へ送られる水が当該第2伝熱プレート3を通過するための第3貫通孔35や、各第1伝熱プレート2から排出される水が当該第2伝熱プレート3を通過するための第4貫通孔36が形成されている。なお、第2伝熱プレート3の材質は、上記第1伝熱プレートと同様のものを挙げることができる。
上述したような第1伝熱プレート2及び第2伝熱プレート3が交互に複数積層されることでプレート式熱交換器1が構成されている。このように各第1及び第2伝熱プレート2,3が積層された状態では、各第1供給口23と各第3貫通孔35とが,各第1排出口24と各第4貫通孔36とが,各第2供給口33と各第1貫通孔25とが,各第2排出口34と各第2貫通孔26とが、それぞれ整列してその中を水や冷媒が流通する。
このように構成されたプレート式熱交換器1の積層方向両端部、すなわち上端部及び下端部には、第2伝熱プレート3ではなく第1伝熱プレート2が配置される。これは、冷媒からの熱を最大限漏らさずに受け取るためである。この積層方向両端部に配置される第1伝熱プレート2aは、積層方向両端部以外(以下、積層方向中間部と称する)に配置される第1伝熱プレート2と異なる構成となっている。すなわち、積層方向中間部における第1伝熱プレート2は上述した通りの構成であるが、積層方向両端部における第1伝熱プレート2aは、図4に示すように、第1供給口23の周辺部を囲むような壁状の邪魔板27が形成されている。この邪魔板27は、その高さが流路の深さの約30〜80%程度となっている。この邪魔板27は、水が第1流路22に入る際の抵抗となり水の流量が低減されるように構成されている。なお、邪魔板27の内周縁と第1供給口23の周縁との距離は、特に限定されるものではないが、0〜30mmであることが好ましい。
次に、上述したプレート式熱交換器1の作用について図1〜図4を参照しつつ説明する。
まず、被加熱流体である水を、各第1供給口23及び各第3貫通孔35に連通する第1供給ノズル5から導入する。また、これと同時に、予めヒートポンプなどによって加熱された冷媒を、各第2供給口33及び各第1貫通孔25と連通する第2供給ノズル6から導入する。
このように第1供給ノズル5から導入された水は、各第3貫通孔35内を通ることで各第2伝熱プレート3を通過し、各第1伝熱プレート2の各第1供給口23から各第1流路22内へと供給される。また同様に、第2供給ノズル6から導入された冷媒は、各第1貫通孔25を通ることで各第1伝熱プレート2を通過して、各第2伝熱プレート3の各第2供給口33から各第2流路32内へ供給される。
各第1伝熱プレート2に供給された水は第1流路22内を左から右へ流れ、各第2伝熱プレート3に供給された冷媒は第2流路32内を右から左へ流れる。このように、第1伝熱プレート2の第1流路22を流れる水と、第2伝熱プレート3の第2流路32を流れる冷媒とは、それぞれ対向する向きに流れる。そして、これら水が流れる第1伝熱プレート2と、冷媒が流れる第2伝熱プレート3とは、交互に積層されているため、各伝熱プレート本体21,31を介して水と冷媒とが熱交換を行い、予めヒートポンプなどによって加熱された冷媒によって水が加熱される。
このように各第1伝熱プレート2における第1流路22内を流れた間に加熱されて温度が上昇した水は、第1排出口24から排出されて、各第1排出口24及び各第4貫通孔36と連通する第1排出ノズル7から排出される。また同様に、各第2伝熱プレート3における第2流路32を流れた間に水を加熱することで温度が低下した冷媒は、第2排出口34から排出されて、各第2排出口34及び各第2貫通孔26と連通する第2排出ノズル8から排出される。
以上のように水と冷媒とが熱交換を行うことにより水が加熱されるが、積層方向中間部における第1伝熱プレート2の第1流路22内を流れる水は、上側及び下側に第2伝熱プレート3が配置されているため、上側及び下側の2つの第2伝熱プレート3の第2流路32を流れる冷媒から加熱される。これに対して、積層方向両端部における第1伝熱プレート2aの第1流路22を流れる水は、上側又は下側のどちらかにしか第2伝熱プレート3が配置されていないため、1つの第2伝熱プレート3の第2流路32を流れる冷媒のみによって加熱される。しかし、積層方向両端部における第1伝熱プレート2aの第1流路22内を流れる水の流量は、邪魔板27が形成されているために積層方向中間部における第1伝熱プレート2の第1流路22内を流れる水の流量よりも少ない。このように、積層方向両端部における第1伝熱プレート2の第1流路22内を流れる水は、冷媒から受け取る熱量は小さいが、第1流路22内を流れる水の流量も少ないため、第1排出口24から排出される水の温度は、積層方向中間部における第1伝熱プレート2の第1排出口24から排出される水の温度とほぼ同じとなる。このため、このプレート式熱交換器1において加熱された水の温度をより正確に制御することが可能となり、ひいてはこのプレート式熱交換器1を給湯機に使用することができ、この場合の給湯温度をより正確に制御することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、積層方向両端部に配置された第1伝熱プレート2aは邪魔板27を有していたが、この邪魔板27は、流路に流れ込む水の流量を規制することができるものであれば、その形状は特に限定されるものではない。例えば、図5に示すように、第1供給口23の周辺に断続的に邪魔板27を形成することもできる。この場合、各邪魔板27の高さは第1流路22の深さと同じとすることもできる。また、図6に示すように、第1供給口23の周辺において第1排出口24と対向する領域に第1流路22の深さと同じ高さを有する邪魔板27を形成するような構成とすることもできる。これにより、第1供給口23からの水は、一旦第1排出口24とは反対方向に供給されてから第1排出口24に向かうような流れとなる。これにより、第1流路22内を流れる水の流量を規制するだけでなく均一な流量で流すことができるというメリットがある。また、この場合は、第1供給口23の残りの周辺に断続的に邪魔板27を形成したり、第1流路22の深さよりも低い高さを有する邪魔板27を形成することができる。
また、積層方向両端部の第1伝熱プレート2aの第1流路22内を流れる水の流量を規制するための流量規制手段は、上述した邪魔板27だけに限定されるものではない。例えば、積層方向両端部に配置された第1伝熱プレート2aの第1流路22の深さを積層方向中間部の第1伝熱プレート2の第1流路22の深さよりも浅くすることで、第1伝熱プレート2aの第1流路22を流れる水の流量を積層方向中間部の第1伝熱プレート2の第1流路22内を流れる水の流量よりも少なくすることができる。なお、この積層方向両端部の第1伝熱プレート2aの第1流路22の深さは、積層方向中間部の第1伝熱プレート2の第1流路22の深さの30〜80%とすることが好ましい。
また、被加熱流体と冷媒との伝熱面積を増やすために、第1伝熱プレート2や第2伝熱プレート3の第1流路22,32の底面の少なくとも一部を凹凸面に形成してもよく、例えば波状に形成することができる。
また、上記被加熱流体は、水に限定されるものではなく、例えば、CO2やHFC等の冷媒や、ブライン(不凍液)などであっても、上記実施形態のプレート式熱交換器1に適用可能である。
また、図7に示すような、間にセパレータ10を介在させて第3伝熱プレート9を複数積層することによって構成したプレート式熱交換器1であってもよい。図8及び図9に示すように、この第3伝熱プレート9は、上面(一方面)には被加熱流体である水が流れる第1流路22が形成されており(図8参照)、下面(他方面)には冷媒が流れる第2流路32が形成されている(図9参照)。そして、第1流路22に水を供給するための第1供給口23及び第1流路22内を流れた水を排出するための第1排出口24が第1流路22内に形成されている。また、第2流路32に冷媒を供給するための第2供給口33及び第2流路32内を流れた冷媒を排出するための第2排出口34が第2流路32内に形成されている。なお、セパレータ10は、第3伝熱プレート9とほぼ同じ大きさを有する板状であり、例えば、銅などのような熱伝達率の高い材料で形成されている。
このような第3伝熱プレート9及びセパレータ10を交互に複数積層することでプレート式熱交換器1を構成する。なお、各第3伝熱プレート9は、第1流路22が形成された上面が上を向くよう配置されている。そして、積層方向上端に配置された第3伝熱プレート9aは、上記実施形態にて説明したような種々の形状の邪魔板27が形成されている(図4〜図6参照)。この邪魔板27が流量規制手段に相当する。また、上記実施形態と同様に、邪魔板27ではなく、積層方向上端に配置された第3伝熱プレート9aの上面に形成された第1流路22の深さを他の第3伝熱プレート9の第1流路22の深さよりも浅くすることで、第3伝熱プレート9aの第1流路22を流れる水の流量を少なくすることもできる。
1 プレート式熱交換器
2 第1伝熱プレート
22 第1流路
23 第1供給口
24 第1排出口
27 邪魔板(流量規制手段)
3 第2伝熱プレート
32 第2流路
33 第2供給口
34 第2排出口
9 第3伝熱プレート
10 セパレータ

Claims (6)

  1. 被加熱流体を冷媒により加熱するプレート式熱交換器であって、
    被加熱流体が流れる第1流路が一方面に形成されるとともに、前記第1流路に被加熱流体を供給する第1供給口及び前記第1流路内を流れた被加熱流体を排出する第1排出口が形成された第1伝熱プレートと、
    冷媒が流れる第2流路が一方面に形成されるとともに、前記第2流路に冷媒を供給する第2供給口及び前記第2流路内を流れた冷媒を排出する第2排出口が形成された第2伝熱プレートと、を備え、
    前記第1伝熱プレートと第2伝熱プレートとは、交互に複数積層されており、
    積層方向両端部に位置する第1伝熱プレートは、第1流路内を流れる被加熱流体の流量を規制する流量規制手段を有する、プレート式熱交換器。
  2. 被加熱流体を冷媒により加熱するプレート式熱交換器であって、
    被加熱流体が流れる第1流路が一方面に形成されるとともに、冷媒が流れる第2流路が他方面に形成され、前記第1流路に被加熱流体を供給する第1供給口、前記第1流路内を流れた被加熱流体を排出する第2排出口、前記第2流路に冷媒を供給する第2供給口、及び前記第2流路内を流れた冷媒を排出する第2排出口が形成された、第3伝熱プレートと、
    少なくとも前記第1流路及び第2流路を覆うことのできる大きさに形成されたセパレータと、を備え、
    前記第3伝熱プレートは、前記一方面が同一方向を向くよう、前記セパレータを介して複数積層されており、
    積層方向端部であって前記一方面が外側を向くよう配置された第3伝熱プレートは、第1流路内を流れる被加熱流体の流量を規制する流量規制手段を有する、プレート式熱交換器。
  3. 前記流量規制手段は、前記第1流路へと流れる被加熱流体の流れを阻害するよう、前記第1供給口周辺に形成された邪魔板により構成された、請求項1又は2に記載のプレート式熱交換器。
  4. 前記邪魔板は、前記第1排出口と対向する領域に形成されており、前記第1流路と同じ高さを有する、請求項3に記載のプレート式熱交換器。
  5. 前記流量規制手段は、前記積層方向両端部における第1伝熱プレートの第1流路の深さを他の第1伝熱プレートの第1流路よりも浅くすることにより構成された、請求項1に記載のプレート式熱交換器。
  6. 前記流量規制手段は、前記積層方向端部における第1伝熱プレートの第1流路の深さを他の第1伝熱プレートの第1流路よりも浅くすることにより構成された、請求項2に記載のプレート式熱交換器。
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